JP5131432B2 - モータ用制御装置 - Google Patents

モータ用制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5131432B2
JP5131432B2 JP2007029764A JP2007029764A JP5131432B2 JP 5131432 B2 JP5131432 B2 JP 5131432B2 JP 2007029764 A JP2007029764 A JP 2007029764A JP 2007029764 A JP2007029764 A JP 2007029764A JP 5131432 B2 JP5131432 B2 JP 5131432B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
axis
voltage
current
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007029764A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008199712A (ja
Inventor
武史 上田
寛 須増
茂樹 長瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2007029764A priority Critical patent/JP5131432B2/ja
Priority to US12/012,432 priority patent/US7737648B2/en
Priority to EP08002309.6A priority patent/EP1959556B1/en
Publication of JP2008199712A publication Critical patent/JP2008199712A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5131432B2 publication Critical patent/JP5131432B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P21/00Arrangements or methods for the control of electric machines by vector control, e.g. by control of field orientation
    • H02P21/04Arrangements or methods for the control of electric machines by vector control, e.g. by control of field orientation specially adapted for very low speeds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0457Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
    • B62D5/046Controlling the motor
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P21/00Arrangements or methods for the control of electric machines by vector control, e.g. by control of field orientation
    • H02P21/22Current control, e.g. using a current control loop

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

本発明は、例えば電動パワーステアリング装置において操舵補助力を発生するために用いられるモータの出力を制御するのに適したモータ用制御装置に関する。
モータへの電力供給ラインに配置されるMOS−FET等のスイッチング素子を備えるモータ用制御装置においては、モータの目標出力に対応する電流指令値を求め、その電流指令値に基づきモータへの目標印加電圧値を演算し、その目標印加電圧値に対応するデューティ比のPWM制御信号を形成し、そのPWM制御信号によりインバータ回路を構成するスイッチング素子を開閉することで、そのモータの出力を制御している(特許文献1参照)。
特開2001−268980号公報
モータ用制御装置においては、モータの目標出力と実出力の偏差を低減することが要求される。しかし、その偏差を十分に低減できないために所望の特性を得ることができないという問題がある。特に、モータの出力をオープンループ制御する場合、その問題は顕著になる。本発明は、そのような問題を解決することのできるモータ用制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、モータへの電力供給ラインに配置されるスイッチング素子を制御信号により開閉することで、前記モータの出力を制御するモータ用制御装置であって、前記モータの目標出力に対応する電流指令値を求める電流指令値決定部と、前記電流指令値に対応する前記モータへの目標印加電圧値の演算部と、前記スイッチング素子の開閉により生じる電力損失に対応する予め求めた等価抵抗に対応する値と、前記スイッチング素子に流れる電流の値と、前記スイッチング素子に印加される電圧の値との間の関係を記憶する記憶部と、前記スイッチング素子に流れる電流の値として、前記モータの電機子を構成する3相コイルそれぞれに流れる電流の値であるU相電流値、V相電流値およびW相電流値を求める電流決定部と、前記スイッチング素子に印加される電圧の値を求める電圧決定部と、前記モータのロータの回転位置を求める回転位置決定部と、前記回転位置に基づいて前記ロータの角速度を演算する演算部と、前記ロータの有する界磁の磁束方向に沿う軸をd軸、前記d軸と前記ロータの回転軸とに直交する軸をq軸として、前記U相電流値、V相電流値、W相電流値および前記回転位置に基づいて、d軸電流値とq軸電流値を演算する相電流座標変換部と、前記目標印加電圧値に、前記等価抵抗に対応する値と前記スイッチング素子に流れる電流の値から定まる電圧降下値を加えることで電圧指令値を求める演算部と、前記電圧指令値に応じて前記制御信号を生成する信号生成部とを備える。
本発明は、スイッチング素子の開閉により生じる電力損失が、モータの目標出力と実出力の偏差の原因の一つであることに着目したことに基づく。すなわち図6は、スイッチング素子のON、OFFの動作タイミングとスイッチング素子の電力損失と時間との関係を例示している。従来、そのようなスイッチング素子の開閉により生じる過渡的な電力損失は、モータへの印加電圧に対応する電圧指令値を求める際に何ら考慮されていなかった。そのため、その電力損失によりモータへの印加電圧が降下し、モータの目標出力と実出力の偏差が生じていた。
これに対し本発明によれば、スイッチング素子の開閉により生じる電力損失に対応する等価抵抗に対応する値を予め求めて記憶し、その等価抵抗に対応する値とスイッチング素子に流れる電流の値から定まる電圧降下値を目標印加電圧値に加えることで電圧指令値を求め、その電圧指令値に応じた制御信号によりモータの出力を制御している。これにより、スイッチング素子の開閉により生じる電力損失に基づく電圧降下を補償し、モータの目標出力と実出力の偏差を低減できる。
また、スイッチング素子の開閉により生じる電力損失は、スイッチング素子に流れる電流の値とスイッチング素子に印加される電圧の値に応じて変化することから、電圧指令値を求める際に用いる等価抵抗に対応する値を、その電流の値と電圧の値に対応する値とすることで、モータの目標出力と実出力の偏差をより低減できる。
さらに本発明においては、前記モータの出力として3相ブラシレスモータの出力が、前記スイッチング素子により構成されるインバータ回路を介してオープンループ制御され、前記電流指令値決定部は、前記モータの目標出力に基づいて前記電流指令値としてd軸電流指令値とq軸電流指令値を求めるdq軸電流指令値演算部を有し、前記電圧決定部は、前記スイッチング素子に印加される実際の電圧値を検出する電圧検出器を有し、前記記憶部に、d軸電流値と前記スイッチング素子に印加される電圧値とd軸等価抵抗値との間の関係、及び、q軸電流値と前記スイッチング素子に印加される電圧値とq軸等価抵抗値との間の関係が記憶され、前記電圧検出器により検出される実際の電圧値と前記相電流座標変換部により求められる前記d軸電流値と前記q軸電流値に基づき、前記記憶部から前記d軸等価抵抗値と前記q軸等価抵抗値が読み出され、前記目標印加電圧値として、以下の式(1)、(2)から、d軸目標印加電圧値Vd とq軸目標印加電圧値Vq が求められ、
d =(R+PLd )・Id * −ω・Lq ・Iq * …(1)
q =(R+PLq )・Iq * −ω・Ld ・Id * +ω・Φ…(2)
前記電圧降下値として、以下の式(3)、(4)から、d軸電圧降下値δVd とq軸電圧降下値δVq が求められ、
δVd =Rd ・Id …(3)
δVq =Rq ・Iq …(4)
前記電圧指令値として、以下の式(5)、(6)から、d軸電圧指令値Vd * とq軸電圧指令値Vq * が求められる。
d * =Vd +δVd …(5)
q * =Vq +δVq …(6)
式(1)〜(6)において、Rd 前記記憶部から読み出されたd軸等価抵抗値、Rq 前記記憶部から読み出されたq軸等価抵抗値、Id はd軸電流値、Iq はq軸電流値、Rは予め求められた前記3相コイルの抵抗、Pは微分演算子、Ld は予め求められた前記3相コイルのd軸自己インダクタンス、Lq は予め求められた前記3相コイルのq軸自己インダクタンス、Id * はd軸電流指令値、Iq * はq軸電流指令値、ωは前記ロータの角速度、Φは予め求められた前記3相コイルの鎖交磁束数の最大値の(3/2)1/2 である。
これにより、インバータ回路を介してオープンループ制御される3相ブラシレスモータの目標出力と実出力の偏差を低減できる。
本発明のモータ用制御装置によれば、モータの目標出力と実出力の偏差を低減し、モータ性能を十分に発揮できる。
図1に示す本発明の実施形態の車両用ラックピニオン式電動パワーステアリング装置101は、操舵により回転するステアリングシャフト103と、ステアリングシャフト103に設けられるピニオン103aと、ピニオン103aに噛み合うラック104と、操舵補助力発生用の三相ブラシレスモータ1と、モータ1の出力をラック104に伝達するネジ機構110とを備える。ラック104の両端は車輪(図示省略)に連結される。操舵によるピニオン103aの回転により、ラック104が車両幅方向に沿い移動し、このラック104の移動により舵角が変化する。
モータ1は、ラック104を覆うハウジング108に固定されるステータ1aと、ハウジング108によりベアリング108a、108bを介して回転可能に支持される筒状ロータ1bと、ロータ1bに設けられる界磁としてのマグネット1cとを有する。ステータ1aは、モータ1の電機子捲線を構成するU相コイル、V相コイルおよびW相コイルを有する。ロータ1bはラック104を囲む。ロータ1bの回転位置を求める回転位置決定部がレゾルバ2により構成され、レゾルバ2はステータ側の基準位置に対するロータ1bの回転角を回転位置として出力する。
ネジ機構110は、ラック104の外周に一体的に形成されたボールスクリューシャフト110aと、ボールスクリューシャフト110aにボールを介してねじ合わされるボールナット110bとを有する。ボールナット110bはロータ1bに連結されている。これにより、モータ1がボールナット110bを回転させることで、ラック104の長手方向に沿う操舵補助力が付与される。モータ1は制御装置10に接続される。
図2は実施形態の制御装置10の機能ブロック図である。制御装置10に、レゾルバ2、ステアリングシャフト103により伝達される操舵トルクを検出するトルクセンサ7、車速を検出する車速センサ8が接続される。制御装置10は、電流決定部11、信号処理部12、および駆動部13を有する。駆動部13は、モータ1への電力供給ラインに配置されるスイッチング素子として一対のU相用MOS−FET13u1、13u2、一対のV相用MOS−FET13v1、13v2、および一対のW相用MOS−FET13w1、13w2を有する。FET13u1、13u2、13v1、13v2、13w1、13w2はインバータ回路を構成し、PWM制御信号により開閉されることでモータ10の出力がインバータ回路を介してオープンループ制御される。
電流決定部11は、FET13u1、13u2、13v1、13v2、13w1、13w2に流れる実際の電流の値として、3相コイルそれぞれに流れる電流の値であるU相電流値Iu 、V相電流値Iv およびW相電流値Iw を求める。本実施形態の電流決定部11は、電流検出器11u、11v、11wと、電流検出器11u、11v、11wによる電流検出信号をAD変換するAD変換器11u′、11v′、11w′を有する。各電流検出器11u、11v、11wは電流検出用抵抗ρと検出回路δを有する。各電流検出用抵抗ρは各下アームFET13u2、FET13v2、FET13w2と接地端との間に配置される。各検出回路δは電流検出信号を出力するために電流検出用抵抗ρを流れる電流を増幅する。
なお、電流決定部11の構成は、FET13u1、13u2、13v1、13v2、13w1、13w2に流れる電流の値を求めることができれば特に限定されない。例えば、電流検出器を上アームFET13u1、13v1、13w1それぞれの上流位置や、上アームFET13u1、13v1、13w1と下アームFET13u2、FET13v2、FET13w2との間に配置してもよい。また、3つの電流検出器11u、11v、11wを設けるのに代えて、図2におけるα位置またはβ位置に配置される単一の電流検出用抵抗を有する電流検出器を用い、その電流検出器による検出電流とFET13u1、13u2、13v1、13v2、13w1、13w2の開閉タイミングとから各相電流値Iu 、Iv 、Iw を演算により求めるようにしてもよい。あるいは、3相の中の1相あるいは二相の相電流値を電流検出器により求め、残りの相電流値を演算により求めてもよい。
信号処理部12は、制御プログラムを記憶するコンピュータにより構成され、基本目標電流演算部15、dq軸電流指令値演算部50、相電流座標変換部51、dq軸電圧指令値演算部52、電圧決定部53、電圧座標変換部54、記憶部55、三相のコイルそれぞれに対応するPWM(パルス幅変調)制御部18u、18v、18wを有する。記憶部55は、制御プログラムを記憶する記憶装置の一部により構成してもよいし、その記憶装置とは別の記憶装置により構成してもよい。
基本目標電流演算部15において、トルクセンサ7により検知される操舵トルクと、車速センサ8により検出される車速に基づいて、モータ1の目標出力に対応する基本目標電流値I* が演算される。基本目標電流値I* の演算は公知の方法で行うことができ、例えば、操舵トルクの大きさが大きく、車速が小さい程に基本目標電流値I* は大きくされる。なお、基本目標電流値I* の求め方は特に限定されず、任意の方法で求めればよい。
基本目標電流演算部15において演算された基本目標電流値I* はdq軸電流指令値演算部50に入力される。dq軸電流指令値演算部50は、基本目標電流値I* に基づいて電流指令値としてd軸電流指令値Id * とq軸電流指令値Iq * を求める。すなわち、ロータ1bの有する界磁(マグネット1c)の磁束方向に沿う軸をd軸、d軸とロータ1bの回転軸とに直交する軸をq軸として、dq座標においてd軸方向の磁界を生成するためのd軸電流指令値Id * と、q軸方向の磁界を生成するためのq軸電流指令値Iq * が演算される。q軸電流指令値Iq * がモータ1の目標出力トルクに対応するものとされる。dq軸電流指令値演算部50における演算は公知の演算式を用いて行うことができる。これにより、本実施形態では基本目標電流演算部15とdq軸電流指令値演算部50が、モータ1の目標出力に対応する電流指令値を求める電流指令値決定部として機能する。なお、電流指令値決定部の構成は、モータ1の目標出力に対応する電流指令値を求めるものであれば特に限定されず、例えば電流指令値として一定の値を設定するものでもよい。
相電流座標変換部51は、電流決定部11により求められた相電流値Iu 、Iv 、Iw とレゾルバ2により検出されたロータ1bの回転位置とに基づいて、d軸電流値Id とq軸電流値Iq を演算する。相電流座標変換部51における演算は公知の演算式を用いて行うことができる。
電圧決定部53は、FET13u1、13u2、13v1、13v2、13w1、13w2に印加される実際の電圧の値VE を求める。本実施形態の電圧決定部53は、図2におけるE1、E2で示すインバータ回路の接続点間の電圧値VE を検出し、検出値に対応する信号を出力する公知の電圧検出器により構成できる。
記憶部55は、FET13u1、13u2、13v1、13v2、13w1、13w2の開閉により生じる電力損失に対応する予め求めた等価抵抗値を記憶する。本実施形態においては、その等価抵抗値として、FET13u1、13u2、13v1、13v2、13w1、13w2に流れる実際の電流の値とFET13u1、13u2、13v1、13v2、13w1、13w2に印加される実際の電圧の値に対応する値であるd軸等価抵抗値Rd とq軸等価抵抗値Rq が記憶される。図3は、FETに流れる電流の値と、FETに印加される電圧の値VE と、等価抵抗値との間の関係の一例を示し、このような関係に対応する値が記憶される。すなわち、相電流座標変換部51により求められるd軸電流値Id と電圧決定部53により求められる電圧値VE とd軸等価抵抗値Rd との間の関係が予め求められてテーブルや演算式等の形式で記憶され、また、相電流座標変換部51により求められるq軸電流値Iq と電圧決定部53により求められる電圧値VE とq軸等価抵抗値Rq との間の関係が予め求められてテーブルや演算式等の形式で記憶される。
また、上記式(1)、(2)における3相コイルの抵抗R、d軸自己インダクタンスLd 、q軸自己インダクタンスLq 、鎖交磁束数の最大値の(3/2)1/2 の値Φが予め求められ、記憶部55に記憶される。
dq軸電圧指令値演算部52は、電流指令値と式(1)、(2)で表される関係とから定まる目標印加電圧値に、上記等価抵抗値とFET13u1、13u2、13v1、13v2、13w1、13w2に流れる電流の値から定まる電圧降下値を加えることで電圧指令値を求める。すなわちdq軸電圧指令値演算部52は、dq軸電流指令値演算部50により求められたd軸電流指令値Id * およびq軸電流指令値Iq * と式(1)、(2)から、目標印加電圧値であるd軸目標印加電圧値Vd およびq軸目標印加電圧値Vq を求め、これにより電流指令値に対応するモータ1への目標印加電圧値の演算部として機能する。また、dq軸電圧指令値演算部52は、相電流座標変換部51により求められるd軸電流値Id とq軸電流値Iq と上記式(3)、(4)から電圧降下値としてd軸電圧降下値δVd とq軸電圧降下値δVq を求め、上記式(5)、(6)から電圧指令値としてd軸電圧指令値Vd * とq軸電圧指令値Vq * を求める。この際、dq軸電圧指令値演算部52は、レゾルバ2から時系列に入力されるロータ1bの回転位置に基づいて、ロータ1bの角速度ωを演算する演算部として機能し、また、d軸等価抵抗値Rd とq軸等価抵抗値Rq を、電圧決定部53により求められる電圧値VE と相電流座標変換部51により求められるd軸電流値Id とq軸電流値Iq に基づき、記憶部55から読み出す。
本実施形態においては、電圧座標変換部54とPWM制御部18u、18v、18wが、電圧指令値であるd軸電圧指令値Vd * とq軸電圧指令値Vq * に応じて、FET13u1、13u2、13v1、13v2、13w1、13w2を開閉するPWM制御信号を生成する信号生成部として機能する。
すなわち、電圧座標変換部54において、d軸電圧指令値Vd * 、q軸電圧指令値Vq * およびレゾルバ2により検出されたロータ1bの回転位置に基づいて、U相電圧指令値Vu * 、V相電圧指令値Vv * およびW相電圧指令値Vw * が演算される。電圧座標変換部54における演算は公知の演算式を用いて行うことができる。
PWM制御部18u、18v、18wはそれぞれ、各相電圧指令値Vu * 、Vv * 、Vw * に対応するデューティ比を有するパルス信号であるPWM制御信号を生成する。バッテリEによりモータ1の各相のコイルに印加される電圧が電圧指令値Vu * 、Vv * 、Vw * になるように、駆動部13の各FET13u1、13u2、13v1、13v2、13w1、13w2がPWM制御信号により開閉される。すなわち、インバータ回路におけるU相の上アームFET13u1のゲートに入力されるPWM制御信号と下アームFET13u2のゲートに入力されるPWM制御信号は、一方がハイパルスである時は他方がローパルスとされ、一方の立ち下がり時と他方の立ち上がり時との間にデッドタイムが設定される。V相、W相においても同様である。これにより、モータの3相コイルに目標出力に応じた電圧が印加され、モータが駆動される。
図4のフローチャートは、実施形態の制御装置10によるモータ1の制御手順を示す。まず、レゾルバ2、トルクセンサ7、車速センサ8、電流検出器11u、11v、11w、電圧決定部53による検出値を読み込み(ステップS1)、検出された操舵トルクと車速に基づき基本目標電流値I* を演算する(ステップS2)。その目標電流値I* に対応するd軸電流指令値Id * とq軸電流指令値Iq * を演算し(ステップS3)、検出された相電流値Iu 、Iv 、Iw とロータ1bの回転位置に対応するd軸電流値Id およびq軸電流値Iq を演算し(ステップS4)、時系列に求められるロータ1bの回転位置に基づいてロータ1bの角速度ωを演算する(ステップS5)。その演算されたd軸電流値Id 、q軸電流値Iq および検出された電圧値VE に対応するd軸等価抵抗値Rd とq軸等価抵抗値Rq を記憶部55から読み出す(ステップS6)。次に、演算されたd軸電流指令値Id * 、q軸電流指令値Iq * 、d軸電流値Id 、q軸電流値Iq 、角速度ω、読み出したd軸等価抵抗値Rd 、q軸等価抵抗値Rq 、および式(1)〜(6)で表される関係から、d軸電圧指令値Vd * とq軸電圧指令値Vq * を演算する(ステップS7)。その演算されたd軸電圧指令値Vd * とq軸電圧指令値Vq * に対応するU相電圧指令値Vu * 、V相電圧指令値Vv * およびW相電圧指令値Vw * を演算する(ステップS8)。演算された各相電圧指令値Vu * 、Vv * 、Vw * に対応するPWM制御信号を生成し、そのPWM制御によりFET13u1、13u2、13v1、13v2、13w1、13w2を開閉することでモータ1を駆動し(ステップS9)、制御を終了するか否かを例えばイグニッションスイッチのオン・オフにより判断し(ステップS10)、終了しない場合はステップS1に戻る。
上記実施形態によれば、FET13u1、13u2、13v1、13v2、13w1、13w2の開閉により生じる電力損失に対応するd軸等価抵抗値Rd とq軸等価抵抗値Rq を予め求めて記憶し、そのd軸等価抵抗値Rd とd軸電流値Id から定まるd軸電圧降下値δVd をd軸目標印加電圧値Vd に加えることでd軸電圧指令値Vd * を求め、そのq軸等価抵抗値Rq とq軸電流値Iq から定まるq軸電圧降下値δVq をq軸目標印加電圧値Vq に加えることでq軸電圧指令値Vq * を求め、その電圧指令値Vd * 、Vq * に応じた制御信号によりモータ1の出力を制御している。よって、FET13u1、13u2、13v1、13v2、13w1、13w2の開閉により生じる電力損失に基づく電圧降下を補償し、インバータ回路を介してオープンループ制御される3相ブラシレスモータ1の目標出力と実出力の偏差を低減できる。さらに、電圧指令値Vd * 、Vq * を求める際に用いる等価抵抗値Rd 、Rq をFET13u1、13u2、13v1、13v2、13w1、13w2に流れる電流の値とFET13u1、13u2、13v1、13v2、13w1、13w2に印加される電圧の値に対応する値とすることで、モータ1の目標出力と実出力の偏差をより低減できる。よって、モータ1の性能を十分に発揮し、電動パワーステアリング装置の性能を向上できる。図5はモータ1の角速度と出力トルクの関係であって、目標印加電圧値Vd 、Vq に電圧降下値δVd 、δVq を加える上記実施形態の場合の関係は実線で表され、目標印加電圧値Vd 、Vq に電圧降下値δVd 、δVq を加えない従来例の場合の関係は破線で表され、上記実施形態によれば従来例に比べ出力トルクの低下を防止できることが確認できる。
本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、本発明の制御装置により制御されるモータの用途は特に限定されない。また、モータの相数や種類も限定されず、ブラシ式モータにも本発明を適用できる
本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の部分破断正面図 本発明の実施形態に係るモータ用制御装置の構成説明図 FETに流れる電流の値と、FETに印加される電圧の値VE と、等価抵抗値との間の関係の一例を示す図 本発明の実施形態に係るモータ用制御装置による制御手順を示すフローチャート 本発明の実施形態に係るモータ用制御装置と従来例に係るモータ用制御装置それぞれにより制御されたモータの角速度と出力トルクの関係を示す図 スイッチング素子のON、OFFの動作タイミングとスイッチング素子の電力損失と時間との関係を例示する図
符号の説明
1…3相ブラシレスモータ、1b…ロータ、10…制御装置、11…電流決定部、13u1、13u2、13v1、13v2、13w1、13w2…FET(スイッチング素子)、15…基本目標電流演算部(電流指令値決定部)、18u、18v、18w…PWM制御部(信号生成部)、50…dq軸電流指令値演算部(電流指令値決定部、電圧指令値の演算部)、51…相電流座標変換部、52…dq軸電圧指令値演算部(目標印加電圧値の演算部、角速度の演算部)、53…電圧決定部、54…電圧座標変換部(信号生成部)、55…記憶部、56…降下電圧演算部(目標印加電圧値の演算部

Claims (1)

  1. モータへの電力供給ラインに配置されるスイッチング素子を制御信号により開閉することで、前記モータの出力を制御するモータ用制御装置であって、
    前記モータの目標出力に対応する電流指令値を求める電流指令値決定部と、
    前記電流指令値に対応する前記モータへの目標印加電圧値の演算部と、
    前記スイッチング素子の開閉により生じる電力損失に対応する予め求めた等価抵抗に対応する値と、前記スイッチング素子に流れる電流の値と、前記スイッチング素子に印加される電圧の値との間の関係を記憶する記憶部と、
    前記スイッチング素子に流れる電流の値として、前記モータの電機子を構成する3相コイルそれぞれに流れる電流の値であるU相電流値、V相電流値およびW相電流値を求める電流決定部と、
    前記スイッチング素子に印加される電圧の値を求める電圧決定部と、
    前記モータのロータの回転位置を求める回転位置決定部と、
    前記回転位置に基づいて前記ロータの角速度を演算する演算部と、
    前記ロータの有する界磁の磁束方向に沿う軸をd軸、前記d軸と前記ロータの回転軸とに直交する軸をq軸として、前記U相電流値、V相電流値、W相電流値および前記回転位置に基づいて、d軸電流値とq軸電流値を演算する相電流座標変換部と、
    前記目標印加電圧値に、前記等価抵抗に対応する値と前記スイッチング素子に流れる電流の値から定まる電圧降下値を加えることで電圧指令値を求める演算部と、
    前記電圧指令値に応じて前記制御信号を生成する信号生成部とを備え
    前記モータの出力として3相ブラシレスモータの出力が、前記スイッチング素子により構成されるインバータ回路を介してオープンループ制御され、
    前記電流指令値決定部は、前記モータの目標出力に基づいて前記電流指令値としてd軸電流指令値とq軸電流指令値を求めるdq軸電流指令値演算部を有し、
    前記電圧決定部は、前記スイッチング素子に印加される実際の電圧値を検出する電圧検出器を有し、
    前記記憶部に、d軸電流値と前記スイッチング素子に印加される電圧値とd軸等価抵抗値との間の関係、及び、q軸電流値と前記スイッチング素子に印加される電圧値とq軸等価抵抗値との間の関係が記憶され、
    前記電圧検出器により検出される実際の電圧値と前記相電流座標変換部により求められる前記d軸電流値と前記q軸電流値に基づき、前記記憶部から前記d軸等価抵抗値と前記q軸等価抵抗値が読み出され、
    前記目標印加電圧値として、以下の式(1)、(2)から、d軸目標印加電圧値V d とq軸目標印加電圧値V q が求められ、
    d =(R+PL d )・I d * −ω・L q ・I q * …(1)
    q =(R+PL q )・I q * −ω・L d ・I d * +ω・Φ…(2)
    前記電圧降下値として、以下の式(3)、(4)から、d軸電圧降下値δV d とq軸電圧降下値δV q が求められ、
    δV d =R d ・I d …(3)
    δV q =R q ・I q …(4)
    前記電圧指令値として、以下の式(5)、(6)から、d軸電圧指令値V d * とq軸電圧指令値V q * が求められ、
    d * =V d +δV d …(5)
    q * =V q +δV q …(6)
    式(1)〜(6)において、R d は前記記憶部から読み出されたd軸等価抵抗値、R q は前記記憶部から読み出されたq軸等価抵抗値、I d はd軸電流値、I q はq軸電流値、Rは予め求められた前記3相コイルの抵抗、Pは微分演算子、L d は予め求められた前記3相コイルのd軸自己インダクタンス、L q は予め求められた前記3相コイルのq軸自己インダクタンス、I d * はd軸電流指令値、I q * はq軸電流指令値、ωは前記ロータの角速度、Φは予め求められた前記3相コイルの鎖交磁束数の最大値の(3/2) 1/2 であるモータ用制御装置。
JP2007029764A 2007-02-08 2007-02-08 モータ用制御装置 Expired - Fee Related JP5131432B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007029764A JP5131432B2 (ja) 2007-02-08 2007-02-08 モータ用制御装置
US12/012,432 US7737648B2 (en) 2007-02-08 2008-02-01 Motor controller
EP08002309.6A EP1959556B1 (en) 2007-02-08 2008-02-07 Motor Controller

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007029764A JP5131432B2 (ja) 2007-02-08 2007-02-08 モータ用制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008199712A JP2008199712A (ja) 2008-08-28
JP5131432B2 true JP5131432B2 (ja) 2013-01-30

Family

ID=39580268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007029764A Expired - Fee Related JP5131432B2 (ja) 2007-02-08 2007-02-08 モータ用制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7737648B2 (ja)
EP (1) EP1959556B1 (ja)
JP (1) JP5131432B2 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4697017B2 (ja) * 2006-04-14 2011-06-08 株式会社デンソー 多相回転電機の制御装置
JP5453729B2 (ja) * 2008-04-14 2014-03-26 株式会社ジェイテクト モータ制御装置および電動パワーステアリング装置
JP5428325B2 (ja) 2008-08-25 2014-02-26 株式会社ジェイテクト モータ制御装置および電動パワーステアリング装置
US7909132B2 (en) * 2008-09-19 2011-03-22 Trw Automotive U.S. Llc Apparatus for use in turning steerable vehicle wheels
JP5396948B2 (ja) 2009-03-17 2014-01-22 株式会社ジェイテクト モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置
JP2010284030A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Jtekt Corp モータ制御装置および電動パワーステアリング装置
JP5402336B2 (ja) 2009-07-10 2014-01-29 株式会社ジェイテクト モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置
US8264192B2 (en) 2009-08-10 2012-09-11 Emerson Climate Technologies, Inc. Controller and method for transitioning between control angles
CN102025312B (zh) * 2009-09-16 2014-01-29 株式会社东芝 马达控制元件及电气设备
CN103192868B (zh) * 2012-01-06 2015-09-30 联创汽车电子有限公司 汽车电动助力转向系统
US9634593B2 (en) * 2012-04-26 2017-04-25 Emerson Climate Technologies, Inc. System and method for permanent magnet motor control
JP5962983B2 (ja) * 2012-08-30 2016-08-03 日立工機株式会社 電動工具
CN103532461B (zh) * 2013-10-21 2015-11-18 南车株洲电力机车研究所有限公司 一种用于平稳控制永磁同步电机低速小转矩状态切换的装置
JP5858207B1 (ja) * 2014-05-29 2016-02-10 日本精工株式会社 電動パワーステアリング装置
US9917540B2 (en) 2015-11-10 2018-03-13 Stmicroelectrics S.R.L. Mutual inductance voltage offset compensation for brushless DC sensorless motors
US10668941B2 (en) * 2016-07-20 2020-06-02 Nsk Ltd. Electric power steering apparatus
CN109649186B (zh) * 2018-12-10 2022-03-29 无锡华宸控制技术有限公司 直流功率估算方法、装置和电子设备
DE102019129885B4 (de) * 2019-11-06 2022-08-25 Webasto SE Dachmodul mit Dachhaut und Umfeldsensor
US11777403B2 (en) * 2020-10-05 2023-10-03 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation Control device for power conversion device

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3714843B2 (ja) 2000-03-21 2005-11-09 光洋精工株式会社 電動パワーステアリング装置および電動ポンプ式パワーステアリング装置
JP4803413B2 (ja) * 2001-09-06 2011-10-26 株式会社安川電機 交流電動機のインバータ装置
JP2004064948A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Meidensha Corp Pmモータの制御システム
JP4661197B2 (ja) * 2004-12-09 2011-03-30 富士電機システムズ株式会社 電圧形インバータの制御方法
JP4402600B2 (ja) * 2005-01-13 2010-01-20 株式会社日立製作所 同期電動機の駆動システム及び同期電動機の駆動方法
WO2007061890A2 (en) * 2005-11-17 2007-05-31 Calypso Medical Technologies, Inc. Apparatus and methods for using an electromagnetic transponder in orthopedic procedures

Also Published As

Publication number Publication date
EP1959556B1 (en) 2016-01-13
EP1959556A2 (en) 2008-08-20
JP2008199712A (ja) 2008-08-28
EP1959556A3 (en) 2013-06-26
US7737648B2 (en) 2010-06-15
US20080290826A1 (en) 2008-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5131432B2 (ja) モータ用制御装置
JP5228578B2 (ja) モータ制御装置および電動パワーステアリング装置
JP5058554B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5453714B2 (ja) モータ制御装置および電動パワーステアリング装置
WO2015022718A1 (ja) モータ制御装置、これを使用した電動パワーステアリング装置および車両
CN104052344B (zh) 旋转电机控制装置和电动助力转向设备
JP3674919B2 (ja) 電動パワーステアリング装置とその制御方法
WO2009087991A1 (ja) モータ制御装置および電動パワーステアリング装置
WO2009123107A1 (ja) モータ制御装置および電動パワーステアリング装置
JP4816919B2 (ja) ブラシレスモータ用制御装置
JP4603340B2 (ja) モータ制御装置、および操舵装置
JP2007215306A (ja) モータ用制御装置
JP5136839B2 (ja) モータ制御装置
JP5406226B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2008099394A (ja) モータ制御装置および電動パワーステアリング装置
US7504786B2 (en) Motor controller
JP5719177B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2006256542A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5083494B2 (ja) モータ用制御装置
JP2007244192A (ja) モータ用制御装置
JP4835845B2 (ja) ブラシレスモータ用制御装置
JP2010252484A (ja) モータ制御装置および電動パワーステアリング装置
JP2005001574A (ja) 電動パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121010

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121023

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5131432

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees