JP6491038B2 - 車両用シール材 - Google Patents
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Description
上記シール材は、上記昇降ガラスの上縁部が下方から圧接する中空状シール部を備え、
上記中空状シール部における車幅方向内側の一部は開放部とされ、
上記中空状シール部における車幅方向内側には、上記リテーナが有する第1係合孔に挿入された状態で係合する第1係合突部と、上記リテーナの第1係合孔の周縁部に対して車幅方向外側から当接して該リテーナによって支持される当接部とが設けられている。
上記延出部には、上記リテーナの下部に形成されている第2係合孔に挿入された状態で係合する第2係合突部が設けられている。
リテーナ20は、外装材102dの側縁部に沿って車両前後方向に延びる細長い形状とされ、例えば硬質の樹脂材や金属材を成形してなる高剛性な部材からなる一体成形品である。図7及び図8に示すように、リテーナ20の上部には、複数の上部係合孔21、21、…がリテーナ20の長手方向(車両前後方向)に互いに間隔をあけて形成されている。また、リテーナ20の上下方向中間部において上部係合孔21の下方には、中間係合孔22、22、…がリテーナ20の長手方向に互いに間隔をあけて形成されている。さらに、リテーナ20の上下方向中間部において中間係合孔22の下方には、下部係合孔(第1係合孔)23、23、…がリテーナ20の長手方向に互いに間隔をあけて形成されている。尚、図面では省略しているが、特に樹脂材で金型成形して製造する際には上部係合孔21と中間係合孔22との間、及び、中間係合孔22と下部係合孔23との間の部分には、成形後のヒケを防止するための凹形状を設けることができる。
シール材30は、止水性を有する各種弾性材を材料として使用することができ、例えばEPDMなどのゴムや熱可塑性エラストマー(TPE)であって、この材料を押出成形または型成形することによって得られた一体成形品である。この実施形態では、シール材30が型成形によって得られた場合について説明するが、成形の方法は特に限定されない。
次に、シール材30をリテーナ20に取り付ける要領について説明する。リテーナ20の延出板部28をその先端側からシール材30の上側スリット33に差し込み、上側中空状シール部31の内部に挿入する。このとき、延出板部28は車幅方向外側へ行くほど下に位置するように傾斜して延びる第1傾斜部28aと該第1傾斜部28aよりもきつく傾斜している第2傾斜部28bで構成されているため、延出板部28の差し込み作業性が良好になる。延出板部28を完全に差し込むと、リブ28cの下端部がシール材30の上側スリット33の下縁部に接触し、また、延出板部28の上面が上側スリット33の上縁部に接触する。これにより、延出板部28とシール材30との位置決めが行われる。
以上説明したように、シール材30をリテーナ20に取り付ける際、リテーナ20の上部縦壁部24、中間縦壁部25及び下部縦壁部26をそれぞれシール材30の上側突条部31c、上側係合突部41及び中間係合突部44に係合させることができる。これにより、上部縦壁部24、中間縦壁部25及び下部縦壁部26がシール材30に対して該シール材30の長手方向に係合して該シール材30の長手方向のずれを抑制することができるので、例えばシール材30を引っ張りながら作業を進めていっても、最終的にシール材30がリテーナ20に対して位置ずれすることはなくなるとともに、シール材30の長さのバラつきも解消することができる。
23 下部係合孔(第1係合孔)
29 内側係合孔(第2係合孔)
30 シール材
32 下側中空状シール部
34 下側スリット(開放部)
39 延出部
40 下側係合突部(第2係合突部)
44 中間係合突部(第1係合突部)
45 下側当接部
101 フロントドア(サッシュレスドア)
102 ルーフ
103 昇降ガラス
Claims (5)
- サッシュレスドアを備えた車両のルーフに固定されるリテーナに取り付けられ、上記サッシュレスドアの昇降ガラスの上縁部と上記ルーフとの間をシールする弾性材からなる車両用シール材において、
上記シール材は、上記昇降ガラスの上縁部が下方から圧接する中空状シール部を備え、
上記中空状シール部における車幅方向内側の一部は開放部とされ、
上記中空状シール部における車幅方向内側には、上記リテーナが有する第1係合孔に挿入された状態で係合する第1係合突部と、上記リテーナの第1係合孔の周縁部に対して車幅方向外側から当接して該リテーナによって支持される当接部とが設けられていることを特徴とする車両用シール材。 - 請求項1に記載の車両用シール材において、
上記シール材の上記第1係合突部の突出方向先端側は、基端側に比べて幅広となるように形成され、該先端側が上記リテーナの上記第1係合孔の内面に引っ掛かるようにして係合することを特徴とする車両用シール材。 - 請求項1または2に記載の車両用シール材において、
上記中空状シール部の上記開放部は上記リテーナの車幅方向外側の面によって覆われ、上記中空状シール部と上記リテーナとによって閉断面が構成されていることを特徴とする車両用シール材。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載の車両用シール材において、
上記当接部は、上記第1係合突部よりも上方に設けられていることを特徴とする車両用シール材。 - 請求項1から4のいずれか1つに記載の車両用シール材において、
上記シール材の下部には、上記リテーナの下部を覆うように車幅方向外側から内側へ延びる延出部が形成され、
上記延出部には、上記リテーナの下部に形成されている第2係合孔に挿入された状態で係合する第2係合突部が設けられていることを特徴とする車両用シール材。
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