JP6639904B2 - シートフレーム構造 - Google Patents
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Description
一方、バネの車両幅方向の長さは、適用する車両の幅やシートタイプの違いによって大きさを変えなければならず、最適な反力の得られるバネが存在するのに使用できないということが多くある。
そこで、従来の車両用シートの中には、上記問題を解消すべく、左右のサイドフレームに形成されたフランジ面にバネの端部を取付けている構造のものがある(例えば、特許文献1)。
また、左右に配置されるサイドフレームの間隔が適用シートなどによって異なる場合には、その都度、最適なバネの設定を検討しなければならず、バネの配置の自由度に制約を受けるとともに、シートクッションを設計する際の労力を軽減することができないという問題を有していた。
そして、本発明の一態様において、前記ビード形状部は、シート前後方向において、少なくとも前記バネ取付部の前側又は後側に位置している。
また、本発明の一態様において、シートバックと、請求項1から4のいずれか一つに記載の前記シートフレーム構造を有するシートクッションを有している。
さらに、本発明のシートフレーム構造は、適用する車両の幅やシートタイプなどによってサイドフレーム部の間隔が異なっていても、サイドフレーム部に取付けられるブラケットの上面部の幅を変えて、バネの長さ調整を行えるので、シート幅などの違いに対応してバネの設定を見直す頻度を少なくすることができ、最適なクッション性能を発揮するバネをシートフレームに容易に設定できるとともに、バネの共通化による部品コストの低減化を図ることができる。
図1〜図6は本発明の実施形態に係るシートフレーム構造を示すものである。
左右一対のサイドフレーム部51は、車両前後方向(シート前後方向)に沿ってそれぞれ延在しており、シートフレーム5の車両幅方向で所定の間隔を空けて配置されている。また、サイドフレーム部51の上面には、ブラケット6の取付面51aが形成されており、該取付面51aは、サイドフレーム部51の上端部を車両幅方向の内側(互いに対向する側)へほぼ直角に折り曲げることによって、車両幅方向の内側へ延出させてフランジ状に形成されている。
ブラケット6の縦面部63の下側には、バネ52,53の端部52a,53aを取付けるバネ取付部64,65が設けられており、前側バネ取付部64は、車両前後方向の幅広中間部分に配置され、後側バネ取付部65は、車両前後方向の後方部分に配置されている。これらバネ取付部64,65は、縦面部63の一部を切り欠いて車両幅方向の内側へ向かって斜め上方に折り曲げるとともに、先端部分を上方及び外方へ向けて屈曲させることにより、開口部分が外側に向くような半円弧形状に形成されている。そのため、バネ52,53は、左右両側の端部52a,53aを先端部分に引っ掛けて固定することにより、バネ取付部64,65に取付けられるように構成されている。しかも、ブラケット6は、バネ52,53に負荷された荷重によって、屈曲部62やバネ取付部64,65の撓みが許容される構造になっている。
また、乗降時において、一旦、シートクッション2の側部に位置するサイドフレーム部51に腰を下ろし、その体勢のままで臀部を平行移動させて車両用シート1に着座する動きを乗員が行う場合にも、ブラケット6がシートクッションパッド21の溝部21aよりも車両前方位置まで延在しているため、乗員の臀部の平行移動のサポートとなる強度が保たれ、臀部の支持状態の安定化が図られるようになっている。また、
これに対して、本発明のシートフレーム構造では、ブラケット6の上面部61がサイドフレーム部51の上面を形成しているので、撓みを保ちながら乗員の腿部を支持することが可能となり、乗員の着座状態もしくは乗降時において、乗員の着座感の向上を図ることができ、乗員の円滑な乗降動作を確保できる。
2 シートクッション
5 シートフレーム
6 ブラケット
6a 車両前方側の端部
21 シートクッションパッド
21a 溝部
51 サイドフレーム部
51a 取付面
52,53 バネ
52a,53a バネの端部
61 上面部
62 屈曲部
63 縦面部
64 前側バネ取付部
65 後側バネ取付部
66,67 ビード形状部
Claims (5)
- シートフレームの側部に位置するサイドフレーム部にバネが取付けられるシートフレーム構造において、
前記サイドフレーム部には、ブラケットの取付面が形成され、
前記ブラケットは、前記サイドフレーム部の上面から前記シートフレームの内側に延出する上面部と、該上面部の内側端部から屈曲部を介して下方へ延出する縦面部とを有し、
前記縦面部には、前記バネの端部を取付けるバネ取付部が設けられており、
前記バネ取付部は、前記縦面部の一部を切り欠いて車両幅方向の内側へ向かって斜め上方に折り曲げるとともに、先端部分を上方及び外方へ向けて屈曲させることにより、開口部分が外側に向くような半円弧形状に形成されていることを特徴とするシートフレーム構造。 - 前記ブラケットは、前記サイドフレーム部長手方向に沿って延在し、
前記シートフレームによって支持されるシートクッションパッドには、シート幅方向に沿って延在する溝部が設けられ、
前記ブラケットの前記バネ取付部よりもシート前方側端部は、前記溝部よりもシート前方側に位置していることを特徴とする請求項1に記載のシートフレーム構造。 - 前記ブラケットの前記上面部には、ビード形状部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のシートフレーム構造。
- 前記ビード形状部は、シート前後方向において、少なくとも前記バネ取付部の前側又は後側に位置していることを特徴とする請求項3に記載のシートフレーム構造。
- シートバックと、
請求項1から4のいずれか一つに記載の前記シートフレーム構造を有するシートクッションを有している車両用シート。
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