JP5408275B2 - 電気コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、回路端子部が設けられた回路基板が基板挿着溝に挿入されることで、コネクタ端子が回路端子部に接触する電気コネクタに関するものである。
縁部に回路端子部が形成された回路基板に嵌合する、いわゆるカードエッジコネクタと称される電気コネクタに関し、例えば、特許文献1のものが知られている。
特許文献1に記載のコネクタは、コネクタハウジング内に上下二段の端子収容室が形成され、ハウジング前端から該端子収容室の間に相手回路基板に対する挿入スリットが設けられ、上下端子収容室に各端子が腹合わせに収容され、該挿入スリットに臨む端子収容室の開口から該端子の弾性接触片を対向して突出させて、各接触片を回路基板の表面導体に弾性的に接触させるようにしたものである。
ここで、従来の電気コネクタについて、図面に基づいて説明する。図13に示すように、基板側コネクタ20に嵌合する従来のカードエッジコネクタ10xは、コネクタハウジング110xと、ケーブルCが接続されるコネクタ端子120xとを備えている。コネクタハウジング110xには、基板側コネクタ20の回路基板Pが挿入される基板挿着溝111と、基板側コネクタ20のコネクタハウジング21が挿入される環状嵌合溝112と、コネクタ端子120xを収容する端子収容室113xとが形成されている。基板挿着溝111は、内周壁部114に囲まれた空間であり、環状嵌合溝112は、外周壁部115と内周壁部114との間の空間である。
コネクタ端子120xは、端子収容室113xに挿入される鞘状部121xと、鞘状部内に設けられ、回路基板Pの回路端子部に接触する弾性接触片122とを備えている。
実開平5−84053号公報
従来のカードエッジコネクタ10xでは、回路基板Pを挿入することで、弾性接触片122が回路基板Pの回路端子部を押圧すると共に、弾性接触片122の押圧力を、コネクタ端子120xの背面側となるコネクタハウジング110xの内周壁部114が受けている。コネクタハウジング110xは、樹脂によるモールド成形品であるため、環境温度が高温となったり低温となったりして変化すると、その影響を受け、内周壁部114の間隔H1が、図14に示すように、内周壁部114が外周壁部115側へ撓み、間隔H2と拡がり、基板挿着溝111側で、端子収容室113xと回路基板Pとの間隔が拡がる。端子収容室113xが拡がることで、コネクタ端子120xと回路基板Pとの隙間が拡がるため、コネクタ端子120xの弾性接触片122による回路基板Pへの接触荷重が低下する。接触荷重が低下すると、回路基板Pが抜けやすくなったり、振動により接触不良が発生したりと、カードエッジコネクタ10xと回路基板Pとの接触安定性の低下を招く。
そこで本発明は、コネクタ端子による回路基板への接触荷重の低下を防止することで、接触安定性を確保することができる電気コネクタを提供することを目的とする。
本発明の電気コネクタは、回路基板挿入用の基板挿着溝を有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの前端側から挿入された前記回路基板を挟んで一側と他側とに対向させた状態で配列されるコネクタ端子とからなり、
前記コネクタハウジングは、前記コネクタ端子が収納される端子収容室と、前記コネクタハウジングの一側と他側とを繋ぎ前記端子収容室を区画する仕切り壁とを備え、
前記コネクタ端子は、前記端子収容室の後端側から挿入される鞘状部と、前記回路基板の回路端子部に接触する弾性接触片とを備え、
前記仕切り壁と前記仕切り壁に対向する前記鞘状部の側壁とに、前記端子収容室と前記回路基板との拡がり防止用の係止手段が設けられ
前記係止手段は、前記基板挿着溝より後端側の前記仕切り壁と前記鞘状部の側壁とに設けられた凹凸形状であることを特徴とする。
本発明の電気コネクタによれば、仕切り壁と、鞘状部の側壁とに、端子収容室と回路基板との拡がり防止用の係止手段が設けられているので、コネクタ端子によるコネクタハウジングへの押圧力が、コネクタ端子の背面側の位置するコネクタハウジングだけでなく、係止手段によりコネクタハウジングの一側と他側とを繋ぐ仕切り壁へもかかる。従って、コネクタ端子による押圧力が分散することにより、コネクタ端子の背面側の位置するコネクタハウジングへの押圧力を低下させることができるので、端子収容室と回路基板との間隔が拡がることを防止することができる。また、端子収容室と回路基板との間隔が広がることを防止することができるため、コネクタ端子の回路基板への接触荷重の変化を抑えることができ、接触抵抗を安定化させることができる。
前記係止手段を、前記仕切り壁と、前記鞘状部の側壁とに設けた凹凸形状とすることにより、簡単な構成で係止手段を形成することができる。
前記鞘状部の側壁に突状部が形成され、前記仕切り壁に凹状部が形成されていると、鞘状部の突状部が仕切り壁の凹状部に係止して、コネクタ端子によるコネクタハウジングへの押圧力を緩和することができる。
前記突状部と前記凹状部とが設けられた位置を、前記仕切り壁を挟んだ隣り合う前記コネクタ端子で、異なる位置とすると、突状部同士が干渉しないので、端子収容室を接近させて配置することができる。
前記仕切り壁に突状部を形成し、前記鞘状部の側壁に凹状部を形成するともできる。このように凹凸形状を形成しても、突状部同士が干渉しないので、端子収容室を接近させて配置することができる。
前記凹状部は、前記コネクタ端子の挿入方向と平行な直線状溝により形成されていると、直線状溝がガイド溝となって突状部を案内するので、コネクタ端子の端子収容室への挿入が容易である。
本発明の電気コネクタは、コネクタ端子の背面側の位置するコネクタハウジングへの押圧力を低下させることができるので、端子収容室と回路基板との間隔が拡がることを防止することができる。従って、本発明の電気コネクタは、端子収容室と回路基板との間隔の拡がりを防止することにより、コネクタ端子による回路基板への接触荷重の低下を防止することがきるので、接触安定性を確保することができる。
本発明の実施の形態1に係るカードエッジコネクタを示す斜視図である。 図1に示すカードエッジコネクタに嵌合される基板側コネクタの斜視図である。 図1に示すカードエッジコネクタおよび図2に示す基板側コネクタの平面図である。 図3に示すカードエッジコネクタおよび基板側コネクタのA−A線断面図である。 図3に示すカードエッジコネクタおよび基板側コネクタのB−B線断面図である。 図3に示すカードエッジコネクタおよび基板側コネクタの嵌合状態を示す断面図である。 図1に示すカードエッジコネクタのコネクタ端子の斜視図である。 図1に示すカードエッジコネクタの一部を切り欠いた状態の斜視図である。 図4に示すカードエッジコネクタのC−C線の一部断面図である。 本発明の実施の形態2に係るカードエッジコネクタを示す一部断面図である。 本発明の実施の形態3に係るカードエッジコネクタを示す一部断面図である。 図11に示すカードエッジコネクタのコネクタ端子を示す斜視図である。 従来のカードエッジコネクタの嵌合状態を示す断面図である。 従来のカードエッジコネクタの嵌合状態における経年変化を説明するための断面図である。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る電気コネクタ(以下、カードエッジと称する。)を図面に基づいて説明する。なお、本明細書では、回路基板が挿入される基板挿着溝が設けられた位置を中央として、上側または下側を一側、この一側と反対となる側を他側とすることができるが、図面では、上側を一側、下側を他側としている。
図1から図3に示すように、カードエッジコネクタ10は、車載用の電子機器を内蔵した金属ケースに設けられる基板側コネクタ20と嵌合することで、金属ケース内の電子機器と、カードエッジコネクタ10に接続されるケーブルCとを、電気的に接続するものである。
図4から図7に示すように、カードエッジコネクタ10は、コネクタハウジング110と、コネクタ端子120とを備えている。
コネクタハウジング110は、樹脂のモールド成形により形成されている。コネクタハウジング110には、基板側コネクタ20の回路基板Pが挿入される回路基板挿入用の基板挿着溝111と、基板側コネクタ20のコネクタハウジング21が挿入される環状嵌合溝112と、コネクタ端子120を収容する端子収容室113とが形成されている。
基板挿着溝111は、内周壁部114に囲まれた空間であり、環状嵌合溝112は、外周壁部115と内周壁部114との間の空間である。基板挿着溝111は、回路基板Pの挿入側から見てコネクタハウジング110の中央で、左右方向に沿って形成されている。基板挿着溝111は、回路基板Pが挿入可能な溝幅に形成されている。
環状嵌合溝112は、内周壁部114の外周壁面と外周壁部115の内周壁面とが溝壁面となり、開口部は基板側コネクタ20が挿入容易とするためコネクタハウジング21の厚みより広く形成されており、奥部はコネクタハウジング21の先部が嵌合するための狭幅部112aとしている。
端子収容室113は、基板挿着溝111を挟んで一側(上側)と、一側の反対である他側(下側)とのそれぞれに、基板挿着溝111に沿って配列されている。
端子収容室113は、後端部(基板挿着溝111の反対側)からコネクタ端子120をコネクタハウジング110へ挿入するために開口している。端子収容室113と隣接する端子収容室113とは、仕切り壁113aにより区画されている。
基板挿着溝111を挟む一側の仕切り壁113aと、他側の仕切り壁113aとは、基板挿着溝111により分断され、基板挿着溝111よりケーブルC側の仕切り壁113aは繋がっていることで内周壁部114の一側と他側とが繋がった状態である。
仕切り壁113aには、コネクタ端子120の挿入方向と平行な直線状溝116が凹状部として形成されている。
上下の対向位置にある端子収容室113は、中央壁113bにより区画されている。中央壁113bの先端面が、回路基板Pを基板挿着溝111へ挿入したときの回路基板Pとの対向面となる。
回路基板P側とは反対となる端子収容室113の背面側には、内周壁部114との間の空間に係止アーム117が設けられている。
コネクタ端子120は、図7に示すように、コネクタハウジング110に形成された端子収容室113に挿入される導電性の鞘状部121と、鞘状部121と導通した状態で鞘状部121内に設けられた弾性接触片122とを備えている。
鞘状部121は、断面形状が矩形状に形成されている。鞘状部121には、回路端子部P1と接触する弾性接触片122の通電接触部122aを鞘状部121から突出させるために開設された突出用開口121aと、側壁121bから突出した突状部121cと、端子収容室113に挿入したときに係止アーム117が係止するための係止用開口121dと、ケーブルCを圧着固定するための結束部121eが形成されている。
突状部121cが形成された位置は、基板挿着溝111より後端側(ケーブルC側)であり、内周壁部114の一側と他側とを繋ぐ仕切り壁113aの直線状溝116に対応する位置に形成されている。本実施の形態1では、突状部121cおよび直線状溝116が、側壁121bの中央より突出用開口121a側に設けられている。
カードエッジコネクタ10では、この鞘状部121に形成された突状部121cと、仕切り壁113aに形成された直線状溝116とによる凹凸形状により、係止手段が構成されている。
弾性接触片122は、鞘状部121に固定された基端部から背面側へ折り曲げられ、その先が基板挿着溝111へ向かって折り曲げられ、突出用開口121aから突出させて通電接触部122aとなり、その先が背面側へ折り曲げられ、先端部が自由端となっていることで、板ばね構造を有している。
コネクタ端子120をコネクタハウジング110に実装するときには、コネクタ端子120がコネクタハウジング110の後端側から端子収容室113に挿入される。仕切り壁113aに設けられた直線状溝116がガイド溝として機能するので、鞘状部121に設けられた突状部121cが直線状溝116に沿って移動することで、コネクタ端子120を支障なく端子収容室113へ収納することができる。鞘状部121の係止用開口121dが係止アーム117の爪部に位置するまで、コネクタ端子120を挿入する。そうすることで、ケーブルCを引っ張っても、係止アーム117の爪部が鞘状部121に係止しているので、コネクタ端子120は容易に引き抜けない。
以上のように構成された本発明の実施の形態1に係るカードエッジコネクタ10の使用状態について、図面に基づいて説明する。
図4に示すように、基板側コネクタ20のコネクタハウジング21を、カードエッジコネクタ10のコネクタハウジング110の内周壁部114と外周壁部115との間に位置させる。カードエッジコネクタ10を移動させ、カードエッジコネクタ10のコネクタハウジング110を基板側コネクタ20へ挿入することで、回路基板Pが基板挿着溝111へ挿入される。
回路基板Pが基板挿着溝111へ挿入され、奥側へ押し込まれると、回路基板Pが弾性接触片122の通電接触部122aに当接し、回路基板Pの回路端子部P1が通電接触部122aに褶動しながら移動し、回路基板Pの先端面が中央壁113bに突き当たる。
コネクタ端子120では、弾性接触片122の弾性力により、弾性接触片122が回路基板Pの回路端子部P1を押圧する。また、コネクタ端子120の背面側に位置するコネクタハウジング110の内周壁部114が、弾性接触片122の押圧力を受ける。この押圧力が、端子収容室113と回路基板Pとの間隔を拡げる方向に作用する。
しかし、仕切り壁113aの直線状溝116(凹状部)に、鞘状部121の突状部121cが係止することで、コネクタ端子120による押圧力が、コネクタ端子120の背面側の位置する内周壁114だけでなく、突状部121cが係止している仕切り壁113aへもかかることで、コネクタ端子120による押圧力が分散される。これにより、コネクタ端子120の背面側の位置する内周壁114への押圧力を低下させることができる。また、コネクタ端子120の突状部121cによる押圧力が直線状溝116にかかっても、直線状溝116が内周壁部114の一側と他側とを繋ぐ仕切り壁113aに設けられているため、内周壁部114の一側と他側との間が拡がることなく、しっかりと、コネクタ端子120による押圧力を抑えることができる。このように、コネクタ端子120の突状部121cを仕切り壁113に形成した直線状溝116に係止させることにより、端子収容室113と回路基板Pとの間隔が拡がることを防止することができる。
従って、端子収容室113と回路基板Pとの間隔の拡がりを防止することにより、コネクタ端子120により回路基板Pへの接触荷重の低下を防止することができるので、接触安定性を確保することができる。
また、仕切り壁113aに形成された凹状部が、コネクタ端子120の挿入方向と平行な直線状溝116により形成されていることにより、直線状溝116がガイド溝となって突状部121cを案内するので、コネクタ端子120の端子収容室113への挿入が容易である。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係るカードエッジコネクタを、図面に基づいて説明する。なお、図10においては、図9と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
本実施の形態2に係るカードエッジコネクタでは、コネクタ端子120の突状部121cと仕切り壁113aの凹状部である直線状溝116とが設けられた位置を、仕切り壁113aを挟んだ隣り合うコネクタ端子120で、異なる位置としたことを特徴とするものである。
図10においては、鞘状部121の一方(左側)の側壁に設けられた突状部121cが係止アーム117側、他方(右側)の側壁に設けられた突状部121cが基板挿着溝111(図10では図示せず)側に形成され、この突状部121cに対応させて仕切り壁113aに直線状溝116が形成されている。
このように突状部121cと直線状溝116とによる凹凸形状を段違いとすることで、隣り合う突状部121cが干渉しないので、端子収容室113同士を接近させてコネクタハウジング110に形成することができる。従って、本実施の形態2に係るカードエッジコネクタは、実施の形態1と同様の効果が得られると共に、狭ピッチ化が容易である。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係るカードエッジコネクタを、図面に基づいて説明する。なお、図11および図12においては、図9および図6と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
本実施の形態3に係るカードエッジコネクタでは、コネクタ端子120の鞘状部121に凹状部として機能する直線状凹部121fが形成され、仕切り壁113aに突状部118が設けられていることを特徴とするものである。
このように本実施の形態3に係るカードエッジコネクタでは、実施の形態1に係るカードエッジコネクタ10と反対に、鞘状部121に直線状凹部121fを設け、仕切り壁113aに突状部118を設けるようにしても、隣り合う突状部118が干渉し難いので、端子収容室113同士を接近させてコネクタハウジング110に形成することができる。従って、本実施の形態3に係るカードエッジコネクタは、実施の形態1と同様の効果が得られると共に、狭ピッチ化が容易である。
以上、本実施の形態1〜3に係るカードエッジコネクタを説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本実施の形態1〜3では、凹凸形状により係止手段が構成されていたが、係止手段として、コネクタ端子の鞘状部に楔状の突起を設け、仕切り壁に埋め込ませて係止させるようにしてもよい。
また、鞘状部に設けた突状部を出没自在に形成すれば、仕切り壁の直線状溝は単なる窪みとすることができる。
更に、本実施の形態1〜3では、基板側コネクタ20がコネクタハウジング21を有しているため、カードエッジコネクタ10のコネクタハウジング110に外周壁部115と内周壁部114とが設けられているが、カードエッジコネクタ10が嵌合するものが回路基板Pだけであるときには、外周壁部115が省略され、内周壁部114のみがカードエッジコネクタのコネクタハウジングとなる。
本発明の電気コネクタは、回路基板と嵌合する各種電気・電子機器用のコネクタ、あるいは車載用のコネクタとして、電気・電子産業や自動車産業などの分野において広く利用することができる。
10 カードエッジコネクタ
110 コネクタハウジング
111 基板挿着溝
112 環状嵌合溝
112a 狭幅部
113 端子収容室
113a 仕切り壁
113b 中央壁
114 内周壁部
115 外周壁部
116 直線状溝
117 係止アーム
118 突状部
120 コネクタ端子
121 鞘状部
121a 突出用開口
121b 側壁
121c 突状部
121d 係止用開口
121e 結束部
121f 直線状凹部
122 弾性接触片
122a 通電接触部
C ケーブル
20 基板側コネクタ
21 コネクタハウジング
P 回路基板
P1 回路端子部
H1,H2 間隔

Claims (5)

  1. 回路基板挿入用の基板挿着溝を有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの前端側から挿入された前記回路基板を挟んで一側と他側とに対向させた状態で配列されるコネクタ端子とからなり、
    前記コネクタハウジングは、前記コネクタ端子が収納される端子収容室と、前記コネクタハウジングの一側と他側とを繋ぎ前記端子収容室を区画する仕切り壁とを備え、
    前記コネクタ端子は、前記端子収容室の後端側から挿入される鞘状部と、前記回路基板の回路端子部に接触する弾性接触片とを備え、
    前記仕切り壁と前記仕切り壁に対向する前記鞘状部の側壁とに、前記端子収容室と前記回路基板との拡がり防止用の係止手段が設けられ
    前記係止手段は、前記基板挿着溝より後端側の前記仕切り壁と前記鞘状部の側壁とに設けられた凹凸形状であることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記鞘状部の側壁に突状部が形成され、
    前記仕切り壁に凹状部が形成されている請求項記載の電気コネクタ。
  3. 前記突状部と前記凹状部とが設けられた位置を、前記仕切り壁を挟んだ隣り合う前記コネクタ端子で、異なる位置とした請求項記載の電気コネクタ。
  4. 前記仕切り壁に突状部が形成され、
    前記鞘状部の側壁に凹状部が形成されている請求項記載の電気コネクタ。
  5. 前記凹状部は、前記コネクタ端子の挿入方向と平行な直線状溝により形成されている請求項からのいずれかの項に記載の電気コネクタ。
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