JP4217228B2 - ワイパ装置 - Google Patents
ワイパ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4217228B2 JP4217228B2 JP2005139520A JP2005139520A JP4217228B2 JP 4217228 B2 JP4217228 B2 JP 4217228B2 JP 2005139520 A JP2005139520 A JP 2005139520A JP 2005139520 A JP2005139520 A JP 2005139520A JP 4217228 B2 JP4217228 B2 JP 4217228B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pivot shaft
- frame member
- wiper
- water
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 15
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 17
- 235000021189 garnishes Nutrition 0.000 description 16
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 13
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
Images
Description
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、簡単な構成でワイパ装置のワイパモータなどの被水を防止することである。
このワイパ装置では、カウルトップガーニッシュなどの開口部と、フレーム部材、ワイパモータ、およびリンク機構との間に被水防止部材が配置され、従来ではフレーム部材、ワイパモータ、およびリンク機構とピボットシャフトとの接続部分に直接に滴下していた雨水などが被水防止部材を伝い、ワイパモータなどを被水させることなく排出されるようになる。
このワイパ装置では、カウルトップガーニッシュなどの開口部と、フレーム部材の第一、第二貫通孔、ワイパモータ、およびリンク機構との間に被水防止部材が配置され、従来では第一、第二貫通孔の隙間、ワイパモータ、およびリンク機構とピボットシャフトとの接続部分に直接に滴下していた雨水などが被水防止部材を伝い、ワイパモータなどを被水させることなく排出されるようになる。このためワイパモータの接続部分、リンク機構、および第一、第二貫通孔の内部に雨水などが浸入しなくなる。特に、車両のガラス面の曲率やガラス面の面積に対して、第一ピボットシャフトと第二ピボットシャフトとを近い位置に配設しなければなければならない場合、互いのピボットシャフトの間に被水防止部材を配置することにより、ウルトップガーニッシュなどの開口部から滴下する雨水などでワイパモータやリンク機構に被水することを防止できる。
このワイパ装置では、シート状の被水防止部材に形成された貫通孔に、ピボットシャフトを貫通させることで、フレーム部材側のピボットシャフトの支持部分、ワイパモータ、およびリンク機構を覆い、これによって水密構造を形成する。
このワイパ装置では、ピボットシャフトに防水キャップを装着することで、ピボットシャフトを伝わる雨水などが、フレーム部材側のピボットシャフトの支持部分、リンク機構に浸入することを防止する。さらに、この防水キャップを被水防止部材の固定手段として使用することで、被水防止部材の位置ずれを防止すると共に、ピボットシャフトの周りの水密構造をさらに確実なものにする。
請求項5に係る発明は、請求項1に記載のワイパ装置において、前記ピボットシャフトに装着される防水キャップと前記フレーム部材との間で前記被水防止部材を挟み込むことによって前記被水防止部材が前記フレーム部材に取り付けられていることを特徴とするワイパ装置とした。
図1及び図2に示すように、ワイパ装置1は、湾曲した細長形状を有するフレーム部材2を有している。フレーム部材2の両端部には、ブラケット3,4が一体に形成されており、これらブラケット3,4にはフレーム部材2を車体側に取り付ける際に用いる取付座5が複数突設されている。これらフレーム部材2、ブラケット3,4、取付座5はダイカスト成形により一体に形成されている。さらに、一方のブラケット4には、ワイパモータ6がモータブラケット7を介して固定されている。
第一リンクアーム13は細長形状を有し、その一端部にはフレーム部材2を貫通する第一ピボットシャフト20が固定されている。第一ピボットシャフト20は、第一リンクアーム13の長手方向と直交する軸線S2方向に延設されている。このような第一ピボットシャフト20がフレーム部材2に形成された貫通孔に挿通支持されることで、第一リンクアーム13は、図1に軌跡C2で示すような円弧状に揺動運動をすることができる。また、第一リンクアーム13の他端部には、リンクロッド16がピン21で回動自在に連結されている。ピン21は、コネクティングロッド11に連結されるピン14が固定される第一リンクアーム13の面と反対側の面に固定されている。
第二リンクアーム15は、細長形状を有し、その一端部にはフレーム部材2を貫通する第二ピボットシャフト23が固定されている。第二ピボットシャフト23は、第二リンクアーム15の長手方向と直交する軸線S3方向に延設されている。このような第二ピボットシャフト23がフレーム部材2に形成された貫通孔に挿通支持されることで、第二リンクアーム15は、軌跡C3で示すような円弧状に揺動運動をすることができる。
図6は、車体のフロント部分の概略断面図であり、車両前面のウインドシールドガラス51の下端部と、ボンネット52の後端との間には、樹脂製のカウルトップガーニッシュ53が車幅方向に帯状に延設されている。このカウルトップガーニッシュ53には、空調装置に外気を導入したり、ワイパ装置1のピボットシャフト20,23を挿通させたりするためのスリット54が複数形成されている。カウルトップガーニッシュ53の先端部は、シール部材55を介してカウルパネル56に固定されている。カウルパネル56は、カウルトップガーニッシュ53が固定されている箇所から、ウインドシールドガラス51の下端部にかけて車幅方向に延びる凹形状を有し、ウインドシールドガラス51の下端部に例えば、接着剤57で固定されている。
まず、ワイパ装置1でウインドシールドガラス51を払拭する際には、車両に搭載されている不図示の電源(バッテリ)からワイパモータ6に通電を行う。ワイパモータ6のロータの回転は、モータブラケット7内の減速機構を介して駆動軸8に伝達され、駆動軸8に固定されたクランクアーム9が軌跡C1に示すように駆動軸8の軸線S1回りに回転する。ここで、クランクアーム9には、ピン10でコネクティングロッド11の一端部が回動自在に連結されており、さらにコネクティングロッド11の他端部には第一リンクアーム13がピン14で回動自在に連結されているので、クランクアーム9の回転運動に従って、第一リンクアーム13が駆動させられる。第一リンクアーム13は、ピボットシャフト20によってフレーム部材2に回動自在に支持されている。したがって、クランクアーム9の回転運動は、ピボットシャフト20を中心とする第一リンクアーム13の揺動運動に変換される。
例えば、被水防止部材を固定するために、フレーム部材に爪等の固定手段を複数形成し、被水防止部材を固定することでピボットシャフトを覆うピボットキャップを不要とすることも可能である。また、パイプ状のフレーム部材の両端にピボットシャフトを回動自在に保持するピボットシャフト取付部をそれぞれ固定したものを用いても良い。さらに、1本のワイパアームでガラス面の払拭を行うワイパ装置を用いる場合には、被水防止部材にピボットシャフトを貫通する貫通孔を設け、フレーム部材に設けられた少なくとも1つの係止爪等の固定手段により被水防止部材を固定しても良い。同様に、複数のピボットシャフトのそれぞれが離間している場合は、それぞれのピボットシャフトに被水防止部材を固定しても良い。
Claims (5)
- ワイパモータと、
前記ワイパモータが取り付けられるフレーム部材と、
前記フレーム部材に回動自在に取り付けられたピボットシャフトと、
前記ワイパモータの回転によって前記ピボットシャフトを揺動させるリンク機構と、
前記ワイパモータの被水を防止する被水防止部材とを有し、
前記被水防止部材は、前記ピボットシャフトに貫通されることで前記フレーム部材に取り付けられていると共に、少なくとも前記ワイパモータおよび前記リンク機構を覆うことを特徴とするワイパ装置。 - ワイパモータと、
前記ワイパモータが取り付けられるフレーム部材と、
前記フレーム部材に設けられた第一貫通孔に挿通支持される第一ピボットシャフトと、
前記フレーム部材に設けられた第二貫通孔に挿通支持される第二ピボットシャフトと、
前記第一ピボットシャフトと、前記第二ピボットシャフトとのそれぞれに回動可能に連結され、前記ワイパモータの回転運動を揺動運動に変換するリンク機構と、
前記フレーム部材に取り付けられ、少なくとも、前記ワイパモータおよび前記リンク機構を覆う被水防止部材と、
を有することを特徴とするワイパ装置。 - 請求項2に記載のワイパ装置において、
前記被水防止部材は、前記第一ピボットシャフト及び前記第二ピボットシャフトがそれぞれ貫通する貫通孔が形成されたシート部材からなることを特徴とするワイパ装置。 - 請求項2または請求項3のいずれか一項に記載のワイパ装置において、
前記第一ピボットシャフトおよび前記第二ピボットシャフトの少なくともいずれか一方に装着される防水キャップと前記フレーム部材との間で前記被水防止部材を挟み込むことによって前記被水防止部材が前記フレーム部材に取り付けられていることを特徴とするワイパ装置。 - 請求項1に記載のワイパ装置において、
前記ピボットシャフトに装着される防水キャップと前記フレーム部材との間で前記被水防止部材を挟み込むことによって前記被水防止部材が前記フレーム部材に取り付けられていることを特徴とするワイパ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005139520A JP4217228B2 (ja) | 2005-05-12 | 2005-05-12 | ワイパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005139520A JP4217228B2 (ja) | 2005-05-12 | 2005-05-12 | ワイパ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006315511A JP2006315511A (ja) | 2006-11-24 |
JP4217228B2 true JP4217228B2 (ja) | 2009-01-28 |
Family
ID=37536565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005139520A Expired - Fee Related JP4217228B2 (ja) | 2005-05-12 | 2005-05-12 | ワイパ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4217228B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7889308B2 (en) | 2006-06-30 | 2011-02-15 | Lg Display Co., Ltd. | Liquid crystal display device |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5151187B2 (ja) * | 2007-03-07 | 2013-02-27 | 日産自動車株式会社 | ワイパピボット装置 |
JP5122251B2 (ja) | 2007-11-19 | 2013-01-16 | 株式会社ミツバ | 車両用ワイパー装置 |
JP2016094081A (ja) * | 2014-11-13 | 2016-05-26 | アスモ株式会社 | 車両用ワイパ装置及び車体前部構造 |
JP6661484B2 (ja) * | 2016-07-11 | 2020-03-11 | 小島プレス工業株式会社 | カウルルーバ |
JP2018193066A (ja) * | 2018-09-12 | 2018-12-06 | 株式会社デンソー | 車両用ワイパ装置及び車体前部構造 |
-
2005
- 2005-05-12 JP JP2005139520A patent/JP4217228B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7889308B2 (en) | 2006-06-30 | 2011-02-15 | Lg Display Co., Ltd. | Liquid crystal display device |
US8373840B2 (en) | 2006-06-30 | 2013-02-12 | Lg Display Co., Ltd. | Liquid crystal display device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006315511A (ja) | 2006-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8046866B2 (en) | Wiper system | |
JP2009513442A (ja) | 自動車におけるフロントガラスのためのワイパ装置 | |
JP4217228B2 (ja) | ワイパ装置 | |
JP3934509B2 (ja) | 防水キャップとピボットホルダとの固定構造及びモジュール型ワイパ装置 | |
KR101045772B1 (ko) | 와이핑 각도 조정을 위한 방법 | |
EP1834851B1 (en) | Wiper system | |
JP3798368B2 (ja) | ワイパー装置 | |
JP2007245809A (ja) | ワイパ装置 | |
JP2007196959A (ja) | 車両用ワイパ装置 | |
JP6503922B2 (ja) | 車両ワイパ装置 | |
KR101628605B1 (ko) | 자동차용 와이퍼 장치 | |
JP4425222B2 (ja) | ワイパピボットおよびワイパ装置 | |
JP2004017894A (ja) | ワイパピボット装置 | |
JP2008184041A (ja) | ワイパ装置及びワイパ装置用防水カバー | |
JP5151187B2 (ja) | ワイパピボット装置 | |
JP2011079464A (ja) | 車両用ワイパ装置 | |
KR101769141B1 (ko) | 자동차용 와이퍼 | |
JP3215662B2 (ja) | 車両用ワイパ装置 | |
JP4630290B2 (ja) | ウインドシールドワイパ装置を備えた車両 | |
JP3178077U (ja) | ワイパー装置 | |
KR100757129B1 (ko) | 차량의 보조 블레이드를 갖춘 와이퍼장치 | |
KR200286022Y1 (ko) | 와이퍼 아암용 피봇축의 방수장치 | |
JP6523363B2 (ja) | ワイパ装置 | |
JP2004503433A (ja) | ワイパアームを駆動するための装置 | |
JP2011102049A (ja) | 車両用ワイパ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080729 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080912 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081014 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081107 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121114 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131114 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |