JPH0481876B2 - - Google Patents

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JPH0481876B2
JPH0481876B2 JP59265456A JP26545684A JPH0481876B2 JP H0481876 B2 JPH0481876 B2 JP H0481876B2 JP 59265456 A JP59265456 A JP 59265456A JP 26545684 A JP26545684 A JP 26545684A JP H0481876 B2 JPH0481876 B2 JP H0481876B2
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JP
Japan
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tunnel barrier
superconductor electrode
superconductor
forming
etching
Prior art date
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JP59265456A
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JPS61144084A (ja
Inventor
Hisanao Tsuge
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N60/00Superconducting devices
    • H10N60/01Manufacture or treatment
    • H10N60/0912Manufacture or treatment of Josephson-effect devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はジヨセフソン接合素子の形成方法に関
し、さらに詳しくは微細な接合の作製に適したジ
ヨセフソン接合素子の形成方法に関するものであ
る。
(従来技術の問題点) 従来、ジヨセフソン接合素子で構成される集積
回路の製造では、接合特性の制御に最も重要なト
ンネル障壁部を規定する主な技術はリフトオフ法
であつた。この一例として、アール・エフ・ブル
ーム(R.F.Broom)らによつて1980年10月に発
表されたアイ・イー・イー・イー・トランズアク
シヨンズ・オン・エレクトロン・デバイシーズ
(IEEE Transaction on Electron Devices)の
第ED−27巻第10号1998〜2008頁の論文がある。
この方法を第2図a〜cを用いて工程順に説明す
る。第2図aに示すように、絶縁体基板21上に
形成された第1の超伝導体電極22上のトンネル
障壁部となる部分にアンダーカツト形状のレジス
トマスク23を形成し、第2図bに示すように基
板表面に絶縁体層24を蒸着し、引き続きリフト
オフすると第2図cに示すような開口部をもつト
ンネル障壁部が形成される。この方法は、アンダ
ーカツト形状のレジストマスク23は通常のホト
レジスト工程に加え、露光前にクロロベンゼンな
どの有機溶剤に浸すことによつて得られるが、マ
スク寸法やマスク形状はレジストのブリベーク条
件や有機溶剤の液温、デイツブ時間などの影響を
受けやすい。特に、トンネル障壁部の有効面積を
規定するレジストマスク23下部の寸法を精度よ
く得ることは非常に難しい。また、トンネル障壁
部がこの形成過程で直接大気にさらされたり、レ
ジスト処理を受けることにより汚染されるという
問題もある。
一方、上記問題点を解決する方法として、エツ
チング法でトンネル障壁部を規定する方法があ
る。たとえば、東海林彰らによつて発表されたア
プライド・フイジクス・レターズ(Appl.Phys.
Lett.)第41巻、1982年、1097〜1099頁の論文が
ある。この方法の工程を第3図a〜cに示す。第
3図aのように、絶縁体基板31上に第1の超伝
導体電極32、トンネル障壁層33、第2の超伝
導体電極34の3層膜から成る接合構成層を形成
する。次に、第3図bに示すように、第2の超伝
導体電極34上のトンネル障壁部となる場所に通
常のホトレジスト工程でレジストマスク35を形
成した後、第3図cのように反応性スパツタエツ
チング法により第2の超伝導体電極34のレジス
トマスク以外の箇所を選択的にエツチング除去し
てトンネル障壁部を形成する。この方法では、リ
フトオフ法のようにレジストマスクをアンダーカ
ツト形状にする必要がないため、比較的精度の良
いレジストマスクを用いることができ、トンネル
障壁部の寸法精度も向上する。しかしながら、上
記レジストマスクでもパターン寸法が1〜2μm
程度まで微細化されると、レジストマスクコーナ
ー部の解像性の、再現性の問題がクローズアツプ
される。特に、ジヨセフソン接合素子では、トン
ネル障壁部の面積が接合特性に大きく影響するた
め、これは重要な問題となる。
(発明の目的) 本発明は、このような従来の欠点を取り除いた
ジヨセフソン接合素子の形成方法を提供すること
にある。
(発明の構成) 本発明によれば、基板上の第1の超伝導体電極
Nbの一表面上のトンネル障壁層AlOx、およびこ
のトンネル障壁層を介して前記第1の超伝導体電
極と対向する第2の超伝導体電極Nbを有するジ
ヨセフソン接合素子の形成方法において、基板上
に第1の超伝導体電極、この第1の超伝導体電極
上にトンネル障壁層、このトンネル障壁層上に第
2の超伝導体電極を連続形成する工程、前記第2
の超伝導体電極上にストライプ状のエツチングマ
スクを形成し、前記第2の超伝導体電極の前記エ
ツチングマスク以外の箇所を選択的にエツチング
し、前記エツチングマスクを剥離した後、前記第
2の超伝導体電極と交差するストライプ状のエツ
チングマスクを形成し、前記第2の超伝導体電極
の露出箇所を完全にエツチングしてトンネル障壁
部を規定する工程を含むことを特徴とするジヨセ
フソン接合素子の形成方法が得られる。
(構成の詳細な説明) 本発明では、互いに交差する複数のストライプ
状のエツチングマスクによりトンネル障壁部を規
定するため、シヤープなコーナー部をもつ高精度
のトンネル障壁部パターンの形成が可能となる。
(実施例) 次に本発明を実施例を参照して詳細に説明す
る。
第1図aに示すように、絶縁体基板11上に第
1の超伝導体電極12、トンネル障壁層13、第
2の超伝導体電極14からなる接合構成層を形成
する。たとえば、表面を熱酸化二酸化ケイ素
(SiO2)が被覆したシリコン(Si)基板上に、ス
パツタ法によりニオブ(Nb)膜2000Å、アルミ
ニウム(Al)膜約20Åを連続被着した後、Al膜
を熱酸化して酸化膜を形成し、引き続きNb膜
2000Åをスパツタ蒸着する。この膜上に、通常の
ホトレジスト工程でレジストマスクを形成し、フ
ロン13(CF4)をエツチングガスとして用いた
反応性スパツタエツチング法でNb/Al酸化物/
Nbを完全にエツチングし、3層膜からなる接合
構成層を形成する。次に、第1図bに示すよう
に、3層膜上に形成したストライプ状のレジスト
マスク15を通して、たとえばCF4を用いた反応
性スパツタエツチング法で第2の超伝導体電極1
4を選択的にエツチングする。レジストマスク1
5を剥離した後、第1図cに示すように、第2の
超伝導体電極14パターンと交差するようにスト
ライプ状のレジストマスク15′を形成し、第1
図bと同様な方法で第2の超伝導体電極14の露
出部分を選択エツチングし、第1図dに示すよう
なトンネル障壁部を形成する。AlやAl酸化物に
対するNbのエツチング速度比として100程度が得
られるためめ、Al/Al酸化物上のNbの選択エツ
チングが可能である。本プロセスで形成したトン
ネル障壁部の寸法精度は単一のレジストマスクを
用いた場合に比べ大幅に改善された。これは、主
として第2の超伝導体電極14パターンのコーナ
ー部の解像性が向上したことによる。また、スト
ライプ状のレジストマスクを用いることにより、
現象時にレジストマスクがより安定に保持され
た。
上記工程はトンネル障壁部を規定する工程であ
るが、ジヨセフソン接合素子を作製するために
は、さらに一例として次に示すような上部電極配
線を形成する工程が必要である。レジストマスク
を剥離した後、シラン(SiH4)と亜酸化窒素
(N2O)の混合ガスを用いたプラズマCVD法で
SiO2膜3000Åを被着する。引き続き有機物
(AZ1350J)8000Åをスピン塗布し、窒素雰囲気
中200℃でベーク処理する。次に、上記SiO2と有
機物のエツチング速度が等しくなるようにビーム
入射角を設定したイオンミリング法により、上層
Nb表面まで有機物、SiO2をエツチングする。露
出したNb表面をArでスパツタクリーニングした
後、Nb膜3000Åをスパツタ蒸着し、下部電極配
線の形成と同様な方法で上部電極配線を形成す
る。
本実施例では、接合構成層としてNb/Al酸化
物/Nbを用いた場合について説明したが、第2
の超伝導体電極が第1の超伝導体電極あるいはト
ンネル障壁層に対して選択的にエツチングされる
ならば、任意の接合構成層の組合せが適用でき
る。超伝導体電極の加工法としては、反応性スパ
ツタエツチング法以外にも、接合構成層の組合せ
に応じてイオンミリング法などの他の方法も使用
できる。また、エツチングマスクには、有機レジ
スト、無機レジスト、さらにはこれらのレジスト
の転写により形成した、よりエツチング耐性のあ
る金属マスクなども用いることができる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明のよれば、解像性や
再現性の良いパターン形成が可能なため、微細で
寸法精度の優れたトンネル障壁部をもつジヨセフ
ソン接合素子を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜dは本発明のジヨセフソン接合素子
の形成方法を説明するための主要工程における素
子の斜視図、第2図a〜c、第3図a〜cは従来
のジヨセフソン接合素子の形成方法を工程順に説
明するための断面図である。 図において、11,21,31を基板、12,
22,32は第1の超伝導体電極、13,33は
トンネル障壁層、14,34は第2の超伝導体電
極、15,15′,23,35はレジストマスク、
24は絶縁体層である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基板上に第1の超伝導体電極Nbとこの第1
    の超伝導体電極の一表面上のトンネル障壁層
    AlOx、およびこのトンネル障壁層を介して前記
    第1の超伝導体電極に対向する第2の超伝導体電
    極Nbを有するジヨセフソン接合素子の形成方法
    において、基板上に第1の超伝導体電極、この第
    1の超伝導体電極上にトンネル障壁層、このトン
    ネル障壁層上に第2の超伝導体電極を連続形成す
    る工程、前記第2の超伝導体電極上にストライプ
    状のエツチングマスクを形成し、前記第2の超伝
    導体電極の前記エツチングマスク以外の箇所を選
    択的にエツチングし、前記エツチングマスクを剥
    離した後、前記第2の超伝導体電極と交差するス
    トライプ状のエツチングマスクを形成し、前記第
    2の超伝導体電極の露出箇所を完全にエツチング
    して、トンネル障壁部を規定する工程を含むこと
    を特徴とするジヨセフソン接合素子の形成方法。
JP59265456A 1984-12-18 1984-12-18 ジョセフソン接合素子の形成方法 Granted JPS61144084A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP6254032B2 (ja) * 2014-03-28 2017-12-27 住友重機械工業株式会社 Sns型ジョセフソン接合素子の製造方法及びsns型ジョセフソン接合素子製造装置

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US4432134A (en) * 1982-05-10 1984-02-21 Rockwell International Corporation Process for in-situ formation of niobium-insulator-niobium Josephson tunnel junction devices

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JPS61144084A (ja) 1986-07-01

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