JP4952732B2 - 内燃機関の制御方法および内燃機関の制御システム - Google Patents
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Description
11 気筒
14 クランクシャフト
17 燃焼室
21 吸気バルブ(吸気弁)
22 排気バルブ(排気弁)
30 吸気弁駆動機構(弁駆動機構)
31 吸気カムシャフト(カムシャフト)
40 排気弁駆動機構(弁駆動機構)
56 スロットルボデー(スロットル駆動機構)
57 スロットル弁(圧力制御手段)
100 エンジン制御器(制御手段)
Claims (14)
- 往復移動するピストンを収容するとともに燃焼室を形成する気筒と、前記気筒内へ導入される空気が通過する吸気通路と、当該吸気通路から前記気筒内への空気の流入を遮断可能な吸気弁と、前記気筒内から排出される排気が通過する排気通路と、前記気筒内から前記排気通路への排気の流出を遮断可能な排気弁とを有する内燃機関を制御する方法であって、
前記吸気弁の閉弁時期を、前記吸気通路から前記気筒内への空気の導入量が最大となる時期よりも遅角側であって、前記内燃機関の回転数が同一の条件下において、前記気筒内に導入される空気量の目標値である目標空気充填量が大きくなるほど進角するように、かつ、前記目標空気充填量が最大であって前記回転数が予め設定された基準回転数未満となる条件下において、前記回転数が上昇するほど進角するように制御することを特徴とする内燃機関の制御方法。 - 往復移動するピストンを収容するとともに燃焼室を形成する気筒と、前記気筒内へ導入される空気が通過する吸気通路と、当該吸気通路から前記気筒内への空気の流入を遮断可能な吸気弁と、前記気筒内から排出される排気が通過する排気通路と、前記気筒内から前記排気通路への排気の流出を遮断可能な排気弁とを有する内燃機関を制御する方法であって、
前記吸気弁の閉弁時期を、前記吸気通路から前記気筒内への空気の流入量が最大となる時期よりも遅角側であって、前記内燃機関の回転数が同一となる条件下において、前記気筒内に導入される空気量の目標値である目標空気充填量が大きくなるほど進角するように制御するとともに、
前記目標空気充填量が最大となる条件下において前記回転数が予め設定された基準回転数未満の場合には、前記吸気弁の閉弁時期を当該回転数が上昇するほど進角するように制御する一方、前記目標空気充填量が最大となる条件下において前記回転数が前記基準回転数以上の場合には、前記吸気弁の閉弁時期を当該回転数の上昇に応じて遅角するように制御することを特徴とする内燃機関の制御方法。 - 請求項2に記載の内燃機関の制御方法であって、
前記目標空気充填量が最大となる条件下において前記回転数が前記基準回転数以上の場合に、前記排気弁の開弁時期を当該回転数の上昇に応じて進角するように制御することを特徴とする内燃機関の制御方法。 - 請求項2または3に記載の内燃機関の制御方法であって、
前記目標空気充填量が最大となる条件下において前記回転数が前記基準回転数未満の場合に、当該回転数の上昇に応じて、前記吸気弁の開弁時期を進角するとともに排気弁の閉弁時期を遅角するように制御することを特徴とする内燃機関の制御方法。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関の制御方法であって、
前記目標空気充填量が予め設定された基準充填量以下となる運転領域では、その運転領域全域にわたり前記吸気弁の閉弁時期を一定値に制御することを特徴とする内燃機関の制御方法。 - 請求項5に記載の内燃機関の制御方法であって、
前記吸気通路に設けられて、当該吸気通路内の圧力を制御可能な圧力制御手段を用い、
前記目標空気充填量が前記基準充填量以下の運転領域において、前記目標空気充填量が増加するに伴って、前記圧力制御手段により前記吸気通路内の圧力を高めることを特徴とする内燃機関の制御方法。 - 往復移動するピストンを収容するとともに燃焼室を形成する気筒と、前記気筒内へ導入されるガスが通過する吸気通路と、当該吸気通路から前記気筒内へのガスの流入を遮断可能な吸気弁と、前記気筒内から排出される排気が通過する排気通路と、前記気筒内から前記排気通路への排気の流出を遮断可能な排気弁とを有する内燃機関の制御システムであって、
前記吸気弁および排気弁を周期的に開閉させる弁駆動機構と、
前記弁駆動機構を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段が、前記弁駆動機構を、前記吸気弁の閉弁時期が前記吸気通路から前記気筒内への空気の流入量が最大となる時期よりも遅角側になるように、制御するとともに、
前記制御手段が、前記弁駆動機構を、前記吸気弁の閉弁時期が、前記内燃機関の回転数が同一となる条件下において前記気筒内に導入される空気量の目標値である目標空気充填量が大きくなるほど進角側になるように、かつ、前記吸気弁の閉弁時期が、前記目標空気充填量が最大であって前記回転数が予め設定された基準回転数未満となる条件下において前記回転数が上昇するほど進角側になるように、制御することを特徴とする内燃機関の制御システム。 - 往復移動するピストンを収容するとともに燃焼室を形成する気筒と、前記気筒内へ導入されるガスが通過する吸気通路と、当該吸気通路から前記気筒内へのガスの流入を遮断可能な吸気弁と、前記気筒内から排出される排気が通過する排気通路と、前記気筒内から前記排気通路への排気の流出を遮断可能な排気弁とを有する内燃機関の制御システムであって、
前記吸気弁および排気弁を周期的に開閉させる弁駆動機構と、
前記弁駆動機構を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段が、前記弁駆動機構を、前記吸気弁の閉弁時期が、前記吸気通路から前記気筒内への空気の流入量が最大となる時期よりも遅角側であって、前記内燃機関の回転数が同一となる条件下において、前記気筒内に導入される空気量の目標値である目標空気充填量が大きくなるほど進角側になるように制御するとともに、
前記制御手段が、前記弁駆動機構を、前記目標空気充填量が最大でかつ前記回転数が予め設定された基準回転数未満の条件下において前記吸気弁の閉弁時期が前記回転数が上昇するほど進角側になるように、かつ、前記目標空気充填量が最大でかつ前記回転数が前記基準回転数以上の条件下において前記吸気弁の閉弁時期が前記回転数の上昇するほど遅角側になるように、制御することを特徴とする内燃機関の制御システム。 - 請求項8に記載の内燃機関の制御システムであって、
前記制御手段が、前記目標空気充填量が最大となる条件下において前記回転数が前記基準回転数以上の場合に、前記排気弁の開弁時期を当該回転数の上昇に応じて進角するように、前記弁駆動機構を制御することを特徴とする内燃機関の制御システム。 - 請求項8または9に記載の内燃機関の制御システムであって、
前記弁駆動機構が、前記ピストンに接続されたクランクシャフトにより駆動されて前記吸気弁および排気弁を駆動するカムシャフトと、前記クランクシャフトに対する前記カムシャフトの位相を変化させる位相可変機構とを備え、
前記制御手段が、前記位相可変機構を駆動して前記クランクシャフトに対する前記カムシャフトの位相を変更することで、前記吸気弁の閉弁時期を制御することを特徴とする内燃機関の制御システム。 - 請求項10に記載の内燃機関の制御システムであって、
前記制御手段が、前記目標空気充填量が予め設定された基準充填量以下となる運転領域では、その運転領域全域にわたり前記吸気弁の閉弁時期が一定となるように、前記弁駆動機構を制御することを特徴とする内燃機関の制御システム。 - 請求項10または11に記載の内燃機関の制御システムであって、
前記制御手段が、前記位相可変機構を駆動して前記クランクシャフトに対する前記カムシャフトの位相を変更することで、前記目標空気充填量が最大となる条件下において前記回転数が前記基準回転数未満の場合に、当該回転数の上昇に応じて、前記吸気弁の開弁時期を進角するとともに前記排気弁の閉弁時期を遅角するように制御することを特徴とする内燃機関の制御システム。 - 請求項7〜12のいずれかに記載の内燃機関の制御システムであって、
前記気筒の幾何学的圧縮比が13以上であることを特徴とする内燃機関の制御システム。 - 請求項7〜13のいずれかに記載の内燃機関の制御システムであって、
前記吸気通路内に設けられて、当該吸気通路の流路面積を変更可能なスロットル弁と、
前記スロットル弁を駆動するスロットル駆動機構とを有し、
前記制御手段が、前記目標空気充填量が前記基準充填量以下の運転領域において、前記スロットル弁が前記目標空気充填量の増大に伴い前記開口面積を増大するように、前記スロットル駆動機構を制御することを特徴とする内燃機関の制御システム。
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