JP5267449B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
この空気調和機では、制御温度は予め設定された所定温度だけ徐々に変更されるので、制御温度が大きく変動することがない。
この空気調和機では、所定時間にともなって所定温度を変更することによって、制御温度が大きく変動することを効果的に抑制できる。
第3の発明に係る空気調和機は、第1または2の発明に係る空気調和機において、前記更新手段は、前記制御温度が前記補正温度と一致するまで、前記制御温度の更新を繰り返す。
この空気調和機では、制御温度が補正温度と一致した場合には、空気調和機の運転状態が安定し、制御温度が実外気温度と一致したと考えられることから、制御温度が補正温度と一致するまで、制御温度の更新が繰り返される。
第4の発明に係る空気調和機は、第1〜3の発明のいずれかに係る空気調和機において、筐体内に収容された電装品箱の冷却用フィン近傍に設けられたフィン温度センサを備え、補正手段は、フィン温度センサにより検出された温度を用いて、温度センサにより検出された温度を外気温度に近付くように補正する。
この空気調和機では、温度センサにより検出された温度を圧縮機の入力電流値を用いて補正した補正温度が、外気温度として制御に用いられる制御温度と大きく異なる場合であっても、制御温度は急激に変更されずに徐々に変更される。従って、空気調和機における外気温度に基づいた制御が適正に行われなくなることを防止できる。
この空気調和機では、圧縮機への入力電流と比べて変化速度の遅いフィン温度を用いて補正が行われる場合であっても、制御温度が大きく変動することを効果的に抑制できる。
第6の発明に係る空気調和機は、第5の発明に係る空気調和機において、記憶手段は、空気調和機の運転開始時に、温度センサにより検出された温度を制御温度の初期値として記憶する。
この空気調和機では、空気調和機の運転が開始された直後の状態では、温度センサは圧縮機の発熱等による影響を受けていないので、温度センサにより検知された温度を、補正することなく、制御温度として使用することができる。
第7の発明に係る空気調和機は、第5または第6の発明に係る空気調和機において、更新手段は、補正温度に所定温度だけ近付くように制御温度を更新する。
また、第1の発明では、制御温度は予め設定された所定温度だけ徐々に変更されるので、制御温度が大きく変動することがない。
また、第1の発明では、所定時間にともなって所定温度を変更することによって、制御温度が大きく変動することを効果的に抑制できる。
また、第3の発明では、制御温度が補正温度と一致した場合には、空気調和機の運転状態が安定し、制御温度が実外気温度と一致したと考えられることから、制御温度が補正温度と一致するまで、制御温度の更新が繰り返される。
また、第4の発明では、圧縮機への入力電流と比べて変化速度の遅いフィン温度を用いて補正が行われる場合であっても、制御温度が大きく変動することを効果的に抑制できる。
第5の発明では、温度センサにより検出された温度を圧縮機の入力電流値を用いて補正した補正温度が、外気温度として制御に用いられる制御温度と大きく異なる場合であっても、制御温度は急激に変更されずに徐々に変更される。従って、空気調和機における外気温度に基づいた制御が適正に行われなくなることを防止できる。
また、第5の発明では、圧縮機への入力電流と比べて変化速度の遅いフィン温度を用いて補正が行われる場合であっても、制御温度が大きく変動することを効果的に抑制できる。
また、第6の発明では、空気調和機の運転が開始された直後の状態では、温度センサは圧縮機の発熱等による影響を受けていないので、温度センサにより検知された温度を、補正することなく、制御温度として使用することができる。
図1は、本発明の空気調和機の冷媒回路を示している。図1に示すように、空気調和機1は、圧縮機11と、四路切換弁12と、室外ファン13と、室外熱交換器14と、膨張弁15とを有する室外機100と、室内熱交換器16を有する室内機101とを備えている。空気調和機1では、四路切換弁12を図示の実線位置に切り換えることで、暖房運転が実現可能であり、点線位置に切り換えることで、冷房運転が実現可能となっている。
図2は、制御部24の構成を示している。図に示すように、制御部24は、外気温度検知部30、補正値演算部31、補正部32(補正手段)、記憶部33(記憶手段)、比較部34及び更新部35(更新手段)を有している。
補正値=A×入力電流値(アンペア)+B×吐出温度(℃)+C×外ファン回転数(rpm)+D×フィン温度(℃)+E・・・(1)
補正温度(℃)=外気温度(℃)−補正値・・・(2)
図3は、本実施形態の外気温度の補正制御動作を示したフローチャートである。なお、図3に示す動作は、制御部24が、内蔵されたROMに格納されたプログラムを実行することによって実現される。
図4は、外気検知温度と補正温度との関係の一例を示す図である。図4において、実線は検知部30により検知された外気温度(℃)の変化を示し、点線は補正部32により演算された補正温度(℃)を示している。
図5は、制御温度の更新動作の一例を示している。なお、この例では、所定時間Tsは5分に設定されている。
本実施形態の空気調和機1では、外気温度として制御に用いられる制御温度が記憶部33に記憶されており、その制御温度が所定時間Tsおきに更新される。そして、記憶部33に記憶された制御温度と、外気温度センサ22により検出された温度を圧縮機11の入力電流値を用いて補正した補正温度とが大きく異なる場合であっても、制御温度は急激に変更されずに所定温度Thwだけ徐々に変更される。従って、空気調和機1における外気温度に基づいた制御が適正に行われなくなることを防止できる。
上述した実施形態では、演算式(1)を用いて補正値を演算する例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。補正値の演算式は、圧縮機11の入力電流値を用いて補正するものであれば任意に変更可能であって、例えば、フィン温度を考慮せずに、下記の演算式(3)を用いて補正値を演算してもよい。
補正値=A×入力電流値(アンペア)+B×吐出温度(℃)+C×外ファン回転数(rpm)+E・・・(3)
11 圧縮機
13 室外ファン
16 室内熱交換器
21 吐出管サーミスタ
22 外気温度センサ(温度センサ)
24 制御部
25 電装品箱
27 室温センサ
30 外気温度検知部
31 補正値演算部
32 補正部(補正手段)
33 記憶部(記憶手段)
34 比較部
35 更新部(更新手段)
100 室外機
100a 室外機ケーシング(筐体)
Claims (9)
- 圧縮機を収容した筐体を有する室外機を備えた空気調和機であって、
前記室外機の周辺における外気温度に対応した温度として空気調和機の制御に用いられる制御温度を記憶する記憶手段と、
前記筐体内に設けられた温度センサと、
前記温度センサにより検出された温度を前記外気温度に近付くように前記圧縮機の入力電流値を用いて補正する補正手段と、
前記記憶手段に記憶された制御温度と前記補正手段により補正された補正温度とが異なる場合に、前記制御温度と前記補正温度との温度差より小さい温度だけ前記補正温度に近付くように前記制御温度を更新する更新手段とを備え、
前記更新手段は、所定時間おきに、前記補正温度に所定温度だけ近付くように前記制御温度を更新するものであって、
前記所定温度は、前記所定時間にともなって変更されることを特徴とする空気調和機。 - 前記記憶手段は、空気調和機の運転開始時に、前記温度センサにより検出された温度を前記制御温度の初期値として記憶することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 前記更新手段は、前記制御温度が前記補正温度と一致するまで、前記制御温度の更新を繰り返すことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
- 前記筐体内に収容された電装品箱の冷却用フィン近傍に設けられたフィン温度センサを備え、
前記補正手段は、前記フィン温度センサにより検出された温度を用いて、前記温度センサにより検出された温度を前記外気温度に近付くように補正することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機。 - 圧縮機を収容した筐体を有する室外機を備えた空気調和機であって、
前記室外機の周辺における外気温度に対応した温度として空気調和機の制御に用いられる制御温度を記憶する記憶手段と、
前記筐体内に設けられた温度センサと、
前記温度センサにより検出された温度を前記外気温度に近付くように前記圧縮機の入力電流値を用いて補正する補正手段と、
前記記憶手段に記憶された制御温度と前記補正手段により補正された補正温度とが異なる場合に、前記制御温度と前記補正温度との温度差より小さい温度だけ前記補正温度に近付くように前記制御温度を更新する更新手段と、
前記筐体内に収容された電装品箱の冷却用フィン近傍に設けられたフィン温度センサとを備え、
前記補正手段は、前記フィン温度センサにより検出された温度を用いて、前記温度センサにより検出された温度を前記外気温度に近付くように補正することを特徴とする空気調和機。 - 前記記憶手段は、空気調和機の運転開始時に、前記温度センサにより検出された温度を前記制御温度の初期値として記憶することを特徴とする請求項5に記載の空気調和機。
- 前記更新手段は、前記補正温度に所定温度だけ近付くように前記制御温度を更新することを特徴とする請求項5または6に記載の空気調和機。
- 前記更新手段は、所定時間おきに、前記補正温度に近付くように前記制御温度を更新するものであって、
前記所定温度は、前記所定時間にともなって変更されることを特徴とする請求項7に記載の空気調和機。 - 前記更新手段は、前記制御温度が前記補正温度と一致するまで、前記制御温度の更新を繰り返すことを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項に記載の空気調和機。
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