JP6311856B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具に関し、特に、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)等の発光素子を光源とする照明器具に関する。
半導体光源は、高効率及び長寿命であることから、従来から知られる照明器具の光源である白熱電球に対する代替光源として期待されている。中でも、光源としてLEDを用いた照明器具の製品開発が盛んに進められている。
この種の照明器具を構成する光源モジュールとして、例えば特許文献1には、LEDを光源とする光源モジュールが開示されている。
特許文献1に開示された従来の光源モジュールは、LED光源(半導体光源)と、LED光源を光の出射方向に広がる反射面で囲む反射枠体と、反射枠体の光出射方向を覆う透光性の集光部材とを備える。反射枠体は、LED光源からの光を内周面で反射させて、集光部材へと導くとともに、集光部材と当接することにより集光部材を支持するように構成されている。
特開2011−54829号公報
従来の照明器具では、集光部材は、反射枠体によって支持されるために、反射枠体と当接するフランジを有する。このようなフランジは、例えば、集光部材の径方向に突出して周方向に亘って設けられている。
しかしながら、このようなフランジを設けた構成では、効率良く配光を制御することができないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、効率良く配光を制御することができる照明器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る照明器具の一態様は、光源と、端部に開口を有し、内面が前記光源からの光を反射する筒状の反射部材と、前記開口を塞ぐように前記反射部材によって固定された光学部材とを備え、前記光学部材は、前記光の配光を制御する凸部を有し、前記凸部は、前記光源側に突出し、前記光学部材の周縁に配置されている。
また、前記凸部は、入射した光を屈折させる屈折面と、当該屈折面で屈折された光を反射する反射面とを有し、前記反射面と前記反射部材の内面とは当接してもよい。
また、前記光学部材は、前記凸部を含む複数の凸部を有し、前記複数の凸部は、同心環状に配置されていてもよい。
また、前記反射部材は、前記端部の開口端縁から突出し、前記光学部材を係止することにより固定する係止爪を有してもよい。
また、前記光学部材は、当該光学部材の側面に形成され、前記係止爪の少なくとも先端部が挿入される凹部を有してもよい。
また、前記係止爪は、前記先端部と前記開口端縁とを接続する接続部とを有し、前記先端部は、前記接続部に対して屈曲して設けられ、前記光学部材は、さらに、前記凹部と連通し、当該凹部から当該光学部材の光入射側に延設され、前記接続部が挿入される溝部を有し、前記凹部の底面は、前記溝部の底面より深く形成されていてもよい。
また、前記光学部材は、光出射側の面のうち、光出射側から視て前記係止爪に重なる領域を含む周方向の領域に、シボが設けられていてもよい。
本発明によれば、効率良く配光を制御することができる。
図1は、実施の形態に係る照明器具の斜視図である。 図2は、実施の形態に係る照明器具の分解斜視図である。 図3は、実施の形態に係る照明器具における光学部材及び反射部材について説明するための図であり、(a)は光学部材と当該光学部材を固定する反射部材の斜視図であり、(b)は(a)のA面で切断した一部拡大断面図であり、(c)は(a)のB面で切断した一部拡大断面図である。 図4は、実施の形態に係る照明器具における光学部材及び反射部材について説明するための図であり、(a)は光学部材と当該光学部材を固定する反射部材の斜視図であり、(b)は(a)のX部を拡大した斜視図であり、(c)は(b)に示す光学部材のみの斜視図である。 図5は、比較例の照明器具における光学部材及び反射部材について説明するための図であり、(a)は光学部材と当該光学部材を固定する反射部材の斜視図であり、(b)は(a)のA’面で切断した一部拡大断面図であり、(c)は(a)のB’面で切断した一部拡大断面図である。 図6Aは、実施の形態に係る照明器具の効果の一例について説明するための比較例における照明器具の断面図である。 図6Bは、実施の形態に係る照明器具の効果の一例について説明するための当該照明器具の断面図である。 図7は、比較例における照明器具における光学部材及び反射部材について説明するための図であり、(a)は光学部材と当該光学部材を固定する反射部材の斜視図であり、(b)は(a)のX’部を拡大した斜視図である。 図8Aは、実施の形態に係る照明器具の効果の一例について説明するための比較例における照明器具の部分平面図である。 図8Bは、実施の形態に係る照明器具の効果の他の一例について説明するための当該照明器具の部分平面図である。 図9は、実施の形態の変形例に係る照明器具の部分平面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る照明器具について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示したものではない。したがって、各図同士において厳密には一致していない部分も存在する。
(実施の形態)
まず、本発明の実施の形態に係る照明器具の構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、実施の形態に係る照明器具の斜視図であり、図2は、実施の形態に係る照明器具の分解斜視図である。
図1及び図2に示す照明器具1は、例えば、スポットライトや下方に光を照明するダウンライト等の照明器具として用いられる。
本実施の形態に係る照明器具1は、図1に示すように、レンズ部材10と筐体40とで囲まれており、図2に示すように、レンズ部材10と、光源部30と、反射部材20と、筐体40とを備える。照明器具1は、図2に示すように、筐体40、光源部30、反射部材20、及び、レンズ部材10がこの順で組み合わされることにより構成される。
以下、照明器具1における各構成部材について詳細に説明する。
[光源部]
光源部30は、LED光源31及びリード線32a、32bを有し、照明器具1の外部の電源ユニット(不図示)から供給された電力によって所定の光を発光する。
LED光源31は、光源の一態様であって、発光素子を有する発光モジュールであり、所定の光を放射状に放出する。LED光源31は、白色光を放出するように構成されており、基板31aと、基板31a上に実装された複数のLED(ベアチップ)31bと、LED31bを封止する封止部材31cとを備える。なお、本実施の形態において、LED光源31の光軸はZ軸方向(鉛直方向)である。
基板31aは、LED31bを実装するための実装基板であって、例えば樹脂基板、セラミックス基板又は絶縁被覆されたメタルベース基板等である。また、基板31aとしては、例えば平面視が矩形形状である平面を有する板状の基板を用いることができる。基板31aは、例えば、ネジによって筐体40の固定部材に取り付けられている。これにより、LED31bが発する熱は基板31aを介して筐体40に伝導する。なお、LED31bが発する熱を効率良く筐体40に伝導させるために、基板31aとしては、上記内部の固定部材に密着させる面(例えば、裏面)に金属材料が形成された基板やメタルベース基板を用いることが好ましい。なお、図示しないが、基板31aには、LED31bを発光させるための直流電力をリード線32a、32bを介して外部から受電するための一対の電極端子(正電極端子及び負電極端子)が形成されている。
LED31bは、発光素子の一態様であって、単色の可視光を発するベアチップである。本実施の形態におけるLED31bは、通電されれば青色光を発する青色発光LEDチップである。また、LED31bは、基板31aの一方の面(表面:図2では上面)にマトリクス状に複数個配置されている。LED31bは、基板31aにパターン形成された金属配線(不図示)やワイヤ(不図示)によって互いに電気的に接続されている。
封止部材31cは、基板31a上に複数のLED31bを一括封止するように形成されている。封止部材31cは、光波長変換材である蛍光体を含み、LED31bからの光を波長変換する波長変換層として機能する。封止部材31cとしては、例えば、シリコーン樹脂に所定の蛍光体粒子と光拡散材とを分散させた蛍光体含有樹脂を用いることができる。
蛍光体粒子としては、LED31bが青色光を発光する青色発光ダイオードである場合、白色光を得るために、例えばYAG系の黄色蛍光体粒子を用いることができる。これにより、LED31bが発した青色光の一部は、封止部材31cに含まれる黄色蛍光体粒子によって黄色光に波長変換される。つまり、黄色蛍光体粒子は、LED31bが発する青色光(励起光)によって励起され、青色光に対して補色の関係にある黄色光を蛍光発光する。そして、黄色蛍光体粒子に吸収されなかった青色光と、黄色蛍光体粒子によって波長変換された黄色光とは、封止部材31c中で拡散及び混合されることにより、封止部材31cから白色光となって出射される。光拡散材としては、シリカなどの粒子が用いられる。
なお、演色性を高めるために、封止部材31c内に、黄色蛍光体粒子に加えて赤色蛍光粒子を混合しても構わない。また、封止部材31cは、必ずしもシリコーン樹脂によって形成する必要はなく、フッ素系樹脂などの有機材のほか、低融点ガラスやゾルゲルガラス等の無機材によって形成してもよい。また、封止部材31cは、全てのLED31bを一括封止してもよく、また、LED31bの列ごとに直線状に封止しても構わない。
[筐体]
筐体40は、照明器具1の外郭をなす筐体であるとともに、光源部30が取り付けられる取付台であり、光源部30のLED光源31で発生する熱を放熱するヒートシンクである。筐体40は、金属材料を用いて形成されており、本実施の形態ではアルミダイカスト製である。
筐体40は、内部に光源部30を収容し、有底の略円柱状に形成された本体部41と、当該本体部41の底面から下方(Z軸マイナス方向)に突出する複数の放熱フィン42とを備える。本体部41は、光源部30を取り付けるための固定部材である底面を有し、底面の内面(Z軸プラス側の面)と基板31aの裏面とが当接する。底面の外面(Z軸マイナス側の面)には複数の放熱フィン42が設けられている。これにより、筐体40は、LED光源31で発生する熱を効率よく放熱させることができる。
[反射部材]
次に、反射部材20について説明する。反射部材20は、反射機能を有する反射板であって、LED光源31からの光が入射する開口である入射口と、当該入射口から入射した光が反射部材20から出射する開口である出射口とを有する。反射部材20は、内径が入射口から出射口に向かって漸次大きくなるように構成された円環枠状(漏斗状)であり、例えば、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)又はポリカーボネート(PC)等の硬質の白色樹脂材料を用いて形成することができる。PBT又はPCを用いた反射部材は、耐熱性及び高反射率を有し、さらに、難燃グレードの選択が可能となる。
反射部材20は、係止爪21を有し、出射口を塞ぐように設けられたレンズ部材10を当該係止爪21によって係止することにより固定する。この係止爪21の詳細については、後述する。
反射部材20の内周面は、LED光源31からの光を反射する反射面である。上記反射面は、入射口から入射した光を反射させて出射口から出射させるように構成されている。
反射部材20の外周面には、例えば、下方(Z軸マイナス方向)に突出する脚部(不図示)が設けられ、反射部材20と筐体40とは、脚部が筐体40の本体部41とネジ止めされることにより固定される。
なお、反射部材20は、硬質の白色樹脂材料ではなく、例えば、アルミニウム等の金属材料によって形成してもよい。あるいは、樹脂製の反射部材20の内面に、反射面として、銀やアルミニウム等の金属材料からなる金属蒸着膜(金属反射膜)を形成してもよい。
[レンズ部材]
次に、レンズ部材10について説明する。レンズ部材10は、光学部材の一態様であり、LED光源31と対向する位置に配置され、光入射面と光出射面とを有する。レンズ部材10は、LED光源31から光入射面に入射された光を光出射面から出射する。
本実施の形態におけるレンズ部材10は、反射部材20の出射口を塞ぐように当該反射部材20によって固定されている。このレンズ部材10は、レンズ部材10の厚さ方向の一方の面(図2で下側の面)である光入射面から入射したLED光源31からの光を、当該一方の面に対向する他の面(図2で上側の面)である光出射面から出射させる。レンズ部材10は、側面に形成され、反射部材20の係止爪21の少なくとも先端部が挿入される凹部11を有する。
レンズ部材10は、透光性材料を用いて形成されており、例えばPMMA(アクリル)やポリカーボネート等の透明樹脂材料、または、ガラス材料等の絶縁性を有する透明材料を用いて形成することができる。
ここで、レンズ部材10の構造について、図3及び図4を用いて詳述する。
図3は、実施の形態に係る照明器具1におけるレンズ部材10及び反射部材20について説明するための図であり、(a)はレンズ部材10と当該レンズ部材10を固定する反射部材20の斜視図であり、(b)は(a)のA面で切断した一部拡大断面図であり、(c)は(a)のB面で切断した一部拡大断面図である。つまり、同図の(b)は、レンズ部材10の凹部11が形成された位置以外における断面図であり、同図の(c)は、レンズ部材10の凹部11が形成された位置における断面図である。図4は、実施の形態に係る照明器具1におけるレンズ部材10及び反射部材20について説明するための図であり、(a)はレンズ部材10と当該レンズ部材10を固定する反射部材20の斜視図であり、(b)は(a)のX部を拡大した斜視図であり、(c)は(b)に示すレンズ部材10のみの斜視図である。
図3に示すようにレンズ部材10は、反射部材20の出射口を塞ぐように当該反射部材20によって固定されている。このレンズ部材10は、同心環状に配置され、LED光源31からの光の配光を制御する複数の凸部12を有する。例えば、複数の凸部12は、LED光源31の光軸を中心として、同心円状に配置されている。また、例えば、各凸部12の断面形状は、LED光源31に近づくにつれ、小さくなる。
複数の凸部12は、レンズ部材10の板状の基部13からLED光源31側に突出するように設けられている。各凸部12は、LED光源31から出射された光を屈折させる屈折面12bと、当該屈折面12bで屈折された光を反射することにより、レンズ部材10の光出射面から所望の方向へと出射させる反射面12aとにより形成される。これにより、各凸部12は、LED光源31から出射された光の配光を制御することができる。
言い換えると、各凸部12は、LED光源31から出射された光を屈折させる屈折領域52と、当該屈折領域52で屈折されてレンズ部材10内へ入射した光を反射させる反射領域51とを含む。つまり、レンズ部材10は、屈折領域52と反射領域51とを同心環状にこの順で繰り返し含む。
次に、複数の凸部12のうち最も外側に配置された凸部12Aについて説明する。
凸部12Aは、光学部材10の周縁に配置され、LED光源31側へ突出している。言い換えると、凸部12Aは、基部13に対して、凸部12Aの反射面12aと基部13の側面13aとが連接するように配置されている。つまり、凸部12Aの反射面12aと基部13の側面13aとは、例えばフランジ部等を介すことなく接している。すなわち、レンズ部材10を光入射側から視た場合、当該レンズ部材10の周縁において基部13は視認されない。
具体的には、レンズ部材10を光入射側から視た場合、当該レンズ部材10の周縁において、凸部12Aの反射面12aが視認される。これは、凸部12Aの反射面12aが、レンズ部材10の光軸に対して、傾いているからである。具体的には、当該反射面12aは、光入射側に向かうにつれてレンズ部材10の光軸に近づくように傾いている。例えば、レンズ部材10の光軸を含む平面で切断した断面において、凸部12Aの反射面12aが光軸となす角は、基部13の側面13aが光軸となす角と異なる。
このように、レンズ部材10が周縁に配置された凸部12Aを有することにより、当該レンズ部材10は、当該周縁を、所望の方向へと光を出射することができる領域である配光制御領域とすることができる。したがって、効率良く配光を制御することができる。なお、本実施の形態では、所望の方向は、例えば鉛直方向(Z軸プラス方向)である。
また、図3の(b)及び(c)に示すように、複数の凸部12のうち最も外側の凸部12Aの反射面12aと反射部材20の内面とは当接している。例えば、反射部材20の出射口の全周において、複数の凸部12のうち最も外側の凸部12Aの反射面12aと反射部材20の内面とは当接している。
これにより、一層効率良く配光を制御することができる。具体的には、反射部材20の内面で反射して凸部12Aの反射面12aに入射する光は、レンズ部材10の所望の出射方向とは異なる方向に出射されてしまう。これに対して、凸部12Aの反射面12aと反射部材20の内面とが当接することにより、レンズ部材10と反射部材20との空間(隙間)を抑制することができる。よって、反射部材20の内面で反射して凸部12Aの反射面12aに入射する光を抑制することができるので、所望の出射方向以外に出射される光を抑制することができる。言い換えると、照明器具1の所望の照射範囲以外に照射される光を抑制できるので、所望の照射範囲における光束の低下を抑制できる。
また、レンズ部材10と反射部材20との空間(隙間)を抑制することができるので、当該空間から照明器具1外部に漏れ出す光を抑制することができる。よって、光損失を抑制することができる。
次に、レンズ部材10の側面に形成された凹部11について、反射部材20の係止爪21についても説明しながら、説明する。図3の(c)及び図4に示すように、レンズ部材10と反射部材20とが組み立てられた状態において、凹部11には、反射部材20の係止爪21の少なくとも先端部21aが挿入される。
まず、反射部材20の係止爪21の構造について説明する。
係止爪21は、図3の(c)に示すように、先端部21aと、当該先端部21aと反射部材20の出射口の端縁(開口端縁)とを接続する接続部21bとを有し、先端部21aは、接続部21bに対して屈曲して設けられている。このような係止爪21は、反射部材20の開口端縁の周方向に異なる位置に複数設けられている。なお、本実施の形態では、2つの係止爪21が開口端縁の対向する位置に設けられている。
この係止爪21は、例えば可撓性を有する。これにより、レンズ部材10を反射部材20の上方(Z軸プラス方向)から嵌めて組み立てる際に、係止爪21が反射部材20の出射口の径方向にたわんで広がることにより、組み立て用の工具を用いることなく、レンズ部材10と反射部材20とを容易に組み立てることができる。
ここで、先端部21aの上面(Z軸プラス側の面)の少なくとも一部は、反射部材20の出射口の中央に向かうほど低くなるテーバー状に形成されていてもよい。これにより、レンズ部材10と反射部材20との組み立て時に、レンズ部材10が下方へ押圧されることで、係止爪21が反射部材20の出射口の径方向に容易に広がる。よって、組み立てがさらに容易となる。
次に、レンズ部材10に形成された凹部11の構造について説明する。
図4の(c)に示すように、凹部11は、レンズ部材10の側面に形成された凹部11aと、当該凹部11aと連通し、当該凹部11aから当該レンズ部材10の光入射面に延設された溝部11bとを含む。凹部11aには係止爪21の先端部21aが挿入され、溝部11bには係止爪21の接続部21bが挿入される。
これにより、照明器具1を当該レンズ部材10の光出射側から視た場合に、係止爪21の先端部21a及び接続部21bが見えにくくなり、外観上の品位の低下(外観ノイズ)を抑制できる。
なお、凹部11は、溝部11bを含まず、係止爪21の先端部21aが挿入される凹部11aのみであってもよいが、本実施の形態のように溝部11bを形成することにより、照明器具1を当該レンズ部材10の光出射側から視た場合に、先端部21aだけでなく接続部21bが見えにくくなり、外観上の品位の低下を一層抑制できる。
ここで、上述の凹部11aの底面は、溝部11bの底面より深く形成されている。つまり、レンズ部材10の基部13の側面13aから凹部11aの底面までの深さは、当該側面13aから溝部11bの底面までの深さより大きい。
これにより、レンズ部材10と反射部材20とが組み立てられた後に、反射部材20からのレンズ部材10の脱落を抑制できる。具体的には、レンズ部材10と反射部材20とが組み立てられた後にレンズ部材10に対して上方(Z軸プラス方向)への付勢力が加わった場合、係止爪21の先端部21aが、凹部11aと溝部11bとの境界に形成される壁に当接することにより、反射部材20からのレンズ部材10の脱落を抑制できる。
[比較例との対比]
以下、このような構成を有する本実施の形態に係る照明器具1が奏する効果について、比較例と対比しながら詳述する。
<1.配光制御>
まず、比較例の照明器具と比較しながら本実施の形態に係る照明器具1の配光制御について説明する。
図5は、比較例の照明器具におけるレンズ部材及び反射部材について説明するための図であり、(a)はレンズ部材と当該レンズ部材を固定する反射部材の斜視図であり、(b)は(a)のA’面で切断した一部拡大断面図であり、(c)は(a)のB’面で切断した一部拡大断面図である。
図5に示すように、比較例の照明器具におけるレンズ部材910及び反射部材920は、本実施の形態の照明器具1におけるレンズ部材10及び反射部材20と比較してほぼ同じである。よって、以下、比較例におけるレンズ部材910及び反射部材920の構造について、本実施の形態におけるレンズ部材10及び反射部材20と異なる点を中心に説明する。
図5に示すように、比較例におけるレンズ部材910は、同心環状に繰り返し形成された凸部912を有する。ただし、レンズ部材910は、レンズ部材10と比較して、最外径の凸部912Aよりレンズ部材910の径方向に突出して周方向に亘って設けられた平板状のフランジ部910aを有する点が異なる。すなわち、レンズ部材910は、当該レンズ部材910を光入射側から視た場合、当該レンズ部材910の周縁においてフランジ部910aが視認される。つまり、レンズ部材910は、光入射面の周縁に、凸部912を有さない。言い換えると、LED光源31から出射された光の配光を制御するための反射面912aであって、LED光源31から出射された光のうちレンズ部材910内へ入射した光を反射させる反射面912aを有さない。
これにより、比較例におけるレンズ部材910は、当該レンズ部材910の光軸を含む平面において、当該光軸に対して垂直方向の端部であるフランジ部910aから所望の方向へと光を出射することができないという問題がある。つまり、レンズ部材910は、フランジ部910aが設けられた領域を、所望の方向へと光を出射することができる領域である配光制御領域とすることができない。言い換えると、効率良く配光を制御することができない。
以下、図6A及び図6Bを用いて、比較例における配光特性と本実施の形態における配光特性とを比較しながら説明する。図6Aは、実施の形態に係る照明器具の効果の一例について説明するための比較例における照明器具の断面図である。図6Bは、実施の形態に係る照明器具の効果の一例について説明するための当該照明器具の断面図である。なお、図6A及び図6Bに示す破線黒矢印は、LED光源31から出射した光の光路の一例を示している。
図6Aに示すように、比較例におけるレンズ部材910では、LED光源31から出射した光L9は、各凸部912の屈折面912bで屈折されてレンズ部材910内へ入射する。この光L9は、当該凸部912の反射面912aで反射されて、レンズ部材910の光出射面から所望の方向へと出射される。
ここで、LED光源31から出射された光L9のうち反射部材920の出射口端縁へ向かう光LA9は、凸部912を介することなく反射部材920の内面で反射されてレンズ部材910の光出射面から出射されてしまう。このような光LA9は、所望の方向(本比較例では鉛直方向)とは異なる方向に出射されてしまう。また、LED光源31から出射された光L9のうち、フランジ部910aへ入射した光(不図示)についても、上述の光LA9と同様に、所望の方向とは異なる方向に出射されてしまう。
このように、レンズ部材910を有する比較例の照明器具では、効率良く配光を制御することができないという問題がある。
一方、図6Bに示すように、本実施の形態おけるレンズ部材10では、LED光源31から出射した光L1は、各凸部12の屈折面12bで屈折されてレンズ部材910内へ入射する。この光L1は、当該凸部12の反射面12aで反射されて、レンズ部材10の光出射面から所望の方向へと出射される。
ここで、LED光源31から出射された光L1のうち反射部材20の出射口端縁へ向かう光LA1は、複数の凸部12のうち最外径に配置された凸部12Aの屈折面12bで屈折されてレンズ部材910内へ入射した後、当該凸部12Aの反射面12aで反射されて、レンズ部材10の光出射面から所望の方向へと出射される。つまり、光LA1は、当該光LA1以外の光L1と同様に、所望の方向に出射される。
したがって、レンズ部材10を有する本実施の形態に係る照明器具1は、レンズ部材910を有する比較例の照明器具と比較して、効率良く配光を制御することができる。
<2.外観ノイズ>
次に、比較例の照明器具と比較しながら本実施の形態に係る照明器具1の外観ノイズについて説明する。
図5に示すように、比較例におけるレンズ部材910は、光出射面の端部に形成され、反射部材920の係止爪921の先端部と当接する切り欠き部911を有する。この切り欠き部911は、具体的には、レンズ部材910の光出射面と側面とが切り欠かれることにより形成されている。このようなレンズ部材910と反射部材920とを組み立てた状態を、図7に示す。
図7は、比較例における照明器具における光学部材及び反射部材について説明するための図であり、(a)は光学部材と当該光学部材を固定する反射部材の斜視図であり、(b)は(a)のX’部を拡大した斜視図である。図7の(b)に示すように、係止爪921は、レンズ部材910の光出射面に露出する。
したがって、レンズ部材910と反射部材920とを組み立てた状態で、これらをレンズ部材910の光出射側から見た場合、図8Aに示すように、係止爪921が明確に視認される。図8Aは、実施の形態に係る照明器具の効果の一例について説明するための比較例における照明器具の部分平面図である。
同図に示すように、比較例の照明器具では、レンズ部材910の光出射面の端部に切り欠き部911が設けられることにより、レンズ部材910と反射部材920とを組み合わせた状態で、レンズ部材910を光出射側から見た場合に、係止爪921が明確に視認されてしまう。つまり、係止爪921により外観の品位が損なわれるという外観ノイズが発生するという問題がある。
一方、本実施の形態におけるレンズ部材10と反射部材20とを組み立てた状態で、これらをレンズ部材10の光出射側から見た場合、図8Bに示すように、係止爪21が明確には視認されない。図8Bは、実施の形態に係る照明器具1の効果の一例について説明するための実施の形態に係る照明器具1の部分平面図である。
同図に示すように、実施の形態に係る照明器具1では、レンズ部材10の側面に設けられた凹部11に係止爪21が挿入されることにより、レンズ部材10と反射部材20とを組み合わせた状態で、レンズ部材10を光出射側から見た場合に、係止爪21が視認されにくくなる。
したがって、レンズ部材10を有する本実施の形態に係る照明器具1は、レンズ部材910を有する比較例の照明器具と比較して、レンズ部材10と反射部材20とを組み合わせた状態でレンズ部材10を光出射側から見た場合の外観ノイズを低減できる。
[効果]
本実施の形態に係る照明器具1はLED光源31と、端部に開口を有し、内面がLED光源31からの光を反射する筒状の反射部材と、開口を塞ぐように反射部材によって固定されたレンズ部材10とを備え、レンズ部材10は、光の配光を制御する凸部を有し、凸部は、LED光源31側に突出し、レンズ部材10の周縁に配置されている。
このように、レンズ部材10が周縁に配置された凸部12Aを有することにより、当該レンズ部材10は、当該周縁を、所望の方向へと光を出射することができる領域である配光制御領域とすることができる。したがって、効率良く配光を制御することができる。
また、凸部12Aは、入射した光を屈折させる屈折面12bと、当該屈折面12bで屈折された光を反射する反射面12aとを有し、反射面12aと反射部材20の内面とは当接している。
これにより、一層効率良く配光を制御することができる。具体的には、反射部材20の内面で反射して凸部12Aの反射面12aに入射する光は、レンズ部材10の所望の出射方向とは異なる方向に出射されてしまう。これに対して、凸部12Aの反射面12aと反射部材20の内面とが当接することにより、レンズ部材10と反射部材20との空間(隙間)を抑制することができる。よって、反射部材20の内面で反射して凸部12Aの反射面12aに入射する光を抑制することができるので、所望の出射方向以外に出射される光を抑制することができる。言い換えると、照明器具1の所望の照射範囲以外に照射される光を抑制できるので、所望の照射範囲における光束の低下を抑制できる。
なお、反射部材20の出射口の一部において、反射面12aと反射部材20の内面との間に空隙があってもよい。
また、レンズ部材10は、凸部12Aを含む複数の凸部12を有し、複数の凸部12は、同心環状に配置されている。
つまり、本実施の形態では、レンズ部材10はフレネルレンズであるとした。なお、レンズ部材の構成はこれに限らない。例えば、光入射面の中央部に屈折面が形成され、当該中央部を除く領域に反射面が形成されたレンズ部材であってもよい。
また、反射部材20は、端部の開口端縁(出射口端縁)から突出し、レンズ部材10を係止することにより固定する係止爪21を有する。
これにより、固定用の部品(例えば、ネジ及び接着剤等)を用いることなく、レンズ部材10を反射部材20に固定することができる。よって、固定用の部品を用いることによる、光の取り出し効率の低下、外観ノイズの発生、及び、製造コストの上昇を回避することができる。
なお、レンズ部材10を固定する構成は係止爪21に限らず、例えば、可視光に対して透明な接着剤であってもよい。
また、レンズ部材10は、当該レンズ部材10の側面に形成され、係止爪21の少なくとも先端部21aが挿入される凹部11aを有する。
これにより、レンズ部材10と反射部材20とを組み合わせた状態でレンズ部材10を光出射側から見た場合の外観ノイズを低減できる。
なお、本実施の形態では、凹部11aは、レンズ部材10の基部13の側面13aに形成されていたが、これに限らない。例えば、凹部11aは、複数の凸部12のうち最も外側に配置された凸部12Aの側面である反射面12aに形成されていてもよい。つまり、レンズ部材10の側面とは、基部13の側面13aと凸部12Aの反射面12aとを含む。
また、係止爪21は、先端部21aと開口端縁(出射口端縁)とを接続する接続部21bとを有し、先端部21aは、接続部21bに対して屈曲して設けられ、レンズ部材10は、さらに、凹部11aと連通し、当該凹部11aから当該レンズ部材10の光入射側に延設され、接続部21bが挿入される溝部11bを有し、凹部11aの底面は、溝部11bの底面より深く形成されている。
このように、凹部11aの底面は、溝部11bの底面より深く形成されていることにより、レンズ部材10と反射部材20とが組み立てられた後に、反射部材20からのレンズ部材10の脱落を抑制できる。具体的には、レンズ部材10と反射部材20とが組み立てられた後にレンズ部材10に対して上方(Z軸プラス方向)への付勢力が加わった場合、係止爪21の先端部21aが、凹部11aと溝部11bとの境界に形成される壁に当接する。よって、反射部材20からのレンズ部材10の脱落を抑制できる。
また、溝部11bが形成されていることにより、照明器具1を当該レンズ部材10の光出射側から視た場合に、先端部21aだけでなく接続部21bが見えにくくなり、外観ノイズを一層抑制できる。
なお、本実施の形態では、溝部11bは、凹部11aと連通し、基部の側面13a及び凸部12Aの反射面12aに形成されていたが、これに限らない。例えば、凹部11aがレンズ部材10の基部13の側面13a及び凸部12Aの反射面12aに形成されている場合には、溝部11bは、当該凹部11aと連通し、凸部12Aの反射面12aに形成されていてもよい。
また、係止爪21の形状及び凹部11の形状は本実施の形態で示した形状に限らない。例えば、係止爪は出射口端縁から離れるほど肉厚が厚くなる形状であってもよく、凹部はレンズ部材の光出射側の面に近づくほど深くなるような形状であってもよい。
(変形例)
次に、本実施の形態の変形例に係る照明器具について、図9を用いて説明する。図9は、実施の形態の変形例に係る照明器具の部分平面図である。なお、図9に示すレンズ部材210以外の構成は、図1の構成と同じである。また、図9は、変形例におけるレンズ部材210と反射部材20とを組み立てた状態で、これらをレンズ部材210の光出射側から見た場合の平面図である。
同図に示すように、本変形例におけるレンズ部材210は、光出射側の面のうち、光出射側から視て係止爪21に重なる領域を含む周方向の領域に、シボ211が設けられている。例えば、レンズ部材210の光出射側の面の全周に亘って、シボ211が設けられていてもよい。
これにより、本変形例に係る照明器具は、実施の形態1に係る照明器具1と比較して、レンズ部材210と反射部材20とを組み合わせた状態でレンズ部材210を光出射側から見た場合の外観ノイズを一層低減できる。
具体的には、実施の形態1では、レンズ部材10と反射部材20とを組み合わせた状態でレンズ部材10を光出射側から見た場合、係止爪21が視認される場合がある。一方、本変形例では、レンズ部材210の光出射側の面の係止爪21に重なる領域にシボ211を設けることにより、レンズ部材210と反射部材20とを組み合わせた状態でレンズ部材210を光出射側から見た場合、係止爪21が視認されにくくなり、外観ノイズを低減できる。
また、光出射側の面のうち、光出射側から視て係止爪21に重なる領域のみにシボを設けた場合には、係止爪21は視認されにくくなるものの、シボによって外観ノイズが発生する。これに対し、本変形例では、係止爪21に重なる領域だけでなく、当該領域を含む周方向の領域にシボ211を設けることにより、シボ211を設けたことによる外観ノイズも抑制することができる。
(その他)
以上、本発明に係る照明器具について、実施の形態及び変形例に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態及び変形例に限定されるものではない。
例えば、上記の実施の形態及び変形例において、LED光源31は、青色LEDと黄色蛍光体とによって白色光を放出するように構成したが、これに限らない。例えば、赤色蛍光体及び緑色蛍光体を含有する蛍光体含有樹脂を用いて、これと青色LEDと組み合わせることによりに白色光を放出するように構成しても構わない。
また、上記の実施の形態及び変形例において、LED31bは、青色を発光するLEDを用いたが、これに限らない。LED31bとしては、青色以外の色を発光するLEDを用いても構わない。例えば、LED31bとして紫外線発光のLEDチップを用いる場合、蛍光体粒子としては、三原色(赤色、緑色、青色)に発光する各色蛍光体粒子を組み合わせたものを用いることができる。さらに、蛍光体粒子以外の波長変換材を用いてもよく、例えば、波長変換材として、半導体、金属錯体、有機染料、顔料など、ある波長の光を吸収し、吸収した光とは異なる波長の光を発する物質を含んでいる材料を用いてもよい。
また、上記の実施の形態及び変形例において、発光素子としてLEDを例示したが、半導体レーザ等の半導体発光素子、有機EL(Electro Luminescence)又は無機EL等の発光素子を用いてもよい。
また、上記の実施の形態及び変形例において、光源としてLED光源を例示したが、電球等の光源を用いてもよい。
また、上記の実施の形態及び変形例において、反射部材20は、入射口から入射した光を反射するとしたが、レンズ部材10で跳ね返った光を再度出射口へと導いてもよい。つまり、レンズ部材10で反射された光を反射して、出射口から出射させてもよい。
また、上記の実施の形態及び変形例において、レンズ部材10は、光入射側に、レンズ部材10の光軸を中心とした同心円状の複数の凸部12を有するとしたが、当該複数の凸部12の形状は、同心円状に限定されず環状であればよい。例えば、複数の凸部の形状は、方形環状など多角形環状でもよく、また、楕円環状であってもよい。つまり、複数の凸部の形状は、同心環状であればよい。
また、上記の実施の形態及び変形例において、LED光源31は、基板31a上にLEDチップを直接実装してLEDチップを蛍光体含有樹脂によって一括封止したCOB(Chip On Board)型の構成としたが、これに限らない。例えば、樹脂成形されたキャビティの中にLEDチップを実装して当該キャビティ内に蛍光体含有樹脂を封入したパッケージ型のLED素子を用いて、このLED素子を基板上に複数個実装することで構成された表面実装型(SMD:Surface Mount Device)のLED光源を用いても構わない。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態及び変形例に施したもの、又は、実施の形態及び変形例における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
1 照明器具
10、210、910 レンズ部材(光学部材)
11、11a、 凹部
11b 溝部
12、12A、912、912A 凸部
12a、912a 反射面
12b、912b 屈折面
13 基部
13a 側面
20、920 反射部材
21、921 係止爪
21a 先端部
21b 接続部
30 光源部
31 LED光源(光源)
31a 基板
31b LED
31c 封止部材
40 筐体
41 本体部
42 放熱フィン
211 シボ
910a フランジ部
911 切り欠き部
L1、LA1、L9、LA9 光

Claims (7)

  1. 光源と、
    端部に開口を有し、内面が前記光源からの光を反射する筒状の反射部材と、
    前記開口を塞ぐように前記反射部材によって固定された光学部材とを備え、
    前記反射部材は、係止爪を有し、
    前記光学部材は、前記光の配光を制御する凸部と、前記係止爪が係止する凹部とを有し、
    前記凸部は、前記光源側に突出し、前記光学部材の周縁に配置されており、
    前記凹部は、前記光学部材の周縁の一部に設けられ
    前記凹部は、前記光学部材の光出射面及び側面のうち前記側面のみを切り欠くように形成されている
    照明器具。
  2. 前記凸部は、入射した光を屈折させる屈折面と、当該屈折面で屈折された光を反射する反射面とを有し、
    前記反射面と前記反射部材の内面とは当接している
    請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記光学部材は、前記凸部を含む複数の凸部を有し、
    前記複数の凸部は、同心環状に配置されている
    請求項1又は2に記載の照明器具。
  4. 前記係止爪は、前記端部の開口端縁から突出し、前記光学部材を係止することにより固定する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明器具。
  5. 前記凹部は、前記係止爪の少なくとも先端部が挿入される
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明器具。
  6. 光源と、
    端部に開口を有し、内面が前記光源からの光を反射する筒状の反射部材と、
    前記開口を塞ぐように前記反射部材によって固定された光学部材とを備え、
    前記光学部材は、前記光の配光を制御する凸部を有し、
    前記凸部は、前記光源側に突出し、前記光学部材の周縁に配置されており、
    前記反射部材は、前記端部の開口端縁から突出し、前記光学部材を係止することにより固定する係止爪を有し、
    前記光学部材は、当該光学部材の側面に形成され、前記係止爪の少なくとも先端部が挿入される凹部を有し、
    前記係止爪は、前記先端部と前記開口端縁とを接続する接続部とを有し、
    前記先端部は、前記接続部に対して屈曲して設けられ、
    前記光学部材は、さらに、前記凹部と連通し、当該凹部から当該光学部材の光入射側に延設され、前記接続部が挿入される溝部を有し、
    前記凹部の底面は、前記溝部の底面より深く形成されている
    照明器具。
  7. 前記光学部材は、光出射側の面のうち、光出射側から視て前記係止爪に重なる領域を含む周方向の領域に、シボが設けられている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明器具。
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