JP7027103B2 - 吸収体の製造方法及び吸収体の製造装置 - Google Patents
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Description
本発明の製造方法は、吸収体の製造方法である。本発明で製造する吸収体は、吸収性物品用の吸収体として好ましく用いられる。吸収性物品とは、主として尿、経血等の身体から排泄される体液を吸収保持するために用いられるものである。吸収性物品には、例えば使い捨ておむつ、生理用ナプキン、失禁パッド、パンティライナー等が包含されるが、これらに限定されるものではなく、人体から排出される液の吸収に用いられる物品を広く包含する。吸収性物品は、典型的には、液透過性の表面シート、液不透過性又は撥水性の裏面シート及び両シート間に介在配置された液保持性の吸収体を具備している。該吸収体が、本発明の吸収体の製造方法で形成される吸収体である。
第1ローラ212a及び第2ローラ212bの高さ調整機構を用いて、第1ローラ212aと第2バキュームコンベア8bとの厚み方向Zのクリアランスを、第2ローラ212bとコンベア8cとの厚み方向Zのクリアランスよりも狭くなるように、第1ローラ212a及び第2ローラ212bの厚み方向Zの高さを調整して、吸収性コアの連続体100fを無端ベルト214で被覆シート100bに向かって押さえ付けながら搬送することが好ましい。このことで、吸収性コアの連続体100fの厚みが厚くなることをより抑えることができ、そのために、折り返し部220を用いて被覆シート100bで吸収性コアの連続体100fを安定して覆うことができ、吸収体の連続体100rを、より効率的に製造することができる。
例えば、本実施形態の被覆工程では、図2及び図3に示すように、コンベア8c及び押し付け部210を用いて、被覆シート100bで覆う前の吸収性コアの連続体100fを被覆シート100bに向けて押さえ付けて吸収性コアの連続体100fの厚みが厚くなることを抑制させたが、コンベア8c及び押し付け部210に代えて、一対のロールを用い、該一対のロール間に被覆シート100bの一面上に載置された吸収性コア100aを導入し圧縮して吸収性コアの連続体100fを被覆シート100bに向けて押さえ付けてもよい。一対のロールを用いた場合においても同様の効果を奏することができる。
合成繊維を含む複数のシート片を集積して吸収性コアを形成するコア形成工程と、該コア形成工程で形成された前記吸収性コアを、搬送している帯状の被覆シートの一面上に載置し、該被覆シートの搬送方向に沿う両側部を折り返すことによって、該吸収性コアの該搬送方向に沿う両側部が少なくとも覆われた吸収体の連続体を形成する被覆工程とを備え、前記被覆工程では、前記被覆シートの両側部を折り返す前に、又は該被覆シートの両側部を折り返して前記吸収性コアを覆っている間に、該吸収性コアの厚みを維持する手段を用いて、該吸収性コアの厚みが厚くなることを抑える、吸収体の製造方法。
<2>
前記維持する手段が、前記被覆シートの他面側に配された吸引部であり、前記被覆シートの一面上に載置された前記吸収性コアを、該被覆シートを介して該吸引部で吸引しながら搬送することによって該吸収性コアの厚みが厚くなることを抑える、前記<1>に記載の吸収体の製造方法。
<3>
前記吸引部は吸引力を調整する吸引調整機構を有しており、吸引力を調整しながら前記吸収性コアを吸引して、該吸収性コアの厚みが厚くなることを抑える、前記<2>に記載の吸収体の製造方法。
<4>
前記維持する手段が、前記被覆シートの一面上に載置された前記吸収性コアを押さえ付ける押し付け部であり、該被覆シートの両側部を折り返す直前まで、前記被覆シートの一面上に載置された前記吸収性コアを該押し付け部で該被覆シートに向かって押さえ付けながら搬送することによって該吸収性コアの厚みが厚くなることを抑える、前記<1>~<3>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
<5>
前記被覆工程では、コンベアによって前記被覆シートを搬送しながら前記吸収体の連続体を形成し、前記押し付け部は、複数のローラと、該複数のローラに架け渡された無端ベルトとを備え、前記複数のローラは、搬送方向下流側に位置する第1ローラと、搬送方向上流側に位置する第2ローラとを有し、前記第2ローラから前記第1ローラに亘る領域において、前記吸収性コアを前記無端ベルトで該被覆シートに向かって押さえ付けながら搬送することによって該吸収性コアの厚みが厚くなることを抑える、前記<4>に記載の吸収体の製造方法。
<6>
前記第1ローラ及び前記第2ローラは、前記吸収性コアの厚み方向に高さを調整可能な高さ調整機構を有している、前記<5>に記載の吸収体の製造方法。
<7>
前記第1ローラと前記コンベアとのクリアランスを、前記第2ローラと前記コンベアとのクリアランスよりも狭くなるように前記第1ローラ及び前記第2ローラの高さを調整して、前記吸収性コアを前記無端ベルトで該被覆シートに向かって押さえ付けながら搬送することによって該吸収性コアの厚みが厚くなることを抑える、前記<6>に記載の吸収体の製造方法。
<8>
前記維持する手段が、一対のロールであり、前記被覆シートの両側部を折り返す前に、該一対のロール間に該被覆シートの一面上に載置された前記吸収性コアを導入し圧縮して該吸収性コアの厚みが厚くなることを抑える、前記<1>~<7>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
<9>
前記被覆工程の後、前記吸収体の連続体を該連続体の搬送方向を変更するターンロールの周面に接触させた状態で搬送し、前記連続体における前記吸収性コアに対して、該周面とは反対側に位置する被覆シートによって、前記吸収性コアを圧縮する、前記<1>~<8>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
<10>
前記コア形成工程では、前記吸収性コアの搬送方向に沿う両側部それぞれの坪量が、該吸収性コアにおける該両側部で挟まれた中央部分の坪量よりも低い吸収性コアを形成する、前記<1>~<9>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
前記コア形成工程では、前記吸収性コアの搬送方向に沿う前記両側部それぞれの前記シート片の含有質量が、該吸収性コアにおける該両側部で挟まれた中央部分のシート片の含有質量よりも低い吸収性コアを形成する、前記<1>~<10>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
<12>
前記合成繊維を含む帯状の合成繊維シートを、第1方向と該第1方向に交差する第2方向とに所定の長さで切断して前記シート片を複数形成する切断工程を備え、前記コア形成工程においては、前記切断工程で形成された複数の前記シート片を集積して前記吸収性コアを形成する、前記<1>~<11>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
<13>
前記切断工程においては、前記第1方向に切断するカッター刃を備えた第1のカッターローラを用いて、前記帯状の合成繊維シートを切断して帯状のシート片連続体を複数形成し、前記第2方向に切断するカッター刃を備えた第2のカッターローラを用いて、該帯状のシート片連続体を切断して前記シート片を複数形成する、前記<12>に記載の吸収体の製造方法。
<14>
前記第1方向は、前記切断工程における前記帯状の合成繊維シートを搬送する方向であり、前記第2方向は、該第1方向と直交する方向である、前記<12>又は<13>に記載の吸収体の製造方法。
<15>
前記切断工程で形成された各前記シート片の平均長さは、0.3mm以上30mm以下であることが好ましく、1mm以上15mm以下であることがより好ましく、2mm以上10mm以下であることが特に好ましい、前記<12>~<14>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
<16>
前記切断工程で形成された各前記シート片の平均幅は、0.1mm以上10mm以下であることが好ましく、0.3mm以上6mm以下であることがより好ましく、0.5mm以上5mm以下であることが特に好ましい、前記<12>~<15>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
<17>
合成繊維を含む複数のシート片を集積して吸収性コアを形成するコア形成部と、該コア形成部で形成された前記吸収性コアを、搬送している帯状の被覆シートの一面上に載置し、該被覆シートの搬送方向に沿う両側部を折り返すことによって、該吸収性コアの該搬送方向に沿う両側部が少なくとも覆われた吸収体の連続体を形成する被覆部とを備え、前記被覆部は、前記被覆シートの両側部を折り返す前に、又は該被覆シートの両側部を折り返して前記吸収性コアを覆っている間に、該吸収性コアの厚みを維持する手段を備えている、吸収体の製造装置。
<18>
前記維持する手段は、前記被覆シートの他面側に配された吸引部を有している、前記<17>に記載の吸収体の製造装置。
<19>
前記吸引部は吸引力を調整する吸引調整機構を有している、前記<18>に記載の吸収体の製造装置。
<20>
前記維持する手段は、前記被覆シートの両側部を折り返す直前まで、前記吸収性コア側から前記被覆シートに向かって前記吸収性コアを押さえ付ける押し付け部を有している、前記<17>~<19>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
前記被覆部はコンベアを備え、該コンベアによって前記被覆シートを搬送しながら前記吸収体の連続体を形成し、前記押し付け部は、複数のローラと、該複数のローラに架け渡された無端ベルトとを備え、前記複数のローラは、搬送方向下流側に位置する第1ローラと、搬送方向上流側に位置する第2ローラとを有し、前記第2ローラから前記第1ローラに亘る領域において、前記吸収性コアを前記無端ベルトで該被覆シートに向かって押さえ付ける、前記<20>に記載の吸収体の製造装置。
<22>
前記第1ローラ及び前記第2ローラは、前記吸収性コアの厚み方向に高さを調整可能な高さ調整機構を有している、前記<21>に記載の吸収体の製造装置。
<23>
前記高さ調整機構は、前記第1ローラと前記コンベアとのクリアランスを、前記第2ローラと前記コンベアとのクリアランスよりも狭くなるように前記第1ローラ及び前記第2ローラの高さを調整する、前記<22>に記載の吸収体の製造装置。
<24>
前記無端ベルトの搬送方向に沿う両側部にリブが設けられている、前記<21>~<23>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
<25>
前記押し付け部は、前記無端ベルトの蛇行を抑制する蛇行抑制機構を有している、前記<21>~<23>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
<26>
前記押し付け部は、前記被覆シートの両側部を折り返す一対の折り返しガイドの先端よりも搬送方向下流側にまで延在している、前記<20>~<25>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
<27>
前記維持する手段は、前記被覆シートの両側部を折り返す前に、一対のロールを有している、前記<17>~<19>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
<28>
前記被覆部の下流側に、前記吸収体の連続体の搬送方向を変更するターンロールを備えている、前記<17>~<27>何れか1に記載の吸収体の製造装置。
<29>
前記コア形成部は、前記吸収性コアの原料を搬送する搬送部と、該搬送部における搬送方向の下流側に配置され前記吸収性コアの原料を集積する集積部と、該搬送部の内部に前記シート片を供給する供給部とを備え、前記供給部は、合成繊維を含む帯状の合成繊維シートを第1方向及び該第1方向に交差する第2方向に所定の長さで切断して前記シート片を形成するカッター刃を有している、前記<17>~<28>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
<30>
前記供給部は、前記第1方向に切断するカッター刃を備えた第1のカッターローラと、前記第2方向に切断するカッター刃を備えた第2のカッターローラとを有している、前記<29>に記載の吸収体の製造装置。
<31>
前記第1方向は、前記供給部において前記帯状の合成繊維シートを搬送する方向であり、前記第2方向は、前記第1方向と直交する方向である、前記<29>又は<30>に記載の吸収体の製造装置。
<32>
前記カッター刃を用いて形成された各前記シート片の平均長さは、0.3mm以上30mm以下であることが好ましく、1mm以上15mm以下であることがより好ましく、2mm以上10mm以下であることが特に好ましい、前記<29>~<31>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
前記カッター刃を用いて形成された各前記シート片の平均幅は、0.1mm以上10mm以下であることが好ましく、0.3mm以上6mm以下であることがより好ましく、0.5mm以上5mm以下であることが特に好ましい、前記<29>~<32>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
<34>
前記吸収性コアの搬送方向に沿う両側部それぞれの坪量と、該両側部で挟まれた中央部分の坪量との比(各側部の坪量/中央部分の坪量)は、0.1以上であることが好ましく、0.3以上であることが更に好ましく、0.95以下であることが好ましく、0.9以下であることが更に好ましく、0.1以上0.95以下であることが好ましく、0.3以上0.9以下であることが更に好ましい、前記<1>~<16>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
<35>
前記吸収性コアの搬送方向に沿う各側部の坪量は、20g/m2以上であることが好ましく、50g/m2以上であることが更に好ましく、600g/m2以下であることが好ましく、300g/m2以下であることが更に好ましく、20g/m2以上800g/m2以下であることが好ましく、50g/m2以上300g/m2以下であることが更に好ましい、前記<1>~<16>、<34>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
<36>
吸収性コアの中央部分の坪量は、50g/m2以上であることが好ましく、100g/m2以上であることが更に好ましく、800g/m2以下であることが好ましく、750g/m2以下であることが更に好ましく、50g/m2以上800g/m2以下であることが好ましく、100g/m2以上750g/m2以下であることが更に好ましい、前記<1>~<16>、<34>、<35>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
<37>
前記吸収性コアの搬送方向に沿う両側部それぞれのシート片の含有質量と、該両側部で挟まれた中央部分のシート片10bhの含有質量との比は、0.1以上であることが好ましく、0.2以上であることが更に好ましく、0.99以下であることが好ましく、0.95以下であることが更に好ましく、0.1以上0.95以下であることが好ましく、0.2以上0.95以下であることが更に好ましい、前記<1>~<16>、<34>~<36>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
<38>
吸収性コアの搬送方向に沿う各側部におけるシート片の含有量は、5質量%以上であることが好ましく、10質量%以上であることが更に好ましく、99質量%以下であることが好ましく、95質量%以下であることが更に好ましく、95質量%以上99質量%以下であることが好ましく、10質量%以上95質量%以下であることが更に好ましい、前記<1>~<16>、<34>~<37>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
<39>
前記吸収性コアの中央部分におけるシート片の含有量は、10質量%以上であることが好ましく、15質量%以上であることが更に好ましく、100質量%以下であることが好ましく、95質量%以下であることが更に好ましく、10質量%以上100質量%以下であることが好ましく、15質量%以上95質量%以下であることが更に好ましい、前記<1>~<16>、<34>~<38>の何れか1に記載の吸収体の製造方法。
2 解繊部
21 解繊機
3 ダクト
4 回転ドラム
41 集積用凹部
5 供給部
51 第1のカッターローラのカッター刃
52 第2のカッターローラのカッター刃
53 第1のカッターローラ
54 第2のカッターローラ
58 吸引ノズル
8a 第1バキュームコンベア
8b 第2バキュームコンベア
83b 第2通気性ベルト
84b 第2バキュームボックス
84u 上流部
84d 下流部
10A コア形成部
10B 被覆部
10a 親水性繊維
10b 合成繊維
10bh シート片
10c 吸収性粒子
100 吸収体
100a 吸収性コア
100b 被覆シート
200 維持する手段
210 押し付け部
Claims (12)
- 合成繊維を含む複数のシート片を集積して吸収性コアを形成するコア形成工程と、
該コア形成工程で形成された前記吸収性コアを、搬送している帯状の被覆シートの一面上に載置し、該被覆シートの搬送方向に沿う両側部を折り返すことによって、該吸収性コアの該搬送方向に沿う両側部が少なくとも覆われた吸収体の連続体を形成する被覆工程とを備え、
前記被覆工程では、前記被覆シートの両側部を折り返す前から該被覆シートの両側部を折り返して前記吸収性コアを覆っている間に、該吸収性コアの厚みを維持する手段を用いて、該吸収性コアの厚みが厚くなることを抑える、吸収体の製造方法であって、
前記維持する手段が、複数のローラと、該複数のローラに架け渡された無端ベルトとを備え、
前記複数のローラは、搬送方向下流側に位置する第1ローラと、搬送方向上流側に位置する第2ローラとを有し、
第1ローラは、被覆シートの両側部を折り返して前記吸収性コアを覆っている位置にあり、
第2ローラは、前記被覆シートの両側部を折り返す前の位置にあり、
前記吸収性コアの厚みに基づいて第1ローラ及び第2ローラの厚み方向の高さを稼働中に調整しながら、第2ローラから第1ローラに亘る領域において、前記吸収性コアを前記無端ベルトで前記被覆シートに向かって押さえ付けながら搬送する、吸収体の製造方法。 - 前記被覆シートの他面側に配された吸引部を用い、前記被覆シートの一面上に載置された前記吸収性コアを、該被覆シートを介して該吸引部で吸引しながら搬送することによって該吸収性コアの厚みが厚くなることを抑える、請求項1に記載の吸収体の製造方法。
- 前記吸引部は吸引力を調整する吸引調整機構を有しており、吸引力を調整しながら前記吸収性コアを吸引して、該吸収性コアの厚みが厚くなることを抑える、請求項2に記載の吸収体の製造方法。
- 前記コア形成工程では、前記吸収性コアの搬送方向に沿う両側部それぞれの坪量が、該吸収性コアにおける該両側部で挟まれた中央部分の坪量よりも低い吸収性コアを形成する、請求項1~3の何れか1項に記載の吸収体の製造方法。
- 前記コア形成工程では、前記吸収性コアの搬送方向に沿う前記両側部それぞれの前記シート片の含有質量が、該吸収性コアにおける該両側部で挟まれた中央部分のシート片の含有質量よりも低い吸収性コアを形成する、請求項1~4の何れか1項に記載の吸収体の製造方法。
- 前記合成繊維を含む帯状の合成繊維シートを、第1方向と該第1方向に交差する第2方向とに所定の長さで切断して前記シート片を複数形成する切断工程を備え、
前記コア形成工程においては、前記切断工程で形成された複数の前記シート片を集積して前記吸収性コアを形成する、請求項1~5の何れか1項に記載の吸収体の製造方法。 - 合成繊維を含む複数のシート片を集積して吸収性コアを形成するコア形成部と、
該コア形成部で形成された前記吸収性コアを、搬送している帯状の被覆シートの一面上に載置し、該被覆シートの搬送方向に沿う両側部を折り返すことによって、該吸収性コアの該搬送方向に沿う両側部が少なくとも覆われた吸収体の連続体を形成する被覆部とを備え、
前記被覆部は、前記被覆シートの両側部を折り返す前から該被覆シートの両側部を折り返して前記吸収性コアを覆っている間に、該吸収性コアの厚みを維持する手段を備えている、吸収体の製造装置であって、
前記維持する手段が、複数のローラと、該複数のローラに架け渡された無端ベルトとを備え、
前記複数のローラは、搬送方向下流側に位置する第1ローラと、搬送方向上流側に位置する第2ローラとを有し、
第1ローラは、被覆シートの両側部を折り返して前記吸収性コアを覆っている位置にあり、
第2ローラは、前記被覆シートの両側部を折り返す前の位置にあり、
第1ローラ及び第2ローラは、前記製造装置の稼働中に前記吸収性コアの厚み方向に高さを調整可能な高さ調整機構を有している、吸収体の製造装置。 - 前記被覆シートの他面側に配された吸引部を有している、請求項7に記載の吸収体の製造装置。
- 前記吸引部は吸引力を調整する吸引調整機構を有している、請求項8に記載の吸収体の製造装置。
- 第1ローラは、前記被覆シートの両側部を折り返す一対の折り返しガイドの先端よりも搬送方向下流側にまで延在している、請求項7~9の何れか1項に記載の吸収体の製造装置。
- 前記コア形成部は、前記吸収性コアの原料を搬送する搬送部と、該搬送部における搬送方向の下流側に配置され前記吸収性コアの原料を集積する集積部と、該搬送部の内部に前記シート片を供給する供給部とを備え、
前記供給部は、合成繊維を含む帯状の合成繊維シートを第1方向及び該第1方向に交差する第2方向に所定の長さで切断して前記シート片を形成するカッター刃を有している、請求項7~10の何れか1項に記載の吸収体の製造装置。 - 前記供給部は、前記第1方向に切断するカッター刃を備えた第1のカッターローラと、前記第2方向に切断するカッター刃を備えた第2のカッターローラとを有している、請求項11に記載の吸収体の製造装置。
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