JPH0330261Y2 - - Google Patents

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JPH0330261Y2
JPH0330261Y2 JP1984075635U JP7563584U JPH0330261Y2 JP H0330261 Y2 JPH0330261 Y2 JP H0330261Y2 JP 1984075635 U JP1984075635 U JP 1984075635U JP 7563584 U JP7563584 U JP 7563584U JP H0330261 Y2 JPH0330261 Y2 JP H0330261Y2
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folds
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、清酒、ジユース、牛乳等の密封容器
に関し、特にプラスチツクフイルム、アルミニウ
ム箔、紙等を多数枚積層した複合シートを折曲げ
て形成した密封容器の、注出口を封止する裏打ち
テープを、折目部分の補強に兼用したものの改良
に関する。
(従来の技術) 従来より清酒、ジユース、牛乳等の密封容器と
してプラスチツクフイルム、アルミニウム箔、紙
等を多数枚積層した複合シートに、ストロー口、
飲み口等の注出口を設け、直方体形状に折曲げ、
シールしてなる密封容器が多用されている。
かかる容器の注出口のシール性、ガスバリヤー
性を向上させるため、同一出願人に係る実願昭57
−98119号公(昭和57年6月29日出願)明細書
(実開昭59−3821)に見られるように、注出口お
よび多数枚重ねて折曲げる折目の部分にかけて裏
打ちテープを接着する改良がなされた。
しかし、前記考案においては、裏打ちテープの
幅が{(容器の前後の厚さの1/2)+(容器側部より
注出口の終端までの距離)+(余裕)}と、かなり
の広幅のテープを必要とし、従つて、高価となる
ばかりか作業性が悪く、実際の実施には不適当な
ものであつた。
(考案の目的) 本考案は上記密封容器に関し、裏打ちテープの
幅を狭くし、作業性を高め、しかも折目部分の補
強も可能にしたものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記密封容器において、注出口を設け、折目部
分を補強し、製造の作業性を向上させ、コストダ
ウンを計る。
(問題を解決するための手段) すなわち本考案は、紙を主体とし、最内層を熱
シール可能な樹脂層とした複合シートよりなるブ
ランクスを折り曲げ、シールして、接着してなる
直方体形状の密封容器において、 前記ブランクスが、中央に折目aを介して対称
に上片10,60、該上片10,60の両側縁に
直角二等辺三角形の折返し片11,61,13,
63が連設され、折返し片11,61,13,6
3には斜辺を介して直角二等辺三角形の折返し片
12,62,14,64が連設され、上片10,
60には折目c、dを介して前片15、後片65
を、折返し片12,62,14,64には折目
c、dを介して側片16,66,17,67が前
片15、後片65に隣接して連設されるととも
に、これら折返し片および側片の両側には折目を
介して側シール片41,42,91,92,4
5,46,95,96が連設された構造をもち、 側片と側シール片との間の折目m、nにより二
つ折りされ、かつ、折返し片と側片との間の折目
dまたはcのいずれかにより四つ折りにされる交
点の部分p、pと、上片60に形成された注出口
2とを覆う、 幅の狭い裏打ちテープが接着された密封容器で
あり、好ましい態様として、注出口が、四つ折り
にされる交点の部分p、pを形成する折目に隣接
する上片に形成されたことを特徴とする、上記密
封容器である。
(実施例) 以下、図面に示した実施例にり説明する。
第1図に示す如く、本密封容器のブランクスは
プラスチツクフイルム、アルミニウム箔(Al)、
紙等を複数枚ラミネートし、最内層を熱シール可
能な樹脂層とした複合シートよるなるもので、こ
の実施例では、ポリエチレン(PE)/紙/PE/
アルミニウム箔/ポリエチレンテレフタレート
(PET)/PEの5層の複合材料である。
このブランクスは、中央の折目aを介して対称
に上片10,60、該上片10,60の両側縁に
直角二等辺三角形の折返し片11,61,13,
63が連設され、それぞれの折目b、b、b、b
を介して直角二等辺三角形の折返し片12,6
2,14,64が連設されている。
上片10,60にはそれぞれ折目c、dを介し
て前片15、後片65が連設され、また、折返し
片12,62,14,64にはそれぞれ側片1
6,66,17,67が連設されている。
さらに、前片15、後片65には折目e、fを
介して底片20,70が連設され、また、側片1
6,66,17,67から直角二等辺三角形の折
返し片21,71,23,73が連設されてい
る。
それぞれの折返し片21,71,23,73に
は、斜辺g、g、g、gを介して直角二等辺三角
形の折返し片22,72,24,74が連設され
ている。
前記底片20、折返し片22,24には折目h
を介して底シール片30が、同様に底片70、折
返し片72,74には折目iを介して底シール片
80が連設されている。
これら折返し片、側片、底シール片の左右両側
には、折目m、nを介して側シール片41,4
2,43,44,91,92,93,94,4
5,46,47,48,95,96,97,98
が連設されている。
側片16,66,17,67それぞれには本密
封容器が内容物密封後、側方向にふくらむことを
防止するための折目r、r、r、rが形成されて
いる。
また、底片20には同様に底方向にふくらむこ
とを防止するためのハの字状の折目s、sが設け
られている。
これらの折目r、sは、前述の如き多層の複合
材料に形成された場合、外凸方向には折曲がりに
くいが、内凸方向には折曲がりやすい性質がある
ので、かかる折目を形成することにより折目の形
成された面が内凸に折曲がり、従つてかかる折目
を設けることにより中ふくれせず起立等しやすい
四角な箱となる。
容器注出口は後述の亀裂の生じやすい点p、p
側の上片60に設けられることが好ましい。この
実施例の注出口の形式は、テイアオープンタイプ
の飲み口2であつて、第2図に示される如き構成
となつている。すなわち、テイアテープ4は
PET/Al/PEの複合材料であり、楕円状の孔の
飲み口2の表面に接着されている。
飲み口2の裏面には、裏打ちテープ6が接着さ
れている。この裏打ちテープ6は100μm厚程度
のPE単体フイルムよりなるもので、テイアテー
プ4を引き剥すことにより飲み口フイルムの部分
でテイアテープ4に接着されている裏打ちテープ
6はテイアテープ4側にくつついて破れ、開孔さ
れる。
この裏打ちテープ6は折目の亀裂の生じやすい
部分p、pもカバーする如く接着される。
このカートンの亀裂の生じやすい部分p、pは
同図に示す折目部分の位置である。すなわち、第
3図に示す如く側シール片をシール後、後片65
側の側片66,67に折られて接着される如く組
立てられるので、この部分p、pは、側シール片
42,46が折られた外側に、折目m、nで二つ
折りにされ、さらにこの折目とは直角方向の折目
dで折曲げられ、四つ折りにされるのである。従
つて、この折目m、nと折目dとの交点である部
分p、pは、非常に伸ばされるため、亀裂の生じ
やすい部分となる。
従つて、裏打ちテープ6は、飲み口2と、部分
p、pまでカバーする如く接着される。すなわ
ち、少なくとも折目dをカバーし、かつ、飲み口
2をカバーし、さらに折目m、nをカバーするよ
うに裏打ちテープ6を接着することが必要であ
る。このとき、折目aには至らない幅をもつて裏
打ちテープ6を接着すれば、折目aの折曲げ適性
を損なわず、テープの使用量も少なくて済む。
部分q、qも折目j、kと折目iで四つ折りに
されるので、部分p、pと同様に亀裂の生じやす
い部分であるが、部分q、qは熱い内容物を充填
後に折曲げられ、シールされるので、すなわち内
容物により加熱されて柔らかくなつた状態で折曲
げられシールされるので、部分p、pよりは亀裂
が生じにくい条件にある。従つて、この実施例で
は裏打ちテープは部分q、qに対しては設けられ
ていない。しかし、必要に応じては、この部分
q、qをカバーする裏打ちテープをさらに接着し
てもよい。
(作用) このようにしてなるブランクスを組立て、内容
物を密封包装するには、第3図に示す如く、まず
折目aよりブランクスを二つ折りにし、対向する
側シール片41〜44と91〜94、45〜48
と95〜98とをシールする。
そして、組立機により折目b、c、d、j、
k、m、n等を適宜折曲げ、折目aを両端を除き
平らに戻し、さらに三角形状に突出した折返し片
11,12,61,62、側シール片41,9
1、および折返し片13,14,63,64、側
シール片45,95をそれぞれ箱側部側へ折りた
たみ、接着することにより、底の開いた箱を完成
する。
そして、箱底より内容物を充填後、底シール片
30,80をシールして密封し、さらに折目e、
f、g、h、i等を折曲げ、突出した三角形の折
返し片21〜23、71〜74等を箱底側に折り
たたみ、接着することにより、内容物の密封包装
を完了する。
本考案は以上の如き構成であるから、下記に示
す優れた実用上の効果を有する。
すなわち、密封容器の注出口用の裏打ちテープ
と、多数枚重ねて折曲げる折目の補強用の裏打ち
テープを兼用する裏打ちテープの幅を、従来技術
に比較し、きわめて狭幅とすることができ、しか
も補強される交点部分は、通常の温度で折曲げら
れる補強の必要な部分であるので、きわめて有効
に補強テープを接着することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は密封包装箱のブランクスの内側面の平面図、第
2図は注出口部分の断面図、第3図は組立てた状
態の斜視図である。 10,60……上片、11〜14,21〜2
4,61〜64,71〜74……折返し片、15
……前片、65……後片、16,17,66,6
7……側片、20,70……底片、30,80…
…底シール片、41〜48,91〜98……側シ
ール片、2……飲み口、4……テイアテープ、6
……裏打ちテープ、a〜n……折目、r,s……
折目、p,q……交点部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 紙を主体とし、最内層を熱シール可能な樹脂
    層とした複合シートよりなるブランクスを折り
    曲げ、シールして、接着してなる直方体形状の
    密封容器において、 前記ブランクスが、中央に折目aを介して対
    称に上片10,60、該上片10,60の両側
    縁に直角二等辺三角形の折返し片11,61,
    13,63が連設され、折返し片11,61,
    13,63には斜辺をを介して直角二等辺三角
    形の折返し片12,62,14,64が連設さ
    れ、上片10,60には折目c、dを介して前
    片15、後片65を、折返し片12,62,1
    4,64には折目c、dを介して側片16,6
    6,17,67が前片15、後片65に隣接し
    て連設されるとともに、これら折返し片および
    側片の両側には折目を介して側シール片41,
    42,91,92,45,46,95,96が
    連設された構造をもち、 側片と側シール片との間の折目m、nにより
    二つ折りされ、かつ、折返し片と側片との間の
    折目dまたはcのいずれかにより四つ折りにさ
    れる交点の部分p、pと、上片60に形成され
    た注出口2とを覆う、 幅の狭い裏打ちテープが接着された密封容
    器。 (2) 注出口が、四つ折りにされる交点の部分p、
    pを形成する折目に隣接する上片に形成された
    ことを特徴とする、実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の密封容器。
JP7563584U 1984-05-23 1984-05-23 密封容器 Granted JPS60188124U (ja)

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JPS60188124U JPS60188124U (ja) 1985-12-13
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