JP4986927B2 - 医薬 - Google Patents

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本発明は、新規な医薬に関する。
今日まで、種々のオキサゾール化合物が開発されている。このようなオキサゾール化合物は、特許文献1、特許文献2等に記載されている。しかしながら、これらの特許文献には、本発明のオキサゾール化合物は全く開示されていない。
従来、ホスホジエステラーゼ4(PDE4)に対して特異的な阻害作用を有する化合物については、幾つか報告されている。しかしながら、公知のPDE4阻害剤では、嘔吐誘引作用や悪心作用等の副作用を併発するという問題点があったり、或いは十分なPDE4阻害作用を発揮できない欠点があった。そのため、公知のPDE4阻害剤では、現在までに臨床上治療薬として適用されるには至っていないのが現状である。
WO 03/072102 WO 98/15274
本発明は、上記従来技術の問題点を解決したPDE4阻害作用を有する化合物を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特異性が高く、強いPDE4阻害作用を有している新規な構造を有するオキサゾール化合物を合成することに成功した。また、本発明者らは、該オキサゾール化合物が、そのPDE4阻害作用に基づいて、PDE介在性疾患、特にアトピー性皮膚炎の予防及び/又は治療効果を奏し得ることを見出した。更に、本発明者らは、これら化合物は経皮投与した際の血中移行性が低く,全身性副作用を軽減できることを見出した。
本発明者らは、更に、上記オキサゾール化合物が、腫瘍壊死因子−α(TNF−α)産生抑制作用を発揮し得ることを見出した。
自己免疫疾患、アレルギー疾患等の慢性炎症疾患においては、免疫担当細胞が産生するサイトカイン類が重要な炎症惹起性メディエーターとして知られており、これらサイトカイン類のなかでもTNF−αが重要な役割を果たしていると考えられている。従って、本発明のオキサゾール化合物は、TNF−α介在性疾患の治療に極めて有効である。
本発明は、かかる知見に基づいて、更に検討を重ねることにより完成したものである。
即ち、本発明は、下記の項1〜10に記載の医薬、項11に記載の医薬組成物及び項12に記載の医薬組成物の製造方法を提供する。
項1. 一般式(1)
Figure 0004986927
[式中、Rは、アリール基を示す。該アリール基上には、下記(1-1)〜(1-11)からなる
群から選ばれた少なくとも1種の置換基が1個以上置換していてもよい。
(1-1) ヒドロキシ基;
(1-2) ハロゲン置換又は未置換の低級アルコキシ基;
(1-3) 低級アルケニルオキシ基;
(1-4) 低級アルキニルオキシ基;
(1-5) シクロC3−8アルキル低級アルコキシ基;
(1-6) シクロC3−8アルキルオキシ基;
(1-7) シクロC3−8アルケニルオキシ基;
(1-8) ジヒドロインデニルオキシ基;
(1-9) ヒドロキシ低級アルコキシ基;
(1-10) オキシラニル低級アルコキシ基;及び
(1-11) 保護されたヒドロキシ基;
は、アリール基又は窒素原子含有複素環基を示す。該アリール基及び複素環基上には、下記(2-1)〜(2-10)からなる群から選ばれた少なくとも1種の置換基が1個以上置換し
ていてもよい。
(2-1) ヒドロキシ基;
(2-2) ハロゲン置換又は未置換の低級アルコキシ基;
(2-3) ハロゲン置換又は未置換の低級アルキル基;
(2-4) 低級アルケニルオキシ基;
(2-5) ハロゲン原子;
(2-6) 低級アルカノイル基;
(2-7) 低級アルキルチオ基;
(2-8) 低級アルキルスルホニル基;
(2-9) オキソ基;及び
(2-10) 低級アルコキシ低級アルコキシ基;
Wは、下記式(i)又は式(ii)で表される二価の基を示す。
式(i) −Y−A
式(ii) −Y−C(=O)−
ここで、Aは、低級アルケニレン基、又はヒドロキシ基及び低級アルコキシカルボニル基からなる群から選ばれた少なくとも1種の置換基を1個以上有していてもよい低級アルキレン基を示す。
は、直接結合、−C(=O)−、−C(=O)−N(R)−、−N(R)−C(=O)−、−S(O)−NH−又は−S(O)−を示す。
及びRは、各々水素原子又は低級アルキル基を示す。m及びnは、各々0〜2の整数を示す。
は、ピペラジンジイル基、或いは下記式(iii)又は式(iv)で表される二価の基を示す

式(iii) −C(=O)−A−N(R)−
式(iv) −A−N(R)−
及びAは、各々低級アルキレン基を示す。
及びRは、各々水素原子又は低級アルキル基を示す。]
で表されるオキサゾール化合物又はその塩からなる医薬。
項2. オキサゾール化合物は、Rが、フェニル基上に、下記(1-2)、(1-3)、(1-4)及び(1-5)からなる群から選ばれた少なくとも1種の置換基を1〜3個有するフェニル基を示し、
(1-2) ハロゲン置換又は未置換の低級アルコキシ基;
(1-3) 低級アルケニルオキシ基;
(1-4) 低級アルキニルオキシ基;及び
(1-5) シクロC3−8アルキル低級アルコキシ基;
が、フェニル基又はピリジル基(フェニル基及びピリジル基上には、下記(2-2)、(2-3)、(2-4)及び(2-5)からなる群から選ばれた少なくとも1種の置換基が1〜3個置換していてもよい。)を示し、
(2-2) ハロゲン置換又は未置換の低級アルコキシ基;
(2-3) ハロゲン置換又は未置換の低級アルキル基;
(2-4) 低級アルケニルオキシ基;及び
(2-5) ハロゲン原子;
Wが、下記式(i)で表される二価の基を示し、
式(i) −Y−A
ここで、Aは、低級アルキレン基を示し、Yは、−C(=O)−又は−C(=O)−N(R)−を示し、Rは、水素原子を示す一般式(1)のオキサゾール化合物である、
項1に記載の医薬。
項3. オキサゾール化合物は、Rが、フェニル基上に、下記(1-2)、(1-3)、(1-4)及び(1-5)からなる群から選ばれた少なくとも1種の置換基を2個有するフェニル基を示し、
(1-2) ハロゲン置換又は未置換の低級アルコキシ基;
(1-3) 低級アルケニルオキシ基;
(1-4) 低級アルキニルオキシ基;及び
(1-5) シクロC3−8アルキル低級アルコキシ基;
が、フェニル基又はピリジル基(フェニル基及びピリジル基上には、下記(2-2)、(2-3)、(2-4)及び(2-5)からなる群から選ばれた少なくとも1種の置換基が1〜2個置換していてもよい。)を示し、
(2-2) ハロゲン置換又は未置換の低級アルコキシ基;
(2-3) ハロゲン置換又は未置換の低級アルキル基;
(2-4) 低級アルケニルオキシ基;及び
(2-5) ハロゲン原子;
Wが、下記式(i)で表される二価の基を示し、
式(i) −Y−A
ここで、Aは、低級アルキレン基を示し、Yは、−C(=O)−又は−C(=O)−N(R)−を示し、Rは、水素原子を示す一般式(1)のオキサゾール化合物である、
項2に記載の医薬。
項4. オキサゾール化合物は、Rが、フェニル環上に2個の低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個のシクロC3−8アルキル低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個のハロゲン置換低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個の低級アルケニルオキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個のハロゲン置換低級アルコキシ基及び1個のシクロC3−8アルキル低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個のハロゲン置換低級アルコキシ基及び1個の低級アルケニルオキシ基が置換したフェニル基又はフェニル環上に2個のハロゲン置換低級アルコキシ基が置換したフェニル基を示し、
が、低級アルコキシフェニル基、低級アルケニルオキシフェニル基、ハロゲン置換低級アルコキシフェニル基、低級アルキルピリジル基又はフェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個のハロゲン原子が置換したフェニル基を示し、
Wが、下記式(i)で表される二価の基を示し、
式(i) −Y−A
ここで、Aは、C1−4アルキレン基を示し、Yは、−C(=O)−又は−C(=O)−N(R)−を示し、Rは、水素原子を示す一般式(1)のオキサゾール化合物である、
項3に記載の医薬。
項5. オキサゾール化合物は、Rが、フェニル環上に2個の低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個のシクロC3−8アルキル低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個のハロゲン置換低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個の低級アルケニルオキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個のハロゲン置換低級アルコキシ基及び1個のシクロC3−8アルキル低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個のハロゲン置換低級アルコキシ基及び1個の低級アルケニルオキシ基が置換したフェニル基又はフェニル環上に2個のハロゲン置換低級アルコキシ基が置換したフェニル基を示し、
が、低級アルコキシフェニル基、低級アルケニルオキシフェニル基、ハロゲン置換低級アルコキシフェニル基、低級アルキルピリジル基又はフェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個のハロゲン原子が置換したフェニル基を示し、
Wが、下記式(i)で表される二価の基を示し、
式(i) −Y−A
ここで、Aは、C1−4アルキレン基を示し、Yは、−C(=O)−を示す一般式(1)のオキサゾール化合物である、
項4に記載の医薬
項6. オキサゾール化合物は、Rが、フェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個のハロゲン置換低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個のハロゲン置換低級アルコキシ基及び1個のシクロC3−8アルキル低級アルコキシ基が置換したフェニル基又はフェニル環上に1個のハロゲン置換低級アルコキシ基及び1個の低級アルケニルオキシ基が置換したフェニル基を示し、
が、低級アルコキシフェニル基又は低級アルキルピリジル基を示し、
Wが、下記式(i)で表される二価の基を示し、
式(i) −Y−A
ここで、Aは、C1−4アルキレン基を示し、Yは、−C(=O)−N(R)−を示し、Rは、水素原子を示す一般式(1)のオキサゾール化合物である、
項4に記載の医薬。
項7. オキサゾール化合物は、
N-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-イソブトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミド、
N-[2-(3-シクロブチルメトキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミド、
N-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-イソブトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミド、
N-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-エトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2−エトキシベンズアミド、
N-[2-(3-アリルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミド、
N-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-イソプロポキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミド、
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミド、又は
N-[2-(3-ブテニルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミド
である、
項6に記載の医薬。
項8. ホスホジエステラーゼ4介在性及び/又は腫瘍壊死因子−α介在性疾患を治療又は予防するための項1〜7のいずれかに記載の医薬。
項9. アトピー性皮膚炎を治療又は予防するための項8に記載の医薬。
項10. 項1〜7のいずれかに記載のオキサゾール化合物又はその塩を有効成分とするホスホジエステラーゼ4阻害剤及び/又は腫瘍壊死因子−α産生抑制剤。
項11. 有効成分として項1〜7のいずれかに記載のオキサゾール化合物又はその塩及び薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
項12. 有効成分として項1〜7のいずれかに記載のオキサゾール化合物又はその塩及び薬学的に許容される担体を含む医薬組成物の製造方法。
上記一般式(1)において、Rはフェニル基が好ましい。Rのフェニル基上には、(1-2)ハロゲン置換又は未置換の低級アルコキシ基、(1-3)低級アルケニルオキシ基、(1-4)低級アルキニルオキシ基及び(1-5)シクロC3−8アルキル低級アルコキシ基からなる群から選ばれた基が好ましくは1〜3個、より好ましくは2個置換しているのがよい。
上記一般式(1)において、Rはフェニル基及びピリジル基が好ましい。Rのフェニル基及びピリジル基上には、(2-2)ハロゲン置換又は未置換の低級アルコキシ基、(2-3)
ハロゲン置換又は未置換の低級アルキル基、(2-4)低級アルケニルオキシ基及び(2-5)ハロゲン原子からなる群から選ばれた基が好ましくは1〜3個、より好ましくは1個置換しているのがよい。
上記一般式(1)において、Wは、下記式(i)−Y−A−で表される二価の基であ
るのが好ましい。Aは、低級アルキレン基が好ましい。Yは、−C(=O)−又は−C(=O)−N(R)−が好ましい。Rは、水素原子であるのが好ましい。
本発明のオキサゾール化合物のうち、下記一般式(1A)で表されるオキサゾール化合物又はその塩が好ましく、下記一般式(1B)で表されるオキサゾール化合物又はその塩がより好ましい。
一般式(1A):
Figure 0004986927
[式中、Rは、フェニル基上に、下記(1-2)、(1-3)、(1-4)及び(1-5)からなる群から選ばれた少なくとも1種の置換基を2個有するフェニル基を示す。
(1-2) ハロゲン置換又は未置換の低級アルコキシ基;
(1-3) 低級アルケニルオキシ基;
(1-4) 低級アルキニルオキシ基;及び
(1-5) シクロC3−8アルキル低級アルコキシ基;
は、フェニル基又はピリジル基を示す。フェニル基及びピリジル基上には、下記(2-2)、(2-3)、(2-4)及び(2-5)からなる群から選ばれた少なくとも1種の置換基が1個以上置換していてもよい。
(2-2) ハロゲン置換又は未置換の低級アルコキシ基;
(2-3) ハロゲン置換又は未置換の低級アルキル基;
(2-4) 低級アルケニルオキシ基;及び
(2-5) ハロゲン原子;
Wは、下記式(i)で表される二価の基を示す。
式(i) −Y−A
ここで、Aは、低級アルキレン基を示す。
は、−C(=O)−又は−C(=O)−N(R)−を示す。
は、水素原子を示す。]
一般式(1B):
Figure 0004986927
[式中、Rは、フェニル環上に2個の低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個のシクロC3−8アルキル低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個のハロゲン置換低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個の低級アルケニルオキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個のハロゲン置換低
級アルコキシ基及び1個のシクロC3−8アルキル低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個のハロゲン置換低級アルコキシ基及び1個の低級アルケニルオキシ基が置換したフェニル基又はフェニル環上に2個のハロゲン置換低級アルコキシ基が置換したフェニル基を示す。
は、低級アルコキシフェニル基、低級アルケニルオキシフェニル基、ハロゲン置換低級アルコキシフェニル基、低級アルキルピリジル基又はフェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個のハロゲン原子が置換したフェニル基を示す。
Wは、下記式(i)で表される二価の基を示す。
式(i) −Y−A
ここで、Aは、C1−4アルキレン基を示す。
は、−C(=O)−又は−C(=O)−N(R)−を示す。
は、水素原子を示す。]
以下、本発明を更に、詳細に説明する。
一般式(1)で表される化合物
一般式(1)において、Rは、アリール基を示す。該アリール基上には、(1-1)ヒド
ロキシ基、(1-2)ハロゲン置換又は未置換の低級アルコキシ基、(1-3)低級アルケニルオキシ基、(1-4)低級アルキニルオキシ基、(1-5)シクロC3−8アルキル低級アルコキシ基、(1-6)シクロC3−8アルキルオキシ基、(1-7)シクロC3−8アルケニルオキシ基、(1-8)ジヒドロインデニルオキシ基、(1-9)ヒドロキシ低級アルコキシ基、(1-10)オキシラニル低級アルコキシ基、及び(1-11)保護されたヒドロキシ基からなる群より選択された少なくとも1種の置換基が1〜3個、好ましくは2個置換していてもよい。
一般式(1)において、Rは、アリール基又は窒素原子含有複素環基を示す。該アリール基及び複素環基上には、(2-1)ヒドロキシ基、(2-2)ハロゲン置換又は未置換の低級アルコキシ基、(2-3)ハロゲン置換又は未置換の低級アルキル基、(2-4)低級アルケニルオキシ基、(2-5)ハロゲン原子、(2-6)低級アルカノイル基、(2-7)低級アルキルチオ基、(2-8)低級アルキルスルホニル基、(2-9)オキソ基、及び(2-10)低級アルコキシ低級アルコキシ
基からなる群より選択された少なくとも1種の置換基が1〜3個、好ましくは1個置換していてもよい。
一般式(1)において、Wは、下記式(i)又は式(ii)で表される二価の基を示す。
式(i) −Y−A
式(ii) −Y−C(=O)−
ここで、Aは、低級アルケニレン基、又はヒドロキシ基及び低級アルコキシカルボニル基からなる群から選ばれた少なくとも1種の置換基を1〜3個、好ましくは1個有していてもよい低級アルキレン基を示す。
は、直接結合、−C(=O)−、−C(=O)−N(R)−、−N(R)−C(=O)−、−S(O)−NH−又は−S(O)−を示す。
及びRは、各々水素原子又は低級アルキル基を示す。m及びnは、各々0〜2の整数を示す。
は、ピペラジンジイル基、或いは下記式(iii)又は式(iv)で表される二価の基を示す
式(iii) −C(=O)−A−N(R)−
式(iv) −A−N(R)−
及びAは、各々低級アルキレン基を示す。
及びRは、各々水素原子又は低級アルキル基を示す。
アリール基としては、フェニル、ナフチル基等を挙げることができる。
ハロゲン原子としては、例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等が挙げられる。
低級アルキル基とは、炭素原子が1ないし6から構成される直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基であって、例えばメチル、エチル、n−プロピル,イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、sec−ブチル、1−エチルプロピル、n−ペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、イソヘキシル、3−メチルペンチル基等を挙げることができる。
ハロゲン置換もしくは未置換の低級アルキル基とは、上記定義された炭素原子が1ないし6から構成される直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基及びハロゲン原子が1〜7個置換した前記アルキル基である。その例としては、例えば、メチル、エチル、n−プロピル,イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、sec−ブチル、1−エチルプロピル、n−ペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、イソヘキシル、3−メチルペンチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、ブロモメチル、ジブロモメチル、ジクロロフルオロメチル、2−フルオロエチル、2,2−ジフルオロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、ペンタフルオロエチル、2−クロロエチル、3,3,3−トリフルオロプロピル、ヘプタフルオロプロピル、ヘプタフルオロイソプロピル、3−クロロプロピル、2−クロロプロピル、3−ブロモプロピル、4,4,4−トリフルオロブチル、4,4,4,3,3−ペンタフルオロブチル、4−クロロブチル、4−ブロモブチル、2−クロロブチル、5,5,5−トリフルオロペンチル、5−クロロペンチル、6,6,6−トリフルオロへキシル、6−クロロヘキシル基等を挙げることができる。
低級アルケニルオキシ基とは、二重結合を1〜3個有する炭素数2〜6の直鎖又は分枝鎖状アルケニル基と酸素原子で構成される基である。低級アルケニルオキシ基は、トランス体及びシス体の両者を包含する。より具体的には、ビニルオキシ、1−プロペニルオキシ、2−プロペニルオキシ、1−メチル−1−プロペニルオキシ、2−メチル−1−プロペニルオキシ、2−メチル−2−プロペニルオキシ、2−プロペニルオキシ、2−ブテニルオキシ、1−ブテニルオキシ、3−ブテニルオキシ、2−ペンテニルオキシ、1−ペンテニルオキシ、3−ペンテニルオキシ、4−ペンテニルオキシ、1,3−ブタジエニルオキシ、1,3−ペンタジエニルオキシ、2−ペンテン−4−イルオキシ、3−メチル−2−ブテニルオキシ、2−ヘキセニルオキシ、1−ヘキセニルオキシ、5−へキセニルオキシ、3−ヘキセニルオキシ、4−へキセニルオキシ、3,3−ジメチル−1−プロペニルオキシ、2−エチル−1−プロペニルオキシ、1,3,5−ヘキサトリエニルオキシ、1,3−ヘキサジエニルオキシ、1,4−ヘキサジエニルオキシ基等が含まれる。
低級アルキニルオキシ基としては、三重結合を1〜3個有する炭素数2〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキニル基と酸素原子で構成される基を挙げることができる。より具体的には、エチニルオキシ、2−プロピニルオキシ、2−ブチニルオキシ、3−ブチニルオキシ、1−メチル−2−プロピニルオキシ、2−ペンチニルオキシ、2−ヘキシニルオキシ基等が含まれる。
シクロC3−8アルキル基としては、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル等が挙げられる。
低級アルコキシ基としては、好ましくは炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ基を挙げることができる。具体的には、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポ
キシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、tert−ブトキシ、sec−ブトキシ、1−エチルプロポキシ、n−ペントキシ、ネオペントキシ、n−ヘキシルオキシ、イソヘキシルオキシ、3−メチルペントキシ基等が含まれる。
シクロC3−8アルキル低級アルコキシ基としては、前記例示のシクロC3−8アルキル基を1〜3個、好ましくは1個有する、前記例示の低級アルコキシ基を挙げることができる。より具体的には、シクロプロピルメトキシ、シクロブチルメトキシ、シクロヘキシルメトキシ、2−シクロプロピルエトキシ、1−シクロブチルエトキシ、シクロペンチルメトキシ、3−シクロペンチルプロポキシ、4−シクロヘキシルブトキシ、5−シクロヘプチルペントキシ、6−シクロオクチルヘキシルオキシ、1,1−ジメチル−2−シクロヘキシルエトキシ、2−メチル−3−シクロプロピルプロポキシ基等が含まれる。
シクロC3−8アルキルオキシ基としては、例えば、シクロプロピルオキシ、シクロブチルオキシ、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキシ、シクロヘプチルオキシ、シクロオクチルオキシ基等を挙げることができる。
シクロC3−8アルケニルオキシ基としては、例えば、シクロプロペニルオキシ、シクロブテニルオキシ、シクロペンテニルオキシ、シクロヘキセニルオキシ、シクロヘプテニルオキシ、シクロオクテニルオキシ基等を挙げることができる。
ジヒドロインデニルオキシ基としては、例えば、2,3−ジヒドロインデン−1−イルオキシ、2,3−ジヒドロインデン−2−イルオキシ基等が挙げられる。
ヒドロキシ低級アルコキシ基としては、ヒドロキシ基を1〜5個、好ましくは1〜3個有する低級アルコキシ基(好ましくは炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ基)を挙げることができる。より具体的には、ヒドロキシメチルオキシ、2−ヒドロキシエチルオキシ、1−ヒドロキシエチルオキシ、3−ヒドロキシプロピルオキシ、2,3−ジヒドロキシプロピルオキシ、4−ヒドロキシブチルオキシ、3,4−ジヒドロキシブチルオキシ、1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチルオキシ、5−ヒドロキシペンチルオキシ、6−ヒドロキシヘキシルオキシ、3,3−ジメチル−3−ヒドロキシプロピルオキシ、2−メチル−3−ヒドロキシプロピルオキシ、2,3,4−トリヒドロキシブチルオキシ、ペルヒドロキシヘキシルオキシ基等が含まれる。
オキシラニル低級アルコキシ基としては、例えばオキシラニルメトキシ、2−オキシラニルエトキシ、1−オキシラニルエトキシ、3−オキシラニルプロポキシ、4−オキシラニルブトキシ、5−オキシラニルペンチルオキシ、6−オキシラニルヘキシルオキシ、1,1−ジメチル−2−オキシラニルエトキシ、2−メチル−3−オキシラニルプロポキシ基等のオキシラニル基を1〜2個有する炭素数が1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ基を挙げることができる。
保護されたヒドロキシ基の保護基としては、例えば低級アルカノイル基等のアシル基、1個以上の適当な置換基を有していてもよいフェニル(低級)アルキル(例えばベンジル、フェネチル、3−フェニルプロピル、4−メトキシベンジル、トリチル等)、トリ置換シリル[例えばトリ(低級)アルキルシリル(例えばトリメチルシリル、t−ブチルジメチルシリル等)等]、テトラヒドロピラニル基等が挙げられる。
窒素原子含有複素環基としては、例えばピロリジニル、イミダゾリジニル、ピペリジル、ヘキサヒドロピリミジニル、ピペラジニル、オクタヒドロイソインドリル、アゼパニル、アゾカニル、ピロリル、ジヒドロピロリル、イミダゾリル、ジヒドロイミダゾリル、トリアゾリル、ジヒドロトリアゾリル、ピラゾリル、ピリジル又はそのN−酸化物、ジヒド
ロピリジル、ピリミジニル、ジヒドロピリミジニル、ピラジニル、ジヒドロピラジニル、ピリダジニル、テトラゾリル、インドリル、イソインドリル、インドリニル、イソインドリニル、ヘキサヒドロイソインドリニル、ベンゾイミダゾリル、キノリル、イソキノリル、インダゾリル、キナゾリニル、ジヒドロキナゾリニル、ベンゾトリアゾリル、カルバゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリジニル、イソオキサゾリジニル、モルホリニルベンゾオキサゾリル、ジヒドロベンゾオキサゾリル、ベンゾオキサジニル、ジヒドロベンゾオキサジニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾオキサジアゾリル、チアゾリル、ジヒドロチアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、ジヒドロチアジニル、チアゾリジニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチアジアゾリル基等が挙げられる。
ハロゲン置換もしくは未置換の低級アルコキシ基とは、炭素原子が1ないし6から構成される直鎖状又は分岐鎖状のアルコキシ基及びハロゲン原子が1〜7個置換した前記アルコキシ基であって、例えば、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、tert−ブトキシ、sec−ブトキシ、1−エチルプロポキシ、n−ペントキシ、ネオペントキシ、n−ヘキシルオキシ、イソヘキシルオキシ、3−メチルペントキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、クロロメトキシ、ジクロロメトキシ、トリクロロメトキシ、ブロモメトキシ、ジブロモメトキシ、ジクロロフルオロメトキシ、2−フルオロエトキシ、2,2−ジフルオロエトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、ペンタフルオロエトキシ、2−クロロエトキシ、3,3,3−トリフルオロプロポキシ、ヘプタフルオロプロポキシ、ヘプタフルオロイソプロポキシ、3−クロロプロポキシ、2−クロロプロポキシ、3−ブロモプロポキシ、4,4,4−トリフルオロブトキシ、4,4,4,3,3−ペンタフルオロブトキシ、4−クロロブトキシ、4−ブロモブトキシ、2−クロロブトキシ、5,5,5−トリフルオロペントキシ、5−クロロペントキシ、6,6,6−トリフルオロへキシルオキシ、6−クロロヘキシルオキシ基等を挙げることができる。
低級アルカノイル基としては、例えばホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、ペンタノイル、tert−ブチルカルボニル、ヘキサノイル基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルカノイル基が挙げられる。
低級アルキルチオ基としては、例えばメチルチオ、エチルチオ、n−プロピルチオ、イソプロピルチオ、n−ブチルチオ、tert−ブチルチオ、n−ペンチルチオ、n−ヘキシルチオ基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキルチオ基を挙げることができる。
低級アルキルスルホニル基としては、好ましくは炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキルスルホニル基を挙げることができる。より具体的には、メチルスルホニル、エチルスルホニル、n−プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、n−ブチルスルホニル、イソブチルスルホニル、tert−ブチルスルホニル、sec−ブチルスルホニル、n−ペンチルスルホニル、イソペンチルスルホニル、ネオペンチルスルホニル、n−ヘキシルスルホニル、イソヘキシルスルホニル、3−メチルペンチルスルホニル基等が含まれる。
低級アルケニレン基としては、例えばビニリデン、プロピニレン、ブテニレン基等の2重結合を1〜3個有する炭素数2〜6の直鎖又は分枝鎖状アルケニレン基を例示できる。
低級アルコキシカルボニル基としては、好ましくは炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシとカルボニル基とで構成される基を挙げることができる。具体的には、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n−プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、n−ブトキシカルボニル、イソブトキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニル、sec−ブトキシカルボニル、n−ペントキシカルボニル、ネオペントキシカルボニル
、n−ヘキシルオキシカルボニル、イソヘキシルオキシカルボニル、3−メチルペントキシカルボニル基等が含まれる。
低級アルキレン基としては、例えばエチレン、トリメチレン、2−メチルトリメチレン、2,2−ジメチルトリメチレン、1−メチルトリメチレン、メチルメチレン、エチルメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキレン基を挙げることができる。
低級アルコキシ低級アルコキシ基としては、2つのアルコキシ部分が各々炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ基であるアルコキシアルコキシ基を挙げることができ、具体的には、メトキシメトキシ、2−メトキシエトキシ、3−メトキシプロポキシ、4−メトキシブトキシ、5−メトキシペントキシ、6−メトキシヘキシルオキシ、エトキシメトキシ、2−エトキシエトキシ、n−プロポキシメトキシ、イソプロポキシメトキシ、n−ブトキシメトキシ等を例示できる。
1−4アルキレン基としては、例えばエチレン、トリメチレン、2−メチルトリメチレン、2,2−ジメチルトリメチレン、1−メチルトリメチレン、メチルメチレン、エチルメチレン、テトラメチレン基等の炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状アルキレン基を挙げることができる。
一般式(1)で表される化合物の製造方法
上記一般式(1)で表されるオキサゾール化合物は、種々の方法により製造され得るが、その一例を示せば、例えば下記反応式−1で示される方法により製造される。
Figure 0004986927
[式中、R、R及びWは一般式(1)におけるそれらと同じ。Xはハロゲン原子を示す。]
化合物(1)は、化合物(2)と化合物(3)とを反応させることにより製造される。
化合物(2)と化合物(3)との反応は、通常、適当な溶媒中で行われる。溶媒としては、反応を阻害しない溶媒であれば公知のものを広く使用できる。このような溶媒としては、例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル等の非プロトン性極性溶媒;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒;ベンゼン、トルエン、キシレン、テトラリン、流動パラフィン等の炭化水素系溶媒;メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、tert−ブタノール等のアルコール系溶媒;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジプロピルエーテル、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、ジグライム等のエーテル系溶媒;酢酸エチル、酢酸メチル等のエステル系溶媒;及びこれらの混合溶媒等が挙げられる。これらの溶媒は、水が含まれていてもよい。
化合物(2)及び化合物(3)の使用割合は、化合物(2)1モルに対して、化合物(3)を、通常0.5〜5モル、好ましくは0.5〜3モルとするのがよい。
化合物(2)と化合物(3)との反応は、通常−20〜200℃、好ましくは0〜150℃で、30分〜60時間、好ましくは1〜30時間攪拌を続けることにより行われる。
原料として用いられる化合物(3)は、入手が容易な公知化合物である。化合物(2)は、新規化合物を包含し、該化合物の製造方法については後述する通りである(反応式−9)。
一般式(1)で表されるオキサゾール化合物のうち、Wが−Y−A−で表される二価の基を示し、Yが−C(=O)−N(R)−を示す化合物(以下「化合物(1a)」という)は、例えば下記反応式−2に示す方法により製造される。
Figure 0004986927
[式中、R、R、R及びAは、一般式(1)におけるそれらと同じ。]
化合物(1a)は、化合物(4)又はカルボキシ基におけるその反応性誘導体及び化合物(5)又はアミノ基もしくはイミノ基におけるその反応性誘導体を反応させることにより製造される。
化合物(4)のカルボキシ基における好適な反応性誘導体としては、酸ハロゲン化物、酸無水物、活性化アミド、活性化エステル等が挙げられる。反応性誘導体の好適な例としては、酸塩化物;酸アジ化物;例えばジアルキルリン酸、フェニルリン酸、ジフェニルリン酸、ジベンジルリン酸、ハロゲン化リン酸等の置換されたリン酸、ジアルキル亜リン酸、亜硫酸、チオ硫酸、硫酸、例えばメタンスルホン酸等のスルホン酸、例えば酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、ピバリン酸、ペンタン酸、イソペンタン酸、2−エチル酪酸、トリクロロ酢酸等の脂肪族カルボン酸又は例えば安息香酸等の芳香族カルボン酸のような酸との混合酸無水物;対称酸無水物;イミダゾール、4−置換イミダゾール、ジメチルピラゾール、トリアゾール又はテトラゾールとの活性化アミド;又は例えば、シアノメチルエステル、メトキシメチルエステル、ジメチルイミノメチルエステル、ビニルエステル、プロパルギルエステル、p−ニトロフェニルエステル、2,4−ジニトロフェニルエステル、トリクロロフェニルエステル、ペンタクロロフェニルエステル、メシルフェニルエステル等の活性化エステル、又は例えばN,N−ジメチルヒドロキシルアミン、1−ヒドロキシ−2−(1H)−ピリドン、N−ヒドロキシスクシンイミド、N−ヒドロキシフタルイミド、1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール等のN−ヒドロキシ化合物とのエステル等が挙げられる。これらの反応性誘導体は使用すべき化合物(4)の種類に従ってそれらの中から任意に選択することができる。
上記反応において化合物(4)を遊離酸の形又はその塩の形で使用する場合には、縮合剤の存在下に反応を行うのが望ましい。縮合剤としては、この分野で公知のものを広く使用でき、例えば、N,N'−ジシクロヘキシルカルボジイミド;N−シクロヘキシル−N'−モルホリノエチルカルボジイミド;N−シクロヘキシル−N'−(4−ジエチルアミノ
シクロヘキシル)カルボジイミド;N,N'−ジエチルカルボジイミド;N,N'−ジイソプロピルカルボジイミド;N−エチル−N'−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジ
イミド又はその塩酸塩;N,N'−カルボニルビス(2−メチルイミダゾール);ペンタ
メチレンケテン−N−シクロヘキシルイミン;ジフェニルケテン−N−シクロヘキシルイミン;エトキシアセチレン、1−アルコキシ−1−クロロエチレン;亜リン酸トリアルキル;ポリリン酸エチル;ポリリン酸イソプロピル;オキシ塩化リン(塩化ホスホリル);三塩化リン;ホスホリルアジ化ジフェニル;塩化チオニル;塩化オキサリル;例えばクロロギ酸エチル、クロロギ酸イソプロピル等のハロギ酸低級アルキル;トリフェニルホスフィン;2−エチル−7−ヒドロキシベンズイソオキサゾリウム塩;2−エチル−5−(m−スルホフェニル)イソオキサゾリウムヒドロキシド分子内塩;ヘキサフルオロリン酸ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシ−トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム;1−(p−クロロベンゼンスルホニルオキシ)−6−クロロ−1H−ベンゾトリアゾール;N,N−ジメチルホルムアミドと塩化チオニル、ホスゲン、クロロギ酸トリクロロメチル、オキシ塩化リン等との反応によって調製したいわゆるビルスマイヤー試薬等が挙げられる。また、上記縮合剤の存在下、N−ヒドロキシスクシンイミド、N−ヒドロキシフタルイミド、1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール等の活性エステル化剤の共存下に反応を行うのがさらに望ましい。
化合物(5)のアミノ基もしくはイミノ基における好適な反応性誘導体としては、化合物(5)とアルデヒド、ケトン等のようなカルボニル化合物との反応によって生成するシッフの塩基型イミノ又はそのエナミン型互変異性体;化合物(5)とビス(トリメチルシリル)アセトアミド、モノ(トリメチルシリル)アセトアミド、ビス(トリメチルシリル)尿素等のようなシリル化合物との反応によって生成するシリル誘導体;化合物(5)と三塩化リン又はホスゲン等との反応によって生成する誘導体等が挙げられる。
本反応は、通常、反応に悪影響を及ぼさない慣用の溶媒中で行われる。溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、トリフルオロエタノール、エチレングリコール等のアルコール系溶媒;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジグライム等のエーテル系溶媒;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル系溶媒;アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒;n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、シクロヘキサン等の炭化水素系溶媒;塩化メチレン、塩化エチレン等のハロゲン化炭化水素系溶媒;又は他の有機溶媒、或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。
この反応は、塩基の存在下で行ってもよい。塩基としては、公知の無機塩基及び有機塩基を広く使用できる。無機塩基としては、例えば、アルカリ金属(例えば、ナトリウム、カリウム等)、炭酸水素アルカリ金属(例えば、炭酸水素リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等)、アルカリ金属水酸化物(例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム等)、炭酸アルカリ金属(例えば、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等)、アルカリ金属低級アルコキシド(例えば、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等)、アルカリ金属水素化物(例えば、水素化ナトリウム、水素化カリウム等)が挙げられる。有機塩基としては、例えば、トリアルキルアミン(例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N−エチルジイソプロピルアミン等)、ピリジン、キノリン、ピペリジン、イミダゾール、ピコリン、ジメチルアミノピリジン、ジメチルアニリン、N−メチルモルホリン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン(DBN)、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)等が挙げられる。また、これらの塩基が液状の場合、溶媒として兼用することができる。
これらの塩基は、1種単独で又は2種以上混合して使用される。
塩基の使用量は、化合物(4)1モルに対して、通常0.1〜10モル、好ましくは0.1〜3モルである。
上記反応式−1における化合物(4)と化合物(5)との使用割合は、通常後者1モルに対し、前者を少なくとも1モル、好ましくは1〜5モル程度である。
反応温度は特に限定されず、通常、冷却下、室温下及び加熱下のいずれでも反応が行われる。好ましくは、室温〜100℃の温度条件下に30分〜30時間、好ましくは30分〜5時間反応させるのがよい。
上記反応において、出発原料として用いられる化合物(4)は、入手が容易な公知の化合物である。化合物(5)は新規化合物を包含する。化合物(5)の製造方法については後述する(反応式−10)。
一般式(1)で表されるオキサゾール化合物のうち、Wが−Y−A−で表される二価の基を示し、Yが−C(=O)−を示し、Aが低級アルコキシカルボニル基を1個有する低級アルキレン基を示す化合物(以下「化合物(1b)」という)は、例えば下記反応式−3に示す方法により製造される。
Figure 0004986927
[式中、R及びRは、一般式(1)におけるそれらと同じ。R及びRは各々低級アルキル基を、A1aは、C1−5アルキレン基を示す。]
一般式(1b)における−COOR基は、一般式(1)においてAで定義される低級アルコキシカルボニル基と同じものである。Rで定義される低級アルキル基は、上述した低級アルキル基と同じものでよい。
1aで示されるC1−5アルキレン基としては、例えばエチレン、トリメチレン、2−メチルトリメチレン、2,2−ジメチルトリメチレン、1−メチルトリメチレン、メチルメチレン、エチルメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン基等の炭素数1〜5の直鎖又は分枝鎖状アルキレン基を挙げることができる。
化合物(1b)は、化合物(6)と化合物(7)とを反応させることにより製造される。
本反応は、通常、反応に悪影響を及ぼさない慣用の溶媒中で行われる。溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、トリフルオロエタノール、エチレングリコール等のアルコール系溶媒;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、ジグライム等のエーテル系溶媒;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル系溶媒;アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン等の非プロトン性極性溶媒;塩化メチレン、塩化エチレン等のハロゲン化炭化水
素系溶媒;又は他の有機溶媒、或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。
この反応は、通常、適当な塩基の存在下に行うことができる。塩基としては、公知の無機塩基及び有機塩基を広く使用できる。無機塩基としては、例えば、アルカリ金属(例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム等)、炭酸水素アルカリ金属(例えば、炭酸水素リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等)、アルカリ金属水酸化物(例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム等)、炭酸アルカリ金属(例えば、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等)、アルカリ金属低級アルコキシド(例えば、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキシド、ナトリウムtert−ブトキシド、ナトリウムtert−ペントキシド、等)、アルカリ金属水素化物(例えば、水素化ナトリウム、水素化カリウム等)等が挙げられる。有機塩基としては、例えば、トリアルキルアミン(例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N−エチルジイソプロピルアミン等)、ピリジン、キノリン、ピペリジン、イミダゾール、ピコリン、ジメチルアミノピリジン、ジメチルアニリン、N−メチルモルホリン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノン−5−エン(DBN)、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)等が挙げられる。また、これらの塩基が液状の場合、溶媒として兼用することができる。これらの塩基は、1種単独で又は2種以上混合して使用される。
塩基の使用量は、化合物(6)1モルに対して、通常0.5〜10モル、好ましくは0.5〜6モルである。
化合物(6)と化合物(7)との使用割合は、通常後者1モルに対し、前者を少なくとも1モル、好ましくは1〜5モル程度である。
反応温度は特に限定されず、通常、冷却下、室温下及び加熱下のいずれでも反応が行われる。好ましくは、室温〜150℃の温度条件下に30分〜60時間、好ましくは1〜30時間反応させるのがよい。
上記反応において、出発原料として用いられる化合物(6)は、入手が容易な公知の化合物である。化合物(7)は、新規化合物を包含する。化合物(7)の製造方法については後述する(反応式−11)。
一般式(1)で表されるオキサゾール化合物のうち、Wが−Y−A−で表される二価の基を示し、Aが低級アルキレン基を示す化合物(以下「化合物(1d)」という)は、対応するAが低級アルコキシカルボニル基を有する低級アルキレン基を示す化合物(以下「化合物(1c)」という)から、下記反応式−4に示す方法により製造される。
Figure 0004986927
[式中、R、R及びYは、一般式(1)におけるそれらと同じ。A1bは、低級アルコキシカルボニル基を有する低級アルキレン基を、A1cは低級アルキレン基をそれぞれ示す。]
化合物(1d)は、化合物(1c)を加水分解脱炭酸反応に付すことにより製造される。
本反応は、通常、反応に悪影響を及ぼさない慣用の溶媒中で行われる。溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、トリフルオロエタノール、エチレングリコール等のアルコール系溶媒;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、ジグライム等のエーテル系溶媒;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル系溶媒;アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン等の非プロトン性極性溶媒;塩化メチレン、塩化エチレン等のハロゲン化炭化水素系溶媒;又は他の有機溶媒、或いはこれらの混合溶媒を挙げることができる。
化合物(1c)の加水分解脱炭酸は、通常、酸性条件下で行われる。例えば、化合物(1c)を適当な溶媒に懸濁又は溶解した液に、酸を加え、0〜120℃で撹拌することにより行われる。
使用される酸としては、例えば、トリフルオロ酢酸、酢酸等の有機酸、塩酸、臭素酸、臭化水素酸、硫酸等の無機酸等を挙げることができる。これらの酸のうち、有機酸は、それ自身反応溶媒としても兼用できる。
酸の使用量は、化合物(1c)1モルに対して、通常0.5〜30モル、好ましくは0.5〜10モルである。
反応温度は、通常0〜120℃、好ましくは室温〜110℃である。反応時間は、通常30分〜24時間、好ましくは30分〜12時間、より好ましくは1〜8時間である。
一般式(1)で表されるオキサゾール化合物のうち、Rがフェニル基であり、フェニル環上に水酸基が置換した本発明化合物(以下「化合物(1f)」という)は、対応するRがフェニル基であり、フェニル環上に保護されたヒドロキシ基が置換した本発明化合物(以下「化合物(1e)」という)から、下記反応式−5に示す方法により製造される。
Figure 0004986927
[式中、R及びWは、一般式(1)におけるそれらと同じ。Rは保護されたヒドロキシ基を示す。R10は、一般式(1)においてRで定義されたアリール基上の置換基(1-2)、(1-3)、(1-4)、(1-5)、(1-6)、(1-7)、(1-8)、(1-9)又は(1-10)と同一の基を示す。mは1〜5を、qは0〜4をそれぞれ示す。m個のRは、同一であっても異なっていてもよい。q個のR10は、同一であっても異なっていてもよい。ただし、m+q≦5を満
足するものとする。]
化合物(1f)は、化合物(1e)をヒドロキシ保護基の脱離反応に付すことにより製造できる。
脱離反応には、加水分解、水素化分解等の慣用の方法を適用できる。
本反応は、通常、反応に悪影響を及ぼさない慣用の溶媒中で行われる。溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、トリフルオロエタノール、エチレングリコール等のアルコール系溶媒;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、ジグライム等のエーテル系溶媒;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル系溶媒;アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン等の非プロトン性極性溶媒;塩化メチレン、塩化エチレン等のハロゲン化炭化水素系溶媒;又は他の有機溶媒が挙げられる。
(i)加水分解:
加水分解は、塩基もしくは酸(ルイス酸を含む)の存在下で実施するのが好ましい。
塩基としては、公知の無機塩基及び有機塩基を広く使用できる。好適な無機塩基としては、例えばアルカリ金属(例えばナトリウム、カリウム等)、アルカリ土類金属(例えばマグネシウム、カルシウム等)、これらの水酸化物、炭酸塩又は炭酸水素塩等が挙げられる。好適な有機塩基としては、例えば、トリアルキルアミン(例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン等)、ピコリン、1,5−ジアザビシクロ[4,3,0]ノナ−5−エン等が挙げられる。
酸としては、公知の有機酸及び無機酸を広く使用できる。好適な有機酸としては、例えば、蟻酸、酢酸、プロピオン酸等の脂肪酸;トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸等のトリハロ酢酸等が挙げられる。好適な無機酸としては、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、塩化水素、臭化水素等が挙げられる。ルイス酸としては、例えば、三フッ化ホウ素エーテル錯体、三臭化ホウ素、塩化アルミニウム、塩化第二鉄等が挙げられる。
酸としてトリハロ酢酸又はルイス酸を用いる場合には、カチオン捕捉剤(例えばアニソール、フェノール等)の存在下で実施するのが好ましい。
塩基又は酸の使用量は、加水分解に必要な量である限り、特に制限されない。
反応温度は、通常0〜120℃、好ましくは室温〜100℃、より好ましくは室温〜80℃である。反応時間は、通常30分〜24時間、好ましくは30分〜12時間、より好ましくは1〜8時間である。
(ii)水素化分解:
水素化分解には、公知の水素化分解方法を広く適用できる。このような水素化分解方法としては、例えば、化学還元、接触還元等が挙げられる。
化学還元に使用される好適な還元剤は、水素化物(例えばヨウ化水素、硫化水素、水素化アルミニウムリチウム、水素化硼素ナトリウム、水素化シアノ硼素ナトリウム等)もしくは金属(例えば錫、亜鉛、鉄等)又は金属化合物(例えば塩化クロム、酢酸クロム等)と有機酸又は無機酸(例えば蟻酸、酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸、塩酸、臭化水素酸等)との組合せである。
接触還元に使用される好適な触媒は、白金触媒(例えば白金板、海綿状白金、白金黒、コロイド状白金、酸化白金、白金線等)、パラジウム触媒(例えば海綿状パラジウム、パラジウム黒、酸化パラジウム、パラジウム炭素、パラジウム/硫酸バリウム、パラジウム/炭酸バリウム等)、ニッケル触媒(例えば還元ニッケル、酸化ニッケル、ラネーニッケ
ル等)、コバルト触媒(例えば還元コバルト、ラネーコバルト等)、鉄触媒(例えば還元鉄等)等である。
なお、化学還元に使用される上記の酸が液状である場合には、それらを溶媒として兼用することもできる。
化学還元に用いられる還元剤及び接触還元に用いられる触媒の使用量は、特に制限がなく、通常の使用量でよい。
反応温度は、通常0〜120℃、好ましくは室温〜100℃、より好ましくは室温〜80℃である。反応時間は、通常30分〜24時間、好ましくは30分〜10時間、より好ましくは30分〜4時間である。
一般式(1)で表されるオキサゾール化合物のうち、Rがフェニル基であり、フェニル環上にR11O−基が置換した本発明化合物(以下「化合物(1g)」という)は、対応する化合物(1f)から、下記反応式−6に示す方法により製造される。
Figure 0004986927
[式中、R及びWは、一般式(1)におけるそれらと同じ。R10、m及びqは、前記に同じ。Xは、ハロゲン原子又はハロゲン原子と同様の置換反応を起こす基を、R11Oは、一般式(1)においてRで定義されたアリール基上の置換基(1-2)、(1-3)、(1-4)、(1-5)、(1-6)、(1-7)、(1-8)、(1-9)又は(1-10)と同一の基を示す。m個のR11Oは、同一であっても異なっていてもよい。]
化合物(8)において、Xで示されるハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子である。
で示されるハロゲン原子と同様の置換反応を起こす基としては、例えば、低級アルカンスルホニルオキシ基、アリールスルホニルオキシ基、アラルキルスルホニルオキシ基等が挙げられる。
低級アルカンスルホニルオキシ基としては、具体的には、メタンスルホニルオキシ、エタンスルホニルオキシ、イソプロパンスルホニルオキシ、n−プロパンスルホニルオキシ、n−ブタンスルホニルオキシ、tert−ブタンスルホニルオキシ、n−ペンタンスルホニルオキシ、n−ヘキサンスルホニルオキシ基等の炭素数が1〜6の直鎖又は分枝鎖状のアルカンスルホニルオキシ基等を例示できる。
アリールスルホニルオキシ基としては、例えば、フェニルスルホニルオキシ基、ナフチルスルホニルオキシ基等を挙げることができる。これらのフェニル環上には、例えば、炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基、炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ基、ニトロ基及びハロゲン原子なる群より選ばれた置換基を1〜3個有していてもよい。このようなアリールスルホニルオキシ基の具体例としては、フェニルスルホニルオキシ、4−メチルフェニルスルホニルオキシ、2−メチルフェニルスルホニルオキシ、4−ニト
ロフェニルスルホニルオキシ、4−メトキシフェニルスルホニルオキシ、2−ニトロフェニルスルホニルオキシ、3−クロロフェニルスルホニルオキシ等を例示できる。ナフチルスルホニルオキシ基の具体例としては、α−ナフチルスルホニルオキシ、β−ナフチルスルホニルオキシ基等を例示できる。
アラルキルスルホニルオキシ基としては、例えばフェニル環上に置換基として炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルキル基、炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ基、ニトロ基及びハロゲン原子なる群より選ばれた基を1〜3個有することのあるフェニル基が置換した炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状のアルキルスルホニルオキシ基、ナフチル基が置換した炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状のアルキルスルホニルオキシ基等を挙げることができる。上記フェニル基が置換したアルキルスルホニルオキシ基の具体例としては、ベンジルホニルオキシ、2−フェニルエチルスルホニルオキシ、4−フェニルブチルスルホニルオキシ、2−メチルベンジルスルホニルオキシ、4−メトキシベンジルスルホニルオキシ、4−ニトロベンジルスルホニルオキシ、3−クロロベンジルスルホニルオキシ等を例示できる。上記ナフチル基が置換したアルキルスルホニルオキシ基の具体例としては、α−ナフチルメチルスルホニルオキシ、β−ナフチルメチルスルホニルオキシ基等を例示できる。
化合物(1g)は、化合物(1f)と化合物(8)とを反応させるか、又は化合物(1f)と化合物(8')とを反応させることにより製造される。
化合物(1f)と化合物(8)との反応につき、説明する。
化合物(1f)と化合物(8)との反応は、通常、反応に悪影響を及ぼさない慣用の溶媒中で行われる。溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、トリフルオロエタノール、エチレングリコール等のアルコール系溶媒;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジグライム等のエーテル系溶媒;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル系溶媒;アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒;塩化メチレン、塩化エチレン等のハロゲン化炭化水素系溶媒;又は他の有機溶媒、或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。
化合物(1f)と化合物(8)との反応は、通常、塩基の存在下で行われる。塩基としては、公知の無機塩基及び有機塩基を使用できる。無機塩基としては、例えば、アルカリ金属(例えば、ナトリウム、カリウム等)、炭酸水素アルカリ金属(例えば、炭酸水素リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等)、アルカリ金属水酸化物(例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム等)、炭酸アルカリ金属(例えば、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等)、アルカリ金属低級アルコキシド(例えば、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等)、アルカリ金属水素化物(例えば、水素化ナトリウム、水素化カリウム等)等が挙げられる。有機塩基としては、トリアルキルアミン(例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N−エチルジイソプロピルアミン等)、ピリジン、キノリン、ピペリジン、イミダゾール、ピコリン、ジメチルアミノピリジン、ジメチルアニリン、N−メチルモルホリン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノン−5−エン(DBN)、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)等が挙げられる。また、これらの塩基が液状の場合、溶媒として兼用することができる。これらの塩基は、1種単独で又は2種以上混合して使用される。
塩基の使用量は、化合物(1f)1モルに対して、通常0.5〜10モル、好ましくは
0.5〜6モルである。
上記反応は、必要に応じて、反応促進剤として、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム等のヨウ化アルカリ金属を反応系内に添加して行うことができる。
化合物(1f)と化合物(8)との使用割合は、通常前者1モルに対し、後者を少なくとも1モル、好ましくは1〜5モル程度とすればよい。
反応温度は特に限定されず、通常、冷却下、室温下及び加熱下のいずれでも反応が行われる。好ましくは、室温付近の温度条件下に1〜30時間反応させるのがよい。
次に、化合物(1f)と化合物(8')との反応につき、説明する。
化合物(1f)と化合物(8')との反応は、通常、反応に悪影響を及ぼさない慣用の
溶媒中で行われる。溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、トリフルオロエタノール、エチレングリコール等のアルコール系溶媒;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジグライム等のエーテル系溶媒;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル系溶媒;アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素系溶媒;塩化メチレン、塩化エチレン等のハロゲン化炭化水素系溶媒;又は他の有機溶媒、或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。
この反応は、通常、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート、ジエチルアゾジカルボキシレート等のアゾジカルボン酸ジアルキルエステル類の存在下、トリフェニルホスフィン、トリ(n−ブチル)ホスフィン等のホスフィンリガンドの共存下で行われる。アゾジカルボン酸ジアルキルエステルの使用量は、一般式(1f)の化合物1モルに対して、通常0.5〜10モル、好ましくは0.5〜6モルである。ホスフィンリガンドの使用量は、一般式(1f)の化合物1モルに対して、通常0.5〜10モル、好ましくは0.5〜6モルである。
化合物(1f)と化合物(8')との反応は、場合により、適当な塩基の存在下に行う
ことができる。塩基としては、公知の無機塩基及び有機塩基を広く使用できる。無機塩基としては、例えば、アルカリ金属(例えば、ナトリウム、カリウム等)、炭酸水素アルカリ金属(例えば、炭酸水素リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等)、アルカリ金属水酸化物(例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム等)、炭酸アルカリ金属(例えば、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等)、アルカリ金属低級アルコキシド(例えば、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等)、アルカリ金属水素化物(例えば、水素化ナトリウム、水素化カリウム等)等が挙げられる。有機塩基としては、例えば、トリアルキルアミン(例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N−エチルジイソプロピルアミン等)、ピリジン、キノリン、ピペリジン、イミダゾール、ピコリン、ジメチルアミノピリジン、ジメチルアニリン、N−メチルモルホリン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン(DBN)、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)等が挙げられる。また、これらの塩基が液状の場合、溶媒として兼用することができる。これらの塩基は、1種単独で又は2種以上混合して使用される。
塩基の使用量は、一般式(1f)の化合物1モルに対して、通常0.5〜10モル、好ましくは0.5〜6モルである。
化合物(1f)と化合物(8')との使用割合は、通常前者1モルに対し、後者を少な
くとも1モル、好ましくは1〜5モル程度とすればよい。
反応温度は特に限定されず、通常、冷却下、室温下及び加熱下のいずれでも反応が行われる。好ましくは、室温付近の温度条件下に1〜30時間反応させるのがよい。
上記反応において、出発原料として用いられる化合物(8)及び(8')は、いずれも
入手が容易な公知の化合物である。
一般式(1)で表されるオキサゾール化合物のうち、Wが−Y−A−で表される二価の基を示し、Yが−C(=O)を示し、Aが低級アルケニレン基を示す化合物(以下「化合物(1h)」という)は、例えば下記反応式−7に示す方法により製造される。
Figure 0004986927
[式中、R及びRは、一般式(1)におけるそれらと同じ。A1dはC2−4アルケニル基、C1−4アルキレン基、又は直接結合を示す。]
ここで、C3−4アルケニル基及びC1−4アルキレン基は、共に、直鎖状及び分枝鎖状のいずれであってもよい。−CH=CH−A1d−が一般式(1)においてAで定義された低級アルケニレン基に該当する。
化合物(1h)は、化合物(9)と化合物(10)とを反応させることにより製造される。
本反応は、通常、反応に悪影響を及ぼさない慣用の溶媒中で行われる。溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、トリフルオロエタノール、エチレングリコール等のアルコール系溶媒;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、ジグライム等のエーテル系溶媒;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル系溶媒;アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン等の非プロトン性極性溶媒;塩化メチレン、塩化エチレン等のハロゲン化炭化水素系溶媒;又は他の有機溶媒、或いはこれらの混合溶媒等を挙げることができる。
この反応は、塩基の存在下で行ってもよい。塩基としては、公知の無機塩基及び有機塩基を広く使用できる。無機塩基としては、アルカリ金属(例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム等)、炭酸水素アルカリ金属(例えば、炭酸水素リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等)、アルカリ金属水酸化物(例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム等)、炭酸アルカリ金属(例えば、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等)、アルカリ金属低級アルコキシド(例えば、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキシド、ナトリウムtert−ブトキシド等)、アルカリ金属水素化物(例えば、水素化ナトリウム、水素化カリウム等)等が挙げられる。有機塩基としては、例えば、トリアルキルアミン(例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N−エチルジイソプロピルア
ミン等)、ピリジン、キノリン、ピペリジン、イミダゾール、ピコリン、ジメチルアミノピリジン、ジメチルアニリン、N−メチルモルホリン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン(DBN)、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)等が挙げられる。また、これらの塩基が液状の場合、溶媒として兼用することができる。これらの塩基は、1種単独で又は2種以上混合して使用される。
塩基の使用量は、化合物(9)1モルに対して、通常0.5〜10モル、好ましくは0.5〜6モルである。
化合物(9)と化合物(10)との使用割合は、通常前者1モルに対し、後者を少なくとも1モル、好ましくは1〜5モル程度とすればよい。
反応温度は特に限定されず、通常、冷却下、室温下及び加熱下のいずれでも反応が行われる。好ましくは、室温〜150℃の温度条件下に30分〜60時間、好ましくは1〜30時間反応させるのがよい。
上記反応において、出発原料として用いられる化合物(9)は、入手が容易な公知の化合物である。出発原料として用いられる化合物(10)は、下記反応式−12に示す方法により製造される。
一般式(1)で表されるオキサゾール化合物のうち、Wが−Y−A−で表される二価の基を示し、Aが低級アルキレン基を示す化合物(以下「化合物(1j)」という)は、Aが低級アルケニレン基を示す化合物(以下「化合物(1i)」という)から、下記反応式−8に示す方法により製造される。
Figure 0004986927
[式中、R及びRは、一般式(1)におけるそれらと同じ。Yは、前記に同じ。A1eは低級アルケニレン基、A1fは低級アルキレン基を示す。]
化合物(1j)は、化合物(1i)を水素化分解することにより製造される。
この反応は、前記反応式−5において化合物(1e)を水素化分解して化合物(1f)を得る反応と同様の反応条件下に行われる。従って、使用すべき試薬及び反応条件(例えば溶媒、反応温度等)については、反応式−5のところで記載した水素化分解のそれらと同じでよい。
Figure 0004986927
[式中、R及びWは、一般式(1)におけるそれらと同じ。Xは前記に同じ。]
化合物(11)のハロゲン化反応は、適当な溶媒中、ハロゲン化剤の存在下に行われる。ここで使用されるハロゲン化剤としては、例えば、臭素、塩素等のハロゲン分子、塩化ヨウ素、スルフリルクロリド、臭化第2銅等の銅化合物、N−ブロモコハク酸イミド、N−クロロコハク酸イミド等のN−ハロゲン化コハク酸イミド等が挙げられる。使用される溶媒としては、例えばジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、酢酸、プロピオン酸等の脂肪酸、二硫化炭素等が挙げられる。ハロゲン化剤は、化合物(11)1モルに対して、通常1〜10モル、好ましくは1〜5モル使用するのがよい。該反応は、通常0℃〜溶媒の沸点温度、好ましくは0〜100℃付近にて通常5分〜20時間程度にて終了する。
出発原料として用いられる化合物(5)のうち、Rが水素原子を示す化合物(以下、「化合物(5a)」という)は、下記反応式−10に示す方法により製造される。
Figure 0004986927
[式中、R及びAは、一般式(1)におけるそれと同じ。X及びXは、各々、前述のハロゲン原子又はハロゲン原子と同様の置換反応を起こす基を示す。Mはアルカリ金属を示す。]
Mで示されるアルカリ金属としてはナトリウム、カリウム等を例示できる。
化合物(14)は、化合物(12)と化合物(13)とを反応させることにより製造される。
化合物(12)と化合物(13)との反応は、通常、反応に悪影響を及ぼさない慣用の溶媒中で行われる。溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、トリフルオロエタノール、エチレングリコール等のアルコール系溶媒;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、ジグライム等のエーテル系溶媒;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル系溶媒;アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン等の非プロトン性極性溶媒;塩化メチレン、塩化エチレン等のハロゲン化炭化水素系溶媒;又は他の有機溶媒等が挙げられる。
化合物(12)と化合物(13)との使用割合は、通常前者1モルに対し、後者を少なくとも1モル、好ましくは1〜5モル程度とすればよい。化合物(12)と化合物(13)との反応は、通常室温〜200℃、好ましくは室温〜150℃で、30分〜60時間、好ましくは1〜30時間攪拌を続けることにより行われる。
化合物(16)は、化合物(15)と化合物(14)とを反応させることにより製造される。
化合物(15)と化合物(14)との反応は、通常、反応に悪影響を及ぼさない慣用の溶媒中で行われる。溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、トリフルオロエタノール、エチレングリコール等のアルコール系溶媒;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジグライム等のエーテル系溶媒;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル系溶媒;アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒;塩化メチレン、塩化エチレン等のハロゲン化炭化水素系溶媒;又は他の有機溶媒、或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。
化合物(15)と化合物(14)との反応は、必要に応じて、反応促進剤として、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム等のヨウ化アルカリ金属を反応系内に添加して行うことができる。
化合物(15)と化合物(14)との使用割合は、通常前者1モルに対し、後者を少なくとも1モル、好ましくは1〜5モル程度とすればよい。
化合物(15)と化合物(14)との反応温度は特に限定されず、通常、冷却下、室温下及び加熱下のいずれでも反応が行われる。好ましくは、室温〜100℃で1〜60時間、好ましくは1〜30時間反応させるのがよい。
化合物(15)と化合物(14)との反応において、化合物(15)に代えて、フタルイミドを用い、塩基の存在下に反応を行ってもよい。塩基としては、公知の無機塩基及び有機塩基を広く使用できる。無機塩基としては、例えば、アルカリ金属(例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム等)、炭酸水素アルカリ金属(例えば、炭酸水素リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等)、アルカリ金属水酸化物(例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム等)、炭酸アルカリ金属(例えば、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等)、アルカリ金属低級アルコキシド(例えば、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキシド、ナトリウムtert−ブトキシド等)、アルカリ金属水素化物(例えば、水素化ナトリウム、水素化カリウム等)等が挙げられる。有機塩基としては、例えば、トリアルキルアミン(例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N−エチルジイソプロピルアミン等)、ピリジン、キノリン、ピペリジン、イミダゾール、ピコリン、
ジメチルアミノピリジン、ジメチルアニリン、N−メチルモルホリン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン(DBN)、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)等が挙げられる。
塩基の使用量は、化合物(14)1モルに対して、通常0.5〜10モル、好ましくは0.5〜6モルである。
化合物(5a)は、化合物(16)と化合物(17)とを反応させることにより製造される。
化合物(16)と化合物(17)との反応は、通常、反応に悪影響を及ぼさない慣用の溶媒中で行われる。溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、トリフルオロエタノール、エチレングリコール等のアルコール系溶媒;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジグライム等のエーテル系溶媒;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル系溶媒;アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒;塩化メチレン、塩化エチレン等のハロゲン化炭化水素系溶媒;又は他の有機溶媒、或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。
化合物(16)と化合物(17)との使用割合は、通常前者1モルに対し、後者を少なくとも1モル、好ましくは1〜5モル程度とすればよい。
化合物(16)と化合物(17)との反応温度は特に限定されず、通常、冷却下、室温下及び加熱下のいずれでも反応が行われる。好ましくは、室温付近の温度条件下に1〜30時間反応させるのがよい。
Figure 0004986927
[式中、Rは、一般式(1)におけるそれと同じ。R及びA1aは、前記に同じ。Xは、前述のハロゲン原子又はハロゲン原子と同様の置換反応を起こす基を示す。R12は、低級アルキル基を示す。]
化合物(20)は、化合物(18)と化合物(19)とを反応させることにより製造される。
化合物(18)と化合物(19)との反応は、通常、反応に悪影響を及ぼさない慣用の溶媒中で行われる。溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、トリフルオロエタノール、エチレングリコール等のアルコール系溶媒;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、ジグライム等のエーテル系溶媒;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル系溶媒;アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン等の非プロトン性極性溶媒;塩化メチレン、塩化エチレン等のハロゲン化炭化水素系溶媒;又は他の有機溶媒、或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。
化合物(18)と化合物(19)との反応は、通常、適当な塩基の存在下に行うことができる。塩基としては、公知の無機塩基及び有機塩基を広く使用できる。無機塩基としては、例えば、アルカリ金属(例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム等)、炭酸水素アルカリ金属(例えば、炭酸水素リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等)、アルカリ金属水酸化物(例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム等)、炭酸アルカリ金属(例えば、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等)、アルカリ金属低級アルコキシド(例えば、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキシド、ナトリウムtert−ブトキシド等)、アルカリ金属水素化物(例えば、水素化ナトリウム、水素化カリウム等)等が挙げられる。有機塩基としては、例えば、トリアルキルアミン(例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N−エチルジイソプロピルアミン等)、ピリジン、キノリン、ピペリジン、イミダゾール、ピコリン、ジメチルアミノピリジン、ジメチルアニリン、N−メチルモルホリン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノン−5−エン(DBN)、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)等が挙げられる。また、これらの塩基が液状の場合、溶媒として兼用することができる。
これらの塩基は、1種単独で又は2種以上混合して使用される。
塩基の使用量は、化合物(18)1モルに対して、通常0.5〜10モル、好ましくは0.5〜6モルである。
上記反応式−11における化合物(18)と化合物(19)との使用割合は、通常前者1モルに対し、後者を少なくとも1モル、好ましくは1〜5モル程度とすればよい。
反応温度は特に限定されず、通常、冷却下、室温下及び加熱下のいずれでも反応が行われる。好ましくは、室温〜100℃の温度条件下に30分〜60時間、好ましくは1〜30時間反応させるのがよい。
化合物(7)は、化合物(20)を加水分解脱炭酸反応に付すことにより製造される。化合物(20)の加水分解脱炭酸反応は、後述の参考例48に示された方法又はこれと同様の方法で実施でき、また、上述の反応式−4に示された方法又はこれと同様の方法で実施できる。
Figure 0004986927
[式中、Rは、一般式(1)におけるそれと同じ。X及びA1dは、前記に同じ。]
化合物(10)は、化合物(21)を酸化反応に付すことにより製造される。この反応は後述の参考例64に示された方法又はこれと同様の方法で実施でき、本反応は、通常、反応に悪影響を及ぼさない慣用の溶媒中で行われる。溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、トリフルオロエタノール、エチレングリコール等のアルコール系溶媒;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジグライム等のエーテル系溶媒;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル系溶媒;アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒;塩化メチレン、塩化エチレン等のハロゲン化炭化水素系溶媒;又は他の有機溶媒、或いはこれらの混合溶媒等が挙げられる。
この反応は、通常、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチレンテトラミン、トリエチルアミン−N−オキシド等の酸化剤を使用して行われる。
この反応は、場合により、適当な塩基の存在下に行うことができる。塩基としては、公知の無機塩基及び有機塩基を広く使用できる。無機塩基としては、例えば、アルカリ金属(例えば、ナトリウム、カリウム等)、炭酸水素アルカリ金属(例えば、炭酸水素リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等)、アルカリ金属水酸化物(例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム等)、炭酸アルカリ金属(例えば、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等)、アルカリ金属低級アルコキシド(例えば、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等)、アルカリ金属水素化物(例えば、水素化ナトリウム、水素化カリウム等)等が挙げられる。有機塩基としては、例えば、トリアルキルアミン(例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N−エチルジイソプロピルアミン等)、ピリジン、キノリン、ピペリジン、イミダゾール、ピコリン、ジメチルアミノピリジン、ジメチルアニリン、N−メチルモルホリン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン(DBN)、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)等が挙げられる。また、これらの塩基が液状の場合、溶媒として兼用することができる。これらの塩基は、1種単独で又は2種以上混合して使用される。
酸化剤の使用量は、化合物(21)1モルに対して、通常0.5〜10モル、好ましくは0.5〜6モルである。
塩基の使用量は、化合物(21)1モルに対して、通常0.5〜10モル、好ましくは0.5〜6モルである。
上記反応は、必要に応じて、反応促進剤として、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム等のヨウ化アルカリ金属を反応系内に添加して行うことができる。
反応温度は特に限定されず、通常、冷却下、室温下及び加熱下のいずれでも反応が行われる。好ましくは、室温〜120℃で、30分〜30時間反応させるのがよい。
上記各反応式において用いられる原料化合物は、適当な塩であってもよく、また各反応で得られた目的化合物も適当な塩を形成していてもよい。
上記各反応式で得られた各々の目的化合物は、反応混合物を、例えば、冷却した後、濾過、濃縮、抽出等の単離操作によって粗反応生成物を分離し、カラムクロマトグラフィー、再結晶等の通常の精製操作によって、反応混合物から単離精製することができる。
化合物(1)の好適な塩は、薬理的に許容される塩であって、例えば、アルカリ金属塩(例えばナトリウム塩、カリウム塩等)、アルカリ土類金属塩(例えばカルシウム塩、マグネシウム塩等)等の金属塩、アンモニウム塩、炭酸アルカリ金属(例えば、炭酸リチウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸セシウム等)、炭酸水素アルカリ金属(例えば、炭酸水素リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等)、アルカリ金属水酸化物(例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム等)等の無機塩基の塩;例えば、トリ(低級)アルキルアミン(例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、N−エチルジイソプロピルアミン等)、ピリジン、キノリン、ピペリジン、イミダゾール、ピコリン、ジメチルアミノピリジン、ジメチルアニリン、N−(低級)アルキル−モルホリン(例えば、N−メチルモルホリン等)、DBN、DBU、DABCO等の有機塩基の塩;塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩等の無機酸の塩;ギ酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、乳酸塩、リンゴ酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、炭酸塩、ピクリン酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、グルタミン酸塩等の有機酸の塩等が挙げられる。
また、各反応式において示された原料及び目的化合物に溶媒和物(例えば、水和物、エタノレート等)が付加された形態の化合物も、各々の一般式に含まれる。好ましい溶媒和物としては水和物が挙げられる。
本発明の一般式(1)で表される化合物には、幾何異性体、立体異性体、光学異性体等の異性体も当然に包含される。
薬効効果及び用途
一般式(1)で表される化合物、その光学活性体、又はそれらの塩(以下、これらを「本発明化合物」と記す)は、PDE4に対する特異的な阻害作用を有しており、PDE4阻害剤の有効成分として有用である。
また、本発明化合物は、そのPDE4に対する特異的阻害作用に基づいて、各種疾病の予防及び治療剤として用いられる医薬組成物の有効成分として有用である。具体的には、PDE4に対する特異的阻害作用に基づいて予防及び治療効果が得られた疾病として、様々の起源発生の急性及び慢性(特に炎症性及びアレルゲン誘発の)気道疾病(例えば気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患等);皮膚病(殊に、増殖性、炎症性及びアレルギー性の種類)(例えば、乾癬(尋常性)、毒性及びアレルギー性接触湿疹、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、並びに他の増殖性、炎症性及びアレルギー性皮膚病);アルツハイマー型及びパーキンソン氏病等に関連する学習、記憶及び認識障害の等の神経機能異常に関連する疾患;精神機能異常に関連する疾患(例えば、躁鬱病、分裂症、不安症等);全身あるいは局所の関節疾患(例えば、変形性膝関節症、関節リウマチ等);胃腸域における広汎化炎症(例えば、クローン病及び潰瘍性大腸炎);上気道(咽頭腔、鼻)域及び隣接域(副鼻腔、眼)におけるアレルギー性及び/又は慢性、免疫学的誤反応(immune-mediated inflamma
tory diseases)に起因する疾病(例えば、アレルギー性鼻炎/副鼻腔炎、慢性鼻炎/副鼻腔炎、アレルギー性結膜炎)等が例示される。これらの中でも、アトピー性皮膚炎に対しては、より効果的な予防及び治療効果を奏することができるので、該疾患は好適な予防及び治療対象疾病の一つである。
本発明化合物を、PDE4阻害剤、又は上記各種疾病の予防又は治療剤として使用する場合、経口剤、注射剤、外用剤等の剤型で使用される。
経口剤とする場合、例えば、散剤、錠剤、顆粒剤、カプセル剤、シロップ剤、フィルム剤、トローチ、液剤等の何れの形態に調製してもよい。当該経口剤は、薬学的に許容される基材や担体を含有でき、また必要に応じて、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、湿潤化剤、緩衝剤、保存剤、香料等の薬学的に許容される添加剤を任意に含有できる。
また、注射剤とする場合、生理食塩水やブドウ糖水溶液等に溶解した水溶液、或いは水性懸濁液のいずれの形態に調製してもよい。
また、外用剤とする場合、例えば、液剤、油剤、ローション、リニメント剤、乳液、懸濁液、クリーム、軟膏等の何れの形態に調製してもよい。当該外用剤は、通常外用剤に配合される各種担体、基材又は添加剤、例えば水分、油分、界面活性剤、可溶化成分、乳化剤、色素(染料、顔料)、香料、防腐剤、殺菌剤、増粘剤、酸化防止剤、金属封鎖剤、pH調製剤、防臭剤等を任意に含有できる。
本発明化合物をPDE4阻害剤、或いは上記各種疾病の予防又は治療剤として使用する場合、本発明化合物の投与有効量及び投与回数については、使用する化合物の種類、投与対象者の年齢や体重、症状、使用目的等によって異なり一律に規定することはできないが、例えば、成人1日当たりの投与量として本発明化合物が0.1〜1000mgに相当する量とし、1日1回から数回に分けて投与すればよい。
また、他の観点から、本発明により、有効量の本発明化合物をヒトを含む哺乳類動物に投与する工程を含む、上記各種疾病の治療方法が提供される。
更に、本発明化合物には、TNF−α産生抑制作用があるので、TNF−α産生抑制剤の有効成分としても有用である。TNF−α産生抑制作用に基づく各種疾病としては、上述のPDE4に対する特異的阻害作用に基づいて予防及び治療効果が得られた疾病が挙げられる。さらに、本発明化合物を含むTNF−α産生抑制剤において、剤型、投与方法、投与量等については、前記のPDE4阻害剤、及び予防及び治療剤の場合と同様である。
以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
参考例1
イソバニリン酸25gをメタノール250mlに懸濁し、p-トルエンスルホン酸・1水和物1.5gを加えて終夜加熱還流した。反応終了後メタノールを減圧留去し、残渣を飽和重曹水にて中和後、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水で二回洗浄後、有機層を分離して減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=1:1)にて精製することにより、24.5gの白色結晶3-ヒドロキシ-4-メトキシ安息香酸メチルを得た。H-NMR (CDCl) δ: 7.63-7.58 (2H, m), 6.67 (1H, d, J = 8.1 Hz), 5.63 (1H, s), 3.98 (3H, s), 3.90 (3H, s)。
参考例2
参考例1で得られた3-ヒドロキシ-4-メトキシ安息香酸メチル20gをメタノール200mlに
溶かし、これに1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ-7-エン24.6ml及びベンジルブロミド21gを加え、終夜加熱還流した。反応液を濃縮後、残渣に水を加え、酢酸エチルにて抽出
した。抽出物を飽和食塩水で二回洗浄後、有機層を分離して硫酸マグネシウムにて乾燥した。不溶物を濾去後、濾液を減圧濃縮することにより、25.5gの白色結晶3-ベンジルオキ
シ-4-メトキシ安息香酸メチルを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.68 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.61 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.48-7.28 (5H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 5.17 (2H, s), 3.93 (3H, s), 3.87 (3H, s)。
参考例3
参考例2で得られた3-ベンジルオキシ-4-メトキシ安息香酸メチル25gをアセトニトリル100mlに溶かし、水酸化ナトリウム11gを水100mlに溶かして加え、40℃にて5時間加熱撹拌した。反応液を氷冷し、濃塩酸をpH≒3になるまで加えて析出晶を濾取した。濾取した結
晶を減圧乾燥することにより、22.1gの白色結晶3-ベンジルオキシ-4-メトキシ安息香酸を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.77 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.65 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.48-7.29 (5H, m), 6.94 (1H, d, J = 8.4 Hz), 5.19 (2H, s), 3.95 (3H, s)。
参考例4
参考例3で得られた3-ベンジルオキシ-4-メトキシ安息香酸20gをジクロロメタン200ml
に懸濁し、ジメチルホルムアミド1滴を加え、氷冷撹拌下オキザリルクロリド8.1mlを滴下した。2時間後、反応液を減圧濃縮し、残渣をテトラヒドロフラン50mlに溶かして28%ア
ンモニア水(氷冷撹拌)に滴下した。得られた混合物を1時間撹拌した後に析出晶を濾取
し、減圧乾燥することにより、19.9gの白色粉末3-ベンジルオキシ-4-メトキシベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.85-7.28 (7H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.1 Hz), 5.67 (2H, br s), 5.18 (2H, s), 3.93 (3H, s)。
参考例5
参考例4で得られた3-ベンジルオキシ-4-メトキシベンズアミド15gをイソプロパノール450mlに懸濁し、これに1,3-ジクロロ-2-プロパノン13.9gを加えて終夜加熱還流した。反
応液を約半量に減圧濃縮し、この濃縮液にn-ヘキサン200mlを加えて撹拌した。析出晶を
濾取し、減圧乾燥することにより、12.2gの白色粉末2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフ
ェニル)-4-クロロメチルオキサゾールを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.73-7.71 (3H, m), 7.50-7.29 (5H, m), 6.95 (1H, d, J = 5.7Hz), 5.20 (2H, s), 4.56 (2H, s), 3.93 (3H, s)。
参考例6
参考例5で得られた2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)-4-クロロメチルオキサゾール11gをエタノール220mlに懸濁し、ヨウ化ナトリウム7.5g及びフタルイミドカリウム9.3gを加えて終夜加熱還流した。反応液を氷冷し、析出晶を濾取した。得られた粗結晶を水100mlで分散洗浄した後に濾取し、得られた結晶を減圧乾燥することにより、9.4gの白
色粉末2-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]イソインドリン-1,3-ジオンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.91-7.85 (2H, m), 7.76-7.69 (2H, m), 7.61-7.58 (3H, m), 7.46 (1H, d, J = 6.6 Hz), 7.39-7.26 (3H, m), 6.91 (1H, d, J = 9Hz), 5.18 (2H, s), 4.85 (2H, s), 3.90 (3H, s)。
参考例7
参考例6で得られた2-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ルメチル]イソインドリン-1,3-ジオン9gをエタノール200mlに懸濁し、これにヒドラジン
・1水和物3.1mlを加えて3時間加熱還流した。反応液を冷却後、ジクロロメタン200mlを加えて撹拌し、不溶物を濾去した。濾液を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(NHシリカ・富士シリシア社製/ジクロロメタン:メタノール=20:1)にて精製することにより、4.5gの微黄色粉末[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.63-7.59 (2H, m), 7.53-7.46 (3H, m), 7.41-7.27 (3H, m), 6.94 (1H, d, J = 9Hz), 5.20 (2H, s), 3.89 (3H, s), 3.87 (2H, s), 2.14 (2H, br s)。
参考例8
参考例1で得られた3-ヒドロキシ-4-メトキシ-安息香酸メチル15gをジメチルホルムア
ミド150mlに溶かし、これに炭酸カリウム34g及び(ブロモメチル)シクロプロパン22.2g
を加え、90℃にて終夜加熱攪拌した。反応液に氷水を加え析出晶を濾取し、大量の水で結晶を洗浄した後、得られた結晶を室温にて減圧乾燥することにより、3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシ安息香酸メチルの白色結晶18.3gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.67 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.52 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.89 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.94-3.86 (8H, m), 1.43-1.29 (1H, m), 0.70-0.58 (2H, m), 0.45-0.30 (2H, m)。
参考例9
参考例8で得られた3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシ安息香酸メチル18gを用い、参考例3と同様にして3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシ安息香酸の白色結晶16.6gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.76 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.58 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.98-3.92 (8H, m), 1.43-1.29 (1H, m), 0.70-0.58 (2H, m), 0.46-0.35 (2H, m)。
参考例10
参考例9で得られた3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシ安息香酸16.5gを用い、参考例4と同様にして3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシベンズアミドの微黄色粉末16.2gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.43 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.31 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 6.88 (1H, d, J = 8.1 Hz), 5.75 (2H, br s), 3.97-3.89 (5H, m), 1.40-1.28 (1H, m), 0.69-0.62 (2H, m), 0.39-0.33 (2H, m)。
参考例11
参考例10で得られた3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシベンズアミド13gを用い、参考例5と同様にして4-クロロメチル-2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニ
ル)オキサゾールの微黄色粉末10.5gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.65 (1H, d, J = 0.9 Hz), 7.20 (1H, dd, J = 8.7, 2.1 Hz), 7.53 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.93 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.57 (2H, s), 3.97-3.90 (5H, m), 1.43-1.32 (1H, m), 0.71-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
参考例12
参考例11で得られた4-クロロメチル-2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェ
ニル)オキサゾール8gを用い、参考例6と同様にして2-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]イソインドリン-1,3-ジオンの白色粉末10gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.90-7.84 (2H, m), 7.76-7.69 (2H, m), 7.62 (1H, s), 7.57 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.48 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.89 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.85 (2H, s), 3.95-3.90 (5H, m), 1.41-1.31 (1H, m), 0.69-0.62 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
参考例13
参考例12で得られた2-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]イソインドリン-1,3-ジオン9.5gを用い、参考例7と同様にして[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミンの白
色粉末5.1gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.61-7.55 (1H, m), 7.53-7.50 (2H, m), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.96-3.87 (5H, m), 3.83 (2H, s), 1.41-1.33 (1H, m), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
参考例14
参考例1で得られた3-ヒドロキシ-4-メトキシ安息香酸メチル5gをジメチルホルムアミ
ド100mlに溶かし、炭酸カリウム11.3g及びイソブチルブロミド5.64gを加え、80℃にて6時間加熱攪拌した。反応液に氷水を加え析出晶を濾取し、大量の水で結晶を洗浄した後、得られた結晶を室温にて減圧乾燥することにより、5.85gの白色粉末3-イソブトキシ-4-メトキシ安息香酸メチルを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.65 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.53 (1H, d, J = 1.8 Hz), 6.88 (1H, d, J = 8.1 Hz), 3.96 (3H, s), 3.91 (3H, s), 3.82 (2H, d, J = 6.9 Hz), 2.20-2.11 (1H, m), 1.05 (6H, d, J = 6.6 Hz)。
参考例15
参考例14で得られた3-イソブトキシ-4-メトキシ安息香酸メチル5.85gを用い、参考例3と同様にして3-イソブトキシ-4-メトキシ安息香酸の白色粉末5.6gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.75 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.58 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.91 (1H, d, J = 8.7 Hz), 3.94 (3H, s), 3.83 (2H, d, J = 6.6 Hz), 2.26-2.12 (1H, m), 1.05 (6H, d, J = 6.6 Hz)。
参考例16
参考例15で得られた3-イソブトキシ-4-メトキシ安息香酸5.5gを用い、参考例4と同
様にして3-イソブトキシ-4-メトキシベンズアミドの微黄色粉末5.1gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.43 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.31 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 6.87 (1H, d, J = 8.7 Hz), 5.78 (2H, br s), 3.91 (3H, s), 3.83 (2H, d, J = 6.6 Hz), 2.25-2.11 (1H, m), 1.04 (6H, d, J = 6.6 Hz)。
参考例17
参考例16で得られた3-イソブトキシ-4-メトキシベンズアミド5gを用い、参考例5と
同様にして4-クロロメチル-2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾールの微黄色粉末3.4gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.65 (1H, s), 7.60 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.53 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.57 (2H, s), 3.91 (3H, s), 3.85 (2H, d, J = 6.9 Hz), 2.27-2.13 (1H, m), 1.05 (6H, d, J = 6.6 Hz)。
参考例18
参考例17で得られた4-クロロメチル-2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール3.3gを用い、参考例6と同様にして2-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]イソインドリン-1,3-ジオンの白色粉末4.4gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.91-7.84 (2H, m), 7.76-7.71 (2H, m), 7.62 (1H, s), 7.55 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.49 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.88 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.85 (2H, s), 3.89 (3H, s), 3.83 (2H, d, J = 6.6 Hz), 2.23-2.13 (1H, m), 1.05 (6H, d, J = 6.6 Hz)。
参考例19
参考例18で得られた2-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ルメチル]イソインドリン-1,3-ジオン4.4gを用い、参考例7と同様にして[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミンの白色固体2gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.60-7.51 (3H, m), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.91 (3H, s), 3.87-3.84 (4H, m), 2.27-2.13 (1H, m), 1.71 (2H, br s), 1.06 (6H, d, J = 6.6 Hz)
参考例20
参考例1で得られた3-ヒドロキシ-4-メトキシ安息香酸メチル10gを用い、参考例14と同様にして4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)安息香酸メチルの白色粉末12.5gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.79 (1H, dd, J = 8.7, 1.8 Hz), 7.63 (1H, s), 6.94 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.42 (2H, q, J = 8.1 Hz), 3.94 (3H, s), 3.91 (3H, s)。
参考例21
参考例20で得られた4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)安息香酸メチル12gを用い、参考例3と同様にして4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)安息香酸の
白色粉末11.5gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.86 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.67 (1H, d, J = 1.8 Hz), 6.97 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.43 (2H, q, J = 8.4 Hz), 3.96 (3H, s)。
参考例22
参考例21で得られた4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)安息香酸11.5gを用い、参考例4と同様にして4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)ベンズアミドの
白色粉末10.8gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.50 (1H, br s), 7.49 (1H, dd, J = 8.4, 2.4 Hz), 6.94 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.43 (2H, q, J = 8.4 Hz), 3.93 (3H, s)。
参考例23
参考例22で得られた4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)ベンズアミド10.5gを用い、参考例5と同様にして4-クロロメチル-2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾールの微黄色粉末7.1gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.75 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.66 (1H, br s), 7.64 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.98 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.56 (2H, s), 4.45 (2H, q, J = 8.4 Hz), 3.94 (3H, s)。
参考例24
参考例23で得られた4-クロロメチル-2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール3gを用い、参考例6と同様にして2-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチル}イソインドリン-1,3-ジオン
の白色粉末3.6gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.91-7.85 (2H, m), 7.76-7.64 (3H, m), 7.60 (1H, s), 7.59 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.94 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.85 (2H, s), 4.43 (2H, q, J = 8.4 Hz), 3.91 (3H, s)。
参考例25
参考例24で得られた2-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチル}イソインドリン-1,3-ジオン3.6gを用い、参考例7と同様にし
て{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}メチルアミンの白色粉末1.93gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.73 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.63 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.52 (1H, s), 6.98 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.46 (2H, q, J = 8.4 Hz), 3.93 (3H, s), 3.83 (2H, s), 1.55 (2H, br s)。
参考例26
バニリン酸エチル9.5gを用い、参考例14と同様にして3-メトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)安息香酸エチルの白色粉末11gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.65 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.60 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.96 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.49-4.33 (4H, m), 3.93 (3H, s), 1.39 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
参考例27
参考例26で得られた3-メトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)安息香酸エチル12gを47%臭化水素酸120mlに懸濁し、終夜加熱還流した。反応液を氷水にあけて析出晶を濾
取し、大量の水で洗浄した後に減圧乾燥することにより、8.4gの淡赤色粉末3-ヒドロキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)安息香酸を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71-7.66 (2H, m), 6.91 (1H, d, J = 5.1 Hz), 5.55 (1H, br s), 4.50 (2H, q, J = 7.8 Hz)。
参考例28
参考例27で得られた3-ヒドロキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)安息香酸8.4gを
エタノール150mlに懸濁し、濃硫酸0.5mlを加えて終夜加熱還流した。反応終了後エタノールを減圧留去し、残渣を飽和重曹水にて中和後、酢酸エチルにて抽出した。飽和食塩水で二回洗浄後、有機層を分離して減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン : 酢酸エチル = 1:1)にて精製することにより、7.2gの白色結晶3-ヒド
ロキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)安息香酸エチルを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.66-7.60 (2H, m), 6.87 (1H, d, J = 8.1 Hz), 5.54 (1H, s), 4.48 (2H, q, J = 7.8 Hz), 4.35 (2H, q, J = 7.2 Hz), 1.38 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
参考例29
参考例28で得られた3-ヒドロキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)安息香酸エチル7gを用い、参考例14と同様にして3-シクロプロピルメトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエ
トキシ)安息香酸エチルの白色粉末8.5gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.63 (1H, dd, J = 8.7, 2.1 Hz), 7.58 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.00 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.48 (2H, q, J = 8.1 Hz), 4.35 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.92 (2H, d, J = 7.2 Hz), 1.41-1.25 (4H, m), 0.69-0.60 (2H, m), 0.40-0.32 (2H, m)。
参考例30
参考例29で得られた3-シクロプロピルメトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)安
息香酸エチル8.5gを用い、参考例3と同様にして3-シクロプロピルメトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)安息香酸の白色粉末7.5gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.63 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.02 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.51 (2H, q, J = 8.1 Hz), 3.93 (2H, d, J = 7.2 Hz), 1.37-1.25 (1H, m), 0.69-0.60 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
参考例31
参考例30で得られた3-シクロプロピルメトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)安
息香酸7gを用い、参考例4と同様にして3-シクロプロピルメトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)ベンズアミドの白色固体7.35gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.48 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.28-7.25 (1H, m), 7.01 (1H, d, J
= 8.4 Hz), 4.48 (2H, q, J = 8.4 Hz), 3.93 (2H, d, J = 6.9 Hz), 1.37-1.25 (1H, m), 0.69-0.60 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
参考例32
参考例31で得られた3-シクロプロピルメトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)ベ
ンズアミド5gを用い、参考例5と同様にして4-クロロメチル-2-[3-シクロプロピルメトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾールの白色固体3.1gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.67 (1H, s), 7.59-7.56 (2H, m), 7.05 (1H, d, J = 9.0 Hz), 4.56 (2H, s), 4.48 (2H, q, J = 8.4 Hz), 1.35-1.26 (1H, m), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
参考例33
参考例32で得られた4-クロロメチル-2-[3-シクロプロピルメトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール0.85gを用い、参考例6と同様にして2-{2-[3-シ
クロプロピルメトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル
メチル}イソインドリン-1,3-ジオンの白色粉末0.6gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.91-7.84 (2H, m), 7.76-7.69 (2H, m), 7.64 (1H, s), 7.60-7.51 (2H, m), 7.01 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.85 (2H, s), 4.46 (2H, q, J = 8.4 Hz), 3.93 (2H, d, J = 6.9 Hz), 1.35-1.24 (1H, m), 0.68-0.61 (2H, m), 0.40-0.34 (2H, m)
参考例34
参考例33で得られた2-{2-[3-シクロプロピルメトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチル}イソインドリン-1,3-ジオン0.55gを用い、参考例7と同様にして{2-[3-シクロプロピルメトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェ
ニル]オキサゾール-4-イル}メチルアミンの白色粉末0.32gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.61-7.52 (3H, m), 7.05 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.48 (2H, q, J
= 8.4 Hz), 3.95 (2H, d, J = 7.2 Hz), 3.84 (2H, s), 1.56 (2H, br s), 1.35-1.24 (1H, m), 0.70-0.61 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
参考例35
3,4-ジエトキシベンズアミド20gを用い、参考例5と同様にして4-クロロメチル-2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾールの白色粉末24.5gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.65 (1H, s), 7.58 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.54 (1H, d, J = 1.8 Hz), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.56 (2H, s), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.15 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.48 (6H, t, J = 6.9 Hz)。
参考例36
参考例35で得られた4-クロロメチル-2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール8g
を用い、参考例6と同様にして2-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]イソインドリン-1,3-ジオンの白色粉末10gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.88 (2H, m), 7.72 (2H, m), 7.62 (1H, s), 7.54 (1H, d, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.50 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.88 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.85 (2H, s), 4.16 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.11 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.47 (6H, t, J = 6.9 Hz)。
参考例37
参考例36で得られた2-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]イ
ソインドリン-1,3-ジオン10gを用い、参考例7と同様にして[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミンの白色粉末5.7gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.56 (1H, d, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.54 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.51 (1H, s), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.14 (2H, q, J =
6.9 Hz), 1.80 (1H, br s), 3.84 (2H, s), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
参考例38
3,4-ジメトキシベンズアミド2.0gを用い、参考例5と同様にして4-クロロメチル-2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾールの白色粉末2.4gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.66 (1H, s), 7.62 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.55 (1H, d, J = 1.8 Hz), 6.93 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.52 (2H, s), 3.95 (3H, s), 3.91 (3H, s)
参考例39
参考例38で得られた4-クロロメチル-2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール2.4g
を用い、参考例6と同様にして2-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]イソインドリン-1,3-ジオンの白色粉末2.3gを得た。
参考例40
参考例39で得られた2-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]イ
ソインドリン-1,3-ジオン2.3gを用い、参考例7と同様にして[2-(3,4-ジメトキシフェニ
ル)オキサゾール-4-イル]メチルアミンの白色粉末1.3gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.60 (1H, d, J = 8.1, 2.1 Hz), 7.54 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.92 (1H, d, J = 8.1 Hz), 3.96 (3H, s), 3.93 (3H, s), 3.85 (2H, s), 1.81 (2H, br s)。
参考例41
4-ジフルオロメトキシ-3-ヒドロキシベンズアルデヒド9gをアセトニトリル180mlに溶かし、これに炭酸カリウム13.1g及びベンジルブロミド8.6mlを加え、室温にて4時間撹拌し
た。不溶物を濾去し、濾液を濃縮して残渣をシリカゲルカラム(n-ヘキサン:酢酸エチル=1:1)にて精製し、11.9gの無色油状物3-ベンジルオキシ-4-ジフルオロメトキシベンズアルデヒドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 10.21 (1H, s), 7.56 (1H, t, J = 74.1 Hz), 7.53-7.28 (7H, m), 6.68 (1H, d, J = 8.4 Hz), 5.20 (2H, s)。
参考例42
参考例41で得られた3-ベンジルオキシ-4-ジフルオロメトキシベンズアルデヒド6gを
アセトン500mlに溶かし、これに過マンガン酸カリウム17gを加えて終夜加熱還流した。反応液からアセトンを留去し、残渣に5規定水酸化ナトリウム100mlを加え、不溶物を濾去した。濾液に濃塩酸を加えてpH≒3とし、析出晶を濾取した。得られた結晶を減圧乾燥しす
ることにより、2.1gの茶褐色粉末3-ベンジルオキシ-4-ジフルオロメトキシ安息香酸を得
た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.78-7.72 (2H, m), 7.73-7.32 (5H, m), 7.33-7.24 (1H, m), 6.67 (1H, t, J = 74.1 Hz), 5.20 (2H, s)。
参考例43
参考例42で得られた3-ベンジルオキシ-4-ジフルオロメトキシ安息香酸2gをジクロロ
メタン40mlに懸濁し、ジメチルホルムアミド1滴を加えて氷冷撹拌下オキザリルクロリド0.73mlを滴下した。2時間後、反応液を減圧濃縮し、残渣をアセトン5mlに溶かして28%ア
ンモニア水15ml(氷冷撹拌)に滴下した。反応液を1時間撹拌した後、析出晶を濾取し、
減圧乾燥することにより、1.9gの白色粉末3-ベンジルオキシ-4-ジフルオロメトキシベン
ズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.62 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.45-7.20 (7H, m), 6.63 (1H, t, J
= 74.4 Hz), 5.19 (2H, s), 4.73 (2H, br s)。
参考例44
参考例43で得られた3-ベンジルオキシ-4-ジフルオロメトキシベンズアミド1.8gをイ
ソプロパノール50mlに懸濁し、これに1,3-ジクロロ-2-プロパノン1.17gを加えて終夜加熱還流した。反応液を濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン)にて精製した。得られた粗結晶をイソプロパノールより再結晶することにより、0.7gの白色粉末2-(3-ベンジルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)-4-クロロメチルオキサゾールを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.44 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.70 (1H, s), 7.48-7.32 (5H, m), 7.28-7.24 (1H, m), 6.63 (1H, t, J = 74.7 Hz), 5.21 (2H, s), 4.57 (2H, s)。
参考例45
参考例44で得られた2-(3-ベンジルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)-4-クロロメチルオキサゾール0.37gをエタノール20mlに溶かし、これにヨウ化ナトリウム0.23g及びフタルイミドカリウム0.27gを加えて4時間加熱還流した。反応液を濃縮し、残渣に水を加えて酢酸エチルより抽出した。有機層を水で2回洗浄後、溶媒を濃縮し、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=20:1)にて精製することにより、0.3gの白色粉末2-[2-(3-ベンジルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]イソインドリン-1,3-ジオンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.90-7.84 (2H, m), 7.76-7.71 (4H, m), 7.59 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.47-7.30 (5H, m), 7.22 (1H, d, J = 2.4 Hz), 6.60 (1H, t, J = 74.7 Hz), 5.20 (2H, s), 4.87 (2H, s)。
参考例46
参考例45で得られた2-[2-(3-ベンジルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]イソインドリン-1,3-ジオン0.3gをエタノール10mlに懸濁し、これ
にヒドラジン・1水和物0.1mlを加えて2時間加熱還流した。反応液を冷却後、析出した不
溶物を濾去した。濾液を減圧濃縮することにより、0.13gの無色油状物[2-(3-ベンジルオ
キシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.74 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.61 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.47 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.45-7.31 (5H, m), 7.26-7.20 (1H, m), 6.62 (1H, t, J = 74.7 Hz), 5.21 (2H, s), 3.85 (2H, br s)。
参考例47
水素化ナトリウム5.25gをテトラヒドロフラン150mlに懸濁し、氷冷攪拌下マロン酸ジメチル14.4gをテトラヒドロフラン75mlに溶かした溶液を15分かけて滴下した。30分間撹拌
後、参考例5で得られた2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)-4-クロロメチルオキ
サゾール25gをジメチルホルムアミド150mlに溶かして15分かけて滴下した。滴下終了後、50〜60℃下4時間撹拌した。得られた混合物に氷冷下飽和塩化アンモニウム水溶液を加え
て30分間撹拌後、水を加え、酢酸エチルにて抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を留去した。残渣を酢酸エチル及びジイソプロピルエーテルの混合液より再結晶することにより、2-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチ
ル]マロン酸ジメチルの白色粉末26.5gを得た。
H-NMR (DMSO-d) δ: 7.89 (1H, s), 7.59-7.31 (7H, m), 7.15 (1H, d, J = 7.8 Hz), 5.16 (2H, s), 3.90-3.84 (4H, m), 3.71 (6H, s), 3.04 (2H, d, J = 7.8 Hz)。
参考例48
参考例47で得られた2-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-
イルメチル]マロン酸ジメチル26.52gをジメチルスルホキシド53mlに懸濁し、これに塩化
リチウム2.62g及び精製水1.12mlを加えて130℃にて4時間撹拌した。反応液を放冷後、水
を加え、酢酸エチルにて抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を留去した。シリカゲルカラム精製(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)することにより、3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロピオン酸メチルの白色粉末16gを
得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.62-7.59 (2H, m), 7.47 (2H, d, J = 6.9 Hz), 7.40-7.31 (4H,
m), 6.93 (1H, d, J = 8.4 Hz), 5.20 (2H, s), 3.92 (3H, s), 3.69 (3H, s), 2.91 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.72 (2H, t, J = 7.2 Hz)。
参考例49
水素化ナトリウム0.48gをテトラヒドロフラン15mlに懸濁し、これに氷冷下マロン酸ジ
メチル1.31gをテトラヒドロフラン7.5mlに溶かした溶液を15分かけて滴下した。30分間撹拌後、参考例32で得られた4-クロロメチル-2-[3-シクロプロピルメトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール3.0gをジメチルホルムアミド15mlに溶かした溶液を15分かけて滴下し、滴下終了後に50〜60℃にて4時間加熱撹拌した。反応液に氷冷下
飽和塩化アンモニウム水溶液を加え30分間撹拌後、水を加え、酢酸エチルにて抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。残渣にジメチルスルホキシド8.0ml、塩
化リチウム0.35g及び精製水0.15mlを加え、130℃にて4時間加熱撹拌した。放冷後、反応
液に水を加え、酢酸エチルにて抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を留去した。シリカゲルカラム精製(n-ヘキサン:酢酸エチル=4:1)することにより、3-{2-[3-シクロプロピルメトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}プロピオン酸メチルの無色油状物1.63gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.56-7.53 (2H, m), 7.43 (1H, s), 7.04 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.47 (2H, q, J = 8.4 Hz), 3.94 (2H, d, J = 6.6 Hz), 3.69 (3H, s), 2.91 (2H, t, J
= 7.2 Hz), 2.72 (2H, t, J = 7.2 Hz), 0.88 (1H, t, J = 6.6 Hz), 0.69-0.65 (2H, m), 0.40-0.35 (2H, m)。
参考例50
2-シクロプロピルエタノール0.5g及びトリエチルアミン3.1mlを酢酸エチル10mlに溶か
し、氷冷撹拌下メタンスルホニルクロライド0.75mlを滴下した。30分撹拌後、反応液に水を加えて抽出した。有機層を水で2回洗浄後、溶媒を減圧濃縮することにより、メタンス
ルホン酸 2-シクロプロピルエチルエステルの微黄色油状物1gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 4.29 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.03 (3H, s), 1.66 (2H, q, J = 6.6 Hz), 0.84-0.70 (1H, m), 0.54-0.47 (2H, m), 0.20-0.10 (2H, m)。
参考例51
2-シクロペンタンエタノール2gを用い、参考例50と同様にしてメタンスルホン酸2-シクロペンチルエチルエステルの微黄色油状物3.4gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 4.24 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.03 (3H, s), 1.95-1.73 (5H, m), 1.70-1.48 (4H, m), 1.29-1.06 (2H, m)。
参考例52
参考例50と同様にしてシクロペンタンメタノール0.5gよりメタンスルホン酸シクロペ
ンチルメチルエステルの微黄色油状物0.7gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 4.11 (2H, d, J = 6.9 Hz), 3.04 (3H, s), 2.38-2.23 (1H, m), 1.86-1.76 (2H, m), 1.74-1.53 (4H, m), 1.36-1.24 (2H, m)。
参考例53
1-(2-ヒドロキシフェニル)エタノン25g及び炭酸カリウム76gをアセトニトリル500mlに
懸濁し、これに臭化アリル31mlを加えて室温にて48時間撹拌した。反応液を濾過して不溶物を濾去し、得られた濾液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラム精製(n-ヘ
キサン:酢酸エチル=4:1)することにより、34gの淡黄色油状物1-(2-アリルオキシフェニ
ル)エタノンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.73 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.46-7.40 (1H, m), 7.02-6.93 (2H, m), 6.15-6.02 (1H, m), 5.47-5.30 (2H, m), 4.66-4.61 (2H, m), 2.64 (3H, s)。
参考例54
3,4-ジエトキシベンズアミド40g及び5-ブロモ-4-オキソペンタン酸メチル(3-ブロモ-4-オキソペンタン酸メチル約35%含む)80gをジメチルホルムアミド400mlに加え、16時間130℃にて攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、酢酸エチルで希釈し、これに酢酸エチル(500ml)及び飽和炭酸水素ナトリウム溶液(500ml)を攪拌しつつ、徐々に加え、さらに攪拌を続けた。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:n-へキサン=1:8〜1:4)で精製することによ
り、3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロピオン酸メチルの白色粉
末18gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.65-7.55 (2H, m), 7.51 (1H, s), 6.93 (1H,d, J = 8.1 Hz), 4.19 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.15 (2H,q, J = 6.9 Hz), 3.80 (3H,s), 3.00-2.90 (2H, m), 2.70-2.60 (2H, m), 1.50 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
参考例55
3,4-ジベンジルオキシベンズアミド37.9g及び1,3-ジクロロ-2-プロパノン28.8gをイソ
プロパノール500ml中に懸濁させ、3日間加熱還流した。冷後、反応混合物を約半量まで減圧濃縮し、ジイソプロピルエーテル300mlを加え、析出した結晶を濾取した。アセトン-メタノール-ジイソプロピルエーテルより再結晶を行い、得られた結晶を減圧乾燥すること
により、2-(3,4-ビス(ベンジルオキシ)フェニル)-4-クロロメチルオキサゾールの無色粉
末20.1gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.66 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.64 (1H, s), 7.59 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.50-7.28 (10H, m), 6.99 (1H, d, J = 8.4 Hz), 5.22 (2H ,s), 5.21 (2H, s), 4.55 (2H, s)。
参考例56
参考例55で得られた2-(3,4-ビス(ベンジルオキシ)フェニル)-4-クロロメチルオキサ
ゾール10gを用い、参考例47と同様にして2-[2-(3,4-ビス(ベンジルオキシ)フェニル)オキサゾール-4-イルメチル]マロン酸ジメチルの無色油状物12.3gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.61 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.58-7.27 (12H, m), 6.97 (1H, d, J = 8.4 Hz), 5.23-5.20 (4H, m), 3.89 (1H, t, J = 7.5 Hz), 3.75 (3H, s), 3.73 (3H, s), 3.18 (2H, d, J = 7.5 Hz)。
参考例57
参考例56で得られた2-[2-(3,4-ビス(ベンジルオキシ)フェニル)オキサゾール-4-イルメチル]マロン酸ジメチル12.3gを用い、参考例48と同様にして3-[2-(3,4-ビス(ベンジ
ルオキシ)フェニル)オキサゾール-4-イル]プロピオン酸メチルの淡赤色粉末4gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.63 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.57-7.27 (12H, m), 6.97 (1H, d, J = 8.4 Hz), 5.21 (2H, d, J = 7.2 Hz), 3.69 (3H, s), 2.90 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.72 (2H, d, J = 7.2 Hz)。
参考例58
3-エトキシ-4-メトキシベンズアミド29.4g及び1,3-ジクロロ-2-プロパノン57gを用い、参考例55と同様にして4-クロロメチル-2-(3-エトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾールの白色粉末19.9gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.65 (1H, s), 7.61 (1H, dd, J = 8.1, 2.1 Hz), 7.55 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.92 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.56 (2H, s), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.93 (3H, s), 1.50 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
参考例59
3,4-ジヒドロキシ安息香酸エチル25gをジメチルホルムアミド250mlに溶かし、氷冷撹拌下水素化ナトリウム5.5gを加えて撹拌した。得られた混合物に、ベンジルブロミド16.3mlをジメチルホルムアミド10mlに溶かした液を滴下した。滴下終了後、室温にて終夜撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルにて抽出し、有機層を水で2回洗浄後、溶媒を減圧濃
縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=2:1)にて精製して15gの粗結晶を得た。この粗結晶を(n-ヘキサン30ml:酢酸エチル15ml
)の混液により再結晶することにより、8.6gの無色板状晶4-ベンジルオキシ-3-ヒドロキ
シ安息香酸エチルを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.67-7.47 (2H, m), 7.41-7.30 (5H, m), 6.94 (1H, d, J = 8.7 Hz), 5.67 (1H, s), 5.16 (2H, s), 4.34 (2H, q, J = 7.2 Hz), 1.37 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
参考例60
参考例59で得られた4-ベンジルオキシ-3-ヒドロキシ安息香酸エチルを用い、参考例
2と同様にして4-ベンジルオキシ-3-エトキシ安息香酸エチルを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.61-7.55 (2H, m), 7.45-7.27 (5H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.1 Hz), 5.21 (2H, s), 4.34 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.48 (3H,
t, J = 6.9 Hz), 1.37 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
参考例61
参考例60で得られた4-ベンジルオキシ-3-エトキシ安息香酸エチルを用い、参考例3
と同様にして4-ベンジルオキシ-3-エトキシ安息香酸を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.68 (1H, dd, J = 8.4, 1.2 Hz), 7.61 (1H, d, J = 1.2 Hz), 7.45-7.28 (5H, m), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 5.23 (2H, s), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
参考例62
参考例61で得られた4-ベンジルオキシ-3-エトキシ安息香酸を用い、参考例4と同様
にして4-ベンジルオキシ-3-エトキシベンズアミドの無色針状晶を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.47-7.21 (7H, m), 6.88 (1H, d, J = 8.1 Hz), 5.21 (2H, s), 4.18 (2H, q, J = 7.2 Hz), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
参考例63
参考例62で得られた4-ベンジルオキシ-3-エトキシベンズアミドを用い、参考例5と
同様にして、4-クロロメチル-2-(4-ベンジルオキシ-3-エトキシフェニル)オキサゾールの無色粉末を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.64 (1H, s), 7.57-7.30 (7H, m), 6.94 (1H, d, J = 8.4 Hz),
5.20 (2H, s), 4.56 (2H, s), 4.20 (2H, q, J = 7.2 Hz), 1.49 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
参考例64
参考例5で得られた2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)-4-クロロメチルオキサゾール10gのジメチルスルホキシド60ml懸濁液にヨウ化ナトリウム6.81g及び炭酸水素ナトリウム5.09gを加え、120℃で30分間加熱攪拌した。放冷後、反応混合物に飽和食塩水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)で精製することにより、2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-カルバルデヒドの黄色油状物2.98gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 9.98 (1H, s), 8.26 (1H, s), 7.71 (1H, dd, J = 8.1, 2.1 Hz),
7.69 (1H, br s), 7.48 (2H, br d, J = 8.4 Hz), 7.42-7.31 (3H, m), 6.98 (1H, d, J
= 8.1 Hz), 5.21 (2H, s), 3.95 (3H, s)。
参考例65
参考例23で得られた4-クロロメチル-2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾールを用い、参考例64と同様にして2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリ
フルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-カルバルデヒドの無色粉末を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 9.99 (1H, s), 8.28 (1H, s), 7.82 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz),
7.71 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.01 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.46 (2H, q, J = 8.4 Hz), 3.95 (3H, s)。
参考例66
参考例35で得られた4-クロロメチル-2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾールを
用い、参考例64と同様にして2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-カルバルデ
ヒドの淡黄色粉末を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 9.99 (1H, s), 8.26 (1H, s), 7.65 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz),
7.62 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.94 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.19 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.17 (2H, q, J = 7.2 Hz), 1.50 (6H, t, J = 7.2 Hz)。
参考例67
3-イソプロポキシ-4-メトキシ安息香酸12.7gを用い、参考例4と同様にして3-イソプロポキシ-4-メトキシベンズアミドの白色粉末11.4gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.46 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.34 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 6.87 (1H, d, J = 8.4 Hz), 5.93 (1H, br s), 4.62 (1H, m), 3.90 (3H, s), 1.38 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
参考例68
参考例67で得られた3-イソプロポキシ-4-メトキシベンズアミド11.4g及び1,3-ジクロロ-2-プロパノン25gを用い、参考例5と同様にして4-クロロメチル-2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾールの白色粉末12.2gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.65 (1H, s), 7.61 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.57 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.93 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.64 (1H, m), 4.53 (2H, s), 3.90 (3H, s),
1.40 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
参考例69
参考例68で得られた4-クロロメチル-2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾールを用い、参考例64と同様にして2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オ
キサゾール-4-カルバルデヒドの淡黄色粉末を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 9.99 (1H, s), 8.27 (1H, s), 7.68 (1H, dd, J = 8.1, 2.1 Hz),
7.64 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.95 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.67 (1H, sept., J = 6.3 Hz), 3.92 (3H, s), 1.41 (6H, d, J = 6.3 Hz)。
参考例70
1-(2-ヒドロキシフェニル)エタノン10gをジメチルホルムアミド100mlに溶解し、クロロメチルメチルエーテル11.2ml及び炭酸カリウム25.4gを加え、50℃で6時間、室温で4日間
攪拌した。反応混合物から不溶物を濾去し、濾液に氷水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=5:1)で精製することにより、1-(2-メトキシメトキシフェニル)エタノンの無色油状物6.26gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.43 (1H, td, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.18 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.05 (1H, t, J = 7.8 Hz), 5.28 (2H, s), 3.52 (3H,
s), 2.64 (3H, s)。
参考例71
参考例54で得られた3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロピオ
ン酸メチル3gをメタノール5mlに懸濁し、これに20%水酸化ナトリウム水溶液5mlを加えて4時間加熱還流した。反応混合物を室温に戻した後、ジクロロメタンを加え抽出した。ジ
クロロメタン層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去し、得られた結晶を乾燥することにより、3-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プ
ロピオン酸の白色粉末2.8gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.65-7.55 (3H, m), 7.51(1H, d, J = 2.1 Hz), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.15 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.00-2.90 (2H, m), 2.90-2.80 (2H, m), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
参考例72
4-ベンジルオキシ-3-メトキシベンズアミド10gを用い、参考例54と同様にして3-[2-(4-ベンジルオキシ-3-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロピオン酸メチルの白色粉末2gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.54-7.28 (8H, m) 6.93 (1H, d, J = 8.1Hz), 5.20 (2H, s), 3.97 (3H, s), 3.68 (3H, s), 2.91 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.64 (2H, t, J = 7.5 Hz)。
参考例73
参考例72で得られた3-[2-(4-ベンジルオキシ-3-メトキシフェニル)オキサゾール-4-
イル]プロピオン酸メチル2gを用い、参考例71と同様にして3-[2-(4-ベンジルオキシ-3-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロピオン酸の白色粉末1.03gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 12.20 (1H, s), 7.86 (1H, s), 7.51-7.31 (7H, m) 7.17 (1H, d,
J = 8.4Hz), 5.15 (2H, s), 3.85 (3H, s), 2.75 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.59 (2H, t, J = 7.5 Hz)。
参考例74
参考例35で得られた4-クロロメチル-2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール0.4gをメチルアミン(40%メタノール溶液)15mlに溶かし、1時間加熱還流した。反応液を濃縮し、得られた残渣を減圧乾燥することにより、[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾ
ール-4-イルメチル]メチルアミンの黄色油状物0.23gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.00 (1H, s), 7.58-7.50 (2H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.4 Hz),
4.21-4.10 (6H, m), 2.76 (3H, s), 1.51-1.45 (6H, m)。
参考例75
3,4-ジエトキシベンズアミド16g及び2-クロロアセト酢酸エチルを用い、参考例5と同
様にして[2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]酢酸エチル3.8gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.64 (1H, s), 7.60-7.50 (2H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.25-4.10 (6H, m), 3.58 (2H, s), 1.50-1.40 (6H, m), 1.29 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
参考例76
水素化リチウムアルミニウム0.35gをテトラヒドロフラン30mlに氷冷下にて加えて攪拌
した。その後、参考例75で得られた[2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]酢酸エチル3gをゆっくり加え攪拌した。室温にて3時間攪拌した後に氷冷撹拌し、水0.35ml、15%水酸化ナトリウム水溶液0.35ml及び水1.05mlを順次加えた。反応混合物を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後に不溶物を濾去し、濾液を減圧濃縮することにより、2-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]エタノールの無色結晶2.5gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.56 (1H, d, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.52 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.46 (1H, s), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.17 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.15 (2H, q, J =
7.2 Hz), 3.94 (2H, q, J = 5.4 Hz), 2.94 (1H, t, J = 5.4 Hz), 2.81 (2H, t, J = 5.4 Hz), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
参考例77
参考例76で得られた2-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]エタノー
ル2.0g及びトリフェニルホスフィン2.3gをジクロロメタン20mlに加え、氷冷下四臭化炭素2.9gをゆっくり加えて攪拌し、室温に昇温させて1.5時間攪拌した。反応混合物を濃縮し
、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=8:1)で精製することにより、4-(2-ブロモエチル)-2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾールの無色結晶1.9gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.60-7.50 (3H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.18 (2H, q, J
= 7.2 Hz), 4.14 (2H, q, J = 7.2 Hz), 3.67 (2H, t, J = 6.9 Hz), 3.14 (2H, t, J =
6.9 Hz), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
参考例78
参考例77で得られた4-(2-ブロモエチル)-2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール1.5gを用い、参考例6及び参考例7と同様にして2-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]エチルアミンの黄色油状物0.8gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.60-7.50 (3H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.17 (2H, q, J
= 7.2 Hz), 4.15 (2H, q, J = 7.2 Hz), 3.90-3.80 (2H, m), 3.00-2.90 (2H, m), 1.85
(2H, brs), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
参考例79
3,4-ジエトキシベンズアミド10.4g及び3-ブロモ-2-オキソプロピオン酸エチル19.5gを
用い、参考例5と同様にして2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-カルボン酸エ
チルエステルの白色粉末12.9gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.21 (1H, d, J = 0.9 Hz), 7.64 (1H, dd, J = 8.1, 0.9 Hz), 7.63 (1H, s), 6.92 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.42 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.15 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.41 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
参考例80
参考例79で得られた2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-カルボン酸エチル
エステル10gを用い、参考例71と同様にして2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-カルボン酸の白色粉末8.6gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.24 (1H, s), 7.60-7.50 (3H, m), 6.02 (1H, brs), 4.13 (4H, q, J = 6.9 Hz), 1.46 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.39 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
参考例81
参考例75で得られた[2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]酢酸エチル0.4gを用い、参考例71と同様にして[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]酢酸の白色粉末0.35gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.65-7.55 (3H, m), 7.51(1H, d, J = 2.1 Hz), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.15 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.73(2H, s), 1.49
(6H, t, J = 6.9 Hz)。
参考例82
参考例23で得られた4-クロロメチル-2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール3gを用い、参考例47と同様にして2-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチル}マロン酸ジメチルの無色
油状物1.91gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70(1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.60 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.42 (1H, s), 6.96 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.44 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.93 (3H, s), 3.89 (1H, t, J = 7.5 Hz), 3.18 (2H, d, J = 7.5 Hz)。
参考例83
参考例82で得られた2-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]
オキサゾール-4-イルメチル}マロン酸ジメチル1.9gを用い、参考例48と同様にして3-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}プロピオン酸メチルの無色油状物1.44gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.60 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.42 (1H, s), 6.96 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.45 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.92 (3H, s), 3.75 (3H, s), 2.91 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.72 (2H, t, J = 7.5 Hz)。
実施例1
参考例7で得られた[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミン3.5gをアセトン70mlに懸濁した。得られた懸濁液に1-ヒドロキシベンゾトリアゾール2.3g、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩3.3g及
び2-エトキシ安息香酸3.8gを加えて1時間加熱還流した。反応液を冷却してアセトンを減
圧留去し、残渣に水を加えて酢酸エチルより抽出した。有機層を水で2回洗浄後、減圧濃
縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=20:1)にて精製することにより、4.6gの白色粉末N-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキ
シフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.55 (1H, br s) 8.23 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.65-7.61 (3H, m), 7.49-7.29 (6H, m), 7.09 (1H, t, J = 7.5 Hz) 7.04-6.92 (2H, m), 5.20 (2H,
s), 4.61 (2H, d, J = 5.4 Hz), 4.16 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.93 (3H, s), 1.26 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例2
実施例1で得られたN-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ルメチル]-2-エトキシベンズアミド4.65gをエタノール90mlに溶かし、10%パラジウム炭
素粉末0.45gを加え、水素雰囲気下室温にて1時間撹拌した。触媒を濾去し、濾液を濃縮することにより、3.7gの白色結晶N-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.58 (1H, br s), 8.23 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.62-7.55 (3H, m), 7.41 (1H, td, J = 7.5Hz, 1.8Hz), 7.06 (1H, t, J = 7.2 Hz) 6.95-6.88 (2H, m), 5.74 (1H, s), 4.62 (2H, d, J = 5.1 Hz), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.95 (3H
, s), 1.47 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例3
実施例2で得られたN-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメ
チル]-2-エトキシベンズアミド0.2g及び1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ-7-エン0.3mlをエタノール4mlに溶かし、これに(ブロモメチル)シクロプロパン0.14gを加えて終夜
加熱還流した。放冷後、反応液に水を加え、酢酸エチルより抽出した。水で2回洗浄した
後、有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)にて精製することにより、0.18gの白色粉末N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミ
ドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.55 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 2.1 Hz), 7.62-7.59 (2H, m), 7.53 (1H, d, J = 2.1Hz), 7.45-7.39 (1H, m), 7.07 (1H, td, J = 8.1Hz, 1.2Hz), 6.95-6.91 (2H, m), 4.62 (2H, d, J = 5.4 Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.94-3.92 (5H, m), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.42-1.34 (1H, m), 0.71-0.64 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例4
実施例2で得られたN-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメ
チル]-2-エトキシベンズアミド0.3g及び炭酸カリウム0.22gをジメチルホルムアミド10ml
に溶かし、1,1,1-トリフルオロ-2-ヨードエタン0.34gを加えて終夜50℃にて加熱撹拌した。放冷後、反応液に水を加え、酢酸エチルより抽出した。水で2回洗浄した後、有機層を
減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)にて精製することにより、0.14gの白色粉末N-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチル}-2-エトキシベンズアミドを得
た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.56 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 2.1 Hz), 7.73 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.65-7.63 (2H, m), 7.45-7.39 (1H, m), 7.09-7.01 (1H, m), 6.99-6.90 (2H, m), 4.62 (2H, d, J = 5.4 Hz), 4.55 (2H, q, J = 8.4 Hz), 4.32 (2H,
q, J = 6.9 Hz), 3.93 (3H, s), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例2で得られたN-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメ
チル]-2-エトキシベンズアミド0.2gを用い、実施例3と同様にして実施例5〜14の化合物を得た。
実施例5
N-[2-(3-ブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベン
ズアミド
収量0.2g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.56 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 2.1 Hz), 7.62-7.54 (3H, m), 7.45-7.39 (1H, m), 7.07 (1H, t, J = 8.1Hz), 6.96-6.90 (2H, m), 4.62 (2H, d, J = 5.4 Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.10 (2H, t, J = 6.9 Hz), 3.92 (3H, s), 1.92-1.82 (2H, m), 1.59-1.47 (5H, m) 1.00 (3H, t, J = 7.5 Hz)。
実施例6
N-[2-(3-シクロペンチルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エ
トキシベンズアミド
収量0.22g
無色油状物
H-NMR (CDCl) δ: 8.57 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 2.1 Hz), 7.62-7.54 (3H, m), 7.45-7.39 (1H, m), 7.07 (1H, t, J = 8.1Hz), 6.96-6.90 (2H, m), 4.91-4.86 (1H, m), 4.62 (2H, d, J = 5.4Hz), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.90 (3H, s), 2.02-1.60 (8H, m), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例7
N-{2-[3-(3-ヒドロキシプロポキシ)-4-メトキシフェニル]オキサゾール-4-イルメチル}-2-エトキシベンズアミド
収量0.12g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.56 (1H, br s), 8.24 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.62-7.54 (3H, m), 7.45-7.39 (1H, m), 7.09-7.06 (1H, m), 6.96-6.90 (2H, m), 4.62 (2H, d, J = 5.4
Hz), 4.29-4.16 (4H, m), 3.92-3.79 (5H, m), 2.57 (1H, br s), 2.12 (2H, t, J = 5.4 Hz), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例8
N-[2-(4-メトキシ-3-(2-プロピニルオキシ)フェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エ
トキシベンズアミド
収量0.19g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.58 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.70-7.63 (3H, m), 7.45-7.39 (1H, m), 7.07 (1H, td, J = 8.4, 0.9Hz), 6.98-6.93 (2H, m), 4.84 (2H, d, J = 2.4Hz), 4.63 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 4.19 (2H, q, J = 7.2Hz), 3.94 (3H, s), 2.54 (1H, t, J = 2.4 Hz), 1.50 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例9
N-[2-(3-エトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズ
アミド
収量0.22g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.55 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.62-7.54 (3H, m), 7.44-7.39 (1H, m), 7.07 (1H, t, J = 8.1Hz), 6.96-6.91 (2H, m), 4.62 (2H, d, J = 5.4 Hz), 4.23-4.14 (4H, m), 3.93 (3H, s), 1.53-1.46 (6H, m)。
実施例10
N-[2-(4-メトキシ-3-(2-オキシラニルメトキシ)フェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミド
収量27mg
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.54 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.67-7.58 (3H, m), 7.45-7.38 (1H, m), 7.07 (1H, t, J = 7.8Hz), 6.95 (2H, d, J = 8.4Hz), 4.62 (2H, d, J = 5.1 Hz), 4.36-4.07 (4H, m), 3.93 (3H, s), 3.46-3.41 (1H, m), 2.92
(1H, t, J = 4.5 Hz), 2.80-2.76 (1H, m), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例11
N-[2-(4-メトキシ-3-プロポキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベン
ズアミド
収量0.19g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.56 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.63-7.54
(3H, m), 7.45-7.39 (1H, m), 7.07 (1H, td, J = 8.4, 1.2Hz), 6.96-6.91 (2H, m), 4.63 (2H, dd, J = 5.1, 0.9Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.06 (2H, t, J = 6.9 Hz),
3.92 (3H, s), 1.97-1.85 (2H, m), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.07 (3H, t, J = 7.2
Hz)。
実施例12
N-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシ
ベンズアミド
収量0.17g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.57 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.62-7.55 (3H, m), 7.45-7.38 (1H, m), 7.07 (1H, t, J = 7.8Hz), 6.96-6.91 (2H, m), 4.72-4.59 (3H, m), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.91 (3H, s), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.41 (6H, d, J = 6.3 Hz)。
実施例13
N-[2-(3-(3-ブテニルオキシ)-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エト
キシベンズアミド
収量0.21g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.56 (1H, br s), 8.23 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.63-7.55 (3H, m), 7.45-7.38 (1H, m), 7.07 (1H, t, J = 7.8 Hz), 6.96-6.91 (2H, m), 5.97-5.88 (1H, m), 5.23-5.10 (2H, m), 4.62 (2H, dd, J = 5.1, 0.9Hz), 4.21-4.12 (4H, m),
3.92 (3H, s), 2.68-2.60 (2H, m), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例14
N-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベ
ンズアミド
収量84mg
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.54 (1H, br s), 8.23 ( 1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz) 7.62-7.53 (2H, m), 7.44 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.41 (2H, td, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.06 (1H, t, J = 7.8Hz), 6.95-6.90 (2H, m), 4.62 (2H, d, J = 5.4 Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.91 (3H, s), 3.85 (2H, d, J = 6.9 Hz), 2.20 (1H, qt, J = 6.9, 6.6 Hz), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.06 (6H, d, J = 6.6 Hz)。
実施例15
実施例2で得られたN-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメ
チル]-2-エトキシベンズアミド0.2gを用い、実施例4と同様にしてN-{2-[4-メトキシ-3-(3,3,3-トリフルオロプロポキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチル}-2-エトキシベン
ズアミドを得た。
収量60mg
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.55 (1H, br s), 8.23 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.68-7.63 (2H, m), 7.56 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.45-7.39 (1H, m), 7.07 (1H, t, J = 7.2 Hz), 6.97-6.93 (2H, m), 4.62 (2H, d, J = 5.4 Hz), 4.32 (2H, t, J = 6.9 Hz), 4.18 (2H,
q, J = 6.9 Hz), 3.92 (3H, s), 2.78-2.67 (2H, m), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例16
参考例7で得られた[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]
メチルアミン1.5gをアセトン30mlに懸濁した。得られた懸濁液に1-ヒドロキシベンゾトリアゾール1.0g、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩1.4g及び3-メチルピコリン酸0.8gを加えて30分加熱還流した。反応液を冷却してアセトンを減圧留
去し、残渣に水を加え、酢酸エチルより抽出した。有機層を水で2回洗浄後、溶媒を減圧
濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=20:1)にて精製することにより、1.5gの白色粉末N-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メト
キシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.57 (1H, br s), 8.39 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.65-7.28 (10H, m), 6.94 (1H, d, J = 9.0 Hz), 5.21 (2H, s), 4.58 (2H, dd, J = 5.7, 0.9 Hz), 3.93
(3H, s), 2.76 (3H, s)。
実施例17
実施例16で得られたN-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-
イルメチル]-3-メチルピコリンアミド1.5gをエタノール50mlに溶かし、10%パラジウム炭素粉末0.1gを加え、水素雰囲気下50℃にて2時間撹拌した。触媒を濾去し、濾液を濃縮す
ることにより、1.3gの白色結晶N-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.58 (1H, br s), 8.38 (1H, dd, J = 4.5, 0.9 Hz), 7.63 (1H, s), 7.62-7.54 (3H, m), 7.32-7.27 (1H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.4 Hz), 5.75 (1H, br
s), 4.58 (2H, dd, J = 6.0, 0.9 Hz), 3.94 (3H, s), 2.75 (3H, s)。
実施例18
実施例17で得られたN-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル
メチル]-3-メチルピコリンアミド0.15g及び1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ-7-エン0.5mlをエタノール4mlに溶かし、これにブロモシクロペンタン0.13gを加えて3時間加熱還
流した。放冷後、反応液に水を加え、酢酸エチルより抽出した。抽出物を水で2回洗浄し
た後、有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)にて精製することにより、0.11gの白色粉末N-[2-(3-シクロペンチルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4イルメチル]-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.57 (1H, br s), 8.39 (1H, dd, J = 4.8, 0.9 Hz), 7.62-7.53 (4H, m), 7.32-7.27 (1H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.88 (1H, tt, J = 3.3 Hz),
4.59 (2H, dd, J = 5.7, 0.9 Hz), 3.89 (3H, s), 2.76 (3H, s), 2.07-1.79 (6H, m), 1.70-1.60 (2H, m)。
実施例19
実施例17で得られたN-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル
メチル]-3-メチルピコリンアミド0.15g及び炭酸カリウム0.18gをジメチルホルムアミド4mlに溶かし、これに1,1,1-トリフルオロ-2-ヨードエタン0.19gを加えて終夜80℃にて加熱
撹拌した。放冷後、反応液に水を加え、酢酸エチルより抽出した。抽出物を水で2回洗浄
した後、有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)にて精製することにより、0.11gの白色粉末N-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチル}-3-メチルピ
コリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.58 (1H, br s), 8.39 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.73 (1H, dd, J = 8.7, 2.1 Hz), 7.63-7.57 (3H, m), 7.32-7.27 (1H, m), 6.97 (1H, d, J = 8.4
Hz), 4.59 (2H, dd, J = 5.7, 0.9 Hz), 4.46 (2H, q, J = 8.4 Hz), 3.93 (3H, s), 2.76 (3H, s)。
実施例20
実施例17で得られたN-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル
メチル]-3-メチルピコリンアミド0.2gを用い、実施例3と同様にしてN-[2-(3-エトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミド0.11gを得た。
無色結晶
H-NMR (CDCl) δ: 8.57 (1H, br s), 8.39 (1H, dd, J = 4.8, 1.5 Hz), 7.65-7.50 (4H, m), 7.30 (1H, dd, J = 7.8, 4.8 Hz), 6.92 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.59 (1H, dd,
J = 6.0, 0.6 Hz), 4.19 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.92 (3H,
s), 2.76 (3H, s), 1.50 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例21
実施例17で得られたN-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル
メチル]-3-メチルピコリンアミド0.15gを用い、実施例3と同様にしてN-[2-(3-アリルオ
キシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミド45mgを
得た。
無色結晶
H-NMR (CDCl) δ: 8.58 (1H, br s), 8.39 (1H, dd, J = 4.5, 1.5 Hz), 7.65-7.50 (4H, m), 7.30 (1H, dd, J = 7.8, 4.5 Hz), 6.93 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.12 (1H, m),
5.45 (1H, m), 5.32 (1H, dd, J = 9.6, 1.5 Hz), 4.70 (2H, d, J = 5.4 Hz), 4.59 (1H, d, J = 6.0 Hz), 3.92 (3H, s), 2.76 (3H, s)。
実施例22
実施例17で得られたN-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル
メチル]-3-メチルピコリンアミド170mgをテトラヒドロフラン10mlに溶解した。得られた
溶液に2-ヒドロキシインダン134mg、アゾジカルボン酸ジイソプロピル(40%トルエン溶
液)0.5ml及びトリ(n-ブチル)ホスフィン202mgを加え、室温で終夜、50℃で2.5時間攪
拌した。反応混合物に2-ヒドロキシインダン100mg、アゾジカルボン酸ジイソプロピル(40%トルエン溶液)0.5ml及びトリ(n-ブチル)ホスフィン200mgを加え、50℃で5時間、室温で終夜攪拌した。反応混合物を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル:塩化メチレン=1:1:1)で精製することにより、92mgのN-{2-[3-(インダン-2-イルオキシ)-4-メトキシフェニル]オキサゾール-4-イルメチル}-3-
メチルピコリンアミドを得た。
淡黄色油状物
H-NMR (CDCl) δ: 8.59 (1H, br s), 8.39 (1H, d, J = 3.3 Hz), 7.65-7.16 (9H, m), 6.93 (1H, d, J = 8.1 Hz), 5.30 (1H, tt, J = 6.6, 3.9 Hz), 4.60 (2H, d, J = 5.7 Hz), 3.86 (3H, s), 3.46 (2H, dd, J = 16.8, 6.6 Hz), 3.27 (2H, dd, J = 16.8, 3.9 Hz), 2.76 (3H, s)。
実施例23
参考例7で得られた[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミン0.88gを用い、実施例1と同様にしてN-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-トリフルオロメチルベンズアミドの白色粉末1.03gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.72-7.46 (9H, m), 7.40-7.27 (3H, m), 6.95 (1H, d, J = 8.4 Hz) 6.34 (1H, br s), 5.20 (2H, s), 4.59 (2H, d, J = 5.4 Hz), 3.93 (3H, s)。
実施例24
実施例23で得られたN-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-
イルメチル]-2-トリフルオロメチルベンズアミド1.0gを用い、実施例2と同様にしてN-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-トリフルオロメチ
ルベンズアミドの白色粉末0.66gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71-7.50 (7H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.39 (1H, br s), 5.76 (1H, s), 4.59 (2H, d, J = 5.4 Hz), 3.94 (3H, s)。
実施例25
実施例24で得られたN-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル
メチル]-2-トリフルオロメチルベンズアミド0.2gを用い、実施例3と同様にしてN-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-トリフル
オロメチルベンズアミドの白色粉末0.18gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.72-7.50 (7H, m), 6.93 (1H, d, J = 8.4Hz), 6.34 (1H, s), 4.60 (2H, d, J = 5.4 Hz), 3.93 (3H, s), 1.42-1.32 (1H, m), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例26
実施例24で得られたN-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル
メチル]-2-トリフルオロメチルベンズアミド0.2gを用い、実施例3と同様にしてN-{2-[3-(3-ヒドロキシプロポキシ)-4-メトキシフェニル]オキサゾール-4-イルメチル}-2-トリフ
ルオロメチルベンズアミドの白色粉末40mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71-7.50 (7H, m), 6.92 (1H, d, J = 8.4Hz), 6.34 (1H, br s), 4.60 (2H, d, J = 5.4Hz), 4.28 (2H, q, J = 5.7Hz), 3.98-3.86 (5H, m), 2.47 (1H,
t, J = 5.7 Hz), 2.15-2.07 (3H, m)。
実施例27
参考例7で得られた[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミン0.5gを用い、実施例1と同様にしてN-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフ
ェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-エトキシピコリンアミドの白色粉末0.62gを得た

H-NMR (CDCl) δ: 8.24-8.22 (2H, m), 7.64-7.60 (3H, m), 7.50-7.46 (2H, m), 7.41-7.28 (5H, m), 6.94 (1H, d, J = 9.0 Hz), 5.20 (2H, s), 4.61 (2H, d, J = 5.7 Hz), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.93 (3H, s), 1.50 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例28
実施例27で得られたN-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-
イルメチル]-3-エトキシピコリンアミド0.6gを用い、実施例2と同様にしてN-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-エトキシピコリンアミドの
白色アモルファス0.5gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.25-8.22 (2H, m), 7.64 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.60-7.54 (2H,
m), 7.39-7.28 (2H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.1 Hz), 5.71 (1H, br s), 4.61 (2H, dd,
J = 5.4, 0.9 Hz), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.94 (3H, s), 1.52 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例29
実施例28で得られたN-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル
メチル]-3-エトキシピコリンアミド0.5gを用い、実施例3と同様にしてN-[2-(3-シクロペンチルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-エトキシピコリンア
ミドの白色アモルファス0.18gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.25-8.22 (2H, m), 7.64 (1H, s), 7.58 (1H, dd, J = 8.4, 2.1
Hz), 7.53 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.39-7.32 (2H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.91-4.86 (1H, m), 4.62 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.89 (3H, s), 2.05-1.79 (6H, m), 1.66-1.60 (2H, m), 1.51 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例30
参考例7で得られた[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミン0.31gを用い、実施例1と同様にしてN-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)ベンズアミドの白色粉末0.16gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.22 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.82 (1H, br s), 7.63-7.60 (3H, m), 7.49-7.27 (6H, m), 7.19 (1H, t, J = 7.2 Hz), 6.96-6.88 (2H, m), 5.19 (2H, s), 4.62 (2H, d, J = 5.4 Hz), 4.47 (2H, q, J = 7.8 Hz), 3.92 (3H, s)。
実施例31
実施例30で得られたN-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-
イルメチル]-2-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)ベンズアミド0.16gを用い、実施例2と同
様にしてN-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)ベンズアミドの白色粉末0.11gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.21 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.84 (1H, br s), 7.62-7.54 (3H, m), 7.49-7.43 (1H, m), 7.19 (1H, td, J = 7.8, 0.9 Hz), 5.71 (1H, s), 4.62 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 4.48 (2H, q, J = 7.8 Hz), 3.94 (3H, s)。
実施例32
実施例31で得られたN-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル
メチル]-2-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)ベンズアミド0.11gを用い、実施例3と同様に
してN-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)ベンズアミドの白色アモルファス78mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.22 (1H, dd, J = 7.8, 2.1 Hz), 7.83 (1H, br s), 7.61-7.57 (3H, m), 7.53 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.50-7.43 (1H, m), 7.19 (1H, td, J = 7.8, 0.9
Hz), 6.94-6.88 (2H, m), 4.63 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 4.48 (2H, q, J = 7.8 Hz), 1.42-1.32 (1H, m), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例33
参考例7で得られた[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミン0.5gを用い、実施例1と同様にしてN-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフ
ェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-メトキシベンズアミドの微黄色粉末0.68gを得た

H-NMR (CDCl) δ: 8.39 (1H, br s), 8.23 (1H, dd, J = 4.8, 1.8 Hz), 7.65-7.60 (3H, m), 7.50-7.28 (6H, m), 7.08 (1H, t, J = 7.2 Hz), 6.98-6.93 (2H, m), 5.21 (2H, s), 4.61 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 3.95 (3H, s), 3.93 (3H, s)。
実施例34
実施例33で得られたN-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-
イルメチル]-2-メトキシベンズアミド0.67gを用い、実施例2と同様にしてN-[2-(3-ヒド
ロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-メトキシベンズアミドの白
色アモルファス0.52gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.43 (1H, br s), 8.23 (1H, dd, J = 7.8, 2.1 Hz), 7.63 (1H, s), 7.60-7.54 (2H, m), 7.47-7.41 (1H, m), 7.10-7.05 (1H, m), 6.97 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.91 (1H, d, J = 8.1 Hz), 5.74 (1H, br s), 4.62 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 3.97 (3H, s), 3.95 (3H, s)。
実施例35
実施例34で得られたN-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル
メチル]-2-メトキシベンズアミド0.5gを用い、実施例3と同様にしてN-[2-(3-シクロペン
チルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-メトキシベンズアミド
の白色粉末0.39gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.41 (1H, br s), 8.23 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.63 (1H, s), 7.59 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.54 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.48-7.42 (1H, m),
7.08 (1H, t, J = 7.8 Hz), 6.98 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.91-4.87 (1H, m), 4.62 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 3.97 (3H, s), 3.90 (3H, s), 2.05-1.80 (6H, m), 1.66-1.59 (2H, m)。
実施例36
参考例13で得られた[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミン0.2gをアセトン4mlに懸濁した。得られた懸濁液に1-ヒドロキシ
ベンゾトリアゾール0.2g、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸
塩0.29g及び3-メチルピコリン酸0.14gを加えて30分加熱還流した。反応液を冷却後、水を加えて酢酸エチルより抽出した。有機層を水で2回洗浄後に溶媒を減圧濃縮し、得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=1:1)にて精製することにより、N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミドの白色粉末0.16gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.58 (1H, br s) 8.39 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.63-7.57 (3H, m), 7.52 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.33-7.28 (1H, m), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.59 (2H, dd, J = 6.0, 0.9 Hz), 3.97-3.90 (5H, m), 2.76 (3H, s), 1.41-1.31 (1H, m), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
参考例13で得られた[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミン0.2gを用い、実施例1と同様にして実施例37〜43の化合物を得た。
実施例37
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-
イソプロポキシベンズアミド
収量0.17g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.62 (1H, br s), 8.23 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.62-7.58 (2H, m), 7.54 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.43-7.38 (1H, m), 7.05 (1H, td, J = 8.1, 0.9
Hz), 6.97-6.91 (2H, m), 4.76-4.67 (1H, m), 4.61 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 3.94-3.90 (5H, m), 1.41-1.38 (7H, m), 0.69-0.64 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例38
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-
メチルベンズアミド
収量0.16g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 7.64 (1H, s), 7.59 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.50 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.41-7.16 (3H, m), 6.93 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.31 (1H, br s), 4.58 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 3.95-3.92 (5H, m), 2.46 (3H, s), 1.42-1.32 (1H, m), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例39
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-
エチルベンズアミド
収量0.15g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 7.64 (1H, s), 7.59 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.50 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.41-7.16 (3H, m), 6.93 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.31 (1H, br s), 4.57 (2H, d, J = 5.4 Hz), 3.95-3.92 (5H, m), 2.81 (2H, q, J = 7.5 Hz), 1.42-1.32 (1H,
m), 1.23 (3H, t, J = 7.5 Hz), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例40
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-
クロロベンズアミド
収量0.17g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 7.71-7.66 (2H, m), 7.59 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.50 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.42-7.29 (3H, m) 6.93 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.75 (1H, br s), 4.62 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 3.95-3.92 (5H, m), 1.41-1.32 (1H, m), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例41
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-5-
フルオロ-2-メトキシベンズアミド
収量0.19g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.45 (1H, br s), 7.94 ( 1H, dd, J = 9.6, 3.3 Hz), 7.63 (1H,
s), 7.61 (1H, dd, J = 8.1, 1.8 Hz), 7.51 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.17-7.10 (1H, m), 6.95-6.90 (2H, m), 4.61 (2H, d, J = 5.4 Hz), 3.96-3.92 (8H, m), 1.40-1.30 (1H,
m), 0.70-0.64 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例42
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-4-
フルオロ-2-メトキシベンズアミド
収量0.19g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.27-8.21 (2H, m), 7.63-7.58 (2H, m), 7.52 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.93 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.81-6.74 (1H, m), 6.69 (1H, dd, J = 10.2, 2.1 Hz), 4.60 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 3.97-3.90 (8H, m), 1.40-1.30 (1H, m), 0.70-0.64 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例43
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-
フルオロ-6-メトキシベンズアミド
収量0.17g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 7.65 (1H, s), 7.59 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.50 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.34-727 (1H, m) 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.76-6.70 (2H, m), 6.51 (1H, br s), 4.61 (2H, d, J = 5.7 Hz), 3.94-3.91 (5H, m), 3.85 (3H, s), 1.42-1.31
(1H, m), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例44
参考例13で得られた[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミン0.4gを用い、実施例1と同様にしてN-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-メチルスルファニルベンズア
ミドを得た。
収量0.4g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 7.68 (1H, s), 7.61-7.56 (2H, m), 7.50 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.34-7.17 (3H, m) 6.95-6.90(2H, m), 4.61 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 3.95-3.92 (5H, m), 2.46 (3H, s), 1.42-1.31 (1H, m), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例45
参考例13で得られた[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミン0.7gを用い、実施例1と同様にしてN-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-ヒドロキシピコリンアミドを
得た。
収量0.6g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 12.02 (1H, s), 8.45 (1H, br s), 8.06 (1H, dd, J = 4.2, 1.8 Hz) 7.63-7.59 (2H, m), 7.52 (1H, s), 7.37-7.29 (3H, m), 6.93 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.60 (2H, d, J = 6.0 Hz), 3.96-3.93 (5H, m), 1.56-1.33 (1H, m), 0.70-0.64 (2H,
m), 0.42-0.36 (2H, m)。
参考例13で得られた[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミン0.1gを用い、実施例1と同様にして実施例46〜56の化合物を得た。
実施例46
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-
メトキシベンズアミド
収量0.1g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.40 (1H, br s), 8.23 ( 1H, dd, J = 7.8, 2.1 Hz), 7.64-7.58
(2H, m), 7.52 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.48-7.42 (1H, m), 7.08 (1H, td, J = 7.8, 0.9 Hz), 6.99-6.91 (2H, m), 4.62 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 3.97-3.91 (8H, m), 1.40-1.32 (1H, m), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例47
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-
トリフルオロメトキシベンズアミド
収量43mg
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.02 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.64-7.27 (6H, m), 7.10 (1H, br s), 6.93 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.62 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 3.95-3.92 (5H, m), 1.43-1.28 (1H, m), 0.69-0.63 (2H, m), 0.41-0.36 (2H, m)。
実施例48
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-
プロポキシベンズアミド
収量0.1g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.61-7.58 (2H, m), 7.53 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.44-7.38 (1H, m), 7.06 (1H, t, J = 7.8 Hz), 6.95-6.91 (2H, m), 4.62 (2H, d, J = 5.1 Hz), 4.06 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.95-3.68
(5H, m), 1.86 (2H, td, J = 7.5, 6.6 Hz), 1.41-1.31 (1H, m), 0.96 (3H, t, J = 7.5 Hz), 0.70-0.61 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例49
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]ピラジン-2-カルボキサミド
収量90mg
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 9.42 (1H, s), 8.75 (1H, d, J = 2.4 Hz), 8.52 (1H, dd, J = 2.7, 1.5 Hz), 8.25 (1H, br s), 7.64 (1H, s), 7.60 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.52
(1H, d, J = 1.8 Hz), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.63 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 4.11-3.92 (5H, m), 1.40-1.32 (1H, m), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例50
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-
エトキシピコリンアミド
収量85mg
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.24-8.22 (2H, m), 7.64 (1H, s), 7.60 (1H, dd, J = 8.4, 1.8
Hz), 7.51 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.39-7.32 (2H, m), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.62 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.98-3.92 (5H, m), 1.52 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.43-1.32 (1H, m), 0.71-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例51
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-
ブトキシベンズアミド
収量70mg
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.48 (1H, br s), 8.23 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.63-7.59 (2H, m), 7.53 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.45-7.38 (1H, m), 7.06 (1H, td, J = 8.4, 0.9
Hz), 6.96-6.91 (2H, m), 4.61 (2H, d, J = 5.1 Hz), 4.09 (2H, t, J = 6.6 Hz),3.94-3.91 (5H, m), 1.84-1.75 (2H, m), 1.46-1.33 (3H, m), 0.84 (3H, t, J = 7.2 Hz), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例52
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-イソブトキシベンズアミド
収量0.12g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.46 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.62-7.58 (2H, m), 7.52 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.41 (1H, t, J = 7.2 Hz), 7.06 (1H, t, J = 7.2 Hz), 6.95-6.91 (2H, m), 4.62 (2H, d, J = 5.1 Hz), 3.95-3.92 (5H, m), 3.86 (2H,
d, J = 6.3 Hz), 2.20-2.10 (1H, m), 1.40-1.31 (1H, m), 0.95 (6H, d, J = 6.6 Hz),
0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.37 (2H, m)。
実施例53
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-
イソプロポキシピコリンアミド
収量0.1g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.28-8.25 (2H, m), 7.63 (1H, s), 7.60 (1H, dd, J = 8.4, 2.1
Hz), 7.52 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.38-7.31 (2H, m), 6.93 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.70-4.61 (3H, m), 3.98-3.90 (5H, m), 1.42-1.31 (7H, m), 0.70-0.61 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例54
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-
エチルスルファニルベンズアミド
収量85mg
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 7.70-7.66 (2H, m), 7.59 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.51 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.43-7.32 (2H, m), 7.27-7.22 (2H, m), 6.92 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.61 (2H, dd, J = 5.4, 0.6 Hz), 3.95-3.92 (5H, m), 2.90 (2H, q, J = 7.5 Hz), 1.40-1.34 (1H, m), 1.26 (3H, t, J = 7.2 Hz), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例55
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-1-
オキシドピコリンアミド
収量53mg
微黄色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 11.64 (1H, br s), 8.44 (1H, dd, J = 7.8, 2.1 Hz), 8.25 (1H,
d, J = 6.3 Hz), 7.63-7.35 (5H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.65 (2H, d, J = 5.7 Hz), 3.97-3.88 (5H, m), 1.43-1.32 (1H, m), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.36 (2H, m)。
実施例56
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2,6-ジメトキシベンズアミド
収量46mg
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 7.67 (1H, s), 7.59 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.50 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.30-7.24 (1H, m), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.56 (2H, d, J = 8.4 Hz), 6.24 (1H, br s), 4.62 (2H, dd, J = 5.7, 0.9 Hz), 3.95-3.92 (5H, m), 3.81 (6H, s), 1.41-1.32 (1H, m), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
参考例13で得られた[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミン0.13gを用い、実施例1と同様にして実施例57〜59の化合物
を得た。
実施例57
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-
メトキシピコリンアミド
収量24mg
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.23-8.19 (2H, m), 7.65 (1H, s), 7.59 (1H, dd, J = 8.4, 2.1
Hz), 7.51 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.43-7.34 (2H, m), 6.92 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.60 (2H, d, J = 5.4 Hz), 3.96-3.93 (8H, m), 1.43-1.30 (1H, m), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例58
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-
イソブトキシピコリンアミド
収量0.11g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.24 (1H, dd, J = 3.9, 1.8 Hz), 8.17 (1H, br s), 7.63 (1H, s), 7.59 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.38-7.31 (2H, m), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz),
4.62 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 3.95-3.92 (5H, m), 3.84 (2H, d, J = 6.3 Hz), 2.20 (1H, qt, J = 6.6 Hz), 1.40-1.34 (1H, m), 1.03 (6H, d, J = 6.6 Hz), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例59
N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-
メチルニコチンアミド
収量71mg
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.55 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.71 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.65 (1H, s), 7.59 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.17-7.13 (1H, m), 6.93 (2H, d, J = 8.4 Hz), 6.35 (1H, br s), 4.58 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 3.96-3.91 (5H, m), 2.69 (3H, s), 1.41-1.31 (1H, m), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例60
実施例44で得られたN-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-メチルスルファニルベンズアミド0.4gをジクロロメタン20mlに溶
かし、これに氷冷撹拌下メタクロロ過安息香酸0.67gを加えて1時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(NHシリカ、n-ヘキサン:酢酸エチル=1:1)にて精製することにより、50mgの白色粉末N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-メタンスルホニルベンズアミドを
得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.11 (1H, dd, J = 7.8, 0.9 Hz), 7.76 (1H, s), 7.69-7.55 (4H, m), 7.50 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.93 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.50 (1H, br s), 4.62 (2H, d, J = 5.4 Hz), 3.95-3.90 (5H, m), 3.93-3.67 (1H, m), 3.37 (3H, s), 1.40-1.32 (1H, m), 1.27-1.18 (3H, m), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例61
実施例45で得られたN-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-ヒドロキシピコリンアミド0.1g及び炭酸セシウム0.16gをアセトニトリル4mlに溶かし、これに1-ブロモプロパン0.2gを加えて終夜室温にて撹拌した。反応
液に水を加え、酢酸エチルより抽出した。抽出物を水で1回、飽和クエン酸水で1回洗浄した後、有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(NHシリカ、n-ヘキサン:酢酸エチル=1:3)にて精製することにより、72mgの白色粉末N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-プロポキシピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.25-8.20 (2H, m), 7.64 (1H, s), 7.60 (1H, dd, J = 8.4, 1.8
Hz), 7.52 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.39-7.32 (2H, m), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.62 (2H, dd, J = 5.7, 0.9 Hz), 4.05 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.94-3.92 (5H, m), 1.90 (2H, t, J = 7.5, 6.6 Hz), 1.40-1.33 (1H, m), 1.04 (3H, t, J = 7.5 Hz), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例62
参考例19で得られた[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミン0.18gを用い、実施例1と同様にしてN-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミドの白色粉末0.16gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.58 (1H, br s), 8.39 (1H, dd, J = 4.5, 1.8 Hz), 7.63 (1H, s), 7.62-7.59 (2H, m), 7.57 (1H, d, J = 0.9 Hz), 7.32-7.27 (1H, m), 6.92 (1H, d,
J = 8.4 Hz), 4.59 (2H, dd, J = 6.0, 0.9 Hz), 3.91 (3H, s), 3.86 (2H, d, J = 6.9
Hz), 2.76 (3H, s), 2.20 (1H, qt, J = 6.9, 6.6 Hz), 1.06 (6H, d, J = 6.6 Hz)。
参考例19で得られた[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミン0.15gを用い、実施例1と同様にして実施例63〜75の化合物を得た。
実施例63
N-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-メトキシベ
ンズアミド
収量0.12g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.41 (1H, br s), 8.23 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.64 (1H, s), 7.59 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.53 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.48-7.42 (1H, m),
7.11-6.90 (3H, m), 4.63 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 3.97 (3H, s), 3.91 (3H, s), 3.86 (2H, d, J = 6.9 Hz), 2.21 (1H, qt, J = 6.6 Hz), 1.06 (6H, d, J = 6.6 Hz)。
実施例64
N-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-メチルスル
ファニルベンズアミド
収量0.15g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 7.69 (1H, s), 7.61-7.56 (2H, m), 7.51 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.45-7.15 (3H, m), 6.94-6.90 (2H, m), 4.61 (2H, d, J = 5.7 Hz), 3.91 (3H, s), 3.85 (2H, d, J = 6.9 Hz), 2.46 (3H, s), 2.20 (1H, qt, J = 6.9 Hz), 1.06 (6H, d, J = 6.9 Hz)。
実施例65
N-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-エトキシピ
コリンアミド
収量80mg
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.25-8.22 (2H, m), 7.65 (1H, s), 7.58 (1H, dd, J = 8.4, 1.8
Hz), 7.52 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.40-7.32 (2H, m), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.62 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.91 (3H, s), 3.86 (2H, d, J = 6.9 Hz), 2.20 (1H, qt, J = 6.9 Hz), 1.52 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.06 (6H, d,
J = 6.6 Hz)。
実施例66
N-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-メトキシ-4-フルオロベンズアミド
収量0.11g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.27-8.21 (2H, m), 7.63 (1H, s), 7.59 (1H, dd, J = 8.4, 2.1
Hz), 7.52 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.93 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.81-6.74 (1H, m), 6.69 (1H, dd, J = 10.5, 2.4 Hz), 4.61 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 3.96 (3H, s), 3.91
(3H, s), 3.85 (2H, d, J = 6.6 Hz), 2.20 (1H, qt, J = 6.9, 6.6 Hz), 1.06 (6H, d,
J = 6.6 Hz)。
実施例67
N-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-イソプロポ
キシベンズアミド
収量0.15g
無色油状物
H-NMR (CDCl) δ: 8.64 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.62-7.57 (2H, m), 7.54 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.44-7.37 (1H, m), 7.08-7.02 (1H, m), 6.98-6.91 (2H, m), 4.72 (1H, q, J = 6.0 Hz), 4.62 (2H, dd, J = 5.1, 0.9 Hz), 3.92 (3H, s), 3.85 (2H, d, J = 6.6 Hz), 2.20 (1H, qt, J = 6.6 Hz), 1.40 (6H, d, J = 6.0 Hz), 1.06 (6H, d, J = 6.6 Hz)。
実施例68
N-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-フルオロ-6-メトキシベンズアミド
収量0.13g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 7.65 (1H, d, J = 0.9 Hz), 7.58 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.51 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.34-7.24 (1H, m) 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.77-6.70 (2H, m), 6.52 (1H, br s), 4.62 (2H, dd, J = 5.7, 0.9 Hz), 3.91 (3H, s), 3.90-3.82
(5H, m), 2.20 (1H, qt, J = 6.9 Hz), 1.06 (6H, d, J = 6.9 Hz)。
実施例69
N-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メトキシピ
コリンアミド
収量0.14g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.19-8.22 (2H, m), 7.65 (1H, s), 7.58 (1H, dd, J = 8.4, 1.8
Hz), 7.52 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.43-7.34 (1H, m), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.61 (2H, dd, J = 5.7, 0.9 Hz), 3.96 (3H, s), 3.91 (3H, s), 3.86 (2H, d, J = 6.6 Hz), 2.20 (1H, qt, J = 6.9, 6.6 Hz), 1.06 (6H, d, J = 6.9 Hz)。
実施例70
N-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-イソブトキ
シピコリンアミド
収量68mg
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.24 (1H, dd, J = 3.9, 2.1 Hz), 8.17 (1H, br s), 7.64 (1H, s), 7.58 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.52 (1H, d, J = 1.8Hz), 7.38-7.28 (2H, m), 6.92 (2H, d, J = 8.4 Hz), 4.63 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 3.91 (3H, s), 3.87-3.82 (4H, m), 2.27-2.13 (2H, m), 1.07-1.02 (2H, m)。
実施例71
N-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-プロポキシ
ベンズアミド
収量75mg
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.52 (1H, br s), 8.23 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.62-7.58
(2H, m), 7.53 (1H, s), 7.42 (1H, td, J = 7.2, 1.8 Hz), 7.06 (1H, t, J = 7.8 Hz),
6.95-6.91 (2H, m), 4.62 (2H, d, J = 5.1 Hz), 4.06 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.94 (3H, s), 3.85 (2H, d, J = 6.6 Hz), 2.24-2.16 (1H, m), 1.93-1.81 (2H, m), 1.06 (6H, d, J = 6.6 Hz), 0.97 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例72
N-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-ブトキシベ
ンズアミド
収量47mg
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.48 (1H, br s), 8.23 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.62-7.58 (2H, m), 7.53 (1H, s), 7.42 (1H, td, J = 7.2, 1.8 Hz), 7.06 (1H, t, J = 7.8 Hz),
6.95-6.91 (2H, m), 4.61 (2H, d, J = 5.1 Hz), 4.10 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.91 (3H, s), 3.85 (2H, d, J = 6.6 Hz), 2.24-2.16 (1H, m), 1.85-1.75 (2H, m), 1,43-1.36 (2H, m), 1.05 (6H, d, J = 6.6 Hz), 0.84 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例73
N-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-イソブトキ
シベンズアミド
収量90mg
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.52 (1H, br s), 8.23 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.62-7.58 (2H, m), 7.53 (1H, s), 7.42 (1H, td, J = 7.2, 1.8 Hz), 7.06 (1H, t, J = 7.8 Hz),
6.93-6.90 (2H, m), 4.62 (2H, d, J = 5.1 Hz), 3.91 (3H, s), 3.87-3.83 (4H, m), 2.24-2.16 (2H, m), 1.06 (6H, d, J = 6.6 Hz), 0.95 (6H, d, J = 6.6 Hz)。
実施例74
N-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-イソプロポ
キシピコリンアミド
収量0.11g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.52 (1H, br s), 8.27 (1H, br s), 7.63 (1H, s), 7.58 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.53 (1H, s), 7.35-7.34 (2H, m), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.67-4.61 (3H, m), 3.91 (3H, s), 3.85 (2H, d, J = 6.6 Hz), 2.22-2.17 (1H, m), 1.42 (6H, d, J = 6.6 Hz), 1.06 (6H, d, J = 6.6 Hz)。
実施例75
N-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-メチルニコ
チンアミド
収量0.13g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.52 (1H, br s), 7.86 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.76 (1H, d, J =
7.5 Hz), 7.69 (1H, s), 7.59 (1H, d, J = 4.2 Hz), 7.56 (1H, s), 6.92 (1H, d, J =
8.7 Hz), 4.58 (2H, d, J = 5.1 Hz), 3.91 (3H, s), 3.84 (2H, d, J = 6.9 Hz), 2.69
(3H, s), 2.23-2.15 (1H, m), 1.05 (6H, d, J = 5.1 Hz)。
実施例76
参考例25で得られた{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}メチルアミン0.2gを用い、実施例1と同様にしてN-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチル}-3-メトキシピコリ
ンアミドの白色粉末0.24gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.24-8.19 (2H, m), 7.72 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.65 (1H, d, J = 0.9 Hz), 7.62 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.43-7.35 (2H, m), 6.98 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.60 (2H, dd, J = 5.7, 0.9 Hz), 4.46 (2H, q, J = 5.4 Hz), 3.95 (3H, s),
3.93 (3H, s)。
参考例25で得られた{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}メチルアミン0.2gを用い、実施例1と同様にして実施例77〜79の化合物を得た。
実施例77
N-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチ
ル}-3-エトキシピコリンアミド
収量0.24g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.26-8.22 (2H, m), 7.72 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.65 (1H, s), 7.63 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.40-7.32 (2H, m), 6.98 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.62 (2H, dd, J = 5.7, 0.9 Hz), 4.46 (2H, q, J = 8.4 Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz),
1.52 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例78
N-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチ
ル}-2-メトキシベンズアミド
収量0.18g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.42 (1H, br s), 8.23 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.73 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.65-7.60 (2H, m), 7.48-7.42 (1H, m), 7.08 (1H, td, J = 8.4, 0.9 Hz), 6.98 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.62 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 4.46 (2H, q, J = 8.4 Hz), 3.98 (3H, s), 3.93 (3H, s)。
実施例79
N-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチ
ル}-2-メチルベンズアミド
収量0.15g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 7.72 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.66 (1H, s), 7.61 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.41-7.14 (4H, m), 6.98 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.31 (1H, br s), 4.58 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 4.45 (2H, q, J = 8.4 Hz), 3.93 (3H, s), 2.46 (3H, s)
参考例25で得られた{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}メチルアミン0.15gを用い、実施例1と同様にして実施例80〜82の
化合物を得た。
実施例80
N-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチ
ル}-2-プロポキシベンズアミド
収量0.15g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.53 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.73 (1H,
dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.65-7.60 (2H, m), 7.45-7.38 (1H, m), 7.09-6.93 (3H, m), 4.62 (2H, d, J = 5.1 Hz), 4.45 (2H, q, J = 8.1 Hz), 4.07 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.94 (3H, s), 1.88 (2H, qt, J = 7.5, 6.6 Hz), 0.98 (3H, t, J = 7.5 Hz)。
実施例81
N-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチ
ル}-2-イソプロポキシベンズアミド
収量0.18g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.64 (1H, br s), 8.23 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.74 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.65 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.63 (1H, s), 7.44-7.37 (1H, m),
7.08-6.94 (3H, m), 4.73 (1H, tt, J = 6.0 Hz), 4.62 (2H, dd, J = 5.1, 0.9 Hz), 4.46 (2H, q, J = 8.4 Hz), 3.94 (3H, s), 1.41 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例82
N-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチ
ル}-4-クロロ-2-メトキシベンズアミド
収量0.21g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.29 (1H, br s), 8.17 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.73 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.64 (1H, d, J = 1.5 Hz), 7.07 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.00-6.96 (2H, m), 4.60 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 4.46 (2H, q, J = 8.4 Hz), 3.98 (3H,
s), 3.93 (3H, s)。
実施例83
参考例34で得られた{2-[3-シクロプロピルメトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}メチルアミン0.1gを用い、実施例1と同様にしてN-{2-[3-シクロプロピルメトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-
イルメチル}-2-エトキシベンズアミドの白色粉末0.11gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.54 (1H, br s), 8.23 ( 1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.64 (1H,
s), 7.60-7.55 (2H, m), 7.45-7.38 (1H, m), 7.10-7.04 (2H, m), 6.94 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.62 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 4.48 (2H, q, J = 8.4 Hz), 4.18 (2H, q, J
= 6.9 Hz), 3.95 (2H, d, J = 7.2 Hz), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.35-1.29 (1H, m), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例84
参考例34で得られた{2-[3-シクロプロピルメトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}メチルアミン0.18gを用い、実施例1と同様にしてN-{2-[3-シクロプロピルメトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチル}-3-メチルピコリンアミドの白色粉末0.2gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.57 (1H, br s), 8.39 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.64 (1H, s), 7.60-7.55 (3H, m), 7.32-7.26 (1H, m), 7.06-7.03 (1H, m), 4.59 (2H, dd, J = 5.7, 0.9 Hz), 4.48 (2H, q, J = 8.4 Hz), 3.95 (2H, d, J = 6.9 Hz), 2.76 (3H, s), 1.38-1.28 (1H, m), 0.69-0.62 (2H, m), 0.40-0.35 (2H, m)。
実施例85
参考例37で得られた[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミ
ン0.3gを用い、実施例1と同様にしてN-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-プロポキシベンズアミドの白色粉末0.11gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.51 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.60-7.50
(3H, m), 7.41 (1H, m), 7.06 (1H, m), 7.00-6.90 (2H, m), 4.61 (2H, d, J = 5.1 Hz), 4.06 (2H, t, J = 6.6 Hz), 1.87 (2H, tq, J = 7.2, 6.6 Hz), 1.49 (6H, t, J = 6.9
Hz), 0.96 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
参考例37で得られた[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミ
ン0.3gを用い、実施例1と同様にして実施例86〜91の化合物を得た。
実施例86
N-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-トリフルオロメチルベンズアミド
収量0.11g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 7.75-7.50 (7H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.32 (1H, br s), 4.59 (2H, d, J = 5.4 Hz), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.14 (2H, q, J = 6.9 Hz),
1.48 (6H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例87
N-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]ピコリンアミド
収量0.34g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.55 (1H, m), 8.47 (1H, br s), 8.21 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.85 (1H, m), 7.57 (1H, dd, J =8.4, 1.8 Hz), 7.55 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.42 (1H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.32 (1H, br s), 4.63 (2H, d, J = 6.0 Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.15 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例88
N-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミド
収量0.23g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 8.55 (1H, m), 8.47 (1H, br s), 8.21 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.85 (1H, m), 7.57 (1H, dd, J =8.4, 1.8 Hz), 7.55 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.42 (1H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.32 (1H, br s), 4.63 (2H, d, J = 6.0 Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.15 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例89
N-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-4-エトキシベンズアミド
収量0.32g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 7.80-7.70 (2H, m), 7.63 (1H, s), 7.60-7.50 (2H, m), 6.95-6.85 (3H, m), 6.66 (1H, br s), 4.57 (2H, q, J = 6.0 Hz), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz),
4.15 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.06 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz), ), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.42 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例90
N-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-5-メトキシ-2-トリフルオ
ロメトキシベンズアミド
収量0.34g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 7.95 (1H, br s), 7.73 (1H, d, J = 3.0 Hz), 7.70-7.50 (3H, m), 6.99 (1H, dd, J = 9.0, 3.0 Hz), 6.90-6.80 (2H, m), 4.61 (2H, d, J = 6.0 Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.15 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.82 (3H, s), 1.48 (3H, t, J
= 6.9 Hz), 1.46 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例91
N-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-エトキシベンズアミド
収量0.12g
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 7.57 (1H, dd, J = 8.1, 2.1 Hz), 7.53 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.35-7.25 (3H, m), 7.01 (1H, m), 6.92 (1H, d, J =8.1 Hz), 6.68 (1H, br s), 4.58 (2H, d, J = 5.4 Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.15 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.07 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.42 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例92
参考例40で得られた[2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミ
ン0.3gを用い、実施例1と同様にしてN-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミドの白色粉末0.27gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.56 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 8.1, 1.8 Hz), 7.65-7.60 (2H, m), 7.55 (1H, d, J = 1.5Hz), 7.42 (1H, m), 7.07 (1H, m), 6.95-6.90 (2H, m),
4.63(2H, d, J = 5.1 Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.98 (3H, s), 3.97 (3H, s), 1.26 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例93
参考例40で得られた[2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミ
ン0.25gを用い、実施例1と同様にしてN-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-
イルメチル]-2-エチルベンズアミドの白色粉末0.23gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.66 (1H, s), 7.60 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.52 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.40-7.20 (4H, m), 6.93 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.34 (1H, br s), 4.58 (2H, d, J = 5.4 Hz), 3.96 (3H, s), 3.94 (3H, s), 2.82 (2H, q, J = 7.5 Hz), 1.20 (3H, t, J = 7.5 Hz)。
実施例94
参考例40で得られた[2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミ
ン0.2gを用い、実施例1と同様にしてN-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミドの白色粉末0.16gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.58 (1H, br s), 8.39 (1H, m), 7.65-7.55 (4H, m), 7.30 (1H,
m), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.59 (2H, d, J = 6.0 Hz), 3.97 (3H, s), 3.93 (3H,
s), 2.76 (3H, s), 1.58 (3H, s)。
実施例95
参考例40で得られた[2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミ
ン0.2gを用い、実施例1と同様にしてN-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メトキシピコリンアミドの白色粉末0.12gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.21 (1H, br s), 8.20 (1H, dd, J = 3.9, 1.8 Hz), 7.65 (1H, s), 7.61 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.54 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.45-7.30 (2H, m),
6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.61 (2H, d, J = 6.0 Hz), 3.97 (3H, s), 3.96 (3H, s),
3.93 (3H, s)。
実施例96
参考例46で得られた[2-(3-ベンジルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミン0.13gをアセトン10mlに懸濁した。得られた懸濁液に1-ヒドロ
キシベンゾトリアゾール0.14g、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩0.19g及び3-メチルピコリン酸0.14gを加え、この混合物を30分加熱還流した。反応液を減圧濃縮し、残渣に水を加えて酢酸エチルより抽出した。有機層を水で2回洗浄後に
溶媒を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=1:1)にて精製することにより、0.16gの白色粉末N-[2-(3-ベンジルオキシ-4-ジフルオロ
メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.56 (1H, br s), 8.40 (1H, d, J = 3.9 Hz), 7.74-7.58 (4H, m), 7.47-7.23 (7H, m), 6.62 (1H, t, J = 74.7 Hz), 5.21 (2H, s), 4.60 (2H, d, J = 5.7 Hz), 2.76 (3H, s)。
実施例97
実施例96で得られたN-[2-(3-ベンジルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミド0.16gをエタノール5mlに溶かし、10%パ
ラジウム炭素粉末20mgを加え、水素雰囲気下室温にて30分撹拌した。触媒を濾去し、濾液を濃縮することにより、0.12gの白色粉末N-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-ヒドロキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.60-8.54 (1H, m), 8.39 (1H, d, J = 3.3 Hz), 7.69-7.55 (4H,
m), 7.37-7.28 (1H, m), 7.18 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.59 (1H, t, J = 73.2 Hz), 5.79 (1H, br s), 4.59 (2H, dd, J = 6.0, 0.9 Hz), 2.76 (3H, s)。
実施例98
実施例97で得られたN-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-ヒドロキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミド0.12g及び1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデ
カ-7-エン0.15mlをエタノール4mlに溶かし、(ブロモメチル)シクロプロパン0.15mlを加えて3時間加熱還流した。溶媒を留去し、残渣に水を加えて酢酸エチルより抽出した。有
機層を水で2回洗浄後に溶媒を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-
ヘキサン:酢酸エチル=1:1)にて精製した。得られた粗結晶をエタノール-n-ヘキサンの混合液より再結晶することにより、60mgの白色粉末N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-
ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.59-8.54 (1H, m), 8.39 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.67 (1H, s), 7.63-7.56 (3H, m), 7.37-7.28 (1H, m), 7.22 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.69 (1H, t, J = 75.0 Hz), 4.59 (2H, dd, J = 5.7, 0.9 Hz), 3.98 (2H, d, J = 6.9 Hz), 2.76 (3H, s), 1.35-1.20 (1H, m), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例99
参考例13で得られた[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミン0.2gを用い、実施例1と同様にしてN-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]イソキノリン-1-カルボキサミド
の白色粉末0.11gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 9.60 (1H, m), 8.67 (1H, br s), 8.47 (1H, d, J = 2.4 Hz), 7.90-7.80 (2H, m), 7.75-7.65 (3H, m), 7.61 (1H, dd, J =8.4, 1.8 Hz), 7.53 (1H, d, J = 1.8 Hz), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.68 (2H, d, J = 6.0 Hz), 3.94 (2H, d, J = 7.5 Hz), 3.92 (3H, s), 1.39 (1H, m), 0.70-0.60 (2H, m), 0.40-0.35 (2H, m)。
実施例100
水素化ナトリウム4.42gをジメトキシエタン160mlに懸濁し、氷冷撹拌下参考例48で得
られた3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロピオン酸メチル16g及び2-エトキシ安息香酸メチル39.23gを順次加え、7時間加熱還流した。氷冷下飽和塩化アンモニウム水溶液を加え30分間撹拌後、水を加え、酢酸エチルにて抽出し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した後、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラム精製(n-
ヘキサン:酢酸エチル=3:1)することにより2-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-(2-エトキシフェニル)-3-オキソプロピオン酸メチルの
黄色油状物13.4gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.57-7.54 (3H, m), 7.48-7.28 (6H,
m), 6.99-6.90 (3H, m), 5.16 (2H, s), 4.98 (1H, t, J = 6.9 Hz), 4.14 (2H, q, J =
6.9 Hz), 3.91 (3H, s), 3.70 (3H, s), 3.27-3.19 (2H, m), 1.45 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例101
実施例100で得られた2-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-(2-エトキシフェニル)-3-オキソプロピオン酸メチル13.4gをエタノール67mlに懸濁し、47%臭化水素酸67mlを加えて終夜加熱還流した。放冷後生じた結晶を濾取した。これを水及びジイソプロピルエーテルで洗浄した後に乾燥させることにより1-(2-エ
トキシフェニル)-3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンの白色粉末8.1gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.30 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.84 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.83-7.71 (2H, m), 7.45 (1H, t, J = 8.4 Hz), 7.06 (1H, d, J = 8.7 Hz), 6.99-6.93 (2H, m), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.00 (3H, s), 3.67 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.35 (2H, t, J = 6.6 Hz), 1.55 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例102
実施例101で得られた1-(2-エトキシフェニル)-3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オン8.1gをエタノール220mlに懸濁し、1,8-ジア
ザビシクロ[5,4,0]ウンデカ-7-エン10g及び(ブロモメチル)シクロプロパン5.96gを加え加熱還流下5時間撹拌した。エタノールを減圧留去後、水を加え酢酸エチルより抽出し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラム精製(n-ヘキサ
ン:酢酸エチル=4:1)し、得られた粗結晶をエタノールより再結晶することにより、3-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシ
フェニル)プロパン-1-オンの白色粉末4.4gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.56 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.50 (1H, s), 7.45-7.39 (2H, m), 7.00-6.89 (3H, m), 4.13 (2H, q, J = 7.2 Hz), 3.93-3.91 (5H, m), 3.41 (2H, t, J = 6.6 Hz), 2.99 (2H, t, J = 6.6 Hz), 1.51 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.47 (1H, m), 0.67-0.64 (2H, m), 0.40-0.36 (2H, m)。
実施例103
実施例101で得られた1-(2-エトキシフェニル)-3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オン0.3gをエタノール10mlに懸濁し、1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ-7-エン0.37g及びヨウ化エチル0.26gを加え、加熱還流下4時間
撹拌した。エタノールを減圧留去後、水を加え、酢酸エチルより抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラム精製(n-ヘキサン:酢酸エチ
ル=3:1)することにより、3-[2-(3-エトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オンの白色粉末0.15gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.56 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.52-7.40 (2H, m), 6.99-6.89 (3H, m), 4.21-4.09 (4H, m), 3.91 (3H, s), 3.42
(2H, t, J = 6.9 Hz), 2.99 (2H, t, J = 6.9 Hz), 1.51-1.45 (6H, m)。
実施例104
実施例101で得られた1-(2-エトキシフェニル)-3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オン0.3gをエタノール10mlに懸濁し、1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ-7-エン0.37g及び臭化アリル0.14mlを加え加熱還流下3時間撹拌した。エタノールを減圧留去後、水を加え、酢酸エチルより抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラム精製(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)することにより、3-[2-(3-アリルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オンの白色粉末0.2gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.58 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.52 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.45-7.40 (2H, m), 7.00-6.90 (3H, m), 6.18-6.05 (1H, m), 5.47-5.29 (2H, m),4.67 (2H, d, J = 5.1 Hz), 4.13 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.92 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.47 (3H, t, J =
6.9 Hz)。
実施例101で得られた1-(2-エトキシフェニル)-3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンを用い、実施例102と同様にして実施例105〜110の化合物を得た。
実施例105
3-[2-(3-シクロペンチルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.57-7.51 (2H, m), 7.45-7.39 (2H, m), 6.99-6.88 (3H, m), 4.88 (1H, br s), 4.12 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.88 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 6.9 Hz), 2.99 (2H, t, J = 6.9 Hz), 2.04-1.87 (6H, m), 1.65-1.60 (2H, m), 1.47 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例106
3-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.55 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.50 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.45-7.40 (2H, m), 4.13 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.90
(3H, s), 3.84 (2H, d, J = 6.9 Hz), 3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.23-2.14 (1H, m), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.05 (6H, d, J = 6.9 Hz)。
実施例107
1-(2-エトキシフェニル)-3-[2-(4-メトキシ-3-プロポキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.56 (1H, dd, J = 8.1, 1.8 Hz), 7.52 (1H, s), 7.45-7.40 (2H, m), 7.00-6.89 (3H, m), 4.13 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.05 (2H, t, J = 6.9 Hz), 3.90 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.95-1.84 (2H, m), 1.47 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.05 (3H, t, J = 6.9
Hz)。
実施例108
3-[2-(3-(3-ブテニルオキシ)-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.57 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.52 (1H, s), 7.45-7.40 (2H, m), 6.97-6.89 (3H, m), 6.00-5.90 (1H, m), 5.22-5.10 (2H, m), 4.17-4.11 (4H, m), 3.90 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.67-2.62 (2H, m), 1.47 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例109
3-[2-(3-ブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)
プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.57 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.53 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.45-7.39 (2H, m), 7.00-6.89 (3H, m), 4.16-4.07 (4H, m), 3.98 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.90-1.86 (2H, m), 1.57-1.42 (5H, m), 0.99 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例110
1-(2-エトキシフェニル)-3-[2-(4-メトキシ-3-(2-プロピニルオキシ)フェニル)オキサゾ
ール-4-イル]プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.66-7.63 (2H, m), 7.46-7.39 (2H, m), 7.00-6.92 (3H, m), 4.83 (2H, d, J = 2.1), 4.13 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.92 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.52 (1H, t, J = 2.1 Hz), 1.47 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例111
実施例101で得られた1-(2-エトキシフェニル)-3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オン5.0gをジメチルホルムアミド50mlに溶かし、これに2-ブロモプロパン3.35g及び炭酸カリウム5.63gを加え室温下一晩撹拌した。得られた混合物に水を加え、酢酸エチル抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラム精製(n-ヘキサン:酢酸エチル=4:1)し、得られた粗結晶をエタノールより再結晶することにより、1-(2-エトキシフェニル)-3-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンの白色粉末2.99gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.59-7.54 (2H, m), 7.45-7.39 (2H, m), 7.00-6.89 (3H, m), 4.68-4.60 (1H, m), 4.13 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.89 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.47 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.39 (6H, d, J = 6.3 Hz)。
実施例101で得られた1-(2-エトキシフェニル)-3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンを用い、実施例111と同様にして実施例112〜122の化合物を得た。
実施例112
1-(2-エトキシフェニル)-3-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]
オキサゾール-4-イル}プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.72-7.68 (2H, m), 7.60 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.45-7.39 (2H,
m), 7.00-6.92 (3H, m), 4.44 (2H, q, J = 8.4 Hz), 4.13 (2H, q, J = 6.6 Hz), 3.90
(3H, s), 3.42 (2H, t, J = 6.9 Hz), 2.99 (2H, t, J = 6.9 Hz), 1.48 (3H, t, J = 6.6 Hz)。
実施例113
3-[2-(3-シクロヘキシルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.55 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.50 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.45-7.40 (2H, m), 7.00-6.88 (3H, m), 4.14 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.90 (3H, s), 3.86 (2H, d, J = 6.0 Hz), 3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz),
2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.00-1.86 (3H, m), 1.79-1.63 (3H, m), 1.45 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.40-1.22 (2H, m), 1.10-1.02 (2H, m)。
実施例114
3-[2-(3-シクロペンチルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.55 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.50 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.45-7.40 (2H, m), 7.00-6.88 (3H, m), 4.14 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.95 (2H, d, J = 7.2 Hz), 3.90 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz),
3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.48-2.44 (1H, m), 2.04-1.86 (2H, m), 1.63-1.50 (4H, m), 1.45 (3H, s), 1.39-1.35 (2H, m)。
実施例115
1-(2-エトキシフェニル)-3-[2-(4-メトキシ-3-(4-ペンテニルオキシ)フェニル)オキサゾ
ール-4-イル]プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 2.1 Hz), 7.56 (1H, dd, J = 8.1, 2.1 Hz), 7.51 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.45-7.39 (2H, m), 7.00-6.89 (3H, m), 5.87-5.81 (1H, m), 5.10-4.99 (2H, m), 4.17-4.08 (4H, m), 3.91 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 7.2
Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.27-2.22 (2H, m), 2.04-1.95 (2H, m), 1.47 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例116
3-[2-(3-シクロブチルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 2.1 Hz), 7.56 (1H, dd, J = 8.1, 2.1 Hz), 7.51 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.45-7.39 (2H, m), 7.00-6.80 (3H, m), 4.13 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.07 (2H, d, J = 7.2 Hz), 3.90 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz),
3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.96-2.85 (1H, m), 2.20-2.14 (2H, m), 1.91-1.80 (2H, m), 1.45 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例117
1-(2-エトキシフェニル)-3-{2-[4-メトキシ-3-(3-メチル-2-ブテニルオキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.57 (1H, dd, J = 8.1, 1.8 Hz), 7.51 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.00-6.89 (3H, m), 5.55 (1H, t, J = 6.6 Hz), 4.64
(2H, d, J = 6.6 Hz), 4.13 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.91 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.77 (6H, d, J = 6.6 Hz), 1.45 (3H, t, J = 6.9
Hz)。
実施例118
3-{2-[3-(2-シクロヘキセニルオキシ)-4-メトキシフェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.60-7.57 (2H, m), 7.42-7.39 (2H, m), 7.00-6.89 (3H, m), 6.00-5.92 (2H, m), 4.88 (1H, br s), 4.15 (2H, q, J
= 7.2 Hz), 3.89 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.04-1.80 (4H, m), 1.72-1.53 (2H, m), 1.45 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例119
1-(2-エトキシフェニル)-3-[2-(4-メトキシ-3-フェネチルオキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.69 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.59 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.56 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.51-6.98 (7H, m), 6.95-6.90 (3H, m), 4.27 (2H, t
, J = 7.2 Hz), 4.11 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.91 (3H, s), 3.41 (2H, t, J = 7.2 Hz),
3.20 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.98 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.54 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例120
1-(2-エトキシフェニル)-3-{2-[4-メトキシ-3-(3-フェニルプロポキシ)フェニル]オキサ
ゾール-4-イル}プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.58 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.56 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.49-7.39 (2H, m), 7.30-7.15 (5H, m), 6.99-6.90 (3H, m), 4.16-4.08 (4H, m), 3.92 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.98 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.84 (2H, t, J = 8.1 Hz), 2.24-2.15 (2H, m), 1.46 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例121
3-{2-[3-(2-シクロプロピルエトキシ)-4-メトキシフェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.57-7.55 (2H, m), 7.43-7.39 (2H, m), 7.00-6.89 (3H, m), 4.19-4.10 (4H, m), 3.91 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 6.9 Hz), 3.01 (2H, t, J = 6.9 Hz), 1.81-1.74 (2H, m), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz), 0.88-0.83 (1H, m), 0.52-0.47 (2H, m), 0.16-0.12 (2H, m)。
実施例122
3-{2-[3-(2-シクロペンチルエトキシ)-4-メトキシフェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.56 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.51 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.45-7.39 (2H, m), 7.00-6.89 (3H, m), 4.17-4.07 (4H, m), 3.90 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 6.9 Hz), 3.00 (2H, t, J = 6.9 Hz), 2.00-1.81 (5H, m), 1.66-1.62 (4H, m), 1.45 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.28-1.15 (2H, m)。
実施例123
参考例49で得られた3-{2-[3-シクロプロピルメトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}プロピオン酸メチル1.0g及び3-メトキシピコリン酸メチル0.54gをジメチルホルムアミド5mlに加え、氷冷下10分間撹拌した。得られた混合物にナトリウムt-ペントキシド0.83gを加えて氷冷下1時間撹拌し、続いて室温下1時間撹拌し
た。反応液を氷冷撹拌し、飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて30分間撹拌後、水を加え、酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。残渣にジメチルスルホキシド5.0ml、塩化リチウム84mg及び精製水41μlを加えて110℃にて終夜加熱撹
拌した。得られた混合物に、放冷後、水を加え、酢酸エチル抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒留去した。得られた残渣をシリカゲルカラム精製(n-ヘキサン:酢酸エ
チル=4:1)し、得られた粗結晶を酢酸エチル及びジイソプロピルエーテルの混合液より再
結晶することにより、3-{2-[3-シクロプロピルメトキシ-4-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(3-メトキシピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの白
色粉末0.11gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.24 (1H, d, J = 4.2 Hz), 7.55-7.47 (2H, m), 7.43 (1H, s), 7.40-7.35 (2H, m), 7.03 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.46 (2H, q, J = 7.2 Hz), 3.94 (2H,
d, J = 6.6 Hz), 3.90 (3H, s), 3.51 (2H, d, J = 7.2 Hz), 3.01 (2H, d, J = 7.2 Hz), 1.31-1.26 (1H, m), 0.68-0.62 (2H, m), 0.39-0.34 (2H, m)。
実施例124
参考例48で得られた3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-
イル]プロピオン酸メチル2g及び3-メトキシピコリン酸メチル1.1gをジメチルホルムアミ
ド10mlに溶かし、氷冷撹拌下ナトリウムt-ペントキシド1.81gを加えて30分撹拌した。こ
の混合物をさらに室温で5時間撹拌し、反応液に氷を加えて飽和塩化アンモニウム水溶液
を加えて撹拌した。反応液を30分間撹拌した後に水を加え、酢酸エチルより抽出した。有機層を水で2回洗浄後、溶媒を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=1:1)にて精製することにより、2-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-(3-メトキシピリジン-2-イル)-3-オキソプロピオン酸メチルの白色アモルファス1.55gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.24 (1H, dd, J = 4.5, 1.8 Hz), 7.57-7.28 (10H, m), 6.91 (1H, d, J = 9.0 Hz), 5.18-5.13 (3H, m), 3.91-3.90 (6H, m), 3.64 (3H, s), 3.36-3.18
(2H, m)。
実施例125
実施例124で得られた2-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-(3-メトキシピリジン-2-イル)-3-オキソプロピオン酸メチル1.5gをエタ
ノール22.5mlに溶かし、47%臭化水素酸7.5mlを加えて80℃にて7.5時間加熱撹拌した。反応液を氷冷撹拌しながら5N水酸化ナトリウム水溶液で中和し、酢酸エチルより抽出した。有機層を水で2回洗浄後、溶媒を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(ジクロロメタン:メタノール=20:1)にて精製することにより、3-[2-(3-ヒ
ドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-3-(3-メトキシピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの微黄色油状物0.65gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.24 (1H, dd, J = 7.2, 1.5 Hz), 7.55-7.27 (5H, m), 6.88 (1H, d, J = 8.7 Hz), 5.72 (1H, s), 3.92-3.89 (6H, m), 3.51 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.03 (2H, t, J = 7.5 Hz)。
実施例126
実施例125で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-3-(3-メトキシピリジン-2-イル)プロパン-1-オン0.24gを用い、実施例102と同様
にして3-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-3-(3-メトキシピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの白色粉末0.11gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.24 (1H, dd, J = 4.2, 1.2 Hz), 7.59-7.32 (5H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.94-3.90 (8H, m), 3.51 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.2 Hz),1.40-1.30 (1H, m), 0.69-0.62 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例125で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-3-(3-メトキシピリジン-2-イル)プロパン-1-オンを用い、実施例102と同様にして実施例127〜128の化合物を得た。
実施例127
3-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-3-(3-メトキシピリジン-2-イル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 8.24 (1H, dd, J = 4.2, 1.5 Hz), 7.58-7.30 (5H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.92-3.90 (6H, m), 3.84 (2H, d, J = 6.9 Hz), 3.52 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.20 (1H, q, J = 6.9 Hz), 1.06 (6H, d, J = 6.9 Hz)。
実施例128
3-[2-(3-シクロペンチルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メトキシピリジン-2-イル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 8.24 (1H, dd, J = 4.5, 1.5 Hz), 7.60-7.30 (5H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.90-4.85 (1H, m), 3.90-3.88 (6H, m), 3.51 (2H, d, J = 6.9 Hz)
, 3.01 (2H, t, J = 6.9 Hz), 2.00-1.81 (6H, m), 1.64-1.60 (2H, m)。
実施例129
実施例125で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-3-(3-メトキシピリジン-2-イル)プロパン-1-オン0.15gを用い、実施例111と同様
にして1-(3-メトキシピリジン-2-イル)-3-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}プロパン-1-オンの白色粉末44mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.24 (1H, dd, J = 4.2, 1.2 Hz), 7.70 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.60 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.51 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.47-7.32 (2H, m), 6.96
(1H, d, J = 8.4 Hz), 4.45 (2H, q, J = 8.4 Hz), 3.95-3.88 (6H, m), 3.52 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例130
参考例48で得られた3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-
イル]プロピオン酸メチル2g及び3-エトキシピコリン酸メチル1gをジメチルホルムアミド10mlに溶かし、氷冷撹拌下ナトリウムt-ペントキシド1.81gを加えて30分撹拌した。この混合物をさらに室温で4時間撹拌し、反応液に氷を加えて飽和塩化アンモニウム水溶液を加
えて撹拌した。反応液を30分間撹拌した後に水を加え、酢酸エチルより抽出した。有機層を水で2回洗浄後、溶媒を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=1:1)にて精製することにより、2-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-(3-エトキシピリジン-2-イル)-3-
オキソプロピオン酸メチルの無色油状物1.5gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.22 (1H, dd, J = 4.2, 1.2 Hz), 7.57-7.27 (10H, m), 6.91 (1H, d, J = 9.0 Hz), 5.18-5.12 (3H, m), 4.12 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.92 (3H, s), 3.65 (3H, s), 3.30-3.23 (2H, m), 1.46 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例131
実施例130で得られた2-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-(3-エトキシピリジン-2-イル)-3-オキソプロピオン酸メチル1.5gを用い
、実施例125と同様にして1-(3-エトキシピリジン-2-イル)-3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンの微黄色油状物0.7gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.23 (1H, dd, J = 4.2, 1.2 Hz), 7.55-7.49 (2H, m), 7.45 (1H, s), 7.42-7.28 (2H, m), 6.88 (1H, d, J = 8.7 Hz), 5.70 (1H, s), 4.11 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.49 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.01 (2H, t, J = 6.9 Hz), 1.46 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例132
実施例131で得られた1-(3-エトキシピリジン-2-イル)-3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メト
キシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オン0.2gを用い、実施例102と同様にして3-[2-(3-シクロペンチルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-エトキシピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの微黄色油状物0.2gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.23 (1H, dd, J = 4.5, 1.5 Hz), 7.57-7.45 (2H, m), 7.44 (1H, d, J = 0.9 Hz), 7.38-7.28 (2H, m), 6.89 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.89-4.87 (1H, m), 4.12 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.94-3.91 (5H, m), 3.88 (3H, s), 3.49 (2H, t, J = 7.2Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.2Hz), 2.01-1.81 (6H, m), 1.65-1.58 (2H, m), 1.47 (3H, t, J = 6.9Hz)。
実施例131で得られた1-(3-エトキシピリジン-2-イル)-3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メト
キシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンを用い、実施例102と同様にして実施例133〜134の化合物を得た。
実施例133
3-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-エトキシピリジン-2-イル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 8.23 (1H, dd, J = 4.2, 1.5 Hz), 7.57 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.50 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.45 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.38-7.28 (2H, m), 6.91
(1H, d, J = 8.4 Hz), 4.12 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.94-3.91 (5H, m), 3.49 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.02 (2H, t, J = 7.2Hz), 1.46 (3H, t, J = 6.9Hz), 1.42-1.32 (1H, m), 0.69-0.62 (2H, m), 0.40-0.35 (2H, m)。
実施例134
1-(3-エトキシピリジン-2-イル)-3-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 8.23 (1H, dd, J = 4.5, 1.5 Hz), 7.56 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.50 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.45 (1H, s), 7.38-7.28 (2H, m), 6.90 (1H, d, J =
8.4 Hz), 4.12 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.90 (3H, s), 3.85 (2H, d, J = 6.6 Hz), 3.50
(2H, t, J = 6.9 Hz), 3.02 (2H, t, J = 6.9 Hz), 2.19 (2H, qt, J = 6.6 Hz), 1.47 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.05 (6H, d, J = 6.6Hz)。
実施例135
参考例48で得られた3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-
イル]プロピオン酸メチル5g及び3-メチルピコリン酸メチル3.2gをジメトキシエタン150mlに溶かし、氷冷撹拌しながら水素化ナトリウム1.2gを加え、さらに攪拌を続けた。反応液を4時間加熱還流し、反応終了後に氷冷撹拌下にて飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて
撹拌した。反応液を30分間撹拌した後に水を加え、酢酸エチルより抽出した。有機層を水で2回洗浄後に溶媒を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=2:1)にて精製することにより、2-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-(3-メチルピリジン-2-イル)-3-オキソプロピオン酸メチルの無色油状物5.5gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.49 (1H, dd, J = 4.8, 1.2 Hz), 7.59-7.28 (10H, m), 6.91 (1H, d, J = 9.0 Hz), 5.23-5.16 (3H, m), 3.91 (3H, s), 3.65 (3H, s), 3.37-3.18 (2H,m,) 2.59 (3H, s)。
実施例136
実施例135で得られた2-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-(3-メチルピリジン-2-イル)-3-オキソプロピオン酸メチル5.5gをエタノ
ール20mlに溶かし、これに5規定塩酸水溶液80mlを加えて80℃にて1.5時間加熱撹拌した。反応液を氷冷撹拌しながら5規定水酸化ナトリウム水溶液で中和し、酢酸エチルより抽出
した。有機層を水で2回洗浄後に溶媒を減圧濃縮し、得られた粗結晶をエタノール20ml及
びn-ヘキサン40mlの混合液より再結晶することにより、3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシ
フェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの微黄色粉末1.92gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.49 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.60-7.51 (3H, m), 7.44 (1H, d, J = 0.9 Hz), 7.41-7.29 (1H, m), 6.89 (1H, dd, J = 7.8, 1.2 Hz), 5.68 (1H, s), 3.93 (3H, s), 3.58 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.57 (3H, s)。
実施例137
実施例136で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン0.3g及び1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]
ウンデカ-7-エン0.4mlをエタノール5mlに溶かし、これに(ブロモメチル)シクロプロパ
ン0.24gを加えて4.5時間加熱還流した。放冷後、反応液に水を加え、酢酸エチルより抽出した。抽出物を水で2回洗浄した後に有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=2:1)にて精製することにより、3-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの白色粉末0.2gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.60-7.54 (2H, m), 7.49 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.45 (1H, s), 7.34-7.29 (1H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.7 Hz), 3.94-3.91 (5H, m), 3.60 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.57 (3H, s), 1.40-1.32 (1H, m), 0.69-0.62 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例138
実施例136で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン0.23g及び1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ-7-エン0.3mlをエタノール5mlに溶かし、これにヨウ化エチル0.21gを加えて4時
間加熱還流した。放冷後、反応液に水を加え、酢酸エチルより抽出した。抽出物を水で2
回洗浄した後に有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=2:1)にて精製することにより、3-[2-(3-エトキシ-4-メ
トキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの白色粉末0.17gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.24 (1H, d, J = 4.2 Hz), 7.58-7.55 (2H, m), 7.51 (1H, d, J
= 2.1 Hz), 7.45 (1H, s), 6.90 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.19 (2H, q, J = 7.2 Hz), 3.91 (3H, s), 3.59 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.57 (3H, s), 1.49 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例139
実施例136で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン0.3g及び1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]
ウンデカ-7-エン0.4mlをエタノール5mlに溶かし、これに2-ブロモプロパン0.23gを加えて4.5時間加熱還流した。放冷後、反応液に水を加え、酢酸エチルより抽出した。抽出物を
水で2回洗浄した後に有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=2:1)にて精製することにより、3-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの白色粉末0.16gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.59-7.53 (3H, m), 7.45 (1H, s), 7.34-7.31 (1H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.65 (1H, sept., J = 6.0 Hz),
3.89 (3H, s), 3.59 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.62 (3H, s),
1.39 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例140
実施例136で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン0.3g及び1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]
ウンデカ-7-エン0.3mlをエタノール6mlに溶かし、これに臭化アリル0.22gを加えて4時間
加熱還流した。放冷後、反応液に水を加え、酢酸エチルより抽出した。抽出物を水で2回
洗浄した後に有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=2:1)にて精製することにより、3-[2-(3-アリルオキシ-4-
メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの白色粉末0.18gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.51-8.48 (1H, m), 7.60-7.56 (2H, m), 7.52 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.45 (1H, s), 7.34-7.29 (1H, m), 6.92 (1H, d, J = 8.7 Hz), 6.16-6.05 (1H, m
), 5.48-5.28 (2H, m), 4.69-4.66 (2H, m), 3.92 (3H, s), 3.60 (2H, t, J = 7.2 Hz),
3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.57 (3H, s)。
実施例141
実施例136で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン0.15g及び1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ-7-エン0.15mlをエタノール5mlに溶かし、これに(ブロモメチル)シクロブタン0.13gを加えて終夜加熱還流した。放冷後、反応液に水を加え、酢酸エチルより抽出した
。抽出物を水で2回洗浄した後に有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=2:1)にて精製することにより、3-[2-(3-シクロブチルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの白色粉末90mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.60-7.51 (3H, m), 7.45 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.34-7.29 (1H, m), 6.89 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.07 (2H, d, J = 6.9 Hz), 3.89 (3H, s), 3.60 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.89-2.83 (1H, m), 2.57 (3H, s), 2.22-2.13 (2H, m), 2.00-1.84 (4H, m)。
実施例136で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンを用い、実施例137と同様にして実施例142〜154の化合物を得た。
実施例142
3-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.60-7.53 (2H, m), 7.50 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.45 (1H, s), 7.34-7.28 (1H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.90 (3H, s), 3.84 (2H, d, J = 6.9 Hz), 3.60 (2H, t, J = 7.8 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.8 Hz), 2.57 (3H, s), 2.20 (1H, qt, J = 6.9 Hz), 1.05 (6H, d, J = 6.9 Hz)。
実施例143
3-[2-(4-メトキシ-3-プロポキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.59-7.54 (2H, m), 7.51 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.50 (1H, s), 7.34-7.29 (1H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.05 (2H, t, J = 6.9 Hz), 3.91 (3H, s), 3.60 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.57 (3H, s), 1.90 (2H, qt, J = 6.9 Hz), 1.24 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例144
3-[2-(3-シクロペンチルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.59-7.50 (3H, m), 7.44 (1H, d, J = 1.2 Hz), 7.34-7.31 (1H, m), 6.89 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.90-4.84 (1H, m), 3.88 (3H, s), 3.59 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.57 (3H, s), 2.03-1.80 (6H, m), 1.64-1.58 (2H, m)。
実施例145
3-[2-(4-メトキシ-3-(2-プロピニルオキシ)フェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, d, J = 4.5 Hz), 7.67-7.63 (2H, m), 7.58 (1H, d, J
= 8.1 Hz), 7.46 (1H, s), 7.34-7.30 (1H, m), 6.93 (1H, dd, J = 6.6, 2.4 Hz), 4.8
2 (2H, d, J = 2.4 Hz), 3.92 (3H, s), 3.60 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.58 (3H, s), 2.53 (1H, t, J = 2.4 Hz)。
実施例146
3-[2-(3-(3-ブテニルオキシ)-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.2, 1.5 Hz), 7.59-7.55 (2H, m), 7.52 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.45 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.34-7.29 (1H, m), 5.97-5.85 (1H, m), 5.23-5.09 (2H, m), 4.14 (2H, t, J = 6.9 Hz), 3.91 (3H, s), 3.60 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.68-2.57 (5H, m)。
実施例147
3-[2-(3-ブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-
イル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.59-7.51 (3H, m), 7.45 (1H, s), 7.34-7.30 (1H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.09 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.90 (3H,
s), 3.60 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.57 (3H, s), 1.86 (2H,
td, J = 7.2, 6.6 Hz), 1.56-1.45 (2H, m), 0.99 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例148
3-[2-(3-シクロヘキシルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, d, J = 4.5 Hz), 7.61-7.53 (2H, m), 7.49 (1H, d, J
= 1.8 Hz), 7.45 (1H, s), 7.34-7.28 (1H, m), 6.89 (1H, d, J = 8.7 Hz), 3.90-3.86
(5H, m), 3.60 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.57 (3H, s), 1.94-1.85 (3H, m), 1.79-1.57 (3H, m), 1.38-0.88 (5H, m)。
実施例149
3-[2-(4-メトキシ-3-(4-ペンテニルオキシ)フェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.59-7.54 (2H, m), 7.51 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.45 (1H, s), 7.34-7.29 (1H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 5.91-5.80 (1H, m), 5.11-4.97 (2H, m), 4.10 (2H, d, J = 6.6 Hz), 3.91 (3H, s), 3.60 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.57 (3H, s), 2.30-2.22 (2H, m), 2.05-1.92 (2H, m)。
実施例150
3-[2-(4-メトキシ-3-フェネチルオキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 8.48 (1H, dd, J = 4.5, 0.9 Hz), 7.60-7.49 (3H, m), 7.43 (1H, s), 7.35-7.20 (6H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.27 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.91 (3H, s), 3.58 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.19 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.55 (3H, s)。
実施例151
3-{2-[4-メトキシ-3-(3-フェニルプロポキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.58 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.55 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.49 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.44 (1H, s), 7.34-7.15 (6H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.11 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.92 (3H, s), 3.60 (2H,
t, J = 7.5 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.84 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.57 (3H, s), 2.20 (2H, tt, J = 7.5, 6.6 Hz)。
実施例152
参考例52で得られたメタンスルホン酸シクロペンチルメチルエステル0.5g及び実施例136で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン0.2gを用い、実施例137と同様にして3-[2-(3-シクロペンチルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリ
ジン-2-イル)プロパン-1-オンの白色粉末90mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.49 (1H, d, J = 3.9 Hz), 7.59-7.50 (3H, m), 7.45 (1H, s), 7.34-7.29 (1H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.95 (2H, d, J = 7.2 Hz), 3.90 (3H,
s), 3.60 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.57 (3H, s), 2.54-2.41
(1H, m), 1.91-1.82 (2H, m), 1.68-1.56 (4H, m), 1.42-1.24 (2H, m)。
実施例153
参考例50で得られたメタンスルホン酸2-シクロプロピルエチルエステル0.16g及び実
施例136で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン0.15gを用い、実施例137と同様にして3-{2-[3-(2-シクロプロピルエトキシ)-4-メトキシフェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの白色粉末0.1gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.5, 1.5 Hz), 7.60-7.54 (3H, m), 7.46 (1H, s), 7.35-7.27 (1H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.18 (2H, t, J = 6.9 Hz), 3.91 (3H, s), 3.61 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.02 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.58 (3H, s), 1.78 (2H, q, J = 6.9 Hz), 0.91-0.80 (1H, m), 0.53-0.46 (2H, m), 0.16-0.11 (2H, m)。
実施例154
参考例51で得られたメタンスルホン酸2-シクロペンチルエチルエステル0.19g及び実
施例136で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン0.15gを用い、実施例137と同様にして3-{2-[3-(2-シクロペンチルエトキシ)-4-メトキシフェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの白色粉末0.13gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.60-7.50 (3H, m), 7.45 (1H, s), 7.34-7.30 (1H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.10 (2H, t, J = 6.9 Hz), 3.92 (3H, s), 3.60 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.57 (3H, s), 2.01-1.79 (5H, m), 1.67-1.50 (5H, m), 1.24-1.12 (2H, m)。
実施例155
実施例136で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン0.23g及び炭酸カリウム0.28gをジメチルホルムアミド5mlに溶かし、これに1,1,1-トリフルオロ-2-ヨードエタン0.29gを加えて
終夜80℃にて加熱撹拌した。放冷の後反応液に水を加え、酢酸エチルより抽出した。水で2回洗浄した後、有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(ジクロロメタン:酢酸エチル=1:1)にて精製することにより、3-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの白色粉末0.14gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.5, 0.9 Hz), 7.70 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.60-7.56 (2H, m), 7.46 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.35-7.30 (1H, m), 6.96 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.45 (2H, q, J = 8.4 Hz), 3.92 (3H, s), 3.60 (2H, t, J = 7.5 Hz),
3.00 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.57 (3H, s)。
実施例156
実施例136で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン0.1gを用い、実施例155と同様にして3-{2-[4-メトキシ-3-(3-メチル-2-ブテニルオキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの微黄色粉末45mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.59-7.52 (3H, m), 7.45 (1H, s), 7.34-7.29 (1H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.4 Hz), 5.58-5.52 (1H, m), 4.64 (2H, d, J = 6.9 Hz), 3.91 (3H, s), 3.60 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.57 (3H, s), 1.78 (3H, d, J = 0.9 Hz), 1.77 (3H, s)。
実施例157
実施例136で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン0.6gを用い、実施例155と同様にして3-{2-[3-(2-シクロヘキセニルオキシ)-4-メトキシフェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの白色粉末0.31gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.60-7.56 (3H, m), 7.45 (1H, s), 7.34-7.29 (1H, m), 6.91 (1H, d, J = 9.0 Hz), 5.99-5.88 (2H, m), 4.88 (1H, br s), 3.89 (3H, s), 3.60 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.57 (3H, s), 2.17-1.84 (5H, m), 1.71-1.61 (1H, m)。
実施例158
実施例157で得られた3-{2-[3-(2-シクロヘキセニルオキシ)-4-メトキシフェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン0.3gをエタノール20mlに溶かし、これに10%パラジウム炭素粉末50mgを加え、水素雰囲気下室温にて2時間撹拌した。触媒を濾去した後に濾液を濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)にて精製することにより、3-[2-(3-シクロヘキシルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの微黄色油状物0.2gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, d, J = 4.5 Hz), 7.59-7.54 (3H, m), 7.45 (1H, s), 7.34-7.30 (1H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.35-4.25 (1H, m), 3.89 (3H, s), 3.60 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.57 (3H, s), 2.07-2.02 (2H, m), 1.84-1.80 (2H, m), 1.60-1.51 (4H, m), 1.43-1.23 (2H, m)。
実施例159
実施例136で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン0.26gをテトラヒドロフラン10mlに溶
解した。得られた溶液に2-ヒドロキシインダン0.2g、アゾジカルボン酸ジイソプロピル(40%トルエン溶液)0.75ml及びトリ(n-ブチル)ホスフィン0.31gを加え、50℃で攪拌し
た。3時間後、さらに2-ヒドロキシインダン0.2g、アジゾカルボン酸ジイソプロピル(40
%トルエン溶液)0.75ml及びトリ(n-ブチル)ホスフィン0.31gを加え、50℃で終夜攪拌
した。反応混合物を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル:ジクロロメタン=1:1:1)で精製し、アセトン-ジイソプロピルエーテルで再結晶することにより、3-{2-[3-(インダン-2-イルオキシ)-4-メトキシフェニル]オ
キサゾール-4-イル}-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの無色粉末0.13gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.51 (1H, br d, J = 4.8 Hz), 7.62-7.16 (9H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.7 Hz), 5.29 (1H, tt, J = 6.6, 3.9 Hz), 3.85 (3H, s), 3.63 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.45 (2H, dd, J = 16.8, 6.6 Hz), 3.26 (2H, dd, J = 16.8, 3.9 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.58 (3H, s)。
実施例160
参考例48で得られた3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-
イル]プロピオン酸メチル2g及びピコリン酸メチル1.5gをジメトキシエタン40mlに溶かし
、水素化ナトリウム0.33gを氷冷攪拌下に加え、さらに撹拌を続けた。反応液を2時間加熱還流し、反応終了後に氷冷撹拌下にて飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて撹拌した。反応液を30分間撹拌した後に水を加え、酢酸エチルより抽出した。有機層を水で2回洗浄後
、溶媒を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン
:酢酸エチル=3:1)にて精製することにより、2-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-オキソ-3-ピリジン-2-イルプロピオン酸メチルの無色油状物2gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.67 (1H, dd, J = 4.2, 0.9 Hz), 8.07 (1H, dd, J = 7.8, 2.1 Hz), 7.83 (1H, td, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.55-7.30 (9H, m), 6.90 (1H, d, J = 9.0 Hz), 5.29 (1H, t, J = 7.8 Hz), 5.16 (2H, s), 3.91 (3H, s), 3.66 (3H, s), 3.36-3.28 (2H, m)。
実施例161
実施例160で得られた2-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-オキソ-3-(ピリジン-2-イル)プロピオン酸メチル2gを用い、実施例13
6と同様にして3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(ピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの白色粉末0.48gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.67 (1H, dd, J = 4.2, 0.9 Hz), 8.05 (1H, dd, J = 7.8, 2.1 Hz), 7.83 (1H, td, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.55-7.43 (4H, m), 6.88 (1H, dd, J = 7.8, 2.1 Hz), 5.72 (1H, s), 3.93 (3H, s), 3.64 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.03 (2H, t, J = 7.5 Hz)。
実施例162
実施例161で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(ピリジン-2-イル)プロパン-1-オン0.15g及び1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ-7-エン0.2mlをエタノール5mlに溶かし、(ブロモメチル)シクロブタン0.14gを加えて終夜加熱還流した。放冷後、反応液に水を加え、酢酸エチルより抽出した。水で2回洗浄し
た後に有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:酢酸エチル=5:1)にて精製することにより、3-[2-(3-シクロブチルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(ピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの
白色粉末50mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.68 (1H, d, J = 4.5 Hz), 8.05 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.83 (1H, td, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.58-7.44 (4H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.07 (2H, d, J = 6.9 Hz), 3.89 (3H, s), 3.65 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.05 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.94-2.81 (1H, m), 2.24-2.04 (2H, m), 2.00-1.81 (4H, m)。
実施例163
実施例161で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(ピリジン-2-イル)プロパン-1-オン0.3gを用い、実施例102と同様にして3-[2-(4-メトキシ-3-(4-ペンテニルオキシ)フェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(ピリジン-2-イ
ル)プロパン-1-オンの白色粉末0.28gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.69 (1H, dd, J = 4.2, 1.5 Hz), 8.05 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.85 (1H, t, J = 7.8 Hz), 7.60-7.46 (4H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 5.92-5.83 (1H, m), 5.11-4.99 (2H, m), 4.11 (2H, d, J = 6.9 Hz), 3.91 (3H, s), 3.65 (2H, t,
J = 7.5 Hz), 3.05 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.28-2.23 (2H, m), 1.98 (2H, t, J = 7.5 Hz)。
実施例164
参考例5で得られた2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)-4-クロロメチルオキサゾール10g及び参考例53で得られた1-(2-アリルオキシフェニル)エタノン10.7gをテトラヒドロフラン200mlに溶かし、氷冷撹拌下水素化ナトリウム1.82gを加え、さらに撹拌を続けた。反応液を4時間加熱還流し、反応終了後に氷冷撹拌下にて飽和塩化アンモニウム水
溶液を加えて撹拌した。30分間撹拌した後、水を加え、酢酸エチルより抽出した。有機層を水で2回洗浄後、溶媒を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)にて精製することにより、1-(2-アリルオキシフェ
ニル)-3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-
オンの白色粉末1.4gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.62-7.58 (2H, m), 7.49-7.30 (7H, m), 7.02-6.91 (3H, m), 6.12-6.02 (1H, m), 5.42 (1H, dd, J = 17.4, 1.5 Hz), 5.30 (1H, dd, J = 10.5, 1.5 Hz), 5.19 (2H, s), 4.65-4.62 (2H, m), 3.92 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例165
実施例164で得られた1-(2-アリルオキシフェニル)-3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オン1.4gを用い、実施例101と同様にして3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-ヒドロキシフェニル)プロパン-1-オンの微黄色油状物0.55gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 12.5 (1H, s), 7.81 (1H, dd, J = 7.8, 1.5 Hz), 7.57-7.30 (4H, m), 6.98 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.92-6.86 (2H, m), 5.73 (1H, br s), 3.94 (3H, s), 3.44 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.02 (2H, t, J = 7.5 Hz)。
実施例166
実施例165で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-ヒドロキシフェニル)プロパン-1-オン0.5gを用い、実施例111と同様にして3-[2-(3-アリルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-アリルオキシフ
ェニル)プロパン-1-オンの白色粉末0.61gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 2.1 Hz), 7.58 (1H, dd, J = 8.1, 2.1 Hz), 7.52 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.45-7.40 (2H, m), 7.02-6.90 (3H, m), 6.16-6.03 (2H, m), 5.47-5.27 (4H, m), 4.68-4.62 (4H, m), 3.92 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 6.9
Hz), 2.99 (2H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例167
参考例48で得られた3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-
イル]プロピオン酸メチル1.1gを用い、実施例100と同様にして2-[2-(3-ベンジルオキ
シ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-(2-メトキシフェニル)-3-オキソプロピオン酸メチルの黄色油状物1gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.57-7.53 (3H, m), 7.48-7.30 (6H, m), 6.97 (1H, t, J = 7.2 Hz), 6.91 (2H, d, J = 7.8 Hz), 5.17 (2H, s), 4.99 (1H, t, J = 6.9 Hz), 3.92 (3H, s), 3.90 (3H, s), 3.69 (3H, s), 3.27-3.19 (2H, m)。
実施例168
実施例167で得られた2-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-(2-メトキシフェニル)-3-オキソプロピオン酸メチル1gを用い、実施例101と同様にして3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-メトキシフェニル)プロパン-1-オンの白色粉末0.63gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.56-7.52 (2H, m), 7.44-7.4
1 (2H, m), 6.99-6.87 (3H, m), 3.95 (3H, s), 3.89 (3H, s), 3.38 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.98 (2H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例169
実施例168で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-メトキシフェニル)プロパン-1-オン0.22gを用い、実施例102と同様にして3-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-メトキシフェニル)プロパン-1-オンの無色油状物90mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.57 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.54 (1H, s), 7.47-7.40 (2H, m), 7.01-6.89 (3H, m), 4.67-4.62 (1H, m), 3.91 (6H, s), 3.38 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.39 (6H, d, J = 6.3 Hz)。
実施例168で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-メトキシフェニル)プロパン-1-オンを用い、実施例102と同様にして実施例
170〜173の化合物を得た。
実施例170
3-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-メトキシフェニル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.69-7.40 (4H, m), 6.99-6.89 (4H, m), 3.94-3.89 (8H, m), 3.37 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.40-1.35 (1H, m), 0.67-0.65 (2H, m), 0.38-0.36 (2H, m)。
実施例171
3-[2-(3-シクロペンチルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-メトキシフェニル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.56 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.51 (1H, s), 7.43 (1H, td, J = 8.4, 1.8 Hz), 6.99-6.88 (3H, m), 4.48 (1H, br s), 3.89 (3H, s), 3.88 (3H, s), 3.38 (2H, t, J = 6.6 Hz), 2.98 (2H, t, J = 6.6 Hz), 2.04-1.85 (4H, m), 1.63-1.55 (4H, m)。
実施例172
3-[2-(3-エトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-メトキシフェニル)
プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.57 (1H, dd, J = 8.1, 2.1 Hz), 7.51 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.47-7.41 (2H, m), 7.01-6.89 (3H, m), 4.18 (2H, q, J = 7.8 Hz), 3.94 (3H, s), 3.90 (3H, s), 3.38 (2H, t, J = 6.6 Hz), 2.99 (2H, t, J = 6.6 Hz), 1.49 (3H, t, J = 7.8 Hz)。
実施例173
3-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-メトキシフェニル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.58-7.36 (4H, m), 7.01-6.89 (3H, m), 3.90 (6H, s), 3.84 (2H, d, J = 6.6 hz), 3.38 (2H, t, J = 6.9 Hz), 2.99 (2H, t, J = 6.9 Hz), 2.22-2.10 (1H, m), 1.05 (6H, d, J = 6.6 Hz)。
実施例168で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-メトキシフェニル)プロパン-1-オンを用い、実施例111と同様にして実施例
174〜175の化合物を得た。
実施例174
3-[2-(3-アリルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-メトキシフェニル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.59 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.52 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.48-7.41 (2H, m), 7.02-6.90 (3H, m), 6.12-6.07 (1H, m), 5.43 (1H, dd, J = 17, 1.5 Hz), 5.31 (1H, d, J = 10 Hz), 4.68 (2H, d, J =
5.4 Hz), 3.92 (3H, s), 3.90 (3H, s), 3.38 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J =
7.2 Hz)。
実施例175
1-(2-メトキシフェニル)-3-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]
オキサゾール-4-イル}プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.69 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.60 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.48-7.42 (2H, m), 7.02-6.95 (3H, m), 4.43 (2H, q, J = 8.1 Hz), 3.92 (3H, s), 3.90 (3H, s), 3.38 (2H, t, J = 6.9 Hz), 2.99 (2H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例176
水素化ナトリウム0.4gをテトラヒドロフラン20mlに懸濁し、これに氷冷撹拌下1-(2-ベ
ンジルオキシ)エタノン1.13g及び参考例11で得られた4-クロロメチル-2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール1.46gを順次加え、加熱還流下4時間撹拌した。反応液に氷冷下飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、15分間撹拌後、水を加え、酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒留去した。これをシリカゲルカラム精製(n-ヘキサン:酢酸エチル=4:1)して得られた化合物をエタノール12mlに溶解させ、10%パラジウム炭素粉末35mgを加え、水素雰囲気下終夜撹拌した。触媒を濾去し、得られた濾液を濃縮し、残渣をシリカゲルカラム精製(n-ヘキサン:酢酸エチル=4:1)すること
により3-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-ヒドロキシフェニル)プロパン-1-オンの白色粉末0.43gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 12.2 (1H, s), 7.83 (1H, d, J = 1.5 Hz), 7.80-7.44 (4H, m), 7.00-6.87 (3H, m), 3.94-3.92 (5H, m), 3.44 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.03 (2H, t, J =
7.2 Hz), 1.37-1.26 (1H, m),0.70-0.65 (2H, m), 0.41-0.37 (2H, m)。
実施例177
参考例11で得られた4-クロロメチル-2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェ
ニル)オキサゾール2g及び参考例53で得られた1-(2-アリルオキシフェニル)エタノン3.6gをテトラヒドロフラン40mlに溶かし、これに氷冷撹拌下水素化ナトリウム0.55gを加えて撹拌した。反応液を6時間加熱還流し、反応終了後に氷冷撹拌下にて飽和塩化アンモニウ
ム水溶液を加えて撹拌した。反応液を30分間撹拌した後、水を加え、酢酸エチルより抽出した。有機層を水で2回洗浄後、溶媒を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)にて精製することにより、1-(2-アリ
ルオキシフェニル)-3-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンの白色粉末0.5gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.57 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.49 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.45-7.39 (2H, m), 7.02-6.89 (3H, m), 6.09-6.02 (1H, m), 5.45-5.26 (2H, m), 4.65-4.62 (2H, m), 3.94-3.91 (5H, m), 3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.45-1.35 (1H, m), 0.68-0.62 (2H, m), 0.40-0.36 (2H, m)。
実施例178
参考例35で得られた4-クロロメチル-2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール1.4g及び参考例53で得られた1-(2-アリルオキシフェニル)エタノン0.88gを用い、実施例1
77と同様にして1-(2-アリルオキシフェニル)-3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンの白色粉末0.42gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.69 (1H, dd, J = 7.5, 2.1 Hz), 7.56-7.51 (2H, m), 7.45-7.39 (2H, m), 7.02-6.89 (3H, m), 6.14-6.01 (1H, m), 5.42 (1H, dd, J = 17, 1.5 Hz), 5.29 (1H, dd, J = 10.5, 1.5 Hz), 4.65-4.62 (2H, m), 4.20-4.10 (4H, m), 3.42 (2H,
t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.50 (6H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例179
1-(2-クロロフェニル)エタノン0.31g及び参考例11で得られた4-クロロメチル-2-(3-
シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール0.59gを用い、実施例177
と同様にして1-(2-クロロフェニル)-3-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンの無色油状物0.11gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.60-7.55 (2H, m), 7.49-7.43 (2H, m), 7.40 (1H, s), 7.39-7.30 (2H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.7 Hz), 3.94-3.91 (5H, m), 3.36 (2H, t, J = 6.9 Hz), 3.01 (2H, t, J = 6.9 Hz), 1.37-1.29 (1H, m), 0.69-0.63 (2H, m), 0.40-0.37 (2H, m)。
実施例180
参考例54で得られた3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロピオ
ン酸メチル2g及び3-メチルピコリン酸エチル1.3gを用い、実施例124と同様にして2-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-(3-メチルピリジン-2-イル)-3-オキソプロピオン酸メチルの黄色油状物0.8gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, m), 7.60-7.40 (4H, m), 7.30 (1H, m), 6.88 (1H, d,
J = 8.4 Hz), 5.20 (1H, t, J = 7.2 Hz), 4.20-4.05 (4H, m), 2.99 (3H,s), 3.35-3.20 (2H, m), 2.59 (3H,s), 1.47 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.47 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例181
実施例180で得られた2-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-(3-メチルピリジン-2-イル)-3-オキソプロピオン酸メチル0.8gを酢酸5mlと濃塩酸1.5mlとの混合溶液に加え、110℃にて4時間攪拌した。得られた溶液を室温に戻した後、酢酸エチル30ml及び飽和炭酸水素ナトリウム溶液30mlの混合溶液を攪拌しつつ、徐々に加えさらに攪拌を続けた。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:n-へキサン=3:1)で精製し、さらに酢
酸エチル−n-ヘキサンで再結晶することにより、3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサ
ゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの白色粉末0.28gを得た。H-NMR (CDCl) δ: 8.49 (1H, m), 7.60-7.50 (3H, m), 7.44 (1H, s), 7.32 (1H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.13 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.51 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.57 (3H, s), 1.48 (3H, t, J
= 6.9 Hz), 1.47 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例182
参考例54で得られた3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロピオ
ン酸メチル2g及び2-エトキシ安息香酸エチル1.5gをジメチルホルムアミド10mlに溶かし、これに氷冷撹拌下ナトリウムt-ペントキシド1.81gを加えて30分撹拌した。反応液をさら
に室温で5時間撹拌した後、氷と飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて撹拌した。反応液
を30分間撹拌した後に水を加え、酢酸エチルより抽出した。有機層を水で2回洗浄後、溶
媒を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢
酸エチル=1:1)にて精製した。得られた黄色油状物を酢酸5ml及び濃塩酸1.5mlの混合溶
液に加え、110℃にて4時間攪拌した。混合溶液の液温を室温に戻した後、これに酢酸エチル30ml及び飽和炭酸水素ナトリウム溶液30mlの混合溶液を攪拌しつつ、徐々に加えさらに
攪拌を続けた。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:n-へキサン=3:1)で精製し、得られた粗
結晶を酢酸エチル−n-ヘキサンより再結晶することにより、3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オンの白色粉末0.46gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 2.1 Hz), 7.60-7.50 (2H, m), 7.45-7.35 (2H, m), 7.00-6.80 (2H, m), 4.17 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.13 (2H,q, J = 7.2 Hz),
3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
参考例54で得られた3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロピオ
ン酸メチルを用い、実施例182と同様にして実施例183〜185の化合物を得た。
実施例183
3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-エトキシピリジン-2-イル)
プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 8.23 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.55-7.50 (2H, m), 7.40-7.25 (2H, m), 7.45 (1H, s), 6.90 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.20-4.05 (6H, m), 3.49 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.02 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.47 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.47 (3H, t,
J = 7.2 Hz), 1.46 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例184
3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-エトキシフェニル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 8.00-7.95 (2H, m), 7.60-7.50 (2H, m), 7.43 (1H, s), 6.95-6.85 (3H, m), 4.17 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.17 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.09 (2H, q, J =
7.2 Hz), 3.34 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.44 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例185
3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(4-エトキシフェニル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.60-7.50 (4H, m), 7.44 (1H, s), 7.35 (1H, t, J = 7.8 Hz), 7.09 (1H, dd, J = 9.0, 2.4 Hz), 6.10 (1H, d, J = 5.4 Hz), 4.16 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.15 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.08 (2H, q, J = 7.2 Hz), 3.38 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.02 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.40 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例186
参考例56で得られた2-[2-(3,4-ビス(ベンジルオキシ)フェニル)オキサゾール-4-イルメチル]マロン酸ジメチル2gを用い、実施例100と同様にして2-[2-(3,4-ビスベンジル
オキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-(3-メチルピリジン-2-イル)-3-オキソプロピオン酸メチルの微黄色油状物2.2gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.49 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.59-7.28 (15H, m), 6.94 (1H, d, J = 8.4 Hz), 5.23-5.17 (5H, m), 3.69 (3H, s), 3.32-3.23 (2H, m), 2.59 (3H,
s)。
実施例187
実施例186で得られた2-[2-(3,4-ビスベンジルオキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-(3-メチルピリジン-2-イル)-3-オキソプロピオン酸メチル2.2gを用い、実施例
136と同様にして3-[2-(3,4-ジヒドロキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの白色粉末0.24gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 9.46 (1H, br s), 9.32 (1H, br s), 8.54 (1H, d, J = 3.0 Hz),
7.80-7.76 (2H, m), 7.54-7.49 (1H, m), 7.32 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.23 (1H, dd, J
= 8.4, 2.1 Hz), 6.82 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.47 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.83 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.51 (3H, s)。
実施例188
実施例187で得られた3-[2-(3,4-ジヒドロキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン0.12gを用い、実施例111と同様にし
て3-{2-[3,4-ビス-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの白色粉末35mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, d, J = 4.5 Hz), 7.68 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.63 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.58 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.49 (1H, s), 7.35-7.28 (1H, m), 7.04 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.50-4.39 (4H, m), 3.60 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.59 (3H, s)。
実施例189
参考例58で得られた4-クロロメチル-2-(3-エトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール0.76g及び参考例53で得られた1-(2-アリルオキシフェニル)エタノン0.5gを用い、実
施例177と同様にして1-(2-アリルオキシフェニル)-3-[2-(3-エトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンの白色粉末0.13gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 2.1 Hz), 7.56 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.51 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.45-7.40 (2H, m), 7.02-6.89 (3H, m), 6.12-6.01 (1H, m), 5.42 (1H, dd, J = 17, 1.5 Hz), 5.28 (1H, dd, J = 17, 1.5 Hz), 4.65-4.62 (2H, m), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.92 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例190
参考例63で得られた4-クロロメチル-2-(4-ベンジルオキシ-3-エトキシフェニル)オキサゾール2g及び1-(2-エトキシフェニル)エタノン0.96gをテトラヒドロフラン20mlに溶解
し、これに水素化ナトリウム0.47gを加えた。発泡終了後、反応液を3時間加熱還流した。冷後、反応液を氷水に投じ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:
酢酸エチル=3:1)で精製することにより、3-[2-(4-ベンジルオキシ-3-エトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オンの無色粉末0.4gを得た。H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.55-7.30 (8H, m), 6.97 (2H, t, J = 7.5 Hz), 6.93 (1H, d, J = 7.5 Hz), 5.19 (2H, s), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.13 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.41 (2H, t, J = 6.9 Hz), 2.99 (2H, t, J = 6.9 Hz), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.47 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例191
実施例190で得られた3-[2-(4-ベンジルオキシ-3-エトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オンを用い、実施例2と同様にして3-[2-(3-エトキシ-4-ヒドロキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパ
ン-1-オンの無色油状物を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.52 (1H, dd, J = 8.1, 2.1 Hz), 7.49 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.45-7.38 (2H, m), 6.97 (1H, t, J = 7.5 Hz), 6.95
(1H, d, J = 7.5 Hz), 6.93 (1H, d, J = 8.1 Hz), 5.89 (1H, s), 4.20 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.13 (2H, q, J = 7.2 Hz), 3.41 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.98 (2H, t, J = 7.2
Hz), 1.47 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.47 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例192
実施例191で得られた3-[2-(3-エトキシ-4-ヒドロキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オンを用い、実施例111と同様にして3-[2-(3-エトキシ-4-イソプロポキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オンの無色針状晶を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.54-7.51 (2H, m), 7.45-7.39 (2H, m), 6.97 (2H, br t, J = 7.5 Hz), 6.93 (1H, d, J = 7.5 Hz), 4.55 (1H, sept, J = 6.0 Hz), 4.14 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.13 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.42 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.47 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.45 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.37 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例193
参考例64で得られた2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-カルバルデヒド2.98g及び1-(2-プロポキシフェニル)エタノン1.72gをピリジン50mlに溶解し、これに炭酸カリウム2.66gを加え、120℃で22時間加熱攪拌した。冷後、反応混合物を飽和食塩水に投じ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)で精製することにより、(E)-3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェ
ニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-プロポキシフェニル)-2-プロペン-1-オンの無色油状物1.82gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.80 (1H, s), 7.79 (1H, d, J = 15.3 Hz), 7.69-7.66 (3H, m),
7.51-7.32 (7H, m), 7.04-6.95 (3H, m), 5.21 (2H, s), 4.05 (2H, t, J = 6.3 Hz), 3.94 (3H, s), 1.88 (2H, sext., J = 6.3 Hz), 1.08 (3H, t, J = 6.3 Hz)。
実施例194
実施例193で得られた(E)-3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-プロポキシフェニル)-2-プロペン-1-オン1.82gをメタノール50mlに溶解し、5%パラジウム炭素粉末200mgを加え、水素雰囲気下、室温で2時間攪拌した。触媒を
濾去し、濾液をメタノール100mlで希釈して10%パラジウム炭素粉末500mgを加え、水素雰
囲気下室温にて3時間攪拌した。触媒を濾去し、溶媒を減圧留去した。残留物にジイソプ
ロピルエーテルを加えて結晶化することにより、3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニ
ル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-プロポキシフェニル)プロパン-1-オンの無色粉末0.78gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.55 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.53 (1H, dd, J = 8.1, 2.1 Hz), 7.42 (1H, ddd, J = 8.1, 7.5, 1.8 Hz), 7.40 (1H, s), 6.97 (1H, td, J = 7.5, 0.9 Hz), 6.93 (1H, br d, J = 8.1 Hz), 6.89 (1H, d, J =
8.1 Hz), 4.02 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.94 (3H, s), 3.43 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99
(2H, t, J = 7.2 Hz), 1.88 (2H, sext., J = 6.6 Hz), 1.06 (3H, t, J = 6.6 Hz)。
実施例195
実施例194で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-プロポキシフェニル)プロパン-1-オン0.15gを用い、実施例102と同様にして3-[2-(3-エトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-プロポキシフェニル)プロパン-1-オンの無色粉末67mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.59-7.40 (4H, m), 6.97 (1H, t, J = 7.8 Hz), 6.94 (1H, d, J = 7.8 Hz), 6.91 (1H, d, J = 7.8 Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.6 Hz), 4.02 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.92 (3H, s), 3.43 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.87 (2H, sext., J = 6.6 Hz), 1.49 (3H, t, J = 6.6 H
z), 1.06 (3H, t, J = 6.6 Hz)。
実施例196
実施例194で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-プロポキシフェニル)プロパン-1-オン0.15gを用い、実施例102と同様にして3-[2-(3-シクロペンチルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-プロポキシフェニル)プロパン-1-オンの無色油状物67mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.55 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.51 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.42 (1H, br t, J = 7.5 Hz), 7.39 (1H, s), 6.97 (1H, t, J = 7.5 Hz), 6.93 (1H, d, J = 7.5 Hz), 6.89 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.90-4.84 (1H, m), 4.02 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.88 (3H, s), 3.43 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.03-1.60 (10H, m), 1.05 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例197
実施例194で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-プロポキシフェニル)プロパン-1-オンを用い、実施例102と同様にして3-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-プロポキシフェニ
ル)プロパン-1-オンの無色油状物を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.57 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.54 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.42 (1H, ddd, J = 8.4, 7.2, 1.8 Hz), 7.39 (1H, s), 6.97 (1H, br t, J = 7.2 Hz), 6.96 (1H, br d, J = 8.4 Hz), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.65 (1H, sept., J = 6.0 Hz), 4.02 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.90 (3H, s), 3.43 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.87 (2H, sext., J = 7.2 Hz), 1.40 (6H, d, J = 6.0 Hz), 1.06 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例198
実施例194で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-プロポキシフェニル)プロパン-1-オンを用い、実施例102と同様にして3-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-プロポキ
シフェニル)プロパン-1-オンの無色粉末を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.57 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.50 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.45-7.39 (2H, m), 6.97 (1H, br t, J = 7.5 Hz), 6.93 (1H, br d, J = 7.5 Hz), 6.91 (1H, br d, J = 8.4 Hz), 4.02 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.92 (2H, d, J = 7.2 Hz), 3.92 (3H, s), 3.43 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.87 (2H, sext., J = 6.6 Hz), 1.41-1.32 (1H, m), 1.06 (3H, t, J =
6.6 Hz), 0.69-0.63 (2H, m), 0.40-0.35 (2H, m)。
実施例199
実施例194で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-プロポキシフェニル)プロパン-1-オンを用い、実施例102と同様にして3-[2-(3-(3-ブテニルオキシ)-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-プロポキシフ
ェニル)プロパン-1-オンの無色針状晶を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71 (1H, dd, J = 7.7, 1.5 Hz), 7.58 (1H, dd, J = 8.5, 2.0 Hz), 7.52 (1H, d, J = 2.0 Hz), 7.42 (1H, ddd, J = 7.7, 7.5, 1.8 Hz), 7.40 (1H, s), 6.97 (1H, ddd, J = 7.7, 7.5, 0.9 Hz), 6.93 (1H, br d, J = 7.7 Hz), 6.91 (1H, d, J = 8.5 Hz), 5.92 (1H, ddt, J = 17.3, 10.3, 6.8 Hz), 5.19 (1H, ddd, J = 17.3,
3.3, 1.5 Hz), 5.11 (1H, ddd, J = 10.3. 3.3, 0.6 Hz), 4.14 (2H, t, J = 7.2 Hz), 4.02 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.91 (3H, s), 3.43 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J
= 7.2 Hz), 2.63 (2H, br q, J = 6.9 Hz), 1.87 (2H, sext., J = 7.2 Hz), 1.06 (3H,
t, J = 7.2 Hz)。
実施例200
実施例194で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-プロポキシフェニル)プロパン-1-オンを用い、実施例102と同様にして3-[2-(3-アリルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-プロポキシフェニル)プロパン-1-オンの無色針状晶を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71 (1H, dd, J = 7.7, 1.8 Hz), 7.59 (1H, dd, J = 8.5, 1.8 Hz), 7.52 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.42 (1H, ddd, J = 8.3, 7.7, 1.8 Hz), 7.40 (1H, s), 6.97 (1H, td, J = 7.7, 1.1 Hz), 6.93 (1H, br d, J = 8.3 Hz), 6.91 (1H, d, J =
8.5 Hz), 6.12 (1H, ddt, J = 17.3, 10.5, 5.5 Hz), 5.44 (1H, ddd, J = 17.3, 3.0, 1.5 Hz), 5.31 (1H, ddd, J = 10.5. 3.0, 1.5 Hz), 4.67 (2H, dt, J = 5.5, 1.5 Hz), 4.02 (2H, t, J = 6.3 Hz), 3.92 (3H, s), 3.43 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J
= 7.2 Hz), 1.87 (2H, sext., J = 6.3 Hz), 1.06 (3H, t, J = 6.3 Hz)。
実施例201
実施例194で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-プロポキシフェニル)プロパン-1-オン0.1gを用い、実施例111と同様にして3-[2-(3-シクロブチルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-プロポ
キシフェニル)プロパン-1-オンの無色粉末67mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.56 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.52 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.45-7.40 (2H, m), 6.98 (1H, t, J = 7.8 Hz), 6.94
(1H, d, J = 7.8 Hz), 6.90 (1H, d, J = 7.8 Hz), 4.07 (2H, d, J = 6.9 Hz), 4.02 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.90 (3H, s), 3.44 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2
Hz), 2.86 (1H, quint, J = 7.2 Hz), 2.21-2.16 (2H, m), 1.96-1.84 (6H, m), 1.06 (3H, t, J = 7.5 Hz)。
実施例202
参考例65で得られた2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキ
サゾール-4-カルバルデヒドを用い、実施例193と同様にして(E)-3-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(2-プロポキシフェニ
ル)-2-プロペン-1-オンの淡黄色油状物を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.83 (1H, d, J = 15.0 Hz), 7.81 (1H, s), 7.76 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.69 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.69 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.50 (1H, d, J = 15.0 Hz), 7.45 (1H, ddd, J = 8.4, 7.8, 1.8 Hz), 7.01 (1H, br t, J = 8.4
Hz), 6.99 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.98 (1H, br d, J = 7.8 Hz), 4.46 (2H, q, J = 8.4 Hz), 4.06 (2H, t, J = 6.3 Hz), 3.94 (3H, s), 1.90 (2H, sext., J = 6.3 Hz), 1.09 (3H, t, J = 6.3 Hz)。
実施例203
実施例202で得られた(E)-3-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェ
ニル]オキサゾール-4-イル}-1-(2-プロポキシフェニル)-2-プロペン-1-オンを用い、実施例194と同様にして3-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(2-プロポキシフェニル)プロパン-1-オンの無色粉末を得た。
H-NMR (DMSO-d) δ: 7.83 (1H, s), 7.62 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.57 (1H, dd, J = 7.8, 1.5 Hz), 7.55 (1H, d, J = 1.5 Hz), 7.51 (1H, br t, J = 7.8 Hz), 7.17
(1H, d, J = 7.8 Hz), 7.15 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.01 (1H, t, J = 7.8 Hz), 4.80 (2H, q, J = 9.0 Hz), 4.06 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.86 (3H, s), 3.33 (2H, t, J = 7.2
Hz), 2.84 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.79 (2H, sext., J = 6.6 Hz), 0.99 (3H, t, J = 6.6 Hz)。
実施例204
参考例66で得られた2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-カルバルデヒドを
用い、実施例193と同様にして(E)-3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-プロポキシフェニル)-2-プロペン-1-オンの淡黄色粉末を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.81 (1H, d, J = 15.0 Hz), 7.79 (1H, br d, J = 7.5 Hz), 7.68 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.62 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.59 (1H, br s), 7.49 (1H, d, J = 15.0 Hz), 7.44 (1H, br t, J = 7.5 Hz), 7.01 (1H, br t, J = 7.5 Hz), 6.97 (1H, br d, J = 7.5 Hz), 6.93 (1H, d, J = 7.8 Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.16 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.05 (2H, t, J = 6.3 Hz), 1.89 (1H, br sext., J = 6.9 Hz), 1.50 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.09 (3H, t, J = 7.2 Hz)
実施例205
実施例204で得られた(E)-3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-プロポキシフェニル)-2-プロペン-1-オンを用い、実施例194と同様にして3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-プロポキシフェニル)プロパン-1-オ
ンの無色粉末を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.60 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.54 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.52 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.42 (1H, ddd, J = 7.8, 7.2, 1.8 Hz), 7.39 (1H, s), 6.97 (1H, td, J = 7.8, 1.2 Hz), 6.93 (1H, br d, J = 7.2 Hz), 6.90 (1H, d, J =
8.4 Hz), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.14 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.02 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.43 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.87 (2H, sept., J =
6.6 Hz), 1.48 (6H, t, J = 6.9 Hz), 1.05 (3H, t, J = 6.6 Hz)。
実施例206
参考例64で得られた2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-カルバルデヒドを用い、実施例193と同様にして(E)-3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシ
フェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-イソプロポキシフェニル)-2-プロペン-1-オンの淡黄色粉末を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.79 (1H, s), 7.79 (1H, d, J = 15.3 Hz), 7.69-7.65 (3H, m),
7.50-7.32 (7H, m), 7.03-6.95 (3H, m), 5.21 (2H, s), 4.66 (1H, sept, J = 6.0 Hz), 3.94 (3H, s), 1.41 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例207
実施例206で得られた(E)-3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-イソプロポキシフェニル)-2-プロペン-1-オンを用い、実施例194と
同様にして3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-イソプロポキシフェニル)プロパン-1-オンの無色粉末を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.67 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.55 (1H, br s), 7.54 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.40 (1H, td, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.40 (1H, s), 6.95 (1H, br
t, J = 7.5 Hz), 6.93 (1H, br d, J = 7.5 Hz), 6.89 (1H, d, J = 7.5 Hz), 5.64 (1H, s), 4.68 (1H, sept., J = 6.0 Hz), 3.94 (3H, s), 3.40 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.98
(2H, t, J = 7.2 Hz), 1.40 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
上記化合物は以下の方法によっても得た。即ち、参考例5で得られた2-(3-ベンジルオ
キシ-4-メトキシフェニル)-4-クロロメチルオキサゾール10g及び1-(2-イソプロポキシフ
ェニル)エタノン5.4gをテトラヒドロフラン100mlに溶解し、これに水素化ナトリウム2.42gを加えた。発泡が終了後、反応液を3時間加熱還流した。冷後、反応液を氷水に投じ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)で精製するこ
とにより、4.30gの3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-イソプロポキシフェニル)プロパン-1-オンを淡黄色油状物として得た。次いで得ら
れた3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-イソプロポキシフェニル)プロパン-1-オン1.84gをメタノール100mlに溶解し、10%パラジウム炭素粉末800mgを加え、水素雰囲気下室温で1時間攪拌した。触媒を濾去し、溶媒を留去して、残留物をアセトン-ジイソプロピルエーテルで再結晶して、1.15gの3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-イソプロポキシフェニル)プロパン-1-
オンを得た。
実施例208
実施例207で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-イソプロポキシフェニル)プロパン-1-オン0.15gを用い、実施例102と同様にして3-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-イソプロポキシフェニル)プロパン-1-オンの淡黄色油状物0.12gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.67 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.57 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.50 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.41 (1H, td, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.39 (1H, s), 6.95 (1H, br t, J = 7.8 Hz), 6.93 (1H, br d, J = 7.8 Hz), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz),
4.68 (1H, sept., J = 6.0 Hz), 3.92 (2H, d, J = 6.9 Hz), 3.92 (3H, s), 3.41 (2H,
t, J = 7.2 Hz), 2.98 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.40 (6H, d, J = 6.0 Hz), 1.46-1.32 (1H, m), 0.69-0.62 (2H, m), 0.40-0.35 (2H, m)。
実施例209
実施例207で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-イソプロポキシフェニル)プロパン-1-オン0.15gを用い、実施例102と同様にして3-[2-(3-エトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-イソプロポキシフェニル)プロパン-1-オンの無色粉末42mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.68 (1H, dd, J = 7.7, 1.8 Hz), 7.57 (1H, dd, J = 8.5, 2.0 Hz), 7.52 (1H, d, J = 2.0 Hz), 7.41 (1H, td, J = 7.7, 1.8 Hz), 7.40 (1H, s), 6.95 (1H, br t, J = 7.7 Hz), 6.94 (1H, br d, J = 7.7 Hz), 6.91 (1H, d, J = 8.5 Hz),
4.69 (1H, sept., J = 6.0 Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.92 (3H, s), 3.41 (2H,
t, J = 6.9 Hz), 2.99 (2H, t, J = 6.9 Hz), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.40 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例210
実施例207で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-イソプロポキシフェニル)プロパン-1-オンを用い、実施例102と同様にして3-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-イソプロポキ
シフェニル)プロパン-1-オンの淡黄色油状物を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.68 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.57 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.54 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.44-7.38 (2H, m), 6.95 (1H, br t, J = 7.5 Hz), 6.94 (1H, d, J = 7.5 Hz), 6.91 (1H, d, J = 7.5 Hz), 4.67 (2H, sept., J = 6.0 Hz),
3.90 (3H, s), 3.40 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.98 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.40 (12H, d,
J = 6.0 Hz)。
実施例211
実施例207で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-イソプロポキシフェニル)プロパン-1-オンを用い、実施例102と同様にして3-[2-(3-アリルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-イソプロポキシ
フェニル)プロパン-1-オンの無色油状物を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.68 (1H, dd, J = 7.7, 1.8 Hz), 7.58 (1H, dd, J = 8.3, 1.8
Hz), 7.53 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.41 (1H, ddd, J = 7.9, 7.7, 1.8 Hz), 7.40 (1H, s), 6.98 (1H, td, J = 7.9, 1.8 Hz), 6.94 (1H, br d, J = 7.7 Hz), 6.92 (1H, d, J =
8.3 Hz), 6.12 (1H, ddt, J = 17.3, 10.5, 5.3 Hz), 5.44 (1H, ddd, J = 17.3, 3.0, 1.7 Hz), 5.31 (1H, ddd, J = 10.5. 3.0, 1.5 Hz), 4.75-4.60 (3H, m), 3.92 (3H, s),
3.41 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.40 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例212
実施例207で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-イソプロポキシフェニル)プロパン-1-オンを用い、実施例102と同様にして3-[2-(3-(3-ブテニルオキシ)-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-イソプロ
ポキシフェニル)プロパン-1-オンの無色針状晶を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.67 (1H, dd, J = 7.9, 1.8 Hz), 7.57 (1H, dd, J = 8.5, 2.0 Hz), 7.53 (1H, d, J = 2.0 Hz), 7.40 (1H, ddd, J = 7.9, 7.5, 1.8 Hz), 7.40 (1H, s), 6.95 (1H, br t, J = 7.5 Hz), 6.93 (1H, br d, J = 7.5 Hz), 6.91 (1H, d, J = 8.5 Hz), 5.92 (1H, ddt, J = 17.1, 10.3, 6.8 Hz), 5.19 (1H, ddd, J = 17.3, 3.3, 1.5
Hz), 5.10 (1H, ddd, J = 10.3. 3.3, 1.3 Hz), 4.68 (1H, sept., J = 6.0 Hz), 4.14 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.91 (3H, s), 3.41 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.63 (2H, br q, J = 7.2 Hz), 1.40 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例213
実施例207で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-イソプロポキシフェニル)プロパン-1-オン0.15gを用い、実施例111と同様にして1-(2-イソプロポキシフェニル)-3-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}プロパン-1-オンの無色粉末40mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70-7.60 (2H, m), 7.44-7.38 (2H, m), 6.98-6.91 (4H, m), 4.69 (1H, sept., J = 6.0 Hz), 4.48-4.41 (2H, m), 3.93 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.41 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例214
実施例207で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-イソプロポキシフェニル)プロパン-1-オンを用い、実施例111と同様にして3-[2-(3-シクロブチルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-イソプ
ロポキシフェニル)プロパン-1-オンの無色粉末を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.68 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.56 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.52 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.44-7.38 (2H, m), 6.95 (1H, br t, J = 8.4 Hz), 6.94 (1H, br d, J = 8.4 Hz), 6.90 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.69 (1H, sept., J = 6.0 Hz), 4.07 (2H, d, J = 6.9 Hz), 3.90 (3H, s), 3.41 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.86 (1H, quint, J = 7.2 Hz), 2.22-2.14 (2H, m), 1.99-1.84 (4H, m), 1.40 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例215
参考例66で得られた2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-カルバルデヒドを
用い、実施例193と同様にして(E)-3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-イソプロポキシフェニル)-2-プロペン-1-オンの黄色油状物を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.81 (1H, d, J = 15.3 Hz), 7.79 (1H ,br s), 7.69-7.53 (3H, m), 7.46 (1H, d, J = 15.3 Hz), 7.43 (1H, td, J = 7.8, 1.2 Hz), 7.00 (1H, br t, J
= 7.8 Hz), 6.93 (1H, br d, J = 7.8 Hz), 6.91 (1H, br d, J = 7.8 Hz), 4.67 (1H, sept, J = 6.0 Hz), 4.22-4.11 (4H, m), 1.52-1.45 (6H, m), 1.41 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例216
実施例215で得られた(E)-3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-イソプロポキシフェニル)-2-プロペン-1-オンを用い、実施例194と同様にして3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-イソプロポキシフェニル)プロパン-1-オンの淡黄色油状物を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.67 (1H, dd, J = 7.5, 1.5 Hz), 7.60-7.38 (4H, m), 6.97-6.89 (3H, m), 4.68 (1H, sept, J = 6.0 Hz), 4.21-4.10 (4H, m), 3.41 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.98 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.48 (6H, br t, J = 7.2 Hz), 1.40 (6H, d, J = 6.0
Hz)。
実施例217
参考例66で得られた2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-カルバルデヒドを
用い、実施例193と同様にして(E)-3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-o-トリル-2-プロペン-1-オンの無色粉末を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.81 (1H, s), 7.64-7.28 (8H, m), 6.93 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.20 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.16 (2H, q, J = 6.9 Hz), 2.47 (3H, s), 1.50 (3H, t, J
= 6.9 Hz), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例218
実施例217で得られた(E)-3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-o-トリル-2-プロペン-1-オンを用い、実施例194と同様にして3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-o-トリルプロパン-1-オンの無色針状晶を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.68 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.55 (1H, dd, J = 8.1, 1.8 Hz), 7.51 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.43 (1H, br s) 7.36 (1H, td, J = 7.5, 1.5 Hz), 7.27-7.22 (2H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.14 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.32 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.49 (3H, s), 1.48 (6H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例219
参考例64で得られた2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-カルバルデヒドを用い、実施例193と同様にして(E)-3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシ
フェニル)オキサゾール-4-イル]-1-o-トリル-2-プロペン-1-オンの淡黄色粉末を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.81 (1H, s), 7.69-7.26 (13H, m), 6.96 (1H, d, J = 9.0 Hz),
5.23 (2H, s), 3.94 (3H, s), 2.47 (3H, s)。
実施例220
実施例219で得られた(E)-3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-o-トリル-2-プロペン-1-オンを用い、実施例194と同様にして3-[2-(3-
ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-o-トリルプロパン-1-オンの無色粉末を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.67 (1H, dd, J = 7.2, 1.8 Hz), 7.56 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.53 (1H, dd, J = 8.1, 1.8 Hz), 7.43 (1H, s), 7.35 (1H, td, J = 7.2, 1.8 Hz), 7.26-7.22 (2H, m), 6.89 (1H, d, J = 8.1 Hz), 5.69 (1H, s), 3.94 (3H, s), 3.31 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.49 (3H, s)。
実施例221
実施例220で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-o-トリルプロパン-1-オン0.15gをイソプロピルアルコール10mlに溶解し、これに(
ブロモメチル)シクロプロパン86μl及び1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ-7-エン200μlを加え、1日間、加熱還流した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有
機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)で精製し、アセトン-ジイソプロピルエーテル-n-ヘキサンで再結晶することにより、3-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-o-トリルプロパン-1-オンの無色針状晶71mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.68 (1H, dd, J = 7.5, 1.5 Hz), 7.57 (1H, dd, J = 8.1, 2.1 Hz), 7.49 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.43 (1H, t, J = 0.9 Hz), 7.36 (1H, td, J = 7.5, 1.5 Hz), 7.25-7.22 (2H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.1 Hz), 3.93 (2H, d, J = 6.9 Hz), 3.92 (3H, s), 3.32 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.49 (3H, s), 1.41-1.32 (1H, m), 0.69-0.63 (2H, m), 0.40-0.35 (2H, m)。
実施例222
参考例69で得られた2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-カルバルデヒドを用い、実施例193と同様にして(E)-3-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシ
フェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-ベンジルオキシフェニル)-2-プロペン-1-オンの黄色粉末を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.76 (1H, s), 7.69-6.92 (14H, m), 5.20 (2H, s), 4.63 (1H, sept., J = 6.0 Hz), 1.38 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例223
実施例222で得られた(E)-3-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-ベンジルオキシフェニル)-2-プロペン-1-オンを用い、実施例194と
同様にして1-(2-ヒドロキシフェニル)-3-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オ
キサゾール-4-イル]プロパン-1-オンの無色板状晶を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 12.25 (1H, s), 7.82 (1H, dd, J = 8.4, 1.5 Hz), 7.58 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.54 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.46 (1H, ddd, J = 8.4, 7.2, 1.5 Hz), 7.45 (1H, s), 6.98 (1H, dd, J = 8.4, 1.2 Hz), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.89
(1H, ddd, J = 8.4, 7.2, 1.2 Hz), 4.65 (1H, sept., J = 6.0 Hz), 3.90 (3H, s), 3.44 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.03 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.40 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例224
実施例223で得られた1-(2-ヒドロキシフェニル)-3-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オン67mgをジメチルホルムアミド5mlに溶
解し、これに臭化アリル31μl及び炭酸カリウム73mgを加え、室温で終夜攪拌後、臭化ア
リル50μlを追加し、50℃で8時間、さらに室温で終夜攪拌した。反応液を水に投じ、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)で精製し、n-ヘキサンで結晶化することにより、1-(2-アリルオキシフェニル)-3-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンの無色粉末33mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.57 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.54 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.44 (1H, ddd, J = 7.8, 7.5, 1.8 Hz), 7.40 (1H, br s), 6.99 (1H, td, J = 7.8, 1.2 Hz), 6.94 (1H, br d, J = 7.5 Hz), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.08 (1H, ddt, J = 17.1, 10.5, 5.4 Hz), 5.42 (1H, ddd, J = 17.1, 3.0, 1.5 Hz), 5.29 (1H, ddd, J = 10.5, 2.7, 1.5 Hz), 4.69-4.61 (3H, m), 3.89 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.39 (6H, d, J = 6.3 Hz)。
実施例225
実施例220で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-o-トリルプロパン-1-オン0.3gを用い、実施例3と同様にして3-[2-(3-エトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-o-トリルプロパン-1-オンの白色粉末0.15gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.68 (1H, m), 7.57 (1H, dd, J = 8.1, 2.1 Hz), 7.51 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.44 (1H, d, J = 0.9 Hz), 7.36 (1H, m), 7.30-7.20 (3H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.92 (3H, s), 3.35-3.25 (2H, m), 3.05-2.95 (2H, m), 2.50 (3H, s), 1.50 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例226
実施例220で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-o-トリルプロパン-1-オン0.3gを用い、実施例3と同様にして3-[2-(3-アリルオキ
シ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-o-トリルプロパン-1-オンの白色粉末0.1gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.68 (1H, m), 7.59 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.52 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.43 (1H, s), 7.38 (1H, m), 7.35-7.25 (2H, m), 6.92 (1H, d, J = 8.4
Hz), 6.13 (1H, ddd, J = 17.1, 10.5, 5.4 Hz), 5.44 (1H, ddd, J = 17.1, 2.7, 1.5 Hz), 5.31 (1H, ddd, J = 10.5, 2.7, 1.5 Hz), 4.68 (1H, dt, J = 5.4, 1.5 Hz), 3.92
(3H, s), 3.32 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.50 (3H, s)。
実施例227
実施例220で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-o-トリルプロパン-1-オン0.2gを用い、実施例3と同様にして3-[2-(3-イソプロポ
キシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-o-トリルプロパン-1-オンの淡黄色油状物0.1gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.69 (1H, m), 7.60-7.50 (2H, m), 7.50-7.30 (3H, m), 7.24 (1H, m), 6.91 (1H, dd, J = 5.1, 3.0 Hz), 4.65 (1H, m), 3.90 (3H, s), 3.35-3.25 (2H, m), 3.05-2.95 (2H, m), 2.49 (3H, s), 1.40 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例228
水素化ナトリウム65mgをテトラヒドロフラン5mlに懸濁し、これに氷冷撹拌下1-(2-エトキシフェニル)エタノン0.27g及び参考例44で得られた2-(3-ベンジルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)-4-クロロメチルオキサゾール0.3gを順次加え、加熱還流下3時間撹
拌した。氷冷撹拌下反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え15分間撹拌後、水を加え、酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラム精製(n-ヘキサン:酢酸エチル=4:1)することにより3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)
プロパン-1-オンの無色油状物75mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.72-7.69 (2H, m), 7.59 (1H, dd, J = 8.1, 1.8 Hz), 7.47-7.32 (7H, m), 7.00-6.92 (3H, m), 6.61 (1H, t, J = 74.7 Hz), 5.20 (2H, s), 4.15 (2H,
q, J = 7.2 Hz), 3.43 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例229
実施例228で得られた3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オン75mgをエタノール1mlに溶か
し、これに10%パラジウム炭素粉末7mgを加え、水素雰囲気下室温にて45分間撹拌した。
触媒を濾去し、濾液を濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラム精製(ジクロロメタン:エタノール=100:1)することにより3-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-ヒドロキシフェニル)オ
キサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オンの白色粉末32mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.65 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7
.56-7.43 (3H, m), 7.16 (1H, d, J = 6.0 Hz), 6.98-6.92 (2H, m), 6.57 (1H, t, J = 74.7 Hz), 5.57 (1H, s), 4.13 (2H, q, J = 7.2 Hz), 3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00
(2H, t, J = 7.2 Hz), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例230
実施例229で得られた3-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-ヒドロキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オン30mgをジメチルホルムアミド0.5mlに溶かし、これに2-ブロモプロパン18mg及び炭酸カリウム30mgを加えて室温下終夜撹拌
した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラム精製(n-ヘキサン:酢酸エチル=4:1)することにより3-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-イソプロポキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オンの白色粉末23mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.61 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.55 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.50-7.38 (2H, m), 7.19 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.00-6.70 (2H, m), 6.60 (1H, t, J = 74.7 Hz), 4.72-4.64 (1H, m), 4.13 (2H, q, J = 7.2 Hz), 3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.48 (3H, t, J = 7.2
Hz), 1.39 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例231
参考例5で得られた2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)-4-クロロメチルオキサゾール及び参考例70で得られた1-(2-メトキシメトキシフェニル)エタノンを用い、実施例190と同様にして3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-メトキシメトキシフェニル)プロパン-1-オンの黄色油状物を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.66 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.59 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.51 (1H, br s), 7.49-7.27 (7H, m), 7.17 (1H, br d, J = 7.8 Hz), 7.04 (1H, td, J = 7.5, 1.2 Hz), 6.93 (1H, br d, J = 7.8 Hz), 5.25 (2H, s), 5.19 (2H, s), 3.92 (3H, s), 3.48 (3H, s), 3.39 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例232
実施例231で得られた3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-メトキシメトキシフェニル)プロパン-1-オンを用い、実施例194と同様にして3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-メトキシメトキシフェニル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.66 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.55 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.53 (1H, dd, J = 8.1, 2.1 Hz), 7.41 (1H, s), 7.41 (1H, ddd, J = 7.8, 7.5, 1.8 Hz), 7.17 (1H, br d, J = 7.8 Hz), 7.04 (1H, td, J = 7.5, 0.8 Hz), 6.89 (1H, d, J =
8.1 Hz), 5.64 (1H, s), 5.26 (2H, s), 3.94 (3H, s), 3.49 (3H, s), 3.40 (2H, t, J
= 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例233
実施例232で得られた3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-メトキシメトキシフェニル)プロパン-1-オンを用い、実施例102と同様にし
て3-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-メトキシメトキシフェニル)プロパン-1-オンの無色油状物を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.66 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.57 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.53 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.42 (1H, ddd, J = 8.4, 7.5, 1.8 Hz), 7.41 (1H, s), 7.17 (1H, dd, J = 8.4, 1.2 Hz), 7.04 (1H, td, J = 7.5, 1.2 Hz), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 5.26 (2H, s), 4.64 (1H, sept, J = 6.0 Hz), 3.90 (3H, s), 3.49 (3H, s), 3.40 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.39 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例234
参考例58で得られた4-クロロメチル-2-(3-エトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール0.76gを用い、実施例228と同様にして3-[2-(3-エトキシ-4-メトキシフェニル)オキ
サゾール-4-イル]-1-[2-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]プロパン-1-オンの白色粉末60mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.76 (1H, dd, J = 7.8, 2.1 Hz), 7.58-7.48 (3H, m), 7.39 (1H, s), 7.12 (1H, t, J = 7.5 Hz), 6.92-6.88 (2H, m), 4.46 (2H, q, J = 7.8 Hz), 4.18 (2H, q, J = 7.2 Hz), 3.92 (3H, s), 3.40 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.49 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例235
参考例58で得られた4-クロロメチル-2-(3-エトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール0.76g及び1-(2-トリフルオロメトキシフェニル)エタノン0.58gを用い、実施例228
と同様にして3-[2-(3-エトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-トリフルオロメトキシフェニル)プロパン-1-オンの微黄色油状物0.18gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.58-7.50 (3H, m), 7.42 (1H, s), 7.38-7.30 (2H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.17 (2H, q, J = 6.6 Hz), 3.91 (3H, s), 3.45 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.49 (3H, t, J =
6.6 Hz)。
実施例236
参考例71で得られた3-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロピオ
ン酸0.5gを用い、実施例1と同様にして3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-ピロリジン-1-イルプロパン-1-オンの白色粉末0.32gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.55 (1H, dd, J = 6.75, 1.8 Hz), 7.52(1H, d, J = 1.8 Hz), 7.44 (1H, s), 6.91 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.20-4.10 (4H, m), 3.50-3.40 (4H, m), 3.00-2.90 (2H, m), 2.70-2.60 (2H, m), 1.95-1.75 (4H, m), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例237
参考例71で得られた3-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロピオ
ン酸0.3gを用い、実施例1と同様にして3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)プロパン-1-オンの白色粉末0.28gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.55 (1H, dd, J = 6.75, 1.8 Hz), 7.52(1H, d, J = 1.8 Hz), 7.44 (1H, s), 6.91 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.20-4.10 (4H, m), 3.50-3.40 (4H, m), 3.00-2.90 (2H, m), 2.70-2.60 (2H, m), 2.10-1.90 (3H, m), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例238
参考例73で得られた3-[2-(4-ベンジルオキシ-3-メトキシフェニル)オキサゾール-4-
イル]プロピオン酸1gを用い、実施例1と同様にして3-[2-(4-ベンジルオキシ-3-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-ピロリジン-1-イルプロパン-1-オンの微黄色粉末1.03gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.61-7.27 (8H, m), 6.93 (1H, d, J = 8.4Hz), 5.20 (2H, s), 3.97 (3H, s), 3.49-3.39 (4H, m), 2.94 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.65 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.95-1.78 (4H, m)。
実施例239
実施例238で得られた3-[2-(4-ベンジルオキシ-3-メトキシフェニル)オキサゾール-4
-イル]-1-ピロリジン-1-イルプロパン-1-オン1gを用い、実施例2と同様にして3-[2-(4-
ヒドロキシ-3-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-ピロリジン-1-イルプロパン-1-オンの白色粉末0.59gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.56-7.51 (2H, m), 7.44 (1H, s), 6.90 (1H, d, J = 8.4Hz), 5.97 (1H, s), 3.97 (3H, s), 3.49-3.39 (4H, m), 2.94 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.66 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.97-1.79 (4H, m)。
実施例240
実施例239で得られた3-[2-(4-ヒドロキシ-3-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-ピロリジン-1-イルプロパン-1-オン0.15gを用い、実施例3と同様にして3-[2-(4-
エトキシ-3-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-ピロリジン-1-イルプロパン-1-
オンの白色粉末0.13gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.57 (1H, dd, J = 8.1, 2.1 Hz), 7.52 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.45 (1H, s), 6.91 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.15 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.96 (3H, s), 3.49-3.40 (4H, m), 2.94 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.66 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.97-1.79 (4H, m), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例241
実施例25で得られたN-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-トリフルオロメチルベンズアミドをジメチルホルムアミド1mlに溶かし、これに氷冷撹拌下水素化ナトリウム30mgを加えて30分撹拌した。反応液にヨウ化メチル30mgを加え、室温にて2時間撹拌後、水及び酢酸エチルを加えて抽出した。有機層を
水で二回洗浄後、溶媒を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラム(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)にて精製することにより、N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-N-メチル-2-トリフルオロメチルベンズアミドの無色油状物35mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.72-7.34 (7H, m), 6.94 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 4.88-4.11 (1H, m), 3.98-3.89 (5H, m), 3.17-2.88 (3H, m), 1.43-1.34 (1H, m), 0.71-0.64 (2H, m), 0.42-0.36 (2H, m)。
実施例242
参考例74で得られた[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]メチ
ルアミン0.14gを用い、実施例1と同様にしてN-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシ-N-メチルベンズアミドの無色油状物70mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.60-7.26 (5H, m), 7.00-6.87 (3H, m), 4.23-4.02 (8H, m), 3.19-2.96 (3H, m), 1.52-1.40 (6H, m), 1.36 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例243
参考例78で得られた2-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]エチルア
ミン0.2g及び2-エトキシ安息香酸0.18gを用い、実施例1と同様にしてN-{2-[2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]エチル}-2-エトキシベンズアミドの白色粉末0.14gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.22 (1H, dd, J = 7.5, 4.8 Hz), 7.60-7.50 (2H, m), 7.47 (1H, s), 7.39 (1H, m), 7.06 (1H, m), 6.95-6.85 (2H, m), 4.30-4.05 (6H, m), 4.09 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.85 (2H, q, J = 6.6 Hz), 2.91 (2H, t, J = 6.6 Hz), 1.48 (6H, t, J = 6.9 Hz), 1.28 (6H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例244
参考例80で得られた2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-カルボン酸0.3gと1-(2-アミノ)エタノン0.28gを用い、実施例1と同様にしてN-(2-オキソ-2-フェニルエチル
)-2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-カルボキサミドの白色粉末0.32gを得た。H-NMR (DMSO-d) δ: 8.67 (1H, d, J = 0.9 Hz), 8.49 (1H, t, J = 5.7 Hz), 8.10-8.00 (2H, m), 7.70-7.50 (5H, m), 7.16 (1H, m), 4.81 (2H, d, J = 5.7 Hz), 4.13 (4H, q, J = 6.9 Hz), 1.38 (6H, t, J = 6.9 Hz), 1.37 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例245
参考例80で得られた2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-カルボン酸を用い
、実施例1と同様にして1-(4-{4-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-カルボニル]ピペラジン-1-イル}フェニル)エタノンの白色粉末0.32gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.20 (1H, s), 7.95-7.85 (2H, m), 7.62 (1H, dd, J = 8.4, 2.1
Hz), 7.54 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.00-6.85 (3H, m), 4.40-4.20 (2H, m), 4.19 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.16 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.00-3.80 (2H, m), 3.50-3.45 (4H, m), 2.53 (3H, s), 1.50 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.50 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例246
参考例80で得られた2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-カルボン酸0.28g及び1-(4-メトキシフェニル)ピペラジン0.2gを用い、実施例1と同様にして4-(2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル)-1-(4-メトキシフェニル)ピペラジンの白色粉末0.36gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.16 (1H, s), 7.61 (1H, dd, J = 8.7, 2.1 Hz), 7.54 (1H, s),
6.95-6.84 (5H, m), 4.40-4.30 (2H, m), 4.21-4.12 (4H, m), 4.00-3.93 (2H, m), 3.78 (3H, s), 3.14 (4H, t, J = 4.8 Hz), 1.47 (6H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例247
参考例80で得られた2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-カルボン酸0.28g及び1-(4-ヒドロキシフェニル)ピペラジンを用い、実施例1と同様にして4-(2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル)-1-(4-ヒドロキシフェニル)ピペラジンの白色粉末を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.16 (1H, s), 7.61 (1H, dd, J = 8.7, 2.1 Hz), 7.54 (1H, s),
6.95-6.78 (5H, m), 4.40-4.30 (2H, m), 4.21-4.12 (4H, m), 4.00-3.93 (2H, m), 3.14 (4H, t, J = 4.8 Hz), 1.49 (6H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例248
参考例80で得られた2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-カルボン酸0.28g及び2-フェニルエチルアミン0.14gを用い、実施例1と同様にしてN-フェネチル-2-(3,4-ジ
メトキシフェニル)オキサゾール-4-カルボキサミドの白色粉末0.21gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.17 (1H, s), 7.56 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.50 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.36-7.21 (5H, m), 7.12 (1H, br s), 6.93 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.22-4.12 (4H, m), 3.74-3.66 (2H, m), 2.95 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.57-1.46 (6H, m)。
実施例249
参考例80で得られた2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-カルボン酸0.28g及び1-(2-アミノエチル)ピロリジン0.13gを用い、実施例1と同様にしてN-(2-(ピロリジン-1-イル)エチル)-2-(3,4-ジメトキシフェニル)オキサゾール-4-カルボキサミドの微黄色粉末0.15gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.17 (1H, s), 7.60 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.55 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.44 (1H, br s), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.23-4.12 (4H, m), 3.65-3.58 (2H, m), 2.79 (2H, t, J = 6.6 Hz), 2.70-2.58 (4H, m), 1.87-1.75 (4H, m), 1.53-1.46 (6H, m)。
実施例250
参考例81で得られた[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]酢酸0.15g及びo-フェネチジン0.11gを用い、実施例1と同様にして2-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-N-(2-エトキシフェニル)アセトアミドの白色粉末0.12gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.74 (1H, brs), 8.37 (1H, dd, J = 7.2, 1.8 Hz), 7.70-7.65 (2H, m), 7.61(1H, d, J = 1.8 Hz), 7.00-6.90 (3H, m), 6.80 (1H, dd, J = 7.8, 1.2 Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.16 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.97 (2H, q, J = 7.2 Hz), 3.74(2H, s), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.18 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例251
参考例81で得られた[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]酢酸0.15g及び2-アミノ-3-ヒドロキシピリジン85mgを用い、実施例1と同様にして2-[2-(3,4-ジエト
キシフェニル)オキサゾール-4-イル]-N-(3-ヒドロキシピリジン-2-イル)アセトアミドの
白色粉末0.11gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 10.37 (1H, brs), 9.88 (1H, brs), 7.84(1H, dd, J = 4.8, 1.2 Hz), 7.65-7.60 (3H, m), 7.31 (1H, dd, J = 4.2, 1.2 Hz), 6.94 (1H, d, J = 9.0 Hz), 4.22 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.16 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.51 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例252
参考例35で得られた4-クロロメチル-2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール0.5g、ピペラジン-2-オン0.36g及び炭酸カリウム0.28gをアセトニトリル10mlに加えて7時間
加熱還流した。残渣を酢酸エチルで希釈し、水及び飽和食塩水で順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=1:0〜50:1)で精製し、得られた粗結晶を酢
酸エチルより再結晶することにより、4-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]ピペラジン-2-オンの無色結晶0.25gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.59 (1H, d, J = 8.1, 2.1 Hz), 7.56 (1H, d, J = 2.1 Hz), 6.91 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.03 (1H, brs), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.15 (2H, q, J
= 6.9 Hz), 3.61 (2H, s), 3.45-3.35 (2H, m), 3.27 (2H, s), 2.80-2.75 (2H, m), 1.48 (6H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例253
参考例35で得られた4-クロロメチル-2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール0.5g及びモルホリン0.5gを用い、実施例252と同様にして4-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]モルホリンの白色粉末0.31gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70-7.50 (2H, m), 7.54 (1H, s), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.25-4.10 (4H, m), 3.80-3.70 (4H, m), 3.51 (2H, s), 2.60-2.50 (4H, m), 1.48 (6H,
t, J = 6.9 Hz)。
実施例254
参考例35で得られた4-クロロメチル-2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール0.5g、2-メルカプトピリジン0.28g及び炭酸カリウム0.28gをジメチルホルムアミド10mlに加
えて1日室温で攪拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、水及び飽和食塩水で順次洗
浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:n-へキサン=1:4〜1:2)で精製し、得られた粗結晶を酢酸エチル−n-ヘキサンの混合液より再結晶することにより、2-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチルスルファニル]ピリジンの無色結晶0.63gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.45 (3H, m), 7.60-7.50 (3H, m), 7.47 (1H, m), 7.18 (1H, d,
J = 8.1 Hz), 6.99 (1H, m), 6.89 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.38 (2H, s), 4.17 (2H, q,
J = 6.9 Hz), 4.14 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.47 (6H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例255
実施例254で得られた2-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチルスルファニル]ピリジン0.58gをジクロロメタン20mlに加え、これに氷冷下m-クロロ過安息香酸0.55gを徐々に加えて攪拌した。反応混合物をジクロロメタン30mlで希釈し、10%水酸
化ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:n-へキサン=2:1〜3:1)で精製し、得られた粗結晶を酢酸エチル−n-ヘキサンの混合液より再結晶することにより、2-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメタンスルホニル]ピリジンの無色結晶0.49gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.81 (1H, m), 8.00 (1H, m), 7.91 (1H, m), 7.61 (1H, s), 7.55 (1H, m), 7.50-7.40 (2H, m), 6.87 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.71(2H, s), 4.13 (4H, q, J = 6.9 Hz), 1.47 (6H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例256
参考例37で得られた[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]メチルアミ
ン0.27g及びトリエチルアミン0.3mlをアセトニトリル10mlに溶かし、これにo-トルエンスルホニルクロリド0.19gを加えて室温にて1時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルより抽出し、有機層を水で2回洗浄後、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラ
ム(n-ヘキサン:酢酸エチル=1:1)にて精製した。得られた粗結晶をn-ヘキサン及び酢酸エチルの混合液より再結晶することにより、N-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-メチルベンゼンスルホンアミドの白色粉末0.3gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.96 (1H, dd, J = 7.5, 1.5 Hz), 7.48-7.16 (6H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.4 Hz), 5.11 (1H, br s), 4.21-4.11 (6H, m), 2.64 (3H, s), 1.52-1.46 (6H, m)。
実施例257
ジエチレングリコールに実施例102で得られた3-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-
メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オン0.5g
及びヒドラジン・1水和物0.18mlを加え、水酸化カリウム0.14gを加えて150℃にて1時間撹拌した。放冷後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラム精製(n-ヘキサン:酢酸エチル=4:1)することにより2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)-4-[3-(2-エトキシフェニル)
プロピル]オキサゾールの無色油状物0.1gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.58 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.51 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.39 (1H, s), 7.17-7.12 (2H, m), 6.93-6.81 (3H, m), 4.03 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.94-3.92 (5H, m), 2.72 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.62 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.03-1.96 (2H, m), 1.43-1.25 (4H, m), 0.69-0.63 (2H, m), 0.40-0.35 (2H, m)。
実施例258
水素化ナトリウム1.6gをテトラヒドロフラン100mlに懸濁し、これに氷冷撹拌下1-(2-メチルフェニル)エタノン2.68g及び参考例5で得られた2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)-4-クロロメチルオキサゾール6.58gを順次加え、4時間加熱還流した。氷冷下飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、15分間撹拌後、水を加え、酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒留去した。残渣をシリカゲルカラム精製(n-ヘキサン:酢
酸エチル=4:1)して得られた粗製物1.6gをエタノール20mlに溶解させ、10%パラジウム炭
素粉末0.16gを加えて水素雰囲気下18時間撹拌した。反応液を濾過して得られた濾液を濃
縮し、残渣をシリカゲルカラム精製(ジクロロメタン:エタノール=100:1)することにより
、2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)-4-(3-o-トリルプロピル)オキサゾールの黄色油状物0.47gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.60-7.54 (2H, m), 7.38 (1H, s), 7.15-7.08 (4H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.4 Hz), 5.65 (1H, s), 3.94 (3H, s), 2.72-2.62 (4H, m), 2.37 (3H, s)。
実施例259
実施例258で得られた2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)-4-(3-o-トリルプロピ
ル)オキサゾール0.47gを用い、実施例111と同様にして2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)-4-(3-o-トリルプロピル)オキサゾールの無色油状物0.37gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.58 (1H, dd, J = 8.1, 2.1 Hz), 7.51 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.38 (1H, s), 7.15-7.08 (4H, m), 6.92 (1H, d, J = 8.1 Hz), 3.94-3.92 (5H, m), 2.72-2.62 (4H, m), 2.31 (3H, s), 2.04-1.92 (2H, m), 1.40-1.35 (1H, m), 0.69-0.63 (2H, m), 0.40-0.35 (2H, m)。
実施例260
実施例102で得られた3-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オン0.21gをエタノール5mlに加えて氷冷下撹拌し、水素化ほう素ナトリウム37mgを徐々に加えた。反応液の液温を室温に昇温させて2時間撹拌した。反応液に5規定塩酸水溶液を加えた後に溶媒を留去し、ジクロロメタンより抽出し、飽和食塩水で洗浄した。抽出物を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラム精製(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)することにより3-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オールの無色油状物0.18gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.58 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.50 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.39-7.35 (2H, m), 7.23-7.18 (1H, m), 6.97-6.84 (3H, m), 5.00 (1H, br s), 4.07 (2H, q, J = 6.6 Hz), 3.94-3.92 (5H, m), 3.44 (1H, br s), 2.80-2.60 (2H, m), 2.20-2.15 (2H, m), 1.43-1.37 (4H, m), 0.69-0.63 (2H, m), 0.40-0.37 (2H, m)。
実施例261
実施例139で得られた3-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン80mgをジメチルホルムアミド3mlに溶かし、氷冷撹拌下水素化ナトリウム0.2gを加えて30分撹拌した。反応液にヨウ化メチル75mgを加え、室温にて8時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルより抽出し、有機
層を水で2回洗浄後、溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラム(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)により精製して3-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾー
ル-4-イル]-2,2-ジメチル-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンの無色油状物35mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.41 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.38-7.60 (3H, m), 7.34 (1H, s), 7.21-7.24 (1H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.63 (1H, sept., J = 6.0 Hz),
3.94 (3H, s), 3.15 (2H, s), 2.28 (3H, s), 1.38-1.49 (12H, m)。
実施例262
参考例83で得られた3-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル)オキサゾール-4-イル)プロピオン酸メチル0.9gを用い、実施例100と同様にして3-(3-メ
トキシピリジン-2-イル)-2-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]
オキサゾール-4-イルメチル}-3-オキソプロピオン酸メチルの黄色油状物1.05gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.25 (1H, dd, J = 4.5, 1.5 Hz), 7.65 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.55 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.47-7.33 (3H, m), 6.94 (1H, d, J = 8.4 Hz), 5.17
(1H, t, J = 6.9 Hz), 4.43 (2H, q, J = 8.4 Hz), 3.93 (3H, s), 3.92 (3H, s), 3.65
(3H, s), 3.32-3.23 (2H, m)。
実施例263
実施例262で得られた3-(3-メトキシピリジン-2-イル)-2-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチル}-3-オキソプロピオン酸メ
チル0.7gを用い、実施例261と同様にして2-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチル}-2-メチル-3-(3-メチルピリジン-2-イル)-3-オキソプロピオン酸メチルの無色油状物0.42gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.18 (1H, dd, J = 6.9, 1.8 Hz), 7.64 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.54 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.42-7.34 (3H, m), 6.93 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.43
(2H, q, J = 8.4 Hz), 3.93 (3H, s), 3.91 (3H, s), 3.64 (3H, s), 3.40 (1H, d, J =
15 Hz), 3.26 (1H, d, J = 15 Hz)。
実施例264
実施例263で得られた2-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチル}-2-メチル-3-(3-メチルピリジン-2-イル)-3-オキソプロピオン酸メチル0.42gを用い、実施例136と同様にして1-(3-メトキシピリジン-2-イル)-3-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}-2-メチルプロパン-1-オンの無色油状物0.25gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.24 (1H, dd, J = 4.5, 1.5 Hz), 7.67 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.57 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.43-7.28 (3H, m), 6.94 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.45
(1H, q, J = 8.4 Hz), 4.21 (1H, q, J = 6.9 Hz), 3.91 (3H, s), 3.88 (3H, s), 3.15-3.06 (1H, m), 2.73-2.64 (1H, m), 1.23 (3H, d, J = 7.2 Hz)。
実施例265
実施例264で得られた1-(3-メトキシピリジン-2-イル)-3-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}-2-メチルプロパン-1-オン0.2gを用い、実施例261と同様にして1-(3-メトキシピリジン-2-イル)-3-{2-[4-メトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}-2,2-ジメチルプロパン-1-オンの無色油状物80mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.17 (1H, dd, J = 4.5, 1.5 Hz), 7.70 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.60 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.31-7.21 (2H, m), 6.96 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.45
(2H, q, J = 8.4 Hz), 3.92 (3H, s), 3.78 (3H, s), 3.05 (2H, s), 1.34 (6H, s)。
実施例266
トリフルオロ酢酸60mlを氷冷下に攪拌し、これに実施例231で得られた化合物12.3gを加えて1時間攪拌した。反応終了後、反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて中和
し、得られた混合物に酢酸エチルを加えて有機層を水で二回洗浄した。有機層を分離して減圧濃縮し、得られた粗結晶をエタノールより再結晶することにより、白色粉末の3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-ヒドロキシフェニル)プロパン-1-オン5.9gを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 12.2 (1H, s), 7.81 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.62-7.26 (9H, m), 6.99-6.85 (3H, m), 5.19 (2H, s), 3.92 (3H, s), 3.43 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.02 (2H, t, J = 7.5 Hz)。
実施例267
実施例266で得られた化合物及びクロロジフルオロメタンを用い、実施例19と同様にして、白色粉末の3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-ジフルオロメトキシフェニル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.90-6.60 (7H, m), 6.34 (1H
, t, J = 73.8 Hz), 5.20 (2H, s) , 3.92 (3H, s), 3.36 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.29 (2H, t, J = 7.2 Hz)。
参考例84
2-フルオロエタノールを用い、参考例50と同様にして、無色油状物の2-フルオロエチルメタンスルホネートを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 4.76-4.73 (1H, m), 4.60-4.58 (1H, m), 4.53-4.50 (1H, m), 4.43-4.41 (1H, m), 3.08 (3H, s)。
参考例85
2,2-ジフルオロエタノールを用い、参考例50と同様にして、無色油状物の2,2-ジフルオロエチルメタンスルホネートを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 6.01 (1H, tt, J = 54.3, 3.9 Hz), 4.38 (2H, td, J = 12.9, 3.9 Hz), 3.12 (3H, s)。
実施例268
実施例266で得られた化合物及び参考例84で得られた化合物を用い、実施例3と同
様にして、白色粉末の3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-[2-(2-フルオロエトキシ)フェニル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.74 (1H, dd, J= 7.8, 1.8 Hz), 7.61-7.59 (2H, m), 7.49-7.31
(7H, m), 7.07 (1H, t, J = 7.8 Hz), 6.92 (2H, d, J = 8.7 Hz), 5.20 (2H, s), 4.90-4.87 (1H, m), 4.74-4.71 (1H, m), 4.37-4.35 (1H, m), 4.28-4.26 (1H, m), 3.92 (3H, s), 3.44 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.5 Hz)。
実施例269
実施例266で得られた化合物及び参考例85で得られた化合物を用い、実施例3と同様にして、白色粉末の3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-[2-(2,2-ジフルオロエトキシ)フェニル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.74 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.61-7.28 (9H, m), 7.08 (1H, t, J = 7.8 Hz), 6.95-6.89 (2H, m), 6.22 (1H, tt, J = 54.9, 3.9 Hz), 5.19 (2H, s), 4.29 (1H, td, J = 12.9, 3.9 Hz), 3.92 (3H, s), 3.38 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.98 (2H, t, J = 7.5 Hz)。
実施例270
実施例267で得られた化合物を用い、実施例2と同様にして、白色粉末の1-(2-ジフ
ルオロメトキシフェニル)-3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71 (1H, t, J = 7.5 Hz), 7.54-7.41 (4H, m), 7.38-7.16 (2H,
m), 6.89 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.59 (1H, t, J = 74.7 Hz), 5.69 (1H, s), 3.93 (3H, s), 3.36 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例271
実施例268で得られた化合物を用い、実施例2と同様にして、白色粉末の1-[2-(2-フルオロエトキシ)フェニル]-3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.73 (1H, dd, J= 7.8, 1.8 Hz), 7.55-7.42 (4H, m), 7.05 (1H,
t, J = 7.8 Hz), 6.91 (2H, d, J = 8.7 Hz), 4.91-4.88 (1H, m), 4.75-4.72 (1H, m),
4.38-4.35 (1H, m), 4.29-4.26 (1H, m), 3.94 (3H, s), 3.43 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.5 Hz)。
実施例272
実施例269で得られた化合物を用い、実施例2と同様にして、白色粉末の1-[2-(2,2-ジフルオロエトキシ)フェニル]-3-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.73 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.56-7.41 (4H, m), 7.08 (1H, t, J = 7.8 Hz), 6.92-6.87 (2H, m), 6.21 (1H, tt, J = 54.9, 3.9 Hz), 5.67 (1H, s), 4.29 (1H, td, J = 12.9, 3.9 Hz), 3.94 (3H, s), 3.38 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.98 (2H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例273
実施例270で得られた化合物及び2-ブロモプロパンを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の1-(2-ジフルオロメトキシフェニル)-3-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70-7.25 (5H, m), 7.20-6.80 (2H, m), 6.59 (1H, t., J = 73.5Hz), 4.64 (1H, m), 3.93 (3H, s), 1.39 (3H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例274
実施例270で得られた化合物及びヨウ化エチルを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の1-(2-ジフルオロメトキシフェニル)-3-[2-(3-エトキシ-4-メトキシフェニル)オキ
サゾール-4-イル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.60-7.46 (3H, m), 7.42 (1H, s), 7.31-7.16 (2H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.59 (1H, t, J = 73.5 Hz), 4.18 (2H, q, J = 7.2 Hz), 3.92 (3H, s), 3.37 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J =
7.2 Hz), 1.49 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例275
実施例271で得られた化合物及び2-ブロモプロパンを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の1-(2-フルオロエトキシフェニル)-3-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.73 (1H, d, J = 7.2 Hz), 7.58-7.54 (2H, m), 7.45-7.41 (2H,
m), 7.04 (1H, t, J = 7.2 Hz), 6.92 (2H, t, J = 8.1 Hz), 4.81 (2H, dt, J = 47.4,
4.2 Hz), 4.64-4.60 (1H, m), 4.32 (2H, dt, J = 23.1, 4.2 Hz), 3.89 (3H, s), 3.43
(2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.39 (6H, d, J = 5.7 Hz)。
実施例276
実施例271で得られた化合物及び4-ブロモ-1-ブテンを用い、実施例3と同様にして
、白色粉末の3-[2-(3-ブト-3-エニルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-[2-(2-フルオロエトキシ)フェニル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.73 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.58-7.53 (2H, m), 7.45-7.42 (2H,
m), 7.03 (1H, t, J = 7.8 Hz), 6.92 (2H, t, J = 8.4 Hz), 6.00-5.84 (1H, m), 5.21-5.09 (2H, m), 4.81 (2H, dt, J = 47.4, 4.2 Hz), 4.32 (2H, dt, J = 23.1, 4.2 Hz),
4.14 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.90 (3H, s), 3.43 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.64-2.61 (2H, m)。
実施例277
実施例271で得られた化合物及びイソブチルブロマイドを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の1-[2-(2-フルオロエトキシ)フェニル]-3-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.73 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.57-7.51 (2H, m), 7.48-7.42 (2H, m), 7.40 (1H, t, J = 7.5 Hz), 6.92 (2H, t, J = 8.7 Hz), 4.81 (2H, dt, J =
47.4, 4.2 Hz), 4.32 (2H, dt, J = 23.1, 4.2 Hz), 3.90 (3H, s), 3.84 (2H, d, J = 6.9 Hz), 3.43 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.23-2.14 (1H, m), 1.04 (6H, d, J = 5.7 Hz)。
実施例278
実施例272で得られた化合物及び2-ブロモプロパンを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の1-[2-(2,2-ジフルオロエトキシ)フェニル]-3-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.74 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.59-7.44 (3H, m), 7.41 (1H, s), 7.08 (1H, t, J = 7.5 Hz), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.22 (1H, tt, J = 54.6, 3.9 Hz) 4.65 (1H, sept., J = 6.0 Hz), 4.29 (2H, td, J = 12.9, 3.9 Hz), 3.90 (3H, s) 3.38 (2H, t, J = 7.5 Hz) 2.99 (2H, t, J = 7.5 Hz) 1.40 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例279
実施例272で得られた化合物及び1-ブロモプロパンを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の1-[2-(2,2-ジフルオロエトキシ)フェニル]-3-[2-(3-プロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.74 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.61-7.43 (3H, m), 7.41 (1H, s), 7.08 (1H, t, J = 7.5 Hz), 6.92-6.89 (2H, m), 6.23 (1H, tt, J = 54.6, 3.9 Hz), 4.29 (2H, td, J = 12.9, 3.9 Hz), 4.06 (2H, t, J = 6.9 Hz), 3.91 (3H, s), 3.38 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.90 (2H, qt, J = 7.2 Hz), 1.06
(3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例280
実施例272で得られた化合物及びヨウ化エチルを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の1-[2-(2,2-ジフルオロエトキシ)フェニル]-3-[2-(3-エトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.74 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.61-7.44 (3H, m), 7.41 (1H, s), 7.08 (1H, t, J = 7.8 Hz), 6.93-6.90 (2H, m), 6.23 (1H, tt, J = 54.6, 3.9 Hz) 4.29 (2H, td, J = 12.9, 3.9 Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.92 (3H, s), 3.38
(2H, t, J = 7.5 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.50 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例281
実施例272で得られた化合物及び臭化アリルを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の3-[2-(3-アリルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-[2-(2,2-ジフ
ルオロエトキシ)フェニル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.74 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.60-7.44 (3H, m), 7.41 (1H, s), 7.08 (1H, t, J = 7.5 Hz), 6.94-6.89 (2H, m), 6.41-6.04 (2H, m), 5.44 (1H, dd, J = 17.4, 1.5 Hz), 5.31 (1H, dd, J = 10.2, 1.5 Hz), 4.29 (2H, td, J = 12.9, 3.9 Hz), 3.92 (3H, s), 3.38 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例282
実施例272で得られた化合物及び4-ブロモ-1-ブテンを用い、実施例3と同様にして
、白色粉末の3-[2-(3-ブト-3-エニルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-[2-(2,2-ジフルオロエトキシ)フェニル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.75 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.60-7.44 (3H, m), 7.42 (1H, s), 7.09 (1H, t, J = 7.5 Hz), 6.93-6.89 (2H, m), 6.23 (1H, tt, J = 54.6, 3.9 Hz), 5.99-5.85 (1H, m), 5.23-5.10 (2H, m), 4.29 (2H, td, J = 12.9, 3.9 Hz), 4.14 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.91 (3H, s), 3.39 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.
2 Hz), 2.68-2.60 (2H, m)。
実施例283
実施例272で得られた化合物及び(ブロモメチル)シクロプロパンを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の3-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-[2-(2,2-ジフルオロエトキシ)フェニル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.75 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.58-7.44 (3H, m), 7.41 (1H, s), 7.09 (1H, t, J = 7.5 Hz), 6.93-6.90 (2H, m), 6.24 (1H, tt, J = 54.6, 3.9 Hz), 4.29 (2H, td, J = 12.9, 3.9 Hz), 3.94-3.91 (5H, m), 3.39 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.43-1.33 (1H, m), 0.70-0.63 (2H, m), 0.41-0.35 (2H,
m)。
実施例284
実施例272で得られた化合物及び参考例85で得られた化合物を用い、実施例3と同様にして、白色粉末の3-{2-[3-(2,2-ジフルオロエトキシ)-4-メトキシフェニル]オキサゾール-4-イル}-1-[2-(2,2-ジフルオロエトキシ)フェニル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.74 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.65 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.50 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.50-7.42 (1H, m), 7.42 (1H, s), 7.08 (1H, t, J =
7.5 Hz), 6.96-6.89 (2H, m), 6.42-5.95 (2H, m), 4.35-4.23 (4H, m), 3.92 (3H, s),
3.39 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.5 Hz)。
実施例285
実施例272で得られた化合物及びイソブチルブロマイドを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の1-[2-(2,2-ジフルオロエトキシ)フェニル]-3-[2-(3-イソブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.74 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.57-7.44 (3H, m), 7.41 (1H, s), 7.08 (1H, t, J = 7.5 Hz), 6.92-6.89 (2H, m), 6.23 (1H, tt, J = 54.6, 3.9 Hz), 4.29 (2H, td, J = 12.9, 3.9 Hz), 3.90 (3H, s), 3.85 (2H, d, J = 6.6 Hz), 3.38 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.19 (1H, qt, J = 6.6 Hz), 1.05 (6H,
d, J = 6.6 Hz)。
実施例286
参考例35で得られた化合物及び参考例70で得られた化合物を用い、実施例190と同様にして、微黄色油状物の3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-メトキシメトキシフェニル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.66 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.56-7.38 (3H, m), 7.17 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.04 (1H, t, J = 7.5 Hz), 6.92-6.88 (2H, m), 5.26 (2H, s), 4.21-4.08 (4H, m), 3.49 (3H, s), 3.40 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.51-1.45 (6H, m)。
実施例287
実施例286で得られた化合物を用い、実施例266と同様にして、白色粉末の3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-ヒドロキシフェニル)プロパン-1-
オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 12.25 (1H, s), 7.82 (1H, dd, J = 8.1, 1.5 Hz), 7.60-7.43 (4H, m), 6.98 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.92-6.86 (2H, m), 4.21-4.10 (4H, m), 3.44 (2H,
t, J = 7.2 Hz), 3.03 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.51-1.43 (6H, m)。
実施例288
実施例287で得られた化合物及びクロロジフルオロメタンを用い、実施例19と同様
にして、白色粉末の3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-ジフル
オロメトキシフェニル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.51 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.60-7.45 (3H, m), 7.30 (1H, s), 7.28-7.19 (2H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.7 Hz), 6.58 (1H, t, J = 75 Hz), 4.15 (4H, q, J = 7.2 Hz) 3.36 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.47 (6H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例289
実施例287で得られた化合物及び参考例84で得られた化合物を用い、実施例3と同様にして、白色粉末の3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-[2-(2-
フルオロエトキシ)フェニル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.74 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.56-7.41 (4H, m), 7.04 (1H, td, J = 7.5, 0.9 Hz), 6.95-6.88 (2H, m), 4.81 (2H, dt, J = 47.1, 4.2 Hz), 4.32
(2H, dt, J = 27.3, 4.2 Hz), 4.21-4.10 (4H, m), 3.43 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.50-1.45 (6H, m)。
実施例290
実施例287で得られた化合物及び参考例85で得られた化合物を用い、実施例3と同様にして、白色粉末の3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-[2-(2,2-ジフルオロエトキシ)フェニル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.74 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.56-7.43 (3H, m), 7.41 (1H, s), 7.08 (1H, t, J = 7.5 Hz), 6.90 (1H, d, J = 7.8 Hz), 6.23 (1H, tt, J = 54.9, 3.9 Hz), 4.29 (2H, td, J = 13.2, 3.9 Hz), 4.21-4.10 (4H, m), 3.38 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.98 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.50-1.45 (6H, m)。
実施例291
実施例223で得られた化合物0.2g及びトリエチルアミン0.1mlをジクロロメタン5mlに溶解し、得られた溶液に塩化アセチル0.1mlを加え、室温下に6時間攪拌した。反応終了後、反応液に水を加え、得られた混合物を酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を水で2回
洗浄後、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラム(n-ヘキサン:酢酸エチル=2:1)により精製して得られた粗結晶をエタノールより再結晶することにより、白色粉末の2-{3-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロピオニル}フェニルアセテート15mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.83 (1H, dd, J = 7.8, 1.5 Hz), 7.60-7.50 (3H, m), 7.42 (1H, s), 7.34-7.28 (1H, m), 7.12 (1H, dd, J = 8.1, 0.9 Hz), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.69-4.61 (1H, m), 3.90 (3H, s), 3.32 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.97 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.35 (3H, s), 1.40 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例292
参考例35で得られた化合物及び1-(2-トリフルオロメトキシフェニル)エタノンを用い、実施例190と同様にして、白色粉末の3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾー
ル-4-イル]-1-(2-トリフルオロメトキシフェニル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.58-7.41 (3H, m), 7.38 (1H, s), 7.35-7.29 (2H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.20-4.10 (4H, m), 3.34 (2H, t, J = 6.9 Hz) 3.00 (2H, t, J = 6.9 Hz), 1.48 (6H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例293
参考例11で得られた化合物及び1-(2-トリフルオロメトキシフェニル)エタノンを用い、実施例190と同様にして、白色粉末の3-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-メトキ
シフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-トリフルオロメトキシフェニル)プロパン-1-
オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.57-7.53 (3H, m), 7.49 (1H, s), 7.42-7.30 (2H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.7 Hz), 3.94-3.91 (5H, m), 3.34 (2H, t, J =
7.2 Hz) 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.42-1.30 (1H, m), 0.67-0.64 (2H, m), 0.40-0.36 (2H, m)。
参考例35で得られた化合物及び対応するアセトフェノン誘導体を用い、実施例190と同様にして、実施例294〜299の化合物を合成した。
実施例294
3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2,5-ジメトキシフェニル)プロパン-1-オン
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 7.57-7.52 (2H, m), 7.40 (1H, s), 7.01 (1H, dd, J = 9.0, 3.3
Hz), 6.90 (2H, t, J = 8.4 Hz), 4.20-4.10 (4H, m), 3.85 (3H, s), 3.78 (3H, s), 3.39 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.98 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.47 (6H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例295
3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシ-5-メチルフェニ
ル)プロパン-1-オン
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 7.61-7.49 (3H, m), 7.40 (1H, s), 7.25-7.20 (2H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.83 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.21-4.06 (6H, m), 3.41 (2H, t, J =
7.5 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.28 (3H, s), 1.53-1.40 (9H, m)。
実施例296
3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2,4-ジメチルフェニル)プロパン-1-オン
無色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 7.63 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.54 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.51 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.42 (1H, s), 7.06-7.02 (2H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.14 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.30 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.49 (3H, s), 2.34 (3H, s), 1.48 (6H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例297
3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2,5-ジメチルフェニル)プロパン-1-オン
無色針状晶
H-NMR (CDCl) δ: 7.55 (1H, br s, J = 8.7 Hz), 7.52 (1H, br s), 7.44 (1H, br d, J = 8.7 Hz), 7.17-7.09 (2H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.17 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.14 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.29 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.44 (3H, s), 2.33 (3H, s), 1.47 (6H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例298
3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシ-4-メチルフェニル)プロパン-1-オン
白色粉末
H-NMR (CDCl) δ: 7.66 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.60-7.51 (2H, m), 7.39 (1H, s), 6.90 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.79 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.73 (1H, s), 4.21-4.08 (6H,
m), 3.40 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.98 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.36 (3H, s), 1.53-1.45
(9H, m)。
実施例299
3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)プロパン-1-オン
無色針状晶
H-NMR (CDCl) δ: 7.78 (1H, dd, J = 8.7, 7.2 Hz), 7.54 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.51 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.39 (1H, br s), 6.90 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.71-6.61 (2H, m), 4.16 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.14 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.11 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.39 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.98 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.47 (6H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例300
参考例54で得られた化合物及び(2-メトキシメチル)安息香酸メチルを用い、実施例100と同様に処理し、次に参考例48と同様に処理にして、白色粉末の3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-メトキシメチルフェニル)プロパン-1-オン
を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.74 (1H, dd, J = 7.8, 1.2 Hz), 7.64-7.27 (6H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.73 (2H, s), 4.21-4.10 (4H, m), 3.43 (3H, s), 3.34 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.51-1.43 (6H, m)。
参考例54で得られた化合物及び対応する安息香酸メチル誘導体を用い、実施例300と同様にして、実施例301〜303の化合物を合成した。
実施例301
3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エチルフェニル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.62-7.51 (4H, m), 7.43 (1H, s), 7.38-7.30 (2H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.18-4.13 (4H, m), 3.31 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J =
7.2 Hz), 2.81 (2H, q, J = 7.5 Hz), 1.48 (6H, t, J = 6.9 Hz), 1.20 (3H, t, J = 7.5 Hz)。
実施例302
3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2,3-ジメトキシフェニル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.56-7.51 (2H, m), 7.41 (1H, s), 7.18-7.01 (3H, m), 6.90 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.21-4.10 (4H, m), 3.89 (6H, s), 3.38 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.48 (6H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例303
3-[2-(3,4-ジエトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシ-3-メチルフェニル)プロパン-1-オン
H-NMR (CDCl) δ: 7.55-7.51 (2H, m), 7.40 (1H,s), 7.36-7.29 (2H, m), 7.04 (1H, t, J = 7.2 Hz), 6.90 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.20-4.11 (4H, m), 3.83 (2H, q, J = 7.5 Hz), 3.39 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.98 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.30 (3H, s), 1.48 (6H, t, J = 6.9 Hz), 1.26 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例304
参考例58で得られた化合物及び1-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)エタノンを用い
、実施例190と同様にして、微黄色粉末の1-(2-エトキシ-4-フルオロフェニル)-3-[2-(3-エトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.77 (1H, t, J = 7.8 Hz), 7.56 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.51 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.40 (1H, s), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.71-6.61 (2H, m), 4.21-4.07 (4H, m ), 3.92 (3H, s), 3.39 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.98 (2H, t, J =
7.2 Hz), 1.52-1.47 (6H, m)。
実施例305
参考例58で得られた化合物及び1-(4-フルオロ-2-イソプロポキシフェニル)エタノン
を用い、実施例190と同様にして、無色油状物の3-[2-(3-エトキシ-4-メトキシフェニ
ル)オキサゾール-4-イル]-1-(4-フルオロ-2-イソプロポキシフェニル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.77 (1H, t, J = 7.8 Hz), 7.57 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.51 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.40 (1H, s), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.71-6.61 (2H, m), 4.63 (1H, sept, J = 6.0 Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.92 (3H, s), 3.38 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.98 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.50 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.42 (6H,
d, J = 6.0 Hz)。
実施例306
参考例68で得られた化合物及び1-(2-エトキシ-5-メチルフェニル)エタノンを用い、
実施例190と同様にして、白色粉末の1-(2-エトキシ-5-メチルフェニル)-3-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.60-7.40 (3H, m), 7.39 (1H, s), 7.24-7.19 (1H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.83 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.69-4.58 (1H, m), 4.10 (2H, q, J =
6.9 Hz), 3.89 (3H, s), 3.41 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.98 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.29
(3H, s), 1.48-1.38 (9H, m)。
実施例307
参考例68で得られた化合物及び1-(2-エトキシ-4-メチルフェニル)エタノンを用い、
実施例190と同様にして、白色粉末の1-(2-エトキシ-4-メチルフェニル)-3-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.66 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.59-7.53 (2H, m), 7.39 (1H, s), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.79 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.73 (1H, s), 4.58-4.71 (1H,
m), 4.12 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.90 (1H, s) 3.40 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.98 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.36 (3H, s), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.40 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例308
実施例136で得られた化合物及びクロロジフルオロメタンを用い、実施例4と同様にして、白色粉末の3-[2-(3-ジフルオロメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, m), 7.83 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.78 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.58 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.47 (1H, s), 7.32 (1H, m), 7.00 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.58 (1H, t, J = 74.7 Hz), 3.93 (3H, s), 3.59 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.57 (3H, s)。
実施例309
実施例136で得られた化合物及び参考例85で得られた化合物を用い、実施例3と同様にして、白色粉末の3-{2-[3-(2,2-ジフルオロエトキシ)-4-メトキシフェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.5, 0.9 Hz), 7.66 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.60-7.54 (2H, m), 7.46 (1H, s), 7.35-7.31 (1H, m), 6.94 (1H, d, J = 8.7 Hz), 6.16 (1H, tt, J = 54.9, 1.2 Hz), 4.29 (2H, td, J = 12.9, 1.2 Hz), 3.92 (3H, s), 3.61 (2H, t, J = 6.9 Hz), 3.01 (2H, t, J = 6.9 Hz), 2.58 (3H, s)。
実施例310
実施例136で得られた化合物及び参考例84で得られた化合物を用い、実施例3と同様にして、白色粉末の3-{2-[3-(2-フルオロエトキシ)-4-メトキシフェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50-8.49 (1H, m), 7.63-7.54 (3H, m), 7.45 (1H, s), 7.34-7.27 (1H, m), 6.93 (1H, d, J = 8.7 Hz), 4.88 (1H, t, J = 4.2 Hz), 4.72 (1H, t, J =
4.2 Hz), 4.39 (1H, t, J = 4.2 Hz), 4.30 (1H, t, J = 4.2 Hz), 3.92 (3H, s), 3.60
(2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.57 (3H, s)。
実施例311
実施例136で得られた化合物及び2-ブロモブタンを用い、実施例3と同様にして、黄色油状物の3-[2-(3-sec-ブトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.59-7.55 (3H, m), 7.54 (1H, s), 7.45-7.30 (1H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz ), 4.43-4.37 (1H, m), 3.89 (3H,
s), 3.60 (2H, t, J = 7.5 Hz ), 3.01 (2H, t, J = 7.5 Hz ), 2.57 (3H, s), 1.86-1.62 (2H, m), 1.34 (3H, d, J = 6.6 Hz), 1.00 (3H, t, J = 6.6 Hz)。
実施例312
実施例136で得られた化合物及び3-ブロモペンタンを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の3-{2-[3-(1-エチルプロポキシ)-4-メトキシフェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.61-7.53 (3H, m), 7.45 (1H, s), 7.34-7.30 (1H, m), 6.91 (1H, d, J = 8.1 Hz ), 4.28-4.20 (1H, m), 3.89 (3H,
s), 3.60 (2H, t, J = 7.5 Hz ), 3.01 (2H, t, J = 7.5 Hz ), 2.57 (3H, s), 1.78-1.68 (4H, m), 0.98 (6H, t, J = 6.6 Hz)。
実施例313
実施例101で得られた化合物及びクロロジフルオロメタンを用い、実施例4と同様にして、白色粉末の3-[2-(3-ジフルオロメトキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-エトキシフェニル) プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.85-7.80 (2H, m), 7.70 (1H, m), 7.50-7.40 (2H, m), 7.0-6.9
(3H, m), 6.58 (1H, t, J = 74.4 Hz), 4.14 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.93 (3H, s), 3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例314
実施例101で得られた化合物及び参考例85で得られた化合物を用い、実施例3と同様にして、白色粉末の3-{2-[3-(2,2-ジフルオロエトキシ)-4-メトキシフェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(2-エトキシフェニル) プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.73-7.63 (2H, m), 7.55 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.46-7.39 (2H,
m), 7.01-6.91 (3H, m), 6.16 (1H, tt, J = 54.9, 1.2 Hz), 4.29 (2H, td, J = 12.9,
1.2 Hz), 4.14 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.91 (3H, s), 3.43 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00
(2H, t, J = 7.2 Hz), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例315
実施例101で得られた化合物及び参考例84で得られた化合物を用い、実施例3と同様にして、白色粉末の1-(2-エトキシフェニル)-3-{2-[3-(2-フルオロエトキシ)-4-メトキシフェニル]オキサゾール-4-イル}プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.69 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.61 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.55 (1H, s), 7.44-7.39 (2H, m), 7.00-6.91 (3H, m), 4.81 (2H, dt, J = 47.4,
4.2 Hz), 4.32 (2H, dt, J = 23.1, 4.2 Hz), 4.17-4.10 (2H, m), 3.90 (3H, s), 3.41
(2H, t, J = 7.2 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.46 (3H, t, J = 5.7 Hz)。
参考例86
参考例59で得られた化合物及び参考例85で得られた化合物を用い、実施例4と同様にして、白色粉末の4-ベンジルオキシ-3-(2,2-ジフルオロエトキシ)安息香酸エチルを得
た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71 (1H, dd, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.61 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.44-7.29 (5H, m), 6.95 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.11 (1H, tt, J = 54.9, 4.2 Hz), 5.19 (2H, s), 4.38-4.21 (4H, m), 1.39 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
参考例87
参考例86で得られた化合物を用い、参考例3と同様にして、白色粉末の4-ベンジルオキシ-3-(2,2-ジフルオロエトキシ)安息香酸を得た。
H-NMR (DMSO-d) δ: 7.61 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.54 (1H, d, J = 1.8 Hz),
7.50-7.30 (5H, m), 7.18 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.38 (1H, tt, J = 54.3, 3.6 Hz), 5.22 (2H, s), 4.37 (2H, td, J = 14.7, 3.6 Hz)。
参考例88
参考例87で得られた化合物を用い、参考例4と同様にして、白色粉末の4-ベンジルオキシ-3-(2,2-ジフルオロエトキシ)ベンズアミドを得た。
H-NMR (DMSO-d) δ: 7.86 (1H, br s), 7.56-7.29 (7H, m), 7.25 (1H, br s), 7.14
(1H, d, J = 8.4 Hz), 6.40 (1H, tt, J = 54.3, 3.6 Hz), 5.20 (2H, s), 4.34 (2H, td, J = 14.7, 3.6 Hz)。
参考例89
参考例88で得られた化合物を用い、参考例5と同様にして、白色粉末の2-[4-ベンジ
ルオキシ-3-(2,2-ジフルオロエトキシ)フェニル]-4-クロロメチルオキサゾールを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.68-7.60 (3H, m), 7.45-7.30 (5H, m), 7.01 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.12 (1H, tt, J = 54.9, 4.2 Hz), 5.18 (2H, s), 4.56 (2H, s), 4.30 (2H, td, J = 13.2, 4.2 Hz)。
参考例90
参考例89で得られた化合物を用い、参考例47と同様にして、白色粉末の2-{2-[4-ベンジルオキシ-3-(2,2-ジフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチル}-マロ
ン酸ジメチルを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.63-7.57 (2H, m), 7.45-7.30 (6H, m), 6.99 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.12 (1H, tt, J = 54.9, 4.2 Hz), 5.18 (2H, s), 4.29 (2H, td, J = 13.2, 4.2 Hz), 3.89 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.75 (6H, s), 3.18 (2H, t, J = 7.5 Hz)。
参考例91
参考例90で得られた化合物を用い、参考例48と同様にして、褐色油状物の3-{2-[4-ベンジルオキシ-3-(2,2-ジフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イル}-プロピオ
ン酸メチルを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.64-7.59 (2H, m), 7.42-7.33 (6H, m), 6.99 (1H, d, J = 8.1
Hz), 6.12 (1H, tt, J = 54.9, 4.2 Hz), 5.18 (2H, s), 4.29 (2H, td, J = 13.2, 4.2 Hz), 3.68 (3H, s), 2.91 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.72 (2H, t, J = 7.5 Hz)。
実施例316
参考例91で得られた化合物を用い、実施例100と同様にして、微黄色油状物の2-{2-[4-ベンジルオキシ-3-(2,2-ジフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチル}-3-(3-メチルピリジン-2-イル)-3-オキソ-プロピオン酸メチルを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, d, J = 4.5 Hz), 7.60-7.52 (3H, m), 7.46-7.30 (7H,
m), 6.97 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.11 (1H, tt, J = 54.9, 4.2 Hz), 5.24-5.16 (3H, m), 4.27 (2H, td, J = 13.2, 4.2 Hz), 3.66 (3H, s), 3.34-3.22 (2H, m), 2.60 (3H, s)。
実施例317
実施例316で得られた化合物を用い、実施例136と同様にして、白色粉末の3-{2-[3-(2,2-ジフルオロエトキシ)-4-ヒドロキシフェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, d, J = 4.5 Hz), 7.61-7.57 (2H, m), 7.52 (1H, s), 7.45 (1H, s), 7.34-7.30 (1H, m), 7.00 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.11 (1H, tt, J = 54.9, 4.2 Hz), 6.07 (1H, s), 4.32 (2H, td, J = 13.2, 4.2 Hz), 3.59 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.57 (3H, s)。
実施例318
実施例317で得られた化合物及びヨウ化メチルを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の3-{2-[3-(2,2-ジフルオロエトキシ)-4-エトキシフェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.51 (1H, d, J = 4.5 Hz), 7.66-7.57 (3H, m), 7.46 (1H, s), 7.34-7.30 (1H, m), 6.94 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.14 (1H, tt, J = 54.6, 3.9 Hz), 4.28 (2H, td, J = 12.9, 3.9 Hz), 4.13 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.60 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.02 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.57 (3H, s), 1.47 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例319
実施例317で得られた化合物及び2-ブロモプロパンを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の3-{2-[3-(2,2-ジフルオロエトキシ)-4-イソプロポキシフェニル]オキサゾール-4-イル}-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.51 (1H, d, J = 4.5 Hz), 7.65-7.57 (3H, m), 7.46 (1H, s), 7.34-7.30 (1H, m), 6.95 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.12 (1H, tt, J = 54.6, 3.9 Hz), 4.62-4.54 (1H, m), 4.26 (2H, td, J = 12.9, 3.9 Hz), 3.60 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.01
(2H, t, J = 7.5 Hz), 2.57 (3H, s), 1.37 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例320
参考例7で得られた化合物及び2-ジフルオロメトキシ安息香酸を用い、実施例1と同様にして、白色粉末のN-[2-(3-ベンジルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イル
メチル]-2-ジフルオロメトキシベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.10 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.64-7.57 (3H, m), 7.51-7.45 (4H, m), 7.40-7.26 (4H, m), 7.15 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.95 (1H, d, J = 9.0 Hz ), 6.59 (1H, t, J = 72.9 Hz ), 5.20 (2H, s), 4.61 (2H, d, J = 5.4 Hz), 3.93 (3H,
s )。
実施例321
実施例320で得られた化合物を用い、実施例2と同様にして、白色粉末の2-ジフルオ
ロメトキシ-N-[2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-ベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.09 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.64-7.45 (5H, m), 7.32 (1H, t, J
= 7.8 Hz), 7.15 (1H, d, J = 7.8 Hz), 6.91 (1H, d, J = 8.4 Hz ), 6.60 (1H, t, J = 72.9 Hz ), 5.77 (1H, s), 4.61 (2H, d, J = 5.1 Hz), 3.94 (3H, s)。
実施例322
実施例321で得られた化合物及び臭化アリルを用い、実施例3と同様にして、白色粉末のN-[2-(3-アリルオキシ-4-メトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-ジフル
オロメトキシベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.10 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.64-7.30 (6H, m), 7.15 (1H, d, J
= 8.4 Hz), 6.94 (1H, d, J = 8.1 Hz ), 6.61 (1H, t, J = 75 Hz ), 6.17-6.08 (1H, m), 5.45 (1H, dd, J = 17.1, 1.5 Hz), 5.32 (1H, dd, J = 10.5, 1.5 Hz), 4.70 (2H, t, J = 5.4 Hz), 4.62 (2H, t, J = 5.4 Hz), 3.93 (3H, s)。
実施例323
実施例321で得られた化合物及び2-ブロモプロパンを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の2-ジフルオロメトキシ-N-[2-(3-イソプロポキシ-4-メトキシフェニル)オキサ
ゾール-4-イルメチル]-ベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.10 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.64-7.30 (6H, m), 7.15 (1H, d, J
= 8.4 Hz), 6.94 (1H, d, J = 8.1 Hz ), 6.61 (1H, t, J = 75 Hz ), 4.70-4.61 (5H, m), 3.91 (3H, s), 1.39 (6H, d, J = 6.0 Hz )。
実施例324
実施例17で得られた化合物及び3-ブロモペンタンを用い、実施例3と同様にして、白色粉末のN-{2-[3-(1-エチルプロポキシ)-4-メトキシフェニル]オキサゾール-4-イルメチ
ル}-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.58 (1H, br s), 8.39 (1H, d, J = 4.5 Hz), 7.63-7.55 (4H, m), 7.32-7.28 (1H, m), 6.92 (1H, d, J = 8.4 Hz ), 4.59 (2H, d, J = 6.0 Hz), 4.28-4.20 (1H, m), 3.90 (3H, s), 2.76 (3H, s), 1.82-1.68 (4H, m), 0.99 (6H, t, J = 7.5 Hz)。
実施例325
実施例2で得られた化合物及び3-ブロモペンタンを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の2-エトキシ-N-{2-[3-(1-エチルプロポキシ)-4-メトキシフェニル]オキサゾール-4-イルメチル}-ベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.57 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 8.1, 1.8 Hz), 7.62-7.56 (3H, m), 7.45-7.39 (1H, m), 7.07 (1H, t, J = 8.1 Hz), 6.96-6.91 (2H, m), 4.63 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 4.26-4.14 (3H, m), 3.90 (3H, s), 1.79-1.69 (4H, m), 1.49 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.00 (6H, t, J = 7.2 Hz)。
参考例92
参考例44で得られた化合物を用い、参考例47と同様にして、無色油状物の2-[2-(3-ベンジルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-マロン酸
ジメチルを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, s), 7.59 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.48-7.22 (6H, m), 6.62 (1H, t, J = 74.7 Hz), 5.21 (2H, s), 3.90 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.73 (6H, s),
3.20 (2H, t, J = 7.5 Hz)。
参考例93
参考例92で得られた化合物を用い、参考例48と同様にして、微黄色油状物の3-[2-(3-ベンジルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-プロピオン酸
メチルを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.48-7.31 (6H, m), 7.24 (1H, d, J
= 8.4 Hz), 6.62 (1H, t, J = 74.7 Hz), 5.21 (2H, s), 3.70 (3H, s), 2.93 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.71 (2H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例326
参考例93で得られた化合物を用い、実施例100と同様にして、無色油状物の2-[2-(3-ベンジルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-(3-メチルピリジン-2-イル)-3-オキソ-プロピオン酸メチルを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.8, 1.2 Hz), 7.67-7.30 (10H, m), 7.21 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.60 (1H, t, J = 74.7 Hz), 5.18 (2H, s), 4.11 (1H, t, J = 7.2
Hz), 3.65 (3H, s), 3.45-3.20 (2H, m), 2.60 (3H, s)。
実施例327
実施例326で得られた化合物を用い、実施例125と同様に処理し、次いで実施例2と同様に処理して、白色粉末の3-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-ヒドロキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.67-7.45 (4H, m), 7.33-7.30 (1H, m), 7.16 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.58 (1H, t, J = 75 Hz), 5.76 (1H, s), 3.60
(2H, t, J = 7.5 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.57 (3H, s)。
実施例328
実施例327で得られた化合物 0.15g及び1,8-ジアザピシクロ[5,4,0]ウンデカ-7-エン0.18mlをエタノール3mlに溶解し、次いで得られた溶液に(ブロモメチル)シクロプロ
パン0.15gを加え、得られた混合物を終夜加熱還流した。反応液を放冷した後、反応液に
水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を水で2回洗浄した後、有機層を減圧濃
縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)にて精製した。得られた結晶を80%含水エタノールより再結晶することにより、白色粉末の3-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン42mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.51 (1H, dd, J = 4.8, 1.2 Hz), 7.60-7.53 (3H, m), 7.50 (1H, s), 7.35-7.31 (1H, m), 7.21 (1H, d, J = 8.1 Hz ), 6.68 (1H, t, J = 75.3 Hz), 3.95 (2H, d, J = 6.9 Hz), 3.60 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.02 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.58 (3H, s), 1.37-1.25 (1H, m), 0.69-0.63 (2H, m), 0.40-0.34 (2H, m)。
実施例329
実施例327で得られた化合物 80mg及び1,8-ジアザピシクロ[5,4,0]ウンデカ-7-エ
ン0.09mlをエタノール2mlに溶解し、次いで得られた溶液に1-ブロモプロパン80mgを加え
、終夜加熱還流した。反応液を放冷した後、反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を水で2回洗浄した後、有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)にて精製した。得られた結晶
を80%含水エタノールより再結晶することにより、白色粉末の3-[2-(4-ジフルオロメトキ
シ-3-プロポキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン25mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.51 (1H, dd, J = 4.8, 1.2 Hz), 7.61-7.53 (3H, m), 7.50 (1H, s), 7.35-7.31 (1H, m), 7.20 (1H, d, J = 8.1 Hz ), 6.61 (1H, t, J = 75 Hz), 4.07 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.60 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.02 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.58 (3H, s), 1.87 (2H, td, J = 7.5, 6.6 Hz), 1.07 (3H, t, J = 7.5 Hz)。
実施例330
実施例327で得られた化合物 0.15g及び1,8-ジアザピシクロ[5,4,0]ウンデカ-7-エン0.18mlをエタノール3mlに溶解し、次いで得られた溶液に臭化アリル0.15gを加え、還流下に2時間加熱した。反応液を放冷した後、反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出
した。有機層を水で2回洗浄した後、有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)にて精製した。得られた結晶
を80%含水エタノールより再結晶することにより、白色粉末の3-[2-(3-アリルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパ
ン-1-オン70mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.51 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.62-7.56 (3H, m), 7.50 (1H, s), 7.50-7.31 (1H, m), 7.22 (1H, d, J = 8.4 Hz ), 6.62 (1H, t, J = 75 Hz), 6.12-6.02 (1H, m), 5.46 (1H, dd, J = 17.4, 1.5 Hz), 5.33 (1H, dd, J = 10.8, 1.5 Hz), 4.68 (2H, d, J = 8.1 Hz), 3.61 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.02 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.58 (3H, s)。
実施例331
実施例327で得られた化合物 80mg及び1,8-ジアザピシクロ[5,4,0]ウンデカ-7-エ
ン0.09mlをエタノール2mlに溶解し、次いで得られた溶液に4-ブロモ-1-ブテン80mgを加え、終夜加熱還流した。反応液を放冷した後、反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を水で2回洗浄した後、有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)にて精製した。得られた結晶
を80%含水エタノールより再結晶することにより、白色粉末の3-[2-( 3-ブト-3-エニルオ
キシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イ
ル)プロパン-1-オン22mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.51 (1H, dd, J = 4.8, 1.2 Hz), 7.61-7.54 (3H, m), 7.50 (1H, s), 7.35-7.31 (1H, m), 7.20 (1H, d, J = 8.4 Hz ), 6.62 (1H, t, J = 75 Hz), 5.98-5.83 (1H, m), 5.24-5.12 (2H, m), 4.16 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.61 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.03 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.64-2.58 (5H, m)。
実施例332
実施例327で得られた化合物 0.15g及びDBU 0.18mlをエタノール3mlに溶解し、次い
で得られた溶液に2-ブロモプロパン0.15gを加え、終夜加熱還流した。反応液を放冷した
後、反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を水で2回洗浄した後、有
機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)にて精製した。得られた結晶を80%含水エタノールより再結晶することにより、白色粉末の3-[2-( 4-ジフルオロメトキシ-3-イソプロポキシフェニル)オキサゾ
ール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オン70mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.51 (1H, dd, J = 4.8, 0.9 Hz), 7.63-7.53 (3H, m), 7.50 (1H, s), 7.35-7.31 (1H, m), 7.20 (1H, d, J = 8.1 Hz ), 6.61 (1H, t, J = 75 Hz), 4.73-4.65 (1H, m), 3.61 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.02 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.58 (3H, s), 1.39 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例333
実施例327で得られた化合物及びヨウ化エチルを用い、実施例330と同様にして、白色粉末の3-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-エトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.5, 1.2 Hz), 7.61-7.49 (4H, m), 7.35-7.30 (1H, m), 7.20 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.62 (1H, t, J = 75 Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.61 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.02 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.58 (3H, s), 1.47 (
3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例334
実施例229で得られた化合物 60mg及びDBU 0.2mlをエタノール4mlに溶解し、次いで
得られた溶液にヨウ化エチル0.2mlを加え、2時間加熱還流した。反応液を放冷した後、反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を水で2回洗浄した後、有機層を
減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)にて精製した。得られた結晶をエタノールより再結晶することにより、白色
粉末の3-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-エトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オン36mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71(1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.60-7.34 (4H, m), 7.01-6.91
(2H, m), 7.20 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.62 (1H, t, J = 75 Hz), 4.22-4.07 (4H, m), 3.43 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.50-1.40 (6H, m)。
実施例335
実施例229で得られた化合物 0.15g及びDBU 0.17mlをエタノール4mlに溶解し、次い
で得られた溶液に臭化アリル0.14gを加え、2時間加熱還流した。反応液を放冷した後、反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を水で2回洗浄した後、有機層を
減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)にて精製した。得られた結晶を80%含水エタノールより再結晶することにより、白色粉末の3-[2-(3-アリルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オン90mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.62-7.56 (2H, m), 7.46-7.40 (2H, m), 7.22 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.01-6.92 (2H, m), 6.62 (1H, t, J = 75 Hz),
6.15-6.00 (1H, m), 5.45 (1H, dd, J = 17.1, 1.5 Hz), 5.32 (1H, dd, J = 10.5, 1.5
Hz), 4.67 (2H, d, J = 8.1 Hz), 4.14 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.42 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例336
実施例229で得られた化合物 0.12g及びDBU 0.14mlをエタノール3mlに溶解し、次い
で得られた溶液に(ブロモメチル)シクロプロパン0.12gを加え、終夜加熱還流した。反
応液を放冷した後、反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を水で2回
洗浄した後、有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)にて精製した。得られた結晶をエタノールより再結晶
することにより、白色粉末の3-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-ジフルオロメトキシフ
ェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オン80mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.71 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.59-7.54 (2H, m), 7.46-7.40 (2H, m), 7.21 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.01-6.95 (2H, m), 6.68 (1H, t, J = 75 Hz),
4.14 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.95 (2H, d, J = 6.9 Hz), 3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.47 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.34-1.28 (1H, m), 0.69-0.63 (2H, m), 0.40-0.34 (2H, m)。
実施例337
実施例229で得られた化合物 0.12g及びDBU 0.14mlをエタノール3mlに溶解し、次い
で得られた溶液に4-ブロモ-1-ブテン0.12gを加え、終夜加熱還流した。反応液を放冷した後、反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を水で2回洗浄した後、有
機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)にて精製した。得られた結晶をエタノールより再結晶することにより
、白色粉末の3-[2-(3-ブト-3-エニルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾー
ル-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オン80mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.70 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.61-7.54 (2H, m), 7.45-7.40 (2H, m), 7.20 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.00-6.92 (2H, m), 6.62 (1H, t, J = 75 Hz),
5.97-5.83 (1H, m), 5.23-5.12 (2H, m), 4.18-4.10 (4H, m), 3.42 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.63-2.56 (4H, m), 1.47 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例338
実施例97で得られた化合物及びヨウ化エチルを用い、実施例3と同様にして、白色粉末のN-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-エトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-
メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.60 (1H, br s), 8.39 (1H, d, J = 3.6 Hz), 7.67-7.57 (4H, m), 7.33-7.20 (2H, m), 6.63 (1H, t, J = 75 Hz), 4.60 (2H, d, J = 5.7 Hz), 4.20 (2H, q, J = 6.9 Hz), 2.76 (3H, s), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例339
実施例97で得られた化合物及び臭化アリルを用い、実施例3と同様にして、白色固体のN-[2-(3-アリルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.60 (1H, br s), 8.40-8.39 (1H, m), 7.67 (1H, s), 7.65-7.58
(3H, m), 7.33-7.22 (3H, m), 6.63 (1H, t, J = 75 Hz), 6.13-6.03 (1H, m), 5.50-5.32 (2H, m), 4.70-4.68 (2H, m), 4.60 (2H, d, J = 8.7 Hz), 2.76 (3H, s)。
実施例340
実施例97で得られた化合物及び1-ブロモプロパンを用い、実施例3と同様にして、白色粉末のN-[2-( 4-ジフルオロメトキシ-3-プロポキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.58 (1H, br s), 8.39 (1H, d, J = 7.8, Hz), 7.67-7.57 (4H, m), 7.33-7.20 (2H, m), 6.62 (1H, t, J = 75 Hz), 4.60 (2H, d, J = 6.0 Hz), 4.08 (2H, t, J = 6.6 Hz), 2.76 (3H, s), 1.94-1.82 (2H, m), 1.07 (3H, t, J = 7.5 Hz)。
実施例341
実施例97で得られた化合物及び2-ブロモプロパンを用い、実施例3と同様にして、白色固体のN-[2-( 4-ジフルオロメトキシ-3-イソプロポキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.58 (1H, br s), 8.39-8.38 (1H, m), 7.67-7.57 (4H, m), 7.33-7.19 (2H, m), 6.62 (1H, t, J = 75 Hz), 4.74-4.67 (1H, m), 4.59 (2H, d, J = 6.0 Hz), 2.76 (3H, s), 1.39 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例342
実施例97で得られた化合物及び3-ブロモペンタンを用い、実施例3と同様にして、無色油状物のN-{2-[4-ジフルオロメトキシ-3-(1-エチルプロポキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチル}-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.58 (1H, br s), 8.40-8.38 (1H, m), 7.67 (1H, s), 7.63-7.55
(3H, m), 7.33-7.20 (3H, m), 6.61 (1H, t, J = 75 Hz), 4.59 (2H, d, J = 6.0 Hz), 4.33 (1H, qt, J = 6.0 Hz), 2.76 (3H, s), 1.79-1.70 (4H, m), 0.98 (6H, t, J = 7.2
Hz)。
実施例343
実施例97で得られた化合物及び4-ブロモ-1-ブテンを用い、実施例3と同様にして、
無色油状物のN-[2-(3-ブト-3-エニルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾー
ル-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.58 (1H, br s), 8.40-8.38 (1H, m), 7.67 (1H, s), 7.64-7.58
(3H, m), 7.33-7.20 (2H, m), 6.63 (1H, t, J = 75 Hz), 5.95-5.84 (1H, m), 5.23-5.13 (2H, m), 4.61-4.59 (2H, m), 4.18 (2H, t, J = 6.6 Hz), 2.76 (3H, s), 2.64-2.58
(2H, m)。
実施例344
実施例97で得られた化合物及び臭化イソブチルを用い、実施例3と同様にして、無色油状物のN-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-イソブトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメ
チル]-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.60 (1H, br s), 8.39 (1H, br s), 7.68 (1H, s), 7.62-7.57 (3H, m), 7.33-7.20 (2H, m), 6.61 (1H, t, J = 75 Hz), 4.60 (2H, d, J = 6.0 Hz), 3.88 (2H, d, J = 6.3 Hz), 2.76 (3H, s), 2.19-2.04 (1H, m), 1.06 (6H, d, J = 6.3 Hz)。
実施例345
実施例97で得られた化合物及び(ブロモメチル)シクロブタンを用い、実施例3と同様にして、無色油状物のN-[2-(3-シクロブチルメトキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.60 (1H, br s), 8.40 (1H, br s), 7.68 (1H, s), 7.64-7.59 (3H, m), 7.33-7.20 (2H, m), 6.61 (1H, t, J = 75 Hz), 4.60 (2H, d, J = 6.0 Hz), 4.08 (2H, d, J = 6.6 Hz), 2.89-2.76 (4H, m), 2.25-2.12 (2H, m), 2.04-1.92 (4H, m)
実施例346
参考例46で得られた化合物及び2−エトキシ安息香酸を用い、実施例96と同様にして、白色粉末のN-[2-(3-ベンジルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.56 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.73 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.68-7.61 (2H, m), 7.48-7.24 (7H, m), 7.07 (1H, t, J = 8.1 Hz), 6.95 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.63 (1H, t, J = 75 Hz), 5.21 (2H, s), 4.63 (2H, d, J = 5.4 Hz), 4.18 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例347
実施例346で得られた化合物を用い、実施例97と同様にして、白色粉末のN-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-ヒドロキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベ
ンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.60 (1H, br s), 8.23 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.71-7.60 (2H, m), 7.57 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.46-7.39 (1H, m), 7.19 (1H, d, J = 8.4
Hz), 7.07 (1H, t, J = 8.1 Hz), 6.95 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.61 (1H, t, J = 73.2 Hz), 6.02 (1H, br s), 4.64 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 4.19 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例348
実施例347で得られた化合物 80mg及びDBU 0.1mlをエタノール2mlに溶解し、次いで
得られた溶液にイソブチルブロマイド80mgを加え、終夜加熱還流した。得られた反応液を放冷した後、反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を水で2回洗浄し
た後、有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1)にて精製した。得られた結晶を80%含水エタノールより再結晶することにより、白色粉末のN-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-イソブトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミド30mgを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.54 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.67 (1H, s), 7.66-7.57 (2H, m), 7.45-7.39 (1H, m), 7.23 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.07 (1H, t,
J = 8.1 Hz), 6.95 (1H, d, J = 7.5 Hz), 6.62 (1H, t, J = 75 Hz), 4.64 (2H, d, J = 5.1 Hz), 4.19 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.87 (2H, d, J = 6.6 Hz), 2.17 (1H, qt, J =
6.6 Hz), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.07 (6H, d, J = 6.9 Hz)。
実施例349
実施例347で得られた化合物及びヨウ化エチルを用い、実施例348と同様にして、白色粉末のN-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-エトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチ
ル]-2−エトキシベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.56 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.67-7.58 (3H, m), 7.46-7.40 (1H, m), 7.24-7.21 (1H, m), 7.08 (1H, t, J = 7.8 Hz), 6.95 (1H, d, J = 7.8 Hz), 6.64 (1H, t, J = 75 Hz) 4.63 (2H, d, J = 5.1 Hz), 4.23-4.15 (4H, m), 1.52-1.46 (6H, m)。
実施例350
実施例347で得られた化合物及び1-ブロモプロパンを用い、実施例348と同様にして、白色粉末のN-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-プロポキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ルメチル]-2-エトキシベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.56 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.67 (1H, s), 7.64-7.57 (2H, m), 7.46-7.40 (1H, m), 7.23 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.07 (1H, t,
J = 7.5 Hz), 6.95 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.63 (1H, t, J = 75 Hz), 4.64 (2H, d, J = 5.4 Hz), 4.19 (2H, q, J = 7.2 Hz), 4.07 (2H, t, J = 6.6 Hz), 1.90 (2H, qt, J =
7.2, 6.6 Hz), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.08 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例351
実施例347で得られた化合物及び臭化アリルを用い、実施例348と同様にして、白色粉末のN-[2-(3-アリルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメ
チル]-2-エトキシベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.55 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.68 (1H, s), 7.65-7.60 (2H, m), 7.46-7.40 (1H, m), 7.25-7.23 (1H, m), 7.08 (1H, t, J = 7.8 Hz), 6.96 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.64 (1H, t, J = 74.7 Hz), 6.10-6.03 (1H, m), 5.47 (1H, dd, J = 17.4, 1.5 Hz), 5.34 (1H, dd, J = 10.5, 1.5 Hz), 4.69 (2H, dt, J
= 5.1, 1.5 Hz), 4.63 (2H, dd, J = 5.4, 1.2 Hz), 4.19 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例352
実施例347で得られた化合物及び2-ブロモプロパンを用い、実施例348と同様にして、白色粉末のN-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-イソプロポキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.57 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.67 (1H, s), 7.65-7.57 (2H, m), 7.46-7.40 (1H, m), 7.26-7.21 (1H, m), 7.08 (1H, t, J = 7.5 Hz), 6.95 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.63 (1H, t, J = 75 Hz), 4.74-4.62 (3H, m), 4.19 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.40 (6H, d, J = 6.3 Hz)。
実施例353
実施例347で得られた化合物及び(ブロモメチル)シクロプロパンを用い、実施例348と同様にして、白色粉末のN-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-ジフルオロメトキシ
フェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.55 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 8.1, 1.8 Hz), 7.67 (1H,
s), 7.61-7.58 (2H, m), 7.46-7.39 (1H, m), 7.26-7.21 (1H, m), 7.07 (1H, t, J = 7.5 Hz), 6.95 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.70 (1H, t, J = 75 Hz) 4.63 (2H, dd, J = 5.4, 0.9 Hz), 4.19 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.35-1.30 (1H, m), 0.71-0.64 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例354
実施例347で得られた化合物及び4-ブロモ-1-ブテンを用い、実施例348と同様に
して、白色粉末のN-[2-(3-ブテニルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサ
ゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.56 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.67 (1H, s), 7.64-7.58 (2H, m), 7.46-7.40 (1H, m), 7.26-7.21 (1H, m), 7.08 (1H, t, J = 7.5 Hz), 6.95 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.64 (1H, t, J = 75 Hz), 5.92-5.86 (1H, m), 5.24-5.13 (2H, m), 4.64 (2H, d, J = 5.1 Hz), 4.22-4.14 (4H, m), 2.65-2.58 (2H, m), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例355
実施例347で得られた化合物及び3-ブロモペンタンを用い、実施例348と同様にして、白色粉末のN-{2-[4-ジフルオロメトキシ-3-(1-エチルプロポキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチル}-2-エトキシベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.57 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.67 (1H, s), 7.63-7.58 (2H, m), 7.46-7.40 (1H, m), 7.23 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.07 (1H, t,
J = 8.1 Hz), 6.95 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.63 (1H, t, J = 75 Hz), 4.64 (2H, d, J = 5.1 Hz), 4.33 (1H, qt, J = 6.0, 5.1 Hz), 4.19 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.79-1.70 (4H, m), 1.49 (3H, t, J = 6.9 Hz), 0.99 (6H, t, J = 7.5 Hz)。
参考例94
参考例59で得られた化合物及びクロロジフルオロメタンを用い、実施例4と同様にして、白色粉末の4-ベンジルオキシ-3-ジフルオロメトキシ安息香酸エチルを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.90-7.80 (2H, m), 7.45-7.30 (5H, m), 7.03 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.59 (1H, t, J = 74.4 Hz), 5.23 (2H, s) , 4.35 (2H, q, J = 7.2 Hz), 1.38 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
参考例95
参考例94で得られた化合物を用い、参考例3〜参考例5と同様にして、白色粉末の2-(4-ベンジルオキシ-3-ジフルオロメトキシフェニル)-4-クロロメチルオキサゾールを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.90-7.80 (2H, m), 7.65 (1H, s), 7.45-7.30 (5H, m), 7.06 (1H, d, J = 7.2 Hz), 6.60 (1H, t, J = 74.7 Hz), 5.20 (2H, s) , 4.56 (2H, s)。
実施例356
参考例95で得られた化合物を用い、参考例92〜参考例93及び実施例326〜実施例327と同様にして、白色粉末の3-[2-(3-ジフルオロメトキシ-4-ヒドロキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.49 (1H, d, J = 4.5 Hz), 7.76-7.72 (2H, m), 7.59 (1H, d, J
= 8.4 Hz), 7.57 (1H, s), 7.37-7.30 (1H, m), 7.02 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.59 (1H,
t, J = 75 Hz), 3.59 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.57 (3H, s)。
実施例357
実施例356で得られた化合物及び2-ブロモプロパンを用い、実施例3と同様にして、
白色粉末の3-[2-(3-ジフルオロメトキシ-4-イソプロポキシフェニル)オキサゾール-4-イ
ル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, d, J = 4.5 Hz), 7.83-7.78 (2H, m), 7.58 (1H, d, J
= 8.4 Hz), 7.47 (1H, s), 7.34-7.30 (1H, m), 7.01 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.58 (1H,
t, J = 75 Hz), 4.67-4.57 (1H, m), 3.59 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.57 (3H, s), 1.39 (6H, d, J = 6.0 Hz)。
実施例358
実施例356で得られた化合物及び臭化アリルを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の3-[2-(4-アリルオキシ-3-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.8, 1.2 Hz), 7.84-7.80 (2H, m), 7.60-7.56 (1H, m), 7.47 (1H, d, J = 1.2 Hz), 7.34-7.30 (1H, m), 7.01 (1H, d, J = 8.4 Hz ), 6.60 (1H, t, J = 74.7 Hz), 6.10-6.00 (1H, m), 5.44 (1H, dd, J = 17.4, 1.5 Hz), 5.33 (1H, dd, J = 10.5, 1.5 Hz), 4.65 (2H, dt, J = 5.1, 1.5 Hz), 3.60 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.58 (3H, s)。
実施例359
実施例356で得られた化合物及び4-ブロモ-1-ブテンを用い、実施例3と同様にして
、白色粉末の3-[2-(4-ブト-3-エニルオキシ-3-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾー
ル-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.8, 1.2 Hz), 7.84-7.78 (2H, m), 7.58 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.46 (1H, s), 7.34-7.30 (1H, m), 7.00 (1H, d, J = 8.4 Hz ), 6.59 (1H, t, J = 75 Hz), 5.94-5.85 (1H, m), 5.23-5.12 (2H, m), 4.12 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.60 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.63-2.56 (5H, m)。
実施例360
実施例356で得られた化合物及び(ブロモメチル)シクロプロパンを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の3-[2-(4-シクロプロピルメトキシ-3-ジフルオロメトキシフェ
ニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.8, 1.2 Hz), 7.83-7.79 (2H, m), 7.57 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.46 (1H, s), 7.34-7.30 (1H, m), 6.98 (1H, d, J = 8.1 Hz ), 6.65 (1H, t, J = 75 Hz), 3.92 (2H, d, J = 7.2 Hz), 3.59 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.00 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.57 (3H, s), 1.33-1.27 (1H, m), 0.69-0.63 (2H, m), 0.40-0.34 (2H, m)。
実施例361
実施例356で得られた化合物及び1-ブロモプロパンを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の3-[2-(3-ジフルオロメトキシ-4-プロポキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, dd, J = 4.8, 1.2 Hz), 7.84-7.78 (2H, m), 7.58 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.47 (1H, s), 7.43-7.30 (1H, m), 7.00 (1H, d, J = 8.4 Hz ), 6.59 (1H, t, J = 75 Hz), 4.03 (2H, t, J = 6.6 Hz), 3.59 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.58 (3H, s), 1.87 (2H, qt, J = 7.2 Hz), 1.06 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例362
実施例356で得られた化合物及びヨウ化エチルを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の3-[2-(3-ジフルオロメトキシ-4-エトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.50 (1H, d, J = 4.5 Hz), 7.84-7.78 (2H, m), 7.59 (1H, d, J
= 8.4 Hz), 7.47 (1H, s), 7.34-7.30 (1H, m), 6.99 (1H, d, J = 8.4 Hz ), 6.60 (1H, t, J = 75 Hz), 4.15 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.59 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.01 (2H, t, J = 7.2 Hz), 2.57 (3H, s), 1.47 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例363
参考例95で得られた化合物を用い、実施例228と同様に処理し、次いで実施例229と同様に処理して、白色粉末の3-[2-(3-ジフルオロメトキシ-4-ヒドロキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.80-7.75 (2H, m), 7.71 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.46-7.40 (2H, m), 7.22-6.69 (3H, m), 6.59 (1H, t, J = 75 Hz), 5.91 (1H, br s), 4.14 (2H, q, J = 7.2 Hz), 3.42 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.48 (3H, t, J = 7.2 Hz)。
実施例364
実施例363で得られた化合物及び4-ブロモ-1-ブテンを用い、実施例3と同様にして
、白色粉末の3-[2-(4-ブト-3-エニルオキシ-3-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾー
ル-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.84-7.79 (2H, m), 7.71 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.46-7.39 (2H, m), 7.01-6.92 (3H, m), 6.59 (1H, t, J = 75 Hz), 5.91-5.85 (1H, m), 5.23-5.12 (2H, m), 4.18-4.09 (4H, m), 3.42 (2H, t, J = 6.9 Hz), 2.99 (2H, t, J = 6.9 Hz), 2.60 (2H, m), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例365
実施例363で得られた化合物及び臭化アリルを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の3-[2-(4-アリルオキシ-3-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.83-7.79 (2H, m), 7.70 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.46-7.39 (2H, m), 7.02-6.92 (3H, m), 6.60 (1H, t, J = 74.7 Hz), 6.06-6.00 (1H, m), 5.47-5.30 (2H, m), 4.66-4.63 (2H, m), 4.14 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.42 (2H, t, J = 6.9
Hz), 2.99 (2H, t, J = 6.9 Hz), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例366
実施例363で得られた化合物及びヨウ化エチルを用い、実施例3と同様にして、白色粉末の3-[2-(3-ジフルオロメトキシ-4-エトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.84-7.80 (2H, m), 7.71(1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.45-7.39
(2H, m), 7.00-6.91 (3H, m), 6.60 (1H, t, J = 75 Hz) 4.18-4.10 (4H, m), 3.42 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.99 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.50-1.44 (6H, m)。
参考例96
参考例95で得られた化合物を用い、参考例45と同様に処理し、次いで参考例46と同様に処理して、微黄色油状物の[2-(4-ベンジルオキシ-3-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-メチルアミンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.89-7.82 (2H, m), 7.61 (1H, s), 7.56-7.31 (5H, m), 7.07 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.62 (1H, t, J = 75 Hz), 5.19 (2H, s), 3.83 (2H, s)。
実施例367
参考例96で得られた化合物を用い、実施例96と同様に処理し、次いで実施例97と同様に処理して、白色粉末のN-[2-(3-ジフルオロメトキシ-4-ヒドロキシフェニル)オキサ
ゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.59 (1H, br s), 8.39 (1H, d, J = 4.5 Hz), 7.79-7.76 (2H, m), 7.63-7.58 (2H, m), 7.37-7.28 (1H, m), 7.07 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.61 (1H, t, J = 75 Hz), 6.16 (1H, s), 4.58 (2H, d, J = 5.4 Hz), 2.76 (3H, s)。
実施例368
実施例367で得られた化合物及び臭化アリルを用い、実施例98と同様にして、白色粉末のN-[2-(4-アリルオキシ-3-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチ
ル]-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.60 (1H, br s), 8.39 (1H, d, J = 4.5 Hz), 7.87-7.83 (2H, m), 7.65 (1H, s), 7.60-7.57 (1H, m), 7.33-7.29 (1H, m), 7.10 (1H, d, J = 8.4 Hz ), 6.61 (1H, t, J = 75 Hz), 6.10-5.99 (1H, m), 5.55 (1H, dd, J = 17.1, 1.5 Hz), 5.34 (1H, dd, J = 10.5, 1.5 Hz), 4.65 (2H, d, J = 5.4 Hz), 4.58 (2H, d, J = 5.4 Hz), 2.76 (3H, s)。
実施例369
実施例367で得られた化合物及び(ブロモメチル)シクロブタンを用い、実施例98と同様にして、白色粉末のN-[2-(4-シクロブチルメトキシ-3-ジフルオロメトキシフェニ
ル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.58 (1H, br s), 8.39 (1H, d, J = 4.5 Hz), 7.87-7.82 (2H, m), 7.64 (1H, s), 7.59 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.33-7.29 (2H, m), 7.01 (1H, d, J = 8.4 Hz ), 6.59 (1H, t, J = 75 Hz), 4.59 (1H, d, J = 5.4 Hz), 4.03 (2H, d, J = 6.9
Hz), 2.90-2.82 (1H, m), 2.76 (3H, s), 2.22-2.13 (2H, m), 2.00-1.84 (4H, m)。
実施例370
実施例367で得られた化合物及び臭化イソブチルを用い、実施例98と同様にして、白色粉末のN-[2-(3-ジフルオロメトキシ-4-イソブトキシフェニル)オキサゾール-4-イル
メチル]-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.58 (1H, br s), 8.39 (1H, d, J = 4.5 Hz), 7.87-7.83 (2H, m), 7.64 (1H, s), 7.60-7.57 (1H, m), 7.33-7.28 (1H, m), 7.00 (1H, d, J = 8.4 Hz ), 6.59 (1H, t, J = 75 Hz), 4.59 (1H, d, J = 5.4 Hz), 3.81 (2H, d, J = 6.9 Hz), 2.76 (3H, s), 2.22-2.09 (1H, m), 1.06 (6H, d, J = 6.6 Hz)。
実施例371
実施例367で得られた化合物及び4-ブロモ-1-ブテンを用い、実施例98と同様にし
て、白色粉末のN-[2-(4-ブト-3-エニルオキシ-3-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾ
ール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.59 (1H, br s), 8.39 (1H, d, J = 4.5 Hz), 7.88-7.83 (2H, m), 7.65 (1H, s), 7.60-7.57 (1H, m), 7.33-7.29 (1H, m), 7.01 (1H, d, J = 8.4 Hz ), 6.61 (1H, t, J = 75 Hz), 5.94-5.83 (1H, m), 5.24-5.12 (2H, m), 4.59 (1H, d, J = 5.4 Hz), 4.13 (2H, t, J = 6.6 Hz), 2.76 (3H, s), 2.63-2.57 (2H, m)。
実施例372
実施例367で得られた化合物及び(ブロモメチル)シクロプロパンを用い、実施例98と同様にして、白色粉末のN-[2-(4-シクロプロピルメトキシ-3-ジフルオロメトキシフェ
ニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.58 (1H, br s), 8.39 (1H, d, J = 4.5 Hz), 7.86-7.83 (2H, m), 7.65 (1H, s), 7.59 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.33-7.28 (1H, m), 7.00 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.66 (1H, t, J = 75 Hz), 4.59 (2H, d, J = 5.4 Hz), 3.93 (2H, d, J = 6.9 Hz), 2.76 (3H, s), 1.33-1.24 (1H, m), 0.70-0.64 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例373
参考例96で得られた化合物を用い、実施例96と同様に処理し、次いで実施例97と同様に処理して、白色粉末のN-[2-(3-ジフルオロメトキシ-4-ヒドロキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.59 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 1.2 Hz), 7.81-7.78 (2H, m), 7.63 (1H, s), 7.46-7.40 (1H, m), 7.11-7.05 (2H, m), 6.96 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.62 (1H, t, J = 75 Hz), 5.87 (1H, br s), 4.62 (2H, d, J = 5.4 Hz), 4.19 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.50 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例374
実施例373で得られた化合物及び2-ブロモプロパンを用い、実施例98と同様にして、白色粉末のN-[2-(3-ジフルオロメトキシ-4-イソプロポキシフェニル)オキサゾール-4-
イルメチル]-2-エトキシベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.60 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 2.1 Hz), 7.85-7.82 (2H, m), 7.64 (1H, s), 7.45-7.39 (1H, m), 7.09-7.01 (2H, m), 6.95 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.59 (1H, t, J = 75 Hz), 4.71-4.61 (5H, m), 4.19 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.51 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.40 (6H, d, J = 6.9 Hz)。
実施例375
実施例373で得られた化合物及び(ブロモメチル)シクロプロパンを用い、実施例98と同様にして、白色粉末のN-[2-(4-シクロプロピルメトキシ-3-ジフルオロメトキシフ
ェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.59 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 2.1 Hz), 7.85-7.82 (2H, m), 7.64 (1H, s), 7.45-7.39 (1H, m), 7.09-6.94 (3H, m), 6.66 (1H, t, J = 75
Hz), 4.62 (2H, d, J = 5.4 Hz), 4.19 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.93 (2H, d, J = 8.4 Hz), 1.50 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.34-1.24 (1H, m), 0.71-0.64 (2H, m), 0.41-0.35 (2H, m)。
実施例376
実施例373で得られた化合物及び1-ブロモプロパンを用い、実施例98と同様にして、白色粉末のN-[2-(3-ジフルオロメトキシ-4-プロポキシフェニル)オキサゾール-4-イル
メチル]-2-エトキシベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.60 (1H, br s), 8.23 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.87-7.83 (2H, m), 7.64 (1H, s), 7.42 (1H, t, J = 7.5 Hz), 7.09-6.85 (3H, m), 6.35 (1H, t,
J = 75 Hz), 4.62 (2H, d, J = 6.0 Hz), 4.19 (2H, q, J = 6.6 Hz), 4.04 (2H, t, J = 6.0 Hz), 1.91-1.84 (2H, m), 1.50 (3H, t, J = 6.9 Hz), 1.07 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例377
実施例373で得られた化合物及び臭化アリルを用い、実施例98と同様にして、白色粉末のN-[2-(4-アリルオキシ-3-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチ
ル]-2-エトキシベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.60 (1H, br s), 8.23 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.86-7.83 (2H, m), 7.64 (1H, s), 7.42 (1H, t, J = 7.5 Hz), 7.10-6.97 (3H, m), 6.61 (1H, t,
J = 75 Hz), 6.07-6.01 (1H, m), 5.49-5.32 (2H, m), 4.68-4.61 (4H, m), 4.19 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.50 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
参考例97
3,4-ジヒドロキシ安息香酸エチル及びクロロジフルオロメタンを用い、実施例4と同様
にして、白色粉末の3,4-ビス-ジフルオロメトキシ安息香酸エチルを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.00-7.90 (2H, m), 7.31 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.60 (1H, t, J
= 72.9 Hz), 6.57 (1H, t, J = 72.9 Hz), 4.39 (2H, q, J = 7.2 Hz), 1.40 (3H, t, J
= 7.2 Hz)。
参考例98
参考例97で得られた化合物を用い、参考例3〜参考例5と同様にして、白色粉末の2-(3,4-ビス-ジフルオロメトキシフェニル)-4-クロロメチルオキサゾールを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.95-7.90 (2H, m), 7.73 (1H, s), 7.35 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.60 (1H, t, J = 72.9 Hz), 6.59 (1H, t, J = 72.9 Hz), 4.57 (2H, s)。
実施例378
参考例98で得られた化合物を用い、実施例190と同様にして、白色粉末の3-[2-(3,4-ビス-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(2-エトキシフェニル)プ
ロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.89-7.84 (2H, m), 7.71 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.48-7.41 (2H, m), 7.32 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.01-6.93 (2H, m), 6.58 (1H, t, J = 75 Hz),
6.57 (1H, t, J = 75 Hz), 4.14 (2H, q, J = 6.9 Hz), 3.43 (2H, t, J = 6.9 Hz), 3.00 (2H, t, J = 6.9 Hz), 1.48 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
参考例99
参考例98で得られた化合物を用い、参考例45と同様に処理し、次いで参考例46と同様に処理して、微黄色油状物の[2-(3,4-ビス-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-メチルアミンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 7.92-7.88 (2H, m), 7.58 (1H, s), 7.34 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.60 (1H, t, J = 75 Hz), 6.59 (1H, t, J = 75 Hz), 3.85 (2H, s)。
実施例379
参考例99で得られた化合物を用い、実施例96と同様にして、白色粉末のN-[2-(3,4-ビス-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミ
ドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.61 (1H, br s), 8.40 (1H, dd, J = 7.5, 1.5 Hz), 7.93-7.88 (2H, m), 7.70 (1H, s), 7.60 (1H, d, J = 1.5 Hz), 7.58-7.31 (2H, m), 6.60 (1H, t,
J = 75 Hz), 6.58 (1H, t, J = 75 Hz), 4.60 (2H, dd, J = 6.0, 1.2 Hz), 2.77 (3H, s)。
実施例380
参考例99で得られた化合物を用い、実施例1と同様にして、白色粉末のN-[2-(3,4-ビス-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミド
を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.59 (1H, br s), 8.23 (1H, dd, J = 7.5, 1.8 Hz), 7.94-7.88 (2H, m), 7.70 (1H, s), 7.46-7.33 (2H, m), 7.07 (1H, t, J = 7.5 Hz), 6.95 (1H, d,
J = 8.4 Hz), 6.60 (1H, t, J = 75 Hz), 6.59 (1H, t, J = 75 Hz), 4.63 (2H, d, J =
6.0 Hz), 4.19 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.50 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例381
参考例98で得られた化合物を用い、実施例356と同様にして、白色粉末の3-[2-(3,4-ビス-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イル]-1-(3-メチルピリジン-2-イ
ル)プロパン-1-オンを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.51 (1H, br s), 7.88-7.85 (2H, m), 7.59 (1H, d, J = 8.4 Hz
), 7.53 (1H, s), 7.35-7.30 (2H, m), 6.58 (1H, t, J = 75 Hz), 6.57 (1H, t, J = 75
Hz), 3.60 (2H, t, J = 6.3 Hz), 3.02 (2H, t, J = 6.3 Hz), 2.58 (3H, s)。
実施例382
実施例347で得られた化合物及び参考例85で得られた化合物を用い、実施例348と同様にして、白色粉末のN-{2-[4-ジフルオロメトキシ-3-(2,2-ジフルオロエトキシ)フ
ェニル]オキサゾール-4-イルメチル}-2-エトキシベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.55 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.71-7.65 (3H, m), 7.46-7.41 (1H, m), 7.29 (1H, s), 7.08 (1H, t, J = 8.1 Hz), 6.96 (1H, d,
J = 8.1 Hz), 6.59 (1H, t, J = 74.1 Hz), 6.15 (1H, tt, J = 54.9, 4.2 Hz) 4.64 (2H, d, J = 5.4 Hz), 4.32 (2H, td, J = 12.9, 4.2 Hz), 4.20 (2H, q, J = 6.9 Hz) 1.50 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例383
実施例347で得られた化合物及び1,1,1-トリフルオロ-2-ヨードエタンを用い、実施
例348と同様にして、白色粉末のN-{2-[4-ジフルオロメトキシ-3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]オキサゾール-4-イルメチル}-2-エトキシベンズアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.56 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.75-7.68 (3H, m), 7.46-7.40 (1H, m), 7.30 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.08 (1H, t, J = 8.1 Hz), 6.96 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.60 (1H, t, J = 74.1 Hz), 4.63 (2H, d, J = 5.4 Hz), 4.49 (2H, q, J = 8.1 Hz), 4.20 (2H, q, J = 6.9 Hz) 1.50 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
実施例384
実施例17で得られた化合物及び2-ブロモプロパンを用い、実施例19と同様にして、無色油状物のN-[2-(4-メトキシ-3-イソプロポキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミドを得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.58 (1H, br s), 8.39 (1H, dd, J = 4.8, 1.2 Hz), 7.63-7.57 (4H, m), 7.33-7.28 (1H, m), 6.93 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.68 (1H, sept., J = 6.3 Hz), 4.59 (2H, d, J = 5.7 Hz), 3.89 (3H, s), 2.76 (3H, s), 1.41 (6H, d, J = 6.3 Hz)。
実施例385
実施例347で得られた化合物及び(ブロモメチル)シクロブタンを用い、実施例348と同様にしてN-[2-(3-シクロブチルメトキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミドの白色粉末を得た。
H-NMR (CDCl) δ: 8.56 (1H, br s), 8.24 (1H, dd, J = 7.8, 1.8 Hz), 7.67-7.58 (3H, m), 7.50-7.40 (1H, m), 7.23 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.08 (1H, t, J = 8.1 Hz), 6.96 (1H, d, J = 8.1 Hz), 6.63 (1H, t, J = 75 Hz), 4.64 (2H, d, J = 5.1 Hz), 4.19 (2H, q, J = 6.9 Hz), 4.08 (2H, d, J = 6.6 Hz) 2.86-2.82 (1H, m), 2.19-2.12 (2H, m), 2.04-1.87 (4H, m), 1.50 (3H, t, J = 6.9 Hz)。
以下に、上記で得られた参考例及び実施例の目的化合物の化学構造式を表1〜44に示す。
Figure 0004986927
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試験例1 ホスホジエステラーゼ(PDE)4阻害作用確認試験
(1)プラスミドの大量調製
ヒトPDE4D3 cDNAをコードする遺伝子(HPDE4D)を含むプラスミド(Otsuka America Pharmaceutical, Inc. Maryland Research Laboratories保存)を大腸菌に形質転換し大量
培養した後、プラスミドをEndoFreeTM Plasmid Maxi Kit(Qiagen社製)を用いて精製した
(2)PDE4Dの大量発現と精製
African green monkeyの腎臓由来COS-7細胞を、100 units/ml penicillin, 100 μg/ml
streptomycin及び 10%FBSを含むD-MEM培地で継代維持した。この細胞に(1)で調製したプラスミドをLipofectamine(トレードマーク)2000 Reagent(以下「LF2000」と記す、Invitrogen社製)を用いてメーカーのプロトコールに従いトランスフェクションした。トランス
フェクション当日に90%コンフルエントとなるように前日にCOS-7細胞を直径10 cmの培養
シャーレに播種した。シャーレ1枚あたり、24 μgのプラスミドを1.5 mlのOPTI-MEM I 還元血清培地(Reduced Serum Medium)(Invitrogen)で希釈したプラスミド溶液(A液)及びLF2000 60 μlを1.5 mlのOPTI-MEM I 還元血清培地で希釈したLF2000溶液(B液)をそれぞれ室温で5分間放置した。続いて、A液とB液を混合して20分間室温で放置した。この混合液を
培養細胞に添加して37℃、5%CO2の環境下で一晩培養した。翌日、培地を交換して更に一
晩培養して、以下の方法で細胞を回収した。まず、細胞を一度PBS(Sigma社製)で洗浄し、Trypsin-EDTA溶液(Sigma社製)をシャーレ1枚当たり10ml加えて全体に行き渡らせてから除き、37℃で約5分間放置した。シャーレから剥離した細胞を培地で懸濁して遠心チューブ
に回収し、1200×g、4℃で5分間遠心した後、上清を除いた。さらにPBSで細胞を洗浄した後、細胞を-80℃で保存した。保存しておいた細胞に1mM DTT, 1μg/ml antipain, 1μg/ml aprotinin, 1μg/ml leupeptin, 1μg/ml pepstatin A, 157μg/ml benzamidine 及び 120μg/ml Pefabloc SCを含むKHEMバッファー(100mM Hepes, 50mM KCl, 10mM EGTA, 1.92mM MgCl,pH 7.4)を加え、ガラスホモジナイザーに移した後、氷中でホモジナイズし
た。細胞懸濁液を1000×g、4℃で5分間遠心した後、上清を更に14,000×gで1時間遠心し
た。遠心後、上清をPDE4D酵素液として新しいチューブに分注し、超低温冷凍庫内で保存
した。
(3)PDE4D酵素液の希釈倍率の決定
(2)で作製したPDE4D酵素液を20mM Tris-HCl液(pH 7.4)で10, 25, 50, 100, 200, 400, 800倍に希釈した酵素液を作製した後、下記(4)の方法でPDE4Dの活性を測定した。全体のcAMPに対する分解されたcAMPを割合を計算し、その割合が10〜30%である希釈液を、以下の阻害試験に使用した。
(4)PDE4D阻害活性の測定
被験物質を必要量秤量した後、100%ジメチルスルホキシド(DMSO)溶液を加え10mMの濃度に調製した。これを被験物質のストック溶液として冷凍庫内で保存した。必要時に融解した後、100% DMSO溶液で20倍希釈して500μM濃度に調製した後、100% DMSO溶液でさらに10段階希釈し各濃度の被験物質溶液を調製した。予め20mM Tris-HCl液(pH 7.4)を23μl入れておいた1.2mlのチューブに各被験物質溶液を2μl加えた。(3)で決定した至適な倍率で希釈したPDE4D酵素液を氷中にて25μl加えた後、10mM MgClを含む20mM Tris-HCl液(pH 7.4)で希釈して作製した2μM[H]cAMPを含む基質液50μlを加えた。反応液中における最終DMSO濃度は2%であった。混合後30℃で10分間インキュベーションした。インキュベーション終了後、チューブを沸騰水浴中に3分間置いて反応を停止させた。氷中にてチューブを
冷却させた後、25μlの0.2mg/ml snake venom液を加え、混合後30℃で10分間インキュベ
ーションした。インキュベーション終了後、EtOH:HO(1:1)混合液で調製したDowex 1×8
resin液を0.4ml加えた。混合後1時間以上室温で静置した。各チューブの上清50μlをト
ップカウント用プレートの各ウェルに移し、プレートを一晩乾燥させた。トップカウント(トレードマーク)を用いて[H]の放射活性(cpm)を測定した。
被験物質のIC50値(基質の加水分解を50%阻害する濃度)を、解析機能を用いたエクセル(マイクロソフト エクセル2000 SR−1)統計学パッケージで決定した。
得られた結果を表45〜表56に示す。この結果から、一般式(1)で表される化合物は、優れたPDE4阻害作用を有していることが確認された。
以下の表に示される構造式において、-Meはメチル基、-Etはエチル基、-OMeはメトキシ基、-OEtはエトキシ基、-SMeはメチルチオ基を示す。
Figure 0004986927
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試験例2 TNF-α産生阻害活性測定
下記試験を行い、TNF-α産生阻害作用について評価した。
(1)マウス末梢血単核球の分離
雄性BALB/c マウス(日本チャールスリバー社製)より得たヘパリン化血液から、Lympholyte-M(Cedarlane Laboratories社製)を用いた比重遠心法で末梢血単核球を単離した
。末梢血単核球の生細胞数をトリパンブルー染色法で計測し、細胞培養培地(10%ウシ胎
児血清添加RPMI 1640培地)で1.25×10個/mlに調製した。
(2)TNF-αの産生誘導
被験物質をDMSOに溶解した後、被験物質溶液を細胞培養培地で希釈して用いた。96-wellプレートのウェルに各種濃度に調製した被験物質溶液20μl、末梢血単核球懸濁液160μlを加えて30分間前培養した後、E.coli(血清型055:B5)由来のリポポリサッカライド(LPS)溶液20μl(最終濃度1μg/ml)を添加してTNF-αの産生を誘導した。その後、37℃で5時
間培養し、各ウェルより培養上清を回収した。
(3)TNF-α濃度の測定
培養上清中のTNF-α濃度をELISA法(OptEIA(トレードマーク) Set Mouse TNF-α、BD Pharmingen社)にて測定した。被験物質のIC50値(TNF−αの生成を50%阻害する
濃度)を、解析機能を用いたエクセル(マイクロソフト エクセル2000 SR−1)統計学パッケージで決定した。
得られた結果を表57に示す。
Figure 0004986927

Claims (11)

  1. 一般式(1)
    Figure 0004986927
    [式中、Rは、アリール基を示す。該アリール基上には、下記(1-1)〜(1-11)からなる群から選ばれた少なくとも1種の置換基が1個以上置換していてもよい。
    (1-1) ヒドロキシ基;
    (1-2) ハロゲン置換又は未置換の低級アルコキシ基;
    (1-3) 低級アルケニルオキシ基;
    (1-4) 低級アルキニルオキシ基;
    (1-5) シクロC3−8アルキル低級アルコキシ基;
    (1-6) シクロC3−8アルキルオキシ基;
    (1-7) シクロC3−8アルケニルオキシ基;
    (1-8) ジヒドロインデニルオキシ基;
    (1-9) ヒドロキシ低級アルコキシ基;
    (1-10) オキシラニル低級アルコキシ基;及び
    (1-11) 保護されたヒドロキシ基;
    は、アリール基又は窒素原子含有複素環基を示す。該アリール基及び複素環基上には、下記(2-1)〜(2-10)からなる群から選ばれた少なくとも1種の置換基が1個以上置換していてもよい。
    (2-1) ヒドロキシ基;
    (2-2) ハロゲン置換又は未置換の低級アルコキシ基;
    (2-3) 未置換の低級アルキル基;
    (2-4) 低級アルケニルオキシ基;
    (2-5) ハロゲン原子;
    (2-6) 低級アルカノイル基(ホルミル基を除く)
    (2-7) 低級アルキルチオ基;
    (2-8) 低級アルキルスルホニル基;
    (2-9) オキソ基;及び
    (2-10) 低級アルコキシ低級アルコキシ基;
    Wは、下記式(i)又は式(ii)で表される二価の基を示す。
    式(i) −Y−A
    式(ii) −Y−C(=O)−
    ここで、Aは、低級アルケニレン基、又はヒドロキシ基及び低級アルコキシカルボニル基からなる群から選ばれた少なくとも1種の置換基を1個以上有していてもよい低級アルキレン基を示す。
    、−C(=O)−、−C(=O)−N(R)−、−N(R)−C(=O)−、−S(O)−NH−又は−S(O)−を示す。
    及びRは、各々水素原子又は低級アルキル基を示す。m及びnは、各々0〜2の整数を示す。
    は、ピペラジンジイル基、或いは下記式(iii)で表される二価の基を示す。
    式(iii) −C(=O)−A−N(R
    は、低級アルキレン基を示す。
    は、水素原子又は低級アルキル基を示す。]
    で表されるオキサゾール化合物又はその塩からなる医薬。
  2. オキサゾール化合物は、Rが、フェニル基上に、下記(1-2)、(1-3)、(1-4)及び(1-5)からなる群から選ばれた少なくとも1種の置換基を1〜3個有するフェニル基を示し、
    (1-2) ハロゲン置換又は未置換の低級アルコキシ基;
    (1-3) 低級アルケニルオキシ基;
    (1-4) 低級アルキニルオキシ基;及び
    (1-5) シクロC3−8アルキル低級アルコキシ基;
    が、フェニル基又はピリジル基(フェニル基及びピリジル基上には、下記(2-2)、(2-3)、(2-4)及び(2-5)からなる群から選ばれた少なくとも1種の置換基が1〜3個置換していてもよい。)を示し、
    (2-2) ハロゲン置換又は未置換の低級アルコキシ基;
    (2-3) 未置換の低級アルキル基;
    (2-4) 低級アルケニルオキシ基;及び
    (2-5) ハロゲン原子;
    Wが、下記式(i)で表される二価の基を示し、
    式(i) −Y−A
    ここで、Aは、低級アルキレン基を示し、Yは、−C(=O)−又は−C(=O)−N(R)−を示し、Rは、水素原子を示す一般式(1)のオキサゾール化合物である、
    請求項1に記載の医薬。
  3. オキサゾール化合物は、Rが、フェニル基上に、下記(1-2)、(1-3)、(1-4)及び(1-5)からなる群から選ばれた少なくとも1種の置換基を2個有するフェニル基を示し、
    (1-2) ハロゲン置換又は未置換の低級アルコキシ基;
    (1-3) 低級アルケニルオキシ基;
    (1-4) 低級アルキニルオキシ基;及び
    (1-5) シクロC3−8アルキル低級アルコキシ基;
    が、フェニル基又はピリジル基(フェニル基及びピリジル基上には、下記(2-2)、(2-3)、(2-4)及び(2-5)からなる群から選ばれた少なくとも1種の置換基が1〜2個置換していてもよい。)を示し、
    (2-2) ハロゲン置換又は未置換の低級アルコキシ基;
    (2-3) 未置換の低級アルキル基;
    (2-4) 低級アルケニルオキシ基;及び
    (2-5) ハロゲン原子;
    Wが、下記式(i)で表される二価の基を示し、
    式(i) −Y−A
    ここで、Aは、低級アルキレン基を示し、Yは、−C(=O)−又は−C(=O)−N(R)−を示し、Rは、水素原子を示す一般式(1)のオキサゾール化合物である、
    請求項2に記載の医薬。
  4. オキサゾール化合物は、Rが、フェニル環上に2個の低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個のシクロC3−8アルキル低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個のハロゲン置換低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個の低級アルケニルオキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個のハロゲン置換低級アルコキシ基及び1個のシクロC3−8アルキル低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個のハロゲン置換低級アルコキシ基及び1個の低級アルケニルオキシ基が置換したフェニル基又はフェニル環上に2個のハロゲン置換低級アルコキシ基が置換したフェニル基を示し、
    が、低級アルコキシフェニル基、低級アルケニルオキシフェニル基、ハロゲン置換低級アルコキシフェニル基、低級アルキルピリジル基又はフェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個のハロゲン原子が置換したフェニル基を示し、
    Wが、下記式(i)で表される二価の基を示し、
    式(i) −Y−A
    ここで、Aは、C1−4アルキレン基を示し、Yは、−C(=O)−又は−C(=O)−N(R)−を示し、Rは、水素原子を示す一般式(1)のオキサゾール化合物である、
    請求項3に記載の医薬。
  5. オキサゾール化合物は、Rが、フェニル環上に2個の低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個のシクロC3−8アルキル低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個のハロゲン置換低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個の低級アルケニルオキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個のハロゲン置換低級アルコキシ基及び1個のシクロC3−8アルキル低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個のハロゲン置換低級アルコキシ基及び1個の低級アルケニルオキシ基が置換したフェニル基又はフェニル環上に2個のハロゲン置換低級アルコキシ基が置換したフェニル基を示し、
    が、低級アルコキシフェニル基、低級アルケニルオキシフェニル基、ハロゲン置換低級アルコキシフェニル基、低級アルキルピリジル基又はフェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個のハロゲン原子が置換したフェニル基を示し、
    Wが、下記式(i)で表される二価の基を示し、
    式(i) −Y−A
    ここで、Aは、C1−4アルキレン基を示し、Yは、−C(=O)−を示す一般式(1)のオキサゾール化合物である、
    請求項4に記載の医薬
  6. オキサゾール化合物は、Rが、フェニル環上に1個の低級アルコキシ基及び1個のハロゲン置換低級アルコキシ基が置換したフェニル基、フェニル環上に1個のハロゲン置換低級アルコキシ基及び1個のシクロC3−8アルキル低級アルコキシ基が置換したフェニル基又はフェニル環上に1個のハロゲン置換低級アルコキシ基及び1個の低級アルケニルオキシ基が置換したフェニル基を示し、
    が、低級アルコキシフェニル基又は低級アルキルピリジル基を示し、
    Wが、下記式(i)で表される二価の基を示し、
    式(i) −Y−A
    ここで、Aは、C1−4アルキレン基を示し、Yは、−C(=O)−N(R)−を示し、Rは、水素原子を示す一般式(1)のオキサゾール化合物である、
    請求項4に記載の医薬。
  7. オキサゾール化合物は、
    N-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-イソブトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミド、
    N-[2-(3-シクロブチルメトキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-3-メチルピコリンアミド、
    N-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-イソブトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミド、
    N-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-エトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2−エトキシベンズアミド、
    N-[2-(3-アリルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミド、
    N-[2-(4-ジフルオロメトキシ-3-イソプロポキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミド、
    N-[2-(3-シクロプロピルメトキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミド、又は
    N-[2-(3-ブテニルオキシ-4-ジフルオロメトキシフェニル)オキサゾール-4-イルメチル]-2-エトキシベンズアミド
    である、
    請求項6に記載の医薬。
  8. ホスホジエステラーゼ4介在性及び/又は腫瘍壊死因子−α介在性疾患を治療又は予防するための請求項1〜7のいずれかに記載の医薬。
  9. アトピー性皮膚炎を治療又は予防するための請求項8に記載の医薬。
  10. 請求項1〜7のいずれかに記載のオキサゾール化合物又はその塩を有効成分とするホスホジエステラーゼ4阻害剤及び/又は腫瘍壊死因子−α産生抑制剤。
  11. 有効成分として請求項1〜7のいずれかに記載のオキサゾール化合物又はその塩及び薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
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