JP6512917B2 - 追尾式レーザ干渉計および追尾式レーザ干渉計の復帰方法 - Google Patents
追尾式レーザ干渉計および追尾式レーザ干渉計の復帰方法 Download PDFInfo
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Description
干渉計204に入射するレーザビームは、周波数安定化He−Neレーザ光源101から出射され、レンズ102と光ファイバ103を介して干渉計204に入射する。干渉計204に入射したレーザビームはPBS230によって2つに分割され、一方が測長のための参照光として使用され、他方はレトロリフレクタ300に向けて出射される。レトロリフレクタ300に向けて出射されたレーザビーム104はレトロリフレクタ300で反射した後、再び干渉計204に入射する。干渉計204に再入射したレーザビーム104は、NPBS236によって2つに分割され、一方は測定光として前記参照光と干渉する。この干渉光の強度変化を光検出器272で検出し、信号処理回路401で処理して、PC500を用いてレトロリフレクタ300と干渉計204との間の変位ΔL1を計測する(図2を参照。)。
図4および図5を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。図4は本実施形態に係る追尾式レーザ干渉計の全体構成斜視図、図5は本実施形態における光学ユニットの概略構成図をそれぞれ示している。
また、光学ユニット600の配置は、方位角回転部207上に限定されず、通常の追尾式レーザ干渉計のトラッキングの制御を妨げない位置であれば、干渉計204からのレーザビーム104が入射可能な任意の位置に配置してよい。
101 周波数安定化He−Neレーザ光源、
102 レンズ、
103 光ファイバ、
104 レーザビーム、
200 本体部、
201 キャリッジ、
202 基準球、
203 変位計、
204 干渉計、
222 コリメータレンズ、
230 偏光ビームスプリッタ(PBS)、
236 無偏向ビームスプリッタ(NPBS)、
238 光位置検出器、
270 平面鏡、
272 光検出器、
205 仰俯角用モータ、
206 方位角用モータ、
207 方位角回転部、
300 レトロリフレクタ、
400 回路部、
401〜403 信号処理回路、
404〜405 モータ駆動回路、
500 PC、
600 光学ユニット、
601 反射ミラー、
602 シリンドリカルレンズ、
700 拡散レーザ光
Claims (10)
- 光源から出力されたレーザ光を第1のレーザ光と第2のレーザ光とに分岐し、被測定体であるレトロリフレクタに向けて前記第1のレーザ光を照射し、前記第2のレーザ光と該レトロリフレクタによって戻り方向に反射された第3のレーザ光との干渉を利用してレトロリフレクタの変位を検出すると共に、前記第3のレーザ光の光軸の位置の変化を用いて2軸回転機構によりトラッキングを行うようにした追尾式レーザ干渉計において、
前記第1のレーザ光を所定の面に沿って拡散させて前記レトロリフレクタに照射し、かつ、前記2軸回転機構のうち1軸の回転動作が可能な光学ユニット、
を備えることを特徴とする追尾式レーザ干渉計。 - 前記光学ユニットは、
前記2軸回転機構のうち前記所定の面に垂直な軸と直交する軸の回転動作に連動可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載の追尾式レーザ干渉計。 - 前記光学ユニットによって拡散される前の前記第1のレーザ光の光軸は、前記所定の面と平行である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の追尾式レーザ干渉計。 - 前記2軸回転機構は、方位角方向に回転可能な方位角回転機構および仰俯角方向に回転可能な仰俯角回転機構を備え、
前記方位角回転機構は、方位角用モータと、当該方位角用モータにより回転される方位角回転部と、を備え、
前記光学ユニットは、前記方位角回転部の、前記仰俯角回転機構により俯角方向に回転させた場合に前記第1のレーザ光が入射される位置に取付けられる、
ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の追尾式レーザ干渉計。 - 前記光学ユニットは、
前記第1のレーザ光を反射させる反射ミラーと、
当該反射ミラーにより反射された前記第1のレーザ光を拡散させて前記レトロリフレクタに照射するシリンドリカルレンズと、
を備えることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の追尾式レーザ干渉計。 - 被測定体であるレトロリフレクタに向けてレーザ光を照射し、前記レーザ光と該レトロリフレクタによって戻り方向に反射されたレーザ光との干渉を利用してレトロリフレクタの変位を検出すると共に、前記反射されたレーザ光の光軸の位置の変化を用いて2軸回転機構によりトラッキングを行うようにした追尾式レーザ干渉計において、
前記トラッキングの制御がされていない場合に、
前記2軸回転機構上に設けられた光照射体から、前記反射されたレーザ光の光軸を含む面に沿って拡散する拡散レーザ光を出射して、該2軸回転機構のうちの所定の面に垂直な軸と直交する軸を中心として回転運動を行い、
光学ユニットから、入射されるレーザビームを拡散させた前記拡散レーザ光を照射して、前記2軸回転機構のうち1軸を中心として回転運動を行い、
前記レーザビームと前記反射されたレーザ光との干渉を検出する干渉計において前記拡散レーザ光を検出することにより、トラッキングの制御可能となる第1の回転角度を求めて、前記所定の面に垂直な軸と直交する軸を中心とする回転で第1の回転角度に移動し、
前記第1の回転角度を維持したまま、残りの軸について回転運動を行い、前記反射されたレーザ光を検出することにより、トラッキングの制御可能となる第2の回転角度を求めて、前記残りの軸を中心とする回転で第2の回転角度に移動することで、
前記トラッキングの制御を可能とすることを特徴とする追尾式レーザ干渉計の復帰方法。 - 前記光学ユニットは、前記2軸回転機構のうち前記所定の面に垂直な軸と直交する軸を中心として回転運動を行う、
ことを特徴とする請求項6に記載の追尾式レーザ干渉計の復帰方法。 - 前記レーザビームの光軸は、前記所定の面と平行である、
ことを特徴とする請求項6または7に記載の追尾式レーザ干渉計の復帰方法。 - 前記2軸回転機構は、方位角方向に回転可能な方位角回転機構および仰俯角方向に回転可能な仰俯角回転機構を備え、
前記方位角回転機構は、
方位角用モータと、
当該方位角用モータにより回転される方位角回転部と、を備え、
前記光学ユニットは、前記方位角回転部に取付けられ、
前記トラッキングの制御がされていない場合に、
前記仰俯角回転機構により俯角方向に回転させて、前記レーザビームを前記光学ユニットに入射させる、
ことを特徴とする請求項6乃至8いずれか1項に記載の追尾式レーザ干渉計の復帰方法。 - 前記光学ユニットは、
前記レーザビームを反射させる反射ミラーと、
当該反射ミラーにより反射されたレーザビームを拡散して前記拡散レーザ光として照射するシリンドリカルレンズと、
を備えることを特徴とする請求項6乃至9いずれか1項に記載の追尾式レーザ干渉計の復帰方法。
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JP2015085793A JP6512917B2 (ja) | 2015-04-20 | 2015-04-20 | 追尾式レーザ干渉計および追尾式レーザ干渉計の復帰方法 |
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JP2015085793A JP6512917B2 (ja) | 2015-04-20 | 2015-04-20 | 追尾式レーザ干渉計および追尾式レーザ干渉計の復帰方法 |
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JP2016205919A JP2016205919A (ja) | 2016-12-08 |
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Family Applications (1)
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2015
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