JP4312688B2 - シートに用いるへッドレスト - Google Patents

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Description

この発明は、曲り部分を有する袋状表皮にウレタンを一体発泡させて成形されるところの一体発泡品、シートに用いるヘッドレスト、シートに用いるシート・クッション、およびシートに用いるシート・バックなどに関する。
自動車シートに用いるヘッドレストは、表面表皮片および裏面表皮片が剛性の高い表皮材を用い、そして、曲り部分を有する形状で袋状に縫い合わせられるところの袋状表皮にヘッドレスト・フレームを組み合わせてその袋状表皮内にウレタンを一体発泡させて成形されるので、その縫い合わせ部分が蛇行する不具合があった。特に、そのヘッドレストに曲り部分があると、その袋状表皮に無理がかかってその曲り部分でその縫い合わせ部分に蛇行が発生し易い。
特開2000−166708公報
この発明の課題は、複数の表皮片から袋状の縫い合わせられる袋状表皮にウレタンを一体発泡させることによってその袋状表皮のその縫い合わせ部分の蛇行を未然に防止でき、さらには、その袋状表皮の曲り部分においてもその縫い合わせ部分の蛇行を未然に防止でき、そして、その袋状表皮のその曲り部分に発生する折れ皺も合わせて解消できて外観仕上りを確保するところの一体発泡品、シートに用いるヘッドレスト、シート・クッション、およびシート・バックなどの提供にある。
この発明のシートに用いるヘッドレストは、裏面表皮片が表面表皮片の表皮材よりも柔軟で伸びのある表皮材を用い、そして、その表面表皮片および裏面表皮片が曲り部分を有する形状で袋状に縫い合わせられる袋状表皮にヘッドレスト・フレームを組み合わせ、そして、ウレタンを一体発泡させて成形される。
この発明では、その袋状表皮がその表面表皮片に剛性の高い表皮材を、その裏面表皮片にその表面表皮片のその表皮材よりも柔軟で伸びのある表皮材をそれぞれ用い、そして、その曲り部分を有する形状でその表面表皮片および裏面表皮片から袋状に縫い合わせられるので、そのウレタンが成形型内でその袋状表皮に一体発泡される際、その裏面表皮片が伸び、その表面表皮片はその裏面表皮片による拘束が弱まってその成形型になじみ、その袋状表皮のその縫い合わせ部分の蛇行は防止され、そして、その袋状表皮のその曲り部分においてもその縫い合わせ部分の蛇行が解消され、その袋状表皮のその曲り部分に発生する折れ皺も合わせて解消されて外観仕上りが確保される。
その袋状表皮がその表面表皮片に剛性の高いその表皮材を、その裏面表皮片にその表面表皮片のその表皮材よりも伸びのあるその表皮材をそれぞれ用いる。そのシートに用いるヘッドレストでは、その表面表皮片はそのシートのシート・クッションやシート・バックに合わせて合成皮革を用い、一方、その裏面表皮片は視覚され難い部分でもあってニット系生地を用い、そして、その袋状表皮が逆L字状でその表面表皮片および裏面表皮片から袋状に縫い合わせられる。
以下、特定されて図示された具体例に基づいて、この発明のシートに関するヘッドレストを説明するに、図1および図2は、自動車のリア・シートに活用されるところのこの発明のシートに用いるヘッドレストの具体例10を示し、そして、このシートに用いるヘッドレスト10は、裏面表皮片15が表面表皮片14の表皮材よりも柔軟で伸びのあるその表皮材を用い、そして、その表面表皮片14および裏面表皮片15が曲り部分16を有する形状で袋状に縫い合わせられる袋状表皮13にヘッドレスト・フレーム11を組み込んで成形型(図示せず)内に配置され、ウレタンがその成形型内でその袋状表皮13に一体発泡され、ヘッドレスト・パッド12に成形されると、全体的に逆L字状に形成され、そして、その成形型から取り出され、それから、そのヘッドレスト・フレーム11にスティ18、18を取り付けて完成される。
その表面表皮片14は、そのリア・シートのシート・クッションおよびシート・バックの表皮に使われる表皮材と同じで剛性の高い表皮材であるところの合成皮革を用い、一方、その裏面表皮片15は、視覚され難い部分であることからその表面表皮片14の表皮材よりも柔軟で伸びのある表皮材であるところのニット系生地を用いる。
そのスティ18、18葉、所定の長さのスチール・ロッドかU字状に折り曲げられるところの一体構造に成形されてそのヘッドレスト・フレームの11に取り付け易くされている。
したがって、そのヘッドレスト10では、その袋状表皮13がその表面表皮片14に剛性の高い合成皮革を、その裏面表皮片15がその表面表皮片14の合成皮革よりも柔軟で伸びのあるニット系生地をそれぞれ用い、そして、その曲り部分16を有する逆L字形状でその表面表皮片14および裏面表皮片15から袋状に縫い合わせられるので、そのウレタンがその成形型内でその袋状表皮13に一体発泡されてそのヘッドレスト・パッド12に形成される際、その裏面表皮片15が伸び、その表面表皮片14はその縫い合わせ部分17の蛇行が防止され、そして、その袋状表皮13のその曲り部分16においてもその縫い合わせ部分17の蛇行が解消され、その袋状表皮13のその曲り部分16に発生する折れ皺も合わせて解消されて外観仕上りが確保される。
先に図面を参照して説明されたところのこの発明の特定された具体例から明らかであるように、この発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(nature)および本質(substance)に由来し、そして、それらを内在させると客観的に認められる別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容は、その発明の課題に相応し(be commensurate with)、そして、その発明の成立に必須である。
上述から理解されるように、この発明のシートに用いるヘッドレストは、裏面表皮片が表面表皮片の表皮材よりも柔軟で伸びのある表皮材を用い、そして、その表面表皮片および裏面表皮片が曲り部分を有する形状で袋状に縫い合わせられる袋状表皮にヘッドレスト・フレームを組み合わせ、そして、ウレタンを一体発泡させて成形されるので、この発明のシートに用いるヘッドレストでは、そのウレタンが成形型内でその袋状表皮に一体発泡される際、その裏面表皮片が伸び、その表面表皮片はその裏面表皮片により拘束が弱まってその成形型になじみ、その袋状表皮のその縫い合わせ部分の蛇行が防止され、そして、その袋状表皮のその曲り部分においてもその縫い合わせ部分の蛇行が解消され、その袋状表皮のその曲り部分に発生する折れ皺も合わせて解消されて外観仕上りが確保され、その結果、自動車シートにとって非常に有用で実用的である。
自動車のリア・シートに活用されるところのこの発明のシートに用いるヘッドレストの具体例を示した斜視図である。 図1の2−2線に沿って示した断面図である。
11 ヘッドレスト・フレーム
12 ヘッドレスト・パッド
13 袋状表皮
14 表面表皮片
15 裏面表皮片
16 曲り部分
17 縫い合わせ部分
18 スティ

Claims (1)

  1. 表面表皮片がシートの表皮に使われる表皮材と同じで剛性の高い表皮材を用い、裏面表皮片がその表面表皮片の表皮材よりも柔軟で伸びのある表皮材を用い、そして、その表面表皮片および裏面表皮片が曲り部分を有する形状で袋状に縫い合わせられる袋状表皮にヘッドレスト・フレームに組み込んでウレタンを一体発泡させて全体的に側面略逆L字状に成形されるところのシートに用いるヘッドレスト。
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