JP4871214B2 - カウンセリングシステム、カウンセリング装置、カウンセリング方法、カウンセリング制御プログラム - Google Patents
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Description
特許文献1に記載された発明は、商品の市場調査を目的とするマーケティングシステムである。この発明では、商品に予め商品情報を記憶させたICタグを貼付しておき、ICタグの情報と商品を購入した顧客情報と共にデータベースサーバに記憶しておく。そして、顧客がICタグから商品情報を読み取り、この情報と共に商品に対する満足度を、ネットワークを介して調査者側に送信する。
また、特許文献2に記載された発明は、ネットワークを使って世論調査をする方法に関するものである。この方法では、サーバの管理者がネットワークを使い、例示質問を、アンケートを実行する者(調査者)に送信する。調査者は、例示質問をアンケートの対象者(回答者)に応じて修正し、アンケートに利用する。
しかしながら、従来技術として挙げた特許文献2は、問題を適宜修正できるものの、アンケートの回答者が予め設定されている質問を選択することによってアンケートに答えるものである。このような特許文献2のアンケートでは、回答者が自己の感情を適切に表すことは困難である。
一方、特許文献1の発明は、例えば「商品についてお気づきの点をお知らせください」のような質問を設定することができる。このため、特許文献2よりも回答者が主観的な感情を表現しやすいと考えられる。
さらに、特許文献1の発明において、例えば「景気低迷についてどのように考えますか」といったより具体的な質問をすれば、回答者の回答も明確になって集計や解析の作業の負荷は軽減するものと考えられる。
本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであり、回答者が自由に自己の感情を表現でき、この集計及び解析が簡易であって、しかも回答者の主観的な感情やストレスを把握することができるカウンセリングシステム、カウンセリング装置、カウンセリング方法を提供することを目的とする。
このような発明によれば、第3の質問に対する回答によって回答者の自己に対する主観的な感情と、他者に対する主観的な感情とを知ることができる。このため、回答者が自己の感情を自己に対するものなのか、他者に対するものなのかを認識することができる。
このような発明によれば、回答者の自己要求と他者要求とを知り、総合して回答者の自立心及び依存心の度合いを知ることができる。また、自己評価に基づいて回答者の自己肯定感及び自己否定感の程度を知ることができる。
このような発明によれば、複数の回答者による所定の期間における回答結果の変化を把握しやすい形で表示することができる。複数の回答者による解答結果の解析結果をベクトル合成して表示することにより、ある集団に属する複数の回答者の感情や感情の変化を総合的に判断することが可能になる。
このような発明によれば、回答者が自己の感情を任意に書き込むことができ、アンケートの過程で自己の感情を整理することができる。このため、回答者の感情が正確に反映された回答を得ることができる。また、回答する行為自体が回答者の心理状態を向上させる効果を期待することができる。
ここで、本発明の実施形態1、実施形態2の説明に先立って、本発明のアンケートに使用されるSAT法(構造化連想法)について説明する。SAT法とは、筑波大学の宗像教授らによって提唱されたカウンセリング技法であって、「構造化された(Structured)」問いかけによって問題解決脳である右脳を活性化し、意識下あるいは変性意識(催眠状態)での「ひらめき、連想(Association)」を用いて問題の解決法や新しい生き方の気付きを促す「技法(Technique)」である。
SAT法の自己イメージ法では、回答者が距離をおいて自己を観察し、自分自身が何をしたらいいかを自己決定させる。自己決定は、直感的なひらめきによって決定されることが望ましい。このようなSAT法は、「SAT療法(宗像恒次著:金子書房)」等の本によって周知のカウンセリングの技法である。
(1)カウンセリングシステムの全体構成
図1は、実施形態1のカウンセリングシステムの概念を説明するための図である。図示したシステムは、複数の質問を含むアンケートを作成し、ネットワークを介して提供すると共に、提供したアンケートに対する回答を複数の日にわたって収集して解析するWEBサーバ1と、WEBサーバ1によって提供されたアンケートを、ネットワークを介して受信し、アンケートに対する回答の入力を複数の日にわたって受付けるPC(Personal Computer)4を含むカウンセリングシステムである。
図1中に示したSAT法による回答者の入力フォーム3によれば、回答者は、テーマ情報に対して想起された事象(エピソード)、エピソードを想起した原因となる背後感情、背後感情から回答者が自己または他者に対して持つ希望や期待が入力される。また、希望や期待を実現する自己に対するイメージ(自己イメージ)、イメージを実現するための目標や行動、決断を入力することができる。なお、回答者によって入力される言語情報については、後により具体的に説明する。
解析プログラム101は、入力フォーム3にしたがって入力された言語情報を解析する。解析の結果は、WEBサーバ1の管理者によって管理され、医療や保健に関する調査、あるいは政府等による調査に利用される。さらに、解析結果を回答者に送信し、回答者の自己カウンセリングに利用することもできる。
図2は、WEBサーバ1及びデータベースサーバ2を説明するための図である。図示したWEBサーバ1は、アンケートを作成するアンケート作成部25を備えている。アンケート作成部25は、第1の質問、第2の質問、第3の質問を混在させてアンケートを作成する。
第1の質問とは、回答者が論理的な思考をして回答すると考えられる質問であって、回答者が左脳を使って思考することを期待して設定されている。また、第2の質問は、第1の質問に対する回答に関して想起されるイメージについての質問であって、回答者が直感的に回答すると考えられる質問である。第2の質問は、回答者が右脳を使うことを期待して設定されている。
このようにすることにより、実施形態1のカウンセリングシステムは、具体的な質問のテーマを設定することなく、アンケートによって回答者の主観を抽出することができる。
また、WEBサーバ1は、アンケート作成部25によって作成されたアンケートに対する回答を収集する通信制御部29を備えている。実施形態1では、通信制御部29によって複数の日にわたって収集された回答がデータベースサーバ2のDB21に記録される。回答解析部26は、DB21に記録された回答を抽出して解析する。解析の結果、第3の質問に対する回答結果が得られる。表示データ生成部27は、回答結果の経時的な変化を表示する表示データを作成する。表示データは、ディスプレイ28や、PC4のディスプレイに表示される。
次に、WEBサーバ1の解析プログラムについて説明する。
I アンケート作成部
図3ないし図7は、アンケート作成部25によって作成されるアンケートを説明するための図である。実施形態1のアンケート作成部25は、Q1からQ7までの7つの質問によってアンケートを作成する。アンケートのうち、Q1、Q3、Q5は第1の質問、Q2、Q7は第2の質問、Q4及びQ6が第3の質問である。作成されたアンケートは、WEBサーバからPC4に送信され、PC4のディスプレイ4aに表示される。
図3(a)、(b)、(c)は、実施形態1のQ1、Q2、Q3を示すための図である。実施形態1のQ1は、「今、あなたのお住まいの地域やあなた自身の生活にどんなことを感じていますか」の質問を回答者にするものである(a)。実施形態1では、Q1において居住地域や生活といった広い範囲から回答者自身のエピソードを選択させ、回答者はQ1に答えることによって現在関心があるエピソードを選択することができる。
このような実施形態1のカウンセリング装置は、いわゆる名所、旧跡ではないが、回答者が主観的に意味を感じる場所を記録してデータ化することができる。このようなデータは、地域の開発や都市計画等に使用できるものと考えられる。
Q2は、「Q1のように考えたとき、頭の中にはどんな色が浮かびましたか」という質問である。この質問には、回答者は直感的になんらかの色を回答し、回答の際に右脳が機能することが期待される。Q2は、右脳を機能させることを目的とするものであって、回答の内容は実施形態1のカウンセリング装置による解析の結果になんら影響するものではない。
図4は、Q4を説明するための図である。第3の質問であるQ4は、回答者の自己に対する主観的な感情に関する質問と、他者に対する主観的な感情についての質問とにあたる。
また、Q4では、自己として自分個人、自分を含む家族といった例を表示し、他者として家族、隣人といった例を表示しておく。このようにすれば、回答者は自己要求と他者要求とを明確に区別して回答することを支援することができる。
Q5は、回答者に自己の感情を論理的に整理させ、次の質問Q6に対して直感的に回答させることができる。なお、Q5の「もし、あなたが回答している途中で「このエピソードは”喜び、嬉しさ”ではないな」と感じたら、当てはまる感情ボタンをクリックしてください」のメッセージは、回答者が回答を誤った場合に戻るために設定されたものである。
Q6の「そういうあなたを自己観察すると、どんな自分に見えてきますか」の質問は、回答者がこのような自己に対する評価の高低に関する質問である自己評価質問である。実施形態1では、自己評価質問に対して自己イメージを「+」、「−」によって回答することができるよう設定されている。
図8は、Q7を説明するための図である。Q7は、Q1で質問した内容について自己イメージ法を使い、自己のすべきことを直感的に答えさせる質問である。Q7は、実施形態1のアンケートが、回答者にすべきことを気付かせるために行われるアンケートとして機能するために最も重要な質問である。
図9は、前記したアンケートに対する回答例を示した図である。図9に示した回答のデータは、PC4からWEBサーバ1を介してデータベースサーバ2のDB21に保存される。図9(a)は、前記したアンケートに対する回答者Bさんの4回目の入力結果を示している。(b)は、回答者Bさんの12回目の入力結果を示し、(c)は25回目の入力結果を示している。
また、実施形態1では、Q6の解答欄にボタン71を設けている。ボタン71は、例えば、クリックされるたびに「+」、「−」が切替わるよう構成される。回答者は、Q6で答えた自己のイメージが肯定的なイメージ(プラスイメージ)であった場合にはボタンを「+」にし、否定的なイメージ(マイナスイメージ)であった場合にはボタンを「−」に切替える。なお、ボタン71の「+」、「−」の区別は文書として書き込まれた内容とは無関係に回答者が決定するものであってよい。
また、回答解析部26は、Q6において、ボタン71が「+」である場合、自己評価のカウントを+1、「−」である場合には自己評価のカウントを−1とする。さらに、一方を自己要求の度合い、他方を他者要求の度合いを示す軸と、自己評価を示す軸とを定める。そして、2つの軸上にカウント値を記録することによってカウント値によって決定される座標を順次記録する。
このような処理により、回答解析部26は、自己評価質問に対する回答の評価の高低と、自己要求質問及び前記他者要求質問に対する回答結果と、に基づいて、第3の質問であるQ4、Q6に対する回答結果の経時的な変化を得ることができる。
図10は、表示データ生成部27によって作成された表示データを説明するための図であって、表示データによって表示された画像を示している。表示データでは、所定の基準点を定め、基準点を原点として回答解析部26によって記録された座標にプロットが表示される。また、次回入力があった場合、直前の入力回に表示された座標を原点として次回の入力の座標にプロットが表示される。このようにして順次表示されたプロットを全て表示すると、図10のように、プロットの経時的な移動(変化)が表示できる。
また、図10に示した画像では、横軸が自己評価の程度を表していて、プロットが画像中の右に位置するほど自己評価が高いことを示している。反対に、プロットが画像中の左に位置するほど自己評価が低いことを示している。
図10に示した画像は、ディスプレイ28に表示してシステム管理者がカウンセリングや調査に利用することができる。また、PC4のディスプレイ4aに送って回答者が画像を見て自己の精神状態を把握することに利用することもできる。
また、災害や事件等によって心的外傷を負った患者に対し、心的外傷の治癒の程度の指標を得ることができる。さらに、実施形態1のカウンセリングシステムを、食事や運動といった生活習慣に起因する糖尿病等の患者に使用すれば、食事制限や運動の義務付けに対する患者の主観的なストレスの程度を外部から把握して適切な指導をすることができる。
さらに、犯罪等によって矯正中の者にアンケートを提供してカウンセリングすれば、回答者が感じる主観的な意識の変化や刑罰に対して感じるストレスの指標を得ることができる。このような指標は、矯正を適正に行うために有効な情報であるといえる。
図11は、実施形態1のカウンセリング方法及びカウンセリング制御プログラムを説明するためのフローチャートである。図示したように、実施形態1のカウンセリング方法は、複数の質問を含むアンケートを作成し、ネットワークを介して提供すると共に、提供したアンケートに対する回答を複数の日にわたって収集して解析するカウンセリング方法である。
回答者は、PC4を使って複数の日にわたり、アンケートを実施する。実施されたアンケートの回答は通信制御部29によってWEBサーバ1に収集され(S113)、データベースサーバ2のDB21に蓄積される。この結果、アンケートに対する回答結果が複数の日にわたって記録される。
次に、回答解析部26は、Q6の自己評価が「+」に設定されているか否か判断する(S117)。この結果、自己評価が「+」に設定されている場合には(S117:Yes)、自己評価カウントを1カウントアップする(S118)。一方、ステップS117において自己評価が「+」に設定されていない場合(S117:No)、自己評価が「−」に設定されているから、自己評価カウントを1カウントダウンする(S121)。
表示データ生成部27は、回答解析部26によって決定された座標に順次プロットを記して図10に示した画像を表示するための表示データを生成し、ディスプレイ28等に表示する(S120)。画像中のプロット同士を線で接続することにより、画像は、解析結果を示すプロットの経時的な変化を示すことができる。
また、実施形態1のカウンセリング制御プログラムは、コンピュータで読み取り可能なROM、フラッシュメモリ、メモリカード、USB接続型フラッシュメモリ等のメモリデバイスに記録されて提供されるものであってもよい。
次に、本発明の実施形態2について説明する。実施形態2のカウンセリングシステム及びカウンセリング装置は、図1ないし図10によって説明される構成は実施形態1と同様である。このため、図示及び説明を略し、実施形態2に特有の構成についてのみ説明する。
実施形態2のカウンセリング装置は、通信制御部29がアンケートに対する回答を複数の回答者について収集し、DB21に蓄積する。
回答解析部26は、蓄積された回答を解析して座標を決定し、座標にプロットを記す。表示データ生成部27は、図10に示したように、プロットの経時的変化をベクトルで表すことによって第3の質問に対する回答結果の経時的な変化を、ベクトルを使って表示する。さらに、実施形態2では、表示データ生成部27が、複数の回答者による解答結果の経時的な変化をベクトル合成して表示する。
つまり、実施形態2では、例えば、1月中に入力された回答に基づく合成ベクトルがベクトルAの方向に一致する場合、合成ベクトルがベクトルAの方向のベクトルとして表示される。また、2月中に入力された回答に基づく合成ベクトルと5月中に入力された回答に基づく合成ベクトルとが共にベクトルBの方向に一致する場合、2つの合成ベクトルを合成した長さを有するベクトルが、ベクトルBとして表示される。
すなわち、ある団体の構成員に1年間アンケートを実施して各月ごとに合成ベクトルを求め、1年間に集積されたベクトルAの長さが最も長いという結果が得られた場合、この団体は、概ね、自己要求、自己探求的な傾向にある構成員が多く存在するという状態であったということができる。また、同時にベクトルFも得られた場合、この団体では、構成員の自己イメージが悪化して、自己肯定感が減少する心的状態(見捨てられ不安的な心情)にあった時期もあったという結果が得られる。さらに、合成ベクトルAが2月と5月とに得られた場合、2月と5月には、団体の構成員が自己要求、自己探求的な状態にあったということができる。
2 データベースサーバ
3 入力フォーム
4 PC
4a,28 ディスプレイ
25 アンケート作成部
26 回答解析部
27 表示データ生成部
29 通信制御部
71 ボタン
101 解析プログラム
Claims (8)
- 複数の質問を含むアンケートを作成し、ネットワークを介して提供すると共に、提供したアンケートに対する回答を複数の日にわたって収集して解析するカウンセリング装置と、
前記カウンセリング装置によって提供されたアンケートを前記ネットワークを介して受信し、前記アンケートに対する回答の入力を複数の日にわたって受付ける回答受付手段と、
を含むカウンセリングシステムであって、
前記カウンセリング装置は、
第1の質問と、当該第1の質問に対する回答に関して想起されるイメージについての質問である第2の質問と、前記第1質問群に含まれる第1の質問の回答に関する主観的な感情についての質問である第3の質問とを混在させてアンケートを作成するアンケート作成手段と、
前記アンケート作成手段によって作成されたアンケートに対する回答を収集する回答収集手段と、
前記回答収集手段によって収集されたアンケートの回答のうち、前記第3の質問に対する回答結果を複数の日にわたって記録する回答記録手段と、
前記回答記録手段によって記録された回答結果に基づいて、前記第3の質問に対する回答結果を解析する回答解析手段と、
前記回答解析手段によって得られた解析結果を表示する結果表示手段と、
を備えることを特徴とするカウンセリングシステム。 - 複数の質問を含むアンケートを作成し、ネットワークを介して提供すると共に、提供したアンケートに対する回答を複数の日にわたって収集して解析するカウンセリング装置であって、
第1の質問と、当該第1の質問に対する回答に関して想起されるイメージについての質問である第2の質問と、前記第1質問群に含まれる第1の質問の回答に関する主観的な感情についての質問である第3の質問とを混在させてアンケートを作成するアンケート作成手段と、
前記アンケート作成手段によって作成されたアンケートに対する回答を収集する回答収集手段と、
前記回答収集手段によって収集されたアンケートの回答のうち、前記第3の質問に対する回答結果を複数の日にわたって記録する回答記録手段と、
前記回答記録手段によって記録された回答結果に基づいて、前記第3の質問に対する回答結果を解析する回答解析手段と、
前記回答解析手段によって得られた解析結果を表示する結果表示手段と、
を備えることを特徴とするカウンセリング装置。 - 前記第3の質問が、回答者の自己に対する主観的な感情に関する質問と、他者に対する主観的な感情についての質問とを含み、
前記アンケート作成手段は、回答者の自己に対する主観的な感情に関する質問と、他者に対する主観的な感情についての質問と、を前記第1の質問、前記第2の質問に混在させてアンケートを作成することを特徴とする請求項2に記載のカウンセリング装置。 - 回答者の自己に対する主観的な感情に関する質問が、自己に対する評価の高低に関する質問である自己評価質問と、主観的な感情に対する自己の寄与に関する質問である自己要求質問とを含み、他者に対する主観的な感情についての質問が、主観的な感情に対する他者の寄与に関する質問である他者要求質問とを含み、
前記回答解析手段は、
前記自己評価質問に対する回答の評価の高低と、前記自己要求質問及び前記他者要求質問に対する回答結果と、に基づいて、前記第3の質問に対する回答結果を解析することを特徴とする請求項2または3に記載のカウンセリング装置。 - 前記結果表示手段は、
前記第3の質問の前記解析手段による解析結果の経時的な変化を、ベクトルを使って表示し、複数の回答者による解答結果の解析結果を、前記ベクトルを合成することによって表示することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載のカウンセリング装置。 - 前記第1の質問の少なくとも一部、前記第2の質問の少なくとも一部、前記第3質問の少なくとも一部は、回答者が任意に文字を入力することによって回答される質問であることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載のカウンセリング装置。
- 第1の質問と、当該第1の質問に対する回答に関して想起されるイメージについての質問である第2の質問と、前記第1質問群に含まれる第1の質問の回答に関する主観的な感情についての質問である第3の質問とを混在させてアンケートを作成するアンケート作成手段と、前記アンケート作成手段によって作成されたアンケートに対する回答を収集する回答収集手段と、前記回答収集手段によって収集されたアンケートの回答のうち、前記第3の質問に対する回答結果を複数の日にわたって記録する回答記録手段と、前記回答記録手段によって記録された回答結果に基づいて、前記第3の質問に対する回答結果を解析する回答解析手段と、前記回答解析手段によって得られた解析結果を表示する結果表示手段と、を備えるカウンセリング装置により、複数の質問を含むアンケートを作成し、ネットワークを介して提供すると共に、提供したアンケートに対する回答を複数の日にわたって収集して解析するカウンセリング方法であって、
前記アンケート作成手段が、第1の質問と、当該第1の質問に対する回答に関して想起されるイメージについての質問である第2の質問と、前記第1の質問の回答に関する主観的な感情についての質問である第3の質問とを混在させてアンケートを作成するアンケート作成ステップと、
前記回答収集手段が、前記アンケート作成ステップにおいて作成されたアンケートに対する回答を収集する回答収集ステップと、
前記回答記録手段が、前記回答収集ステップにおいて収集されたアンケートの回答のうち、前記第3の質問に対する回答結果を複数の日にわたって記録する回答記録ステップと、
前記回答解析手段が、前記回答記録ステップにおいて記録された回答結果に基づいて、前記第3の質問に対する回答結果を解析する回答解析ステップと、
前記結果表示手段が、前記回答解析ステップにおいて得られた解析結果を表示する結果表示ステップと、
を含むことを特徴とするカウンセリング方法。 - 複数の質問を含むアンケートを作成し、ネットワークを介して提供すると共に、提供したアンケートに対する回答を複数の日にわたって収集して解析するカウンセリング制御プログラムであって、
コンピュータに、
第1の質問と、当該第1の質問に対する回答に関して想起されるイメージについての質問である第2の質問と、前記第1の質問の回答に関する主観的な感情についての質問である第3の質問とを混在させてアンケートを作成するアンケート作成機能と、
前記アンケート作成機能によって作成されたアンケートに対する回答を収集する回答収集機能と、
前記回答収集機能によって収集されたアンケートの回答のうち、前記第3の質問に対する回答結果を複数の日にわたって記録する回答記録機能と、
前記回答記録機能によって記録された回答結果に基づいて、前記第3の質問に対する回答結果を解析する回答解析機能と、
前記回答解析機能において得られた解析結果を表示する結果表示機能と、
を実現させることを特徴とするカウンセリング制御プログラム。
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