JP5517515B2 - インクジェット記録方法、インクセット及びインクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
(一般式(I)中、R1及びR2はそれぞれ独立に水素原子又はメチル基であり、xは1又は2である。)
本発明は、特定の第1のインクと第2のインクとを独立に組み合わせてなるインクセットを用い、かつ、第1のインクと第2のインクとが少なくとも一部で重なるようにして、これらのインクを記録媒体に付与することを特徴とする。以下、本発明を特徴づけるインクジェット用のインクセットを構成する第1のインク及び第2のインクについて説明する。第1のインクは、顔料とシリコーンオイルとを含有してなり、第2のインクは、顔料と、下記一般式(I)で表されるノニオン性ユニット及びポリシロキサン構造を有するユニットを有するグラフトポリマーとを含有してなることを特徴とする。
(一般式(I)中、R1及びR2はそれぞれ独立に水素原子又はメチル基であり、xは1又は2である。)
以下、本発明のインクセットを構成する第1のインク及び第2のインクを構成する各成分について説明する。
第1のインクに含有させるシリコーンオイルとしては、先に述べたように、第1のインクが記録媒体に付与された後に、該シリコーンオイルが画像表面に配向することで、画像表面の臨界表面張力を低下させる作用が有効に発揮されるものが好ましい。本発明において、第1のインクに使用することができるシリコーンオイルは、上記のような作用を有するものであれば、いずれのものも用いることができる。
第2のインクに使用するグラフトポリマーは、少なくとも、下記一般式(I)で表されるノニオン性ユニットと、ポリシロキサン構造を有するユニットとを有するものである。なお、本発明においては、以下、「ユニット」と記載した場合は、ユニットを構成する繰り返し単位が1つ又は複数の場合のどちらも含むものとする。
(一般式(I)中、R1及びR2はそれぞれ独立に水素原子又はメチル基であり、xは1又は2である。)
(ノニオン性ユニット)
本発明において、第2のインクに使用する上記グラフトポリマーを構成するノニオン性ユニットは、下記一般式(I)で表される構造を有するものである。この構造のノニオン性ユニットは、エチレンオキサイド基の繰り返し単位の数が1又は2であり、片方の末端に重合性を持つ官能基を有する、下記一般式(I’)のモノマーが共重合されたものである。さらには、本発明に用いるグラフトポリマーは、下記一般式(I’)で表されるモノマーのビニル基又はビニリデン基がグラフトポリマーの主鎖の一部となり、エステル結合からR1までの部分が分岐してグラフトポリマーの側鎖となる構造であることが好ましい。
本発明において、第2のインクに使用するポリマーを構成するユニットとして、ポリシロキサン構造を有するユニットを有するグラフトポリマーを用いる大きな理由は、記録媒体の表面にポリシロキサン化合物を存在させて、画像の耐水性を得るためである。これは、第1のインクにシリコーンオイルを含有させる理由と同様の理由である。
第2のインクに用いる上記グラフトポリマーは、先に説明した一般式(I)で表されるノニオン性ユニットと、ポリシロキサン構造を有するユニットとを少なくとも有することが必要であり、さらに酸性基を有するユニットを有することが好ましい。また、本発明のインクに用いる上記グラフトポリマーは、これらのユニットの他に、その他のユニットを有してもよい。また、本発明においては、上述の酸性基を有するユニットと同様の理由から、上記グラフトポリマーの主鎖に、その他のユニットが含まれる構造、すなわち、その他のユニットが側鎖に含まれないようにすることが特に好ましい。
本発明に用いる第1のインク及び第2のインクは、いずれも顔料を含有してなるが、インクとするためには、該顔料を分散剤によって分散させることが好ましい。顔料を分散させるための分散剤として、水溶性を有するポリマーであれば、どのようなものも用いることができる。
本発明に用いる第1のインク及び第2のインクは、いずれも顔料を含有してなるが、顔料としては、下記に挙げるものをいずれも使用することができる。すなわち、分散剤を用いて顔料を分散する樹脂分散タイプの顔料(樹脂分散型顔料)や、顔料粒子の表面に親水性基を導入した自己分散タイプの顔料(自己分散型顔料)を用いることができる。また、顔料粒子の表面に高分子を含む有機基を化学的に結合した顔料(樹脂結合型自己分散顔料)、顔料の分散性を高めて分散剤などを用いることなく分散可能としたマイクロカプセル型顔料なども用いることができる。本発明においては特に、第2のインクには、上述したようなポリマー分散剤により分散された状態の顔料を含有させることが好ましい。勿論、これらの分散方法の異なる顔料を組み合わせて用いてもよい。インク中の顔料の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、0.1質量%以上15.0質量%以下、さらには1.0質量%以上10.0質量%以下であることが好ましい。
トルイジンレッド、トルイジンマルーン、ハンザイエロー、ベンジジンイエロー、ピラゾロンレッドなどの水不溶性アゾ顔料。リトールレッド、ヘリオボルドー、ピグメントスカーレット、パーマネントレッド2Bなどの水溶性アゾ顔料。アリザリン、インダントロン、チオインジゴマルーンなどの建染染料からの誘導体。フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーンなどのフタロシアニン系顔料。キナクリドンレッド、キナクリドンマゼンタなどのキナクリドン系顔料。ペリレンレッド、ペリレンスカーレットなどのペリレン系顔料。イソインドリノンイエロー、イソインドリノンオレンジなどのイソインドリノン系顔料。ベンズイミダゾロンイエロー、ベンズイミダゾロンオレンジ、ベンズイミダゾロンレッドなどのイミダゾロン系顔料。ピランスロンレッド、ピランスロンオレンジなどのピランスロン系顔料。インジゴ系顔料、縮合アゾ系顔料、チオインジゴ系顔料、ジケトピロロピロール系顔料。フラバンスロンイエロー、アシルアミドイエロー、キノフタロンイエロー、ニッケルアゾイエロー、銅アゾメチンイエロー、ペリノンオレンジ、アンスロンオレンジ、ジアンスラキノニルレッド、ジオキサジンバイオレットなど。勿論、本発明はこれらに限定されるものではない。
第1のインク及び第2のインクを調製する際には、顔料の分散媒体として、水及び水溶性有機溶剤の混合溶媒である水性媒体を用いることが好ましい。インク中の水溶性有機溶剤の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、3.0質量%以上50.0質量%以下であることが好ましい。なお、第2のインクの場合の上記の水溶性有機溶剤の含有量は、下記で説明する特定の水溶性有機化合物を含む含有量である。
水溶性有機溶剤は、水溶性であれば特に制限はなく、以下に挙げるようなものを1種又は2種以上組み合わせて用いることができる。具体的には、例えば、以下の水溶性有機溶剤を用いることができる。1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジオールなどのアルカンジオール類。ジエチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノエチル(又はブチル)エーテルなどのグリコールエーテル類。エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノールなどの炭素数1乃至4のアルキルアルコール類。N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミドなどのカルボン酸アミド類。アセトン、メチルエチルケトン、2−メチル−2−ヒドロキシペンタン−4−オンなどのケトン類又はケトアルコール類。テトラヒドロフラン、ジオキサンなどの環状エーテル類。グリセリン。ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコールなどのエチレングリコール類。1,2−又は1,3−プロピレングリコール、1,2−又は1,4−ブチレングリコール、平均分子量200乃至1,000のポリエチレングリコール、チオジグリコール、1,2,6−ヘキサントリオールなどのポリオール類。アセチレングリコール誘導体などのグリコール類。2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、N−メチルモルホリンなどの複素環類。ジメチルスルホキシドなどの含硫黄化合物。
本発明においては、第2のインクに、上記グラフトポリマーに加えて、さらに、下記一般式(II)、下記一般式(III)、及び下記一般式(IV)で表される化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種の水溶性有機化合物を含有させることが好ましい。なお、以下の記載においては、下記一般式(II)、下記一般式(III)、及び下記一般式(IV)で表される化合物からなる群の水溶性有機化合物を、「特定の水溶性有機化合物」と省略して呼ぶことがある。
本発明のインクセットを構成する第1のインク及び第2のインクには、上記成分の他に、尿素、尿素誘導体、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタンなどの保湿性固形分を含有してもよい。インク中の保湿性固形分の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、0.1質量%以上20.0質量%以下、さらには3.0質量%以上10.0質量%以下であることが好ましい。
本発明のインクジェット記録方法は、上記で説明したインクセットを構成する第1のインク及び第2のインクをインクジェット方式で吐出して、第1のインクと第2のインクとが少なくとも一部で重なるようにして、記録媒体にインクの付与を行うものである。インクジェット記録方法には、インクに力学的エネルギーを作用することによりインクを吐出する記録方法や、インクに熱エネルギーを作用することによりインクを吐出する記録方法などがある。特に、本発明においては、熱エネルギーを利用するインクジェット記録方法を好ましく用いることができる。
本発明のインクセットを構成する第1のインクと第2のインクは、インクを収容するためのインク収容部を備えたインクカートリッジのインク収容部に、それぞれ収容されることが好ましい。
本発明のインクセットを構成する第1のインクと第2のインクは、インクを収容するためのインク収容部と、インクを吐出するための記録ヘッドとを備えた記録ユニットのインク収容部に、それぞれ収容させることが好ましい。特に、前記記録ヘッドが、記録信号に対応した熱エネルギーをインクに作用することによりインクを吐出する記録ユニットにおいて好ましく用いることができる。さらに、本発明においては、金属及び/又は金属酸化物を含有する発熱部接液面を有する記録ヘッドを用いることが好ましい。発熱部接液面を構成する金属及び/又は金属酸化物は、具体的には、例えば、Ta、Zr、Ti、Ni、若しくはAlなどの金属、又はこれらの金属の酸化物などが挙げられる。
本発明のインクジェット記録装置は、先に説明した第1のインクと第2のインクとを独立して有してなるインクセットの各インクがインク収容部に収容されており、これらのインクを記録ヘッドからそれぞれ吐出させて記録媒体に記録を行うためのものである。そして、第1のインクと第2のインクとが少なくとも一部で重なるようにして、それぞれのインクが記録媒体に付与されるように構成されていることを特徴とする。
ヘッドカートリッジH1000の構成について説明する。図4は、ヘッドカートリッジH1000の構成を示した図であり、また、ヘッドカートリッジH1000に、インクカートリッジH1900を装着する様子を示した図である。ヘッドカートリッジH1000は、記録ヘッドH1001と、インクカートリッジH1900を搭載する手段、及びインクカートリッジH1900から記録ヘッドにインクを供給する手段を有しており、キャリッジM4000に対して着脱可能に搭載される。
顔料(C.I.ピグメントブルー15:3)12部、樹脂(分散剤)12部、及び、水76部を、0.6mm径のジルコニアビーズの充填率を70%としたサンドミル(金田理化工業製)に仕込み、5時間分散した。前記樹脂としては、スチレン及びアクリル酸の共重合比(質量比)が70:30、重量平均分子量が5,000、酸価が240mgKOH/gのものを使用した。なお、前記樹脂は、予め、上記の酸価と当量の水酸化カリウムと水を加えて温度80℃で撹拌し、水溶液としたものを用いた。その後、5,000rpmにて10分間遠心分離を行って凝集成分を除去し、さらに、顔料の含有量が10.0%、樹脂の含有量が10.0%となるように水を用いて濃度を調整して、顔料分散液を得た。
下記の合成例にしたがって、シリコーンオイル1〜6をそれぞれ合成した。
温度計及び撹拌手段を備えたガラス製の容器を用いて、下記のようにしてシリコーンオイル1を合成した。前記容器中で、下記式(A)で表されるシロキサン化合物、下記式(B)で表されるシロキサン化合物、及び下記式(C)で表されるシロキサン化合物を1:9:2のモル比とし、水酸化カリウムの存在下で重合反応して、シリコーンオイル1を合成した。得られたシリコーンオイル1は、下記式(1)における、Rがフェニル基、mが4、nが6の化合物であり、また、シリコーンオイル1の重量平均分子量は5,100、HLBは0(理論値)であった。
温度計及び撹拌手段を備えたガラス製の容器を用いて、下記のようにしてシリコーンオイル2を合成した。前記容器中で、下記式(D)で表されるポリシロキサン化合物、及び、下記式(E)で表されるポリオキシエチレン化合物を白金触媒の存在下で付加反応させて、シリコーンオイル2を合成した。得られたシリコーンオイル2は、下記式(2)における、R1がプロピレン基、R2が水素原子、mが122、nが30、aが5、bが0の化合物であり、また、シリコーンオイル2の重量平均分子量は20,000、HLBは7(理論値)であった。
温度計及び撹拌手段を備えたガラス製の容器を用いて、下記のようにしてシリコーンオイル3を合成した。前記容器中で、下記式(F)で表されるポリシロキサン化合物、及び、下記式(G)で表されるポリオキシエチレン化合物を白金触媒の存在下で付加反応させて、シリコーンオイル3を合成した。得られたシリコーンオイル3は、上記式(2)における、R1がプロピレン基、R2が水素原子、mが14、nが3、aが6、bが0の化合物であり、また、シリコーンオイル3の重量平均分子量は2,500、HLBは7(理論値)であった。
温度計及び撹拌手段を備えたガラス製の容器を用いて、下記のようにしてシリコーンオイル4を合成した。前記容器中で、下記式(H)で表されるポリシロキサン化合物、及び、下記式(E)で表されるポリオキシエチレン化合物を白金触媒の存在下で付加反応させて、シリコーンオイル4を合成した。得られたシリコーンオイル4は、上記式(2)における、R1がプロピレン基、R2が水素原子、mが17、nが5、aが5、bが0の化合物であり、また、シリコーンオイル4の重量平均分子量は3,000、HLBは7(理論値)であった。
温度計及び撹拌手段を備えたガラス製の容器を用いて、下記のようにしてシリコーンオイル5を合成した。前記容器中で、下記式(I)で表されるポリシロキサン化合物、及び、下記式(J)で表されるポリオキシエチレン化合物を白金触媒の存在下で付加反応させて、シリコーンオイル5を合成した。得られたシリコーンオイル5は、上記式(2)における、R1がプロピレン基、R2が水素原子、mが218、nが26、aが9、bが0の化合物であり、シリコーンオイル5の重量平均分子量は30,000、HLBは7(理論値)であった。
温度計及び撹拌手段を備えたガラス製の容器を用いて、下記のようにしてシリコーンオイル6を合成した。前記容器中で、下記式(K)で表されるポリシロキサン化合物、及び、下記式(L)で表されるポリオキシエチレン化合物を白金触媒の存在下で付加反応させて、シリコーンオイル6を合成した。得られたシリコーンオイル6は、上記式(2)における、R1がプロピレン基、R2が水素原子、mが261、nが27、aが10、bが0の化合物であり、シリコーンオイル6の重量平均分子量は35,000、HLBは7(理論値)であった。
以下の手順にしたがって、シリコーングラフトポリマーであるグラフトポリマー1〜23をそれぞれ合成した。なお、合成方法としては、公知の重合方法を用いることができる。本実施例においては、グラフトポリマー1〜23は、以下の重合方法を用いてそれぞれ合成した。先ず、撹拌機、温度計、窒素導入管を備えたフラスコに、下記表1に示す組成で、モノマーとアゾビスイソブチロニトリルを仕込み、溶媒として1−メトキシ−2−プロパノール500部を用いて、窒素ガス還流下、温度110℃で4時間重合反応を行った。このようにして得られた共重合体を含む溶液を減圧乾燥させて、共重合体を得た。得られた共重合体に溶媒としてメチルエチルケトン25部を加えて溶解させた後、30%の水酸化カリウム水溶液2部を加えて共重合体の塩生成基の一部を中和し、さらにイオン交換水300部を加えて撹拌した。その後、減圧下、温度60℃で溶媒を除去し、さらに水の一部を除去することにより濃縮して、固形分濃度が20.0%である水溶液として、グラフトポリマーを得た。このようにしてそれぞれ得られたグラフトポリマー1〜23について、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(島津製作所製)と多角度光散乱検出器(昭光通商製)とを組み合わせて絶対分子量と分子サイズをそれぞれ測定した。その結果、いずれも、絶対分子量と分子サイズの測定値は大きく乖離しており、また、使用したモノマーの構造から、主鎖からポリシロキサン構造を有するユニットとノニオン性ユニットが分岐して側鎖となっている構造のグラフトポリマーであることが確認できた。
(*1)サイラプレーンFM−0711(チッソ製;前記一般式(V’)で表されるポリシロキサン構造を有するモノマー、数平均分子量約1,000)
(*2)BHEA(製品名:日本触媒製;前記一般式(I’)におけるR1及びR2が水素原子、xが1であるノニオン性モノマー)
(*3)HEMA(製品名:日本触媒製;前記一般式(I’)におけるR1が水素原子、R2がメチル基、xが1であるノニオン性モノマー)
(*4)ブレンマーPME−100(製品名:日油製;前記一般式(I’)におけるR1及びR2がメチル基、xが2であるノニオン性モノマー)
(*5)ブレンマーPME−200(製品名:日油製;前記一般式(I’)におけるR1及びR2がメチル基、xが約4であるノニオン性モノマー)
(*6)ブレンマーPME−1000(製品名:日油製;前記一般式(I’)におけるR1及びR2がメチル基、xが約23であるノニオン性モノマー)
なお、上記で得られた各化合物の重量平均分子量は、下記のようにして測定した。測定対象のシリコーンオイル又はシリコーングラフトポリマーをテトラヒドロフラン(THF)中に入れて数時間静置して溶解し、試料の濃度が0.1質量%になるように溶液を調製した。その後、ポアサイズ0.45μmの耐溶剤性メンブランフィルター(商品名:TITAN2 Syringe Filter、PTFE、0.45μm;SUN−SRi製)で前記溶液をろ過して試料溶液とした。この試料溶液を用いて、下記の条件で重量平均分子量の測定を行った。
・カラム:Shodex KF−806Mの4連カラム(昭和電工製)
・移動相:テトラヒドロフラン(特級)
・流速:1.0mL/min
・オーブン温度:40.0℃
・試料溶液の注入量:0.1mL
・検出器:RI(屈折率)
・ポリスチレン標準試料:PS−1及びPS−2(Polymer Laboratories製)
(分子量:7500000、2560000、841700、377400、320000、210500、148000、96000、59500、50400、28500、20650、10850、5460、2930、1300、580の17種。)
上記で調製した顔料分散液、上記で合成したシリコーンオイル又は市販のシリコーンオイル、及び、上記で合成したシリコーングラフトポリマーを含む表2及び3の上段に示した各組成で、実施例及び比較例で使用する各インクをそれぞれ調製した。また、表4に示した組成で、比較例で使用するインク3−1を調製した。具体的には、表2〜4に示す各成分を各表に示した組成で混合し、十分撹拌した後、ポアサイズ1.2μmのポリプロピレンフィルター(ポール製)にて加圧ろ過を行って、各インクをそれぞれ調製した。なお、表2中、MWは、重量平均分子量のことを示し、表2〜4中のアセチレノールE100とは、川研ファインケミカル製の界面活性剤であり、表3中のポリエチレングリコールは平均分子量600のものである。また、表3中の「特定の水溶性有機化合物」とは、前記一般式(II)、前記一般式(III)、及び、前記一般式(IV)で表される化合物からなる群に該当する水溶性有機化合物のことを示す。また、表3中の「特定のグラフトポリマー」とは、本発明で規定するグラフトポリマーのことを示す。より具体的には、グラフトポリマー1〜19のことである。表2〜4中に記載した各インクにおいて、本発明で規定する第1のインクの要件を満たすのはインク1−1〜1−13であり、本発明で規定する第2のインクの要件を満たすのはインク2−1〜2−33である。
上記で得られた各インクを表5に示す組み合わせで用いてインクセットとした。各インクセットを構成する各インクを、インクジェット記録装置(商品名:PIXUS iP3100;キヤノン製)用のインクカートリッジに充填し、このインクジェット記録装置にそれぞれセットした。なお、実施例及び比較例のインクセットに使用する、第1のインクはインクジェット記録装置のシアンインクの位置に搭載し、第2のインクはインクジェット記録装置のマゼンタインクの位置に搭載した。また、第1のインクと第2のインクとを重ねて記録媒体に付与して記録した画像を2次色の画像とした。
(粒状感の評価)
上記で得られた各インクセットを構成する各インクを搭載したインクジェット記録装置(商品名:PIXUS iP3100;キヤノン製)を用いて、記録媒体(キヤノン写真用紙・光沢 プロフェッショナルPR−201;キヤノン製)に以下の画像を記録した。具体的には、第1のインク又は第2のインクをそれぞれ用いて、記録デューティを25%から100%の範囲で25%刻みとしたベタ部分を含む画像を、記録パスごとに記録ヘッドがホームポジション側で5秒待機するようにした4パスで記録した。また、第1のインク及び第2のインクを用いて、これらのインクの合計の記録デューティを25%から100%の範囲で25%刻みとした2次色のベタ部分を含む画像を、記録パスごとに記録ヘッドがホームポジション側で5秒待機するようにした4パスで記録した。なお、2次色の画像を記録する際には、各記録デューティにおけるインクの付与量の質量比率は、第1のインク及び第2のインクを1:1とし、同一の記録パスで同じ位置に各インクが付与されるように設定した。ここで、上記で述べた通り、画像における粒状感は、記録ヘッドの主走査の幅が大きくなるのにしたがって、より目立ちやすくなる傾向がある。そして、今回の評価に使用したインクジェット記録装置に適用可能な記録媒体はレターサイズやA4サイズであるため、A0サイズやA1サイズなどを記録可能な大判プリンタと類似した記録条件とするために、記録パス間において記録ヘッドを数秒間待機させた。すなわち、このような条件において、大判プリンタにも適用可能な性能の評価を行った。このようにして得られた記録物を目視又はルーペで観察して、画像の粒状感の評価を行った。画像の粒状感の評価基準は下記の通りである。評価結果を表5に示した。本発明においては、下記の評価基準でB以上が許容できる粒状感のレベル、その中でもAが優れている粒状感のレベルとした。
A:全ての記録デューティの画像において、ムラがなかった。
B:いずれかの記録デューティの画像において、ルーペで観察すればわかるムラがあった。
C:いずれかの記録デューティの画像において、目視で確認できるムラがあった。
上記で得られた各インクセットを構成する各インクを搭載したインクジェット記録装置(商品名:PIXUS iP3100;キヤノン製)を用いて、記録媒体(PB PAPER GF500;キヤノン製)に以下の画像を記録した。具体的には、第1のインク又は第2のインクをそれぞれ用いて、記録デューティを100%としたベタ画像を記録した。また、第1のインク及び第2のインクを用いて、これらのインクの合計の記録デューティを100%とした2次色のベタ画像を記録した。なお、2次色の画像を記録する際には、各記録デューティにおけるインクの付与量の質量比率は、第1のインク及び第2のインクを1:1とし、同一の記録パスで同じ位置に各インクが付与されるように設定した。そして、得られた各画像を記録した1時間後に、ベタ画像の部分に1mLの水道水を滴下し、さらに60秒後にシルボン紙を用いて水道水をふき取った。その後、画像部分に残存しているインクの状態を目視で確認して、画像の耐水性の評価を行った。画像の耐水性の評価基準は下記の通りである。評価結果を表5に示した。本発明においては、下記の評価基準でB以上が許容できる耐水性のレベル、その中でもAが優れている耐水性のレベルとした。
A:インクが溶出しなかったか、ないしは僅かにインクが溶出していたが目立たなかった。
B:インクが溶出して、水道水の滴下前後の画像における差が僅かにわかった。
C:インクが溶出して、記録媒体の白地部分が目立っていた。
上記で得られた各インクセットを構成する各インクを搭載したインクジェット記録装置(商品名:PIXUS iP3100;キヤノン製)を用いて、記録媒体(オフィスプランナー;キヤノン製)に以下の画像を記録した。具体的には、第1のインク又は第2のインクをそれぞれ用いて、記録デューティを50%とした、面積18cm×24cmのベタ画像を、デフォルトモードで3枚記録した。その後、PIXUS iP3100のノズルチェックパターンを記録した。得られたノズルチェックパターンを目視で確認して、吐出安定性の評価を行った。吐出安定性の評価基準は下記の通りである。評価結果を表5に示した。また、ノズルチェックパターンを記録した後の記録ヘッド表面の状態を目視で確認して、フェイス面の状態の評価を行った。フェイス面の状態の評価基準は下記の通りである。評価結果を表5に示した。本発明においては、下記の各評価基準でAが最も優れている吐出安定性又はフェイス面の状態のレベルとした。
A:ノズルチェックパターンに乱れがなく正常に記録できた。
B:ノズルチェックパターンに若干の乱れがあったが、不吐出はなかった。
C:ノズルチェックパターンにやや不吐出や乱れがあったが、許容できるレベルであった。
A:吐出口の周辺にインクがほとんど存在しなかった。
B:吐出口の周辺にインク滴が多少存在していた。
C:吐出口の周辺に帯状にインクの液膜が存在していたが、許容できるレベルであった。
上記で得られた実施例1のインクセットを構成する第1のインク及び第2のインクの付与量の質量比率を表6に示すように変えた以外は上記と同様の方法及び評価基準により、2次色の画像における粒状感と耐水性の評価を行った。そして、評価結果を表6に示した。なお、表6には、比較のために、実施例1のインクセットで得られた粒状感と耐水性の評価結果も合わせて示した(付与量の質量比率が1:1のもの)。
Claims (16)
- 第1のインクと第2のインクとを独立して有してなるインクセットを用い、該インクセットを構成する各インクを記録ヘッドからそれぞれ吐出して記録媒体に付与して記録を行うインクジェット記録方法であって、
前記第1のインクが、少なくとも、顔料とシリコーンオイルとを含有してなり、
前記第2のインクが、少なくとも、顔料とグラフトポリマーとを含有してなり、かつ、該グラフトポリマーを構成するユニットが、少なくとも、下記一般式(I)で表されるノニオン性ユニットとポリシロキサン構造を有するユニットとを含み、
前記第2のインクに含有される前記顔料が、前記グラフトポリマーとは異なるポリマー分散剤により分散されており、
前記第1のインクと前記第2のインクとが少なくとも一部で重なるようにして、それぞれのインクを記録媒体に付与することを特徴とするインクジェット記録方法。
(一般式(I)中、R1及びR2はそれぞれ独立に水素原子又はメチル基であり、xは1又は2である。) - 前記シリコーンオイルのHLBが、12以下である請求項1に記載のインクジェット記録方法。
- 前記シリコーンオイルの重量平均分子量が、3,000以上30,000以下である請求項1又は2に記載のインクジェット記録方法。
- 前記第1のインク中における前記シリコーンオイルの含有量(質量%)が、前記第1のインク全質量を基準として、0.05質量%以上である請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記第1のインク中における前記シリコーンオイルの含有量(質量%)が、前記第1のインク全質量を基準として、0.05質量%以上0.5質量%以下である請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記グラフトポリマーの重量平均分子量が、5,000以上50,000以下である請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記グラフトポリマーの全質量を基準とした、前記ポリシロキサン構造を有するユニットの占める割合が、10.0質量%以上40.0質量%以下である請求項1乃至6のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記グラフトポリマーの全質量を基準とした、前記一般式(I)で表されるノニオン性ユニットの占める割合が、5.0質量%以上45.0質量%以下である請求項1乃至7のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記グラフトポリマーを構成するユニットがさらに酸性基を有するユニットを含み、該グラフトポリマーの酸価が、80mgKOH/g以上150mgKOH/g以下である請求項1乃至8のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記第2のインク中における前記グラフトポリマーの含有量(質量%)が、前記第2のインク全質量を基準として、0.5質量%以上である請求項1乃至9のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記第2のインクが、さらに水溶性有機化合物を含有してなり、該水溶性有機化合物が、下記一般式(II)、下記一般式(III)、及び下記一般式(IV)で表される化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1乃至10のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
(一般式(II)中、R4は置換基を有してもよい炭素数2乃至5のアルキレン基であり、R5はそれぞれ独立に、水素原子、又は置換基を有してもよい炭素数1乃至4のアルキル基である。また、一般式(III)中、R6は置換基を有してもよい炭素数2乃至5のアルキレン基であり、R7は水素原子、又は置換基を有してもよい炭素数1乃至4のアルキル基である。また、一般式(IV)中、nは1乃至3の数である。) - 前記第2のインク中における、前記グラフトポリマーの含有量(質量%)に対する、前記一般式(II)、前記一般式(III)、及び前記一般式(IV)で表される化合物の合計含有量(質量%)の質量比率が、2.0倍以上である請求項11に記載のインクジェット記録方法。
- 前記第2のインク中における、前記一般式(II)、前記一般式(III)、及び前記一般式(IV)で表される化合物の合計含有量(質量%)が、インク全質量を基準として、2.0質量%以上である請求項11又は12に記載のインクジェット記録方法。
- 前記第1のインク及び前記第2のインクが、各インク全質量を基準として、50.0質量%以上95.0質量%以下の水をそれぞれ含有する請求項1乃至13のいずれか1項に記載のインクジェット記録方法。
- 第1のインクと第2のインクとを独立して有してなり、かつ、記録媒体に付与される際に前記第1のインクと前記第2のインクとが少なくとも一部で重なるようにして使用するためのインクジェット用のインクセットであって、
前記第1のインクが、少なくとも、顔料とシリコーンオイルとを含有してなり、
前記第2のインクが、少なくとも、顔料とグラフトポリマーとを含有してなり、かつ、該グラフトポリマーを構成するユニットが、少なくとも、下記一般式(I)で表されるノニオン性ユニットとポリシロキサン構造を有するユニットとを含み、
前記第2のインクに含有される前記顔料が、前記グラフトポリマーとは異なるポリマー分散剤により分散されていることを特徴とするインクセット。
(一般式(I)中、R1及びR2はそれぞれ独立に水素原子又はメチル基であり、xは1又は2である。) - 第1のインクと第2のインクとを独立して有してなるインクセットの各インクがインク収容部に収容されており、該インクセットを構成する各インクを記録ヘッドからそれぞれ吐出して記録媒体に記録を行うためのインクジェット記録装置であって、
前記第1のインクが、少なくとも、顔料とシリコーンオイルとを含有してなり、
前記第2のインクが、少なくとも、顔料とグラフトポリマーとを含有してなり、かつ、該グラフトポリマーを構成するユニットが、少なくとも、下記一般式(I)で表されるノニオン性ユニットとポリシロキサン構造を有するユニットとを含み、
前記第2のインクに含有される前記顔料が、前記グラフトポリマーとは異なるポリマー分散剤により分散されており、
前記第1のインクと前記第2のインクとが少なくとも一部で重なるようにして、それぞれのインクが記録媒体に付与されるようにしたことを特徴とするインクジェット記録装置。
(一般式(I)中、R1及びR2はそれぞれ独立に水素原子又はメチル基であり、xは1又は2である。)
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