JP5355446B2 - 移動物体追跡システムおよび移動物体追跡方法 - Google Patents
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Description
第1に、隣接フレーム間の検出結果からグラフを構成し、対応づけを求める問題を適当な評価関数を最大にする組合せ最適化問題(2部グラフ上の割当問題)として定式化し、複数物体の追跡を行うことを挙げることができる(例えば、特許文献1)。
第2に、移動中の物体が検出できないフレームが存在する場合でも物体を追跡するために、物体の周囲の情報を利用することで検出を補完する手法がある。具体例としては、顔の追跡処理において、上半身のような周囲の情報を利用する手法がある(例えば、特許文献2)。
第3に、事前に動画中の全フレームにおいて物体の検出を行っておき、それらをつなぐことで複数物体の追跡を行う手法がある(たとえば、非特許文献1)。
1つ目の技術としては、複数のインターバルをもたせて複数の移動物体を追跡できるように対応をするといった技術がある(たとえば、特許文献3)。また、2つ目の技術としては、移動物体を追跡して記録する技術において移動物体の顔が見えないときでも頭部領域を検出して追跡を続け、同一人物として追跡し続けた結果パターン変動が大きかったら分けて記録を管理する技術がある(たとえば、特許文献4)。
まず、特許文献1の技術では、隣接するフレーム間での検出結果だけで対応付けを行うため、物体の移動中に検出が失敗するフレームが存在した場合は追跡が途切れてしまう。特許文献2の技術では、人物の顔を追跡する手法として、検出がとぎれた場合に対応するために、上半身のような周囲の情報を利用することを提案している。しかしながら、複数物体の追跡に対応していない顔以外の別部位を検出する手段を必要とするといった問題がある。非特許文献1の技術では、あらかじめ対象物体が写っているフレームすべてを入力した上で追跡結果を出力する必要がある。さらに、非特許文献1の技術は、false positive(追跡対象ではないものを誤検出すること)には対応しているが、true negative(追跡対象であるものを検出できないこと)により追跡がとぎれる場合には対応していない。
本実施の形態では、カメラで撮影する画像に基づいて移動物体を追跡する移動物体追跡システムについて説明する。本実施の形態では、移動物体追跡システムの例として、人物(移動物体)の移動を追跡する人物追跡システムについて説明する。後述する各実施の形態に係る人物追跡システムは、人物の顔を検出する処理を追跡対象とする移動物体に適したものに切り替えることにより、人物以外の他の移動物体(たとえば、車両、動物など)を追跡する追跡装置としても適用可能である。
図1は、第1の実施の形態に係る移動物体追跡システムとして人物追跡システムのハードウエア構成例を示す図である。
第1の実施の形態では、監視カメラで撮影した人物の顔を検出対象(移動物体)として追跡し、追跡した結果を記録装置に記録するシステムである。第1の実施の形態としての移動物体追跡システムは、図1に示すような構成の人物追跡システムを例として説明する。
監視部35は、追跡結果を表示する出力手段として機能する。監視部35は、追跡結果および画像などを表示する表示部と、オペレータにより操作されるキーボード或はマウスなどの操作部とを有するユーザインターフェース(UI)として機能する。
図2に示すように、顔追跡部27は、1つの追跡結果のみを出力するだけでなく、複数の追跡結果(追跡候補)を出力できる。顔追跡部27は、どのような追跡結果を出力するかが動的に設定できる機能を有している。本実施の形態では、上記サーバの通信設定部により設定される基準値に基づいてどのような追跡結果を出力するかを判断する。たとえば、顔追跡部27は、追跡結果候補に対してそれぞれ信頼度を算出し、通信設定部によって設定される基準値を超える信頼度の追跡結果を出力するようにできる。また、顔追跡部27は、通信設定手段によって出力すべき追跡結果候補の件数(例えばN個)が設定される場合、設定された件数までの追跡結果候補(上位N個までの追跡結果候補)を信頼度とともに出力するようにもできる。
すなわち、通信調整部34において、通信設定部36は、各端末装置2に対する通信設定が自動設定であるかオペレータによる手動設定であるかを判断している(ステップS11)。オペレータが操作部39などにより各端末装置2に対する通信設定の内容を指定している場合(ステップS11、NO)、通信設定部36は、オペレータにより指示した内容に沿って各端末装置2に対する通信設定のパラメータを判定し、各端末装置2に対して設定する。つまり、オペレータが手動で通信設定の内容を指示した場合には、通信測定部37が測定する通信負荷に関係なく、手動で指定された内容で通信設定が行われる。
上記のような通信設定処理によれば、自動設定である場合には、サーバは、通信負荷に応じて各端末装置からのデータ量を調整することができる。
図5は、第2の実施の形態に係る人物追跡装置として人物追跡システムのハードウエア構成例を示す図である。
第2の実施の形態では、監視カメラで撮影した人物の顔を検出対象(移動物体)として追跡し、追跡した人物と予め登録されている複数の人物と一致するかどうか識別し、識別結果を追跡結果とともに記録装置に記録するシステムである。図5に示す第2の実施の形態としての人物追跡システムは、図1に示す構成に、人物識別部41と人物情報管理部42とを加えた構成となっている。このため、図1に示す人物追跡システムと同様な構成については、同一箇所に同一符号を付して詳細な説明を省略する。
なお、追跡結果管理部で管理されている映像については、第1の実施の形態で説明したものと同様に映像の検索が可能である。
第3の実施の形態では、上記第1および第2の実施の形態で説明した人物追跡システムの顔追跡部27における処理などに適用できる処理を含むものである。
図7は、第3の実施の形態として人物追跡システムの構成例を示す図である。図7に示す構成例では、人物追跡システムは、カメラ51、端末装置52およびサーバ53などのハードウエアにより構成される。カメラ51は、監視領域の映像を撮影するものである。端末装置52は、追跡処理を行うクライアント装置である。サーバ53は、追跡結果を管理したり、表示したりする装置である。端末装置52とサーバ53とは、ネットワークにより接続される。カメラ51と端末装置52とは、ネットワークケーブルで接続するようにしても良いし、NTSCなどのカメラ用の信号ケーブルを利用して接続しても良い。
画像インターフェース62は、追跡対象となる人物の顔を含む画像を入力するインターフェースである。図7に示す構成例では、画像インターフェース62は、監視対象となるエリアを撮影するカメラ51が撮影した映像を取得する。画像インターフェースは、カメラ51から取得した画像をA/D変換器によりデジタル化して顔検出部72へ供給する。また、画像インターフェース62は、追跡結果あるいは顔の検出結果をサーバ53で目視判断できるように、カメラ51で撮影した顔画像を1枚、複数枚または動画として、処理部64による処理結果に対応付けて、ネットワークインターフェース65によりサーバ53へ送信するようにしても良い。
枝重み計算部76では、グラフ作成部75で設定した枝(パス)に重み、すなわち、ある実数値を設定する。これは、顔検出結果どうしが対応づく確率p(X)と対応づかない確率q(X)との両方を考慮することで、精度の高い追跡を実現可能とするものである。本実施の形態では、対応づく確率p(X)と対応づかない確率q(X)との比の対数をとることにより枝重みを算出する例について説明する。ただし、枝重みは、対応づく確率p(X)と対応づかない確率q(X)とを考慮して算出するものであれば良い。つまり、枝重みは、対応づく確率p(X)と対応づかない確率q(X)との相対的な関係を示す値として算出されるものであれば良い。たとえば、枝重みは、対応づく確率p(X)と対応づかない確率q(X)との引き算にしても良いし、対応づく確率p(X)と対応づかない確率q(X)とを用いて枝重みを算出する関数を作成しておき、その所定の関数により枝重みを算出するようにしても良い。
p(X)>q(X)=0である場合(CASEA)、log(p(X)/q(X))=+∞
p(X)>q(X)>0である場合(CASEB)、log(p(X)/q(X))=+a(X)
q(X)≧p(X)>0である場合(CASEC)、log(p(X)/q(X))=−b(X)
q(X)≧p(X)=0である場合(CASED)、log(p(X)/q(X))=−∞
ただし、a(X)とb(X)はそれぞれ非負の実数値である。
CASEAの場合、対応が付かない確率q(X)が「0」、かつ、対応が付く確率p(X)が「0」でないので、枝重みが+∞となる。枝重みが正の無限大ということは、最適化計算において、必ず枝が選ばれることになる。CASEBの場合、対応が付く確率p(X)が対応付かない確率q(X)よりも大きいため、枝重みが正の値となる。枝重みが正の値ということは、最適化計算において、この枝の信頼度が高くなり選ばれやすいことになる。CASECの場合、対応が付く確率p(X)が対応付かない確率q(X)よりも小さいため、枝重みが負の値となる。枝重みが負の値ということは、最適化計算において、この枝の信頼度が低くなり選ばれにくいことになる。CASEDの場合、対応が付く確率p(X)が「0」で、かつ、対応が付かない確率q(X)が「0」でないので、枝重みが−∞となる。枝重みが正の無限大ということは、最適化計算において、必ずこの枝が選ばれないことになる。
[1]
移動物体を追跡する移動物体追跡システムにおいて、
複数の時系列の画像を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力した各画像から追跡対象となる全ての移動物体を検出する移動物体検出手段と、
前記移動物体検出手段により第1の画像で検出された各移動物体に対して、前記第1の画像に連続する第2の画像で検出された各移動物体、あるいは、前記第1の画像で検出した移動物体が前記第2の画像で検出失敗した状態をつなげたパスの組み合わせを作成するとともに、前記第1の画像で検出されていなかった移動物体が第2の画像で検出された状態をつなげたパスの組み合わせを作成する作成手段と、
前記作成手段により作成されたパスに対する重みを計算する重み計算手段と、
前記重み計算手段により計算した重みを割り当てたパスの組合せに対する値を計算する計算手段と、
前記計算手段により計算されたパスの組合せに対する値に基づく追跡結果を管理する追跡結果管理手段と、
を有することを特徴とする移動物体追跡システム。
[2]
前記作成手段は、各画像における移動物体の検出結果、出現状態、消滅状態、および、検出失敗の状態に対応する頂点をつなげたパスからなるグラフを作成する、
ことを特徴とした前記[1]に記載の移動物体追跡システム。
[3]
移動物体を追跡する移動物体追跡システムにおいて、
複数の時系列の画像を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力した各画像から追跡対象となる全ての移動物体を検出する移動物体検出手段と、
前記移動物体検出手段により第1の画像で検出された各移動物体と前記第1の画像に連続する第2の画像で検出された各移動物体とをつなげたパスの組み合わせを作成する作成手段と、
前記第1の画像で検出された移動物体と前記第2の画像で検出された移動物体とが対応付く確率と対応付かない確率とに基づいて、前記作成手段により作成されたパスに対する重みを計算する重み計算手段と、
前記重み計算手段により計算した重みを割り当てたパスの組合せに対する値を計算する計算手段と、
前記計算手段により計算されたパスの組合せに対する値に基づく追跡結果を管理する追跡結果管理手段と、
を有することを特徴とする移動物体追跡システム。
[4]
前記重み計算手段は、前記対応付く確率と前記対応付かない確率の比に基づいて前記パスに対する重みを計算する、
ことを特徴とした前記[3]に記載の移動物体追跡システム。
[5]
前記重み計算手段は、さらに、前記第2の画像に移動物体が出現する確率、前記第2の画像から移動物体が消滅する確率、前記第1の画像で検出された移動物体が前記第2の画像で検出失敗する確率、前記第1の画像で検出されなかった移動物体が前記第2の画像で検出される確率を加えて前記パスに対する重みを計算する、
ことを特徴とした前記[3]に記載の移動物体追跡システム。
[6]
移動物体を追跡する移動物体追跡システムにおいて、
複数の時系列の画像を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力した各画像から追跡対象となる全ての移動物体を検出する移動物体検出手段と、
前記移動物体検出手段により第1の画像で検出された各移動物体と、前記第1の画像に連続する第2の画像で検出される移動物体のうち同一の移動物体と、を対応付けして追跡をする移動物体追跡手段と、
前記移動物体追跡手段が処理結果としてどのような基準で移動物体の追跡結果を出力するかを示すパラメータを設定する出力設定手段と、
前記出力設定手段により設定されたパラメータに基づいて選別された前記移動物体追跡手段による移動物体の追跡結果を管理する追跡結果管理手段と、
を有することを特徴とする移動物体追跡システム。
[7]
前記移動物体追跡手段は、移動物体の追跡結果の候補と各候補の信頼度とを判定し、
前記出力設定手段は、前記移動物体追跡手段が処理結果として出力すべき追跡結果の候補の信頼度に対する閾値を設定する、
ことを特徴とする前記[6]に記載の移動物体追跡システム。
[8]
前記移動物体追跡手段は、移動物体の追跡結果の候補と各候補の信頼度とを判定し、
前記出力設定手段は、前記移動物体追跡手段が処理結果として出力すべき追跡結果の候補の数を設定する、
ことを特徴とする前記[6]に記載の移動物体追跡システム。
[9]
さらに、前記移動物体追跡手段と前記追跡結果管理手段との通信負荷の状態を計測する通信計測手段を有し、
前記出力設定手段は、前記通信計測手段により計測した通信負荷の状態に応じたパラメータを設定する、
ことを特徴とする前記[6]に記載の移動物体追跡システム。
[10]
さらに、予め識別対象とする移動物体を識別するための情報を登録する移動物体情報管理手段と、
前記入力手段により入力した画像から検出された追跡結果に含まれる移動物体の情報と前記移動物体情報管理手段に登録されている移動物体の情報とを比較して前記追跡結果に含まれる移動物体を識別する移動物体識別手段と、
を有することを特徴とする前記[6]に記載の移動物体追跡システム。
[11]
移動物体を追跡する移動物体追跡方法であって、
複数の時系列の画像を入力し、
前記入力した各画像から追跡対象となる全ての移動物体を検出し、
前記入力した第1の画像で検出された各移動物体に対して、前記第1の画像に連続する第2の画像で検出された各移動物体、あるいは、前記第1の画像で検出した移動物体が前記第2の画像で検出失敗した状態をつなげたパスの組み合わせを作成するとともに、前記第1の画像で検出されていなかった移動物体が第2の画像で検出された状態をつなげたパスの組み合わせを作成し、
前記作成されたパスに対する重みを計算し、
前記計算した重みを割り当てたパスの組合せに対する値を計算し、
前記計算されたパスの組合せに対する値に基づく追跡結果を管理する、
ことを特徴とする移動物体追跡方法。
[12]
移動物体を追跡する移動物体追跡方法であって、
複数の時系列の画像を入力し、
前記入力した各画像から追跡対象となる全ての移動物体を検出し、
前記入力した第1の画像で検出された各移動物体と前記第1の画像に連続する第2の画像で検出された各移動物体とをつなげたパスの組み合わせを作成し、
前記第1の画像で検出された移動物体と前記第2の画像で検出された移動物体とが対応付く確率と対応付かない確率とに基づいて、前記作成したパスに対する重みを計算し、
前記計算した重みを割り当てたパスの組合せに対する値を計算し、
前記計算されたパスの組合せに対する値に基づく追跡結果を管理する、
を有することを特徴とする移動物体追跡方法。
[13]
移動物体を追跡する移動物体追跡方法であって、
複数の時系列の画像を入力し、
前記入力した各画像から追跡対象となる全ての移動物体を検出し、
前記検出により第1の画像から検出された各移動物体と、前記第1の画像に連続する第2の画像で検出される移動物体のうち同一の移動物体と、を対応付けして追跡し、
前記追跡の処理結果としてどのような基準で移動物体の追跡結果を出力するかを示すパラメータを設定し、
前記設定されたパラメータに基づいて選別された移動物体の追跡結果を管理する、
を有することを特徴とする移動物体追跡システム。
Claims (7)
- 移動物体を追跡する移動物体追跡システムにおいて、
複数の時系列の画像を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力した各画像から追跡対象となる全ての移動物体を検出する移動物体検出手段と、
前記移動物体検出手段により複数の時系列の各画像で検出された移動物体と各画像での移動物体の検出失敗状態とに対して、時系列で連続する次の画像で検出された移動物体と前記次の画像での移動物体の検出失敗状態とをつなげたパスの組み合わせを作成する作成手段と、
前記作成手段により作成されたパスに対する重みを計算する重み計算手段と、
前記重み計算手段により計算した重みを割り当てたパスの組合せに対する値を計算する計算手段と、
前記計算手段により計算されたパスの組合せに対する値に基づく追跡結果を管理する追跡結果管理手段と、
を有する移動物体追跡システム。 - 前記作成手段は、さらに、時系列が前の画像で検出された移動物体が後の画像から消滅した消滅状態、あるいは、時系列が前の画像では検出されていなかった移動物体が後の画像で出現した出現状態をつなげたパスの組み合わせを作成する、
前記請求項1に記載の移動物体追跡システム。 - 移動物体を追跡する移動物体追跡システムにおいて、
複数の時系列の画像を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力した各画像から追跡対象となる全ての移動物体を検出する移動物体検出手段と、
前記移動物体検出手段により第1の画像で検出された各移動物体と前記第1の画像に連続する第2の画像で検出された各移動物体とをつなげたパスの組み合わせを作成する作成手段と、
前記第1の画像で検出された移動物体と前記第2の画像で検出された移動物体とが対応付く確率と対応付かない確率との比に基づいて、前記作成手段により作成されたパスに対する重みを計算する重み計算手段と、
前記重み計算手段により計算した重みを割り当てたパスの組合せに対する値を計算する計算手段と、
前記計算手段により計算されたパスの組合せに対する値に基づく追跡結果を管理する追跡結果管理手段と、
を有する移動物体追跡システム。 - 移動物体を追跡する移動物体追跡システムにおいて、
複数の時系列の画像を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力した各画像から追跡対象となる全ての移動物体を検出する移動物体検出手段と、
前記移動物体検出手段により第1の画像で検出された各移動物体と前記第1の画像に連続する第2の画像で検出された各移動物体とをつなげたパスの組み合わせを作成する作成手段と、
前記第1の画像で検出された移動物体と前記第2の画像で検出された移動物体とが対応付く確率と対応付かない確率、前記第2の画像に移動物体が出現する確率、前記第2の画像から移動物体が消滅する確率、前記第1の画像で検出された移動物体が前記第2の画像で検出失敗する確率、前記第1の画像で検出されなかった移動物体が前記第2の画像で検出される確率に基づいて、前記作成手段により作成されたパスに対する重みを計算する重み計算手段と、
前記重み計算手段により計算した重みを割り当てたパスの組合せに対する値を計算する計算手段と、
前記計算手段により計算されたパスの組合せに対する値に基づく追跡結果を管理する追跡結果管理手段と、
を有する移動物体追跡システム。 - 移動物体を追跡する移動物体追跡方法であって、
複数の時系列の画像を入力し、
前記入力した各画像から追跡対象となる全ての移動物体を検出し、
前記移動物体検出手段により作成手段と、
前記入力した複数の時系列の各画像で検出された移動物体と当該画像での移動物体の検出失敗状態とに対して、時系列で連続する次の画像で検出された移動物体、前記次の画像での移動物体の検出失敗状態、あるいは、前記次の画像での移動物体の消滅状態をつなげたパスの組み合わせを作成し、
前記作成されたパスに対する重みを計算し、
前記計算した重みを割り当てたパスの組合せに対する値を計算し、
前記計算されたパスの組合せに対する値に基づく追跡結果を管理する、
ことを特徴とする移動物体追跡方法。 - 移動物体を追跡する移動物体追跡方法であって、
複数の時系列の画像を入力し、
前記入力した各画像から追跡対象となる全ての移動物体を検出し、
前記入力した第1の画像で検出された各移動物体と前記第1の画像に連続する第2の画像で検出された各移動物体とをつなげたパスの組み合わせを作成し、
前記第1の画像で検出された移動物体と前記第2の画像で検出された移動物体とが対応付く確率と対応付かない確率との比に基づいて、前記作成したパスに対する重みを計算し、
前記計算した重みを割り当てたパスの組合せに対する値を計算し、
前記計算されたパスの組合せに対する値に基づく追跡結果を管理する、
を有することを特徴とする移動物体追跡方法。 - 移動物体を追跡する移動物体追跡方法であって、
複数の時系列の画像を入力し、
前記入力した各画像から追跡対象となる全ての移動物体を検出し、
前記入力した第1の画像で検出された各移動物体と前記第1の画像に連続する第2の画像で検出された各移動物体とをつなげたパスの組み合わせを作成し、
前記第1の画像で検出された移動物体と前記第2の画像で検出された移動物体とが対応付く確率と対応付かない確率との比に基づいて、前記作成したパスに対する重みを計算し、
前記第1の画像で検出された移動物体と前記第2の画像で検出された移動物体とが対応付く確率と対応付かない確率、前記第2の画像に移動物体が出現する確率、前記第2の画像から移動物体が消滅する確率、前記第1の画像で検出された移動物体が前記第2の画像で検出失敗する確率、前記第1の画像で検出されなかった移動物体が前記第2の画像で検出される確率に基づいて、前記作成手段により作成されたパスに対する重みを計算し、
前記計算した重みを割り当てたパスの組合せに対する値を計算し、
前記計算されたパスの組合せに対する値に基づく追跡結果を管理する、
を有することを特徴とする移動物体追跡方法。
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