JPH01275218A

JPH01275218A - 冷凍車用冷房冷凍装置

Info

Publication number: JPH01275218A
Application number: JP63104332A
Authority: JP
Inventors: Riichi Sakano; 坂野　理一
Original assignee: Sanden Corp
Current assignee: Sanden Corp
Priority date: 1988-04-28
Filing date: 1988-04-28
Publication date: 1989-11-02
Also published as: EP0355946A2; JPH0445373B2; EP0355946A3; US4934158A; EP0355946B1; DE68908507T2; DE68908507D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は車載用冷凍冷房装置に関し、特に運転室冷房用
及び冷凍室冷凍用の圧縮機を（ｌｉｆｉえる冷凍冷房装
置に関する。

（従来の技術）従来、この種の冷凍車用の冷凍冷房装置では、走行中に
おいてはエンジンを駆動源として運転室の冷房及び冷凍
室の冷凍が行われ、夜間等停車中においては、商用電源
を用いてモータを駆動源として冷凍室の冷凍を行ってい
る。

ここで、第４図を参照して、従来の冷凍冷房装置につい
て説明する。

この冷凍冷房装置は冷房用圧縮機４及び冷凍用圧１１５
の他に第３の圧縮１代（スタンバイ用圧縮機）８を（ｉ
ｔｆｉえている。

第５図に示すように冷房用圧縮機４及び冷凍用圧縮機５
はそれぞれベルト４ａ及び５ａによってクランクプーリ
２に連結され、エンジン１の駆動によって駆動される。

また、クランクプーリ２にはベルｌ−３ａによって車両
用電源としての発電機３が連結されている。

冷凍車走行中には、エンジン１によって圧縮機４及び５
が駆動され冷房及び冷凍か行われる。即ち、冷房及び冷
凍を行う場合には、電磁弁１２ａ及び１２１）が開とさ
れ、圧縮ｆｉｌ　ｌＩ及び５からの冷媒は凝縮器１０、
及びレシーバドライヤー　（受液器）１１を通って、電
磁弁１２　ａ及び１２ｂて分岐され、それぞれ膨張弁１
３ａ及び１３ｂを通って、冷凍用蒸発器１４ａ及び冷房
用蒸発器１４ｂに流入する。そして、冷凍用蒸発器１４
ａからの冷媒は冷凍用圧ｍ機５に流れ込む。一方冷房用
蒸発器１４Ｎ）からの冷媒は冷房用圧縮機４に流れ込む
。このようにして、冷凍車走行中においては、冷凍回路
及び冷房回路が構成される。

一方、夜間等冷凍車停車中においては、電磁弁１２ａを
開とし、電磁弁１２ｂを閉としてスタンバイ用圧縮Ｒ８
が駆動される。このスタンバイ用圧ｆｉｉ機８の駆動の
際には、商用電源により交流電動機（ＡＣモータ）が駆
動され、このＡＣモータ７によって圧縮機８を駆動して
、冷凍用蒸発器１４ａによって冷凍庫内を冷やしている
。

なお、第７図に示すように上述のスタンバイ用圧縮機８
はベルｌ−８ａによってＡＣモータ７に連結され、スタ
ンバイユニット６が構成される。このスタンバイ用圧縮
ｌ−６は第６図に示すように車体下部に収りイτ１けら
れる。

（発明が解決しようとする課題）ところで、」二連の冷凍冷房装置の場合、３台の圧縮機
が必要となり、これら３台の圧縮機を冷媒配管で接続し
な？−１ればならないから、取（＝ｆススペース上制約
を受けてしまうという問題点がある。

特に、冷凍車走行中においては必要としないスタンバイ
用圧縮機を（ｍえているから、ゴス１〜高となってしま
う。

さらに、冷凍車走行中においては、エンジンによって圧
縮機を駆動させているから、エンジンの回転数によって
圧縮能力に制約を受ける。このため、走行状態によって
は十分な冷凍能力が得られないとう問題点がある。

また、冷凍室等の温度：１ン１〜ロールを行う際には、
電磁クラッチ等によってエンジンと圧ｆ９とを断接する
ことによって行われているから、微妙な温度コントロー
ルを行うことが難しいという問題点がある。

（課題を解決するための手段）本発明によはれば、第１及び第２の圧縮機、該第１及び
第２の圧ｍ機の吐出側に接続された凝縮器、及び運転室
の冷房に用いられる第１の蒸発器及び冷凍室の冷却に用
いられる第２の蒸発器を備えるとともに前記第１及び第
２の蒸発器をそれぞれ前記′ａＷｉ器へ接続するための
第１及び第２の制御弁手段と、前記第１及び第２の圧縮
機の吸入側を接続するための第３の制御弁手段とを有し
、前記第２の圧ｌｔｉ機として直流電動機駆動型の圧Ｗ
Ｊ機を用い、該第２の圧縮機の駆動には前記冷凍車のエ
ンジンにより駆動される光電手段及び商用電源が選択し
て用いられるようにしたことを特徴とする冷凍車用冷房
冷凍装置か得られる。

（作　用）本発明では、冷凍車走行中には第１及び第２の制御弁手
段が開かれ、第１及び節２の圧縮機から冷媒をそれぞれ
第１及び第２の蒸発器へ流して、運転室の冷房及び冷凍
室の冷却を行う。この際第１の圧縮機は冷凍車のエンジ
ンによって直接駆動され、第２の圧縮機は発電手段から
の電力によって駆動される。

一方、夜間等冷凍車停止中においては、第２の制御弁手
段が開かれ、商用電源により第２の圧縮機が駆動されて
、第２の蒸発器により冷凍室か冷却される。また、走行
中において冷凍室を急冷する際には、第３の制御弁手段
が開かれて、第１及び第２の圧ｍ＠を並列運転とし、第
２の制御弁手段を開いて、すべての冷媒を第２の蒸発器
に流入する。

（実施例）以下本発明について実施例によって説明する。

第１図を参照して、本発明による冷凍冷房装置は圧縮機
４及び２１備えており、これら圧縮機４及び２１の吐出
側には凝縮器１０が接続されておつ、−力、圧縮機４及
び２１の吸入側にはそれぞれ冷房用蒸発器１．４．　ｂ
及び冷凍用蒸発器１４．　ａが接続されている。そして
、これら圧＠機４及び２１の吸入側は電磁弁１２（を介
し−ζ連結されている。一方、凝縮器１０には受７ｙ器
（トシーハドライヤ）１１が接続され、この受？α器１
１は電磁弁１２ａ及び膨張弁１．３　ａを介して冷凍用
蒸発器１、４　ａに接続されるとともに電磁弁１２１）
及び膨張弁１３ｂを介して冷房用蒸発器１４ｂに接続さ
れているにこて゛、第２図ら整量して、エンジン１のクランクブー
　リ２にはベル１〜４ａを介し゛ζ圧縮機４が連結され
、さらにこのクランクプーリ２にはそれぞれベル１〜３
ａ及び２０ａを介して交流直流交換器を備える発電機（
ＤＣ１２よた１２Ｖ）３及び交流発電機（ＡＣｌｏｏま
たは２００Ｖ）２０が接続されている。光電機３は冷凍
車の車両用電源として用いられ、一方、交流発電機２０
は圧縮機２】の駆動電源として用いられる。圧ＷＪ！２
］には所謂直流電動機内蔵型の圧縮機（以下直流電動圧
縮機という）か用いられる（例えば、直流ブラシレスモ
ータで駆動される半密閉型または密閉型の庄＃Ｊ機が用
いられる）。この圧縮機２１は第６図に示すスタンハイ
ユニッ１−６と同様に車両下部に取り１寸（すられる。

ここで、圧縮機２１の駆動手段について説明する。

第３図を参照して、前述のようにエンジン１により発電
機２０が駆動される。この際、レギュレータ２２によっ
てＵ’１１２ｏのフィールドコイル（図示せず）電流が
調節されて、発電機２０の電Ｊ王は例えばＡＣ２００Ｖ
に保たれる。発電機２０の発生電圧はスイッチ装置２１
１を介して整流器２６でＤ　Ｃ２００Ｖに変換され、駆
動回路２３に印加される。駆動回路２３の制御部２３ａ
には外部から制御信号が与えられ、この制御信号に基−
〉いて、駆動回路２３は圧縮機２１の回転数制御を行う
。一方、スイッチ装置２４には商用電源２５が接続され
、後述するように、スイッチ装置２４を切り暦えて、発
電機２０と商用電源２５とが選択的に使用される。

次に第１図を参照して、本発明による冷凍冷房装置の動
作について説明する。

（ａ）走行中において、運転席のみを冷房する場合電磁
弁１２ａ及び１．２　ｃが閉じられ、電磁弁１２　ｂが
開かれる。エンジンの駆動により直接圧縮機４が駆動さ
れ、圧ｍＭ４がらの高温高圧の冷媒が凝縮器１０て放熱
して液化する。この液化冷媒は受液器１】を及び電磁弁
１２１〕を通って膨張弁１３ｂて断熱膨張される。そし
て、冷房用蒸発器］、　４　ｂで吸熱し、運転席を冷却
して、圧縮機４に戻る。

（ｂ）走行中において冷房及び冷凍を行う場合電磁弁１
２ａ及び１２ｂが開かれ、電磁弁１２（が閉じられる。

そしてエンジンの駆動により圧縮機４が駆動され、一方
、直流電動圧ｆｉ′ｉ機２１は第３図に示す駆動手段に
よって発電機２゜からの電力によって駆動される。圧縮
機４及び２１の駆動によってそれぞれ冷房用蒸発器１４
　ｂにより運転席が冷房され、冷凍用蒸発器１４　ａに
より冷凍室が冷却される。

（Ｃ）走行中において、冷凍室を急速冷却する場合電磁
弁１２ａ及び］、　２　ｃが開かれ、電磁弁１２　ｂが
閉じられる。そして圧縮Ｒ４及び直流電動圧ａ択２１が
駆動される。即ち圧縮Ｂ’Ａ　１１及び直流圧縮器２１
が並列運転される。上述のように電磁弁１２ｂは閉じら
れているから、すべての冷媒が冷凍用蒸発器１４ａに供
給され、冷凍室を急速に冷却することができる。

このように、圧縮機４及び直流電動圧縮機２１を並列運
転して冷凍室を冷却しているから、直流電動圧縮機２１
の所要動力が少なくて済む。例えば、直流電動圧縮機２
１の・みて、上記の並列運転と同程度の冷却能力を斜よ
うとする場合、直流電動圧縮機２１の所要動力は３ｋｗ
以上必要であるか、並列運転の場合、直流電動圧縮機２
１の所要動力は２ｋｗ程度でよい。

（ｄ）夜間擦停車中に冷凍室を冷却する場合電磁弁１２
ａか開かれ、電磁弁１２　ｂ及び］、　２　ｃが閉じら
れる。さらに、第３図に示す駆動手段のスイッチ２４に
より、整流器２６と外部商用電源２５とが接続される。

即ち、直流電動圧縮機２１は商用電源２５により駆動さ
れる。この結果、冷凍用蒸発器１４ａにより冷凍室が冷
却さｉする。

なお、この場合、冷凍室はすでに冷却されている場合が
多く、しかも夜間での使用を考えれば、外気温度は高々
３０°Ｃ程度であるため、電動圧縮機の消費電力は２ト
ン程度の冷凍車て１・〜１．５ｋ　ｗとなる。

上述のように、直流電動圧縮機、特に直流ブラシレスモ
ータ内蔵の圧縮機を用いることによって、ＡＣモータ駆
動の圧縮機に比べて、■起動電流が少ない即ち、発電ａ
容量が少なくて済む（ＡＣモータの場合、起動□時には
定格電流の５〜６倍の電流が流れる）。■低速時トルク
が高い。０回転数制御が容易。■効率がよい。という利
点がある。

（発明の効果）以上説明したように本発明では、２台の圧縮機で運転席
の冷房及び冷凍室の冷却を行っているか−１１，−一ら、従来に比べて冷媒配管か容易てあり、取付スペース
を少なくて済む。また、圧Ｗｉ機が２台で済むからコス
トの低下かはかれる。

さらに、冷凍室の冷却は直流電動圧縮機を用いて行って
いるから、エンジン回転数に影響されず、圧縮機の駆動
制御（回転制御）を行うことができ。

その結果、微妙な温度管理を行うことかできる。

なお、冷凍室を急冷する際には、２台の圧縮機を並列運
転しているから、冷凍用圧縮機（直流電動圧縮機）及び
駆動のための発電機容量は小さくて済む。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による冷凍冷房装置の冷媒回路の一実施
例を示す図、第２図は本発明による冷凍冷房装置の駆動
系を説明するための図、第３図は本発明の直流電動圧縮
機の制御装置を示す図、第４図は従来の冷凍冷房装置の
冷媒回路を示す図、第５図はｔｉｔ来の冷凍冷房装置の
駆動系を示す図、第６図はスタンバイユニットの取付位
置を示す図、第７図はスタンバイユニン１への構成を説
明するための図である。１・・・エンジン、４・・・圧縮機、１０・・・凝縮器
、１１　＝＝受液器、１２ａ、１２ｂ’、１２ｃｍ電磁
弁、１．３ａ、１３ｂ・・・膨張弁、１．４　ａ・・・
冷凍用蒸発器、１７１　ｂ・・・冷房用蒸発器、２０・
・・発電機、２１・・・直流電動圧縮機、２２・・・し
■ユレータ、２３・・・駆動回路、２４・・・スイッチ
装置、２５・・・商用電源、′２６・・・整流器、

Claims

【特許請求の範囲】

１、冷凍車の運転室の冷房及び冷凍室の冷却を行うため
の冷房冷凍装置であって、第１及び第２の圧縮機、該第
１及び第２の圧縮機の吐出側に接続された凝縮器、及び
前記運転室の冷房に用いられる第１の蒸発器及び前記冷
凍室の冷却に用いられる第２の蒸発器を備えるとともに
前記第１及び第２の蒸発器をそれぞれ前記凝縮器へ接続
するための第１及び第２の制御弁手段と、前記第１及び
第２の圧縮機の吸入側を接続するための第３の制御弁手
段とを有し、前記第２の圧縮機として直流電動機駆動型
の圧縮機を用い、該第２の圧縮機の駆動には前記冷凍車
のエンジンにより駆動される光電手段及び商用電源が選
択して用いられるようにしたことを特徴とする冷凍車用
冷房冷凍装置。