JP5795193B2 - 位相差層付偏光板 - Google Patents
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Description
本発明の別の位相差層付偏光板は、偏光子と該偏光子の片側に配置された保護層とを有する偏光板と、該偏光板の偏光子側に配置された位相差層と、該偏光板の保護層側に配置された接着層とを有し;該位相差層が、それぞれが異なる方向に遅相軸を有する複数の領域を所定のパターンで有し;該接着層が、電磁波または粒子線の照射によって接着力を発現する接着剤組成物であって、少なくとも1種のモノマーからなる接着主剤と、該接着主剤の重合反応を生じさせる少なくとも1種の重合開始剤とを含み、所定の温度環境下において該接着剤組成物に対して照射される電磁波または粒子線の照射量の増加に伴い、該接着力が極大値を経て極小値をとるように変化し、該接着力が該極小値をとった後、該所定の温度環境下より温度が高い温度環境下にさらに保持されることにより、該接着力が該極大値より大きい値をとるように変化する接着剤組成物から形成される。
好ましい実施形態においては、電磁波または粒子線の照射強度の増大および/または接着温度の上昇に伴って、上記接着剤組成物の接着力が上記極大値に達するまでに要する時間、上記極大値から上記極小値まで変化するのに要する時間、および上記極小値から上記極大値より大きい値まで変化するのに要する時間が短縮される。
好ましい実施形態においては、上記接着剤組成物が、上記所定の温度環境下において電磁波または粒子線が未照射のときには液状である。
好ましい実施形態においては、上記接着主剤に含まれる少なくとも1種のモノマーが、ヒドロキシル基、カルボキシル基、シアノ基、アミノ基、脂肪族環式炭化水素基、複素環基、アミド基、またはカルボン酸エステル基を少なくとも1つ有する光重合性ビニルモノマーである。
好ましい実施形態においては、上記少なくとも1種の重合開始剤が、光重合開始剤である。
好ましい実施形態においては、上記接着剤組成物の接着力が、上記極大値よりも大きい値に変化した後、水への浸漬によって上記極大値より小さい値まで低下する。
好ましい実施形態においては、上記位相差層の面内位相差Re(590)が、90nm〜190nmである。
好ましい実施形態においては、上記位相差層の上記所定パターンが、異なる方向に遅相軸を有する2つの領域が交互に配置されたストライプ状である。
好ましい実施形態においては、上記異なる方向に遅相軸を有する2つの領域が、それぞれ、液晶セルの1ラインに対応する。
本発明の別の局面によれば、液晶パネルが提供される。この液晶パネルは、上記位相差層付偏光板を有する。
本発明の別の局面によれば、液晶表示装置が提供される。この液晶表示装置は、上記液晶パネルを有する。
本明細書における用語および記号の定義は下記の通りである。
(1)屈折率(nx、ny、nz)
「nx」は面内の屈折率が最大になる方向(すなわち、遅相軸方向)の屈折率であり、「ny」は面内で遅相軸と直交する方向(すなわち、進相軸方向)の屈折率であり、「nz」は厚み方向の屈折率である。
(2)面内位相差(Re)
面内位相差(Re)は、23℃、特に明記しなければ波長590nmにおける層(フィルム)の面内位相差値をいう。Reは、層(フィルム)の厚みをd(nm)としたとき、Re=(nx−ny)×dによって求められる。
(3)厚み方向の位相差(Rth)
厚み方向の位相差(Rth)は、23℃、特に明記しなければ波長590nmにおける層(フィルム)の厚み方向の位相差値をいう。Rthは、層(フィルム)の厚みをd(nm)としたとき、Rth=(nx−nz)×dによって求められる。
(4)粘着剤
粘着剤は、一般に、以下の性質を有する物質と定義できる。
(i)高粘度で低弾性率の半固体状物質であり、圧力を加えることによって被着体と結合する。
(ii)結合後においても被着体から剥離することが可能である。
(iii)結合の過程で状態が変化しない。
(5)接着剤
接着剤は、一般に、以下の性質を有する物質と定義できる。
(i)当初は流動性のある低粘度の液体であり、被着体に塗布されたときに被着体に十分に濡れることによって接触面積を大きくし、光の照射や加熱によって硬化することにより被着体と結合する。
(ii)光の照射量や加熱量の増加によって粘着状態を経て硬化に至る。
(iii)結合後においては被着体や接着剤の凝集破壊を生じることなく両者を剥離することが不可能である。
(iv)結合の過程で状態が不可逆的に変化する(液体から固体に変化する)。
図1は、本発明の好ましい実施形態による位相差層付偏光板の概略断面図である。位相差層付偏光板100は、偏光子11と偏光子11の片側に配置された保護層21とを有する偏光板10と、偏光板10の偏光子11側に配置された位相差層30と、偏光板10の保護層21側に配置された接着層40とを有する。図示例では、偏光板10は、偏光子11の片側にのみ保護層21が配置された構成であり、位相差層30が偏光子11の保護層として機能し得る。代表的には、位相差層付偏光板100は、その接着層40が貼り合わされて、液晶セル(代表的には、視認側)に積層される。
上記偏光板は、少なくとも偏光子を有する。偏光板はさらに偏光子の保護層を有していてもよい。具体的には、偏光板は、偏光子の両側にそれぞれ保護層が配置された構成であってもよいし、偏光子の片側にのみ保護層が配置された構成であってもよい。
上記偏光子としては、目的に応じて任意の適切な偏光子が採用され得る。例えば、ポリビニルアルコール系フィルム、部分ホルマール化ポリビニルアルコール系フィルム、エチレン・酢酸ビニル共重合体系部分ケン化フィルム等の親水性高分子フィルムに、ヨウ素や二色性染料等の二色性物質を吸着させて一軸延伸したもの、ポリビニルアルコールの脱水処理物やポリ塩化ビニルの脱塩酸処理物等ポリエン系配向フィルム等が挙げられる。これらのなかでも、ポリビニルアルコール系フィルムにヨウ素などの二色性物質を吸着させて一軸延伸した偏光子が、偏光二色比が高く特に好ましい。
上記保護層は、偏光子の保護層として使用できる任意の適切なフィルムで形成される。当該フィルムの主成分となる材料の具体例としては、トリアセチルセルロース(TAC)等のセルロース系樹脂や、ポリエステル系、ポリビニルアルコール系、ポリカーボネート系、ポリアミド系、ポリイミド系、ポリエーテルスルホン系、ポリスルホン系、ポリスチレン系、ポリノルボルネン系、ポリオレフィン系、(メタ)アクリル系、アセテート系等の透明樹脂等が挙げられる。また、(メタ)アクリル系、ウレタン系、(メタ)アクリルウレタン系、エポキシ系、シリコーン系等の熱硬化型樹脂または紫外線硬化型樹脂等も挙げられる。この他にも、例えば、シロキサン系ポリマー等のガラス質系ポリマーも挙げられる。また、特開2001−343529号公報(WO01/37007)に記載のポリマーフィルムも使用できる。このフィルムの材料としては、例えば、側鎖に置換または非置換のイミド基を有する熱可塑性樹脂と、側鎖に置換または非置換のフェニル基ならびにニトリル基を有する熱可塑性樹脂を含有する樹脂組成物が使用でき、例えば、イソブテンとN−メチルマレイミドからなる交互共重合体と、アクリロニトリル・スチレン共重合体とを有する樹脂組成物が挙げられる。当該ポリマーフィルムは、例えば、上記樹脂組成物の押出成形物であり得る。
上記位相差層は、代表的には、λ/4板として機能し得る。λ/4板は、ある特定の波長の直線偏光を円偏光に(または、円偏光を直線偏光に)変換し得る。このような位相差層の面内位相差Re(590)は、好ましくは90nm〜190nmであり、より好ましくは100nm〜170nmであり、さらに好ましくは110nm〜150nmである。位相差層は、好ましくは、nx>ny>nzまたはnx>ny=nzの屈折率楕円体を有する。本明細書において、「ny=nz」は、nyとnzが厳密に等しい場合のみならず、nyとnzが実質的に等しい場合も包含する。
上記接着層は、少なくとも1種のモノマーからなる接着主剤と、該接着主剤の重合反応を生じさせる少なくとも1種の重合開始剤とを含み、電磁波または粒子線の照射によって接着力を発現する接着剤組成物から形成される。本発明の位相差層付偏光板は、その接着層面によって任意の適切な光学部材に貼り合わされて一体化される。
界面接着力f1、f1’:被着体1または被着体1’と接着剤組成物の層とを結合させる力
接着剤組成物凝集力f2:接着剤組成物の層内部において接着剤組成物の分子間に働く力
被着体凝集力f3、f3’:被着体1および被着体1’の内部で分子間に働く力
上記接着剤組成物の層は、従来の接着剤と同様に、電磁波または粒子線が未照射で少なくとも第1の所定の温度環境下のときには流動性のある液体状態である。この状態のときには、接着力Fは極めて低く、接着剤組成物の層を介して貼り合わされた2つの被着体1、1’は、貼り合わせ位置が容易にずれる可能性がある。このときには、凝集力f2は、f1、f1’、f3、f3’と比べて極めて小さい。
第1の所定の温度環境下で上記接着剤組成物の層に適切な強度の電磁波または粒子線を照射すると、接着力Fは、電磁波または粒子線の照射量に応じて大きくなる(すなわち、凝集力f2が大きくなる)。さらに照射量を多くすると、接着力Fは、極大値に達した後、小さくなるように変化する。照射量に応じて接着力Fが極大値を含む所定の範囲内の値をとるときの接着剤組成物の層の状態は、従来の粘着剤と類似した状態、すなわち、完全硬化しておらず、高粘度で低弾性率の粘弾性体の状態である。このような状態にあるときには、接着剤組成物の層は、圧力によって接着力を発現し、該層を介して貼り合わされた2つの被着体1、1’のずれが生じにくいので、貼り合わせの際の位置ずれの発生を抑制することができる。このときには、凝集力f2は、貼り合わせ時のせん断方向の力でずれないだけの大きさを有する。
接着力Fが極大値を経た後、第1の所定の温度環境下において上記接着剤組成物の層に適切な強度の電磁波または粒子線をさらに照射すると、接着力Fは、電磁波または粒子線の照射量の増加に伴って極小値に達した後、再び大きくなるように変化する。照射量に応じて接着力Fが極小値を含む所定の範囲内の値をとるときの該層は、粘着剤様状態のときより硬化した状態であるが、完全硬化には至っていない。該層がこのような状態にあるときには、2つの被着体1、1’と該層とを小さい力で容易に剥離することが可能である。したがって、被着体に損傷を与えることなく、貼り合わされた2つの被着体1、1’を剥離することができる。このときには、凝集力f2は粘着剤様状態のときよりさらに大きくなり、界面接着力f1またはf1’のいずれかは、f2と比べて極めて小さくなると考えられる。該層は硬化して接着力Fが極めて小さい状態であり、被着体への接着剤組成物の濡れ広がりがほとんどないので、被着体1または1’と該層とを剥離した後は、少なくとも製品として貼り合わせた状態を維持し得る接着力で両者を再接着することは不可能である。
接着力Fが極小値を経て大きくなった後、第1の所定の温度環境下において上記接着剤組成物の層に適切な強度の電磁波または粒子線をさらに照射し続けると、電磁波または粒子線の照射量の増加に伴って接着力Fは大きくなり、最終的には少なくとも極大値よりも大きい値に達する。このときには、該層は、接着主剤の重合反応がほぼ終了して上記軽剥離状態のときの硬化状態と同じかまたはそれより進んだ硬化状態となっており、2つの被着体1、1’は該層を介して強固に接着された状態となる。このときには、凝集力f2は、軽剥離状態のときのf2と同じかまたはそれより大きく、界面接着力f1およびf1’は粘着剤様状態のときのf2より大きい。少なくともこの時点では、2つの被着体1、1’は剥離することができず、無理に剥離しようとした場合には、f2、f3、およびf3’の大小関係に応じて、被着体1もしくは1’の内部または該層の内部のいずれかにおいて凝集破壊が生じる。
本発明の位相差層付偏光板においては、上記位相差層の視認側に、目的に応じて任意の適切な表面処理層を形成してもよい。表面処理層の代表例としては、アンチグレア層、反射防止層およびハードコート層が挙げられる。また、本発明の位相差層付偏光板は、目的に応じて接着層の保護層が設けられない側に剥離ライナーをさらに有していてもよい。
上記位相差層付偏光板は上記各構成部材を積層することによって製造され得る。積層方法としては、任意の適切な方法を採用し得る。1つの実施形態においては、まず、上記偏光子の一方の側に保護層を積層し、他方の側に位相差層を積層することにより、積層体を作製する。このとき、積層の順序は問わない。また、各層は、任意の適切な接着剤層または粘着剤層を介して積層される。次いで、得られた積層体の保護層が配置された側に接着層を積層する。本発明の位相差層付偏光板の使用形態を考慮すると、積層された接着層は液体状態または粘着剤様状態であることが好ましく、粘着剤様状態であることがさらに好ましい。
本発明の位相差層付偏光板は、接着層によって任意の適切な光学部材に貼り合わされて使用される。貼り合わせ方法としては、以下のような方法が可能である。すなわち、(工程1)電磁波または粒子線の照射によって粘着剤様状態とされた接着層によって位相差層付偏光板を光学部材に貼り合わせて仮接着すること、(工程2)貼り合わせの修正が必要かどうかを検査すること、(工程3)貼り合わせの修正が不要の場合には接着層を強接着状態にして位相差層付偏光板と光学部材とを完全接着すること、(工程4)貼り合わせの修正が必要な場合には接着層を軽剥離状態にして位相差層付偏光板と光学部材とを剥離することを含む方法である。このような方法によれば、(工程4)の剥離時に光学部材に損傷を与えないので、該光学部材を再利用することができる。本発明の位相差層付偏光板が貼り合わされる光学部材としては、例えば、液晶セルが挙げられる。
本発明の液晶パネルは、上記位相差層付偏光板を有する。好ましくは、本発明の液晶パネルは、液晶セルと、液晶セルの視認側に配置された上記位相差層付偏光板とを有する。
光の照射強度(実測照射強度)は、測定器(アイグラフィック製、EYE UV METER UVPF−A1)を用いて照射源と被照射物との間で測定した。
(2)接着力の測定
引張試験機(島津製作所製、オートグラフ、AG−IS)を用いて、引張速度300mm/分の条件で、室温(25℃)における180度ピール値(剥離)を測定し、これを接着力とした。
(3)弾性率の測定
TAインスツルメンツ製固体粘弾性装置RSAIIIを用い、サンプルを短冊状にして引っ張り応力をかけて弾性率を測定した。測定条件は以下のとおりである。
変形モード:引っ張り
周波数:1Hz
初期ひずみ:0.1%
温度:−60℃〜300℃
N−(2−ヒドロキシエチル)アクリルアミドモノマー(興人製)100部に光重合開始剤(チバジャパン製、Irgacure819)1部を添加して溶解することにより、接着剤組成物を調製した。溶解速度を速めるために50℃で加熱しながら超音波をかけて溶解した。得られた接着剤組成物のTgは、98℃であった。ここで、下記で用いる偏光板(日東電工製、VEGQ5724DU)の保護フィルムには、紫外線吸収剤が添加されたTACが用いられているため、380nm以下の波長の光は偏光板をほとんど透過しない。したがって、上記光重合開始剤として、400nm付近の可視光にも吸収のあるIrgacure819を選択した。
液体状態の接着剤組成物に偏光板側から光を2秒間照射することによって、接着剤組成物が粘着剤様状態になった。粘着剤様状態は、照射開始から5秒、粘着剤様状態の開始から3秒経過するまで継続した。粘着剤様状態の開始から終了までの光の実測照射量は15〜35mJ/cm2であった。接着力の極大値は12N/25mmであった。また、接着力が極大値の時のモノマーの反応率は約57%であった。
粘着剤様状態になった接着剤組成物に偏光板側から光を3秒以上照射することによって、接着剤組成物が軽剥離状態となった。軽剥離状態は、照射開始から(すなわち、液体状態から)21秒、軽剥離状態の開始から16秒経過するまで継続した。軽剥離状態の開始から終了までの光の実測照射量は35〜150mJ/cm2であった。接着力の極小値は0.5N/25mmであった。また、接着力が極小値の時のモノマーの反応率は約87%であった。
軽剥離状態になった接着剤組成物に偏光板側から光を16秒以上照射することによって、接着剤組成物が強接着状態となった。照射開始から21秒以上照射することによって強接着状態となった。強接着状態が開始したときの光の実測照射量は150mJ/cm2であった。強接着状態のときの接着力の最大値は、偏光板に含まれる保護層の凝集力および保護層と偏光子との間の界面接着力よりも大きい値であった。また、照射量が300mJ/cm2のときのモノマーの反応率は、約89%であった。
N−(2−ヒドロキシエチル)アクリルアミドモノマー(興人製)100部に光重合開始剤(チバジャパン製、Irgacure819)0.5部を添加して溶解することにより、接着剤組成物を調製した。溶解速度を速めるために50℃で加熱しながら超音波をかけて溶解した。得られた接着剤組成物のTgは、98℃であった。
ヒドロキシメチルアクリルアミドモノマー(東京化成製)100部に光重合開始剤(チバジャパン製、Irgacure819)0.5部を添加して溶解することにより、接着剤組成物を調製した。溶解速度を速めるために50℃で加熱しながら超音波をかけて溶解した。
ヒドロキシメチルアクリルアミドモノマー(東京化成製)をヒドロキシエチルアクリルアミドモノマー(興人製)に変更したこと以外は製造例3と同様にして接着剤組成物を調製した。得られた接着剤組成物のTgは98℃であった。
ヒドロキシプロピルアクリルアミドモノマー(Fluka製)100部(水50%を含む)に光重合開始剤(チバジャパン製、Irgacure819)0.5部を添加して溶解することにより、接着剤組成物を調製した。溶解速度を速めるために、50℃で加熱しながら超音波をかけて溶解した。得られた接着剤組成物のTgは、74℃であった。
ヒドロキシメチルアクリルアミドモノマー(東京化成製)をジメチルアクリルアミドモノマー(興人製)に変更したこと以外は製造例3と同様にして接着剤組成物を調製した。得られた接着剤組成物のTgは119℃であった。
ヒドロキシメチルアクリルアミドモノマー(東京化成製)をジエチルアクリルアミドモノマー(興人製)に変更したこと以外は製造例3と同様にして接着剤組成物を調製した。得られた接着剤組成物のTgは81℃であった。
アクリル酸モノマー(東亜合成製)100部に光重合開始剤(チバジャパン製、Irgacure819)0.5部を添加して溶解することにより、接着剤組成物を調製した。溶解速度を速めるために、50℃で加熱しながら超音波をかけて溶解した。得られた接着剤組成物のTgは、106℃であった。
ヒドロキシメチルアクリルアミドモノマー(東京化成製)を2−ヒドロキシエチルアクリレートモノマー(日本触媒製)に変更したこと以外は製造例3と同様にして接着剤組成物を調製した。得られた接着剤組成物のTgは−15℃であった。
ヒドロキシメチルアクリルアミドモノマー(東京化成製)をアクリロニトリルモノマー(WAKO製)に変更したこと以外は製造例3と同様にして接着剤組成物を調製した。得られた接着剤組成物のTgは97℃であった。
ヒドロキシメチルアクリルアミドモノマー(東京化成製)をアクリロイルモルホリンモノマー(興人製)に変更したこと以外は製造例3と同様にして接着剤組成物を調製した。得られた接着剤組成物のTgは145℃であった。
ヒドロキシメチルアクリルアミドモノマー(東京化成製)をN−メチルメタクリルアミドモノマー(東京化成製)に変更したこと以外は製造例3と同様にして接着剤組成物を調製した。
ヒドロキシメチルアクリルアミドモノマー(東京化成製)をグリシジルメタクリレートモノマー(キシダ製)に変更したこと以外は製造例3と同様にして接着剤組成物を調製した。得られた接着剤組成物のTgは46℃であった。
ヒドロキシメチルアクリルアミドモノマー(東京化成製)をテトラヒドロフルフリルメタクリレートモノマー(東京化成製)に変更したこと以外は製造例3と同様にして接着剤組成物を調製した。得られた接着剤組成物のTgは、60℃であった。
ヒドロキシエチルアクリルアミドモノマー(興人製)をヒドロキシエチルアクリルアミドモノマー(興人製)50部とメタクリル酸メチルモノマー(WAKO製)50部との混合物に変更したこと以外は製造例4と同様にして接着剤組成物を調製した。
ジシクロペンテニルアクリレート(日立化成製)100部に光重合開始剤(チバジャパン製、Irgacure819)0.5部を添加して溶解することにより、接着剤組成物を調製した。溶解速度を速めるために、50℃で加熱しながら超音波をかけて溶解した。
(位相差層)
遅相軸方向が異なる2つの領域をストライプパターンで有する位相差フィルムを以下のようにして作製した。シクロオレフィン系フィルム(日本ゼオン製、商品名「ゼオノア」)の上に光配向膜を形成し、偏光露光法を用いて液晶セルの1ライン毎にストライプの方向に対して+45°、−45°の配向規制力を与え、当該光配向膜上に所定の複屈折率と膜厚とを有する光硬化型液晶ポリマー層を形成した。次いで、紫外線を照射して光硬化型液晶ポリマーを硬化させ、その配向状態を固定することにより、遅相軸方向が異なる2つの領域をストライプパターンで有する、λ/4板に対応する位相差フィルム(パターンリターダーフィルム)を作製した。
(偏光板)
保護層(TACフィルム)/偏光子/保護層(TACフィルム)の構成を有する偏光板(日東電工製、VEGQ5724DU)の片側の保護層を除去して得られた偏光板を用いた。
(接着剤組成物)
製造例2で調製した接着剤組成物を用いた。
(液晶セル)
液晶テレビ(シャープ製、LC−32DE5)の液晶パネルから視認側の偏光板を剥離して得られた液晶セルを用いた。
位相差層、偏光板、接着剤組成物、および液晶セルはそれぞれ、実施例1と同じものを用いた。
位相差層、偏光板、および液晶セルはそれぞれ、実施例1と同じものを用いた。
11 偏光子
21 保護層
30 位相差層
40 接着層
50 液晶セル
100 位相差層付偏光板
200 液晶パネル
Claims (12)
- 液晶セルと、該液晶セルの視認側に配置された位相差層付偏光板と、を有する液晶パネルの製造方法であって、
(1)該位相差層付偏光板が、
偏光子と該偏光子の片側にのみ配置された保護層とを有する偏光板と、
該偏光板の偏光子側に配置された位相差層と、
該偏光板の保護層側に配置された接着層とを有し;
(2)該位相差層が、それぞれが異なる方向に遅相軸を有する複数の領域を所定のパターンで有し;
(3)該接着層が、電磁波または粒子線の照射によって接着力を発現する接着剤組成物であって、少なくとも1種のモノマーからなる接着主剤と、該接着主剤の重合反応を生じさせる少なくとも1種の重合開始剤とを含み、所定の温度環境下において該接着剤組成物に対して照射される電磁波または粒子線の照射量の増加に伴い、該接着力が極大値、極小値、該極大値より大きい値をとるように変化する接着剤組成物から形成されるものであって;
(4)次の(工程1)〜(工程4)を含む、製造方法;
(工程1)該所定の温度環境下において電磁波または粒子線を照射することにより粘着剤様状態とされた該接着層を介して該位相差層付偏光板を該液晶セルの視認側に貼り合わせて仮接着すること、
(工程2)仮接着された該位相差層付偏光板と該液晶セルとの貼り合わせの修正が必要かどうかを検査すること、
(工程3)貼り合わせの修正が不要の場合には、該所定の温度環境下において電磁波または粒子線をさらに照射して該接着層を強接着状態とし、これにより、該位相差層付偏光板と該液晶セルとを完全接着すること、および
(工程4)貼り合わせの修正が必要な場合には、該所定の温度環境下において電磁波または粒子線をさらに照射して該接着層を軽剥離状態にし、次いで、該位相差層付偏光板と該液晶セルとを剥離すること。 - 液晶セルと、該液晶セルの視認側に配置された位相差層付偏光板と、を有する液晶パネルの製造方法であって、
(1)該位相差層付偏光板が、
偏光子と該偏光子の両側に配置された保護層とを有する偏光板と、
該偏光板の視認側に配置された位相差層と、
該偏光板の液晶セル側に配置された接着層とを有し;
(2)該位相差層が、それぞれが異なる方向に遅相軸を有する複数の領域を所定のパターンで有し;
(3)該接着層が、電磁波または粒子線の照射によって接着力を発現する接着剤組成物であって、少なくとも1種のモノマーからなる接着主剤と、該接着主剤の重合反応を生じさせる少なくとも1種の重合開始剤とを含み、所定の温度環境下において該接着剤組成物に対して照射される電磁波または粒子線の照射量の増加に伴い、該接着力が極大値、極小値、該極大値より大きい値をとるように変化する接着剤組成物から形成されるものであって;
(4)次の(工程1)〜(工程4)を含む、製造方法;
(工程1)該所定の温度環境下において電磁波または粒子線を照射することにより粘着剤様状態とされた該接着層を介して該位相差層付偏光板を該液晶セルの視認側に貼り合わせて仮接着すること、
(工程2)仮接着された該位相差層付偏光板と該液晶セルとの貼り合わせの修正が必要かどうかを検査すること、
(工程3)貼り合わせの修正が不要の場合には、該所定の温度環境下において電磁波または粒子線をさらに照射して該接着層を強接着状態とし、これにより、該位相差層付偏光板と該液晶セルとを完全接着すること、および
(工程4)貼り合わせの修正が必要な場合には、該所定の温度環境下において電磁波または粒子線をさらに照射して該接着層を軽剥離状態にし、次いで、該位相差層付偏光板と該液晶セルとを剥離すること。 - 液晶セルと、該液晶セルの視認側に配置された位相差層付偏光板と、を有する液晶パネルの製造方法であって、
(1)該位相差層付偏光板が、
偏光子と該偏光子の片側にのみ配置された保護層とを有する偏光板と、
該偏光板の偏光子側に配置された位相差層と、
該偏光板の保護層側に配置された接着層とを有し;
(2)該位相差層が、それぞれが異なる方向に遅相軸を有する複数の領域を所定のパターンで有し;
(3)該接着層が、電磁波または粒子線の照射によって接着力を発現する接着剤組成物であって、少なくとも1種のモノマーからなる接着主剤と、該接着主剤の重合反応を生じさせる少なくとも1種の重合開始剤とを含み、所定の温度環境下において該接着剤組成物に対して照射される電磁波または粒子線の照射量の増加に伴い、該接着力が極大値を経て極小値をとるように変化し、該接着力が該極小値をとった後、該所定の温度環境下より温度が高い温度環境下にさらに保持されることにより、該接着力が該極大値より大きい値をとるように変化する接着剤組成物から形成されるものであって;
(4)次の(工程1)〜(工程4)を含む、製造方法;
(工程1)該所定の温度環境下において電磁波または粒子線を照射することにより粘着剤様状態とされた該接着層を介して該位相差層付偏光板を該液晶セルの視認側に貼り合わせて仮接着すること、
(工程2)仮接着された該位相差層付偏光板と該液晶セルとの貼り合わせの修正が必要かどうかを検査すること、
(工程3)貼り合わせの修正が不要の場合には、該所定の温度環境下より温度が高い温度環境下で保持して該接着層を強接着状態とし、これにより、該位相差層付偏光板と該液晶セルとを完全接着すること、および
(工程4)貼り合わせの修正が必要な場合には、該所定の温度環境下において電磁波または粒子線をさらに照射して該接着層を軽剥離状態にし、次いで、該位相差層付偏光板と該液晶セルとを剥離すること。 - 液晶セルと、該液晶セルの視認側に配置された位相差層付偏光板と、を有する液晶パネルの製造方法であって、
(1)該位相差層付偏光板が、
偏光子と該偏光子の両側に配置された保護層とを有する偏光板と、
該偏光板の視認側に配置された位相差層と、
該偏光板の液晶セル側に配置された接着層とを有し;
(2)該位相差層が、それぞれが異なる方向に遅相軸を有する複数の領域を所定のパターンで有し;
(3)該接着層が、電磁波または粒子線の照射によって接着力を発現する接着剤組成物であって、少なくとも1種のモノマーからなる接着主剤と、該接着主剤の重合反応を生じさせる少なくとも1種の重合開始剤とを含み、所定の温度環境下において該接着剤組成物に対して照射される電磁波または粒子線の照射量の増加に伴い、該接着力が極大値を経て極小値をとるように変化し、該接着力が該極小値をとった後、該所定の温度環境下より温度が高い温度環境下にさらに保持されることにより、該接着力が該極大値より大きい値をとるように変化する接着剤組成物から形成されるものであって;
(4)次の(工程1)〜(工程4)を含む、製造方法;
(工程1)該所定の温度環境下において電磁波または粒子線を照射することにより粘着剤様状態とされた該接着層を介して該位相差層付偏光板を該液晶セルの視認側に貼り合わせて仮接着すること、
(工程2)仮接着された該位相差層付偏光板と該液晶セルとの貼り合わせの修正が必要かどうかを検査すること、
(工程3)貼り合わせの修正が不要の場合には、該所定の温度環境下より温度が高い温度環境下で保持して該接着層を強接着状態とし、これにより、該位相差層付偏光板と該液晶セルとを完全接着すること、および
(工程4)貼り合わせの修正が必要な場合には、該所定の温度環境下において電磁波または粒子線をさらに照射して該接着層を軽剥離状態にし、次いで、該位相差層付偏光板と該液晶セルとを剥離すること。 - 電磁波または粒子線の照射強度の増大および/または接着温度の上昇に伴って、前記接着剤組成物の接着力が前記極大値に達するまでに要する時間、前記極大値から前記極小値まで変化するのに要する時間、および前記極小値から前記極大値より大きい値まで変化するのに要する時間が短縮される、請求項1から4のいずれかに記載の液晶パネルの製造方法。
- 前記接着剤組成物が、前記所定の温度環境下において電磁波または粒子線が未照射のときには液状である、請求項1から5のいずれかに記載の液晶パネルの製造方法。
- 前記接着主剤に含まれる少なくとも1種のモノマーが、ヒドロキシル基、カルボキシル基、シアノ基、アミノ基、脂肪族環式炭化水素基、複素環基、アミド基、またはカルボン酸エステル基を少なくとも1つ有する光重合性ビニルモノマーである、請求項1から6のいずれかに記載の液晶パネルの製造方法。
- 前記少なくとも1種の重合開始剤が、光重合開始剤である、請求項1から7のいずれかに記載の液晶パネルの製造方法。
- 前記接着剤組成物の接着力が、前記極大値よりも大きい値に変化した後、水への浸漬によって前記極大値より小さい値まで低下する、請求項1から8のいずれかに記載の液晶パネルの製造方法。
- 前記位相差層の面内位相差Re(590)が、90nm〜190nmである、請求項1から9のいずれかに記載の液晶パネルの製造方法。
- 前記位相差層の前記所定パターンが、異なる方向に遅相軸を有する2つの領域が交互に配置されたストライプ状である、請求項1から10のいずれかに記載の液晶パネルの製造方法。
- 前記異なる方向に遅相軸を有する2つの領域が、それぞれ、前記液晶セルの1ラインに対応する、請求項11に記載の液晶パネルの製造方法。
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