JP6028329B2 - 数式表示装置及び数式表示プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、数式表示装置及び数式表示プログラムに関する。
従来、教育現場では、関数電卓などの数式表示装置を用いて授業が行われている。
近年、このような数式表示装置では装置間のデータ通信が可能となっており、教師の装置と生徒の装置との間で問題や解法のデータ通信を行いつつ授業を進めることが可能となっている(例えば特許文献1参照)。
ところで、数式表示装置を用いた授業では、教師の装置と同じ内容を生徒の装置に表示させたい場合がある。そして、このような場合には、教師が操作手順を説明しながら教師の装置に操作を行って数式を表示させ、同じ操作手順の操作を生徒に行わせるのが一般的である。
特開2004‐085995号公報
しかしながら、生徒が教師と同じ操作手順の操作を行うには、手間や時間がかかってしまうため、自機の表示内容を他機の表示内容に容易に合わせることはできない。
本発明の課題は、自機の表示内容を他機の表示内容に容易に合わせることのできる数式表示装置及び数式表示プログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、数式表示装置において
表示手段と、
ユーザから前記表示手段の表示モードの設定操作と、数式の入力操作とを受け、前記表示モードの設定操作及び前記数式の入力操作を行うための複数のキーを有するモード設定数式入力手段と、
前記モード設定数式入力手段により設定操作の行われた表示モードで、当該モード設定数式入力手段により入力操作の行われた数式を前記表示手段に表示させる数式表示制御手段と、
ユーザ操作に基づいて、前記モード設定数式入力手段により行われた操作の操作内容に対応するコードを、前記表示手段に表示させるコード表示制御手段と、
ユーザからコードの入力操作を受けるコード入力手段と、
前記コード入力手段により入力されたコードに対応する操作内容の各操作が前記モード設定数式入力手段により行われた場合の表示制御を前記数式表示制御手段に行わせるコード対応制御手段と、
前記コード入力手段にコードが入力された場合に、当該コードに対応する操作内容の各操作のうち、複数のキーを組み合わせて行われる組合せ操作と、当該組合せ操作によって設定または入力される内容とを対応付けて前記表示手段に表示させる組合せ操作内容表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、自機の表示内容を他機の表示内容に容易に合わせることができる。
関数電卓の概略構成を示す平面図である。 関数電卓の機能構成を示すブロック図である。 パソコンの機能構成を示すブロック図である。 数式表示処理の流れを示すフローチャートである。 ディスプレイの表示内容を示す図である。 ディスプレイの表示内容を示す図である。 ディスプレイの表示内容を示す図である。 ディスプレイの表示内容を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態の一例を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[1.関数電卓の構成]
[1−1.外観構成]
図1(a),(b)は、本発明に係る数式表示装置を適用した関数電卓1(1A,1B)の概略構成を示すブロック図である。なお、図1(a)に示す関数電卓1Aと、図1(b)に示す関数電卓1Bとは、操作系や機能が一部異なるものの、特に言及しない限り、以下に説明する構成が共通しており、別々の生徒によってそれぞれ授業中に使用されるようになっている。
図1に示すように、関数電卓1は、各種キー群を有する入力キー群2と、ディスプレイ3と、を備えている。
入力キー群2は、ユーザから数値や演算記号等の数式構成要素の入力操作を受けたり、各種処理の指示操作を受けたりするためのキー群であり、それぞれ固有の機能を割り当てられた複数のキーを備えている。本実施の形態においては、入力キー群2は、テンキー2aや演算記号キー2b、カーソルキー2c、EXEキー2d、シフトキー2e、セットアップキー2h、コードキー2j等を備えている。
このうち、テンキー2aは数値の入力操作を受けるキーであり、演算記号キー2bは四則演算の記号や括弧、分数の括線、根号(√)、対数記号、定数(円周率「π」や光速度「c」等)、三角関数記号など、各種演算記号の入力操作を受けるキーである。
カーソルキー2cは、ディスプレイ3内で編集対象位置や選択対象位置を示すカーソルを所定の方向に移動させる場合等に押下されるキーであり、本実施の形態においては、上下左右の4方向について入力可能に構成されている。
EXEキー(「=」キー)2dは、処理の実行指示や決定指示の入力操作を受けるキーであり、例えば数式の入力後に演算処理の実行を指示するキーとして機能するようになっている。シフトキー2eは、各キーの機能を切り替える場合などに他のキーと組み合わせて押下されるキーである。
セットアップキー2hは、関数電卓1の各機能を実行する為のメニューを呼び出すキーである。コードキー2jは、後述の数式表示処理(図4参照)においてコードを表示させたり、入力したりする際に使用されるキーである。ここで、本実施の形態において、コードとは、操作内容を暗号化したものであり、他の機種の関数電卓でも同じ操作内容を意味するように汎用化されている。更に、本実施の形態において、操作内容とは、操作の意味内容(例えば関数式の入力操作では式内容)であるが、操作手順であっても良い。
なお、関数電卓1Aは、関数電卓1Bと異なり、モードキー2i,ENGキー2kを有している。モードキー2iは、関数電卓1の各機能を実行する為のメニューを呼び出すキーである。ENGキー2kは、後述のENG変換を行うために使用されるキーである。
ディスプレイ3は、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)等により構成されており、入力キー群2などの操作に応じた文字や符号、数式、演算結果、座標軸、グラフなどの他、関数電卓1を使用するために必要な各種データを表示するようになっている。このディスプレイ3には、タッチパネル30が表示画面全面に亘って一体的に設けられている。
[1−2.機能構成]
続いて、関数電卓1の機能構成を説明する。
図2は、関数電卓1の概略的な機能構成を示すブロック図である。
この図に示すように、関数電卓1は、入力部14と、表示部15と、記録媒体読取部17と、記憶部13と、CPU(Central Processing Unit)11と、を備えて構成されている。
入力部14は、上述の入力キー群2及びタッチパネル30を備えており、押下されたキーやタッチパネル30の位置に対応する信号をCPU11に出力するようになっている。
表示部15は、上述のディスプレイ3を備えており、CPU11からの表示信号に従って各種情報をディスプレイ3に表示するようになっている。
記録媒体読取部17は、着脱自在に装着されるUSBメモリ等の記録媒体17Aから情報を読み取るものである。
記憶部13は、関数電卓1の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するとともに、CPU11の作業領域として機能するメモリである。本実施の形態においては、記憶部13は、本発明に係る数式表示プログラム130と、機種別操作テーブル131等とを記憶している。また。この記憶部13には、表示モード記憶領域132と、関数式入力内容記憶領域133と、表示済みコード記憶領域134と、今回表示コード記憶領域135等とが形成されるようになっている。
数式表示プログラム130は、後述の数式表示処理(図4参照)をCPU11に実行させるためのプログラムである。
機種別操作テーブル131は、表示モードの各種設定内容や関数式の様々な入力内容に対し、関数電卓1の機種ごとの操作手順を対応付けて記憶している。例えば、この機種別操作テーブル131では、複数のキーを組み合わせて行われる組合せ操作や、キートップに表示されていない内容を設定または入力するために行われる操作に対し、その設定内容や入力内容が対応付けて記憶されている。
表示モード記憶領域132には、現時点で設定されている表示モードの内容が記憶されるようになっている。ここで、本実施の形態においては、表示モードとして、数式を自然表示形式で表示させるモードや、数式を一行表示形式で表示させるモード、計算結果を分数で表示させるモード、計算結果を少数で表示させるモード、計算結果を所定の工学単位表示で表示させるモード、計算結果に循環小数が含まれる場合にその部分を纏めて表示するモードなどが用いられている。なお、計算結果を所定の工学単位表示で表示させるとは、例えば「1.2」という計算結果を「0.0012×10」や「1200×10−3」として表示させるなど、指数部を3の倍数の何れかにして計算結果を指数表記することを言う。
関数式入力内容記憶領域133には、現時点で関数式が入力されている場合に、その入力操作の操作内容が記憶されるようになっている。
表示済みコード記憶領域134には、後述の数式表示処理において既に表示されたコードが蓄積記憶されるようになっている。
今回表示コード記憶領域135には、後述の数式表示処理において新たに表示すべきコードが記憶されるようになっている。
CPU11は、入力される指示に基づいて、記憶部13から所定のプログラムを読み出して、当該プログラムに基づく各種処理を実行して関数電卓1の各部を集中制御する。すなわち、CPU11は、読み出した所定プログラムに基づいて各種処理を実行し、その処理結果を記憶部13内のワークエリアに格納するとともに、表示部15に表示させる。
[2.パソコンの構成]
続いて、パソコン5について説明する。なお、このパソコン5は、教師によって操作され、後述のように関数電卓1Aの動作を仮想実行(エミュレート)するようになっている。
図3は、本発明に係る数式表示装置を適用したパソコン5の概略構成を示すブロック図である。
この図に示すように、パソコン5は、入力部54、表示部55、記録媒体読取部57、記憶部53及びCPU51等の機能部を備えており、各機能部はバスで接続されている。
入力部54は、入力キー群540とマウス541とを備えており、これら入力キー群540やマウス541を介して入力された信号をCPU51に出力するようになっている。なお、本実施の形態におけるマウス541は、表示部55と協働することにより、GUI(Graphical User Interface)を用いて関数電卓1Aにおける各キーの操作などを受けるようになっている。
表示部55は、ディスプレイ550を備えており、CPU51からの信号に基づいて各種情報をディスプレイ550に表示するようになっている。
記録媒体読取部57は、着脱自在に装着されるUSBメモリ等の記録媒体57Aから情報を読み取るものである。
記憶部53は、パソコン5の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するとともに、CPU51の作業領域として機能するメモリである。本実施の形態においては、記憶部53は、関数電卓1Aの動作をエミュレートするエミュレートプログラム539の他、関数電卓1Aの記憶部13と同様に、数式表示プログラム130と、機種別操作テーブル131等とを記憶している。また。この記憶部53には、関数電卓1Aの記憶部13と同様に、表示モード記憶領域132と、関数式入力内容記憶領域133と、表示済みコード記憶領域134と、今回表示コード記憶領域135等とが形成されるようになっている。
CPU51は、入力される指示に基づいて、記憶部53から所定のプログラムを読み出して、当該プログラムに基づく各種処理を実行してパソコン5の各部を集中制御する。すなわち、CPU51は、読み出した所定プログラムに基づいて各種処理を実行し、その処理結果を記憶部53内のワークエリアに格納するとともに、表示部55に表示させる。
以上のパソコン5は、プロジェクタ59に接続されている。このプロジェクタ59は、ディスプレイ550の表示内容を生徒に向けて表示するようになっている。
[3.関数電卓の動作]
続いて、関数電卓1(またはパソコン5によってエミュレートされた関数電卓1)の動作について、図4を参照しつつ説明する。
図4は、CPU11(またはCPU51)が記憶部13(または記憶部53)から数式表示プログラム130を読み出して実行する数式表示処理の動作を説明するためのフローチャートである。
この図に示すように、この数式表示処理においてまずCPU11は、ユーザにより表示モードの設定操作が行われるか否かを判定する(ステップS1)。ここで、本実施の形態においては、表示モードの設定操作は、セットアップキー2hと他のキーとを組み合わせて行うことができる。
このステップS1において表示モードの設定操作が行われたと判定した場合(ステップS1;Yes)には、CPU11は、操作内容に応じた表示モードの内容を表示モード記憶領域132に記憶させるとともに、当該表示モードをディスプレイ3に設定して表示内容を更新した後(ステップS2)、ステップS1に移行する。
また、ステップS1において表示モードの設定操作が行われないと判定した場合(ステップS1;No)には、CPU11は、ユーザにより関数式の入力操作が行われるか否かを判定する(ステップS3)。
このステップS3において関数式の入力操作が行われたと判定した場合(ステップS3;Yes)には、CPU11は、入力式の内容を関数式入力内容記憶領域133に記憶させるとともに、操作内容に応じた関数式をディスプレイ3に表示させた後(ステップS4)、ステップS1に移行する。なお、このステップS4においてCPU11は、表示モード記憶領域132を参照し、現時点で設定されている表示モードに従って、関数式を表示させる。
また、ステップS3において関数式の入力操作が行われないと判定した場合(ステップS3;No)には、CPU11は、ユーザにより計算の実行操作が行われるか否かを判定する(ステップS5)。
このステップS5において計算の実行操作が行われたと判定した場合(ステップS5;Yes)には、CPU11は、入力された関数式の計算を実行して計算結果をディスプレイ3に表示させた後(ステップS6)、ステップS1に移行する。
また、ステップS5において計算の実行操作が行われないと判定した場合(ステップS5;No)には、CPU11は、計算結果についての表示モードを変更する旨のユーザ操作が行われるか否かを判定する(ステップS7)。ここで、本実施の形態において計算結果についての表示モードを変更するとは、計算結果を分数で表示させるモードと少数で表示させるモードとを切り替えたり、指数表記された計算結果の指数部を3桁分ずつ増減させたり(以下、ENG変換(エンジニアリング変換)とする)することを言う。
そして、このステップS7において計算結果についての表示モードを変更する旨のユーザ操作が行われたと判定した場合(ステップS7;Yes)には、CPU11は、変更操作に応じた表示モードの内容を表示モード記憶領域132に記憶させるとともに、当該表示モードをディスプレイ3に設定することで、計算結果を変更後の表示モードによる表示形態に変換して表示させた後(ステップS8)、ステップS1に移行する。
また、ステップS7において計算結果についての表示モードを変更する旨のユーザ操作が行われないと判定した場合(ステップS7;No)には、CPU11は、操作内容のコードを表示させる旨の操作(以下、コード表示操作とする)が行われるか否かを判定する(ステップS11)。
このステップS11においてコード表示操作が行われたと判定した場合(ステップS11;Yes)には、CPU11は、表示モードの設定が初期設定から変更されているか否かを判定し(ステップS12)、変更されていないと判定した場合(ステップS12;No)には後述のステップS15に移行する。
また、ステップS12において表示モードの設定が初期設定から変更されていると判定した場合(ステップS12;Yes)には、CPU11は、表示済みコード記憶領域134を参照して、変更操作の操作内容に対応するコードが表示済みであるか否かを判定し(ステップS13)、表示済みであると判定した場合(ステップS13;Yes)には後述のステップS15に移行する。
また、ステップS13において変更操作(表示モードの設定変更操作)の操作内容に対応するコードが表示済みでないと判定した場合(ステップS13;No)には、CPU11は、当該コードを、今回のコード表示操作に応じて新たに表示すべきコード(以下、今回のコードとする)として、今回表示コード記憶領域135に記憶させる(ステップS14)。
次に、CPU11は、関数式が入力されているか否かを判定し(ステップS15)、入力されていないと判定した場合(ステップS15;No)には後述のステップS23に移行する。
また、ステップS15において関数式が入力されていると判定した場合(ステップS15;Yes)には、CPU11は、入力操作の操作内容に対応するコードと、表示済みコード記憶領域134に記憶されている最新のコード、つまり前回のコード表示操作に応じて表示されたコード(以下、前回のコードとする)とを比較し、未だコードの表示されていない入力操作の操作内容が存在するか否かを判定する(ステップS21)。
このステップS21において未だコードの表示されていない入力操作の操作内容が存在しないと判定した場合(ステップS21;No)には、CPU11は、後述のステップS23に移行する。
また、ステップS21において未だコードの表示されていない入力操作の操作内容が存在すると判定した場合(ステップS21;Yes)には、CPU11は、当該操作内容に対応するコードを今回表示コード記憶領域135に追加記憶させる(ステップS22)。これにより、今回のコードには、前回のコード表示後に行われた数式入力操作の操作内容に対応するコードのみが含まれることとなる。
次に、CPU11は、今回表示コード記憶領域135に今回のコードが記憶されているか否かを判定し(ステップS23)、記憶されていないと判定した場合(ステップS23;No)には後述のステップS25に移行する。
また、ステップS23において今回表示コード記憶領域135に今回のコードが記憶されていると判定した場合(ステップS23;Yes)には、CPU11は、当該コードをディスプレイ3に表示させるとともに、表示済みコード記憶領域134に記憶させる(ステップS24)。
次に、CPU11は、以前に表示されたコードを改めて表示させる旨の操作が行われるか否かを判定し(ステップS25)、行われないと判定した場合(ステップS25;No)には後述のステップS28に移行する。
このステップS25において以前に表示されたコードを改めて表示させる旨の操作が行われたと判定した場合(ステップS25;Yes)には、CPU11は、現時点で表示されているコードよりも古いコードが表示済みコード記憶領域134に記憶されているか否かを判定し(ステップS26)、記憶されていないと判定した場合(ステップS26;No)には後述のステップS28に移行する。
また、ステップS26において現時点の表示コードよりも古いコードが表示済みコード記憶領域134に記憶されていると判定した場合(ステップS26;Yes)には、CPU11は、現時点の表示コードの直前のコードをディスプレイ3に表示させる(ステップS27)。これにより、過去に表示したコードが改めて表示されることとなる。なお、このときCPU11は、ディスプレイ3に「△」記号を表示させることで、以前に表示されたコードが改めて表示されている旨を表示させる。
次に、CPU11は、ディスプレイ3の表示内容をコード表示前の状態に戻す旨の操作が行われるか否かを判定し(ステップS28)、行われないと判定した場合(ステップS28;No)には、ステップS25に移行する一方、行われたと判定した場合(ステップS28;Yes)にはステップS1に移行する。
また、上述のステップS11においてコード表示操作が行われないと判定した場合(ステップS11;No)には、CPU11は、コードを入力する旨の操作が行われるか否かを判定する(ステップS31)。
このステップS31においてコードを入力する旨の操作が行われないと判定した場合(ステップS31;No)には、CPU11は、他の操作が行われるか否かを判定し(ステップS41)、行われたと判定した場合(ステップS41;Yes)には他の処理へ移行する一方、行われないと判定した場合(ステップS41;No)にはステップS1に移行する。
また、ステップS31においてコードを入力する旨の操作が行われたと判定した場合(ステップS31;Yes)には、CPU11は、ユーザ操作に応じてコードを入力した後(ステップS32)、入力されたコードを、表示モードの変更操作の操作内容や、関数式の入力操作の操作内容に復元する(ステップS33)。
次に、CPU11は、復元された操作内容に応じて、表示モードの設定や関数式の入力を行い、ディスプレイ3の表示内容を更新する、つまり、復元された操作内容の各操作が行われた場合の表示制御を行う(ステップS34)。より詳細には、このときCPU11は、復元された操作内容に表示モードの設定操作が含まれる場合には、当該設定操作の内容に応じてディスプレイ3の表示モードを変更し、復元された操作内容に関数式の入力操作が含まれる場合には、当該入力操作の内容に応じてディスプレイ3に関数式を表示させる。なお、本実施の形態においては、このときCPU11は、復元された操作内容を、更に自機の関数電卓1での操作手順に変換して、この操作手順に応じて表示モードの設定や関数式の入力を行う。
次に、CPU11は、復元された操作内容の各操作に表示モードの設定操作が含まれるか否かと、関数式の入力を行うために複数のキーを組み合わせて行われる組合せ操作が含まれるか否かとを判定する(ステップS35)。ここで、組合せ操作とは、例えばシフトキー2eやセットアップキー2hと他のキーとを組み合わせた操作などが挙げられる。但し、このステップS35においてCPU11は、復元された操作内容の各操作に、キートップに表示されていない内容の表示モード設定操作または数式入力操作が含まれるか否かを判定することとしても良い。
このステップS35において、復元された操作内容の各操作に表示モードの設定操作が含まれず、かつ、関数式の入力を行うための組合せ操作が含まれないと判定した場合(ステップS35;No)には、CPU11は、ステップS1に移行する。
また、ステップS35において、復元された操作内容の各操作に表示モードの設定操作が含まれるか、或いは、関数式の入力を行うための組合せ操作が含まれると判定した場合(ステップS35;Yes)には、CPU11は、該当の操作手順と、当該操作による設定内容・入力内容とを対応付けてディスプレイ3に表示させた後(ステップS36)、ステップS1に移行する。
[4.動作例]
続いて、図面を参照しつつ、上述の動作を具体的に説明する。なお、以下の動作例(1)においては、教師はパソコン5でエミュレートされた関数電卓1Aを操作し、生徒は関数電卓1Aを操作することとして説明し、動作例(2)においては、教師はパソコン5でエミュレートされた関数電卓1Aを操作し、生徒は関数電卓1Bを操作することとして説明する。また、以下の説明で参照する図5〜図8では、表示内容の遷移に従ってディスプレイ3を上から下に並べて図示するとともに、ディスプレイ3の左側に操作手順を図示している。
(動作例(1))
まず、図5に示すように、パソコン5でエミュレートされた関数電卓1Aにおいて教師が表示モードの設定操作を行う(ステップS1;Yes)。
より具体的には、図5の「a」部分に示すように、まず教師がモードキー2iを操作すると、表示モードの設定画面が表示される。
次に、図5の「b」部分に示すように、教師がテンキー2aの「1」キーを操作して「1:COMP」を選択し、シフトキー2e及びセットアップキー2hを操作すると、COMPモード(一般演算(四則演算, 三角関数など)を行う表示モード)が「ON」に設定される。
次に、図5の「c」部分に示すように、教師がテンキー2aの「1」キー、シフトキー2e、セットアップキー2hを操作すると、MthIOモード(数式を自然表示形式で表示する表示モード)が「ON」に設定される。
次に、図5の「d」部分に示すように、教師がカーソルキー2cの下キー、テンキー2aの「4」キー,「1」キーを操作すると、Rdecモード(循環小数を纏めて表示する表示モード)が「ON」に設定される。
そして、このように設定された表示モードの内容が表示モード記憶領域132に記憶されるとともに、当該表示モードがディスプレイ3に設定されて表示内容が更新される(ステップS2)。
なお、このとき生徒は関数電卓1Aを操作していないので、図5の「e」部分に示すように、ディスプレイ3には数字の「0」のみが表示されている。
次に、教師がコード表示操作を行うと(ステップS11;Yes)、表示モードの設定が初期設定から変更されていると判定された後(ステップS12;Yes)、変更操作の操作内容に対応するコードが表示済みでないと判定され(ステップS13;No)、当該コード「11A56」が今回のコードとして、今回表示コード記憶領域135に記憶される(ステップS14)。そして、今回表示コード記憶領域135に今回のコード「11A56」が記憶されていると判定され(ステップS23;Yes)、図6の「a」部分に示すように、当該コード「11A56」がディスプレイ3に表示されるとともに、表示済みコード記憶領域134に記憶される(ステップS24)。
このとき、図6の「e」部分に示すように、生徒が自分の関数電卓1Aでコードを入力する旨の操作(ここではシフトキー2e及びコードキー2jの操作)を行い(ステップS31;Yes)、コード「11A56」を入力して決定操作(「=」キーの操作)を行うと(ステップS32)、入力されたコード「11A56」が表示モードの変更操作の操作内容(COMPモード、MthIOモード及びRdecモードを「ON」に設定する操作内容)に復元され(ステップS33)、復元された操作内容に応じて、表示モードの設定が行われ、ディスプレイ3の表示内容が更新される(ステップS34)。そして、復元された操作内容の各操作に表示モードの設定操作が含まれると判定され(ステップS35;Yes)、図6の「f」部分に示すように、該当の操作手順と、当該操作による設定内容・入力内容とが対応付けられてディスプレイ3に表示される(ステップS36)。
次に、図6の「b」部分に示すように、教師が関数式「log(5π)+X2+√3-」の入力操作を行うと(ステップS3;Yes)、入力式の内容が関数式入力内容記憶領域133に記憶されるとともに、操作内容に応じた関数式「log(5π)+X2+√3-」がディスプレイ3に表示される(ステップS4)。より具体的には、このとき関数式「log(5π)+X2+√3-」は自然表示形式で表示される。
次に、図6の「c」部分に示すように、教師がコード表示操作を行うと(ステップS11;Yes)、表示モードの設定が初期設定から変更されていると判定された後(ステップS12;Yes)、変更操作の操作内容に対応するコードが表示済みであると判定される(ステップS13;Yes)。次に、関数式「log(5π)+X2+√3-」が入力されていると判定されて(ステップS15;Yes)、入力操作の操作内容に対応するコード「512B3C」と、表示済みコード記憶領域134に記憶されている前回のコード「11A56」とが比較され、未だコードの表示されていない入力操作の操作内容が存在すると判定されて(ステップS21;Yes)、当該操作内容に対応するコード「512B3C」が今回表示コード記憶領域135に追加記憶される(ステップS22)。そして、今回表示コード記憶領域135に今回のコード「512B3C」が記憶されていると判定され(ステップS23;Yes)、当該コード「512B3C」がディスプレイ3に表示されるとともに、表示済みコード記憶領域134に記憶される(ステップS24)。
次に、図6の「d」部分に示すように、以前に表示されたコードを改めて表示させる旨の操作(ここではカーソルキー2cの上キーの操作)を教師が行うと(ステップS25;Yes)、現時点で表示されているコード「512B3C」よりも古いコード「11A56」が表示済みコード記憶領域134に記憶されていると判定され(ステップS26;Yes)、現時点の表示コード「512B3C」の直前のコード「11A56」がディスプレイ3に表示される(ステップS27)。また、このとき、ディスプレイ3に「△」記号が表示されることで、以前に表示されたコードが改めて表示されている旨が表示される。
一方、図6の「g」,「h」部分に示すように、生徒が自分の関数電卓1Aでコードを入力する旨の操作を行い(ステップS31;Yes)、コード「512B3C」を入力して決定操作(「=」キーの操作)を行うと(ステップS32)、入力されたコード「512B3C」が関数式「log(5π)+X2+√3-」の入力操作の操作内容に復元され(ステップS33)、復元された操作内容に応じて、関数式「log(5π)+X2+√3-」の入力が行われ、ディスプレイ3の表示内容が更新される(ステップS34)。
(動作例(2))
まず、図7に示すように、パソコン5でエミュレートされた関数電卓1において教師が表示モードの設定操作を行う(ステップS1;Yes)。
より具体的には、図7の「a」部分に示すように、まず教師がモードキー2iを操作した後、シフトキー2e、セットアップキー2h、テンキー2aの「1」キーを操作すると、MthIOモード(数式を自然表示形式で表示する表示モード)が「ON」に設定される。
そして、このように設定された表示モードの内容が表示モード記憶領域132に記憶されるとともに、当該表示モードがディスプレイ3に設定されて表示内容が更新される(ステップS2)。
次に、教師がコード表示操作を行うと(ステップS11;Yes)、表示モードの設定が初期設定から変更されていると判定された後(ステップS12;Yes)、変更操作の操作内容に対応するコードが表示済みでないと判定され(ステップS13;No)、当該コード「A1」が今回のコードとして、今回表示コード記憶領域135に記憶される(ステップS14)。そして、今回表示コード記憶領域135に今回のコード「A1」が記憶されていると判定され(ステップS23;Yes)、図7の「b」部分に示すように、当該コード「A1」がディスプレイ3に表示されるとともに、表示済みコード記憶領域134に記憶される(ステップS24)。
このとき、図7の「c」部分に示すように、生徒が自分の関数電卓1Bでコードを入力する旨の操作を行い(ステップS31;Yes)、コード「A1」を入力して決定操作(「=」キーの操作)を行うと(ステップS32)、入力されたコード「A1」が表示モードの変更操作の操作内容(MthIOモードを「ON」に設定する操作内容)に復元され(ステップS33)、復元された操作内容に応じて、表示モードの設定が行われ、ディスプレイ3の表示内容が更新される(ステップS34)。そして、復元された操作内容の各操作に表示モードの設定操作が含まれると判定され(ステップS35;Yes)、図7の「d」部分に示すように、該当の操作手順と、当該操作による設定内容・入力内容とが対応付けられてディスプレイ3に表示される(ステップS36)。なお、本動作例では、このときディスプレイ3には、入力コードに対応する操作が行われるときの表示画面が背景として表示されている。
次に、図8の「a」部分に示すように、教師が関数式「40!/(7!(40-7)!)」の入力操作を行うと(ステップS3;Yes)、入力式の内容が関数式入力内容記憶領域133に記憶されるとともに、操作内容に応じた関数式「40!/(7!(40-7)!)」がディスプレイ3に表示される(ステップS4)。より具体的には、このとき関数式「40!/(7!(40-7)!)」は自然表示形式で表示される。
次に、図8の「b」部分に示すように、教師が計算の実行操作(ここでは「=」キーの操作)を行うと(ステップS5;Yes)、入力された関数式「40!/(7!(40-7)!)」の計算が実行されて計算結果「18643560」がディスプレイ3に表示される(ステップS6)。
次に、図8の「c」部分に示すように、教師がENGキー2k及びカーソルキー2cの右キーを操作して計算結果についての表示モードを変更すると(ステップS7;Yes)、変更操作に応じた表示モードの内容(ここでは指数表記された計算結果の指数部を6桁分だけ増やすという内容)が表示モード記憶領域132に記憶されるとともに、当該表示モードがディスプレイ3に設定されることで、計算結果「18643560」が変更後の表示モードによる表示形態「18.643560×106」に変換されて表示される(ステップS8)。
次に、図8の「d」部分に示すように、教師がコード表示操作を行うと(ステップS11;Yes)、表示モードの設定が初期設定から変更されていると判定された後(ステップS12;Yes)、変更操作の操作内容(ここでは指数表記された計算結果の指数部を6桁分だけ増やすという内容)に対応するコードが表示済みでないと判定され(ステップS13;No)、当該コードが今回のコードとして、今回表示コード記憶領域135に記憶される(ステップS14)。次に、関数式「40!/(7!(40-7)!)」が入力されていると判定されて(ステップS15;Yes)、入力操作の操作内容に対応するコードと、表示済みコード記憶領域134に記憶されている前回のコード「A1」とが比較され、未だコードの表示されていない入力操作の操作内容が存在すると判定されて(ステップS21;Yes)、当該操作内容に対応するコードが今回表示コード記憶領域135に追加記憶される(ステップS22)。そして、今回表示コード記憶領域135に今回のコード「EA7ACE7A」が記憶されていると判定され(ステップS23;Yes)、当該コード「EA7ACE7A」がディスプレイ3に表示されるとともに、表示済みコード記憶領域134に記憶される(ステップS24)。
このとき、図8の「e」部分に示すように、生徒が自分の関数電卓1Bでコードを入力する旨の操作を行い(ステップS31;Yes)、コード「EA7ACE7A」を入力して決定操作(「=」キーの操作)を行うと(ステップS32)、入力されたコード「EA7ACE7A」が関数式「40!/(7!(40-7)!)」の入力操作の操作内容と、表示モードの変更操作の操作内容(指数表記された計算結果の指数部を6桁分だけ増やすという内容)とに復元され(ステップS33)、復元された操作内容に応じて、関数式の入力と表示モードの設定とが行われ、ディスプレイ3の表示内容が更新される(ステップS34)。そして、復元された操作内容の各操作に表示モードの設定操作と、関数式の入力を行うための組合せ操作とが含まれると判定され(ステップS35;Yes)、図8の「f」部分に示すように、該当の操作手順と、当該操作による設定内容・入力内容とが対応付けられてディスプレイ3に表示される(ステップS36)。
以上のように、本実施形態の関数電卓1やパソコン5によれば、図4のステップS3〜S4,S12〜S24,S32〜S34や図5〜図8等に示したように、表示モードの設定操作と、数式の入力操作とが行われると、設定操作の行われた表示モードで、入力操作の行われた数式が表示されて、その操作内容に対応するコードが表示される。そして、コードの入力操作が行われると、入力されたコードに対応する操作内容の各操作が行われた場合の表示制御が行われるので、他機で表示されたコードを自機で入力することにより、自機の表示内容が他機の表示内容に合わせられる。従って、自機の表示内容を他機の表示内容に容易に合わせることができる。
また、図4のステップS32〜S36や図6〜図8等に示したように、コードが入力された場合に、当該コードに対応する操作内容の各操作のうち、複数のキーを組み合わせて行われる組合せ操作と、当該組合せ操作によって設定または入力される内容とが対応付けて表示されるので、操作手順を学習することができる。この点、コードが入力された場合に、当該コードに対応する操作内容の各操作のうち、キートップに表示されていない内容を設定または入力するために行われる操作と、当該操作によって設定または入力される内容とが対応付けて表示されることとしても、同様に操作手順を学習することができる。
また、図4のステップS15〜S24等に示したように、数式入力操作の操作内容に対応するコードとして、前回のコード表示後に行われた数式入力操作の操作内容に対応するコードが表示されるので、前回のコードによって表示される数式と、今回のコードによって表示される数式との重複を防止することができる。
また、図4のステップS25〜S27や図6等に示したように、過去に表示したコードがユーザ操作により改めて表示されるので、過去のコードで表された他機の表示内容に自機の表示内容を合わせることができる。
また、コードによって暗号化される操作内容が操作の意味内容であるので、操作手順である場合と異なり、操作系の異なる関数電卓1A,1B間であっても、表示内容を合わせることができる。
なお、上記の実施の形態における関数電卓1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
例えば、本発明に係る数式表示装置を関数電卓やパソコン等として説明したが、本発明が適用可能なものは、このような製品に限定されず、携帯電話、タブレットパソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機などの電子機器全般に適用可能である。また、本発明に係る数式表示プログラム130は、関数電卓1やパソコン5に対して着脱可能なメモリカード、CD等に記憶されることとしてもよい。
また、関数式の入力操作の操作内容が関数式入力内容記憶領域133に記憶されることとして説明したが、関数式の入力操作と、表示モードの設定操作とが1つの記憶領域にまとめて記憶されることとしても良い。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
表示手段と、
ユーザから前記表示手段の表示モードの設定操作と、数式の入力操作とを受けるモード設定数式入力手段と、
前記モード設定数式入力手段により設定操作の行われた表示モードで、当該モード設定数式入力手段により入力操作の行われた数式を前記表示手段に表示させる数式表示制御手段と、
ユーザ操作に基づいて、前記モード設定数式入力手段により行われた操作の操作内容に対応するコードを、前記表示手段に表示させるコード表示制御手段と、
ユーザからコードの入力操作を受けるコード入力手段と、
前記コード入力手段により入力されたコードに対応する操作内容の各操作が前記モード設定数式入力手段により行われた場合の表示制御を前記数式表示制御手段に行わせるコード対応制御手段と、
を備えることを特徴とする数式表示装置。
<請求項2>
請求項1記載の数式表示装置において、
前記モード設定数式入力手段は、表示モード設定及び数式入力を行うための複数のキーを有しており、
当該数式表示装置は、
前記コード入力手段にコードが入力された場合に、当該コードに対応する操作内容の各操作のうち、複数のキーを組み合わせて行われる組合せ操作と、当該組合せ操作によって設定または入力される内容とを対応付けて前記表示手段に表示させる組合せ操作内容表示制御手段を備えることを特徴とする数式表示装置。
<請求項3>
請求項1または2記載の数式表示装置において、
前記モード設定数式入力手段は、表示モード設定及び数式入力を行うための複数のキーを有しており、
当該数式表示装置は、
前記コード入力手段にコードが入力された場合に、当該コードに対応する操作内容の各操作のうち、前記キーのキートップに表示されていない内容を設定または入力するために行われる操作と、当該操作によって設定または入力される内容とを対応付けて前記表示手段に表示させるキートップ非表示操作内容表示制御手段を備えることを特徴とする数式表示装置。
<請求項4>
請求項1〜3の何れか一項に記載の数式表示装置において、
前記モード設定数式入力手段により行われた数式入力操作の操作内容を記憶する操作内容記憶手段を備え、
前記コード表示制御手段は、
前記モード設定数式入力手段により行われた数式入力操作の操作内容に対応するコードとして、前回のコード表示後に前記モード設定数式入力手段により行われた数式入力操作の操作内容に対応するコードを表示させることを特徴とする数式表示装置。
<請求項5>
請求項4記載の数式表示装置において、
前記コード表示制御手段は、
ユーザ操作に基づいて、過去に表示したコードを改めて表示させることを特徴とする数式表示装置。
<請求項6>
表示手段を備えるコンピュータに、
ユーザから前記表示手段の表示モードの設定操作と、数式の入力操作とを受けるモード設定数式入力機能と、
前記モード設定数式入力機能により設定操作の行われた表示モードで、当該モード設定数式入力機能により入力操作の行われた数式を前記表示手段に表示させる数式表示制御機能と、
ユーザ操作に基づいて、前記モード設定数式入力機能により行われた操作の操作内容に対応するコードを、前記表示手段に表示させるコード表示制御機能と、
ユーザからコードの入力操作を受けるコード入力機能と、
前記コード入力機能により入力されたコードに対応する操作内容の各操作が前記モード設定数式入力機能により行われた場合の表示制御を前記数式表示制御機能に行わせるコード対応制御機能と、
を実現させることを特徴とする数式表示プログラム。
1 関数電卓
5 パソコン
130 数式表示プログラム

Claims (6)

  1. 表示手段と、
    ユーザから前記表示手段の表示モードの設定操作と、数式の入力操作とを受け、前記表示モードの設定操作及び前記数式の入力操作を行うための複数のキーを有するモード設定数式入力手段と、
    前記モード設定数式入力手段により設定操作の行われた表示モードで、当該モード設定数式入力手段により入力操作の行われた数式を前記表示手段に表示させる数式表示制御手段と、
    ユーザ操作に基づいて、前記モード設定数式入力手段により行われた操作の操作内容に対応するコードを、前記表示手段に表示させるコード表示制御手段と、
    ユーザからコードの入力操作を受けるコード入力手段と、
    前記コード入力手段により入力されたコードに対応する操作内容の各操作が前記モード設定数式入力手段により行われた場合の表示制御を前記数式表示制御手段に行わせるコード対応制御手段と、
    前記コード入力手段にコードが入力された場合に、当該コードに対応する操作内容の各操作のうち、複数のキーを組み合わせて行われる組合せ操作と、当該組合せ操作によって設定または入力される内容とを対応付けて前記表示手段に表示させる組合せ操作内容表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする数式表示装置。
  2. 請求項1に記載の数式表示装置において、
    前記モード設定数式入力手段は、表示モード設定及び数式入力を行うための複数のキーを有しており、
    当該数式表示装置は、
    前記コード入力手段にコードが入力された場合に、当該コードに対応する操作内容の各操作のうち、前記キーのキートップに表示されていない内容を設定または入力するために行われる操作と、当該操作によって設定または入力される内容とを対応付けて前記表示手段に表示させるキートップ非表示操作内容表示制御手段を備えることを特徴とする数式表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の数式表示装置において、
    前記モード設定数式入力手段により行われた数式入力操作の操作内容を記憶する操作内容記憶手段を備え、
    前記コード表示制御手段は、
    前記モード設定数式入力手段により行われた数式入力操作の操作内容に対応するコードとして、前回のコード表示後に前記モード設定数式入力手段により行われた数式入力操作の操作内容に対応するコードを表示させることを特徴とする数式表示装置。
  4. 請求項3記載の数式表示装置において、
    前記コード表示制御手段は、
    ユーザ操作に基づいて、過去に表示したコードを改めて表示させることを特徴とする数式表示装置。
  5. 他の数式表示装置と同じ機種である数式表示装置であって、
    ユーザによって表示モード及び数式が入力される第1の入力手段により入力された前記表示モード及び前記数式と、前記表示モード及び前記数式の入力内容に対応するコードと、を表示させる第1の表示手段と、前記表示モード及び前記数式の前記入力内容に対して操作手順を対応付けて記憶している第1のテーブルと、を備える前記他の数式表示装置の前記第1のテーブルと共通の第2のテーブルと、
    前記他の数式表示装置の前記第1の表示手段により表示された前記コードと同じコードがユーザによって入力される第2の入力手段と、
    前記第2の入力手段により入力された前記コードに対応する前記入力内容に基づく前記表示モードと同じ表示モード及び前記数式と同じ数式を表示させる第2の表示手段と、
    を備えることを特徴とする数式表示装置。
  6. 表示手段を備えるコンピュータに、
    ユーザによって表示モード及び数式が入力される第1の入力機能により入力された前記表示モード及び前記数式と、前記表示モード及び前記数式の入力内容に対応するコードと、を表示させる第1の表示機能と、前記表示モード及び前記数式の前記入力内容に対して操作手順を対応付けて記憶している第1のテーブルと、を備える他の数式表示装置の前記第1のテーブルと共通の第2のテーブルと、を備え、
    前記他の数式表示装置の前記第1の表示機能により表示された前記コードと同じコードがユーザによって入力される第2の入力機能と、
    前記第2の入力機能により入力された前記コードに対応する前記入力内容に基づく前記表示モードと同じ表示モード及び前記数式と同じ数式を表示させる第2の表示機能と、を前記他の数式表示装置と同じ機種である数式表示装置に実現させることを特徴とする数式表示プログラム。
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