JP4721463B2 - シート処理装置、及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置、及びそれを備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4721463B2
JP4721463B2 JP2008008379A JP2008008379A JP4721463B2 JP 4721463 B2 JP4721463 B2 JP 4721463B2 JP 2008008379 A JP2008008379 A JP 2008008379A JP 2008008379 A JP2008008379 A JP 2008008379A JP 4721463 B2 JP4721463 B2 JP 4721463B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet bundle
sheet
bundle
folding
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008008379A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008207964A (ja
JP2008207964A5 (ja
Inventor
奈作 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2008008379A priority Critical patent/JP4721463B2/ja
Priority to US12/019,951 priority patent/US7802779B2/en
Priority to EP14163619.1A priority patent/EP2759412B1/en
Priority to EP08150986.1A priority patent/EP1964805B1/en
Priority to CN2008100070723A priority patent/CN101234717B/zh
Publication of JP2008207964A publication Critical patent/JP2008207964A/ja
Priority to US12/860,319 priority patent/US7922162B2/en
Publication of JP2008207964A5 publication Critical patent/JP2008207964A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4721463B2 publication Critical patent/JP4721463B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42CBOOKBINDING
    • B42C1/00Collating or gathering sheets combined with processes for permanently attaching together sheets or signatures or for interposing inserts
    • B42C1/12Machines for both collating or gathering and permanently attaching together the sheets or signatures
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H45/00Folding thin material
    • B65H45/12Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
    • B65H45/18Oscillating or reciprocating blade folders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H45/00Folding thin material
    • B65H45/12Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
    • B65H45/30Folding in combination with creasing, smoothing or application of adhesive
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/50Auxiliary process performed during handling process
    • B65H2301/51Modifying a characteristic of handled material
    • B65H2301/512Changing form of handled material
    • B65H2301/5123Compressing, i.e. diminishing thickness
    • B65H2301/51232Compressing, i.e. diminishing thickness for flattening
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/10Handled articles or webs
    • B65H2701/13Parts concerned of the handled material
    • B65H2701/132Side portions
    • B65H2701/1321Side portions of folded article or web
    • B65H2701/13212Fold, spine portion of folded article

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

本発明は、本発明は、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ及び複合機などの画像形成装置に装備され、原稿の画像情報を記録する記録紙などのシートを束ねたものにステイプルで綴じ処理などを施すシート処理装置に関する。
画像形成されたシートに処理を施すシート処理装置では、搬送されてきたシートを集積したシート束に対してその搬送方向のたとえば中央付近で綴じ、その綴じ部から二つ折りに畳んで冊子状にして排出する中綴じ製本が広く行われている。その場合、綴じ処理後のシート束の中央部を突き出し部材で突いて一対の折りローラ間のニップに押し込み、それら折りローラ対でシート束を折り曲げる。さらに、その折り曲げた部分の折り目を強化するようにした用紙後処理装置が提案されている(特許文献1参照)。
その用紙後処理装置について、図32及び図33を参照して概略的に説明する。集積部70に集積された複数枚のシートを整合し、シート束としたものをその搬送方向の中央部で針綴じする。続いて、突き板部材82でシート束の中央部を突いて一対でなる第1折りローラ83,84間のニップに押し込み、シート束を搬送しつつ折り曲げて一旦停止させる。その折り曲げた部分を図34に示すように、第1折りローラ83,84とは別の第2折りローラ85で挟み込む。第2折りローラ85は保持体である支軸851に回転可能に支持されており、その支軸851を搬送方向に直交するシート幅方向の折り目に沿って移動させることにより、第2折りローラ85で折り目を強化する。そうした折り目強化を行うことによって、シート束を折り処理した冊子としての折りシート束Pを得る。その後、第1折りローラ83,84を再び回転始動させてその折りシート束Pを搬送し、トレイ63へと排出する。
特開2003−182928号公報
ところで、この図32乃至図34で示された用紙後処理装置の場合、折り目を強化する第2折りローラ85をただ単に折り目に沿って走行させているために、折りが充分なものかどうかの判断をしづらく、したがって折り目も甘くならざるを得ない。その点に関し、第2折りローラ85の走行速度を変更することで折りシート束の折り目を強化するようにした装置が提案されている。しかし、たとえローラ走行速度を変更したとしても、折り部の各部を瞬時にして通過することに変わりはなく、結果的に折りを定着し切れないといった問題が残る。
その問題に対して、第2折りローラ85のごとき折り目強化ローラを折り目に沿って数回往復させる装置も提案されている。この場合、折りシート束の1部ごとに折り目に沿って折り目強化ローラを数回往復させるので生産性が低く、実用的とはいえない。加えて、ローラ往復構造は、機構的にも各部材に非常な耐久性が要求され、勢いコスト高となるほか、ローラ往復によって特にカラー紙など摩擦係数(μ)の低いシートとか薄いシートなどには大きな応力が作用する。そのために折りシート束Pの表紙側のシートに皺や破れを生じ易い。
一方、折り目強化用のローラと穿孔機とを組み合わせてユニット化し、孔あけ時にユニット作動の停止と同時に折り目強化ローラをも停止させる装置が提案されている(たとえば、特開2005−212991号公報参照)。しかし、この場合は孔あけのために停止するものであり、折りシート束の折り目を強化するという目的からは問題解決に至らない。
このように、従来のシート処理装置のいずれにおいても、折り目の弱い折りシート束Pが折り目から膨らんだりして冊子としての外観や見栄えを損なう問題について解決し得ていない。加えて、折り目の折り性が甘く弱いと、処理後の複数部を積載したとき、先頭のシート束に次のシート束が潜り込んでしまい、甚だ積載能力に劣ったものとなる(図31参照)。このシート束の潜り込みは、シート処理装置内での搬送中に詰まり(ジャム)を引き起こしたり、作成部数のカウントを間違え易いなど、作業性にまで影響を及ぼすという新たな問題を提起している。
以上から、本発明の目的は、綴じ処理後のシート束を二つ折りなどして冊子として作成する場合に、折り目を強化することで見栄えを向上させるシート処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の代表的なシート処理装置は、複数枚を束ねたシート束に折り処理を施す折り手段と、前記折り手段により折られたシート束の折りを押圧して折り目を強化する折り目強化機構と、前記折り目強化機構をシート束に対して、シート束の折り部を押圧した状態で、シート束の折り目に沿って相対移動させる移動手段と、前記移動手段を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、シート束の折り目に沿った前記折り目強化機構シート束の前記相対移動間に、前記折り目強化機構とシート束の前記相対移動を、シート束の折り部を押圧した状態で、少なくとも一回、所定時間停止するよう前記移動手段を制御することを特徴とする。
本発明のシート処理装置によれば、折り目強化機構とシート束相対移動させ、押圧中に少なくとも一回、相対移動を所定時間停止することによって折りシート束の折り目を強化処理するので、冊子などとして製本されたシート束の見栄えなど品質が高められる。また、折り目強化処理を終えたシート束をたとえば積載トレイ上などに集積する場合でも積載崩れが起きず、整然と積み上げることができるので積載性も向上し、部数の数え間違いなどもなく実用性と生産性に優れたシート処理装置を提供できる。
以下、本発明に係るシート処理装置及び画像形成装置のそれぞれ実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態のシート処理装置を装備した画像形成装置の一例として複写機1000を示す。図16のブロック図を参照して、複写機1000は、原稿給送部100、イメージリーダ部200、プリンタ部300、折り処理部400、フィニッシャ500、中綴じ製本ユニット800、そしてインサータ900などを備えて構成されている。ただし、折り処理部400、中綴じ製本ユニット800及びインサータ900は画像形成装置にオプションとして後付けすることができる。
図16において、CPU回路部150は画像形成装置本体としてのプリンタ部300に設けられ、制御手段の中枢部としてCPU回路部150(中央演算処理装置:図示略)を有する。CPU回路部150はROM151に格納された制御プログラムと操作部1の設定に基づいて上記各部を統括して制御する。すなわち、CPU回路部150は、原稿給送制御部101、イメージリーダ制御部201、画像信号制御部202、プリンタ制御部301、折り処理制御部401、フィニッシャ制御部515、外部I/F203をそれぞれ制御する。原稿給送制御部101は原稿給送部100を、イメージリーダ制御部201はイメージリーダ部200を、プリンタ制御部301はプリンタ部300を、折り処理制御部401は折り処理部400を制御する。さらに、フィニッシャ制御部515はフィニッシャ500に設けられ、フィニッシャ500、中綴じ製本ユニット800及びインサータ900をそれぞれ制御する。操作部1は画像形成装置本体に設けられ、画像形成に関する各種機能を設定するための複数のキー、設定状態を表示するための表示部などを有している。操作部1は、ユーザによる各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部150に出力するとともに、CPU回路部150からの信号に基づいて対応する情報を表示部に表示する。
RAM152は、制御データを一時的に保持するための領域や、制御に伴う演算の作業領域として用いられる。外部I/F203は複写機1000と外部のコンピュータ204とのインタフェースであり、コンピュータ204からのプリントデータをビットマップ画像に展開して、画像データとして画像信号制御部202へ出力する。また、イメージリーダ制御部201から画像信号制御部202へは、図示しないイメージセンサで読み取った原稿の画像が出力される。プリンタ制御部301は画像信号制御部202からの画像データを露光制御部(図示略)へ出力する。上記各部の構成と作用はつぎのとおりである。
原稿給送部100のトレイ1001上には、原稿がユーザから見て正立状態で画像情報の記録されている原稿面を上向きにしたフェイスアップ状態で載置セットされ、原稿の綴じ位置がこの場合原稿の左端部となるようにしたものが示されている。トレイ1001上にセットされた原稿は先頭ページのものから順に1枚ずつ図中矢印で示す左方向である原稿綴じ位置を先頭にして送り出される。原稿は湾曲した搬送パスを通ってプラテンガラス102上を左方向から右方向へと移動してスキャナユニット104上を通過することで、画像情報が読み取られる。このように原稿を搬送移動させながら読み取る読取方式は「流し読み」と呼ばれる場合がある。すなわち、プラテンガラス102上を原稿が移動時、スキャナユニット104のランプ103で移動中の原稿の読取面を照射する。原稿からの反射光は複数個所に配置されたミラー105,106,107とレンズ108によってイメージセンサ109に導かれる。このように流し読みされた原稿は排紙トレイ112上に排出される。
この原稿流し読みによる読取方式に対して、プラテンガラス102上に静止させた状態の原稿を読み取るいわゆる「静止読み」も行われる。その場合、原稿給送部100から給送された原稿をプラテンガラス102上で一旦停止させて静止状態にし、その静止させた原稿に対してスキャナユニット104を図中左方向から右方向へと移動させることで原稿の画像情報を読み取るものである。
また一方、原稿給送部100を使用せずに原稿を読み取る場合は、ユーザは今回使用しないその原稿給送部100を持ち上げて開け、プラテンガラス102上に原稿を載置セットして上から押さえる。その状態でスキャナユニット104を移動させて原稿の画像情報を読み取る。すなわち、この場合も原稿は上記同様に静止読みされる。
このようにいずれかの読取方式でもってイメージセンサ109によって読み取られた原稿の画像データは露光制御部110へと送られる。露光制御部110では画像信号に応じたレーザ光を出力し、レーザ光をポリゴンミラー110aで走査しながら、後述の現像器113とともに画像形成部を構成する像担持体としての感光体ドラム111上に照射する。感光体ドラム111上には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。感光体ドラム111上に形成された静電潜像は現像器113によって現像され、トナー像として可視化される。
トナー像は、カセット114,115、手差し給紙部125、両面搬送パス124のいずれかから搬送されてきた記録紙などのシート上に転写部116にて転写される。トナー像が転写されたシートはさらに定着部177へと送られ、ここで加熱及び加圧してトナー像を定着する。定着処理を終えて定着部177を通過したシートはフラッパ121によって一旦搬送パス122に導かれ、シートの後端がフラッパ121を抜けた時点でこれを検出してスイッチバック動作させる。フラッパ121のパス切替でもって排出ローラ118へと誘導してシートを搬送し、プリンタ部300から排出する。以上、一連の手順経てトナー像が形成された面を下向き状態(フェイスダウン)にしたシートがプリンタ部300から反転排紙として排出される。
フェイスダウン状態でシートを機外に排紙することで先頭ページから順に画像形成処理を行う場合、あるいは原稿給送部100を使用して画像形成処理を行う場合にページ順序を揃えることができる。また、パーソナルコンピュータなどの上位装置から送信されてきた画像データに対し画像形成処理を行う場合などにおいてもページ順序を揃えることができる。
なお、シート両面への画像形成処理については詳述しないが、シートを定着部177からまっすぐ排出ローラ118方向へと導き、シートの後端がフラッパ121を抜けた直後にシートをスイッチバックさせ、フラッパ121で両面搬送パスへと誘導して行われる。
《折り処理部》
つぎに、図1及び図2を参照して折り処理部400の構成について説明する。
折り処理部400は、プリンタ部300から排出されたシートを受け入れ、次工程のフィニッシャ500に向けて案内して送り出すための搬送パス131を有する。搬送パス131上には、それぞれ数組のたとえば搬送ローラ130,排出ローラ133が配置されている。排出ローラ133の近傍には切替えフラッパ135が配置され、搬送ローラ130で搬送されてきたシートを折りパス136又はフィニッシャ500のいずれか一方側に案内して誘導するよう切替作動する。
シートの折り処理に際しては、シートを折りパス136側に導くよう切替フラッパ135を切替作動させ、シートを折りパス136に案内する。折りパス136に案内されたシートは折りローラ140,141へと搬送され、そこでたとえばZ型に折り畳まれる。それに対して、シート折り処理を行わない場合は、シートをフィニッシャ500側に案内して取り込むよう切替フラッパ135を切替作動し、プリンタ部300から排出されてきたシートを、搬送パス131を介して直接に送り込む。
折りパス136に搬送されるシートは、その先端をストッパ137に突き当てることでループを形成し、その形成されたループで折りローラ140,141によって折られる。この折り曲げ部を上方のストッパ143に突き当てることで形成されるループを折りローラ141,142によりさらに折ってZ状に折られる。このZ折りされたシートは、搬送パス145に案内されて搬送パス131に送られ、排出ローラ133によって下流側に配置されたフィニッシャ500に向けて排出される。
《フィニッシャ》
つぎに、同じく図1及び図2を参照して、フィニッシャ500の構成及び作用について説明する。
フィニッシャ500は、折り処理部400を経てプリンタ部300からの複数枚のシートを取り込み、取り込んだシートを整合しながら1つのシート束として束ねる処理を行う。加えて、フィニッシャ500ではそのシート束のたとえば後端側をステイプル(針)で綴じ処理を行い、またソート処理やノンソート処理などを行う。
図2に示すように、フィニッシャ500は折り処理部400を経て搬送されてきたシートをフィニッシャ内部に取り込むための搬送パス520を有し、この搬送パス520には複数の搬送ローラが設けられている。また、搬送パス520の途中には必要時に作動してシートの後端部に孔あけ(穿孔)処理を行うパンチユニット530が配置されている。また、入口側ローラ501からシート搬送方向の下流側に向けて順にそれぞれ対でなっている搬送ローラ502〜508が配置されている。そうした搬送ローラ502と搬送ローラ503の間に上記パンチユニット530が設けられている。パンチユニット530は、必要に応じて動作を行い、搬送されるシートの後端部に穿孔処理を行う。
また、搬送パス520の終端に設けられたフラッパ513は、下流に繋がれた上排紙パス521と下排紙パス522とに経路を切り替えるようになっている。上排紙パス521は、上排紙ローラ509によってサンプルトレイ701にシートを案内するようになっている。また、下排紙パス522には、それぞれ対でなっている搬送ローラ510,511,512が設けられている。これらの搬送ローラ510,511,512は、シートを処理トレイ550に搬送して排出するようになっている。処理トレイ550に排出されたシートは順次整合処理されながら束状に積載され、ユーザの入力操作による操作部1からの設定に応じて仕分け処理やステイプル処理が行われる。処理されたシート束は、一対の束排紙ローラ551によって下側の積載(スタック)トレイ700と上側のサンプルトレイ701のいずれかに選択的に排出される。
一方、ステイプル処理は針綴じ装置であるステイプラ560によって行われる。ステイプラ560は、シート搬送方向に直交するシートの幅方向へ移動してシート束の任意の箇所を綴じる。スタックトレイ700とサンプルトレイ701は、フィニッシャ500の装置本体500Aに沿って昇降動が可能となっている。上側のサンプルトレイ701は、上排紙パス521と処理トレイ550からのシートを受け取る。また、下側のスタックトレイ700は処理トレイ550からのシートを受け取る。このように、スタックトレイ700とサンプルトレイ701には大量のシートが積載される。積載されたシートは、その後端を上下方向に延びる後端ガイド710に受け止められて整列される。
《中綴じ製本ユニット》
つぎに、図2を参照して、フィニッシャ500に含まれる中綴じ製本ユニット800の構成及び作用を図3〜図6に基づいて説明する。
なお、以下の説明において、図7で示す折り手段を構成する一対の折りローラ810a,810bと突き出し部材830とによってシート束を折り曲げる処理を「折り曲げ処理」と呼ぶ。また、図3以下の各図で示される折り目強化機構を構成する一対のプレスローラ861a,861bで折り曲げ処理されたシート束の折り目を強化する処理を「折り目強化処理」と呼ぶ。そして、それら折り曲げ処理と折り目強化処理の両方を含む処理を単に「シート処理」と総称する。それらの処理は、図16の機能ブロック図で示されたように、本実施形態のシート処理装置を装備する画像形成装置のシステム全体の作動を統括して司る制御部の中枢部となるCPU回路部150によって制御される。以下の各部各装置の作動は検出センサによって逐次検出される。その検出信号に基づくCPU回路部150からの制御信号がフィニッシャ制御部515を介して各種アクチュエータに送信され、制御手段としてのフィニッシャ制御部515の制御によりアクチュエータが作動して各部各装置を駆動させる。本実施の形態において、中綴じ製本ユニット800がフィニッシャ500に設けられたフィニッシャ制御部515によって制御される構成について説明するが、画像形成装置本体側のCPU回路部150から直接制御するようにしてもよい。
はじめに、中綴じ製本ユニット800の要部である折り目プレスユニット860に至るシートの流れに関する各部を説明する。上記下排紙パス522の途中に配置された切替フラッパ514によって図でいう右側に切り替えられたシートは、サドル排紙パス523を通過して中綴じ製本ユニット800に送られる。シートは一対のサドル入口側ローラ801に受け渡され、サイズに応じてソレノイドで作動するフラッパ802によって搬入口を選択して中綴じ製本ユニット800の収納ガイド803に搬入される。搬入されたシートは滑りローラ804によってなおも移送され、そのシートの先端がシート位置決めストッパ805に突き当たって規制され、整合される。サドル入口側ローラ801と滑りローラ804はモータM1から回転動力を得て回転する。また、収納ガイド803の途中位置には収納ガイド803を挟んで対向する位置にステイプラ820が設けられている。ステイプラ820は、綴じ針を突き出すドライバ820aと、突き出された綴じ針を折り曲げるアンビル820bとを備えて構成され、それらの協働動作でシート束をステイプル針で綴じる。
上記シート位置決めストッパ805は、シート搬入時にシート搬送方向のたとえば中央部をステイプラ820で綴じる場合は、それに合わせた位置まで移動調整される可動式となっている。その移動調整の動力はモータM2から受ける。
また、ステイプラ820の下流側には図7で示す上記対向一対の折りローラ810a,810bが配置され、それに対向する位置に折りローラ810a,810bとともに折り手段を構成する突き出し部材830が設けられている。この突き出し部材830は、収納ガイド803から退避した位置がホームポジションとなっており、モータM3からの回転動力を受けて収納されたシート束に向けて突出し、シート束を折りローラ810a,810b間のニップに押し込みながら折り畳む。その後、突き出し部材830は後退してホームポジションに戻る。そうした折りローラ810a,810bはシャフト形状の長手方向の外周形状を1つ以上の凹形状からなる810a凹部,810b凹部を有するローラ対である。突き出し部材830の先端部は810a凹部,810b凹部の相当位置(折りローラ810a,810bの軸方向において)に出入り可能な凸部830aを1つ以上有する凹凸ピッチの形状となっている。810a凹部,810b凹部の位置は折りローラ810a,810bの軸方向において一致している。
そうした凹凸形状とする意味は、たとえばカラー画像が印字(画像形成)されたシートのように摩擦係数が低いものを表紙として使用した場合、表紙のみが折りローラに先行して一緒に連れ出されシート束から剥離することがあるので、それを防止するためである。すなわち、突き出し部材830を折りローラ810a,810b間のニップ内にまで挿入させ、シート束の折り部を束ごと確実にニップさせることを目標に上記形状としている。それによって折りローラ810a,810b間のニップ内に突き出し部材830が容易に出入りできるようにする。さらに、上記形状とすることによって、突き出し部材830の折りローラ810a,810b間のニップ内への出入り時、内側のシートに擦れないようにして、所要の画像品位を維持することができる。
突き出し部材830は、収納ガイド803から退避した位置をホームポジションとして、収納されたシート束に向けてモータM3からの動力を得て突き出し動作し、シート束を折りローラ810a,810b間のニップに押し込む。突き出し部材830はその後、ホームポジションに戻って復帰する。折りローラ810間にはシート束を折り曲げるに必要かつ十分な押圧力F1がばね(図示略)によって付勢されている。
折りローラ810によって折り畳まれたシート束は、図3〜図6に示すそれぞれ対向一対どうしの第1折り搬送ローラ811a,811bと第2折り搬送ローラ812a,812bによって折り束トレイ890へと排出される。これら第1折り搬送ローラ811と第2折り搬送ローラ812との間にも必要かつ十分な押圧力F2,F3が付与され、折り曲げられたシート束を搬送しかつ停止させることができる。
搬送ガイド813は折りローラ810と第1折り搬送ローラ811との間でシート束を案内する。また、搬送ガイド814は第1折り搬送ローラ811と第2折り搬送ローラ812との間でシート束を案内する。それら折りローラ810と、第1折り搬送ローラ811と、そして第2折り搬送ローラ812のいずれも折り処理されたシート束を両面から挟持し、同一のモータM4(図示略)から動力を得て等速回転するようになっている。
ステイプラ820で綴じられたシート束を折り畳む場合、シート位置決めストッパ805を降下させて移動調整し、シート束をステイプル処理実行位置から必要な距離だけ降下させて、シート束の折り位置を折りローラ810a,810b間のニップに合致させる。続いて、そのシート束の針綴じ部を中心にして折り畳む。
また、図3以下の各図で示す整合板815がシート幅方向の両側に対向一対で設けられている。この整合板815は折りローラ810a,810bの外周面を回避しつつ収納ガイド803内に突出した整合面を有し、収納ガイド803に収納されたシートの幅方向を規制して整合する。整合板815はモータM5から動力を得てシートを挟み込む方向に移動し、シートの幅方向の位置決め(整合)を行う。
《折り目プレスユニット》
ここで、図2〜図7を参照し、本実施形態の要部である折り目プレスユニット860の構成及び作用を図8〜図11の各図に基づいて説明する。
まず、図8に示すように、第2折り搬送ローラ812の下流側に配置された「折り目強化機構」としての折り目プレスユニット860は、対向一対のプレスローラ861a,861bを備えている。また、その折り目強化機構の主要部を構成してプレスローラ861a,861bを回転自在に軸支保持するプレスホルダ862を有している。プレスローラ861は折りシート束の折り部をニップし、その状態でプレスホルダ862を折り部の折り目に沿って移動させることで、折り目をより一層強化するようになっている。折り目プレスユニット860の直下には第1コンベヤベルト894(図3参照)が配置されている。
また、折り目プレスユニット860は主要部を組み込んだベース板金863と2本のスライドシャフト864,865を有し、図2に示すフィニッシャ500の装置本体500Aの前後側板に固定されている。2本のスライドシャフト864,865は平行にフィニッシャ500の前後方向に沿って延びており、それぞれプレスホルダ862に固定されたスライド軸受874,875を介してプレスホルダ862を支持している。
タイミングベルト868は、図11に示すように、ベース板金863の前後に回転自在に配置したプーリ866,867間に張架されている。タイミングベルト868の一部は、連結板金869によってプレスホルダ862に固定されている。プーリ866にはさらに図10に示すベルト870が掛けられ、駆動伝達用の歯車列851を経てベース板金863に取り付けたモータM6に連結されている。したがって、プレスホルダ862はモータM6の回転出力を得てフィニッシャ500の前後方向であるシート幅方向に、つまり手前・奥方向に移動可能となっている。ここで、ユーザーが画像形成装置本体側に設けられた操作部1に臨む側を装置の正面とし、装置正面側を手前、装置背面側を奥ということにする。
プレスホルダ862のホームポジションはフィニッシャ500の奥側であり、その位置を原位置検知センサS1で検出される。プレスホルダ862がホームポジションに所在しているときは、第2折り搬送ローラ812による折り束トレイ890へのシート束の排出が可能になる。
《プレスホルダ》
図12は、プレスホルダ862の外観を示す。このプレスホルダ862はフレーム840を有し、このフレーム840にはスライド軸受874,875がビス止めされている。プレスローラ861a,861bはそれぞれローラ軸872a,872bに固着され、軸受(図示略)を介してプレスアーム873a,873bに回転自在に支持されている。また、図15に示すプレスアーム873a,873bは、フレーム840に固定された揺動軸874a,874bに軸受で支持されている。
フレーム840とプレスアーム873a,873bのそれぞれ一端部には引張ばね875a,875bが掛け渡されている。プレスローラ861a,861bはその引張ばね875a,875bの弾性力でもって互いに接近する方向に付勢された状態でローラ間にニップを形成する。そうしたプレスローラ861a,861b間のニップに折りシート束が送り込まれてくると、プレスアーム873a,873bは揺動軸874a,874bを支点に回転して、プレスローラ861a,861b間に隙間を生じさせるようになっている。ローラ軸872a,872bの一端部はフレーム840から外方に突出して、ギア876,877を固定されている。また、フレーム840にはギア880,879,878が順に噛み合いながら回転自在に支持されている。ギア878はギア876に噛合し、ギア879はギア877に噛合し、そしてギア880はギア881に噛合している。ギア881はギア軸882に固着されている。図13に示すように、ギア軸882はフレーム840に軸受を介して支持され、そのギア軸882の他端にギア883が固定されている。このギア883が回転すると、プレスローラ861a,861bはそれぞれギア列を介して回転力が伝達されて回転するようになっている。プレスローラ861a,861bの移動方向は挟んだシート束に対して同一の方向である。ギア883は図8及び図10に示すラックギア841に噛合している。ラックギア841は、スライドシャフト864,865に平行に延び、ベース板金863に固定されている。
そこで、モータM6からの回転出力によってタイミングベルト868が回動走行するとともに、プレスホルダ862はスライドシャフト864,865に支持されながら移動する。この移動に伴い、プレスホルダ862のギア883はラックギア841に噛合しつつ回転移動する。ギア883の回転によってプレスローラ861a,861bもまた回転する。プレスホルダ862の移動速度とプレスローラ861a,861bの周速度とは同期して等速になるよう、各ギアの歯車比は設定されている。
なお、プレスホルダ862には、図8、図9及び図11の各図に示すように、プレスローラ861に対するシートガイド871が取り付けられている。図によっては説明し易くするためにそのシートガイド871を略している場合がある。
以上の構成によって、図3〜図6に示すように、折り処理後の折りシート束Pはプレスローラ861a,861bによって折り目が確実になるよう折り目強化処理される。ここで、折り目強化処理の対象は本実施形態で説明した中綴じをした折りシート束に限定されるものではない。中綴じ処理がされない未綴じの折りシート束に対しても有効であり、さらに1枚の折りシートに対しても有効である。本実施の形態において、「折り目強化機構」を構成するプレスローラ861a,861bを移動させる構成を例として折り目強化処理について説明したが、「折り目強化機構」を固定的に配置し、折りシート束を折り目と平行に移動させてもよい。つまり、「折り目強化機構」と折りシート束とを相対的に移動させることにより折り目強化処理が可能である。
折りシート束Pはシートのサイズに関係なくシート束幅方向の中央部を挟持する1つ以上のローラ対によって停止状態が保持される。すなわち、折りシート束Pにはその先端側に第2折り搬送ローラ812のニップ圧F3が作用し、後端側に第1折り搬送ローラ811のニップ圧F2が作用している。また、折りシート束Pの搬送方向の長さサイズによっては、折りローラ810a,810b間のニップ圧F1も同時に加担するように設定されている。それら各ローラ対においては、プレスローラ861a,861b間のニップに折りシート束Pが取り込まれ、その折りシート束Pに捲くり回転させるモーメントが発生しても、その回転モーメントに抗して折りシート束Pをずらさずに保持することができる。
また、折りシート束Pの先端の折り部にて折り目を折り目強化処理する際、折りシート束Pの先端の停止位置(プレス先端位置)は、シートのサイズに無関係にプレスローラ対861と折りシート束Pの先端との相対関係が一定となるように制御される。すなわち、搬送ガイド814に配置したセンサ884は折りシート束Pの先端を検出し、その検出信号をフィニッシャ制御部515からCPU回路部150に送信する。フィニッシャ制御部515ではCPU回路部150との通信のやり取りによって停止位置を決めるべく作動信号を基に、プレスローラ861a,861bを含むプレスホルダ862の移動を制御する。
さらに、折り目を強化処理する際の折りシート束Pの後端位置(プレス後端位置)は、折りシート束Pの後端が収納ガイド803内に突出して、収納ガイド803に送り込まれてくる後続のシートの収納を妨げないように各部材の配置が設定されている。すなわち、収納ガイド803に収納されているシート束が突き出し部材830に突かれて排出される排出部803aからプレスローラ861のニップの下流側側面861cまでの案内経路885の直線最短距離をLs(図3参照)とする。この直線最短距離Lsは、折り目を強化処理される折りシート束Pの最大サイズにおける搬送方向長さL1よりも短く、Ls<L1の関係となるように設定されている。なお、案内経路885の始点は収納ガイド803の排出部803aであり、終点はプレスローラ861a,861bの下流側側面861cである。
搬送ガイド813,814で構成される案内経路885は、折りシート束Pにカールの癖を付けないように緩やかに湾曲している。そして、収納ガイド803の排出部803aから、折りローラ810及び搬送ガイド813,814を経てプレスローラ861の下流側側面861cまでの案内経路885の距離をLmとする。その距離Lmは、折り目を強化処理される折りシート束の最大サイズにおける搬送方向長さL1よりも長く、Lm>L1の関係となるように設定されている。
また、図6に示すように、プレスローラ861a,861bは折りシート束Pの折り曲げ部の先である先端Paの位置を、プレスローラ861a,861b間のニップの下流側側面861c近傍に位置させてシート束の折り目処理する場合がある。また、プレスローラ861a,861b間のニップの上流側側面861dの近くに位置させて処理する場合もある。さらには、それらの中間位置に位置させて処理する場合もある。しかし、プレスローラ861a,861b間のニップの下流側側面861cと上流側側面861dとの中間位置に折りシート束Pの先端を位置させて折り目強化処理されるのが好ましい。したがって、その中間位置と排出部803aとの距離が上記L1よりも長く、かつその中間位置と排出部803aとの直線最短距離が上記L1よりも短くなるようにすることが好ましい。
以上のように、案内経路885は上記Ls<L1の関係に設定されている。また、搬送ガイド813,814が緩やかに湾曲していることで、それら搬送ガイド813,814はプレスホルダ862を含めて、収納ガイド803(図2参照)と後端ガイド710との間に収まるように配置されている。
以上の構成及び作用から、本実施形態の中綴じ製本ユニット800では次の効果が得られる。
1つは、上記Ls<L1の関係に設定されていることで、折り束トレイ890と折り目プレスユニット860との上下方向の空間を利用して、折り束トレイ890の上方にオーバーラップさせて配置できる。その結果、装置の水平方向の長さを短く小型化が可能となる効果がある。
また1つは、この中綴じ製本ユニット800では、上記Lm>L1の関係に設定されている。それにより、プレスローラ861で折り目を強化処理されている間、図6に示す折りシート束Pの開口部である後端部Pcを収納ガイド803内に開いて残存させず、後端部Pcにもカールを付与させない。その結果、折り処理されたシート束の後端部Pcが開くようなことがなく、シート束を見栄え良く品質を高める効果がある。
さらに効果の1つとして、中綴じ製本ユニット800にあっては、上記Lm>L1の関係によって、収納ガイド803内に折りシート束Pの後端部Pcを残さず、折りシート束Pの折り目を強化しつつ後続のシートを順次収納ガイド803内に受け入れる。その結果、中綴じ製本ユニット800では、折り目の強化処理を行う時間的間隔を短縮でき、あるいは先行のシート束と後続のシート束との距離間隔を短縮させ、シート束処理効率を飛躍的に向上させることができる。
なお、案内経路885の最下流で折り束トレイ890に束を排出する第2折り搬送ローラ812において、折りシート束Pを下向きに傾斜して排出するようにニップ角が決められている。その理由は、スタックトレイ700に大量のシートが積載された状態で折り束トレイ890近辺まで下降動してきた場合でも、第2折り搬送ローラ812がスタックトレイ700の下側に支障なく折りシート束Pを排出できるようにするためである。
《折り束トレイ》
つぎに、図2を参照して折り束トレイ890の構成及び作用について説明する。
シート束積載部としての折り束トレイ890は、連続した第1積載面891、第2積載面892、第3積載面893を有しており、シート束排出部としての第2折り搬送ローラ対812から排出される折りシート束が積載されるようになっている。第1積載面891が折りシート束を積載できる長さを有している場合、第2積載面892、第3積載面893は、必ずしも必要としない。また、第2積載面892を必要としない場合、後述する第2コンベヤベルト895も必要としないことは勿論である。
第1積載面891は折り目プレスユニット860の下方に空間的に重なっており、シート束搬送方向の下流側が下方に傾斜している。この傾斜角は、第2束搬送ローラ812の排出角度に略等しく設定されている。第1積載面891の傾斜面の頂点は、折り目プレスユニット860の動作に干渉しない高さまで極力高められている。したがって、第2折り搬送ローラ812から第1積載面891への落下距離が可能な限り短く設定されている。第2積載面892は、第1積載面891の傾斜面から屈曲して、第1積載面891とは逆傾斜(シート束搬送方向の下流側が上方に傾斜)になっている。第3積載面893は、第2積載面892に対して段差を介して平行に配設されている。なお、第1積載面891の傾斜角は水平面から下向きに角度20°〜25°程度となるのが好ましい。また、第2積載面892の傾斜角は水平面から上向きに10°〜15°程度となるのが好ましい。
第1積載面891、第2積載面892には、積載された折りシート束を移送するシート束移動部材としての第1,第2コンベヤベルト894,895が設けられている。第1、第2コンベヤベルト894,895は、両方とも1端を屈曲部付近の駆動プーリ896に掛けられている。第1コンベヤベルト894の他端は、アイドラプーリ897に掛けられている。第2コンベヤベルト895他端は、アイドラプーリ898に掛けられている。そして、第1,第2コンベヤベルト894,895は駆動プーリ896の軸に連結されたコンベヤモータM7によって同一方向に正逆回転が可能となっている。
第1積載面891には、前述した折り目プレスユニット860の動作領域の直下に積載された折シート束Pを検出可能なシート束検知センサ899が設けられている。シート束検知センサ899は、排出される折りシート束の積載位置を検知するようになっている。また、第3積載面893は、第2積載面892の下側に引き出し自在に収納されている。第3積載面893を破線位置に収納すると、床面からアイドラプーリ898までの高さの収容ボックス850を床に置くことができて、折りシート束の積載部数を増やすことができる。
一方、折り目プレスユニット860の下流側で折り束トレイ890の上方には、図2に示すようにシート束押さえ11が備わっている。図26に示すように回転軸11aを支点に所定量の回転が可能で、その下部には、回動可能なコロ11bが設けられている。このシート束押さえ11は、折り束トレイ890に積載される図26中符号P4で示す最終シート束が開くことを防止し、符号P5で示す次シート束が前束の最終シート束P4の開口部に侵入することを防止する。
《インサータ》
つぎに、図1を参照して上記フィニッシャ500の上部に装備されたインサータ900の構成について説明する。
インサータ900は、プリンタ部300で画像が形成されたシートの先頭ページ、最終ページ、又は途中ページに通常のシートとは別のシート(インサートシート)を挿入する装置である。先頭ページ、最終ページのインサートシートは表紙用のシートである。
インサータ900は、ユーザによってインサートトレイ901,902にセットされたシートを、プリンタ部300を通さずに、サンプルトレイ701,スタックトレイ700、折り束トレイ890のいずれかに給送するようになっている。インサータ900は、インサートトレイ901,902上に積載されたシート束を、1枚ずつ順次分離して、所望のタイミングで搬送パス520に送り込むようになっている。
ここで、図3〜図7の各図と、図17〜図28の各図を参照して中綴じ製本ユニット800における中綴じ製本動作について説明する。
ユーザの操作で中綴じ製本モードが設定され、画像形成されたシートPが順次プリンタ部300の図1に示す排出ローラ118から排出される。シートPは、折り処理部400を通過し、図2に示す入口側ローラ501に受け渡された後、搬送パス520をへて下排紙パス522に送り込まれる。シートは、下排紙パス522の途中に設けられた切替フラッパ514により、右側に切り替えられて、サドル排紙パス523を通過して、中綴じ製本ユニット800に送られる。
シートは、図3に示すように、サドル入口側ローラ801に受け渡されて、サイズに応じてソレノイドにより動作するフラッパ802により搬入口を選択され、中綴じ製本ユニット800の収納ガイド803内に搬入される。シートは、滑りローラ804の搬送力も受けながら、予めシートサイズに適合した位置に停止しているシート位置決めストッパ805に突き当てられて、搬送方向の位置決めがされる。
続いて、シートが収納ガイド803に送り込まれてくるとき支障のない位置に待機していた整合板対815によって、シートが挟み込み整合されて、シートの両側端が整合される。この結果、シートは、下端と両側端とが整合されたことになる。
以上のシート収容、整合動作は、シートPが収納ガイド803に送り込まれてくるたびに行われる。最終のシートの整合が終了すると、ステイプラ820が、収納ガイド803に収容されたシート束の搬送方向中央部を針綴じする。針綴じされた束は、図4に示すように、シート位置決めストッパ805の下降にともなって、下方(矢印D方向)に移動する。シート位置決めストッパ805は、シート束の中央部、すなわち、針綴じ部が、折りローラ対810のニップに対向する位置で停止する。
続いて、待機位置にて待機中の突き出し部材830が折りローラ810のニップへ(矢印E方向へ)と動き出し、折りローラ810を押し広げながらシート束Pの中央部を折りローラ810のニップに押し込む。折りローラ810は、図5に示すように、ニップでシート束Pを挟持して回転しながら搬送して2つに折り畳む。このとき、折りローラ810の他に、第1折り搬送ローラ811と第2折り搬送ローラ812もまた、図2に示すモータM4の駆動を受けて矢印方向に回転している。これらのローラ対810,811,812は、折りシート束Pの折り部を先頭にして折りシート束を搬送する。折りシート束は搬送ガイド813,814内を搬送されていく。
図6に示すように、折りシート束Pはプレスローラ861でニップ可能な位置まで搬送されると、先端Paが図2に示すセンサ884に検出され、モータM4がその作動を停止すると搬送もストップする。このとき、折りシート束Pは、折り曲げ部である先端部Pdを第2折り搬送ローラ812に保持され、後端側を第1折り搬送ローラ811に保持されている。また、折りシート束Pは、折りシート束のサイズ(搬送方向の長さ)によっては、折りローラ対810によって保持されている。各ローラ対812,811,810はシート束の幅方向中心にして対称な位置を挟んでいる。突き出し部材830はシート束の突き出しが終了すると再び退避位置へと後退する。折り曲げ部である先端部Pdには先端Paが含まれている。
また、図17に示すように、各ローラ対812,811,810による折りシート束Pの搬送に先立ち、プレスホルダ862は、折りシート束Pのサイズ(幅方向)に応じた待機位置(奥側)に待機している。折りシート束Pの停止が完了して、折りシート束Pの折り部がシートガイド871(鎖線)に挿入されるとモータM6が始動する。それによって、折り目プレスユニット860は、プレスローラ対861を回転させながら、装置の奥側から手前側(矢印F方向、折りシート束の幅方向)への移動を開始する。
その後、プレスローラ対861は停止保持されている折りシート束Pのシート搬送方向に沿った側端部Pbに当接する。プレスローラ861a,861bは、ともに回転しており、折りシート束Pの側端部Pbを受け入れて側端部に円滑に乗り上がって、図18に示す折り部を挟持する。プレスローラ861a,861bは、折りシート束の厚みが増えても変わることなく、プレスホルダ862の移動に同期して、応答遅れもなく折りシート束Pをニップできるようになっている。このため、プレスローラ861は、折りシート束Pを破ったり、折りシート束Pに皺を生じさせたり、ローラ跡を付けたりして損傷を与えることなく、折りシート束Pの折り部に折り目を付けることができる。加えて、プレスローラ861は、シートの折り目に沿って押圧中に一時停止する間欠移動による送りが可能で、制御手段としてのフィニッシャ制御部515によってその動作が制御(停止制御)される。また、上述したように、「折り目強化処理」はプレスローラ861を移動させる構成に限定されない。プレスローラ861を固定的に配設し、折りシート束Pの折り部をプレスローラ861に対して移動させてよい。さらに、プレスローラ861と折りシート束Pの両方を移動させるようにすれば、処理時間が短縮される。つまり、プレスローラ861と折りシート束Pを相対的に移動させることで本発明における「折り目強化処理」が実現できる。
図20は、プレスローラ861の停止状態(位置)を示す。図中実線と破線で示すそれぞれの位置がプレスローラ停止位置であり、串形状からなる折りローラ810の凹部810a凹、810b凹に相当する位置で停止させている。
そうする理由は、製本されるシート束にプレスローラ861によって折り目を強化処理する前の段階で、折り処理部となる折りローラ810によってある程度の折り目を付ける。しかし、凹部にニップされた部分には押圧力がかかりにくくシート束への折り目付けが甘くなってしまう。そのため、その部分の折りをより強く折り目つけし、折りを定着させるために図20に示す位置でプレスローラ861を所定時間、一時停止させるのである。ただし、そうした手段や方法はあくまで一例であり、プレスローラ861の停止位置について限定されるものではなく、必要に応じて停止個所や停止時間を変更することもできる。後述するように、シートサイズや紙種(種類)、あるいは折りシート束を形成するシートの枚数のうち少なくとも1つのシート条件によって変更すると効果があるが、処理時間との兼ね合いで決定されることが望ましい。さらに、停止位置によって停止時間を変えることも有効である。例えば、折り目の長さ方向に関して中央付近にある停止位置における停止時間を、長さ方向端部にある停止位置における停止時間よりも長くすることで折り目がさらに強化される。停止位置が多い場合には、上述の中央付近にある停止位置以外に、折り目処理動作開始直後の停止位置、動作終了直前の停止位置における停止時間を長めに設定しても効果がある。
プレスローラ861による折り目強化処理の終了後、プレスローラ861はシート束の幅方向の外側に移動して停止し、折りシート束P1の搬送方向の経路を開放する。続いて、図21に示すように、停止中の折りシート束P1(先行のシート束と後続のシート束とを区別するため符号をPからP1に変更する)は、モータM4によって再び搬送を開始し、第2折り搬送ローラ812によって折り束トレイ890に排出される。その排出過程で折りシート束P1の先端部Pdは自重によって垂れ下がり、第1積載面891に受け渡される。第1積載面891は第2折り搬送ローラ812に近くで、第2折り搬送ローラ812のシート束排出角度と略等しい角度に傾いている。このため、折りシート束P1は、第1積載面891に円滑に受け渡される。剛性の低い薄紙の折りシート束でも、折りシート束の先端部Pdが第1積載面891に着地することで座屈や丸まりなどを引き起こすことなく安定して排出される。
また、図22に示すように、第1,第2コンベヤベルト894,895はコンベヤモータM7によって所定のタイミングでシート搬送方向下流側への回転を開始し、折り束トレイ890に排出された折りシート束P1を下流側に移送する。そして、折りシート束P1の後端Peをシート束検知センサ899が検出すると、コンベヤモータM7は回転を停止する。なお、開口部である後端部Pcには、後端Peが含まれている。シート束検知センサ899は、折り目プレスユニット860の動作領域の直下に配置されているから、停止した折りシート束P1の後端部Pcを含めた全体が折り目プレスユニット860の動作領域外(第1積載位置)に位置している。
また、先行の折りシート束P1が折り束トレイ890に排出されている間にも、次(後続)の折りシート束P2に対する排紙と整合動作が行われている。そして、その後続の折りシート束P2も同様にして、折り目プレスユニット860による折り目強化処理が実行される。先行の折りシート束P1は第1積載位置に積載されているため、折り目プレスユニット860に干渉して、折り目プレスユニット860による折り目強化処理の支障になることはない。また、先行の折りシート束P1を第1積載位置まで搬送することにより、第2折り搬送ローラ対812の下方に形成された壁面からも確実に離れるので、後端部Pcが壁面にもたれてカールを生ずることもない。
そして、図23に示すように、折り目プレスユニット860が、後続の折りシート束P2の折り目処理を終了すると、第1,第2コンベヤベルト894,895は、コンベヤモータM7によって、シート搬送方向上流側に回転する。このため、第1積載位置にいる先行の折りシート束P1は、第2折り搬送ローラ対812に近づくように所定距離Lだけ移動させられる。この位置を第2積載位置とする。
図24に示すように、その後、再びモータM4が回転すると、後続の折りシート束P2が第2折り搬送ローラ812から排出される。後続の折りシート束P2の先端部Pdは、自重で垂れ下がる。このとき、第2積載位置にいる先行の折りシート束P1の後端Peは、後続の折りシート束P2の先端Paよりも上流側に位置している。このため、後続の折りシート束P2は折りシート束P1の上面を滑りながら積載される。
以上から明らかなように、本実施形態の中綴じ製本ユニット800は、先行の折りシート束P1を第2積載位置に移行させてから、その先行のシート束P1上に後続の折りシート束P2を排出する。また、シート束押さえ11も作用して先行の折りシート束P1の開口部である後端部Pcに後続の折りシート束P2の先端Paが侵入することはない。このため、後続の折りシート束P2は、先行の折りシート束P1に対して引っ掛かり等が発生することなく、後続の折りシート束P2の先端Paが先行の折りシート束P1の後端部Pcを上から押さえるようにずれた状態で安定して積載される。
後続の折りシート束P2が排出されている途中で、第1,第2コンベヤベルト894,895はシート束を下流側に搬送する方向に回転する。この結果、先行、後続の折りシート束P1,P2は、折り束トレイ890に先行の折りシート束P1の後端部Pcを後続の折りシート束P2の先端Paが押さえるようにずれた状態で積載される。
図25に示すように、後続の折りシート束P2の後端Peをシート束検知センサ899が検出すると、その検出信号に基づいて作動制御で第1,第2コンベヤベルト894,895が逆回転駆動する。すると今度は、先行と後続の折りシート束P1,P2が上流側に移動させられ、後続の折りシート束P2が第1積載位置に到達すると停止させられる。この動作がさらに後続の折りシート束P3にも繰り返されて、最終の折りシート束まで繰り返され、折り束トレイ890上に所望の部数の折りシート束Pがずれた状態で整然と積載される。積載部数が増えると、最初の折りシート束P1は排出方向下流に傾斜した第2積載面892を駆け上がる。
しかし、図31に示すように、先頭の折シート束P1が第3積載面893上に排出された後、次の折りシート束P5を受け取りに行くための動作を行う(第1、第2コンベヤベルト894,895が逆転する動作)。その動作で折り処理されたシート束の折り部の膨らみが大きいと折りシート束P1とP2の積み重ね状態が外れ、折りシート束P5の排出動作で折りシート束P1の開いた口に折りシート束P2が潜り込むといったことが起こる。それは、たとえば第1,第2コンベヤベルト894,895が正転する動作時に起こり易い。
本実施形態においては、プレスローラ対861を、折り部を折り目に沿って押圧中に所定時間一時停止させて間欠移動させることにより折りの強化が行われる。結果、図26に示すように、開口部が開かず、各折りシートP束は、安定した状態で第2積載面892上を移動して整然と積載される。したがって、中綴じ製本ユニット800は、折りシート束の詰まり、積載不良、シート折れなどが生じることが少なくなる。また、作業を行うユーザが部数を数えるときの数え間違いなくなり、作業性を向上させる。
また、折りシート束は、下流端が上向きに傾斜している第2積載面892によって、上方向に案内されるため、ユーザによって取り出し易くなっている。さらに、第3積載面893を第2積載面892の下方に収容して、第3積載面893がいた位置に収容ボックス850を付設すると、第2積載面892の下流端が上がった位置にあるため、収容ボックス850の容量を増やすことができる。
(第2実施形態)
つぎに、フィニッシャ制御部515によって制御されるプレスローラ対861の動作パターンについて第2実施形態として説明する。
図27は、中綴じ製本ユニット800で行われるシート処理のタイミングチャートである。t1は、シート束内の1枚1枚の整合時間、t2は折りローラ通過時間、t3はシート束の折り部を停止せずに走行した場合の走行時間である。また、t4はシート束の折り部を走行中停止した時の総停止時間、t5はコンベヤベルトまで排出するときの排出時間、t6は次束の1枚目が、収納ガイド803に入って来るまでの余裕時間を示している。例えば、プレスローラ対861が一度停止する場合、総停止時間t4は一度の停止時間、走行時間t3は一度の停止の前後の走行時間の和となる。図28は、シート束の折り状態を同じにするための総停止時間と束内のシート枚数の関係を示したグラフである。この実施形態では同一紙種であることを前提としている。このグラフからも分かるように、束内のシート枚数が多いほどより長い停止時間を必要とすることがわかる。これは束の厚みが増えると剛度が増すことに起因する。
また、シートのサイズによっても違いがある。具体的には、小サイズ紙であるほど折りにくい。これは、シートの重量が軽いため、また折り部から紙先端までの距離が短くモーメントが小さいために、折り処理された折りシート束をたとえば図22において折りシート束P1の状態である横にしたとき、折り部にかかる力が弱く開きやすいことによる。
図27及び図28で明らかなように、シート束内の枚数が少ないほど、プレス停止時間のトータルt4を少なくしないと全体の生産性に影響することがわかる。一方、シート束内の枚数が少ないほど、プレスの停止時間を必要としないこともわかる。したがって、枚数によって停止時間t4を変え最適な停止時間t4にすることが、生産性と折り性の両方を満足する装置となる。つまり枚数が少ないとき(剛度が小さいときは)や大サイズ紙のときは、プレスの停止時間t4を短くし、枚数が多いとき(剛度が大きいとき)や小サイズ紙のときは、プレスの停止時間t4を長くするとよい。
図29と図30は、そのときの動作を示すフローチャートである。中綴じ処理されるシート束内の枚数nが所定枚数A以上のときは、プレス停止時間tで処理される。所定枚数Aより少ない場合は、前記停止時間tより短いt‘(<t)で処理されることを示している(図29)。また、中綴じ処理されるシートのサイズLが、所定サイズLa以下のときはプレス停止時間tで処理され、所定サイズLaより大きい場合は前記停止時間tより短いt‘(<t)で処理されることを示している(図30)。
上記のように、停止時間を変更する代わりに、停止する回数を変更してもよい。つまり、剛度の大きな折りシート束、小サイズ紙からなる折りシート束、さらに折りシート束を形成するシートの枚数が多いほど停止する回数を増やすことで折り目のさらなる強化が可能となる。これらのシート条件のうち少なくとも1つに応じて、停止時間、停止回数を変更することによって良好な折り目強化処理が可能となる。ただし、小サイズ紙からなる折りシート束においては、折り目の長さとの関係で停止回数を増やすことに限界があるため、停止時間の変更も組み合わせて行うことが好ましい。このような組み合わせによってあらゆる折りシート束に対応できる。以上のように、停止時間の変更、停止回数の変更の少なくとも一方を実行することにより、良好な折り目強化処理を行うことができる。
また、複数部の折りシート束を形成するジョブにおいて、複数部続けて折り目強化処理する場合、最後のシート束(最終束)の折り目強化処理しない例も図27に示す。これによると最終束のシート処理時間が、走行時間t3と停止時間t4分削減されるので、その分ジョブ全体の製本時間(トータル時間)が短縮されることになり、装置の生産性を向上させる。これは、最終束の折り性は甘くなるが、シート束押さえ部材11によって開きが防止されている、また、最終束なので、次のシート束が、潜り込んでくることもない。したがってコンベヤベルト上の積載性を乱すことはない。
以上の実施形態において、複数枚のシートからなるシート束に対しての折り目強化処理について説明したが、1枚の折りシートに対する折り目強化処理においても本発明が有効であることは言うまでもない。
本発明の実施形態の画像形成装置としての複写機のシート搬送方向に沿った断面図。 本実施形態のシート処理装置としての中綴じ製ユニットを備えたフィニッシャのシート搬送方向に沿った断面図。 中綴じ製本ユニットの収納ガイドにシート束が収納されて、綴じられたときの状態を示す図。 中綴じ製本ユニットの収納ガイドに収納されたシート束の綴じ位置を折り曲げ開始するときの状態を示す図。 中綴じ製本ユニットがシート束を折り曲げ開始したときの状態図。 中綴じ製本ユニットが折り曲げシートをプレスローラ対まで搬送した状態図。 折りユニット部の外観斜視図。 本発明の実施形態のシート処理装置としての中綴じ製本ユニットの概観斜視図。 図8における中綴じ製本ユニットの折り目プレスユニットの正面図。 図8における中綴じ製本ユニットの折り目プレスユニットの図2中A矢視図。 図8における中綴じ製本ユニットの折り目プレスユニットの図2中C矢視図。 折り目プレスユニットのプレスホルダ部分の外観斜視図で。 折り目プレスユニットのプレスホルダ部分の正面図。 図8における中綴じ製本ユニットの折り目プレスユニットの図2中B矢視図。 図13中X−X矢視図。 複写機全体の制御ブロック図。 中綴じ製本ユニットのプレスローラ対が折り曲げシートの折り部に確実に折り目付けするための動作を開始するときの図。 中綴じ製本ユニットのプレスローラ対が折り曲げシートの折り部に確実に折り目付けするための動作を開始したときの図。 中綴じ製本ユニットのプレスローラ対が折り曲げシートの折り部に押圧を完了したときの図。 プレスローラ対の折り曲げシートの折り部における停止位置を示す図。 中綴じ製本ユニットの第2折り搬送ローラ対によって、折りシート束が排出されている状態図。 先行の折りシート束が折り束トレイに積載された状態図。 先行の折りシート束が上流側へ引き戻された状態図。 後続の折りシート束が先行の中折りシート束上に積載され始めるときの状態図。 後続の折りシート束が先行の中折りシート束上に積載されたときの状態図。 先頭の折りシート束がトレイ上に積載されたときの状態図。 折りシート束を作成するタイミングチャート。 折りシート束の折り状態を同じにするための、枚数と必要プレス停止時間の関係を示した図。 本実施形態の動作を示すフローチャート。 同じく本実施形態の動作を示すフローチャート。 先頭の折りシート束に次の束が入り込んだときの状態図。 従来のシート処理装置の正面図。 従来のシートシート処理装置において第2折りローラの駆動機構の斜視図。 従来のシート処理装置の動作説明図。
符号の説明
150 CPU回路部(制御手段)
800 中綴じ製本ユニット
810a,810b 折りローラ(折り手段)
860 折り目プレスユニット(折り目強化機構)
861a,861b プレスローラ
862 プレスホルダ

Claims (13)

  1. 複数枚を束ねたシート束に折り処理を施す折り手段と、
    前記折り手段により折られたシート束の折りを押圧して折り目を強化する折り目強化機構と
    前記折り目強化機構をシート束に対して、シート束の折り部を押圧した状態で、シート束の折り目に沿って相対移動させる移動手段と、
    前記移動手段を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、シート束の折り目に沿った前記折り目強化機構シート束の前記相対移動間に、前記折り目強化機構とシート束の前記相対移動を、シート束の折り部を押圧した状態で、少なくとも一回、所定時間停止するよう前記移動手段を制御することを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記制御手段は、シート束の折り部を押圧中の前記折り目強化機構とシート束の相対移動停止継続時間と相対移動停止回数のうち、少なくとも一方変更可能であることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記制御手段は、シート束の折り部を押圧中の前記折り目強化機構とシート束の相対移動停止継続時間及び相対移動停止回数の少なくとも一方を、シート束の剛度前記折り手段に搬入される際のシート搬送方向の長さ、及びシート束を形成するシートの枚数のうち少なくとも1つの条件に応じて変更することを特徴とする請求項2に記載のシート処理装置。
  4. 前記制御手段は、シート束の剛度が所定の剛度よりも大きいとき、シート束の折り部を押圧中の前記折り目強化機構とシート束の相対移動停止継続時間を、シート束の剛度が所定の剛度よりも小さいときよりも増やすよう制御することを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
  5. 前記制御手段は、シート束の剛度が所定の剛度よりも大きいとき、シート束の折り部を押圧中の前記折り目強化機構とシート束の相対移動停止回数を、前記シート束の剛度が所定の剛度よりも小さいときよりも増やすよう制御することを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
  6. 前記制御手段は、シート束のシート搬送方向の長さが所定の長さよりも短いとき、シート束の折り部を押圧中の前記折り目強化機構とシート束の相対移動停止継続時間を、シート束のシート搬送方向の長さが所定の長さよりも長いときよりも増やすよう制御することを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
  7. 前記制御手段は、シート束のシート搬送方向の長さが所定の長さよりも短いとき、シート束の折り部を押圧中の前記折り目強化機構とシート束の相対移動停止回数を、シート束のシート搬送方向の長さが所定の長さよりも長いときよりも増やすよう制御することを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
  8. 前記制御手段は、シート束を形成するシートの枚数が所定の枚数よりも多いとき、シート束の折り部を押圧中の前記折り目強化機構とシート束の相対移動停止継続時間を、シート束を形成するシートの枚数が所定の枚数よりも少ないときよりも増やすよう制御することを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
  9. 前記制御手段は、シート束を形成するシートの枚数が所定の枚数よりも多いとき、シート束の折り部を押圧中の前記折り目強化機構とシート束の相対移動停止回数を、シート束を形成するシートの枚数が所定の枚数よりも少ないときよりも増やすよう制御することを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
  10. 前記制御手段は、シート束の折り部を押圧中の前記折り目強化機構のシート束に対する停止位置に応じて相対移動停止継続時間を変更することを特徴とする請求項2又は3に記載のシート処理装置。
  11. 前記折り目強化機構が、折られたシート束の折り部を挟圧し、折り目に沿って相対的に転動移動する一対のプレスローラを備えたことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  12. 前記折り手段が、外周の長手方向に凹凸を形成した一対の折りローラを有し、前記一対の折りローラ対の一方と他方を、互いの凹部と凹部、凸部と凸部を対向させてニップを形成したものであり、
    シート束の折り部を押圧中の前記折り目強化機構のシート束に対する停止位置を前記折りローラの凹部に対応する位置に設定したことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  13. シートに画像を形成する画像形成部と、
    画像形成されたシート束を処理する請求項1乃至12のいずれか1項に記載のシート処理装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
JP2008008379A 2007-02-02 2008-01-17 シート処理装置、及びそれを備えた画像形成装置 Active JP4721463B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008008379A JP4721463B2 (ja) 2007-02-02 2008-01-17 シート処理装置、及びそれを備えた画像形成装置
US12/019,951 US7802779B2 (en) 2007-02-02 2008-01-25 Sheet processing apparatus and image forming device having the same
EP08150986.1A EP1964805B1 (en) 2007-02-02 2008-02-01 Sheet folding and creasing apparatus allowing intermittent relative movement between the sheets and the creasing unit
CN2008100070723A CN101234717B (zh) 2007-02-02 2008-02-01 薄片处理装置和具有该装置的图像形成设备
EP14163619.1A EP2759412B1 (en) 2007-02-02 2008-02-01 Sheet folding and creasing apparatus allowing intermittent relative movement between the sheets and the creasing unit
US12/860,319 US7922162B2 (en) 2007-02-02 2010-08-20 Sheet processing apparatus and image forming device having the same

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007024371 2007-02-02
JP2007024371 2007-02-02
JP2008008379A JP4721463B2 (ja) 2007-02-02 2008-01-17 シート処理装置、及びそれを備えた画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008207964A JP2008207964A (ja) 2008-09-11
JP2008207964A5 JP2008207964A5 (ja) 2011-01-27
JP4721463B2 true JP4721463B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=39534834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008008379A Active JP4721463B2 (ja) 2007-02-02 2008-01-17 シート処理装置、及びそれを備えた画像形成装置

Country Status (4)

Country Link
US (2) US7802779B2 (ja)
EP (2) EP1964805B1 (ja)
JP (1) JP4721463B2 (ja)
CN (1) CN101234717B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9061859B2 (en) 2013-01-28 2015-06-23 Ricoh Company, Limited Sheet processing apparatus and image forming system

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8146904B2 (en) * 2007-11-27 2012-04-03 Canon Kabushiki Kaisha Sheet stacking apparatus, sheet processing apparatus, and image forming apparatus
JP5550268B2 (ja) * 2008-07-11 2014-07-16 キヤノン株式会社 シート処理装置、および画像形成装置
US8201815B2 (en) * 2008-11-12 2012-06-19 Kabushiki Kaisha Toshiba Sheet folding apparatus, image forming apparatus using the same, and sheet folding method
DE102008058953A1 (de) * 2008-11-25 2010-05-27 Heidelberger Druckmaschinen Ag Sammelhefter
JP5218013B2 (ja) * 2008-12-17 2013-06-26 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 用紙載置ユニット、後処理装置、及び画像形成システム
JP5136430B2 (ja) * 2009-01-13 2013-02-06 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 後処理装置及び画像形成システム
JP5493968B2 (ja) * 2009-05-11 2014-05-14 株式会社リコー シート折り装置及び画像形成装置
US8960059B2 (en) * 2009-06-08 2015-02-24 Baumuller Nurnberg Gmbh Variable folding system comprising linear drives, especially for printing machines
JP5233947B2 (ja) * 2009-10-09 2013-07-10 富士ゼロックス株式会社 搬送装置及び画像形成装置
KR20110100410A (ko) * 2010-03-04 2011-09-14 삼성전자주식회사 인쇄매체 후처리 장치 및 그 제어방법
JP5631056B2 (ja) * 2010-05-14 2014-11-26 キヤノン株式会社 シート処理装置
JP5569246B2 (ja) * 2010-08-17 2014-08-13 株式会社リコー 用紙折り装置、用紙処理装置及び画像形成装置
JP5871173B2 (ja) * 2010-09-09 2016-03-01 株式会社リコー シート後処理装置、及び画像形成装置
JP5618256B2 (ja) * 2010-12-22 2014-11-05 株式会社リコー シート折り増し装置、シート処理装置及び画像形成装置
US8632065B2 (en) * 2011-03-23 2014-01-21 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Sheet processing apparatus
JP2012201462A (ja) 2011-03-25 2012-10-22 Canon Inc シート処理装置
JP2012214295A (ja) * 2011-03-30 2012-11-08 Canon Inc シート束の折り頂部を平坦化するシート処理装置及び当該シート処理装置を備える画像形成装置
JP5295326B2 (ja) * 2011-07-20 2013-09-18 キヤノン株式会社 シート処理装置及び画像形成装置
EP2634125B1 (en) * 2012-03-01 2014-08-06 SDD Holding B.V. Device for folding a stack of sheets
EP2708484B1 (en) * 2012-09-18 2015-02-11 Ricoh Company Ltd. Sheet processing apparatus, image forming system, and method of enhancing folding of sheet bundle
JP5798997B2 (ja) * 2012-10-10 2015-10-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート折り装置およびこれを備えたシート後処理装置、並びに画像形成装置
CN103787123A (zh) * 2012-11-02 2014-05-14 致伸科技股份有限公司 纸张处理装置
JP5874631B2 (ja) * 2012-12-28 2016-03-02 株式会社リコー シート処理装置および画像処理システム
JP5870986B2 (ja) * 2013-01-18 2016-03-01 株式会社リコー シート処理装置及び画像形成システム
JP5817809B2 (ja) 2013-01-18 2015-11-18 株式会社リコー シート処理装置及び画像形成システム
JP6102272B2 (ja) * 2013-01-18 2017-03-29 株式会社リコー シート処理装置及び画像形成システム
JP6044878B2 (ja) * 2013-01-18 2016-12-14 株式会社リコー シート処理装置及び画像形成システム
JP5825564B2 (ja) * 2013-01-18 2015-12-02 株式会社リコー シート処理装置及び画像形成システム
JP5713126B1 (ja) * 2014-03-24 2015-05-07 富士ゼロックス株式会社 後処理装置
US9993987B2 (en) 2014-10-28 2018-06-12 Ricoh Company, Ltd. Sheet processing device, image forming system, and sheet processing method
US9789660B2 (en) * 2015-01-23 2017-10-17 Canon Finetech Nisca Inc. Sheet processing device, image forming device provided with the same, and folded sheet pressing method
DE102018000754A1 (de) 2018-01-31 2019-08-01 Lohmann Gmbh & Co. Kg Klebebandlaminiereinrichtung zur blasenfreien Verbindung starrer Materialien
JP7283062B2 (ja) * 2018-11-30 2023-05-30 セイコーエプソン株式会社 中綴じ処理装置
JP7215291B2 (ja) * 2019-03-28 2023-01-31 株式会社リコー 増し折り装置、後処理装置、及び画像形成システム
CN110406174B (zh) * 2019-08-30 2024-06-11 重庆市开州区三中印务有限公司 防近视作业本生产用压平装置
CN112249793B (zh) * 2020-12-11 2021-02-26 虎丘影像(苏州)有限公司 一种具有快速成型功能的一体化传输装置
CN113172946A (zh) * 2021-05-19 2021-07-27 丽水市新时代教育印刷有限公司 一种用于无墨折痕作业本生产的折痕辊筒

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3083010A (en) * 1962-05-16 1963-03-26 Avco Corp Blueprint folding machine
GB1195183A (en) * 1968-02-02 1970-06-17 Kalle Ag Apparatus for Folding Sheet-Material.
US3698705A (en) * 1971-03-05 1972-10-17 Funk & Co Inc Apparatus for folding flexible sheets
US5876320A (en) * 1996-08-01 1999-03-02 Bell & Howell Cope Company Universal half folder apparatus
NL1008727C2 (nl) * 1998-03-27 1999-09-28 Oce Tech Bv Werkwijze en inrichting voor het pletten van een langs een vouwlijn gevouwen product.
CN1178800C (zh) * 1998-09-29 2004-12-08 惠普公司 加工小册子的方法和设备
US6024682A (en) * 1998-11-23 2000-02-15 Xerox Corporation Automatically continuously variable fold position sheet folding system with automatic length and skew correction
JP3571986B2 (ja) * 1999-07-06 2004-09-29 キヤノン株式会社 シート処理装置及びこれを備える画像形成装置
US6647243B2 (en) * 2000-10-16 2003-11-11 Canon Kabushiki Kaisha Sheet treating apparatus, method of mounting sheet treating apparatus, and image forming apparatus
US7107006B1 (en) * 2000-10-16 2006-09-12 Canon Kabushi Kaisha Sheet treating apparatus, method of mounting sheet treating apparatus, and image forming apparatus
JP3817424B2 (ja) * 2000-12-28 2006-09-06 キヤノン株式会社 シート折り装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2003155156A (ja) * 2001-09-07 2003-05-27 Canon Inc シート処理装置及び画像形成装置
JP3918545B2 (ja) * 2001-12-13 2007-05-23 コニカミノルタホールディングス株式会社 用紙後処理方法及び用紙後処理装置
JP2003341930A (ja) * 2002-05-22 2003-12-03 Konica Minolta Holdings Inc 用紙後処理方法及び用紙後処理装置
JP3746472B2 (ja) * 2002-07-31 2006-02-15 株式会社リコー 用紙処理装置及び画像形成システム
US6905118B2 (en) * 2002-07-31 2005-06-14 Ricoh Company, Ltd. Sheet finisher and image forming system using the same
JP2004106991A (ja) * 2002-09-17 2004-04-08 Ricoh Co Ltd 用紙処理装置及び画像形成システム
JP2005212991A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Kyocera Mita Corp 用紙処理装置及び用紙処理方法
JP4217640B2 (ja) * 2004-02-27 2009-02-04 キヤノン株式会社 シート束背面折り部平坦処理装置、シート束処理装置及び画像形成装置
JP4560413B2 (ja) * 2004-02-27 2010-10-13 キヤノン株式会社 シート束背面折り部平坦処理装置、シート処理装置、及び画像形成装置
JP4448059B2 (ja) * 2005-05-19 2010-04-07 キヤノン株式会社 シート束背部処理装置、シート束処理装置及び画像形成装置
JP4514217B2 (ja) * 2005-06-10 2010-07-28 キヤノン株式会社 シート処理装置および画像形成装置
JP4759345B2 (ja) * 2005-08-31 2011-08-31 キヤノン株式会社 シート処理装置、および画像形成装置
JP4724508B2 (ja) * 2005-09-13 2011-07-13 キヤノン株式会社 シート処理装置及び画像形成装置
JP4610475B2 (ja) * 2005-11-28 2011-01-12 キヤノンファインテック株式会社 シート処理装置及び画像形成装置
US7850156B2 (en) * 2007-06-19 2010-12-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Sheet finisher, image forming apparatus using the same, and sheet finishing method
US7950643B2 (en) * 2007-09-04 2011-05-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Sheet finisher, image forming apparatus using the same, and sheet finishing method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9061859B2 (en) 2013-01-28 2015-06-23 Ricoh Company, Limited Sheet processing apparatus and image forming system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008207964A (ja) 2008-09-11
US7802779B2 (en) 2010-09-28
US20080214377A1 (en) 2008-09-04
US20110037215A1 (en) 2011-02-17
EP2759412B1 (en) 2015-06-17
EP1964805A2 (en) 2008-09-03
US7922162B2 (en) 2011-04-12
CN101234717A (zh) 2008-08-06
EP2759412A1 (en) 2014-07-30
EP1964805B1 (en) 2018-07-25
EP1964805A3 (en) 2008-09-17
CN101234717B (zh) 2012-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4721463B2 (ja) シート処理装置、及びそれを備えた画像形成装置
JP4724508B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
US7681872B2 (en) Sheet processing apparatus and image forming apparatus
JP5063309B2 (ja) シート積載装置、シート処理装置、画像形成装置
JP6360368B2 (ja) シート処理装置及びこれを備える画像形成装置並びにシート増し折り方法
JP5284060B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP5106061B2 (ja) シート積載装置、シート処理装置、画像形成装置
JP4438071B2 (ja) シート処理装置及び該装置を備えた画像形成装置
JP5528099B2 (ja) シート後処理装置およびこれを備えた画像形成装置
JP4514217B2 (ja) シート処理装置および画像形成装置
JP5295326B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP6410018B2 (ja) シート処理装置及びこれを備える画像形成装置
JP4871750B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP2012001367A (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP4514218B2 (ja) シート処理装置および画像形成装置
JP6553334B2 (ja) シート処理装置及びこれを備える画像形成装置
JP2007045620A (ja) シート後処理装置、および画像形成装置
JP5268582B2 (ja) シート積載装置及び画像形成装置
JP4795261B2 (ja) シート後処理装置および画像形成装置
JP5511499B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP5496396B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP2007153482A (ja) シート処理装置、および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101208

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101208

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20101208

TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20110303

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110404

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4721463

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150