JP4937878B2 - 車両用制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用制御装置に関する。
従来、例えば運転者のアクセルペダル操作およびスロットルバルブの開度を検出する各センサの出力値に含まれる雑音成分を除去する制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−303672号公報
ところで、上記従来技術に係る制御装置においては、例えば各センサの出力値に対して所定のカットオフ周波数以上の高周波数成分を減衰させることで、車両の振動に起因する雑音や電磁気的な雑音等からなる雑音成分を除去し、各センサの出力値の信頼性を向上させるようになっている。
そして、このような制御装置においては、運転者の運転操作に応じた車両の走行挙動に運転者の意思を適切に反映させつつ、燃費を向上させることが望まれている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、運転者の運転操作に応じた車両の走行挙動に運転者の意思を適切に反映させつつ、燃費を向上させることが可能な車両用制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明の第1態様に係る車両用制御装置は、車両の駆動力を発生する内燃機関の吸気系において吸入空気量を調整する吸入空気量調整手段(例えば、実施の形態でのDBWドライバ12およびDBW駆動部13と、スロットル弁または吸気弁)を具備する車両の車両用制御装置であって、運転者によるアクセル操作(例えば、実施の形態でのアクセルペダル開度AP)を検出するアクセル操作検出手段(例えば、実施の形態でのアクセルペダルセンサ32)と、前記吸入空気量調整手段の動作を制御する吸入空気量調整制御手段(例えば、実施の形態でのFIECU21)と、前記アクセル操作検出手段から出力される前記アクセル操作の信号から周波数(例えば、実施の形態での周波数Fn)を算出する周波数算出手段(例えば、実施の形態での周波数算出部41)とを備え、前記吸入空気量調整制御手段は、前記アクセル操作検出手段から出力される前記アクセル操作の信号と、前記周波数算出手段により算出された前記周波数とに基づき、前記吸入空気量調整手段の動作を制御しており、前記アクセル操作検出手段から出力される前記アクセル操作の信号の周波数が所定の設定周波数(例えば、実施の形態での設定周波数Fc)よりも高いときには、前記設定周波数よりも高い高周波数成分を減衰または除去し、該高周波数成分が減衰または除去された前記アクセル操作の信号に基づき、前記吸入空気量調整手段の動作を制御し、車両の速度(例えば、実施の形態での車速V)を検出する車速検出手段(例えば、実施の形態での車速センサ31)と、前記内燃機関の駆動力を駆動輪に伝達する変速機(例えば、実施の形態でのトランスミッションT)の変速比(例えば、実施の形態での目標変速比R)を取得する変速比取得手段(例えば、実施の形態での目標変速比取得部61)とを備え、前記吸入空気量調整制御手段は、前記設定周波数を、前記車速検出手段により検出される速度と、前記変速比取得手段により取得される変速比とに基づき、前記速度および前記変速比の増大に伴い、前記設定周波数が増大傾向に変化するように設定する。
さらに前記吸入空気量調整制御手段は、前記設定周波数よりも高い高周波数成分を減衰させる際に、前記アクセル操作の信号の周波数が前記設定周波数よりも高くなるにつれて減衰量を増大させる。
さらに前記アクセル操作検出手段から出力される前記アクセル操作の信号を入力信号(例えば、実施の形態での入力信号AP(in))として、前記入力信号のうち所定の設定周波数(例えば、実施の形態での設定周波数Fc)よりも高い周波数成分を減衰または除去して得た信号を出力信号(例えば、実施の形態での出力信号AP(out))として出力するフィルタ手段(例えば、実施の形態でのフィルタ処理部44)と、前記周波数算出手段により算出された前記周波数と、前記設定周波数とに基づき、前記フィルタ手段を調整する調整手段(例えば、実施の形態での設定パラメータ算出部43)とを備え、該調整手段は、前記周波数と前記設定周波数との差分がゼロ以上である場合に、前記設定周波数の増大に伴い減少傾向に変化する補正係数と前記差分とを乗算して得られる乗算値の増大に伴い所定値に収束するようにゼロから増大傾向に変化し、かつ、前記差分がゼロ未満である場合にゼロとなる設定パラメータを導出し、該設定パラメータがゼロの場合には、前記入力信号と前記出力信号との振幅および位相が等しくなるように前記フィルタ手段を調整し、前記設定パラメータがゼロ以外の場合には、該設定パラメータに応じた前記減衰量にて前記出力信号の振幅が減衰され、かつ前記入力信号に対して前記出力信号の位相に遅れが生じるように前記フィルタ手段を調整する。
さらに、本発明の第態様に係る車両用制御装置は、車両の速度(例えば、実施の形態での車速V)を検出する車速検出手段(例えば、実施の形態での車速センサ31)と、前記内燃機関の駆動力を駆動輪に伝達する変速機(例えば、実施の形態でのトランスミッションT)の変速比(例えば、実施の形態での目標変速比R)を取得する変速比取得手段(例えば、実施の形態での目標変速比取得部61)とを備え、前記調整手段は、前記設定周波数を、前記車速検出手段により検出される速度と、前記変速比取得手段により取得される変速比とに基づき設定する。
第1態様に係る車両用制御装置によれば、運転者によるアクセル操作の信号から算出した周波数と、アクセル操作の信号(例えば、アクセル操作の有無および操作量等の信号)と基づき、吸入空気量調整手段による吸入空気量を制御することから、運転者によるアクセル操作のうち不要な操作成分を除去して得た効率的なアクセル操作に応じて吸入空気量を制御することができ、燃費を向上させることができる。
さらに運転者によるアクセル操作の信号のうち、所定の設定周波数よりも高い周波数成分を減衰または除去することにより、運転者の意思に応じて駆動力に有効に寄与する周波数成分以外の不要な高周波数成分を適切に減衰または除去することができ、燃費を向上させることができる。
さらに車両の速度と変速機の変速比とに応じて設定周波数を設定することにより、減衰または除去する周波数成分を車両の走行状態に応じて適切に設定することができる。
さらに設定周波数よりも高い不要な周波数成分を適切に減衰させることができる。
さらに運転者によるアクセル操作の信号のうち、所定の設定周波数よりも高い周波数成分を減衰または除去することにより、運転者によるアクセル操作のうち不要な操作成分を除去して得た効率的なアクセル操作に応じて吸入空気量を制御することができ、燃費を向上させることができる。しかも、この減衰または除去を行うフィルタ手段を、アクセル操作の信号から算出した周波数と、設定周波数とに応じて調整することから、例えばフィルタ処理後に得られる所望のアクセル操作に応答遅れや応答の変化等が生じてしまうことを防止することができる。
さらに、第態様に係る車両用制御装置によれば、車両の速度と変速機の変速比とに応じて設定周波数を設定することにより、減衰または除去する周波数成分を車両の走行状態に応じて適切に設定することができる。
以下、本発明の車両用制御装置の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。
この実施形態による車両用制御装置10は、例えば図1に示すように、駆動源として内燃機関Eを搭載した車両1を制御するものであって、内燃機関Eの駆動力はトランスミッションTを介して駆動輪Wに伝達される。
車両用制御装置10は、例えば処理装置11と、DBW(Drive By Wire)ドライバ12と、DBW駆動部13とを備えて構成されている。
この車両1において内燃機関Eの吸気系は吸入空気量を調整するスロットル弁(図示略)を備え、このスロットル弁の弁開度(スロットル開度)は、DBWドライバ12およびDBW駆動部13を介して、処理装置11により電子制御される。
例えば、DBW駆動部13はスロットル弁を開閉駆動する電磁アクチュエータ(図示略)を備え、処理装置11は、スロットル弁のスロットル開度に対する指令(TH開度指令)をDBWドライバ12に出力し、DBWドライバ12はTH開度指令に応じてスロットル弁を開閉駆動するための制御電流をDBW駆動部13に出力し、DBW駆動部13は電磁アクチュエータの駆動によりTH開度指令に応じたスロットル開度となるようにスロットル弁を開閉駆動する。
また、DBW駆動部13は、スロットル弁のスロットル開度を検出するセンサ(図示略)を備え、このセンサの出力値(TH開度検出値)をDBWドライバ12に出力し、DBWドライバ12は、TH開度検出値に基づき、TH開度指令に対応した実際のスロットル開度(実TH開度)を算出し、この実TH開度を処理装置11に出力する。
処理装置11は、内燃機関Eの吸気系での吸入空気量に加えて、例えば燃料供給や点火タイミング等を制御するFIECU21を備え、この処理装置11には、例えば自車両の従動輪の車輪速に基づき自車両の速度(車速)Vを検出する車速センサ31から出力される検出信号と、自車両の運転者によるアクセルペダルの踏み込み操作(つまり、踏み込み操作の有無および踏み込み量)に係るアクセルペダル開度APを検出するアクセルペダルセンサ32から出力される検出信号が入力されている。
そして、FIECU21は、例えば各種のマップ等を記憶する記憶部22を備えている。
FIECU21は、例えば図2に示すように、周波数算出部41と、設定周波数算出部42と、設定パラメータ算出部43と、低域通過フィルタ(LPF)からなるフィルタ処理部44とを備えて構成され、例えばフィルタ処理部44から出力される出力信号AP(out)に応じて内燃機関Eの吸気系での吸入空気量を調整する。
周波数算出部41は、例えば前処理部51と、微分処理部52と、後処理部53と、周期算出部54と、周波数算出部55とを備えて構成されている。
前処理部51は、例えばアクセルペダルセンサ32から出力されるアクセルペダル開度APの検出信号を入力信号AP(in)として、この入力信号AP(in)に対して、例えば所定のノイズ除去処理を実行し、ノイズ除去処理後の信号を微分処理部52に出力する。
微分処理部52は、前処理部51から出力される信号(つまり、ノイズが除去されたアクセルペダル開度APの検出信号)に対して微分処理を行い、微分処理後の信号(AP微分値の信号)を後処理部53に出力する。このAP微分値の信号は、直流分が除去されているため、例えば図3に示すように、ゼロを中心として変化する信号となる。
後処理部53は、微分処理部52から出力されるAP微分値の信号に対して、例えば所定のノイズ除去処理を実行し、ノイズ除去処理後の信号を周期算出部54に出力する。
周期算出部54は、後処理部53から出力される信号(つまり、ノイズが除去されたAP微分値の信号)に基づき、この信号が繰り返しゼロとなる時間間隔、例えば、この信号が前回にゼロとなる時刻から今回にゼロとなる時刻までの経過時間を周期Tとする。
周波数算出部55は、周期算出部54にて算出された周期Tの2倍の値(2T)に基づき、周波数Fn(=1/2T)を算出する。
設定周波数算出部42は、例えば目標変速比取得部61と、設定周波数取得部62とを備えて構成されている。
目標変速比取得部61は、車速センサ31から出力される車速Vと、アクセルペダルセンサ32から出力されるアクセルペダル開度APとに基づき、例えば予め設定された所定マップに対するマップ検索等により、目標変速比R(例えば、トランスミッションTでの減速比に対する目標値等)を取得する。
なお、この所定マップは、例えば車速Vおよびアクセルペダル開度APと、目標変速比Rとの所定の対応関係を示すマップであって、例えば図4に示すように、車速Vの減少に伴い、あるいは、アクセルペダル開度APの増大に伴い、目標変速比Rが増大傾向に変化するように設定されている。
設定周波数取得部62は、車速センサ31から出力される車速Vと、目標変速比取得部61から出力される目標変速比Rとに基づき、例えば予め設定された所定マップに対するマップ検索等により、設定パラメータ算出部43にて必要とされる設定周波数Fcを取得する。
なお、この所定マップは、例えば車速Vおよび目標変速比Rと、設定周波数Fcとの所定の対応関係を示すマップであって、例えば図5に示すように、車速Vおよび目標変速比Rの増大に伴い、設定周波数Fcが増大傾向に変化するように設定されている。
そして、設定周波数Fcは、運転者によるアクセルペダルの踏み込み操作のうち、車両1の走行挙動に影響を与えない(つまり、車両1の走行挙動に対する影響が所定程度未満となる)高周波数成分を減衰または除去するための下限閾周波数である。
なお、所定程度未満の影響とは、例えば、車両1の推進力に寄与しない程度の加速度が発生すること、あるいは、車両1の乗員が認識することができない程度の加速度が発生すること等である。
設定パラメータ算出部43は、例えば周波数差分算出部71と、補正係数算出部72と、設定パラメータ取得部73とを備えて構成されている。
周波数差分算出部71は、周波数算出部41から出力される周波数Fnと、設定周波数算出部42から出力される設定周波数Fcとの周波数差分ΔF(=Fn−Fc)を算出する。
補正係数算出部72は、設定周波数算出部42から出力される設定周波数Fcに基づき、例えば予め設定された所定マップに対するマップ検索等により、周波数差分ΔFを補正する補正係数kを取得する。
なお、この所定マップは、例えば設定周波数Fcと、補正係数kとの所定の対応関係を示すマップであって、例えば図6に示すように、設定周波数Fcの増大に伴い、補正係数kが減少傾向に変化するように設定されている。
設定パラメータ取得部73は、周波数差分算出部71から出力される周波数差分ΔFと、補正係数算出部72から出力される補正係数kとを乗算して得た値(ΔF×k)に基づき、例えば予め設定された所定マップに対するマップ検索等により、設定パラメータGを取得する。
なお、この所定マップは、例えば周波数差分ΔFと補正係数kとを乗算して得た値(ΔF×k)と、設定パラメータGとの所定の対応関係を示すマップであって、周波数差分ΔFがゼロ以上(ΔF≧0)であれば、例えば図7に示すように、値(ΔF×k)の増大に伴い、設定パラメータGが所定値に収束するようにしてゼロから増大傾向に変化するように設定されている。そして、周波数差分ΔFがゼロ未満(ΔF<0)であれば、設定パラメータGはゼロとされている。
フィルタ処理部44は、設定パラメータ算出部43から出力される設定パラメータG、つまり低域通過フィルタ(LPF)を調整するパラメータに基づき、入力信号AP(in)にフィルタ処理を行い、このフィルタ処理後の出力信号AP(out)を出力する。
ここで、フィルタ処理部44の減衰対象となる入力信号AP(in)の周波数成分(つまり、設定周波数Fcよりも高い周波数成分)は、設定周波数Fcよりも周波数が高くなることに伴い、減衰量が増大傾向に変化するようになっている。
この実施の形態による車両用制御装置10は上記構成を備えており、次に、この車両用制御装置10の動作について説明する。
先ず、例えば図8に示すステップS01においては、後述するAP周波数算出処理として、入力信号AP(in)の周波数Fnを算出する。
次に、ステップS02においては、後述する設定周波数算出処理として、入力信号AP(in)および車速Vに基づき設定周波数Fcを算出する。
次に、ステップS03においては、後述する低域通過フィルタ処理として、周波数差分ΔFと補正係数kとを乗算して得た値(ΔF×k)に基づき設定パラメータGを算出し、この設定パラメータGに応じて入力信号AP(in)にフィルタ処理を行い、このフィルタ処理後の出力信号AP(out)を出力し、一連の処理を終了する。
以下に、上述したステップS01におけるAP周波数算出処理について説明する。
先ず、例えば図9に示すステップS11においては、アクセルペダルセンサ32から出力されるアクセルペダル開度APの信号を入力信号AP(in)として、この入力信号AP(in)に対して、例えば所定のノイズ除去処理を実行すると共に、微分処理を行い、例えば図3に示すように、直流分が除去されてゼロを中心として変化する信号を取得する。
そして、ステップS12においては、微分処理後の信号に基づき、この信号が繰り返しゼロとなる時間間隔、例えば、この信号が前回にゼロとなる時刻から今回にゼロとなる時刻までの経過時間を周期Tとする。
そして、ステップS13においては、周期Tの2倍の値(2T)に基づき、周波数Fn(=1/2T)を算出し、一連の処理を終了する。
以下に、上述したステップS02における設定周波数算出処理について説明する。
先ず、例えば図10に示すステップS21においては、車速センサ31から出力される車速Vと、アクセルペダルセンサ32から出力されるアクセルペダル開度APとに基づき、例えば予め設定された所定マップに対するマップ検索等により、目標変速比R(例えば、トランスミッションTでの減速比に対する目標値等)を取得する。
そして、ステップS22においては、車速センサ31から出力される車速Vと、目標変速比取得部61から出力される目標変速比Rとに基づき、例えば予め設定された所定マップに対するマップ検索等により、設定周波数Fcを取得し、一連の処理を終了する。
以下に、上述したステップS03における低域通過フィルタ処理について説明する。
先ず、例えば図11に示すステップS31においては、周波数Fnと設定周波数Fcとの周波数差分ΔF(=Fn−Fc)を算出する。
そして、ステップS32においては、設定周波数Fcに基づき、例えば予め設定された所定マップに対するマップ検索等により、周波数差分ΔFを補正する補正係数kを取得する。
そして、ステップS33においては、例えば周波数差分ΔFと補正係数kとを乗算して得た値(ΔF×k)に基づき、例えば予め設定された所定マップに対するマップ検索等により、設定パラメータGを取得する。
そして、ステップS34においては、設定パラメータG、つまり低域通過フィルタ(LPF)を調整するパラメータに基づき、入力信号AP(in)にフィルタ処理を行い、このフィルタ処理後の出力信号AP(out)を出力し、一連の処理を終了する。
例えば図12に示すように、入力信号AP(in)が時間の経過に伴い周波数が増大傾向に変化する波形である場合において、入力信号AP(in)の周波数が設定周波数Fc以下の場合には、設定パラメータGはゼロとなり、さらに、入力信号AP(in)の周波数が設定周波数Fcよりも大きい場合には、設定パラメータGは周波数差分ΔFと補正係数kとを乗算して得た値(ΔF×k)に応じた値となる。
これに伴い、入力信号AP(in)の周波数が設定周波数Fcに到達する時刻t1以前においては、入力信号AP(in)と出力信号AP(out)とが同等の波形となる。
そして、入力信号AP(in)の周波数が設定周波数Fcに到達する時刻t1以降においては、出力信号AP(out)の振幅が減衰される。
しかも、設定周波数Fc以下の周波数の入力信号AP(in)に対して、設定パラメータGはゼロとなることから、例えば図13に示す実施例のように、入力信号AP(in)の周波数が設定周波数Fcに到達する時刻t1以前においては、入力信号AP(in)と出力信号AP(out)との位相はほぼ同等となる。
そして、入力信号AP(in)の周波数が設定周波数Fcに到達する時刻t1以降においては、入力信号AP(in)に対して出力信号AP(out)の位相に遅れが生じる。
これに対して、例えば図13に示す第1比較例のように、設定パラメータGによる調整が行われず、適宜のカットオフ周波数よりも高い周波数成分を減衰または除去する、従来技術に係る低域通過フィルタでは、入力信号AP(in)の周波数がカットオフ周波数(例えば、図13の第1比較例では実施例の設定周波数Fcと同等の値)に到達する時刻t1以前においても、入力信号AP(in)に対して出力信号AP(out)の位相に遅れが生じてしまうという問題が生じる。
これにより、例えば図14および図15に示すように、実施例での設定周波数Fcよりも高い周波数成分の減衰状態(例えば、単位時間当たりの減衰率等)と、第1比較例でのカットオフ周波数(例えば、実施例での設定周波数Fcと同等の値)よりも高い周波数成分の減衰状態(例えば、単位時間当たりの減衰率等)とが、ほぼ同等の形態を示しているものの、例えば図16に示すように、実施例では設定周波数Fc以下の周波数成分の応答遅れがほぼゼロであるのに対して、第1比較例では周波数の全域に亘って、相対的に大きな応答遅れが生じている。
これに伴い、例えば図17に示すように、実施例に比べて、周波数の全域に亘って相対的に大きな応答遅れが生じてしまう第1比較例では、この応答遅れを修正するようにして運転者による過剰なアクセルペダル操作が行われることになり、単位時間当たりのアクセルペダル操作量が不必要に増大してしまうという問題が生じる。
これに対して、実施例では、設定周波数Fcよりも高い周波数成分、つまり車両1の走行挙動に対する影響が所定程度未満となる不要な高周波数成分に対して応答遅れが生じるだけであるから、運転者による過剰なアクセルペダル操作は行われず、例えば第2比較例のように、入力信号AP(in)に対して適宜の低域通過フィルタによるフィルタ処理を行わない場合の単位時間当たりのアクセルペダル操作量と同等の変化を示し、フィルタ処理部44でのフィルタ処理によって、例えばアクセルペダルの操作性が劣化してしまうことを防止することができる。
上述したように、本実施の形態による車両用制御装置10によれば、運転者によるアクセルペダル操作のうち不要な操作成分を除去して得た効率的なアクセルペダル操作に応じて内燃機関Eの吸気系での吸入空気量を制御することができ、燃費を向上させることができる。
すなわち、運転者によるアクセルペダル操作の信号(入力信号AP(in))のうち、設定周波数Fcよりも高い周波数成分を減衰または除去することにより、車両1の走行挙動に影響を与えない(つまり、車両1の走行挙動に対する影響が所定程度未満となる)不要な高周波数成分を適切に減衰または除去することができ、車両1の走行挙動に寄与しない不要な燃料消費が生じてしまうことを防止し、燃費を向上させることができる。
しかも、この設定周波数Fcを、例えば車速Vおよび目標変速比Rに応じて設定することから、減衰または除去する周波数成分を車両1の走行状態に応じて適切に設定することができる。
さらに、フィルタ処理部44の動作を、入力信号AP(in)から算出した周波数Fnと車速Vおよび入力信号AP(in)から算出した設定周波数Fcとに基づく設定パラメータGに応じて調整することにより、例えばフィルタ処理後に得られる出力信号AP(out)において、運転者による所望のアクセルペダル操作に対する応答遅れや応答の変化等が生じてしまうことを防止することができる。
なお、上述した実施の形態においては、設定周波数Fcを車速Vおよび目標変速比Rに応じて設定するとしたが、これに限定されず、車速Vおよび目標変速比Rの他に、車両1の走行挙動に影響を与えるパラメータとして、例えば大気圧、吸気系での吸気温度、冷却水温度、変速効率、オクタン価、走行抵抗等に応じて設定周波数Fcを設定してもよい。
なお、上述した実施の形態において、車両用制御装置10は、例えば図18に示すように、駆動源として内燃機関Eおよび電動機Mを搭載したハイブリッド車両2を制御するものであってもよい。
このハイブリッド車両2は、例えば内燃機関Eと、電動機Mと、トランスミッションTとを直列に直結したパラレル型のハイブリッド車両であり、内燃機関Eおよび電動機Mの両方の駆動力は、トランスミッションTを介して駆動輪Wに伝達される。また、ハイブリッド車両2の減速時に駆動輪W側から電動機M側に駆動力が伝達されると、電動機Mは発電機として機能していわゆる回生制動力を発生し、車体の運動エネルギーを電気エネルギーとして回収する。さらに、ハイブリッド車両2の運転状態に応じて、電動機Mは内燃機関Eの出力によって発電機として駆動され、発電エネルギーを発生するようになっている。
電動機Mは、例えば3相(U相、V相、W相)のDCブラシレスモータ等とされ、この電動機Mの駆動および発電を制御するパワードライブユニット(PDU)14に接続されている。
パワードライブユニット14は、例えばトランジスタのスイッチング素子を複数用いてブリッジ接続してなるブリッジ回路を具備するパルス幅変調(PWM)によるPWMインバータを備えて構成されている。
パワードライブユニット14には、電動機Mと電力の授受を行う高圧バッテリ15が接続されている。
そして、パワードライブユニット14は、処理装置11からの制御指令を受けて電動機Mの駆動および発電を制御する。例えば電動機Mの駆動時には、処理装置11から出力されるトルク指令に基づき、高圧バッテリ15から出力される直流電力を3相交流電力に変換して電動機Mへ供給する。一方、電動機Mの発電時には、電動機Mから出力される3相交流電力を直流電力に変換して高圧バッテリ15を充電する。
このパワードライブユニット14の電力変換動作は、処理装置11からPWMインバータのブリッジ回路を構成する各トランジスタのゲートに入力されるパルス、つまりパルス幅変調(PWM)により各トランジスタをオン/オフ駆動させるためのパルスに応じて制御され、このパルスのデューティ、つまりオン/オフの比率のマップ(データ)は予め処理装置11に記憶されている。
また、各種補機類からなる電気負荷を駆動するための12Vバッテリ16は、DC−DCコンバータ17を介して、パワードライブユニット14および高圧バッテリ15に対して並列に接続されている。
処理装置11により電力変換動作が制御されるDC−DCコンバータ17は、例えば双方向のDC−DCコンバータであって、高圧バッテリ15の端子間電圧、あるいは、電動機Mを回生作動または昇圧駆動した際のパワードライブユニット14の端子間電圧を、所定の電圧値まで降圧して12Vバッテリ16を充電すると共に、高圧バッテリ15の残容量(SOC:State Of Charge)が低下している場合には、12Vバッテリ16の端子間電圧を昇圧して高圧バッテリ15を充電可能である。
そして、処理装置11は、FIECU21および記憶部22に加えて、パワードライブユニット14の電力変換動作を制御するMOTECU23と、例えば電流積算法等により高圧バッテリ15の残容量SOCを検知すると共にDC−DCコンバータ17の電力変換動作を制御するBATECU24とを備えて構成され、各ECU21,23,24は、例えば所定の車両制御用ネットワークからなる通信システム18によって通信接続されている。
なお、上述した実施の形態において、内燃機関Eの吸気系は吸入空気量を調整するスロットル弁を備えるとしたが、これに限定されず、例えばスロットル弁を省略し、吸気弁のリフト量を変更可能な可変機構を備え、吸気弁のリフト量を、DBWドライバ12およびDBW駆動部13を介して、処理装置11により電子制御することで、吸入空気量を調整してもよい。
本発明の一実施形態に係る車両用制御装置を搭載する車両の構成図である。 本発明の一実施形態に係る車両用制御装置の構成図である。 本発明の一実施形態に係るアキシャルギャップ型モータのロータの断面図である。 本発明の一実施形態に係る車速Vおよびアクセルペダル開度APと、目標変速比Rとの所定の対応関係の一例を示すグラフ図である。 本発明の一実施形態に係る車速Vおよび目標変速比Rと、設定周波数Fcとの所定の対応関係の一例を示すグラフ図である。 本発明の一実施形態に係る設定周波数Fcと補正係数kとの所定の対応関係の一例を示すグラフ図である。 本発明の一実施形態に係る周波数差分ΔFと補正係数kとを乗算して得た値(ΔF×k)と、設定パラメータGとの所定の対応関係の一例を示すグラフ図である。 本発明の一実施形態に係る車両用制御装置の動作を示すフローチャートである。 図8に示すAP周波数算出処理を示すフローチャートである。 図8に示す設定周波数算出処理を示すフローチャートである。 図8に示す低域通過フィルタ処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る入力信号AP(in)および出力信号AP(out)と、設定パラメータGと、入力信号AP(in)の周波数との時間変化の一例を示すグラフ図である。 本発明の一実施形態に係る実施例および第1比較例での入力信号AP(in)および出力信号AP(out)と、入力信号AP(in)の周波数との時間変化の一例を示すグラフ図である。 本発明の一実施形態に係る実施例および第1比較例での入力信号AP(in)の周波数と減衰率との対応関係の一例を示すグラフ図である。 本発明の一実施形態に係る実施例および第1比較例および第2比較例での出力信号AP(out)の周波数と累積頻度との対応関係の一例を示すグラフ図である。 本発明の一実施形態に係る実施例および第1比較例での入力信号AP(in)の周波数と応答遅れ時間との対応関係の一例を示すグラフ図である。 本発明の一実施形態に係る実施例および第1比較例および第2比較例での単位時間当たりのアクセルペダル操作量と累積頻度との対応関係の一例を示すグラフ図である。 本発明の実施形態の第1変形例に係る車両用制御装置を搭載する車両の構成図である。
符号の説明
1 車両
12 DBWドライバ(吸入空気量調整手段)
13 DBW駆動部(吸入空気量調整手段)
21 FIECU(吸入空気量調整制御手段)
22 記憶部(アクセル操作変化記憶手段)
31 車速センサ(車速検出手段)
32 アクセルペダルセンサ(アクセル操作検出手段)
41 周波数算出部(周波数算出手段)
43 設定パラメータ算出部(調整手段)
44 フィルタ処理部(フィルタ手段)
61 目標変速比取得部(変速比取得手段)

Claims (2)

  1. 車両の駆動力を発生する内燃機関の吸気系において吸入空気量を調整する吸入空気量調整手段を具備する車両の車両用制御装置であって、
    運転者によるアクセル操作を検出するアクセル操作検出手段と、
    前記吸入空気量調整手段の動作を制御する吸入空気量調整制御手段と、
    前記アクセル操作検出手段から出力される前記アクセル操作の信号から周波数を算出する周波数算出手段とを備え、
    前記吸入空気量調整制御手段は、前記アクセル操作検出手段から出力される前記アクセル操作の信号と、前記周波数算出手段により算出された前記周波数とに基づき、前記吸入空気量調整手段の動作を制御しており、
    前記アクセル操作検出手段から出力される前記アクセル操作の信号の周波数が所定の設定周波数よりも高いときには、前記設定周波数よりも高い高周波数成分を減衰または除去し、該高周波数成分が減衰または除去された前記アクセル操作の信号に基づき、前記吸入空気量調整手段の動作を制御し、
    車両の速度を検出する車速検出手段と、
    前記内燃機関の駆動力を駆動輪に伝達する変速機の変速比を取得する変速比取得手段とを備え、
    前記吸入空気量調整制御手段は、前記設定周波数を、前記車速検出手段により検出される速度と、前記変速比取得手段により取得される変速比とに基づき、前記速度および前記変速比の増大に伴い、前記設定周波数が増大傾向に変化するように設定し、かつ前記設定周波数よりも高い高周波数成分を減衰させる際に、前記アクセル操作の信号の周波数が前記設定周波数よりも高くなるにつれて減衰量を増大させており、
    前記アクセル操作検出手段から出力される前記アクセル操作の信号を入力信号として、前記入力信号のうち所定の設定周波数よりも高い周波数成分を減衰または除去して得た信号を出力信号として出力するフィルタ手段と、
    前記周波数算出手段により算出された前記周波数と、前記設定周波数とに基づき、前記フィルタ手段を調整する調整手段とを備え、
    該調整手段は、前記周波数と前記設定周波数との差分がゼロ以上である場合に、前記設定周波数の増大に伴い減少傾向に変化する補正係数と前記差分とを乗算して得られる乗算値の増大に伴い所定値に収束するようにゼロから増大傾向に変化し、かつ前記差分がゼロ未満である場合にゼロとなる設定パラメータを導出し、
    該設定パラメータがゼロの場合には、前記入力信号と前記出力信号との振幅および位相が等しくなるように前記フィルタ手段を調整し、
    前記設定パラメータがゼロ以外の場合には、該設定パラメータに応じた前記減衰量にて前記出力信号の振幅が減衰され、かつ前記入力信号に対して前記出力信号の位相に遅れが生じるように前記フィルタ手段を調整することを特徴とする車両用制御装置。
  2. 車両の速度を検出する車速検出手段と、
    前記内燃機関の駆動力を駆動輪に伝達する変速機の変速比を取得する変速比取得手段とを備え、
    前記調整手段は、前記設定周波数を、前記車速検出手段により検出される速度と、前記変速比取得手段により取得される変速比とに基づき設定することを特徴とする請求項1に記載の車両用制御装置。
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