JP5656923B2 - 自動二輪車の盗難対策装置 - Google Patents
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Description
又本発明では、操舵装置の前方にヘッドランプが配置され、盗難対策装置が操舵装置の後方に配置されているので、収納ボックスを備えていない車両では、車体スペースを有効利用して盗難対策装置を配置することができ、また、収納ボックスを備えた車両では、収納ボックスの容量を犠牲にすることなく盗難対策装置を配置することができる。
更に本発明では、盗難対策装置が、自車の位置を測定するGPSと、測定された位置情報を送信する携帯電話通信部とを備えるので、GPS及び携帯電話通信部を備える盗難対策装置を配置することで、GPSによる人工衛星からの軌道情報の受信による車両位置の測定及び携帯電話通信部による位置情報の送信を行う際に、GPS及び携帯電話通信部の上方に金属製部材が存在しないため、電波が遮られないので、送受信感度が良好になり、盗難対策装置の配置自由度が低い自動二輪車であっても盗難対策装置を良好に機能させることができる。
また、盗難対策装置のシステムを1つのケース内に収めるため、車両への組付け性を向上させることができる。この際、ケースが大型化しても、上記の請求項1〜請求項7のような盗難対策装置配置構造を採用することで、車両前部の大型化を防止することができる。
また、上記したように盗難対策装置を配置することにより、車両の基本配線への盗難対策装置の接続が、短い専用配線で済むため、車両の軽量化及びコンパクト化を図ることができる。
フロントカウリング33及びメータ45は、トップブリッジ21c及び/又はボトムブリッジ21dに図示しないステーを介して取付けられている。
以下にその盗難対策装置50の配置構造を詳細に説明する。
(a)はボックス状の盗難対策装置50と、この盗難対策装置50を車体に取付ける際に振動を吸収するために盗難対策装置50に被せたラバー等からなる弾性部材84と、車体側に設けられた電装系統に接続されたハーネス86,87と、これらのハーネス86,87を盗難対策装置50に接続するためにハーネス86,87の端部に設けられたコネクタ88,89とを示している。
図中の符号84hはケース50aの第1面50bに接するように弾性部材84に設けられたT字壁である。
盗難対策装置50は、自動二輪車の車体に加えられた振動を検知する加速度センサ51と、複数の人工衛星から軌道情報を受信することにより車両の現在位置を計測するGPS(Global Positioning System)52と、加速度センサ51からの加速度信号SA及びGPS52からの位置情報JPを受けて盗難防止対策を指令する制御部55と、制御部55からの交信指令SCに基づいて携帯電話基地局61へ位置情報JPを送信する携帯電話通信部56と、制御部55からのエンジン制御信号SECに基づきエンジン20(図1参照)の点火装置62に点火停止信号SSSを送って点火装置62の作動を停止させる、即ち、エンジン20を停止させるエンジン制御部57と、制御部55からの警報制御信号SACに基づき警報装置63(ヘッドランプ、ウインカ、テールランプ等の灯火器、ホーン)に警報信号SAを送って灯火器、ホーンを作動させる警報発生部58と、GPS52、制御部55、携帯電話通信部56、エンジン制御部57及び警報発生部58へ電力を供給するバッテリ59とからなり、GPS52、制御部55、携帯電話通信部56、エンジン制御部57及び警報発生部58は、車体側のバッテリ(不図示)からも電力供給が可能である。
上記したエンジン制御部57は、自動二輪車に備えるエンジンコントロールユニットを介して点火装置62を制御するようにしてもよい。
ここで、盗難対策装置50の水平に近い状態とは、例えば、水平面に対して盗難対策装置50の傾斜角度が0°〜30°の範囲をいう。
上記参考例において、盗難対策装置50(50B)は、前輪142の上方で、且つフロントフォーク131及びバーハンドル141からなる操舵装置157の前方に配置されている。
以下にその盗難対策装置50の配置構造を詳細に説明する。
収納ボックス173は、前端部にヒンジ部178が設けられ、このヒンジ部178にシート179が開閉自在に取付けられている。
ヘッドランプ185はハンドルカバー184を介してバーハンドル181に取付けられている。
以下にその盗難対策装置50(50B,50E)の配置構造を詳細に説明する。
また、盗難対策装置50Bは、ヘッドランプ224の下面224aとフロントフェンダ226Aの上面226aとの間に配置されている。
更に、盗難対策装置50Bを振動源であるエンジン20から離間した位置に配置できるため、盗難対策装置50Bへの伝わる振動を抑制することができる。
従って、ヘッドランプ34及びメータ装置45の周囲のデッドスペースを有効に利用して盗難対策装置50Cを配置することができるため、車両前部の大型化を抑えることができる。
また、メータ装置の側方に一体的に盗難対策装置を配置して、前輪の上方に且つ操舵装置の前方に盗難対策装置を配置するようにしてもよい。
Claims (3)
- 車体フレーム(11)の前部に前輪(32)を操舵する操舵装置(47)が取付けられ、前記車体フレーム(11)の後部に後輪(37)を上下スイング自在に支持するスイングアーム(24)が取付けられ、自車の位置を測定可能で且つ測定された位置情報を無線送信可能な盗難対策装置(50)を備える自動二輪車において、
前記盗難対策装置(50)は、前記前輪(32)の上方に且つフロントカウリング(33)の内側に沿うように配置され、
前記操舵装置(47)の前方にヘッドランプ(34)が配置され、前記盗難対策装置(50)が、前記操舵装置(47)の後方に配置され、
前記盗難対策装置(50)は、自車の位置を測定するGPS(52)と、測定された位置情報を送信する携帯電話通信部(56)とを備え、
前記盗難対策装置(50)は、車両側面視で前記操舵装置(47)と重ならない位置に配置され、
前記GPS(52)をケース(50a)に備え、
前記ケース(50a)の上方斜め後方面と上方斜め前面にGPS(52)のアンテナが設けられ、
前記ケース(50a)の下方面には車体側からのハーネス(86,87)端部に設けられたコネクタ(88,89)が接続されている、
ことを特徴とする自動二輪車の盗難対策装置。 - 前記盗難対策装置(50)は、自車の位置を測定するGPS(52)と、測定された位置情報を送信する携帯電話通信部(56)と、盗難時に車体に加えられた振動を検出する加速度センサ(51)と、これらのGPS、携帯電話通信部及び加速度センサを統合制御する制御部(55)と、GPS及び携帯電話通信部に電力を供給する内部電源(59)とを1つのケース(50a)内に備えることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の盗難対策装置。
- 前記盗難対策装置(50)は、盗難を検知した場合に、エンジンの始動を停止するエンジン停止機能と、灯火器を作動させて警報を発する警報機能とを有し、前記盗難対策装置を車体に備える電装系統に接続することにより、前記エンジン停止機能及び前記警報機能が作動可能であることを特徴とする請求項1又は2記載の自動二輪車の盗難対策装置。
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