JP5309849B2 - 調湿装置 - Google Patents
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Description
調湿ユニット(10)について、図2及び図3を適宜参照しながら説明する。尚、ここでの説明で用いる「上」「下」「左」「右」「前」「手前」「奥」は、特にことわらない限り、調湿ユニット(10)を前面側から視た場合の方向を意味している。
図4に示すように、冷媒回路(50)は、第1吸着熱交換器(51)、第2吸着熱交換器(52)、圧縮機(53)、四路切換弁(54)及び電動膨張弁(55)が設けられた閉回路である。尚、上記電動膨張弁(55)は、本発明に係る膨張機構を構成するものである。この冷媒回路(50)は、充填された冷媒を循環させることによって、蒸気圧縮式冷凍サイクルを行う。尚、この冷媒回路(50)は、コントローラ(65)の調湿制御部(65a)によって冷媒の循環を制御されている。
図1及び図5に示すように、上記給排気装置(110)は、本発明に係る給排気手段を構成するものである。給排気装置(110)は、給排気ユニット(60)に構成されている。そして、給排気ユニット(60)は、それぞれが低容量に形成された5台の給排気ユニット(60a,60b,60c,60d,60e)で構成され、各給排気ユニット(60a〜60e)は、上記調湿ユニット(10)で調湿された室外空気(OA)を供給空気(SA)として室内(2)へ送る給気動作と共に、上記室内空気(RA)を調湿ユニット(10)側へ送る吸込動作とを行うよう構成されたものである。各給排気ユニット(60a〜60e)は、それぞれが互いに並列に接続され、それぞれが調湿ユニット(10)から延びる給気ダクト(17)及び吸込ダクト(16)に接続されている。
上記ブースタファンユニット(100)は、図1及び図6に示すように、給気ダクト(17)及び吸込ダクト(16)の途中に設けられて調湿ユニット(10)及び給排気ユニット(60)を通過する空気の送風を補助する補助送風手段を構成している。ブースタファンユニット(100)は、箱状のブースタファンケーシング(101)を備えている。このブースタファンケーシング(101)は、給気ダクト(17)及び吸込ダクト(16)における調湿ユニット(10)側に設けられ、その内部を仕切板(104)によって左右方向に2分割されている。ブースタファンケーシング(101)の内部左側の空間は、給気ブースタファン(102)を備える給気ブースタファン室(101a)に形成されている一方、ブースタファンケーシング(101)の内部右側の空間は、吸込ブースタファン(103)を備える吸込ブースタファン室(101b)に形成されている。
本実施形態の調湿装置(1)では、調湿ユニット(10)の調湿運転において、除湿運転と、加湿運転とが選択的に行われる。除湿運転中や加湿運転中の調湿ユニット(10)は、取り込んだ室外空気(OA)を湿度調節すると同時に、取り込んだ室内空気(RA)を排出空気(EA)として室外へ排出する。
除湿運転中の調湿ユニット(10)では、後述する第1動作と第2動作が所定の時間間隔(例えば3〜4分間隔)で交互に繰り返される。この除湿運転中において、第1バイパス用ダンパ(83)及び第2バイパス用ダンパ(84)は、常に閉状態となる。
加湿運転中の調湿ユニット(10)では、後述する第1動作と第2動作が所定の時間間隔(例えば3〜4分間隔)で交互に繰り返される。この加湿運転中において、第1バイパス用ダンパ(83)及び第2バイパス用ダンパ(84)は、常に閉状態となる。
次に、本実施形態の給排気ユニット(60)の運転動作について説明する。給排気ユニット(60)では、各給排気ユニット(60a〜60e)において、給排気運転が行われる。
次に、本実施形態に係るブースタファンユニット(100)の運転動作について説明する。ブースタファンユニット(100)は、調湿ユニット(10)の調湿動作と連動して発停するよう構成されている。具体的に、ブースタファン制御部(65c)は、調湿ユニット(10)の調湿運転が開始されると同時に、給気ブースタファン(102)及び吸込ブースタファン(103)を回転させる。両ブースタファン(102,103)が回転すると、調湿ユニット(10)のケーシング(11)と、給気ダクト(17)の一端との接続位置の静圧が下がると共に、調湿ユニット(10)のケーシング(11)と、吸込ダクト(16)の一端の接続位置の静圧が下がる。つまり、給気ダクト(17)から調湿ユニット(10)のケーシング(11)側へ空気が漏れなくなる一方、調湿ユニット(10)のケーシング(11)側から吸込ダクト(16)側へ空気が漏れなくなる。
本実施形態に係る給排気ユニット(60)は、ユーザによって調湿要求がある場合、少なくとも1台の給排気ユニット(60a,60b,60c,60d,60e)が選択されることになる。したがって、ユーザの要求によっては、全数の給排気ユニット(60a,60b,60c,60d,60e)が稼動しない場合が想定される。このような場合での圧縮機能力制御について説明する。
上記実施形態によれば、給排気ユニット(60)を5台の低容量の給排気ユニット(60a,60b,60c,60d,60e)に分割して設け、該各給排気ユニット(60a〜60e)をそれぞれ互いに並列に並べるようにした。このため、低容量の各給排気ユニット(60a〜60e)をそれぞれ別々に設置することができる。これにより、給排気ユニット(60a,60b,60c,60d,60e)は、一体型の給排気ユニットを設置するよりも、小型化することができるため、各給排気ユニット(60a〜60e)の設置性を向上させることができる。この結果、調湿装置(1)の設置性を向上させることができる。
図12に示すように、参照例に係る調湿装置(1)は、上記実施形態に係る調湿装置が給排気ユニット(60)を備えるようにしたのに代えて、給気ユニット(111)及び吸込ユニット(112)を備えるようにしたものである。
上記実施形態の調湿装置(1)では、調湿ユニット(10)に対して5台の給排気ユニット(60a,60b,60c,60d,60e)を備えるようにしたが、参照形態1は、図11に示すように、調湿ユニット(10)と給排気ユニット(60)とを一対で接続するようにしたものである。これにより、調湿ユニット(10)及び給排気ユニット(60)のそれぞれは、従来の一体型の調湿装置に比べて小型化することができる。この結果、調湿装置(1)の設置性を向上させることができる。
10 調湿ユニット
16 吸込ダクト
17 給気ダクト
50 冷媒回路
51 第1吸着熱交換器
52 第2吸着熱交換器
53 圧縮機
55 電動膨張弁
60 給排気ユニット
60a〜60e 給排気ユニット(低容量)
62 給気ファン
63 吸込ファン
62a 給気ファンモータ
63a 吸込ファンモータ
65b 圧縮調節部
65c ブースタファン制御部
65d 給排気ファン制御部
65e 電流調節部
66 風速センサ
100 ブースタファンユニット
110 給排気装置
111 給気ユニット
111a、111b 給気ユニット(低容量)
112 吸込ユニット
112a、112b 吸込ユニット(低容量)
Claims (6)
- 室外空気を取り込み、該室外空気の水分を回収し、室外空気を除湿空気とし、室内空気を取り込み、上記室外空気から回収した水分を放出し、室内空気を加湿空気とする除湿動作と、
室内空気を取り込み、該室内空気の水分を回収し、室内空気を除湿空気とし、室外空気を取り込み、上記室内空気から回収した水分を放出し、室外空気を加湿空気とする加湿動作とを切り換えて室内の湿度を調節する調湿手段(3)を備えた調湿装置であって、
上記調湿手段(3)は、室内空気及び室外空気に対して、除湿または加湿を行う調湿ユニット(10)と、
該調湿ユニット(10)で除湿又は加湿された室外空気を室内へ供給すると共に、上記室内の空気を調湿ユニット(10)へ供給する給排気手段(110)とを備え、
上記給排気手段(110)は、上記調湿ユニット(10)に接続された給気ダクト(17)に接続されて上記調湿ユニット(10)で除湿又は加湿された空気を室内へ供給する給気ファン(62)と、上記調湿ユニット(10)に接続された吸込ダクト(16)に接続されて上記室内の空気を調湿ユニット(10)へ供給する吸込ファン(63)とを有する給排気ユニット(60a,60b,60c,60d,60e)が複数台設けられて構成され、
上記複数台の給排気ユニット(60a,60b,60c,60d,60e)は、それぞれが互いに並列に接続されている
ことを特徴とする調湿装置。 - 請求項1において、
上記各給排気ユニット(60a〜60e)の給気ファン(62)及び吸込ファン(63)の風量を、所定の風量で一定に保つ風量一定制御手段(65d)を備えている
ことを特徴とする調湿装置。 - 請求項2において、
上記風量一定制御手段(65d)は、上記給気ファン(62)及び吸込ファン(63)のそれぞれの風量を検出する風量検出手段(66)と、
該風量検出手段(66)で検出される上記給気ファン(62)及び吸込ファン(63)の風量が、所定の風量で一定に保たれるよう上記給気ファン(62)及び吸込ファン(63)の駆動機構(62a,63a)に供給する電流量を調節する電流調節手段(65e)とを備えている
ことを特徴とする調湿装置。 - 請求項2又は3において、
上記調湿ユニット(10)は、圧縮機(53)と、膨張機構(55)と、空気中の水分を吸着する吸着剤が担持された第1吸着熱交換器(51)および第2吸着熱交換器(52)とが接続され、冷媒が可逆に循環して蒸気圧縮式冷凍サイクルを行う冷媒回路(50)を備え、
該冷媒回路(50)の冷媒循環を可逆に切り換えることによって、上記2つの吸着熱交換器(51,52)で吸着剤の吸着動作と、再生動作とが交互に行われ、該吸着熱交換器(51,52)を通過する空気の湿度を調節するよう構成され、
上記給気ファン(62)及び吸込ファン(63)の送風量に基づいて、上記圧縮機(53)の容量を調節する圧縮能力調節手段(65b)を備えている
ことを特徴とする調湿装置。 - 請求項1〜4の何れか1つにおいて、
上記給気ダクト(17)及び吸込ダクト(16)に設けられ、該給気ダクト(17)及び吸込ダクト(16)を通過する空気の送風を補助する補助送風手段(100)と、
上記給気ダクト(17)及び吸込ダクト(16)と調湿ユニット(10)との接続位置における空気の静圧を下げるよう補助送風手段(100)から吹き出される空気の風量を調節する補助送風制御手段(65c)とを備えている
ことを特徴とする調湿装置。 - 請求項1〜5の何れか1つにおいて、
上記調湿ユニット(10)には、給気ファンが設けられず、排気ファン(25)のみが設けられている
ことを特徴とする調湿装置。
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