JPH02247191A - 抗レトロウイルス剤としてのプリンおよびピリミジン非環状ヌクレオシドの環状モノホスフエート類 - Google Patents

抗レトロウイルス剤としてのプリンおよびピリミジン非環状ヌクレオシドの環状モノホスフエート類

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JPH02247191A
JPH02247191A JP2023612A JP2361290A JPH02247191A JP H02247191 A JPH02247191 A JP H02247191A JP 2023612 A JP2023612 A JP 2023612A JP 2361290 A JP2361290 A JP 2361290A JP H02247191 A JPH02247191 A JP H02247191A
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Richard L Tolman
リチヤード エル.トルマン
Malcolm Maccoss
マルコルム マクコス
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    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/547Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom
    • C07F9/6564Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having phosphorus atoms, with or without nitrogen, oxygen, sulfur, selenium or tellurium atoms, as ring hetero atoms
    • C07F9/6571Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having phosphorus atoms, with or without nitrogen, oxygen, sulfur, selenium or tellurium atoms, as ring hetero atoms having phosphorus and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07F9/6574Esters of oxyacids of phosphorus
    • C07F9/65742Esters of oxyacids of phosphorus non-condensed with carbocyclic rings or heterocyclic rings or ring systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規のプリンおよびピリミジン非環状ヌクレ
オシド類(Acyclonucleosides)の環
状モノホスフェートに係るものである。
これらの化合物は抗ウィルス剤であり、単純庖疹ウィル
スおよびサイトメガロウィルス等のヘルペスウィルスの
クラスに対して有効である。
単純庖疹ウィルス(HS V)は皮膚又は粘膜上に透明
液で満たされているか又は僅かに突起した炎症性の基部
を有する小水庖の単純性又は多発性群が表われることが
特徴である再発性ウィルス感染症をおこす。H3Vは2
種類の菌株、H3V−1およびH3V−2,を有してい
る。I−I S V−1は通常ヘルペス性陰唇炎及びヘ
ルペス性角膜炎を惹起し、H8Vは普通には性殖器の病
変をおこし、主として病変部との直接接触、最も多くの
場合性交により伝播される。恐らくは、ウィルスが皮膚
又は神経節中に潜伏して残っており、再発性ヘルペス発
疹は日光に暴露し過ぎ、発熱性疾患、肉体的又は情緒的
ストレス、又はある種の食品又は薬剤により促進される
ことがある。この誘因のメカニズムは多くの場合知られ
ていない。
サイトメガロウィルスは、ヘルペスウィルス群の中の下
位区分(サブグループ)ウィルスである。サイトメガロ
ウィルス感染症はすべての年令層で起こり、何ら予後の
懸念のない不顕性感染から、発熱、肝炎、肺炎で示され
る疾患もあり、死産又は分娩前後の死まで各種の症状が
ある。
当該技術においては、抗ウィルス剤としである種のプリ
ンおよびピリミジン非環状ヌクレオシドを使用すること
が知られている。米国特許第4,670,424号は、
プリンおよびピリミジン非環状ヌクレオシドの環状ピロ
ホスフェートおよびビスモノホスフェートを開示してい
る。ヨーロッパ特許出願筒82401571.3号は環
状モノホスフェートグアニン誘導体およびその抗ウィル
ス剤としての使用法を開示している。環状モノホスフェ
ートグアニン誘導体およびそれらの抗ウィルス剤として
の使用法が米国特許第4.579,849号においても
開示されている。しかしながら、これまで抗ウィルス剤
としてグアニン以外の非環状ヌクレオシドの環状モノホ
スフェート誘導体を使用することは知られていない。
本発明は、プリンおよびピリミジン非環状ヌクレオシド
の新規環状モノホスフェート、その製造法、この新規化
合物を活性成分として含む医薬品製剤、及びこの新規化
合物又はその医薬品製剤でウィルス感染症を治療する方
法に係るものである。
本発明は下記式の新規抗ウィルス化合物に係るものであ
る。
B−CH2−X−Z 式中、 Bはピリミジン、置換ピリミジン、プリン又は置換プリ
ンであり、プリン又はピリミジン上の置換基はアミノ、
ヒドロキシル、ハロゲン、チオまたはアルキルチオール
から選ばれ、アルキルチオールのアルキル部分は1乃至
6個の炭素原子を有しており、プリン又は置換プリンは
グアニンでなく、 Xは酸素、硫黄又はメチレンであり、 Zは であり、 Rは水素又は医薬品として許容し得るカチオンである。
プリン類、置換プリン類、ピリミジン類及び置換ピリミ
ジン熱は核酸の通常の複素環塩基として定義されており
、アデニン、シトシン、チミンおよびウラシルをふくむ
が、これらに限るものではない。
上記で定義されているように、Bで表わされているプリ
ン類およびピリミジン類は、プリ1ンおよびピリミジン
上の種々の置換位でCH,−X−Z に結合できるが、
プリンの好適な置換位は9−位であり、ピリミジンの好
適な置換位は1−位である。
用語「医薬品として許容し得るカチオン」とは、生物学
的有効性と、このカチオンの遊離化合物が生物学的に又
はその他でも、望ましくない物性を有していないこと等
の性状を有するカチオンを滴、味する。これらのカチオ
ンの例としては、ナトリウム、カリウム、リチウム、カ
ルシウム、マグネシウム、アンモニウムのイオン類及び
当該技術で知られているその他の許容し得るカチオン等
がある。
本発明の好適な化合物は、Bがシ1〜シン、Xが酸素、
2がジオキソホスホリナン環であり、RがすI−リウム
であるものである。この化合物は、次式によって表わさ
れる: 本発明の代表的化合物は、以下のものを含むニ ア 1− [ (1.3−ジヒドロキシ−2−プロポキシ)
メチル]シトシン環状モノホスフェート、 9− [ (1.3−ジヒドロキシ−2−プロポキシ)
メチル]アデニン環状モノホスフェート、 1− [ (1,、3−ジヒドロキシ−2−プロポキシ
)メチル]チミン環状モノホスフェート、 1− [ (1.3−ジヒドロキシ−2−プロポキシ)
メチル]ウラシル環状モノホスフェート、 1− [ (2.3−ジヒドロキシ−1−プロポキシ)
メチル]シトシン環状モノホスフェート、 9− [ (2.3−ジヒドロキシ−1−プロポキシ)
メチルコアデーニン環状モノホスフェート、 1− [ (2.3−ジヒドロキシ−1−プロポキシ)
メチル]チミン環状モノホスフェート、 1− [ (2.3−ジヒドロキシ−1−プロポキシ)
メチル]ウラシル環状モノホスフェート、 1− [ (1.3−ジヒドロキシ−1−プロポキシ)
メチル]ー5ーフルオロウラシル環状モノホスフェート
、 1−[(2.3−ジヒドロキシ−1−プロポキシ)メチ
ル]ー5ーフルオロウラシル環状モノホスフェート、 9−[ (1.3−ジヒドロキシ−2−プロポキシ)メ
チル]ー2.6ージアミツプリン環状モノホスフェート
、 9−[(2.3−ジヒドロキシ−1−プロポキシ)メチ
ル]ー2ーアミノー6ーメチルマーキヤプトプリン環状
モノホスフェート。
本発明の最も好適な化合物はナトリウム][(1.3−
ジヒドロキシ−2−プロポキシ)メチル]シトシン環状
モノホスフェ−1−であり、これはまたナトリウム1−
[ (2ヒドロキシ−1,3,2−ジオキソホスボリナ
ン−5−イル)−オキシメチル]シトシンP−オキシド
と称することもできる。
本発明の非環状ヌクレオシド環状モノホスフェートは適
当に置換及び保護されているか又は保護されていないプ
リン又はピリミジン非環状ヌクレオシドを過剰のオキシ
塩化リンまたはピロホスホリルクロリド等のリン酸化剤
と、トリエチルホスフェートの様な不活性溶媒中で、必
要であれば反応物を溶解させるための5nCQ、の様な
錯化剤の存在下で、反応させて製造される。この反応の
望ましい生成物である環状モノホスフェートは、ビス−
モノホスフェートの様な副生物から、例えばアニオン交
換樹脂カラムからの勾配溶離によって分離精製される。
本発明化合物の製造における出発原料として使用される
ハロプリン類(halopurines)は文献で公知
である。ハロプリン非環状ヌクレオシド類は1983年
3月16日に公開されたヨーロッパ特許出願第8240
1571.3号、公開第0074306号;ケー、ケー
、オギルビーおよびエム、エフ、ギレン(K、K。
Og]1vie & M、 F 、 G11len)、
テトラヘドロン レタース (T etrahedro
n T−etters)、21巻、327−330頁(
1980年);およびエッチ、ジェー、シェーファーお
よび共同者(H,J 、 5haeffer et a
l、)ネイチュア(Nature)、272巻、58:
3−585頁(1978年)等に公開されている方法に
よって製造される。適当なハロプリン非環状ヌクレオシ
ドは環状モノホスフェートを合成するのに直接使用する
ことができる。
望ましい環置換を有するピリミジン非 環状ヌクレオシド類は1982年2月24日に公開され
たヨーロッパ特許出願第 811064−60.9号、公開第0046307号;
エッチ、エム、アブラムズおよび共同者(H,M、 A
brams et al、)、複素環化字詰(J 、 
Heterocycl、ic Chem、)、18巻、
947951頁(1981年)およびケー、ケーオギル
ビーおよびエム、エフ、ギレン、テトラヘドロン レタ
ーズ、21巻、327330頁(1980年)等に公開
されている文献の方法によって合成される。ピリミジン
非環状ヌクレオシド類は、ここに公開された方法により
リン酸化され、環化されて環状モノホスフェートを生成
する。
ウィルス感染症の治療に本発明化合物を使用することと
関連して、これらを単独で或は医薬品として許容できる
担体と組み合わせて投与することができ、そしてこのよ
うな投与は1回投薬量でも、多数回しこ分けた投薬量で
も実施できる。より特別には、本発明の化合物は有効単
位投薬製剤の形で投怪される。
ここで用いている用語「有効単位投薬」または「有効単
位投薬量」とは、インビボのウィルスに対して予め定め
られた十分に有効な抗ウイルス薬量を意味する。医薬品
として許容できる担体は医薬品を投与する目的のために
有用な物質であり、固体、液体または気体物質であるこ
とができ、その他には不活性で、医薬品的に許容でき、
活性物質と相溶性のものである。
これらの医薬品組成物は、非経口的、経口的に投与でき
、生薬またはペッサリーとして使用され、軟膏剤、クリ
ーム剤、エアゾル剤、粉剤として局所適用され、または
眼または算用点滴剤として投与される等、製剤が身体内
部または外部ウィルス感染の治療に用いられるかによっ
て、各種の方法で投与できる。
感染症に対して、本組成物は哺乳動物体重kg当り約0
.1乃至500 m g、好適には1.0乃至250m
gの投薬基準量で経口または非経口で投与され、ヒトに
おいては単位投薬形式で用いられ、単位投薬量当り1乃
至1.000mgの量で1日1回乃至4回投与される。
経口投与のための微粉末または顆粒品は稀釈剤、分散剤
及び/又は界面活性剤を含有でき、水中又はシロップ状
の一回服用量の形、乾燥状態又は水溶液又は非水溶液又
は懸濁剤を含むことのできる懸濁液状のカプセル又はカ
セットの形、バインダー及び湿潤剤を含むことのできる
錠剤の形、或は水又はシロップ状の懸濁剤の形で提供さ
れる。希望するか又は必要の場合には、着香剤、保存剤
、懸濁化剤、粘稠化剤又は乳化剤を含ませることができ
る。錠剤及び顆粒剤が好適であり、これらはコーティン
グされていてもよい。
非経口投与又は眼感染症用の様に消削としての投与のた
めには、この化合物は約0.1乃至10%、より好適に
は0.1乃至7%、最適には0.2%w / v 1l
ls度で溶液又は懸濁液として提供される。この溶液は
抗酸化剤、緩衝剤等を含むことができる。
別の方法では、眼の感染症に対して、又は他の外部組織
、例えば口及び皮膚の感染症に対しては、この組成物は
好適には患者の身体の被感染部位に局所軟膏剤又はクリ
ーム剤として適用される。この化合物は、例えば水溶性
軟膏基剤で製剤された軟膏剤の形で、又は乃至7%、最
適には1%w/v濃度で提供される。
以下の実施例に本発明化合物の製造法を具体的に説明す
るが、これに限定するものではない。すべての温度は℃
で示される。
実施例1 1−[(2−ヒドロキシ−1,3,2−ジオキソホスボ
リナン−5−イル)−オキシメチル]シトシンP−オキ
シド 分子篩で乾燥したアセトニトリル(150mA)中の1
−[(1,3−ジヒドロキシ2−プロポキシ)メチル]
シトシン(200mg、0.93m mol)撹拌懸濁
液に四塩化錫(SnCQ4.0.15mQ、1.29m
mol)を加えたそして室温1時間で徐々に溶解が起っ
た。この撹拌溶液に、ピロホスホリルクロリド(Q−,
4m(1,2,7mmol)をアセトニトリル(60m
 Q)  に溶解させた溶液を滴下して加えた(滴下時
間90分)。さらに2時間撹拌した後で、この混合物を
炭酸水素ナトリウム飽和水溶液でpH6,4になるよう
に中和し、この混合物を一夜冷蔵庫中に保存した。固体
をF’別し、p液を減圧蒸発乾固した。この残渣(1,
3g)を水(4mu)中に溶解し、p、 Hを 0.3
5に調整してからダーフ(Darco) (20−40
メツシユ)活性炭カラム(12g)にかけた。カラムを
水で展開し、洗浄水中に硝酸銀(A g N Oa )
試験で塩素イオン(cp−)が検出されなくなるまで洗
浄しく〜3Q)、次に50%エタノール水溶液中5%水
酸化アンモニウム(NH,OH’)で処理した。標記化
合物を含む留分をプールし、蒸発乾固して粗製品190
mgをアンモニウム(NH4+)塩として得た。この物
質を水に溶解し、ダウエックス(D oνex)IX8
[蟻酸イオン(HCOO−)型コカラム(200〜40
0メツシユ、10m1ll)にかけた。カラムを初めに
水で展開し、次に水から2N蟻酸(HCOOH)に直線
的勾配で変えた。目的生成物を含む留分をプールして、
水から数回蒸発乾固してから凍結乾燥して、標記化合物
32mgを白色粉末として得た。これはHTJ L C
分析で単一のピークを示した。
NMR分析: 2HNMR(TSPからD20δ): 
3.87(m、0−CH(CH20、) 、4−17 
4 、49 (m 、CH20P)。
5.36 (S、N−CH,、−0)、6.09(d、
J=8.0 Hz、H5)、  7.66(d、J=8
.0Hz、H6)。
元素分析: CeHs2N30cP・1.2  H20
理論値: C32,16、H4,86、N 14.06
゜実測値: C31,97、H4,55、N 13.8
1゜実施例 2 ヒ1へのサイトメガロウィルスに対するす1〜リウム1
.−[(2−ヒドロキシ−1,3,2−ジオキソホスボ
リナン−5−イル)−オキシメチル]−シトシンP−オ
キシドの活性ヒトのサイトメガロウィルスに対する活性
をヒトサイトメガロウィルス(HCMV)検定法を使用
して測定する。2種類の組織培養検定法が使用できる、
即ち、細胞保護(Ce]lP rotection)法
及びプラーク減少(P 1aqueReduction
 )法である。両検定法とも、MRC−5細胞(ヒト胎
児節)及びアイゼンハルト(E 1senhart)ヒ
トサイトメガロウィルスを使用する。以下、細胞保護及
びプラーク減少検定法を説明する。
細胞保護検定法 試験される化合物の8〜2倍稀釈液を調製する。稀釈液
を調製した後で、各稀釈液の0.5ml1をMRC−5
の3個の傾瀉した培地の各々に加える。2個の培地は試
験化合物の抗ウィルス活性を測定するのに使われ、1個
の培地は毒性測定に用いられる。次にそれぞれの培地を
37°C15%co2(炭酸ガス培養法)インキュベー
ターで1時間培養する。
1時間後に、ヒトのサイトメガロウィルスの0.5mQ
を試験化合物を含む抗ウイルス活性試験に用いる2個の
培地に加え、別に 0.5mQ培地を毒性測定に用いる
1個の培地に加える。次にそれぞれの培地をインキュベ
ーターに戻し、37℃15%Co2で培養する。
37℃15%CO□で5日間培養後、各培地を試験化合
物により与えられる抗ウィルス活性及び保護作用の程度
を測定するため観察する。
プラーク減少検定法 試験される化合物の8〜2倍稀釈液を調製する。稀釈液
を調製した後で、各稀釈液の0 、5 m Q & M
 RC−5の3個の傾瀉した培地の各々に加える。2個
の培地は試験化合物の抗ウィルス活性を測定するのに使
われ、1個の培地は毒性測定に用いられる。次にMRC
5培地を傾瀉し、各培地に〜60プラーク形成単位(P
FU)を含むヒ1−のサイトメガ−20〜 ロウィルス接種材料の0.1mAを加えて感染させる。
各培地を欣に1時間37℃15%Co2中で吸着処理す
る。1時間後に、ウィルスが培地から移され、重複培地
に試験化合物の稀釈液を再び加える。次に各培地を37
℃15% CO2インキュベーターで培養する。接種6
日後、プラークを顕微鏡でカウントする。
上述の検定法を用いて、3種類の化合物のヒトのサイト
メガロウィルスに対する活性を測定した結果を以下の表
に示す。
細胞保護 プラーク減少 2−アミノ−1,9−ジヒドロ 9−((2−ヒドロキシ−1− (ヒドロキシメチル)エトキシ)メ チル)−6H−プリン−6−オン 1.560 0.78 ナトリウム1− [(2−ヒドロキ シ−1,3,2−ジオキソホスホ リチン−5−イル)−オキシメチ ル]シトシンP−オキシド )25   25.00 ナトリウム9− [(2−ヒドロキ シ−1,3,2−ジオキソホスホ リチン−5−イル)−オキシメチ ルコグアニンP−オキシド 0.780 0.19

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式B−CH_2−X−Z[式中、Bは ピリミジン、置換ピリミジン、プリン又は置換プリンで
    あり、プリン又はピリミジン上の置換基はアミノ、ヒド
    ロキシル、ハロゲン、チオまたはアルキルチオールから
    選ばれ、アルキルチオールのアルキル部分は1乃至6個
    の炭素原子を有しており、さらにプリン又は置換プリン
    はグアニンでなく、Xは酸素、硫黄又はメチレンであり
    、Zは ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ (式中、Rは水素又は医薬品として許容し 得るカチオンである)である]を有する化合物。 2、プリン又は置換プリンがその9−位 で結合し、ピリミジン又は置換ピリミジンがその1−位
    で結合している請求項1記載の化合物。 3、Bがアデニン、チミン、シトシン又 はウラシルであり、Xが酸素、硫黄又はメチレンであり
    、Zが ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ (式中、Rは水素又は医薬品として許容し得るカチオン
    である)である請求項2記載の化合物。 4、Bがシトシン、Xが酸素、Zが ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rが水素又は医薬品として許容し得るカチオン
    である)である請求項3記載の化合物。 5、1−[(2−ヒドロキシ−1,3,2 −ジオキソホスホリナン−5−イル)−オキシメチル]
    シトシンP−オキシドである請求項1記載の化合物。 6、請求項1の化合物の有効量と医薬品 として許容し得る担体を含む抗ウィルス医薬品組成物。 7、請求項1の化合物の有効量を、ウィ ルス感染症の治療を必要とする哺乳動物に投与すること
    を含む哺乳動物におけるウィルス感染症の治療法。
JP2023612A 1989-02-02 1990-02-01 抗レトロウイルス剤としてのプリンおよびピリミジン非環状ヌクレオシドの環状モノホスフエート類 Pending JPH02247191A (ja)

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