JP7313799B2 - 振動伝達装置 - Google Patents
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Description
前記振動板の厚さ方向を上下方向とし、当該上下方向と直交する面を水平面として、
前記振動板の下方に配置されたアクチュエーターと、
前記アクチュエーターと前記振動板との間に介在して、前記アクチュエーターの振動を前記振動板に伝達する振動伝達部と、
を備え、
前記アクチュエーターは、水平面と平行な平板部と、当該平板部の周縁の複数箇所に、下方に向けて延長する脚部と、前記平板部の少なくとも上下一方の面に貼着される圧電体と、を備え、
前記平板部は、矩形平面形状を有し、
前記平板部の長辺方向を前後方向として、前記脚部は、前記平板部の前後の短辺側に形成され、
前後の前記脚部は、互いに非対称となる形状に形成され、
前記平板部と前記脚部とは一体的な板状の導体からなり、
前記圧電体は、表裏一方の面に電極が形成され、表裏他方の面が前記平板部に貼着され、
当該圧電体と前記平板部とによって圧電素子が構成され、
前記圧電素子は、前記圧電体が水平面内で伸縮することで、前記平板部を撓み振動させ、
前記平板部に上下方向の荷重がかかると、前記脚部が変形し、前記平板部の撓み運動が水平面と平行な揺動運動に変換される、
ことを特徴とする振動伝達装置としている。
前記振動板の厚さ方向を上下方向とし、当該上下方向と直交する面を水平面として、
前記振動板の下方に配置されたアクチュエーターと、
前記アクチュエーターと前記振動板との間に介在して、前記アクチュエーターの振動を前記振動板に伝達する振動伝達部と、
を備え、
前記アクチュエーターは、水平面と平行な平板部と、当該平板部の周縁の複数箇所に、下方に向けて延長する脚部と、前記平板部の少なくとも上下一方の面に貼着される圧電体と、を備え、
前記平板部は矩形平面を有し、
前記平板部の長辺方向を前後方向として、前記脚部は、前記平板部の前後の短辺側に形成され、
前記平板部と前記脚部とは一体的な板状の導体からなり、
前記圧電体は、表裏一方の面に電極が形成され、表裏他方の面が前記平板部に貼着され、
当該圧電体と前記平板部とによって圧電素子が構成され、
前記圧電素子は、前記圧電体が水平面内で伸縮することで、前記平板部を撓み振動させ、
前記平板部に上下方向の荷重がかかると、前記脚部が変形し、前記平板部の撓み運動が水平面と平行な揺動運動に変換され、
前記圧電体は、間隙を有して、前記平板部の前方と後方とに二つに分割された状態で貼着されている、
ことを特徴とする振動伝達装置とすることもできる。さらに、前記脚部が、前後非対称となる形状に形成されている振動伝達装置とすれば好ましい。
前記振動板の厚さ方向を上下方向とし、当該上下方向と直交する面を水平面として、
前記振動板の下方に配置されたアクチュエーターと、
前記アクチュエーターと前記振動板との間に介在して、前記アクチュエーターの振動を前記振動板に伝達する振動伝達部と、
を備え、
前記アクチュエーターは、水平面と平行な平板部と、当該平板部の周縁の複数箇所に、下方に向けて延長する脚部と、前記平板部の少なくとも上下一方の面に貼着される圧電体と、を備え、
前記平板部は矩形平面を有し、
前記平板部の短辺方向を左右方向として、前記脚部は、前記平板部の前後の短辺側に形成されているとともに、前記平板部から下方に向かって左右方向に斜めに延長して形成され、
前記平板部と前記脚部とは一体的な板状の導体からなり、
前記圧電体は、表裏一方の面に電極が形成され、表裏他方の面が前記平板部に貼着され、
当該圧電体と前記平板部とによって圧電素子が構成され、
前記圧電素子は、前記圧電体が水平面内で伸縮することで、前記平板部を撓み振動させ、
前記平板部に上下方向の荷重がかかると、前記脚部が変形し、前記平板部の撓み運動が水平面と平行な揺動運動に変換される、
ことを特徴とする振動伝達装置であってもよい。
前記振動板の厚さ方向を上下方向とし、当該上下方向と直交する面を水平面として、
前記振動板の下方に配置されたアクチュエーターと、
前記アクチュエーターと前記振動板との間に介在して、前記アクチュエーターの振動を前記振動板に伝達する振動伝達部と、
前記アクチュエーターは、水平面と平行な平板部と、当該平板部の周縁の複数箇所に、下方に向けて延長する脚部と、前記平板部の少なくとも上下一方の面に貼着される圧電体と、を備え、
前記平板部は円形の平面を有し、
前記脚部は、前記平板部の周縁に等角度間隔で三箇所以上に形成され、
複数の前記脚部は、下方に向かって当該平板部の円周に沿う同方向に斜めに延長して形成され、
前記平板部と前記脚部とは一体的な板状の導体からなり、
前記圧電体は、表裏一方の面に電極が形成され、表裏他方の面が前記平板部に貼着され、
当該圧電体と前記平板部とによって圧電素子が構成され、
前記圧電素子は、前記圧電体が水平面内で伸縮することで、前記平板部を撓み振動させ、
前記平板部に上下方向の荷重がかかると、前記脚部が変形し、前記平板部の撓み運動が、当該平板部の円周に沿って回転する揺動運動に変換される、
ことを特徴とする振動伝達装置とすることもできる。
本発明の実施例に係る振動伝達装置では、振幅を大きくするために、圧電素子を振動源としたアクチュエーターの振動をガラス板などの振動板に伝達する。また、振動板が押圧されるなどして、振動板に荷重がかかっている状態であっても、アクチュエーターがその荷重方向に対して交差する方向に振動し、振動板を自身の法線方向以外にも振動させることができるようになっている。
実施例に係る振動伝達装置1では、振動伝達部4が、主に上下方向の振幅を増幅させ、脚部24が、振動板3に荷重がかかっている状態での振幅の減衰を抑制させる。そこで、次に、振動伝達部4による振動特性と、脚部24による振動特性とを個別に評価することとした。
まず、振動伝達部4による振幅の増幅作用を確認するために、振動板3に直接圧電体22を貼着した振動伝達装置(以下、比較装置)と、振動伝達部4を介して振動板3を振動させるように構成した振動伝達装置(以下、評価装置)とを作製した。図4に比較装置(1a、1b)の構造を示した。図4では、図1~図3と同様に、振動板3の厚さ方向を上下方向とし、振動板3の上面31に触れる利用者の手指などに振動を伝達することとしている。そして、図4(A)と図4(B)は、比較装置(1a、1b)を上下方向から見たときの図であり、図4(C)は、比較装置(1a、1b)を上下方向と直交する方向から見たときの側面図である。そして、図4(D)は、比較装置(1a、1b)に用いられている圧電素子の構造を示している。
8個×22.5mm×4mm=720mm2
となる。また、第2比較装置における圧電素子の実質的な総面積は、
8個×22.5mm×3mm+4個×22.5mm×4mm=900mm2
となる。
次に、脚部24による減衰抑制機能による効果(減衰抑制効果)を確認するために、脚部24の有無や脚部24の形状が異なる各種アクチュエーターを作製し、各アクチュエーターの振動特性を調べた。図7に、減衰抑制効果を確認するためのアクチュエーター(2a~2c)を示した。図7(A)に示したアクチュエーター2cは、図5に示した評価装置1cから、振動板3と振動伝達部4とを省略した構成と同様であり、圧電素子23cはバイモルフ型となっている。また、圧電素子23cのサイズは、図5に示した評価装置1cのものと同じである。
上記実施例に係る振動伝達装置1では、脚部24を備えたアクチュエーター2が平板部21を大きく撓ませる。また、利用者によって振動板3が下方に押圧されると、平板部21が下方に大きく撓む。そして、平板部21が大きく撓むと、その平板部21に貼着されている圧電体22には大きな応力がかかり、圧電体22が破損する可能性がある。そこで、上記実施例に係る振動伝達装置1のアクチュエーター2の変形例として、平板部21が大きく撓んでも圧電体22の破損を確実に防止できるアクチュエーターを挙げる。
上記実施例に係る振動伝達装置1では、脚部24の左右幅を異ならせることで、前後方向への振動を増幅させることができる。もちろん、左右幅を同じにしても、一方の脚部に孔を設けたり、一方の脚部の厚さを薄くしたりするようにしても、同様に前後方向への振動が増幅される。いずれにしても、前後の脚部を非対称な形状にすることで、減衰抑制効果をより高めることができる。前後の脚部24を下方に向かって左右方向に傾斜するよう形成してもよい。それによって、前後方向に加え、左右方向にも振動し易くなる。
各種電子機器が備えるプッシュボタンに振動伝達装置を組み込む場合、ボタンの形状に合わせて振動板や圧電素子の平面形状を円形としてもよい。図12に、円形の圧電素子23fを備えたアクチュエーター(2f、2g)の例を示した。図12(A)に示したように、円形の圧電素子23fを用いたアクチュエーター2fは、円形の平板部21の少なくとも上下一方の面に圧電体22が貼着され、円形の平板部21の直径の両端側に脚部24が形成された構造とすることができる。また、図12(A)に示したアクチュエーター2fを作製し、そのアクチュエーター2fの振動特性を調べてみた。作製したアクチュエーター2fは、平板部21や脚部24を構成するステンレス板の厚さ、脚部24の長さや幅、台座に固定される部分25の長さ、および圧電体22の厚さが、図7(B)に示したアクチュエーター2bと同様であるとともに、圧電素子23fはバイモルフ型であり、圧電体22の直径は18.5mmである。また、圧電体22は、上下方向に電界が印加されると放射方向に伸縮する。そして、このアクチュエーター2fの平板部21の上面に100gfの荷重をかけて100Vppの電圧で駆動したところ、上下方向の振幅が4.7μmとなり、直径方向の振幅が9.9μmとなった。すなわち、圧電素子の形状を円形にしても、上下方向に荷重がかかった際に上下方向の振動が水平方向の振動に変換されることが確認できた。
23,23,23a~23f 圧電素子、24,24a 脚部、26 間隙、
121 ステンレス板、122,123,124 電極
Claims (5)
- 平板状の振動板に振動を発生させる振動伝達装置であって、
前記振動板の厚さ方向を上下方向とし、当該上下方向と直交する面を水平面として、
前記振動板の下方に配置されたアクチュエーターと、
前記アクチュエーターと前記振動板との間に介在して、前記アクチュエーターの振動を前記振動板に伝達する振動伝達部と、
を備え、
前記アクチュエーターは、水平面と平行な平板部と、当該平板部の周縁の複数箇所に、下方に向けて延長する脚部と、前記平板部の少なくとも上下一方の面に貼着される圧電体と、を備え、
前記平板部は、矩形平面形状を有し、
前記平板部の長辺方向を前後方向として、前記脚部は、前記平板部の前後の短辺側に形成され、
前後の前記脚部は、互いに非対称となる形状に形成され、
前記平板部と前記脚部とは一体的な板状の導体からなり、
前記圧電体は、表裏一方の面に電極が形成され、表裏他方の面が前記平板部に貼着され、
当該圧電体と前記平板部とによって圧電素子が構成され、
前記圧電素子は、前記圧電体が水平面内で伸縮することで、前記平板部を撓み振動させ、
前記平板部に上下方向の荷重がかかると、前記脚部が変形し、前記平板部の撓み運動が水平面と平行な揺動運動に変換される、
ことを特徴とする振動伝達装置。 - 平板状の振動板に振動を発生させる振動伝達装置であって、
前記振動板の厚さ方向を上下方向とし、当該上下方向と直交する面を水平面として、
前記振動板の下方に配置されたアクチュエーターと、
前記アクチュエーターと前記振動板との間に介在して、前記アクチュエーターの振動を前記振動板に伝達する振動伝達部と、
を備え、
前記アクチュエーターは、水平面と平行な平板部と、当該平板部の周縁の複数箇所に、下方に向けて延長する脚部と、前記平板部の少なくとも上下一方の面に貼着される圧電体と、を備え、
前記平板部は矩形平面を有し、
前記平板部の長辺方向を前後方向として、前記脚部は、前記平板部の前後の短辺側に形成され、
前記平板部と前記脚部とは一体的な板状の導体からなり、
前記圧電体は、表裏一方の面に電極が形成され、表裏他方の面が前記平板部に貼着され、
当該圧電体と前記平板部とによって圧電素子が構成され、
前記圧電素子は、前記圧電体が水平面内で伸縮することで、前記平板部を撓み振動させ、
前記平板部に上下方向の荷重がかかると、前記脚部が変形し、前記平板部の撓み運動が水平面と平行な揺動運動に変換され、
前記圧電体は、間隙を有して、前記平板部の前方と後方とに二つに分割された状態で貼着されている、
ことを特徴とする振動伝達装置。 - 請求項2に記載の振動伝達装置であって、前記脚部は、前後非対称となる形状に形成されていることを特徴とする振動伝達装置。
- 平板状の振動板に振動を発生させる振動伝達装置であって、
前記振動板の厚さ方向を上下方向とし、当該上下方向と直交する面を水平面として、
前記振動板の下方に配置されたアクチュエーターと、
前記アクチュエーターと前記振動板との間に介在して、前記アクチュエーターの振動を前記振動板に伝達する振動伝達部と、
を備え、
前記アクチュエーターは、水平面と平行な平板部と、当該平板部の周縁の複数箇所に、下方に向けて延長する脚部と、前記平板部の少なくとも上下一方の面に貼着される圧電体と、を備え、
前記平板部は矩形平面を有し、
前記平板部の短辺方向を左右方向として、前記脚部は、前記平板部の前後の短辺側に形成されているとともに、前記平板部から下方に向かって左右方向に斜めに延長して形成され、
前記平板部と前記脚部とは一体的な板状の導体からなり、
前記圧電体は、表裏一方の面に電極が形成され、表裏他方の面が前記平板部に貼着され、
当該圧電体と前記平板部とによって圧電素子が構成され、
前記圧電素子は、前記圧電体が水平面内で伸縮することで、前記平板部を撓み振動させ、
前記平板部に上下方向の荷重がかかると、前記脚部が変形し、前記平板部の撓み運動が水平面と平行な揺動運動に変換される、
ことを特徴とする振動伝達装置。 - 平板状の振動板に振動を発生させる振動伝達装置であって、
前記振動板の厚さ方向を上下方向とし、当該上下方向と直交する面を水平面として、
前記振動板の下方に配置されたアクチュエーターと、
前記アクチュエーターと前記振動板との間に介在して、前記アクチュエーターの振動を前記振動板に伝達する振動伝達部と、
前記アクチュエーターは、水平面と平行な平板部と、当該平板部の周縁の複数箇所に、下方に向けて延長する脚部と、前記平板部の少なくとも上下一方の面に貼着される圧電体と、を備え、
前記平板部は円形の平面を有し、
前記脚部は、前記平板部の周縁に等角度間隔で三箇所以上に形成され、
複数の前記脚部は、下方に向かって当該平板部の円周に沿う同方向に斜めに延長して形成され、
前記平板部と前記脚部とは一体的な板状の導体からなり、
前記圧電体は、表裏一方の面に電極が形成され、表裏他方の面が前記平板部に貼着され、
当該圧電体と前記平板部とによって圧電素子が構成され、
前記圧電素子は、前記圧電体が水平面内で伸縮することで、前記平板部を撓み振動させ、
前記平板部に上下方向の荷重がかかると、前記脚部が変形し、前記平板部の撓み運動が、当該平板部の円周に沿って回転する揺動運動に変換される、
ことを特徴とする振動伝達装置。
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