JP7482926B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
従来、フロントカバー内に物品を収容可能にする鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、前輪の上方に、フロントパネル、リヤパネル及び底板とで囲まれたグローブボックスを形成することが記載されている。このグローブボックスは、フロントパネルの上部の開口を介して外部に連通しており、その開口は、後上端のヒンジ軸により蓋体により開閉される。
特開昭62-116367号公報
ところで、鞍乗り型車両では、車体重心の観点から、バッテリをフロントカバー内に着脱可能に配置することが望まれている。しかしながら、特許文献1に記載のように収容する構成では、重量物であるバッテリを取り出す際には、バッテリをフロントカバーの上部まで持ち上げる必要があり、取り出し性に課題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、フロントカバー内にバッテリが配置される鞍乗り型車両において、バッテリの取り出し性に優れる鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
鞍乗り型車両は、車体フレームの前部を前方から覆うフロントカバーを備える鞍乗り型車両において、前記フロントカバーの前面が、当該フロントカバーの上部に位置するヒンジ部を支点にして上方に開く開閉パネルに形成され、前記フロントカバー内には、前記開閉パネルを閉じた状態で、車体前面視で、前記開閉パネルと重なる領域内にバッテリが配置され、前記開閉パネルは、前記開閉パネルの下端が、少なくとも前記バッテリの上端よりも高い位置まで開き、前記開閉パネルに、パワーコントロールユニットが支持され、前記フロントカバー内に配置された前記バッテリは、前記パワーコントロールユニットに車体前面視で重なることを特徴とする。
フロントカバー内にバッテリが配置される鞍乗り型車両において、バッテリの取り出し性に優れる鞍乗り型車両を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の右側面図である。 ボンネットパネルを開放位置に移動させた場合の鞍乗り型車両の右側面図である。 フロントカバーの周辺を示す鞍乗り型車両の正面図である。 図1のIV-IV線断面を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の右側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、駆動輪である後輪12を駆動する電動モーター13と、前輪14を操舵自在に支持するフロントフォーク15と、後輪12を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える電動の自動二輪車である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。シート17は、ライダーシート17aと、ライダーシート17aよりも後方で一段高いパッセンジャーシート17bとを備える。
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ20と、ヘッドパイプ20から下方に延びる左右一対のダウンフレーム21と、ダウンフレーム21の下端部から後方に延びる左右一対のロアフレーム22と、ロアフレーム22の後端部から後上方に延びる左右一対のリアフレーム23とを備える。また、車体フレーム11は、ダウンフレーム21の上方でヘッドパイプ20から後下方に延びる左右一対のアッパーフレーム24と、アッパーフレーム24の後部中途部から後上がりに延びてリアフレーム23の後部に接続される左右一対のシートフレーム25と、を備える。
フロントフォーク15は、ヘッドパイプ20によって左右に操舵自在に支持される。前輪14は、フロントフォーク15の下端部に設けられる車軸14aに支持される。乗員が把持する操舵用ハンドル26は、フロントフォーク15の上端部に取り付けられる。
スイングアーム16は、リンク機構27を介して、リアフレーム23の下部に設けられるピボット軸28に支持される。ピボット軸28は、車幅方向に水平に延びる軸である。スイングアーム16は、ピボット軸28を中心に上下に揺動する。
電動モーター13は、スイングアーム16の後端部に取り付けられる。後輪12は、電動モーター13に直接取り付けられ、電動モーター13によって駆動される。電動モーター13は、後輪12のホイールのリムに対し内周側に配置されるインホイールモーターである。
スイングアーム16の後端部とシートフレーム25との間には、リアサスペンション29が掛け渡される。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11等の車体を外側から覆う車体カバー30を備える。車体カバー30は、車体の前部を覆うフロントカバー部31と、車体の前後の中間部を覆うミドルカバー部32と、車体の後部を覆うリアカバー部33と、ステップカバー部34とを備える。
フロントカバー部31は、ヘッドパイプ20及びフロントフォーク15等を周囲から覆う。
ミドルカバー部32は、アッパーフレーム24及びダウンフレーム21等を車幅方向外側から覆う。
リアカバー部33は、シート17の下方において、リアフレーム23及びシートフレーム25等を車幅方向外側から覆う。
ステップカバー部34は、ロアフレーム22を車幅方向外側から覆うカバーであり、シート17の前下方に配置される。ステップカバー部34の上面は、乗員が足を乗せるステップとして機能する。ステップカバー部34は、フロントカバー部31とリアカバー部33との間、且つ、ミドルカバー部32の下方に配置される。
また、鞍乗り型車両10は、前輪14を上方から覆うフロントフェンダー35と、後輪12を上方から覆うリアフェンダー36とを備える。
シート17の下方には、ラゲッジボックス37が設けられる。ラゲッジボックス37は、ミドルカバー部32およびリアカバー部33により車幅方向外側から覆われる。
また、鞍乗り型車両10は、図3に示すように、電動モーター13を駆動する電力を供給するバッテリ60と、電動モーター13の駆動を制御するPCU(パワーコントロールユニット)70と、を備える。
図2は、ボンネットパネル41を開放位置に移動させた場合の鞍乗り型車両10の右側面図である。図3は、フロントカバー40の周辺を示す鞍乗り型車両10の正面図である。
フロントカバー部31は、ヘッドパイプ20およびフロントフォーク15を前側から覆うフロントカバー40と、ヘッドパイプ20およびフロントフォーク15を後側から覆うレッグシールド43と、を有する。
本実施の形態のフロントカバー40は、側面視(車両側面視)において、操舵用ハンドル26に向かって後上がりに延びるボンネットパネル(開閉パネル)41と、ボンネットパネル41の下方に配置されるフロントアンダーカバー42とにより構成される。ボンネットパネル41は、フロントカバー40の上部40Aを構成する。ボンネットパネル41は、フロントカバー40の下部40Bのうちの一部も構成する。ここで、本実施の形態では、フロントカバー40の上部40Aとは、フロントカバー40の上下方向の上側半分の意味で使用する。フロントカバー40の下部40Bとは、フロントカバー40の上下方向の下側半分の意味で使用する。
フロントアンダーカバー42は、前方に膨出する湾曲板状のセンター部42Aと、センター部42Aの左右に接続され後下がりに延びる略板状の左右一対のサイド部42Bとを有する。フロントアンダーカバー42の上部には、略U字状の上縁部42Cが形成される。上縁部42Cは、側面視では、後上がりに延びている。フロントアンダーカバー42の前下部には、略逆U字状の下縁部42Dが形成される。下縁部42Dは、側面視では後下がりに延びている。
レッグシールド43は、上下方向に延び、後方に凹んだ断面を有する。すなわち、レッグシールド43の断面は、車幅方向中央部から車幅方向外側に進むに連れて前方に湾曲する。レッグシールド43は、側面視において、前下がりに傾斜する上部43Aと、上部43Aの下端から後下がりに延びる下部43Bと、を有する。下部43Bの車幅方向中央部には上方に略U字状に切り欠かれたフレーム回避部43Cが形成されている。
レッグシールド43は、フレーム回避部43Cにアッパーフレーム24およびダウンフレーム21が進入した状態でヘッドパイプ20の後方に配置される。レッグシールド43は、上部43Aがボンネットパネル41の後方に配置され、下部43Bがフロントアンダーカバー42の後部に接続される。これにより、フロントカバー部31では、フロントアンダーカバー42とレッグシールド43とにより、前後左右が包囲されたフロントスペース50が形成される。
フロントアンダーカバー42の上縁部42Cおよびレッグシールド43の前縁部43Eにより、フロントスペース50を外部に開放する開口部51が形成される。開口部51を通じて、フロントスペース50にアクセス可能となる。
フロントスペース50には、フロントフォーク15がフロントスペース50を上下方向に貫通した状態で収容される。
フロントフォーク15は、ヘッドパイプ20に回動可能に支持されるステムシャフト15Aを有する。ステムシャフト15Aの下端には、車幅方向に延びるボトムブリッジ(ブリッジ)15Bが支持されている。ボトムブリッジ15Bの車幅方向両端には、左右一対のフロントフォーク本体15Cが支持されている。フロントフォーク本体15Cは、テレスコピック型のショックアブソーバである。フロントフォーク本体15Cの下端には車軸14aが支持される。また、フロントフォーク15の上部には、操舵用ハンドル26が接続される。
フロントスペース50には、バッテリ収容部52が形成される。バッテリ収容部52は、ボトムブリッジ15Bの上方であって、ヘッドパイプ20およびステムシャフト15Aと重複する位置に形成される。バッテリ収容部52には、電動モーター13の電力源としてのバッテリ60が収容される。バッテリ収容部52には、ステムシャフト15Aの左右に一対のバッテリ60が収容される。すなわち、バッテリ収容部52は、二つのバッテリ60が収容される。バッテリ収容部52には、ステムシャフト15Aの左右に、バッテリ60を所定の姿勢で支持する不図示のバッテリ装着部が設けられている。
バッテリ60は、長手形状を有する直方体状に形成されている。バッテリ60の上部(長手方向一側部)には、把持部61が形成されている。バッテリ60の下部(長手方向他側部)には、不図示の端子部が形成されている。バッテリ60は、把持部61が把持されることにより、取り出したり持ち運んだり可能である。バッテリ60は、バッテリ60の長手方向、すなわち、バッテリ60の軸線60Aが前上がりに傾斜した姿勢でバッテリ収容部52に収容される。バッテリ60は、開口部51を通じてバッテリ収容部62に対して挿抜されて着脱される。バッテリ60は、バッテリ収容部52に装着されると、下部の端子部(不図示)が不図示の接点に電気的に接続され、PCU70に電気的に接続される。
バッテリ60はバッテリ収容部52に装着された場合には、バッテリ60の軸線60Aは前上がりに延びるように支持される。装着時のバッテリ60は、開口部51よりも上方に突出し、側面視では、ボンネットパネル41と重複する(図1参照)。装着時において、バッテリ60の下端となる部位60Bは、ボトムブリッジ15Bよりも上方に位置する。これにより、フロントフォーク15の操舵時にボトムブリッジ15Bに接触することが回避される。左右のバッテリ60は、それぞれが、ヘッドパイプ20及びステムシャフト15Aと重複する。フロントフォーク15の操舵時には、回転中心を挟んで左右のバッテリ60が配置されるため、重心が安定し、操舵が安定し易くなっている。
左右に一対のバッテリ60が収容されるため、全体が一体化される場合に比べて、バッテリ60が小型化されている。よって、一つ一つのバッテリ60は取り出し性、持ち運び性が向上している。したがって、バッテリ60の交換が容易になっている。また、バッテリ60を、同種の他の鞍乗り型車両10などと共有し易くなっている。
開口部51は、ボンネットパネル41により開閉可能に閉塞される。図1において、ボンネットパネル41は、前上方に凹んだ容器状に形成されている。ボンネットパネル41は、カバー前端(先端部)41Aを備える。カバー前端41Aは、フロントカバー40の最前端であり、車体カバー30の最前端である。なお、車体カバー30は、車体フレーム11を外側から覆うカバーであり、前輪14の上方に配置されるフロントフェンダー35や後輪12の上方に配置されるリアフェンダー36とは異なる。
ボンネットパネル41は、カバー前端41Aから後上がりに延びる上縁部41Bと、カバー前端41Aから後下がりに延びる下縁部41Cとを備える。下縁部41Cの下端、すなわち、ボンネットパネル41の下端41Dからは、側面視で後上がりに延びる開口部55が形成される。ボンネットパネル41の下端41Dは、シート17のライダーシート17aの上面よりも低い。開口部55は、下側の開口部51に嵌合しフロントスペース50を外部から閉塞する。
ボンネットパネル41は、後上方のヒンジ部56により回動可能に支持される。本実施の形態のヒンジ部56は、車幅方向に延びる軸である。ヒンジ部56はフロントカバー40の上部40Aに対応して配置される。ヒンジ部56は、ボンネットパネル41の後方上部に対応して配置される。ヒンジ部56はヘッドパイプ20よりも上方で、操舵用ハンドル26の下方に配置される。ボンネットパネル41は、フロントスペース50を外部から閉塞する図1に示す通常位置と、フロントスペース50を外部に開放する図2に示す開放位置との間を回動可能に支持される。ボンネットパネル41は、開放位置では、ボンネットパネル41の下端41Dが、装着されたバッテリ60の上端60Cよりも高くて、操舵用ハンドル26よりも高い位置まで開くように構成されている(図2参照)。本実施の形態では、バッテリ60の軸線60Aよりも大きく傾斜するようにボンネットパネル41が開放可能に構成される。
図4は、図1のIV-IV線断面を示す図である。図4は、図3のIV-IV線を通過する断面に対応する。
ボンネットパネル41は、板状の上底面41Eと、上底面41Eの周囲に形成された周囲壁面41Fと、を備える。
側面視(図1参照)においては、上底面41Eの前上側の輪郭形状により、上縁部41Bが形成される。
周囲壁面41Fは、環状に閉じている。周囲壁面41Fは、上底面41Eに対して後下方(内側)に突出する。周囲壁面41Fの突出端には、開口部55が形成される。開口部55は、開口部51と嵌合する。
詳細には、ボンネットパネル41の開口部55は、上方に凹んだ上側の凹溝部55Aを有する。上側の凹溝部55Aの外周部には、下方に延出する上側の延出部55Bが形成されている。上側の延出部55Bの外周部には、上側の延出部55Bの外周面から外周方向に突出する上側のフランジ部55Cが形成されている。上側の凹溝部55Aには、上側のシール部材55Dが嵌め込まれている。
フロントアンダーカバー42の開口部51には、上方に延出する下側の延出部51Aが形成されている。下側の延出部51Aの外周部には下方に凹んだ下側の凹溝部51Bが形成されている。下側の凹溝部51Bの外周部には、下側のフランジ部51Cが形成されている。下側の凹溝部51Bには、下側のシール部材51Dが嵌め込まれている。
ボンネットパネル41が閉じられて通常位置に移動する場合には、下側の延出部51Aが上側の凹溝部55Aに進入しシール部材55Dに密着する。また、下側の凹溝部51Bには、上側の延出部55Bが進入しシール部材51Dに密着する。そして、下側のフランジ部55Cと上側のフランジ部51Cとが対向する。これにより、下側のフランジ部55Cと上側のフランジ部51Cとの隙間からは細い部材を差し込んでもフロントスペース50には進入し難くなっている。
なお、ボンネットパネル41の開口部55と、フロントアンダーカバー42の開口部51とにおいては、フランジ部55C、51Cは外側から視認可能であり外観形状を形成する。これに対して、凹溝部55A、51Bや延出部55B、51Aはフランジ部55C、51Cよりも内側に隠れる部位であり外観形状を形成しない。よって、図1に示すボンネットパネル41の下端41Dには、ボンネットパネル41のフランジ部55Cの前端が対応する。
ボンネットパネル41の内面には、PCU70が支持される。PCU70は、板状のステー57を介して上底面41Eに固定される。PCU70は、三相交流モーターである電動モーター13を駆動するためのインバーター、電圧を調整するコンバーター、及び上記インバーターを制御するコンピューター等をユニット化したものである。PCU70は、バッテリ60から供給される直流の電力を交流の電力に変換して電動モーター13に供給する。また、PCU70は、電動モーター13に供給する電力の大きさや周波数を調整することで、電動モーター13の回転数及びトルクを制御する。
本実施の形態のPCU70は、外観が凸型柱状に形成される。PCU70は、車幅方向中央部に下方に膨出する膨出部71を備える。換言すれば、PCU70は、車幅方向両側が断面略L字状に切り欠かれた凹み形状のバッテリ回避部72を備える。ボンネットパネル41が通常位置に移動した場合には、バッテリ回避部72には、バッテリ60が進入する。すなわち、膨出部71が左右のバッテリ60の間に進入し、前後方向では、バッテリ60とPCU70とが重複する。PCU70とバッテリ60とを近接させ易いため、PCU70とバッテリ60をコンパクトに配置し易くなっている。PCU70がボンネットパネル41に支持されることにより、ボンネットパネル41の剛性が上がると共に、PCU70の交換をし易くなっている。
図3に示すように、フロントカバー40内に配置されたバッテリ60は、PCU70に車体前面視で重なる。PCU70とバッテリ60は配線ケーブル75により接続される。
配線ケーブル75は、PCU70からボンネットパネル41の内面に沿って後方に配策される第1ケーブル部75Aを有する。第1ケーブル部75Aは、ヒンジ部54に向けて後方に配索される。第1ケーブル部75Aの後端部には、ヒンジ部54を経由してレッグシールド43の内面(前面)に沿って下方に配索される第2ケーブル部75Bが設けられる。第2ケーブル部75Bの下端には、左右に分岐して配索される一対の第3ケーブル部75Cが設けられる。第3ケーブル部75Cは、それぞれのバッテリ収容部52の電気接点に接続される。
PCU70とバッテリ60とが車体前面視で重なるため、バッテリ60同士の左右方向の距離が近くなり易い。よって、配線ケーブル75の第2ケーブル部75Bから、左右方向への第3ケーブル部75Cの長さを短くできるため、バッテリ60とPCU70とを接続する配線ケーブル75の全長を短くできる。
ボンネットパネル41には、左右一対のヘッドランプ80が装備される。ヘッドランプ80は、それぞれ、PCU70の車幅方向外側に配置される。ヘッドランプ80は、正面視では、帯状に上方に延びている。ヘッドランプ80は、側面視では、後上がりに延びている。ヘッドランプ80のバルブ81は、ボンネットパネル41の内面から着脱可能に構成されている。ボンネットパネル41を開放させることにより、バルブ81の交換を容易にし易くなっている。
本実施の形態では、ボンネットパネル41は、下部40Bの一部(下部40Bの上側部分)を含んでおり、フロントカバー40の上側半分以上が開放される構成である。よって、ボンネットパネル41により、フロントスペース50は大きく開放され易い。
本実施の形態では、ボンネットパネル41は、開放位置では、下端41Dが、操舵用ハンドル26よりも高い位置まで開く。このとき、ボンネットパネル41の後上方のヒンジ部54は、操舵用ハンドル26の下方に配置されるため、ボンネットパネル41が水平方向を越えて上方まで大きく開く。
すなわち、ボンネットパネル41の開放姿勢は、装着時のバッテリ60の軸線60Aよりも大きく開放される。このため、バッテリ60を装着時の姿勢のままで挿抜しても、ボンネットパネル41がバッテリに干渉し難くなっている。よって、バッテリ60の交換作業が容易になっている。
また、ボンネットパネル41の下端41Dは、ライダーシート17aの上面よりも下方であり、作業者(運転者)の腰よりも低い位置から開放され易く、バッテリ60を着脱しやすい。
また、ボンネットパネル41は、開放位置では、水平方向を越えて上方に開くため、ボンネットパネル41の内面(背面)が前方を向き易い。よって、前方で作業する作業者側に、ボンネットパネル41の内面に支持されたPCU70やヘッドランプ80のバルブ81が向き易いため、PCU70やバルブ81の交換が容易になっている。
図1に示すように、ボンネットパネル41の前面にはダクト開口41Gが形成される。ダクト開口41Gは、バッテリ60が配置される位置に設けられる。具体的には、ダクト開口41Gは、正面視で、バッテリ60に重複する位置に設けられる(図3参照)。ダクト開口41Gには、後方に延出するダクト90が接続される。ダクト90の後端は、バッテリ60の前方で開口する。ここで、走行時には、ボンネットパネル41に向かって矢印W1で示すように走行風が流れており、ダクト開口41Gおよびダクト90を通じて走行風がフロントスペース50内に流入し易い。よって、前後方向に延びるダクト90により、フロントスペース50内のバッテリ60に積極的に走行風を導き易く、バッテリ60を冷却し易くなっている。また、鞍乗り型車両10のフロントスペース50内では、フロントフェンダー35上から前輪14後方にかけて、矢印W2、W3で示すように風の流れが出来ているため排風に有利であり、冷却後の昇温した素行風が速やかに排風され易く、バッテリ60を効率よく冷却できる。
以上説明したように、本発明を適用した本実施の形態によれば、車体フレーム11の前部を前方から覆うフロントカバー40を備え、フロントカバー40の後ろ上方に操舵用ハンドル26を備える鞍乗り型車両10において、フロントカバー40の前面のうち、フロントカバー40の少なくとも下部40Bを含む部分が、フロントカバー40の上部40Aに位置するヒンジ部56を支点にして上方に開くボンネットパネル41に形成され、フロントカバー40内には、ボンネットパネル41を閉じた状態で、車体前面視で、ボンネットパネル41と重なる領域内にバッテリ60が配置され、ボンネットパネル41は、ボンネットパネル41の下端41Dが、少なくともバッテリ60の上端60Cよりも高い位置まで開く。
この構成によれば、フロントカバー40が下部40Bから大きく開くため、バッテリ60の取り出し性に優れる。よって、フロントカバー40内にバッテリ60が配置される鞍乗り型車両10において、バッテリ60の取り出し性に優れる鞍乗り型車両10を提供することができる。
本実施の形態では、ボンネットパネル41に、PCU70が支持される。
この構成によれば、ボンネットパネル41の剛性が上がると共に、PCU70の交換をし易い。
また、本実施の形態では、ボンネットパネル41にヘッドランプ80を装備し、ボンネットパネル41の内面(背面)からヘッドランプ80のバルブ81の交換が可能に構成されている。
この構成によれば、バルブ81の交換をし易い。
また、本実施の形態では、ボンネットパネル41は、ボンネットパネル41の下端41Dが、操舵用ハンドル26よりも高い位置まで開く。
この構成によれば、バッテリ60の取り出し性に優れる。
また、本実施の形態では、ボンネットパネル41は閉じられた状態で車体カバー30の最前端に位置し、ボンネットパネル41の下方にレッグシールド43があり、レッグシールド43が後方下方に傾斜する。
この構成によれば、ボンネットパネル41を開けた時にレッグシールド43が邪魔にならずにバッテリ60にアクセスできる。
また、本実施の形態では、ボンネットパネル41のヒンジ部56は、ボンネットパネル41の上部後方に位置し、ボンネットパネル41のカバー前端41Aは車体カバー30の最前端に位置する。
この構成によれば、バッテリ60の取り出し性に優れる。
また、本実施の形態では、フロントカバー40内に配置されたバッテリ60は、PCU70に車体前面視で重なる。
この構成によれば、左右方向への配線ケーブル(配線)75の長さを短くできるため、バッテリ60とPCU70とを接続する配線ケーブル75を短くできる。
また、本実施の形態では、バッテリ60が配置される位置のフロントカバー40に、側面視で前後方向に延びるダクト90を設ける。
この構成によれば、前後方向に延びるダクト90によりバッテリ60に積極的に走行風を導いてバッテリ60を冷却できる。
[他の実施の形態]
上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
上記実施の形態では、フロントカバー40の上部40A全体が、ボンネットパネル41として開閉される構成を説明したが、これに限定されない。例えば、フロントカバー40の上部40Aの車幅方向中央部分のみが開閉され、車幅方向両端部は開閉されない構成でもよい。
上記実施の形態では、電動モーター13がインホイールモーターである構成を説明したが、インホイールモーターに代えて、車体フレーム11やスイングアーム16に支持される電動モーターでもよい。すなわち、ギアやチェーンなどの伝達部材を介して、電動モーターから駆動輪に動力を伝達する構成でもよい。
上記実施の形態では、鞍乗り型車両10として前輪14と後輪12とを有する自動二輪車を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備えた3輪の鞍乗り型車両や4輪以上を備えた鞍乗り型車両に適用可能である。
[上記実施の形態によりサポートされる構成]
上記実施の形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)車体フレームの前部を前方から覆うフロントカバーを備え、前記フロントカバーの後ろ上方に操舵用ハンドルを備える鞍乗り型車両において、前記フロントカバーの前面のうち、当該フロントカバーの少なくとも下部を含む部分が、当該フロントカバーの上部に位置するヒンジ部を支点にして上方に開く開閉パネルに形成され、前記フロントカバー内には、前記開閉パネルを閉じた状態で、車体前面視で、前記開閉パネルと重なる領域内にバッテリが配置され、前記開閉パネルは、前記開閉パネルの下端が、少なくとも前記バッテリの上端よりも高い位置まで開くことを特徴とする鞍乗り型車両。
この構成によれば、フロントカバーが下部から大きく開くため、バッテリの取り出し性に優れる。よって、フロントカバー内にバッテリが配置される鞍乗り型車両において、バッテリの取り出し性に優れる鞍乗り型車両を提供することができる。
(構成2)前記開閉パネルに、パワーコントロールユニットが支持されることを特徴とする構成1に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、開閉パネルの剛性が上がると共に、パワーコントロールユニットの交換をし易い。
(構成3)前記開閉パネルにヘッドランプを装備し、前記開閉パネルの背面から前記ヘッドランプのバルブの交換が可能に構成されていることを特徴とする構成1または2に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、バルブの交換をし易い。
(構成4)前記開閉パネルは、前記下端が、前記操舵用ハンドルよりも高い位置まで開くことを特徴とする構成1から3のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、バッテリの取り出し性に優れる。
(構成5)前記開閉パネルは閉じられた状態で車体カバーの最前端に位置し、前記開閉パネルの下方にレッグシールドがあり、前記レッグシールドが後方下方に傾斜することを特徴とする構成1から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、開閉パネルを開けた時にレッグシールドが邪魔にならずにバッテリにアクセスできる。
(構成6)前記開閉パネルの前記ヒンジ部は、前記開閉パネルの上部後方に位置し、前記開閉パネルの先端部は車体カバーの最前端に位置することを特徴とする構成1から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、バッテリの取り出し性に優れる。
(構成7)前記フロントカバー内に配置された前記バッテリは、前記パワーコントロールユニットに車体前面視で重なることを特徴とする構成2に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、左右方向への配線長を短くできるため、バッテリとパワーコントロールユニットとを接続する配線を短くできる。
(構成8)前記バッテリが配置される位置の前記フロントカバーに、側面視で前後方向に延びるダクトを設けることを特徴とする構成1から7のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、前後方向に延びるダクトによりバッテリに積極的に走行風を導いてバッテリを冷却できる。
11 車体フレーム
26 操舵用ハンドル
30 車体カバー
40 フロントカバー
40A フロントカバーの上部
40B フロントカバーの下部
41 ボンネットパネル(開閉パネル)
41A カバー前端(先端部)
41D 開閉パネルの下端
43 レッグシールド
56 ヒンジ部
60 バッテリ
60C バッテリの上端
70 PCU(パワーコントロールユニット)
80 ヘッドランプ
81 バルブ
90 ダクト

Claims (7)

  1. 車体フレーム(11)の前部を前方から覆うフロントカバー(40)を備える鞍乗り型車両において、
    前記フロントカバー(40)の前面が、当該フロントカバー(40)の上部(40A)に位置するヒンジ部(56)を支点にして上方に開く開閉パネル(41)に形成され、
    前記フロントカバー(40)内には、前記開閉パネル(41)を閉じた状態で、車体前面視で、前記開閉パネル(41)と重なる領域内にバッテリ(60)が配置され、
    前記開閉パネル(41)は、前記開閉パネル(41)の下端(41D)が、少なくとも前記バッテリ(60)の上端(60C)よりも高い位置まで開き、
    前記開閉パネル(41)に、パワーコントロールユニット(70)が支持され、
    前記フロントカバー(40)内に配置された前記バッテリ(60)は、前記パワーコントロールユニット(70)に車体前面視で重なる
    ことを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記フロントカバー(40)の後ろ上方に操舵用ハンドル(26)を備え、
    前記フロントカバー(40)の前面のうち、当該フロントカバー(40)の少なくとも下部(40B)を含む部分が、前記開閉パネル(41)に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記開閉パネル(41)にヘッドランプ(80)を装備し、
    前記開閉パネル(41)の背面から前記ヘッドランプ(80)のバルブ(81)の交換が可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記開閉パネル(41)は、前記下端(41D)が、前記フロントカバー(40)の後ろ上方の操舵用ハンドル(26)よりも高い位置まで開く
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記開閉パネル(41)は閉じられた状態で車体カバー(30)の最前端に位置し、
    前記開閉パネル(41)の下方にレッグシールド(43)があり、前記レッグシールド(43)が後方下方に傾斜する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記開閉パネル(41)の前記ヒンジ部(56)は、前記開閉パネル(41)の上部後方に位置し、
    前記開閉パネル(41)の先端部(41A)は車体カバー(30)の最前端に位置する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記バッテリ(60)が配置される位置の前記フロントカバー(40)に、側面視で前後方向に延びるダクト(90)を設ける
    ことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の鞍乗り型車両。
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