JPH03188905A - シリコーン消泡剤組成物 - Google Patents

シリコーン消泡剤組成物

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JPH03188905A
JPH03188905A JP1328153A JP32815389A JPH03188905A JP H03188905 A JPH03188905 A JP H03188905A JP 1328153 A JP1328153 A JP 1328153A JP 32815389 A JP32815389 A JP 32815389A JP H03188905 A JPH03188905 A JP H03188905A
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秀樹 中原
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    • B01D19/00Degasification of liquids
    • B01D19/02Foam dispersion or prevention
    • B01D19/04Foam dispersion or prevention by addition of chemical substances
    • B01D19/0404Foam dispersion or prevention by addition of chemical substances characterised by the nature of the chemical substance
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、発泡抑制効果の持続性が優れたシリコーン消
泡剤組成物に関する。
〔従来の技術〕
一般に液体の処理工程若しくは液体による処理工程を含
む各種の工業的方法においては、当該液体における発泡
が重大な問題となることが少なくない。すなわち、液体
が発泡すると、必要な処理工程の効率が低下したり、製
造される製品の品質の低下を招く原因となる。
斯かる液体の発泡問題を解決するために、液体の泡を消
滅させる破泡効果あるいは液体の起泡性を抑制低下させ
る発泡抑制効果を有する消泡剤を適用することが知られ
ている。特にシリコーン系消泡剤は、化学的に安定であ
り、適用対象に与える影響が殆どなく、微量で比較的大
きな消泡効果が得られる等の点で好ましいものである。
従来、シリコーン系消泡剤としては種々のものが提案さ
れ公知となっており、例えばシリコーンオイルよりなる
もの、シリコーンオイルにカーボンブラック、アルミナ
、コロイダルシリカなどの無機微粉末を添加して粘稠な
コンパウンドとしたもの(オイルコンパウンド)、シリ
コーンオイルあるいはオイルコンパウンドを有機溶剤に
溶解させたもの、オイルコンパウンドを界面活性剤によ
り水中油型のエマルジョンとしたものなどが知られてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、これらのシリコーン系消泡剤においては
、概して発泡抑制効果の持続性が不十分であり、例えば
長時間に亘って発泡の抑制が必要な場合に、必ずしも十
分にその要請を満足させることができない。
本発明は以上の如き事情に基づいてなされたものであっ
て、その目的は、発泡抑制効果の持続性が優れたシリコ
ーン消泡剤組成物を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のシリコーン消泡剤組成物は、下記成分(1)、
成分(2)および成分(3)を含有して成り、成分(1
)と成分(2)との合計100重量部に対する成分(3
)の割合が1〜200重量部であることを特徴とする。
成分(1):ポリジオルカリシロキサン成分(2):シ
リカ 成分(3):流動性を示すオルガノポリシロキサン重合
体架橋物 以下、本発明について具体的に説明する。
本発明のシリコーン消泡剤組成物は、ポリジオルカリシ
ロキサンよりなる成分(1)と、シリカよりなる成分(
2)と、これら成分(1)と成分(2)に加え、更に流
動性を示すオルカリポリシロキサン重合体架橋物(以下
「流動性シロキサン架橋物」という。)よりなる成分(
3)を含有してなるものである。
本発明において、成分(1)のポリジオルガノシロキサ
ンおよび成分(2)のシリカとしては、これらが組合せ
られたとき、実質的に消泡機能を有する組成物を形成す
るものが用いられる。
現在において、ポリジオルガノシロキサンとシリカとを
含有する実質的に消泡機能を有する組成物は、一般に消
泡剤として知られており、例えば「シリコーン消泡剤」
、「シリコーン破泡剤」、「シリコーン不泡剤」あるい
は「シリコーン抑泡剤」などと称されている。従って、
本発明においては、上記のような消泡剤の成分とされる
ポリジオルガノシロキサンをそのまま成分(1)として
使用することができ、また上記のような消泡剤の成分と
されるシリカをそのまま成分(2)として使用すること
ができる。
本発明の実施においては、ポリジオルカリシロキサンと
シリカとを含有する上記のような消泡剤を、そのまま、
本発明の成分(1)および成分(2)として、好適にか
つ有利に用いることができる。
この場合において、当該消泡剤は、ポリジオルガノシロ
キサンとシリカ以外の成分が含有されるものであっても
よい。
このように、本発明において成分(1)および成分(2
)として使用することのできる消泡剤の具体例としては
、例えば特公昭27−2263号公報に記載されている
ようなポリジオルガノシロキサンとシリカとよりなるも
の、特公昭45−23613号公報および特開昭6(1
−251906号公報に記載されているようなポリジオ
ルガノシロキサンと、シリカと、更にポリシロキサン樹
脂を含有してなるもの、特公昭52−19836号公報
および特開昭63−147507号公報に記載されてい
るようなポリジオルガノシロキサンと、シリカと、更に
ポリシロキサン樹脂およびポリオキシアルキレン−ポリ
シロキサン共重合体を含有してなるもの、その他を挙げ
ることができる。
本発明に用いられる成分(1)のポリジオルガノシロキ
サンおよび成分(2)のシリカは、勿論、上記のように
、実際に消泡剤を組成する成分として知られているもの
に限定されるわけではない。そして、実際に消泡剤とし
て知られている種類のポリジオルガノシロキサンおよび
シリカを用いる場合であっても、それらの種類および両
者の組合せ並びに各々の含有割合は、実質的に好適な消
泡機能が発揮されるよう、大きな自由度で選定するこき
ができる。
従って、ポリジオルガノシロキサンとシリカとを含有す
る実際に消泡剤として知られている組成物に、更に同−
若しくは異なる種類のポリジオル弓 − カリシロキサンやシリカを添加したものを本発明の成分
(1)および成分(2)の組合せとして使用することも
できる。
本発明において、上記の成分(1)と成分(2)に対し
て、成分(3)として組合せられる流動性シロキサン架
橋物は、例えば直鎖状オルガノポリシロキサン同士が結
合することによって適度な密度で架橋構造が形成されて
いるものである。
一般に、直鎮状オルガノポリシロキサンによる架橋物は
、架橋構造の密度により、シリコーンゴム、シリコーン
ゲルおよび流動性架橋シリコーンに大別することができ
る。ここに、シリコーンゴムは、架橋構造の密度が十分
に高くて全体としてゴム弾性を示すものである。シリコ
ーンゲルは、シリコーンゴムより架橋構造の密度が低い
ものであって、常温において外力により容易に塑性変形
を生ずる状態あるいは若干の流動性を示す粘性体あるい
は半流動体としての性状を有する状態のものである。ま
た流動性架橋シリコーンは、シリコーンゲルよりも更に
架橋構造の密度が低くて、常温においていわゆる液体と
しての性状を示すものである。
本発明においては、以上のオルガノポリシロキサン重合
体架橋物のうち、シリコーンゲルまたは流動性架橋シリ
コーンに分類されるものであって流動性を示すものが成
分(3)として用いられる。
ここに、「流動性を示す」とは、当該オルガノポリシロ
キサン重合体架橋物が常温で液状であるか、あるいは適
宜の枠体内に保持されたときには面状を呈することがあ
っても、当該枠体を除去し・たときには、当該固状塊の
形状が重力の作用によって若干なりとも変化することを
いい、具体的には、後述のJIS K 2809による
針入度が70 [10−1mm]以上の流動性を示すも
のあるいは液状であってそのような針入度の測定が不可
能なものである。
オルガノポリシロキサン重合体架橋物を製造する方法の
代表的な例を挙げると、次のとおりである。但し、各式
において、R1、R2およびR3は各々アルキル基を表
わす。
(1)下記式(a)で表わされる両末端にビニル基を有
するオルガノポリシロキサンと、下記式(b)で表わさ
れる側鎖に水素原子を有するオルガノポリシロキサンと
を、白金系触媒の存在下において常温あるいは加熱下で
反応させる方法。
式(a) RI      R1 式(b) この(1)の方法によってオルガノポリシロキサン重合
体架橋物を製造する場合には、原料とされる両末端にビ
ニル基を有するオルガノポリシロキサンとしては、粘度
が50〜50.000cpの範囲にあるものを用いるこ
とができ、このうち特に好適なものは粘度が100〜6
.000cpの範囲にあるものである。また側鎖に水素
原子を有するオルガノポリシロキサンとしては、粘度が
1〜50.000cpの範囲にあるものを用いることが
でき、このうち特に好適なものは粘度が5.000cp
以下のものである。
(2)下記式(C)で表わされる両末端に水酸基を有す
るオルガノポリシロキサンと、下記式(d)で表わされ
るアルキルシリケートとを、有機スズ触媒の存在下にお
いて、適度の湿度環境下で反応させる方法。
式(C) RI     R1 HO+5iO)、−3i−OH RI     R1 式(d) OR’ R’0−3i−R2 OR’ (3)上記式(C)で表わされる両末端に水酸基を有す
るオルガノポリシロキサンと、下記式(e)で表わされ
るトリアセトキシシランとを、有機スズ触媒の存在下に
おいて、適度の湿度環境下で反応させる方法。
0 式(e) 0 との混合物を加熱して反応させる方法。
式(g) (4)上記式(C)で表わされる両末端に水酸基を有す
るオルガノポリシロキサンと、下記式(f)で表わされ
るアルキルトリオキシムとを、有機スズ触媒の存在下に
おいて、適度の湿度環境下で反応させる方法。
式(f) 1 R’0−N−R2 R2−N−0−5i−R3 −N−R2 1 〈5)下記式(g)で表わされる両端および側鎖の全て
がメチル基で封鎖されているオルガノポリシロキサンと
、触媒量のベンゾイルパーオキサイド本発明において成
分(3)として用いられる流動性シロキサン架橋物が、
以上に述べた方法によって製造されたものに限定される
わけではないことは勿論である。
以上のようなオルガノポリシロキサン重合体架橋物であ
っても架橋構造の密度が大きくなると流動性を示さなく
なるが、原料とされるオルガノポリシロキサンの重合度
、配合量、反応条件、その他を調節して架橋構造の密度
を調整することにより、成分(3)として好適に用いら
れる適度の流動性を示す重合体架橋物を得ることができ
る。
本発明において、成分(3)の流動性シロキサン架橋物
として特に好ましいものとしては、針入度が70 [1
0−1mm]以上である流動性シロキサン架橋物を挙げ
ることができる。ここに、「針入度が70[10−1m
m]以上である流動性シロキサン架橋物」とは、後述の
JIS K 2809の方法による針入度が70 [1
0−1mm]以上の値を示すものに加え、流動性が著し
く大きいため針入度が70 [10−’++un]以上
であることは確認し得ても、その精確な数値は測定し得
ないものも当然含まれる。
流動性が著しく大きいために針入度の精確な数値を測定
し得ない流動性シロキサン架橋物の架橋状態については
、流動性シロキサン架橋物の粘度η1と、当該架橋物を
構成するための各成分の混合直後の粘度η2との比の値
から判断することができる。すなわち次式で表わされる
指標αの値が3.0を超えるものは、成分(3)の流動
性シロキサン架橋物として好ましいものということがで
きる。
ここにη1およびη2の値は、温度25℃で測定された
値である。
η1 α = η2 本発明において用いられる流動性シロキサン架橋物の具
体例としては、例えば特開昭59−176347号公報
または米国特許第3.020.260号明細書に記載さ
れたものを挙げることができる。
本発明のシリコーン消泡剤組成物を製造するためには、
例えば、ポリジオルカリシロキサンとシリカとを含有し
てなる組成物に、流動性シロキサン架橋物をそのまま、
あるいは適当な溶剤で希釈した上で添加し、均一に溶解
または分散させる方法、ポリジオルガノシロキサンとシ
リカとを用いて消泡剤を製造する工程において、その工
程のいずれかの段階で上記流動性シロキサン架橋物を添
加する方法、その他の方法を利用することができるが、
勿論これらの方法に限定されるものではない。
本発明のシリコーン消泡剤組成物には、必要に応じて他
の添加成分を配合することができること1寸勿論である
〔発明の効果〕
本発明に係るシリコーン消泡剤組成物は、実質的に消泡
機能を有するポリジオルガノシロキサンよりなる成分(
1)とシリカよりなる成分(2)との組合せに、更に流
動性シロキサン架橋物よりなる成分(3)が含有されて
いるため、優れた発泡抑制効果の持続性を有するもので
あり、従って適用された系に対して長時間に亘って発泡
抑制効果を得ることができる。
このような優れた効果が得られる理由は、完全には解明
されていないが、当該流動性シロキサン架橋物の構造的
な特異性により、当該消泡剤組成物が適用された場合に
おいて、消泡剤組成物の分子乃至粒子が適用系の液相中
に時間の経過と共に分散することが抑制され、当該液相
の表面に留まるようになるため、長時間にわたって消泡
作用が現実に維持されるからであると考えられる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明がこ
れらによって限定されるものではない。
以下において「部」および「%」は重量基準である。
実施例および比較例において用いられたシリコーン組成
物および流動性シロキサン架橋物の具体的内容は次のと
おりである。ここに「シリコーン組成物」とは、ポリジ
オルガノシロキサンとシリカとよりなる組成物を表わす
流動性シロキサン架橋物について、針入度は、JIS 
K 2809による針入度計、ASTM D 1403
−69による1/4スケールのコーンおよび内径50m
m。
高さ30mmの試料容器を使用し、試料の厚さ20mm
荷重の重量(コーンの重量とコーンが接続されるシャフ
トの重量合計)9J8十0.10 g 、荷重の印加時
間30秒間、測定温度25±2℃の条件下で測定された
値であり、粘度は25℃における値である。
〈シリコーン組成物〉 81組成物1 特開昭6(1−251906号公報の実施例1に記載さ
れた方法に従って製造された、下記の成分よりなるシリ
コーン組成物。
トリメチルシリル基末端封鎖ポリジメチルシロキサン(
粘度1000cs)      60  部水酸基末端
封鎖ポリジメチルシロキサン(粘度12.500cs)
          29  部水酸基末端封鎖ポリジ
メチルシロキサン(粘度4Dcs)         
    4.8部エチルポリシリケート「シリケート4
5」(多摩化学工業■製)2.9部 シリカ[アエロジル#200J (日本アエロジル社製
、表面積200m”/ g)    2.9部粘度1.
000csのトリメチルシリル基末端封鎖ポリジメチル
シロキサンと水酸化カリウムとの混合物(重量比9;1
)を120℃で15分間加熱して得られた触媒A  0
.48部Si組成物2 特公昭27−2263号公報の実施例3に記載された方
法に従って製造されたシリコーン組成物。
〈流動性シロキサン架橋物〉 架橋物1 下記式(A)で表わされるオルガノポリシロキサン98
.8%と、下記式(B)で表わされるオルガノポリシロ
キサン0.8%と、白金触媒0.2%と、架橋遅延剤0
.2%とを温度150℃で45分間加熱し硬化させるこ
とにより得られた、液状の流動性シロキサン架橋物。
式(A) (但し、aは約160である。) (B) (但し、bは約5、Cは約3である。)架橋物2B〜2
H 上記架橋物1を得るための組成物と同様の処方による組
成物を同様に加熱硬化させることによって得られた、流
動性の程度が異なる流動性シロキサン架橋物合体架橋物
架橋物3 下記式(C)で表わされる両末端にビニル基を有するオ
ルガノポリシロキサン92.6%と、下記式(D)で表
わされるオルガノポリシロキサン7.0%と、下記式(
E)で表わされるオルガノポリシロキサン0.15%と
、白金触媒0.05%と、架橋遅延剤0.2%とを反応
温度150℃で45分間加熱し硬化させることにより得
られた、針入度120 [1(h1mm]の流動性シロ
キサン架橋物。
式(C) (但し、dは約160である。) 式(D> (但し、eは約15である。) 式(E) CH3CH3CH3CH3 H3C−3iO−(−3iO)r−(−3iO)、−5
i−CH,3CHs  HCH3CH3 (但し、fは約5、gは約3である。)実施例1〜】4 上記のSi組成物1および2並びに架橋物1.2A〜2
Gおよび3を第1表に示す処方に従って組合せて混合し
、撹拌機で約20分間撹拌混合することにより、本発明
の消泡剤組成物S−1〜S14を調製した。
実施例15 81組成物1の製造工程において、ポリジオルガノシロ
キサンにシリカを添加した後、上記の架橋物1を、最終
的に得られる消泡剤組成物における割合が30%となる
量で添加し、ホモミキサーによって均一に分散させ、そ
の後4時間加熱し、その後室温まで冷却して、粘稠で無
色透明なシリコーン消泡剤組成物5−15を調製した。
なお全工程は窒素ガスパージ下で行った。
比較例1および2 流動性シロキサン架橋物を用いずに上記のSi組成物1
および2の各々を、そのまま比較用のシリコーン消泡剤
組成物C−1およびC−2として用いた。
比較例3 上記の架橋物1を得るための処方において、式(A)で
表わされるオルガノポリシロキサンと式(B)で表わさ
れるオルガノポリシロキサンとのみよりなり、加熱硬化
されていない未架橋オルガノポリシロキサン混合物を架
橋物1の代わりに用いたほかは、実施例1と同様にして
比較用の消泡剤組成物Clを調製した。
〔消泡特性の試験〕
以」二のようにして製造した消泡剤組成物の各々を下記
の処方に従って乳化させて濃度10%のエマルジョン溶
液を調製した。
消泡剤組成物         1000%ポリオキシ
エチレンモノステアリン酸 エステル           1.4%グリセリン脂
肪酸エステル    1.2%ヒドロキシエチルセルロ
ース   0.5%防腐剤     0.1% 水      残部 バレル リスト アクションシェーカーを用いて、得ら
れたエマルジョンの各々を、以下の条件Iまたは条件■
(消泡剤添加量のみが条件■と異なる。)に従って10
秒間振盪し、振盪停止直後から大きな泡が消えるまでの
時間t (秒)と、液面が現れるまでの時間T(秒)を
測定した。その後、同じエマルジョンを更に40秒間振
盪して同様の測定を行い、更に同様の振盪および測定を
、60秒間、120秒間、180秒問および180秒間
の振盪時間で繰り返した。
実施例1〜12および15並びに比較例1および2の消
泡剤組成物については条件Iに従い、実施例13および
14については条件■に従って行った。得られた結果を
第2表に示す。
なお、比較例1については条件■に従う試験をも行い、
その結果を「比較例1a」として第2表に掲げた。
条件I テスト容器:容量200−のガラスビン発泡液二 [ツ
ウイン(Tween) 80 J (花王アトラス■製
)の1%水溶液100蔵 消泡剤添加量:シリコーン分が20pfl111となる
量振動数:350サイクル/分 試験温度:25℃ 条件■ テスト容器:容量200m1のガラスビン発泡液: 「
ツウイン(Tween) 80 J (花王アトラス■
製)の1%水溶液100d 消泡剤添加量:シリコーン分がlQppmとなる量振動
数=350サイクル/分 試験温度:25℃ 第2表の結果において、180秒間振盪2回目の後のT
の値を比較すると、実施例1〜11および15はいずれ
も比較例1より小さい値となっていることが理解される
。これは、本発明シリコーン消泡剤組成物が、従来品よ
り長い時間にわたって優れた消泡効果を有していること
を示している。
比較例2と実施例12、比較例1aと実施例13および
14においても同様の結果を示している。
以上のことから理解されるように、本発明の消泡剤組成
物は、優れた発泡抑制効果を長時間に亘って発揮するこ
とができ、発泡抑制効果の持続性の高いものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下記成分(1)、成分(2)および成分(3)を含
    有して成り、成分(1)と成分(2)との合計100重
    量部に対する成分(3)の割合が1〜200重量部であ
    ることを特徴とするシリコーン消泡剤組成物。 成分(1):ポリジオルガノシロキサン 成分(2):シリカ 成分(3):流動性を示すオルガノポリシロキサン重合
    体架橋物 2)オルガノポリシロキサン重合体架橋物は、針入度が
    70[10^−^1mm]以上の流動性を示すものであ
    る請求項1に記載のシリコーン消泡剤組成物。
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