JPH06189U - アームレスト付きシート - Google Patents

アームレスト付きシート

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JPH06189U
JPH06189U JP4071792U JP4071792U JPH06189U JP H06189 U JPH06189 U JP H06189U JP 4071792 U JP4071792 U JP 4071792U JP 4071792 U JP4071792 U JP 4071792U JP H06189 U JPH06189 U JP H06189U
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JP
Japan
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armrest
mounting portion
seat
armrests
seat back
Prior art date
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Pending
Application number
JP4071792U
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English (en)
Inventor
浩志 吉牟田
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INTERNATIONAL TEST & ENGINEERING SERVICES CO., LTD.
Original Assignee
INTERNATIONAL TEST & ENGINEERING SERVICES CO., LTD.
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Publication date
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Publication of JPH06189U publication Critical patent/JPH06189U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートバックの両側に設けたアームレストを
上下に高さ変更できると共に、左右幅方向にも変位でき
て、本来のアームレストとしての利用と、着座者の腰部
や大腿部を抑えるサイドサポートとしての利用とが、選
択的にそれぞれ最適な状態にできる便利なアームレスト
付きシートを提供することにある。 【構成】 シートバック2の側部の略中間高さにアーム
レスト取付部6を設け、この取付部6にアームレスト8
を脱着可能に係合して前方に向け突出する状態に設ける
と共に、シートバック2の側部のアームレスト取付部6
よりも低く且つシートバック2のセンター側に寄った位
置にアームレスト取付部6と同様のサイドサポート取付
部7を設け、アームレスト8を必要に応じアームレスト
取付部6とサイドサポート取付部7とのどちらかに選択
的に係合して設置し得る構成としたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主に自動車等の車両用シートとして利用されるアームレスト付きシ ートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のアームレスト付きシートとしては、例えば実開昭63−112 849号公報に示されているようなものがある。これはシートバックの両側部に 係合穴を有するアームレスト取付部を設け、この取付部の係合穴に係脱可能な角 棒状の係合子をそれぞれ持つ左右一対のアームレストを係合して設けた構成で、 且つその左右のアームレストの係合子が該アームレストの上下幅方向に偏った位 置に設けられて、それら両アームレストを左右交換(上下反転)してシートバッ クの両側取付部に係合させれば、該アームレストの高さを、前記係合子の偏心寸 法分、上下に変更できるようになっている。
【0003】 また、別なアームレスト付きシートとして、実開昭59−120951号公報 に示されているようなものがある。これはシートバックの両側に支持パイプを設 け、これら支持パイプにそれぞれアームレストを上下にスライド調整可能に取付 けた構成である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前者のアームレスト付きシートでは、左右のアームレストを脱着で きると共に、上下高さ調整ができるが、その高さ調整度合いが小さく、着座者の 座高の大小に応じられる程度で、あくまでもアームレストとしての使用しかでき ず、着座者の腰部や大腿部両外側を抑えるサイドサポート的な利用はできない。
【0005】 また、後者のものでは、左右のアームレストを上下方向に自由に高さ調整でき るので、アームレストとしての利用との他に、下方に下げれば着座者の腰部両側 を抑えるサイドサポート的な利用も可能と思われる。
【0006】 しかしながら、この後者のものでは前者のものも同様であるが、左右のアーム レストを上下に高さ調整しても、左右幅方向には一切調整することができない。 このために、アームレストの幅方向の位置が、本来のアームレストとして利用す る場合には丁度良くても、サイドサポートとして利用する場合には広すぎて着座 者の腰部や大腿部の両外側を具合良く抑えられない。つまりは、従来のアームレ スト付きシートにおいては、シートバック両側に設けたアームレストをサイドサ ポートとしても利用可能とする考えは無かった。
【0007】 本考案は前記事情に鑑みなされ、その目的とするところは、シートバックの両 側に設けたアームレストを上下に高さ変更できると共に、左右幅方向にも変位で きて、本来のアームレストとしての利用と、着座者の腰部や大腿部を抑えるサイ ドサポートとしての利用とが、選択的にそれぞれ最適な状態で可能となる非常に 便利なアームレスト付きシートを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案のアームレスト付きシートは、前記目的を達成するために、シートバッ クの側部の略中間高さにアームレスト取付部を設け、この取付部にアームレスト を脱着可能に係合して前方に向け突出する状態に設けると共に、前記シートバッ クの側部のアームレスト取付部よりも低く且つシートバックのセンター側に寄っ た位置に該アームレスト取付部と同様のサイドサポート取付部を設け、前記アー ムレストを必要に応じアームレスト取付部とサイドサポート取付部とのどちらか に選択的に係合して設置し得る構成としたことを特徴とする。
【0009】
【作用】
前記構成のアームレスト付きシートによれば、シートバックの側部のアームレ スト取付部にアームレストを係合させて設ければ、そのアームレストがシートバ ックの略中間の高さで且つやや幅方向に広め(外側寄り)の位置に配して、着座 者が楽に座って肘を載せるのに最適なアームレスト本来の利用が可能となる。一 方、そのアームレストをシートバック側部のアームレスト取付部から外し、サイ ドサポート取付部に係合させて設ければ、そのサイドサポート取付部が前記アー ムレスト取付部よりも低く且つシートバックのセンター側に寄った位置にあるの で、そのアームレストが着座者の腰部の高さで且つやや幅方向に狭い(内側寄り )位置に配し、着座者の腰部や大腿部を外側から適切に抑えるサイドサポートと して利用できるようになる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面により説明する。まず図1及び図2にアームレ スト付きシートの全体構成を示す。このシートは、シートクッション1と、この 後部にやや後傾状態に立設されたシートバック2と、その更に上部に設けられた ヘッドレスト3とからなる。
【0011】 そのシートバック2は、逆U字形に折曲した丸パイプ状のバックフレーム4に 表皮付きクッション体5を被せて構成されている。このシートバック2の左右両 側部の略中間高さにアームレスト取付部6がそれぞれ設けられていると共に、こ れらより下方の低い位置にサイドサポート取付部7がそれぞれ設けられている。 この左右のアームレスト取付部6とサイドサポート取付部7とのいずれかに選択 的に取付け得る左右一対のアームレスト8が備えられている。
【0012】 更に詳述すれば、前記左右のアームレスト取付部6は、図1及び図2に示すよ うに、シートバック2のクッション体5の左右両側の上下方向略中間高さに切欠 凹溝61を形成すると共に、この切欠凹溝61内に取付ブラケット62を設けて なる構成で、その切欠凹溝61はクッション体5のバックフレーム4より少し前 から前端面までに亘る横長な断面コ字形状溝で、外側面と前端面とが開放してい る。また、前記取付ブラケット62は、図3乃至図5に拡大して示す如く、鋼板 を略長方形枠状に折曲成形したもので、この後端内側隅部を前記丸パイプ状のバ ックフレーム4に溶接することにより、前記切欠凹溝61内中間に浮いた状態に 固設されている。この取付ブラケット62の外側面前端寄り部に逆だるま形状の 係合穴62aが形成されてる。
【0013】 前記左右のサイドサポート取付部7は、図1及び図2並びに図5に示す如く、 前記シートバック2のクッション体5の左右両側の下端寄り部位(前記アームレ スト取付部6よりも低い位置)に横長な断面コ字形状切欠凹溝71を形成すると 共に、この切欠凹溝71内に逆だるま形状係合穴72a付き取付ブラケット72 を、バックフレーム4に溶接することにより固設してなる構成である。
【0014】 この左右のサイドサポート取付部7の切欠凹溝71と取付ブラケット72とは 、基本的には前記アームレスト取付部6の切欠凹溝61及び取付ブラケット62 と同一構成であるが、図1に左右幅方向間隔H1 ,H2 で示す如く前記アームレ スト取付部6よりもシートバック2のセンター側(中央側)に適当距離寄った位 置に設けられている。つまり、その切欠凹溝71は、断面コ字形状溝の深さが前 記アームレスト取付部6の切欠凹溝61より深くされていると共に、取付ブラケ ット72が図5に示す如く後端外側隅部を前記バックフレーム4に溶接すること により固設されている。
【0015】 前記左右一対のアームレスト8は、図3及び図4に拡大して示す如く、横長で 下面開放した断面逆U字形状の芯材81の外周に適当厚さのパッド82を被せ、 更にその外周に表皮83を被覆した構成で、この後方部が前記アームレスト取付 部6とサイドサポート取付部7との切欠凹溝61,71のいずれかに選択的に横 から挿入して脱着可能に係合できる係合部84とされている。
【0016】 即ち、この係合部84は、図2に示す如く内側と後端側を開放しており、この 内部に図5に示す如く芯材81の後端に溶接固定したコ字形部材85が設けられ ている。これのコ字形部材85は前記切欠凹溝61,71内の取付ブラケット6 2,72を横から抱き込むように受容できる大きさで、この内奥面の前端寄り部 に前記逆だるま形状係合穴62a、72aに係脱可能に係合する大径頭部付き係 合ピン86を突設していると共に、その内奥底面上の後端寄り部に板ばね等より なるハット形状のストッパ87を設けている。
【0017】 そしてこのアームレスト8の後方係合部84をアームレスト取付部6とサイド サポート取付部7との切欠凹溝61,71のいずれかに選択的に横から挿入する ことで、コ字形部材85が取付ブラケット62又は72を横から抱き込み、この 状態で大径頭部付き係合ピン86を逆だるま形状係合穴62a又は72aに挿入 して少し押し下げれば、該係合ピン86が逆だるま形状係合穴62a又は72a の小径部に係合して抜け止め状態で支持されると共に、底部後方のストッパ87 が取付ブラケット62又は72の下側に衝合し、これでアームレスト8の前下が り方向の回動を阻止して、該アームレスト8を前方に向け略水平に突出する状態 に支持できる。また、その係合状態でアームレスト8の後方係合部84を少し引 き上げれば、係合ピン86が逆だるま形状係合穴62a又は72aの大径部にき て、そのまま横に引き抜いてアームレスト8全体を取り外せるようになる。
【0018】 こうした構成のアームレスト付きシートによれば、シートバック2の両側部の アームレスト取付部6に左右一対のアームレスト8を前述のように係合して設け れば、その左右のアームレスト8がシートバックの略中間の高さで且つ左右幅方 向間隔H1 で示す如くやや幅方向に広め(外側寄り)の位置に配して、着座者が 楽に座って肘を載せるのに最適なアームレスト本来の利用が可能となる。
【0019】 一方、その左右のアームレスト8をシートバック2の両側部のアームレスト取 付部6から外し、下方の左右のサイドサポート取付部7に前述同様にして係合さ せて設ければ、その左右のサイドサポート取付部7が前記アームレスト取付部6 よりも低く且つシートバック2のセンター側に寄った位置にあるので、そのアー ムレストが着座者の腰部の高さで且つ左右幅方向間隔H2 で示す如くやや幅方向 に狭い(内側寄り)位置に配し、着座者の腰部や大腿部を外側から適切に抑える サイドサポートとして利用できるようになる。
【0020】 なお、本考案は前述の実施例のみに限定されることなく、例えば、シートバッ ク2の両側のアームレスト取付部6とサイドサポート取付部7との上下2段にア ームレスト8を選択的に取付け得るようにしたが、これ以外に、その中間高さ部 や更に上方部など複数段に取付部を設けて選択できるようにしても可である。ま た、シートバック2の左右両側にアームレスト8を取付け得るようにしたが、こ れは左右どちらか片側のみでも可である。その他、本考案の要旨を逸脱しない範 囲であれば種々変更しても良い。
【0021】
【考案の効果】
本考案のアームレスト付きシートは、前述の如く構成したので、シートバック の両側に設けたアームレストを上下に高さ変更できると共に、左右幅方向にも変 位できて、本来のアームレストとしての利用と、着座者の腰部や大腿部を抑える サイドサポートとしての利用とが、選択的にそれぞれ最適な状態で可能となる非 常に便利なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案のアームレスト付きシートの一
実施例を示す全体の正面図、(b)は同側面図。
【図2】同上実施例の斜視図。
【図3】同上実施例のアームレスト取付部と個々に係合
させたアームレストとの一部省略した拡大側面図。
【図4】図のA−A線に沿う断面図。
【図5】同上実施例のシートバックフレームと取付ブラ
ケットとアームレストの係合部とを示す斜視図。
【符号の説明】
1…シートクッション、2…シートバック、4…バック
フレーム、6…アームレスト取付部、7…サイドサポー
ト取付部、61,71…切欠凹溝、62,72…取付ブ
ラケット、62a,72a…係合穴、8…アームレス
ト、84…係合部、85…コ字形部材、86…係合ピ
ン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックの側部の略中間高さにアー
    ムレスト取付部を設け、この取付部にアームレストを係
    合して前方に向け突出する状態に設けたアームレスト付
    きシートにおいて、前記アームレストをシートバックの
    アームレスト取付部に対し脱着可能に係合する構造とす
    ると共に、前記シートバックの側部のアームレスト取付
    部よりも低く且つシートバックのセンター側に寄った位
    置に該アームレスト取付部と同様のサイドサポート取付
    部を設け、前記アームレストを必要に応じアームレスト
    取付部とサイドサポート取付部とのどちらかに選択的に
    係合して設置し得る構成としたことを特徴とするアーム
    レスト付きシート。
JP4071792U 1992-06-15 1992-06-15 アームレスト付きシート Pending JPH06189U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4071792U JPH06189U (ja) 1992-06-15 1992-06-15 アームレスト付きシート

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JP4071792U JPH06189U (ja) 1992-06-15 1992-06-15 アームレスト付きシート

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JPH06189U true JPH06189U (ja) 1994-01-11

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ID=12588349

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JP4071792U Pending JPH06189U (ja) 1992-06-15 1992-06-15 アームレスト付きシート

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS491897U (ja) * 1972-04-07 1974-01-09
JPH11113675A (ja) * 1997-10-17 1999-04-27 Takano Co Ltd 椅子の肘掛け取付構造
CN114348273A (zh) * 2022-01-12 2022-04-15 安徽陶铝新材料研究院有限公司 一种航空座椅陶铝共用扶手

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