JP4190642B2 - Sliding door magnet catcher - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、引戸を閉めたとき、枠体や柱に当接した引戸が荒閉めにより跳ね返ったり、不用意に開いたりしないように、引戸を枠体や柱に磁石の力で吸着させるマグネットキャッチャーに関する。
【0002】
【従来の技術】
磁石とこの磁石が吸着する磁性体を一対として構成した戸のマグネットキャッチャーは、基本的に周知で多数の提案がなされており、開き戸や引戸の固定装置として建具、物置等に使用されている。
【0003】
図5は、マグネットキャッチャーを引戸の開き防止装置として使用した周知の例を示しており、枠体50の引戸51との当接面に磁性体52を設けると共に、引戸51の枠体50との当接面に磁石53が設けてある。引戸51を閉めたとき、磁石53と磁性体52の吸着により引戸51と枠体50は吸着し、引戸51が枠体50から跳ね返ったり不用意に開かないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の引戸のマグネットキャッチャーは、図において誇張して示すように、枠体50が歪んだり変形していて引戸51と枠体50の当接面に隙間Sが生じる建て付けでは、閉めた引戸51の戻り運動により磁石53の吸着力が負けて吸着力が働かない状態になる。従って、引戸51は、わずかな傾斜があっても動いてしまったり、不用意に開かれてしまうことがあり、閉鎖状態を確実に維持することができなかった。
【0005】
また、枠体50に歪みがなく、引戸51が枠体50にぴったり吸着している場合は、引戸51の閉まりが固く閉鎖状態を良く維持するが、引戸51を開く際には、磁石53の吸着力を振り切る強い初動力を必要とする。この為、力の弱い子供やお年寄りには操作の負担が大きいうえに、強く引き過ぎて余勢で引戸51を余分に走行させてしまう不具合があり、使い勝手が悪かった。
【0006】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、引戸と枠体の当接面に隙間があっても引戸が枠体に係着されると共に、引戸の開き易いマグネットキャッチャーにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、引戸と枠体との各当接面にあって、一方の当接面に磁石又は磁性体を有するキャッチャー本体を設けると共にもう一方の当接面に前記キャッチャー本体の磁石又は磁性体と吸着する磁石又は磁性体を有するキャッチャー受体を設けて成る引戸のマグネットキャッチャーにおいて、前記キャッチャー本体のケース内に、軸方向へ摺動可能にして可動体を設け、該可動体は、前記ケースの開口端から出没可能に設けられ、前記磁石又は磁性体を有する頭部と、該頭部から軸方向へ延設され、前記ケース内の隔壁を摺動自在に貫通する太軸部と、該太軸部の後端に設けられたストッパキャップと、該ストッパキャップと前記隔壁との間に挟まれるようにして前記太軸部の周りに設けられ、当該可動体を前記ケース内に引き込む方向へ弾性力を発揮するコイルスプリングと、を含んで構成され、前記キャッチャー本体の磁石又は磁性体と前記キャッチャー受体の磁石又は磁性体とが吸着した引戸閉鎖状態から前記引戸を開くときに、前記可動体が前記コイルスプリングの弾性力に抗して前記ケースの開口端から所定量だけ引き出されるまで前記磁石又は磁性体の吸着が維持された後、この吸着の解除と共に、前記可動体が前記コイルスプリングの弾性力で前記ケース内に引き込まれ、前記ケースの開口端と前記頭部とを面一にする収容状態となるものとした。
これにより、引戸を閉じて磁石が吸着すれば、引戸と枠体との間に隙間ができても引戸の戻り運動に伴い可動体がキャッチャー本体から引き出されて引戸と枠体の係着を維持する。また、引戸を開く際には、引戸の初動に慣性が伴い、磁石の吸着を容易に振り切れる。
【0008】
また、キャッチャー本体のケースを合成樹脂製とすることにより、磁石がケースと磁着せず、磁石の可動体を円滑に作動させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
図1乃至図3は、本発明の引戸のマグネットキャッチャーの第一の実施の形態を示しており、図3に示すように、マグネットキャッチャーMは、枠体30と、この枠体30のレール31上を走行する引戸35との各当接面32、36に設置されるものであり、本実施の形態にあっては、引戸35側の当接面36にキャッチャー本体1が埋設され、枠体30側の当接面32にキャッチャー受体20が埋設されて構成されている。尚、図示とは反対に、引戸35側にキャッチャー受体20を、枠体30側にキャッチャー本体1を埋設してもよい。
【0012】
キャッチャー本体1は、内周壁に隔壁3とストッパ段部4を有する合成樹脂製の円筒状のケース2と、ケース2の基端部開口を閉塞する固着部材5と、ケース2内にコイルスプリング6で引き込まれ、ケース2の開口端2aから先端部を出没可能に収容された可動体10とで構成されている。
【0013】
可動体10は、その太軸部11がケース2の隔壁3の中心の軸受孔3aを摺動自在に貫通し、太軸部11の先端面の中心には雄ネジ部12が突設され、雄ネジ部12には、円柱形の磁石13を収容固着し合成樹脂製の薄肉の磁石カバー14で前面と側面が被覆された頭部15が螺着されており、また、太軸部11の後端面には皿状のストッパキャップ16がビス17で固着されており、頭部15の基端面がケース2の隔壁3の前面に当接すると共にストッパキャップ16が固着部材5に当接した状態でケース2内に収容されている。
【0014】
また、太軸部11周りのコイルスプリング6は、その一端がストッパキャップ16に当接すると共にもう一端を隔壁3の後面に弾性的に当接して可動体10をケース2内に引き込んだ状態に弾性力を維持して装着されている。コイルスプリング6によってケース2に引き込まれている可動体10は、その先端面、即ち、磁石カバー14の外面をケース2の開口端2aと面一にして軸方向に摺動可能となっている。
【0015】
尚、キャッチャー受体20側に磁石を用いる場合は、キャッチャー本体1側の可動体10の磁石に代えて磁性体を使用してもよい。
【0016】
キャッチャー本体1を引戸35に取り付けるには、引戸35の当接面35に開口する取付け孔37の奥面に予め固着部材5をビス7で固定しておき、可動体10を組み込んだケース2を取付け孔37に挿入し、ケース2の後端部と固着部材5とを螺合又はアンダーカット係合で固着すればよい。
【0017】
一方、キャッチャー本体1に対向して枠体30の当接面32に埋設されるキャッチャー受体20は、円形の合成樹脂製のケース21の凹所21aの中央に、雄ネジを刻設した調整体22が回転自在に立設されており、リング状の磁性体23が調整体22と螺合して凹所21a内に進退可能に収容されている。
【0018】
調整体22の先端面にはドライバの先端が係合する係合穴22aが刻設されており、ドライバで調整体22を回転させて磁性体23を凹所21a内で移動させ、キャッチャー受体20の磁性体23とキャッチャー本体1の磁石13との磁着間隔を設けることによりマグネットキャッチャーMの磁着力を調節するようになっている。枠体30にビス止めされたキャッチャー受体20の前面は合成樹脂製のカバー24で被服されている。
【0019】
本実施の形態のマグネットキャッチャーMは以上のように構成されており、引戸35が荒閉めされても磁石13と磁性体23とが吸着して引戸35が枠体30から跳ね返ることがなく、閉鎖状態を維持する。
【0020】
磁石の吸着力とコイルスプリング6との力関係は、可動体10がキャッチャー受体20に吸着している引戸35の閉鎖状態から引戸35を開くとき、吸着した可動体10がバネ圧に抗してケース2から引き出され、可動体10のストッパキャップ16がケース2のストッパ段部4に当接する迄の間、コイルスプリング6を圧縮しながら引戸が初動できるバネ圧に設定してある。磁着面の離反は、ストッパ16、4による可動体10の停止後の引戸35の走行力で行われる。
【0021】
従って、引戸35が枠体30にぴったり当接して磁着していても、引戸35の走行の初動時に慣性が伴うので、磁石の吸着を容易に振り切り切って解放することができる。
【0022】
また、枠体30に歪みや変形があって閉鎖時に枠体30と引戸35との間に隙間が生じるような場合でも、磁性体22に吸着した可動体10が引戸35の戻りに伴いキャッチャー本体から引き出されて引戸35を枠体30に係着状態に保持する。
【0023】
また、引戸35が解放されると、可動体10はコイルスプリング6によってキャッチャー本体1内に引き込まれる。従って、可動体10が邪魔にるようなこともない。
【0024】
また、吸着力が強過ぎる場合は、調整体22を使って磁性体23と磁石13との距離を取り、弱い場合は磁性体23を磁石13にいっぱいに接近させるように調整すると良い。
【0025】
尚、既述したように、本発明におけるマグネットキャッチャーMは、磁石と磁性体との組み合わせに限るものではなく、磁石同志によるN極とS極との組み合わせ、キャッチャー本体に磁性体を設けキャッチャー受体に磁石を設けた組み合わせ、更に、枠体にキャッチャー本体を設け引戸にキャッチャー受体を設けた組み合わせにも適用される。
【0026】
図4は、別の実施の形態を示しており、基本的に上述した第一の実施の形態と同様であるので、共通する部分については第一の実施の形態と同一符号を付してその説明を省略する。
【0027】
本実施の形態は、取り付け施工を簡易化する為のものであり、同図に示すように、キャッチャー本体1は、そのケース2の外周面に複数の抜け止め突起8が突設されており、ケース2の後端開口は栓体9のねじ込みにより閉塞されている。キャッチャー本体1は、引戸35の取り付け孔37に打ち込みによって固着されている。
【0028】
また、キャッチャー受体20は、衝撃を吸収する為に設けたゴム製円盤状の受板25と円盤状の磁性体23とを重ねて取付け穴に収容し、中央を貫通する一本のビス26で固定したものである。尚、磁性体23を取付け穴に直接固定してもよい。
【0029】
本実施の形態は、第一の実施の形態を簡易化したものであり、その作用.効果は第一の実施の形態と同様である。
【0030】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0031】
可動体の磁石がキャッチャー受体の磁性体と吸着した引戸の閉鎖状態から引戸を開くと、可動体がコイルスプリングの弾性力に抗してキャッチャー本体のケースの開口端から所定量だけ引き出されるようにしたので、引戸と枠体との間に隙間が出来てしまう建て付けであっても、引戸を閉じたとき磁石が吸着すれば、引戸の戻り運動に伴い可動体がキャッチャー本体から所定量引き出されて引戸と枠体の係着を維持する。従って、多少建て付けが悪い状態でも、また、少々傾斜状態に建て付けられても、引戸が不用意に解放されてしまうことがない。
【0032】
また、引戸を開くとき、可動体の引き出し作動に伴い引戸の初動に慣性が伴うので、マグネットキャッチャーの吸着が容易に振り切れ、従来のマグネットキャッチャーに比較して引戸の開閉操作が容易であり、解放されると、可動体は引戸内に引き込まれるので邪魔になることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の引戸のマグネットキャッチャーを示す断面図。
【図2】図1の作動状態を示す断面図。
【図3】本発明のマグネットキャッチャーの使用状態を示す説明図。
【図4】別の実施の形態を示す断面図。
【図5】従来例を示す説明図。
【符号の説明】
1 キャッチャー本体,2 ケース,2a 開口端,6 コイルスプリング,10 可動体,13 磁石,20 キャッチャー受体,23 磁性体,30 枠体,32 当接面,35 引戸,36 当接面,M マグネットキャッチャー,[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention provides a magnet catcher that adsorbs a sliding door to a frame or a column with the force of a magnet so that the sliding door that abuts the frame or the column does not rebound or inadvertently open when the sliding door is closed. About.
[0002]
[Prior art]
A magnet catcher of a door configured with a magnet and a magnetic body adsorbed by the magnet as a pair is basically well known and a number of proposals have been made, and is used as a fixing device for a hinged door or a sliding door in a fitting, a storeroom, or the like.
[0003]
FIG. 5 shows a well-known example in which a magnetic catcher is used as a sliding door opening prevention device. A
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, as shown exaggeratedly in the drawing, the conventional sliding door magnet catcher was closed when the
[0005]
In addition, when the
[0006]
The present invention has been made in view of the above-described problems, and it is intended to make a magnetic catcher that is easy to open the sliding door while the sliding door is engaged with the frame even if there is a gap between the contact surfaces of the sliding door and the frame. is there.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention, in the respective abutment surfaces of the sliding door and the frame, the magnet or magnetic body of the catcher body anymore one abutment surface provided with a catcher body having one of the contact surface to the magnet or magnetic body In the magnetic catcher of a sliding door provided with a catcher receiver having a magnet or a magnetic body to be adsorbed, a movable body is provided in the case of the catcher body so as to be slidable in the axial direction. A head having the magnet or the magnetic material, a thick shaft extending in an axial direction from the head and slidably penetrating a partition in the case, A stopper cap provided at the rear end of the thick shaft portion, and provided around the thick shaft portion so as to be sandwiched between the stopper cap and the partition wall, and in a direction of drawing the movable body into the case Elasticity It is configured to include a coil spring to exert, when the magnet or magnetic body of the catcher body and a magnet or magnetic body of the catcher receptacle opens the sliding door from sliding closed state adsorbed, the movable body after the adsorption of the magnet or magnetic body against the elastic force of the coil spring from the open end of the case until it is pulled out by a predetermined amount is maintained, with release of the suction, the movable body of the coil spring The case is drawn into the case by an elastic force, so that the open end of the case is flush with the head portion .
As a result, if the magnet is attracted by closing the sliding door, the movable body is pulled out from the catcher body as the sliding door returns, even if there is a gap between the sliding door and the frame, and the engagement between the sliding door and the frame is maintained. To do. Further, when opening the sliding door, inertia is accompanied by the initial movement of the sliding door, and the magnet can be easily attracted.
[0008]
Moreover, by making the case of the catcher body made of synthetic resin, the magnet is not magnetically attached to the case, and the movable body of the magnet can be operated smoothly.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of the invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0011]
1 to 3 show a first embodiment of a magnetic catcher for a sliding door according to the present invention. As shown in FIG. 3, the magnet catcher M includes a
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
The coil spring 6 around the thick shaft portion 11 is elastic in a state in which one end abuts against the
[0015]
In addition, when using a magnet for the
[0016]
In order to attach the
[0017]
On the other hand, the
[0018]
An
[0019]
The magnet catcher M of the present embodiment is configured as described above, and even if the sliding
[0020]
The force relationship between the magnet attracting force and the coil spring 6 is such that when the sliding
[0021]
Therefore, even if the sliding
[0022]
Even when the
[0023]
When the sliding
[0024]
Further, when the attractive force is too strong, the
[0025]
As described above, the magnet catcher M according to the present invention is not limited to a combination of a magnet and a magnetic body, but a combination of N and S poles by magnets, and a catcher body provided with a magnetic body. The present invention is also applied to a combination in which a magnet is provided on the body, and a combination in which a catcher body is provided on a frame and a catcher receiver is provided on a sliding door.
[0026]
FIG. 4 shows another embodiment, which is basically the same as that of the first embodiment described above. Therefore, common portions are denoted by the same reference numerals as those of the first embodiment, and Description is omitted.
[0027]
This embodiment is for simplifying the installation work. As shown in the figure, the
[0028]
The
[0029]
This embodiment is a simplified version of the first embodiment, and its operation. The effect is the same as in the first embodiment.
[0030]
【The invention's effect】
The present invention is implemented in the form as described above, and has the following effects.
[0031]
When the sliding door is opened from the closed state of the sliding door where the magnet of the movable body is attracted to the magnetic body of the catcher receiver, the movable body is pulled out from the opening end of the case of the catcher body against the elastic force of the coil spring. As a result, even if there is a gap between the sliding door and the frame, if the magnet is attracted when the sliding door is closed, the movable body will be pulled out of the catcher body by the return movement of the sliding door. Keep the sliding door and frame attached. Therefore, the sliding door is not inadvertently released even if it is built in a slightly poor state or in a slightly inclined state.
[0032]
Also, when opening the sliding door, the inertia of the initial movement of the sliding door is accompanied by the pulling operation of the movable body, so that the magnetic catcher can be easily absorbed, and the sliding door can be opened and closed more easily than the conventional magnetic catcher. Then, since the movable body is drawn into the sliding door, it does not get in the way.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing a magnetic catcher of a sliding door according to the present invention.
2 is a cross-sectional view showing the operating state of FIG. 1;
FIG. 3 is an explanatory view showing a usage state of the magnet catcher of the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing another embodiment.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing a conventional example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記キャッチャー本体のケース内に、軸方向へ摺動可能にして可動体を設け、
該可動体は、
前記ケースの開口端から出没可能に設けられ、前記磁石又は磁性体を有する頭部と、
該頭部から軸方向へ延設され、前記ケース内の隔壁を摺動自在に貫通する太軸部と、
該太軸部の後端に設けられたストッパキャップと、
該ストッパキャップと前記隔壁との間に挟まれるようにして前記太軸部の周りに設けられ、当該可動体を前記ケース内に引き込む方向へ弾性力を発揮するコイルスプリングと、
を含んで構成され、
前記キャッチャー本体の磁石又は磁性体と前記キャッチャー受体の磁石又は磁性体とが吸着した引戸閉鎖状態から前記引戸を開くときに、
前記可動体が前記コイルスプリングの弾性力に抗して前記ケースの開口端から所定量だけ引き出されるまで前記磁石又は磁性体の吸着が維持された後、
この吸着の解除と共に、前記可動体が前記コイルスプリングの弾性力で前記ケース内に引き込まれ、前記ケースの開口端と前記頭部とを面一にする収容状態となる
ことを特徴とする引戸のマグネットキャッチャー。A magnet on each contact surface between the sliding door and the frame, provided with a catcher body having a magnet or a magnetic body on one contact surface, and a magnet that adsorbs the magnet or magnetic body of the catcher body on the other contact surface Or in a magnetic catcher of a sliding door provided with a catcher receiver having a magnetic material ,
In the case of the catcher body, a movable body is provided so as to be slidable in the axial direction,
The movable body is
A head that is provided so as to be able to appear and disappear from the opening end of the case, and has the magnet or magnetic body,
A thick shaft extending in an axial direction from the head and slidably penetrating a partition in the case; and
A stopper cap provided at the rear end of the thick shaft portion;
A coil spring provided around the thick shaft portion so as to be sandwiched between the stopper cap and the partition wall, and exhibiting an elastic force in a direction in which the movable body is pulled into the case;
Comprising
When the magnet or magnetic body of the catcher body and a magnet or magnetic body of the catcher receptacle opens the sliding door from sliding closed state adsorbed,
After the movable body is the adsorption of the magnet or magnetic body against the elastic force of the coil spring from the open end of the case until it is pulled out by a predetermined amount is maintained,
With release of the suction, the movable body is drawn within the case by the elastic force of the coil spring, the sliding door, characterized in that the accommodating state of the said head and the open end of the case flush Magnet catcher.
凹所を有したケースと、
該ケースの凹所に回転自在に立設され、雄ネジを刻設すると共に先端面に係合穴を刻設した調整体と、
を含んで構成され、
前記磁石又は磁性体を、前記調整体の雄ネジに螺合させて前記凹所に進退可能に収容することを特徴とする請求項1記載の引戸のマグネットキャッチャー。 The catcher receptacle is
A case with a recess,
An adjustment body which is erected rotatably in the recess of the case, engraved with a male screw, and engraved an engagement hole in the tip surface;
Comprising
2. The magnetic catcher for a sliding door according to claim 1, wherein the magnet or the magnetic body is screwed into a male screw of the adjusting body and is housed in the recess so as to be able to advance and retreat .
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