JPH0228902Y2 - - Google Patents
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- JPH0228902Y2 JPH0228902Y2 JP18523383U JP18523383U JPH0228902Y2 JP H0228902 Y2 JPH0228902 Y2 JP H0228902Y2 JP 18523383 U JP18523383 U JP 18523383U JP 18523383 U JP18523383 U JP 18523383U JP H0228902 Y2 JPH0228902 Y2 JP H0228902Y2
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- Japan
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- temperature
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- bed
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Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の属する技術分野〕
本考案は加圧空気を拡散板から上方に浸出せし
めて得られる浸出空気流により流動する微細な粒
状物(ビーズと呼ぶ)により床を形成し、この床
の上に人体を浮揚支持して治療を行う医療用ベツ
ド(流動ベツドとも言う)において、ベーズの温
度が高温となつた場合の運転の制御装置に関す
る。
めて得られる浸出空気流により流動する微細な粒
状物(ビーズと呼ぶ)により床を形成し、この床
の上に人体を浮揚支持して治療を行う医療用ベツ
ド(流動ベツドとも言う)において、ベーズの温
度が高温となつた場合の運転の制御装置に関す
る。
先ずこの種の医療用ベツドの構成と動作の概略
を第1図を用いて説明する。なお以下の各図にお
いて同一の符号は同一または相当部分を示す。
を第1図を用いて説明する。なお以下の各図にお
いて同一の符号は同一または相当部分を示す。
第1図Aにおいて1は外部空気AOを加圧する
リングコンプレツサ、1aはリングコンプレツサ
1を駆動するモータ、HCはリングコンプレツサ
1により加圧されたために温度の上昇した加圧空
気を冷却して所定の温度に保つための熱交換器、
Fは熱交換器HCに熱交換用の空気を送るフア
ン、2はエアーダクトDを介して導かれた加圧空
気A1をデイヒユーザボード3の下面に展開する
密閉室である。前記デイヒユーザボード3は多孔
質の材料で作られた板状体で、密閉室2内の加圧
空気A1を板面全体に分散している多数の細い隙
間から上方に浸出空気A2として、浸出拡散させ
る。5は浸出空気A2によつて流動せしめられる
ビーズ等の微細な粒状物で形成した床であり以下
これをビーズ床と呼ぶ。4はビース床5とデイヒ
ユーザボード3を収容し密閉室2と一体をなすタ
ンク、Sはビーズ床の上面を覆い、ビーズよりも
細い編目の孔を持つ布のシーツで、前記浸出空気
A2を通す一方ビーズの空中への散逸を防ぎ、ま
た人体と接してガーゼや包帯の代りにもなる。
リングコンプレツサ、1aはリングコンプレツサ
1を駆動するモータ、HCはリングコンプレツサ
1により加圧されたために温度の上昇した加圧空
気を冷却して所定の温度に保つための熱交換器、
Fは熱交換器HCに熱交換用の空気を送るフア
ン、2はエアーダクトDを介して導かれた加圧空
気A1をデイヒユーザボード3の下面に展開する
密閉室である。前記デイヒユーザボード3は多孔
質の材料で作られた板状体で、密閉室2内の加圧
空気A1を板面全体に分散している多数の細い隙
間から上方に浸出空気A2として、浸出拡散させ
る。5は浸出空気A2によつて流動せしめられる
ビーズ等の微細な粒状物で形成した床であり以下
これをビーズ床と呼ぶ。4はビース床5とデイヒ
ユーザボード3を収容し密閉室2と一体をなすタ
ンク、Sはビーズ床の上面を覆い、ビーズよりも
細い編目の孔を持つ布のシーツで、前記浸出空気
A2を通す一方ビーズの空中への散逸を防ぎ、ま
た人体と接してガーゼや包帯の代りにもなる。
このような流動ベツドは、人体の局部圧迫によ
る血行障害を防ぐので従来主として重度の熱傷患
者の皮膚の再生促進や、長期の寝たきり患者の褥
瘡(いわゆる床ずれ)防止などに用いられてお
り、流動するビーズ床5上にシーツSを介して上
に前記の患者を寝かせた場合、患者は人の全体を
ほぼ均一な圧力によつて支えられることとなり、
従つて定つた体重を支えるための体表圧力も最小
に保つことができるため、皮膚への圧迫が和らげ
られまた圧力分布のバラツキや偏りも少ないので
末梢血管の圧迫による血行障害を防ぐことができ
る。
る血行障害を防ぐので従来主として重度の熱傷患
者の皮膚の再生促進や、長期の寝たきり患者の褥
瘡(いわゆる床ずれ)防止などに用いられてお
り、流動するビーズ床5上にシーツSを介して上
に前記の患者を寝かせた場合、患者は人の全体を
ほぼ均一な圧力によつて支えられることとなり、
従つて定つた体重を支えるための体表圧力も最小
に保つことができるため、皮膚への圧迫が和らげ
られまた圧力分布のバラツキや偏りも少ないので
末梢血管の圧迫による血行障害を防ぐことができ
る。
第1図Bはこの流動ベツドにおける人体の浮揚
支持の例を示す。人体BHは流動するビーズ床5
の上に、治療上差支えない範囲で極力深く、沈ん
だ形で浮揚支持される。例えば流動するビーズ床
5の等価比重は約1.29であり、人体はほぼ図のよ
うに沈み、従つて人体BHはビーズ床5からはそ
の分だけ広い接触面積で支えられることになり、
前記体表圧力を低くすることができる。
支持の例を示す。人体BHは流動するビーズ床5
の上に、治療上差支えない範囲で極力深く、沈ん
だ形で浮揚支持される。例えば流動するビーズ床
5の等価比重は約1.29であり、人体はほぼ図のよ
うに沈み、従つて人体BHはビーズ床5からはそ
の分だけ広い接触面積で支えられることになり、
前記体表圧力を低くすることができる。
この流動ベツドのビーズ床5の温度は運転中外
部空気AOの温度の変化があつても、所定の適切
な温度に維持される必要があり、これは前記熱交
換器HCの冷却用のフアンFを図外の温度調節器
を用いON,OFFすることによつて行なわれる
が、若し何等かの理由でビーズ床5の温度が40℃
を越えた場合には、患者の安全上後述の過昇温度
防止サーモスタツトなどを介して流動停止(リン
グコンプレツサ1の停止)あるいは間欠流動(コ
ンプレツサ1の間欠運転)に切替え、温度の上昇
した加圧空気A1の送出を停止又は抑制する。
部空気AOの温度の変化があつても、所定の適切
な温度に維持される必要があり、これは前記熱交
換器HCの冷却用のフアンFを図外の温度調節器
を用いON,OFFすることによつて行なわれる
が、若し何等かの理由でビーズ床5の温度が40℃
を越えた場合には、患者の安全上後述の過昇温度
防止サーモスタツトなどを介して流動停止(リン
グコンプレツサ1の停止)あるいは間欠流動(コ
ンプレツサ1の間欠運転)に切替え、温度の上昇
した加圧空気A1の送出を停止又は抑制する。
しかしながら場合によつては医療上の必要上ビ
ーズ床5の温度が40℃を越えているときでも連続
的に運転したい場合がある。また偶々40℃以上の
高温に保管されていたビーズをビーズ床5に投入
した際は、ビーズ床5の温度を早く下げるために
連続の流動運転を行いたいと言う要求も現実に発
生している。このように従来の医療用ベツドはビ
ーズ床5が40℃を越える高温の場合の運転の機能
が不充分であると言う問題がある。
ーズ床5の温度が40℃を越えているときでも連続
的に運転したい場合がある。また偶々40℃以上の
高温に保管されていたビーズをビーズ床5に投入
した際は、ビーズ床5の温度を早く下げるために
連続の流動運転を行いたいと言う要求も現実に発
生している。このように従来の医療用ベツドはビ
ーズ床5が40℃を越える高温の場合の運転の機能
が不充分であると言う問題がある。
(考案の目的〕
本考案は前述の欠点を除きビーズ床が温度が所
定の温度例えば40℃以上の高温となつた場合でも
要求に応じ、通常の連続運転を可能にするととも
に、以後、ビーズ床の温度が正常に下つたのち再
び高温となつた際も安全機能は失われないように
した制御装置を提供することを目的とする。
定の温度例えば40℃以上の高温となつた場合でも
要求に応じ、通常の連続運転を可能にするととも
に、以後、ビーズ床の温度が正常に下つたのち再
び高温となつた際も安全機能は失われないように
した制御装置を提供することを目的とする。
本考案の要点はリングコンプレツサなどの空気
加圧手段を介して加圧された加圧空気を、板面に
多数の細孔を有する拡散板(デイヒユーザボー
ド)より上方に浸出させ、この浸出によつて得ら
れる浸出空気流により流動される粒状物(ビー
ズ)で形成した床(ビーズ床)上に、人体を浮揚
支持するようにした流動ベツド、前記粒状物の温
度が所定の温度(設定過昇温度)を越えているこ
とを検出して接点信号などの温度過昇信号を出力
する過昇温度防止サーモスタツトなどの過昇温度
検出手段、該温度過昇信号が出力されている期
間、前記空気加圧手段を駆動するモータなどの手
段の付勢回路を連続又は間欠して断つ負荷リレー
などの負荷開放手段からなる流動ベツドの制御装
置において、前記温度過昇信号が出力されている
とき、前記空気加圧手段を駆動する手段を付勢す
る指令を操作出力する押釦スイツチなどの操作指
令出力手段と、該指令に基づいて前記付勢回路を
閉成保持する自己保持リレーなどの回路閉成保持
手段と、この閉成保持ののち前記過昇温度防止サ
ーモスタツト又はタイマリレーなどの所定のリセ
ツト信号出力手段を介して前記回路閉成保持手段
の閉成保持の動作をリセツトする手段(前記サー
モスタツトの復帰信号で動作する補助リレーなど
の接点又は前記タイマリレーの計時信号で動作す
る接点など)とを設けた点にある。
加圧手段を介して加圧された加圧空気を、板面に
多数の細孔を有する拡散板(デイヒユーザボー
ド)より上方に浸出させ、この浸出によつて得ら
れる浸出空気流により流動される粒状物(ビー
ズ)で形成した床(ビーズ床)上に、人体を浮揚
支持するようにした流動ベツド、前記粒状物の温
度が所定の温度(設定過昇温度)を越えているこ
とを検出して接点信号などの温度過昇信号を出力
する過昇温度防止サーモスタツトなどの過昇温度
検出手段、該温度過昇信号が出力されている期
間、前記空気加圧手段を駆動するモータなどの手
段の付勢回路を連続又は間欠して断つ負荷リレー
などの負荷開放手段からなる流動ベツドの制御装
置において、前記温度過昇信号が出力されている
とき、前記空気加圧手段を駆動する手段を付勢す
る指令を操作出力する押釦スイツチなどの操作指
令出力手段と、該指令に基づいて前記付勢回路を
閉成保持する自己保持リレーなどの回路閉成保持
手段と、この閉成保持ののち前記過昇温度防止サ
ーモスタツト又はタイマリレーなどの所定のリセ
ツト信号出力手段を介して前記回路閉成保持手段
の閉成保持の動作をリセツトする手段(前記サー
モスタツトの復帰信号で動作する補助リレーなど
の接点又は前記タイマリレーの計時信号で動作す
る接点など)とを設けた点にある。
以下本考案を第2図、第3図に基づいて説明す
る。各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
第2図、第3図において11は過昇温度防止サー
モスタツト(過昇防止サーモと略す)のb接点
で、該過昇防止サーモはビース床5又は加圧空気
A1(以後ビーズ床5等と言う)の温度を検出
し、該温度が所定の高温(設定過昇温度と呼ぶ、
例えば40℃)以上となるとb接点11を開放す
る。12は負荷リレーで、その付勢により図外の
a接点を介してリングコンプレツサ1を駆動する
モータ1aをONし、流動ベツドの流動運転を行
う。13は過昇防止サーモのb接点11を必要に
応じ強制的に短絡する短絡スイツチ、14は押釦
スイツチ16のONによつて自己保持する自己保
持リレー、14a1,14a2は該リレー14の
a接点である。また15は補助リレー、15bは
該リレー15のb接点、17はタイマリレー、1
7b該リレー17のb接点である。
る。各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
第2図、第3図において11は過昇温度防止サー
モスタツト(過昇防止サーモと略す)のb接点
で、該過昇防止サーモはビース床5又は加圧空気
A1(以後ビーズ床5等と言う)の温度を検出
し、該温度が所定の高温(設定過昇温度と呼ぶ、
例えば40℃)以上となるとb接点11を開放す
る。12は負荷リレーで、その付勢により図外の
a接点を介してリングコンプレツサ1を駆動する
モータ1aをONし、流動ベツドの流動運転を行
う。13は過昇防止サーモのb接点11を必要に
応じ強制的に短絡する短絡スイツチ、14は押釦
スイツチ16のONによつて自己保持する自己保
持リレー、14a1,14a2は該リレー14の
a接点である。また15は補助リレー、15bは
該リレー15のb接点、17はタイマリレー、1
7b該リレー17のb接点である。
次に第2図の回路動作を述べると、ビーズ床5
等の温度が前記設定過昇温度を越えると過昇防止
サーモのb接点11がOFFし、負荷リレー12
が消勢されることにより流動運転が停止する。若
しこの状態で通常の運転を行いたい場合には、押
釦スイツチ16を押すと自己保持リレー14が付
勢され、このリレー14はそのa接点14a1の
ONにより自己保持すると同時に、同じくそのa
接点14a2がONして負荷リレー12が付勢さ
れ流動運転が開始される。その後ビーズ床5等の
温度が設定過昇温度以下に下降すると、過昇防止
サーモのb接点11がONすることにより引続き
流動運転は行われるが、このとき補助リレー15
が付勢されるようになり、そのb接点15bが
OFFし、自己保持リレー14が消勢され、従つ
てそのa接点14a1,14a2がOFFするの
で、以後再びビーズ床5等が設定過昇温度を越え
たときは過昇防止サーモの保護機能(b接点11
のOFFによる負荷リレー12のOFF従つて流動
停止)は復活する。
等の温度が前記設定過昇温度を越えると過昇防止
サーモのb接点11がOFFし、負荷リレー12
が消勢されることにより流動運転が停止する。若
しこの状態で通常の運転を行いたい場合には、押
釦スイツチ16を押すと自己保持リレー14が付
勢され、このリレー14はそのa接点14a1の
ONにより自己保持すると同時に、同じくそのa
接点14a2がONして負荷リレー12が付勢さ
れ流動運転が開始される。その後ビーズ床5等の
温度が設定過昇温度以下に下降すると、過昇防止
サーモのb接点11がONすることにより引続き
流動運転は行われるが、このとき補助リレー15
が付勢されるようになり、そのb接点15bが
OFFし、自己保持リレー14が消勢され、従つ
てそのa接点14a1,14a2がOFFするの
で、以後再びビーズ床5等が設定過昇温度を越え
たときは過昇防止サーモの保護機能(b接点11
のOFFによる負荷リレー12のOFF従つて流動
停止)は復活する。
なお短絡スイツチ13は特に設定過昇温度以上
の場合、人の監視下において過昇防止サーモの機
能を失わせ流動運転を行う場合に用いられ通常は
OFFされているものである。
の場合、人の監視下において過昇防止サーモの機
能を失わせ流動運転を行う場合に用いられ通常は
OFFされているものである。
第3図の回路動作は、過昇防止サーモのb接点
11のOFFののち押釦スイツチ16のONによつ
て、自己保持リレー14の自己保持とともに流動
運転が開始される時点までは第2図の動作と同様
である。次にこの時点からタイマリレー17が付
勢されて、計時動作が開始され所定のタイムアツ
プの時点でタイマルリレー17のb接点17bが
OFFすると自己保持リレー14は消勢され、そ
のa接点14a1,14a2のOFFにより、負
荷リレー12が消勢され、従つて流動運転が停止
され、押釦スイツチ16がONされる以前の状態
に戻る。この後ビーズ床5等の温度が下り、過昇
防止サーモのb接点11がONすると正常な流動
運転が再開される。
11のOFFののち押釦スイツチ16のONによつ
て、自己保持リレー14の自己保持とともに流動
運転が開始される時点までは第2図の動作と同様
である。次にこの時点からタイマリレー17が付
勢されて、計時動作が開始され所定のタイムアツ
プの時点でタイマルリレー17のb接点17bが
OFFすると自己保持リレー14は消勢され、そ
のa接点14a1,14a2のOFFにより、負
荷リレー12が消勢され、従つて流動運転が停止
され、押釦スイツチ16がONされる以前の状態
に戻る。この後ビーズ床5等の温度が下り、過昇
防止サーモのb接点11がONすると正常な流動
運転が再開される。
第2図、第3図の回路は場合に応じどちらを採
用するかを決めればよい。また第2図、第3図の
回路を併用すれば、押釦スイツチ16をONした
のち、タイマリレー17のタイムアツプする迄の
時間あるいは過昇防止サーモのb接点11が復帰
してONする迄の時間のいずれか早い方で、自己
保持リレー14を付勢し、通常の状態に戻すこと
ができる。
用するかを決めればよい。また第2図、第3図の
回路を併用すれば、押釦スイツチ16をONした
のち、タイマリレー17のタイムアツプする迄の
時間あるいは過昇防止サーモのb接点11が復帰
してONする迄の時間のいずれか早い方で、自己
保持リレー14を付勢し、通常の状態に戻すこと
ができる。
以上の説明から明らかなように本考案によれば
ビーズ床等の温度が設定過昇温度を越え過昇防止
サーモの接点開放により負荷リレーが消勢され流
動運転が停止した場合でも、流動運転を必要とす
る場合には過昇防止サーモの開放接点を自己保持
リレーを介して短絡し、流動運転を行わせるとと
もに、前記過昇防止サーモの開放接点の復帰
(ON)又はタイマリレーのタイムアツプによつ
て前記自己保持リレーの自己保持を解除すること
としたので、ビーズ床等の温度が下降し、過昇防
止サーモの開放接点が閉じたのち再び該温度が高
温となつて前記開放接点が開放した場合には、こ
の開放による保護機能を復活し流動運転の停止な
どを行わせることができる。
ビーズ床等の温度が設定過昇温度を越え過昇防止
サーモの接点開放により負荷リレーが消勢され流
動運転が停止した場合でも、流動運転を必要とす
る場合には過昇防止サーモの開放接点を自己保持
リレーを介して短絡し、流動運転を行わせるとと
もに、前記過昇防止サーモの開放接点の復帰
(ON)又はタイマリレーのタイムアツプによつ
て前記自己保持リレーの自己保持を解除すること
としたので、ビーズ床等の温度が下降し、過昇防
止サーモの開放接点が閉じたのち再び該温度が高
温となつて前記開放接点が開放した場合には、こ
の開放による保護機能を復活し流動運転の停止な
どを行わせることができる。
第1図は本考案における医療用ベツドの構成と
動作を示す図、第2図、第3図は本考案の制御装
置の要部の回路構成の実施例を示す図である。 符号説明、1……リングコンプレツサ、1a…
…モータ、A1……加圧空気、A2……浸出空
気、3……デイヒユーザボード、5……ビーズ
床、11……過昇温度防止サーモスタツト(過昇
防止サーモ)のb接点、12……負荷リレー、1
3……短絡スイツチ、14……自己保持リレー、
15……補助リレー、16……押釦スイツチ、1
7……タイマリレー、14a1,14a2……a
接点、15b,17b……b接点。
動作を示す図、第2図、第3図は本考案の制御装
置の要部の回路構成の実施例を示す図である。 符号説明、1……リングコンプレツサ、1a…
…モータ、A1……加圧空気、A2……浸出空
気、3……デイヒユーザボード、5……ビーズ
床、11……過昇温度防止サーモスタツト(過昇
防止サーモ)のb接点、12……負荷リレー、1
3……短絡スイツチ、14……自己保持リレー、
15……補助リレー、16……押釦スイツチ、1
7……タイマリレー、14a1,14a2……a
接点、15b,17b……b接点。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 空気加圧手段を介して加圧された加圧空気
を、板面に多数の細孔を有する拡散板より上方
に浸出させ、この浸出によつて得られる浸出空
気流により流動される粒状物で形成した床上
に、人体を浮揚支持するようにした流動ベツ
ド、前記粒状物の温度が所定の温度を越えてい
ることを検出して温度過昇信号を出力する過昇
温度検出手段、該温度過昇信号が出力されてい
る期間、前記空気加圧手段を駆動する手段の付
勢回路を連続又は間欠して断つ負荷開放手段か
らなる流動ベツドの制御装置において、前記温
度過昇信号が出力されているとき、前記空気加
圧手段を駆動する手段を付勢する指令を操作出
力する操作指令出力手段と、該指令に基づいて
前記付勢回路を閉成保持する回路閉成保持手段
と、この閉成保持ののち所定のリセツト信号出
力手段を介して前記回路閉成保持手段の閉成保
持の動作をリセツトする手段とからなることを
特徴とする医療ベツドの制御装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の制御
装置において、前記リセツト信号出力手段は前
記粒状物の温度が前記所定の温度を下回り前記
温度過昇信号が断たれたことを検出する手段で
あることを特徴とする医療用ベツドの制御装
置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の制御
装置において、前記リセツト信号出力手段は前
記回路閉成保持手段が前記閉成保持の動作を開
始してのち所定の時間を計時して計時信号を出
力する手段であることを特徴とする医療用ベツ
ドの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18523383U JPS6092520U (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 医療用ベツドの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18523383U JPS6092520U (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 医療用ベツドの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6092520U JPS6092520U (ja) | 1985-06-24 |
JPH0228902Y2 true JPH0228902Y2 (ja) | 1990-08-02 |
Family
ID=30400415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18523383U Granted JPS6092520U (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 医療用ベツドの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6092520U (ja) |
-
1983
- 1983-11-30 JP JP18523383U patent/JPS6092520U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6092520U (ja) | 1985-06-24 |
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