JP4163339B2 - Oil-in-water emulsified cosmetic - Google Patents
Oil-in-water emulsified cosmetic Download PDFInfo
- Publication number
- JP4163339B2 JP4163339B2 JP25038999A JP25038999A JP4163339B2 JP 4163339 B2 JP4163339 B2 JP 4163339B2 JP 25038999 A JP25038999 A JP 25038999A JP 25038999 A JP25038999 A JP 25038999A JP 4163339 B2 JP4163339 B2 JP 4163339B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- water emulsified
- powder
- water
- skin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は特定のα−オレフィンオリゴマーと、疎水化処理粉体を含有する水中油型乳化化粧料に関し、更に詳しくは、べたつかず、みずみずしく、さっぱりとした使用感を有し、肌への密着性に優れ、化粧持続性と経時安定性に優れた水中油型乳化化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、水中油型乳化化粧料は、みずみずしく、さっぱりとした使用感を品質特性とするため、乳液、クリーム、ファンデーション、日焼け止め等に用いられていた。しかし、水中油型乳化化粧料は、水中に油を分散させるため、乳化剤として親水性の界面活性剤が配合される、このため、肌に塗布して形成される化粧膜が水に馴染みやすい欠点を有していた。この欠点は、ファンデーションや日焼け止め等において、肌から分泌される汗により化粧崩れを生じるため、特に顕著であった。そこで、化粧持続性を向上させるため、水中油型乳化化粧料にシリコーン樹脂等の被膜形成剤を配合する方法や、ポリイソブチレン等の油溶性樹脂を配合する方法、粉体に付着性油剤や疎水性物質を処理して配合する方法等が用いられていた。また、化粧料を油中水型乳化化粧料にする方法も用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、水中油型乳化化粧料にシリコーン樹脂等の被膜形成剤を配合する方法では、肌上で樹脂による被膜が形成されるため、塗布時に重い伸び拡がりとなり、滑らかな使用感が得られなかった。また、ポリイソブチレン等の油溶性樹脂を配合した水中油型乳化化粧料は、付着性が向上するため、化粧持続性が向上するが、油溶性樹脂の粘度は温度依存性が高いため、低温条件下と高温条件下では使用性が異なる結果を招く場合があった。更に、粉体に付着性油剤や疎水性物質を処理して配合する方法では、肌への付着は向上するが、肌上で粉体が均一に拡がらず、また、滑らかな使用感が損なわれるものであった。また更に、油中水型乳化化粧料にした場合は、肌上で形成される化粧膜が疎水性になり、化粧持続性は向上するが、油によるべたつき感を生じる傾向が強く、みずみずしさや、さっぱり感が損なわれるものであった。
従って、べたつかず、みずみずしく、さっぱりとした使用感を有し、肌への密着性に優れ、化粧持続性と経時安定性に優れた水中油型乳化化粧料の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
かかる実情において、本発明者らは、鋭意研究した結果、特定のα−オレフィンオリゴマーと、疎水化処理粉体とを含有する水中油型乳化化粧料が、上記課題を解決することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
すなわち本発明は、次の成分(a)〜(b);
(a)平均分子量5000〜60000で、且つ40℃の粘度が1000〜40000cpであるα−オレフィンオリゴマー
(b)疎水化処理粉体
を含有することを特徴とする水中油型乳化化粧料に関するものである。また、油相中の成分(a)の含有量が、0.1〜50重量%である前記水中油型乳化化粧料、更には、全組成中に成分(b)の含有量が、0.1〜50重量%である前記水中油型乳化化粧料に関するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる成分(a)のα−オレフィンオリゴマーは、べたつき感が無く、肌への密着性に優れた油剤であり、エチレンを重合して得られる炭素数4〜24の直鎖脂肪族を重合し、その後、水素添加して得られる側鎖を有する炭化水素のうち、重量平均分子量が5000〜60000でかつ40℃における粘度が1000cp〜40000cpのα−オレフィンオリゴマーである。本発明の水中油型乳化化粧料において、α−オレフィンオリゴマーは、GPC法における重量平均分子量が、5000未満では、肌への密着性に劣り、均一な化粧膜を形成する特性に欠け、60000を超えると、べたつき感を生じるため好ましくない。また、40℃におけるB型回転粘度計の粘度値が1000cp未満であると、肌への密着性に劣り、均一な化粧膜を形成する特性に欠け、40000cpを超えると、べたつき感を生じるため好ましくない。また更に、本発明に用いられる特定のα−オレフィンオリゴマーは、ポリブテンやポリイソブチレンと比較して、加熱した時の原料臭が低いものであり、これを含有する水中油型乳化化粧料においても、原料臭が低減するものであり、低温と高温で粘度の差が少ないものである。
このような特定のα−オレフィンオリゴマーは、市販品としてPureSyn100(重量平均分子量:約6700、40℃における粘度値:1000cp)、PureSyn150(重量平均分子量:約9200、40℃における粘度値:1320cp)、PureSyn300(重量平均分子量:約14000、40℃における粘度値:2780cp)、PureSyn1000(重量平均分子量:約31000、40℃における粘度値:9000cp)、PureSyn3000(重量平均分子量:約55000、40℃における粘度値:31750cp)(何れも、Mobil社製)等が挙げられる。
【0007】
本発明の水中油型乳化化粧料の油相中における、成分(a)の含有量が0.1〜50重量%(以下、単に「%」と略す。)が好ましく、0.5〜40%が特に好ましい。含有量が、この範囲であれば、乳化安定性、使用感において、特に良好なものが得られる。また、全組成中の成分(a)の含有量は、0.1〜30%が好ましい。
【0008】
本発明に用いられる成分(b)の疎水化処理粉体は、粉体を通常公知の技術により疎水化したものである。粉体は、化粧品一般に使用される粉体であれば、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造、等により特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、複合粉体類、等が挙げられる。具体的には、酸化チタン、黒酸化チタン、コンジョウ、群青、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、二酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化クロム、水酸化クロム、カーボンブラック、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、マイカ、合成マイカ、合成セリサイト、セリサイト、タルク、カオリン、炭化珪素、硫酸バリウム、ベントナイト、スメクタイト、窒化硼素等の無機粉体類、オキシ塩化ビスマス、雲母チタン、酸化鉄コーティング雲母、酸化鉄雲母チタン、有機顔料処理雲母チタン、アルミニウムパウダー等の光輝性粉体類、ナイロンパウダー、ポリメチルメタクリレート、アクリロニトリル−メタクリル酸共重合体パウダー、塩化ビニリデン−メタクリル酸共重合体パウダー、ポリエチレンパウダー、ポリスチレンパウダー、オルガノポリシロキサンエラストマーパウダー、ポリメチルシルセスキオキサンパウダー、ウールパウダー、シルクパウダー、結晶セルロース、N−アシルリジン等の有機粉体類、有機タール系顔料、有機色素のレーキ顔料等の色素粉体類、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体、等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。
【0009】
前記粉体を疎水化処理する処理剤としては、例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、高粘度シリコーン、架橋型シリコーン、フッ素変性シリコーン、アクリル変性シリコーン、シリコーン樹脂等のシリコーン化合物による処理、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、非イオン界面活性剤等の界面活性剤による処理、金属石鹸による処理、ポリイソブチレン、ワックス、油脂等の油剤による処理、パーフルオロアルキルリン酸、パーフルオロポリエーテル、パーフルオロポリエーテルアルキルリン酸等のフッ素化合物による処理、PVP−ヘキサデセンのコポリマー等のPVP変性ポリマーによる処理等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。前記処理剤を粉体に処理する方法は通常公知の方法が用いられ、例えば、溶媒を使用する湿式法、気相法、メカノケミカル法等が挙げられる。
【0010】
本発明に用いられる成分(b)の疎水化処理粉体は、分散性、安定性の観点より、下記一般式(1)又は(2)で示されるパーフルオロアルキルリン酸又は、その塩により処理された粉体が特に好ましい。
(CmF2m+1CH2CH2O)nP(=O)(OH)3-n……一般式(1)
(式中mは6〜18の整数、nは1〜2を表す。)
(CmF2m+1CH2CH2O)nP(=O)[ONH2(CH2CH2OH)2]3-n ……一般式(2)
(式中mは6〜18の整数、nは1〜2を表す。)
これら処理剤は、市販品として、アサヒガードAG530(旭硝子社製)等が挙げられる。
【0011】
本発明の水中油型乳化化粧料における成分(b)の疎水化処理粉体の含有量は、0.1〜50%が好ましく、3〜60%が更に好ましい。この範囲であると、肌を隠蔽するメーキャップ効果及び分散性がより良好となる。
【0012】
本発明の水中油型乳化化粧料に用いられる水は、特に制限されないが乳化安定性、感触等使用性の観点より、30〜95%が好ましい。
【0013】
本発明の水中油型乳化化粧料には、上記成分の他に乳化剤が配合される。配合可能な乳化剤としては、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、及びアルキル付加カルボキシビニルポリマー等の油を抱える能力のある水性物質等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。陰イオン性界面活性剤として、具体的には、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、ロジン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸と、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム、トリエタノールアミン等のアルカリ物質とにより形成される脂肪酸石鹸類、アシルグルタミン酸塩類、アルキルリン酸塩、ポリオキシアルキレン付加アルキルリン酸塩等が挙げられる。陽イオン性界面活性剤としては、具体的には、アルキルアミン塩、アルキル四級アンモニウム塩等が挙げられる。両性界面活性剤として、具体的には、レシチン、リン脂質等が挙げられる。非イオン性界面活性剤として、具体的には、ポリオキシエチレン6モル付加ソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレン20モル付加ソルビタントリオレート、ソルビタンセスキオレイン酸等のソルビタン脂肪酸エステル類、デカグリセリルジイソステアレート等のポリグリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン10モル付加モノステアレート等のポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン5モル付加ノニルフェニルエーテル等のポリオキシアルキルフェニルエーテル類、デキストリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル等の糖脂肪酸エステル類、ポリオキシアリキレン変性オルガノポリシロキサン類等が挙げられる。本発明の水中油型乳化化粧料における、乳化剤の含有量は、乳化剤の種類、油の量及び質により変動するが、概ね0.1〜20%が好ましい。
【0014】
本発明の水中油型乳化化粧料には、成分(a)を希釈するためや、乳化安定性を向上させるため、粉体の粉っぽさを低減するため、肌にエモリエント感を付与するため等に油剤を配合することができる。ここで用いられる油剤としては、通常化粧料に用いられる油剤であれば特に限定されず、動物油、植物油、合成油等の起源及び、固形油、半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類等の油剤が挙げられる。具体的には、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、モクロウ、モンタンワックス、フィッシャトロプスワックス等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、ラノリン、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ類、セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリベヘン酸グリセリル、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)等のエステル類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類、低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、フッ素変性シリコーン等のシリコーン類、パーフルオロポリエーテル、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体類、等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。本発明の水中油型乳化化粧料における油剤の含有量は、乳化安定性、感触等使用性の観点より、0.1〜50%が好ましい。
【0015】
本発明の水中油型乳化化粧料は、スキンケア化粧料、メーキャップ化粧料、頭髪化粧料の何れの化粧料にも応用可能であるが、特に効果が発現しやす化粧料は、ファンデーション、白粉、ほほ紅、口紅、アイ製品、日焼け止め化粧料、コンシーラー等である。また、本発明の水中油型乳化化粧料の形態は、クリーム状、ゲル状、乳液状、液状、固形状の何れでも良い。
【0016】
本発明の水中油型乳化化粧料には、上記成分に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲において、未処理粉体、水性物質、水溶性高分子、界面活性剤、油ゲル化剤、保湿剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、キレート剤、香料、美容成分等の通常粉体化粧料に汎用される成分の配合が可能である。
【0017】
水性成分は、保湿剤や防腐剤として、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、エタノール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール類、アロエベラ、ハマメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液類等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。
【0018】
水溶性高分子は、乳化化安定剤や形状保持剤として、グアーガム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、寒天、ゼラチン、カラギーナン等の天然系、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の半合成系、カルボキシビニルポリマー、アルキル付加カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム等の合成系等の水溶性高分子類、カチオン交換能を有するベントナイト、ヘクトライト、スメクタイト等の水膨潤性粘土鉱物類が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。
【0019】
【実施例】
次に、実施例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0020】
実施例1〜6及び比較例1〜3:水中油型乳化ファンデーション
表1に示す組成の水中油型乳化ファンデーションを下記製法により調製し、「べたつき感の無さ」、「みずみずしさ」、「肌への密着性」、「化粧持続性」、「経時安定性」の各項目について以下に示す評価方法により評価し、結果を併せて表1に示した。
【0021】
【表1】
【0022】
注1:PureSyn150(Mobil社製)
注2:PureSyn1000(Mobil社製)
注3:PureSyn3000(Mobil社製)
注4:PureSyn6(重量平均分子量:約550、40℃における粘度値:30cp)〔Mobil社製〕
注5:ポリブテン300R(出光石油化学社製)
注6:アサヒガードAG530(旭硝子社製)により、固形分5%を処理した。
注7:シリコンKF9901(信越化学工業社製)を5%処理した。
注8:スクワラン(3%)及びロジン酸ペンタエリスリトール(2%)を処理した。
【0023】
(製法)
A:成分(1)〜(11)を加熱溶解する。
B:成分(12)〜(15)を、均一に加熱混合する。
C:AにBを添加して、乳化する。
D:Cを冷却後、成分(16)〜(36)を加え、均一に混合分散する。
D:Dを容器に充填して、水中油型ファンデーション乳化を得た。
【0024】
(「べたつき感の無さ」、「みずみずしさ」、「肌への密着性」、「化粧持続性」の評価)
実施例1〜6及び比較例1〜3の水中油型乳化ファンデーションについて、化粧品専門パネル20名に使用してもらい、下記基準により判定し、結果を表1に併せて示した。
評価基準 : 評点
非常によい 5点
良い 4点
普通 3点
やや悪い 2点
悪い 1点
判定基準
全パネルの評点の平均点 :判定
4.5点以上 : ◎
3.5点以上4.5点未満 : ○
2.5点以上3.5点未満 : △
2.5点未満 : ×
【0025】
(「経時安定性」の評価)
実施例1〜6及び比較例1〜3の水中油型乳化ファンデーションを、5℃、室温、50℃の3水準における一ヶ月後までの変化を以下の4段階評価にて評価した。
評価基準
経時変化状態 : 評価
各水準において変化無し : ◎
1水準において僅かに変化有るが、
使用性に問題無し : ○
1水準において変化有りあり、
使用性に僅かに問題有り : △
使用性に問題有る変化有り : ×
【0026】
表1の結果より、実施例1〜6の水中油型乳化ファンデーションは、「べたつき感の無さ」、「みずみずしさ」、「肌への密着性」、「化粧持続性」、「経時安定性」の全ての項目において優れていた。しかも、低温と高温で粘度の変化が少なく、原料臭が低減されていた。
【0027】
実施例7:肌色乳液
(処方) (重量%)
(1)N−ステアロイル−L−グルタミン酸 0.5
(2)セタノール 0.5
(3)ポリオキシエチレン(10モル)モノステアレート 0.8
(4)デカグリセリルモノイソステアレート 1.0
(5)セスキオレイン酸ソルビタン 0.4
(6)α−オレフィンオリゴマー(注3) 2
(7)アクリレートシリコーン溶液(注9) 5
(8)グリセリン 3
(9)1,3−ブチレングリコール 5
(10)キサンタンガム 0.1
(11)カラギーナン 0.05
(12)トリエタノールアミン 1
(13)パラオキシ安息香酸メチル 0.2
(14)精製水 残量
(15)フッ素化合物処理酸化チタン(注10) 2
(16)フッ素化合物処理タルク(注10) 2
(17)ベンガラ 0.5
(18)黄酸化鉄 1
(19)黒酸化鉄 0.1
(20)香料 適量
※注9:シリコンKP545(信越化学工業社製)
※注10:パーフルオロポリエーテルジアルキルリン酸を2.5%処理した。
【0028】
(製法)
A:成分(1)〜(7)を加熱溶解する。
B:成分(8)〜(14)を加熱混合する。
C:AにBを加え、乳化し、冷却後、成分(15)〜(19)及び(20)を加える。
D:Cを容器に充填して、肌色乳液を得た。
実施例7の肌色乳液は、べたつかず、みずみずしく、さっぱりとした使用感を有し、肌への密着性に優れ、化粧持続性と経時安定性に優れており、しかも、低温と高温で粘度の変化が少なく、原料臭が低減されていた。
【0029】
実施例8:下地クリーム
(処方) (重量%)
(1)ステアリン酸 1.5
(2)セタノール 1
(3)モノオレイン酸ポリオキシエチレン
(20モル)ソルビタン 0.8
(4)セスキオレイン酸ソルビタン 0.4
(5)α−オレフィンオリゴマー(注1) 5
(6)部分架橋型オルガノポリシロキサン溶液(注11) 5
(7)グリセリン 3
(8)1,3−ブチレングリコール 5
(9)アクリル酸・メタクリル酸アルキル
(C10−30)共重合体 0.1
(10)アクリル酸アルキル共重合体 1
(11)トリエタノールアミン 1
(12)パラオキシ安息香酸メチル 0.2
(13)精製水 残量
(14)フッ素化合物処理酸化チタン(注6) 2
(15)フッ素化合物処理タルク(注6) 2
(16)フッ素化合物処理ベンガラ(注6) 0.5
(17)フッ素化合物処理黄酸化鉄(注6) 1
(18)フッ素化合物処理黒酸化鉄 0.1
(19)香料 適量
※注11:シリコンKSG16(信越化学工業社製)
【0030】
(製法)
A:成分(1)〜(6)を加熱溶解する。
B:成分(7)〜(13)を加熱混合する。
C:AにBを加え、乳化し、冷却後、成分(14)〜(18)及び(19)を加える。
D:Cを容器に充填して、下地クリームを得た。
実施例8の下地クリームは、べたつかず、みずみずしく、さっぱりとした使用感を有し、肌への密着性に優れ、化粧持続性と経時安定性に優れており、しかも、低温と高温で粘度の変化が少なく、原料臭が低減されていた。
【0031】
実施例9:固形ファンデーション
(処方) (重量%)
(1)大豆リン脂質 0.5
(2)セスキオレイイン酸ソルビタン 2
(3)2−エチルヘキサン酸グリセリル 2
(4)マイクロクリスタリンワックス 1
(5)α−オレフィンオリゴマー(注2) 2
(6)防腐剤 適量
(7)1,3−ブチレングリコール 10
(8)寒天 1
(9)カルボキシビニルポリマー 0.2
(10)トリエタノールアミン 0.2
(11)精製水 残量
(12)シリコーン処理酸化チタン(注7) 7
(13)タルク 2
(14)マイカ 0.5
(15)ベンガラ 0.5
(16)黄酸化鉄 1
(17)黒酸化鉄 0.1
【0032】
(製法)
A:成分(1)〜(5)を加熱溶解する。
B:成分(6)〜(11)を加熱混合する。
C:AにBを加え、乳化し、冷却後、成分(12)〜(17)を加えて均一分散する。
D:Cを容器に充填して、固形ファンデーションを得た。
実施例9の固形ファンデーションは、べたつかず、みずみずしく、さっぱりとした使用感を有し、肌への密着性に優れ、化粧持続性と経時安定性に優れており、しかも、低温と高温で粘度の変化が少なく、原料臭が低減されていた。
【0033】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の水中油型乳化化粧料は、べたつかず、みずみずしく、さっぱりとした使用感を有し、肌への密着性に優れ、化粧持続性と経時安定性に優れており、しかも、低温と高温で粘度の変化が少なく、原料臭が低減されていた。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an oil-in-water emulsified cosmetic containing a specific α-olefin oligomer and a hydrophobized powder, and more specifically, it is non-sticky, fresh, has a refreshing feeling of use, and adheres to the skin. The present invention relates to an oil-in-water emulsified cosmetic having excellent cosmetic durability and stability over time.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, oil-in-water emulsified cosmetics have been used for milky lotions, creams, foundations, sunscreens and the like in order to have a fresh and refreshing feeling of quality. However, oil-in-water emulsified cosmetics are formulated with hydrophilic surfactants as emulsifiers in order to disperse the oil in water. For this reason, the cosmetic film formed by applying to the skin is easily compatible with water. Had. This defect is particularly noticeable because makeup collapse occurs due to sweat secreted from the skin in foundations and sunscreens. Therefore, in order to improve the makeup sustainability, a method of blending a film-forming agent such as silicone resin with an oil-in-water emulsion cosmetic, a method of blending an oil-soluble resin such as polyisobutylene, an adhesive oil agent or hydrophobic with a powder. For example, a method of processing and blending a chemical substance has been used. In addition, a method of making a cosmetic into a water-in-oil emulsified cosmetic has also been used.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the method of blending a film-forming agent such as a silicone resin with an oil-in-water emulsified cosmetic, a resin film is formed on the skin. . In addition, oil-in-water emulsified cosmetics blended with oil-soluble resins such as polyisobutylene have improved adhesiveness and makeup sustainability, but the viscosity of oil-soluble resins is highly temperature-dependent, so low temperature conditions There were cases in which the usability was different under the low and high temperature conditions. Furthermore, the method of blending powder with an adhesive oil or hydrophobic substance improves adhesion to the skin, but the powder does not spread uniformly on the skin, and the smooth feeling of use is impaired. It was a thing. Furthermore, in the case of a water-in-oil emulsified cosmetic, the cosmetic film formed on the skin becomes hydrophobic and the makeup persistence is improved, but it tends to cause a sticky feeling due to oil, The feeling of refreshing was impaired.
Accordingly, it has been desired to develop an oil-in-water emulsified cosmetic that is not sticky, fresh, has a refreshing feeling of use, has excellent adhesion to the skin, and has excellent makeup durability and stability over time.
[0004]
[Means for solving the problems]
Under such circumstances, the present inventors have intensively researched and found that an oil-in-water emulsified cosmetic containing a specific α-olefin oligomer and a hydrophobized powder solves the above problems. The invention has been completed.
[0005]
That is, the present invention includes the following components (a) to (b);
(A) It relates to an oil-in-water emulsified cosmetic comprising an α-olefin oligomer (b) hydrophobized powder having an average molecular weight of 5000 to 60000 and a viscosity at 40 ° C. of 1000 to 40000 cp. is there. In addition, the oil-in-water emulsified cosmetic in which the content of the component (a) in the oil phase is 0.1 to 50% by weight, and the content of the component (b) in the total composition is 0.00. The present invention relates to the oil-in-water emulsified cosmetic that is 1 to 50% by weight.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail.
The α-olefin oligomer of the component (a) used in the present invention is an oil agent having no stickiness and excellent adhesion to the skin, and a linear aliphatic group having 4 to 24 carbon atoms obtained by polymerizing ethylene. Is an α-olefin oligomer having a weight average molecular weight of 5000 to 60000 and a viscosity at 40 ° C. of 1000 cp to 40000 cp, among hydrocarbons having side chains obtained by polymerizing and then hydrogenating. In the oil-in-water emulsified cosmetic of the present invention, the α-olefin oligomer has a weight-average molecular weight of less than 5000 in the GPC method, which is inferior in adhesion to the skin and lacks the property of forming a uniform cosmetic film. Exceeding this is not preferable because it causes a sticky feeling. In addition, when the viscosity value of a B-type rotational viscometer at 40 ° C. is less than 1000 cp, the adhesiveness to the skin is poor, and the characteristic of forming a uniform cosmetic film is lacking, and when it exceeds 40000 cp, a sticky feeling is generated. Absent. Furthermore, the specific α-olefin oligomer used in the present invention has a lower raw material odor when heated compared to polybutene and polyisobutylene, and even in an oil-in-water emulsion cosmetic containing this, The raw material odor is reduced, and the difference in viscosity between the low temperature and the high temperature is small.
Such specific α-olefin oligomers are commercially available PureSyn 100 (weight average molecular weight: about 6700, viscosity value at 40 ° C .: 1000 cp), PureSyn 150 (weight average molecular weight: about 9200, viscosity value at 40 ° C .: 1320 cp), PureSyn300 (weight average molecular weight: about 14000, viscosity value at 40 ° C .: 2780 cp), PureSyn 1000 (weight average molecular weight: about 31000, viscosity value at 40 ° C .: 9000 cp), PureSyn 3000 (weight average molecular weight: about 55000, viscosity value at 40 ° C. : 31750 cp) (all manufactured by Mobil).
[0007]
The content of the component (a) in the oil phase of the oil-in-water emulsion cosmetic of the present invention is preferably 0.1 to 50% by weight (hereinafter simply referred to as “%”), preferably 0.5 to 40%. Is particularly preferred. When the content is within this range, particularly good emulsion stability and usability can be obtained. Moreover, 0.1 to 30% of content of the component (a) in all compositions is preferable.
[0008]
The hydrophobized powder of component (b) used in the present invention is obtained by hydrophobizing the powder by a generally known technique. If the powder is a powder generally used in cosmetics, the shape is spherical, plate-like, needle-like, the particle size is fumes, fine particles, pigment grade, etc., the particle structure is porous, non-porous, etc. In particular, inorganic powders, glitter powders, organic powders, pigment powders, composite powders, and the like can be given. Specifically, titanium oxide, black titanium oxide, conger, ultramarine, bengara, yellow iron oxide, black iron oxide, zinc oxide, aluminum oxide, silicon dioxide, magnesium oxide, zirconium oxide, magnesium carbonate, calcium carbonate, chromium oxide, Chromium hydroxide, carbon black, aluminum silicate, magnesium silicate, magnesium aluminum silicate, mica, synthetic mica, synthetic sericite, sericite, talc, kaolin, silicon carbide, barium sulfate, bentonite, smectite, boron nitride, etc. Inorganic powders, bismuth oxychloride, titanium mica, iron oxide coated mica, iron oxide mica titanium, organic pigment-treated mica titanium, aluminum powder and other glittering powders, nylon powder, polymethyl methacrylate, acrylonitrile-methacrylic acid Organic powders such as coalescence powder, vinylidene chloride-methacrylic acid copolymer powder, polyethylene powder, polystyrene powder, organopolysiloxane elastomer powder, polymethylsilsesquioxane powder, wool powder, silk powder, crystalline cellulose, N-acyl lysine , Organic tar pigments, pigment powders such as organic pigment rake pigments, fine particle titanium oxide coated mica titanium, fine particle zinc oxide coated mica titanium, barium sulfate coated mica titanium, titanium oxide containing silicon dioxide, zinc oxide containing silicon dioxide And the like, and one or more of these can be used.
[0009]
Examples of the treatment for hydrophobizing the powder include, for example, treatment with a silicone compound such as dimethylpolysiloxane, methylhydrogenpolysiloxane, high viscosity silicone, cross-linked silicone, fluorine-modified silicone, acrylic-modified silicone, and silicone resin. Treatment with surfactants such as anionic surfactant, cationic surfactant, nonionic surfactant, treatment with metal soap, treatment with oil agent such as polyisobutylene, wax, fats and oils, perfluoroalkyl phosphoric acid, perfluoropolyether , Treatment with a fluorine compound such as perfluoropolyether alkyl phosphoric acid, treatment with a PVP-modified polymer such as a copolymer of PVP-hexadecene, and the like can be used singly or in combination. As a method of treating the treating agent into powder, a known method is usually used, and examples thereof include a wet method using a solvent, a gas phase method, a mechanochemical method, and the like.
[0010]
The hydrophobized powder of component (b) used in the present invention is treated with perfluoroalkyl phosphoric acid represented by the following general formula (1) or (2) or a salt thereof from the viewpoint of dispersibility and stability. Particularly preferred are powders obtained.
(C m F 2m + 1 CH 2 CH 2 O) n P (= O) (OH) 3-n ...... general formula (1)
(In the formula, m represents an integer of 6 to 18, and n represents 1 to 2).
(C m F 2m + 1 CH 2 CH 2 O) n P (= O) [ONH 2 (CH 2 CH 2 OH) 2] 3-n ...... general formula (2)
(In the formula, m represents an integer of 6 to 18, and n represents 1 to 2).
As these treatment agents, Asahi Guard AG530 (manufactured by Asahi Glass Co., Ltd.) and the like can be mentioned as commercial products.
[0011]
The content of the hydrophobized powder of component (b) in the oil-in-water emulsified cosmetic of the present invention is preferably 0.1 to 50%, more preferably 3 to 60%. Within this range, the makeup effect and the dispersibility for hiding the skin become better.
[0012]
The water used in the oil-in-water emulsified cosmetic of the present invention is not particularly limited, but is preferably 30 to 95% from the viewpoint of usability such as emulsion stability and feel.
[0013]
In addition to the above components, an emulsifier is blended in the oil-in-water emulsified cosmetic of the present invention. Examples of emulsifiers that can be incorporated include anionic surfactants, cationic surfactants, amphoteric surfactants, nonionic surfactants, and aqueous substances capable of holding oil such as alkyl-added carboxyvinyl polymers. These can be used alone or in combination of two or more. Specific examples of anionic surfactants include fatty acids such as stearic acid, lauric acid, myristic acid, behenic acid, isostearic acid, oleic acid, rosinic acid, 12-hydroxystearic acid, sodium hydroxide and hydroxide. Examples include fatty acid soaps, acyl glutamates, alkyl phosphates, polyoxyalkylene-added alkyl phosphates and the like formed with alkaline substances such as potassium and triethanolamine. Specific examples of the cationic surfactant include alkylamine salts and alkyl quaternary ammonium salts. Specific examples of amphoteric surfactants include lecithin and phospholipid. Specific examples of nonionic surfactants include polyoxyethylene 6 mol addition sorbitan monooleate, polyoxyethylene 20 mol addition sorbitan trioleate, sorbitan fatty acid esters such as sorbitan sesquioleate, decaglyceryl diisostearate Polyglycerin fatty acid esters such as polyoxyethylene 10 mol addition monostearate, etc., polyoxyalkylphenyl ethers such as polyoxyethylene 5 mol addition nonylphenyl ether, dextrin fatty acid esters, sucrose fatty acid esters Sugar fatty acid esters such as starch fatty acid esters, polyoxyalkylene-modified organopolysiloxanes, and the like. The content of the emulsifier in the oil-in-water emulsified cosmetic of the present invention varies depending on the type of emulsifier, the amount and quality of the oil, but is preferably about 0.1 to 20%.
[0014]
The oil-in-water emulsified cosmetic of the present invention is intended to dilute the component (a), to improve emulsification stability, to reduce the powderiness of the powder, and to impart an emollient feeling to the skin. An oil agent can be mix | blended with. The oil agent used here is not particularly limited as long as it is an oil agent usually used in cosmetics, and origins of animal oil, vegetable oil, synthetic oil, etc., and properties such as solid oil, semi-solid oil, liquid oil, volatile oil, etc. Regardless of oil, oil agents such as hydrocarbons, fats and oils, waxes, hardened oils, ester oils, fatty acids, higher alcohols, silicone oils, fluorine-based oils, lanolin derivatives and the like can be mentioned. Specifically, hydrocarbons such as liquid paraffin, squalane, petrolatum, paraffin wax, ceresin wax, microcrystalline wax, molasses, montan wax, Fischer trops wax, olive oil, castor oil, jojoba oil, mink oil, macadamian Fats and oils such as nut oil, beeswax, lanolin, carnauba wax, candelilla wax, waxes such as gay wax, cetyl isooctanoate, isopropyl myristate, isopropyl palmitate, octyldodecyl myristate, glyceryl trioctanoate, diisostearate di Glyceryl, diglyceryl triisostearate, glyceryl tribehenate, rosin acid pentaerythritol ester, dioctanoic acid neopentyl glycol, cholesterol fatty acid ester Esters such as N-lauroyl-L-glutamate di (cholesteryl, behenyl, octyldodecyl), higher alcohols such as stearyl alcohol, cetyl alcohol, lauryl alcohol, oleyl alcohol, isostearyl alcohol, behenyl alcohol, dimethylpolysiloxane having a low degree of polymerization , High polymerization degree dimethylpolysiloxane, methylphenylpolysiloxane, decamethylcyclopentasiloxane, octamethylcyclotetrasiloxane, silicones such as fluorine-modified silicone, fluorine-based oils such as perfluoropolyether, perfluorodecane, perfluorooctane Lanolin derivatives such as lanolin, lanolin acetate, lanolin acetate, lanolin fatty acid isopropyl, lanolin alcohol, etc., and one or more of these are used. Door can be. The content of the oil agent in the oil-in-water emulsified cosmetic of the present invention is preferably 0.1 to 50% from the viewpoint of usability such as emulsion stability and feel.
[0015]
The oil-in-water emulsified cosmetic of the present invention can be applied to any cosmetics such as skin care cosmetics, makeup cosmetics, and hair cosmetics. However, cosmetics that are particularly effective are foundation, white powder, Crimson, lipstick, eye products, sunscreen cosmetics, concealers, etc. The form of the oil-in-water emulsified cosmetic of the present invention may be any of cream, gel, emulsion, liquid, and solid.
[0016]
The oil-in-water emulsified cosmetic of the present invention includes, in addition to the above components, untreated powders, aqueous substances, water-soluble polymers, interfaces in quantitative and qualitative ranges that do not impair the effects of the present invention depending on the purpose Ingredients commonly used in powder cosmetics such as activators, oil gelling agents, humectants, ultraviolet absorbers, antioxidants, preservatives, chelating agents, fragrances, and cosmetic ingredients can be blended.
[0017]
Aqueous components include humectants and preservatives such as propylene glycol, 1,3-butylene glycol, dipropylene glycol, polyethylene glycol and other glycerols, glycerol, diglycerol, polyglycerol and other glycerols, ethanol, isopropyl alcohol and the like. Examples include plant extracts such as lower alcohols, aloe vera, hamamelis, cucumber, lemon, lavender and rose, and these can be used alone or in combination.
[0018]
Water-soluble polymers include emulsifying stabilizers and shape retention agents such as guar gum, sodium chondroitin sulfate, hyaluronic acid, gum arabic, sodium alginate, agar, gelatin, carrageenan, and the like, methylcellulose, hydroxyethylcellulose, carboxymethylcellulose, etc. Semi-synthetic systems, carboxyvinyl polymers, alkyl-added carboxyvinyl polymers, water-soluble polymers such as synthetic systems such as polyvinyl alcohol, polyvinylpyrrolidone and sodium polyacrylate, water such as bentonite, hectorite and smectite having cation exchange capacity Swelling clay minerals can be mentioned, and one or more of these can be used.
[0019]
【Example】
EXAMPLES Next, although an Example is given and this invention is further demonstrated, this invention is not limited to these Examples.
[0020]
Examples 1 to 6 and Comparative Examples 1 to 3: Oil-in-water emulsified foundations Oil-in-water emulsified foundations having the compositions shown in Table 1 were prepared by the following production method, and “no stickiness”, “no wateriness”, “skin The following evaluation methods evaluated each item of “adhesiveness to”, “make-up durability”, and “aging stability”, and the results are shown in Table 1.
[0021]
[Table 1]
[0022]
Note 1: PureSyn150 (manufactured by Mobil)
Note 2: PureSyn1000 (manufactured by Mobil)
Note 3: PureSyn 3000 (manufactured by Mobil)
Note 4: PureSyn 6 (weight average molecular weight: about 550, viscosity value at 40 ° C .: 30 cp) [manufactured by Mobil Corporation]
Note 5: Polybutene 300R (made by Idemitsu Petrochemical Co., Ltd.)
Note 6: 5% solid content was treated with Asahi Guard AG530 (Asahi Glass Co., Ltd.).
Note 7: Silicon KF9901 (manufactured by Shin-Etsu Chemical Co., Ltd.) was treated with 5%.
Note 8: Squalane (3%) and pentaerythritol rosinate (2%) were treated.
[0023]
(Manufacturing method)
A: Components (1) to (11) are dissolved by heating.
B: Components (12) to (15) are uniformly heated and mixed.
C: B is added to A and emulsified.
D: After cooling C, components (16) to (36) are added and mixed and dispersed uniformly.
D: D was filled in a container to obtain an oil-in-water type foundation emulsification.
[0024]
(Evaluation of “no stickiness”, “freshness”, “adhesion to skin”, “makeup sustainability”)
The oil-in-water emulsified foundations of Examples 1 to 6 and Comparative Examples 1 to 3 were used by 20 professional cosmetic panels, determined according to the following criteria, and the results are shown in Table 1.
Evaluation criteria: Score very good 5 points Good 4 points Normal 3 points Somewhat bad 2 points 1 point Judgment criteria Average score of all panels: Judgment 4.5 points or more: ◎
3.5 points or more and less than 4.5 points: ○
2.5 or more and less than 3.5: △
Less than 2.5 points: ×
[0025]
(Evaluation of “aging stability”)
The oil-in-water emulsified foundations of Examples 1 to 6 and Comparative Examples 1 to 3 were evaluated by the following four-stage evaluation of changes after 3 months at 3 levels of 5 ° C., room temperature, and 50 ° C.
Evaluation criteria aging state: No change at each evaluation level: ◎
There is a slight change at one level,
No problem with usability: ○
There is a change at one level,
There is a slight problem with usability: △
There is a change that has a problem in usability: ×
[0026]
From the results in Table 1, the oil-in-water emulsified foundations of Examples 1 to 6 are “no stickiness”, “freshness”, “adhesion to skin”, “makeup sustainability”, “stable over time” ”Was excellent in all items. Moreover, there was little change in viscosity between low and high temperatures, and the raw material odor was reduced.
[0027]
Example 7: Skin tone emulsion (formulation) (wt%)
(1) N-stearoyl-L-glutamic acid 0.5
(2) Cetanol 0.5
(3) Polyoxyethylene (10 mol) monostearate 0.8
(4) Decaglyceryl monoisostearate 1.0
(5) Sorbitan sesquioleate 0.4
(6) α-olefin oligomer (Note 3) 2
(7) Acrylate silicone solution (Note 9) 5
(8) Glycerin 3
(9) 1,3-butylene glycol 5
(10) Xanthan gum 0.1
(11) Carrageenan 0.05
(12) Triethanolamine 1
(13) Methyl paraoxybenzoate 0.2
(14) Purified water Residual amount (15) Fluorine compound-treated titanium oxide (Note 10) 2
(16) Fluorine compound-treated talc (Note 10) 2
(17) Bengala 0.5
(18) Yellow iron oxide 1
(19) Black iron oxide 0.1
(20) Fragrance appropriate amount * Note 9: Silicon KP545 (manufactured by Shin-Etsu Chemical Co., Ltd.)
* Note 10: Perfluoropolyether dialkyl phosphate was treated with 2.5%.
[0028]
(Manufacturing method)
A: Components (1) to (7) are dissolved by heating.
B: Components (8) to (14) are heated and mixed.
C: B is added to A, emulsified, and after cooling, components (15) to (19) and (20) are added.
D: C was filled in a container to obtain a skin color emulsion.
The skin-colored milky lotion of Example 7 is non-sticky, fresh and refreshing to use, has excellent adhesion to the skin, has excellent makeup durability and stability over time, and has a viscosity at low and high temperatures. There was little change and the raw material odor was reduced.
[0029]
Example 8: Base cream (formulation) (% by weight)
(1) Stearic acid 1.5
(2) Cetanol 1
(3) Polyoxyethylene monooleate (20 mol) sorbitan 0.8
(4) Sorbitan sesquioleate 0.4
(5) α-olefin oligomer (Note 1) 5
(6) Partially cross-linked organopolysiloxane solution (Note 11) 5
(7) Glycerin 3
(8) 1,3-butylene glycol 5
(9) Acrylic acid / alkyl methacrylate (C10-30) copolymer 0.1
(10) Alkyl acrylate copolymer 1
(11) Triethanolamine 1
(12) Methyl paraoxybenzoate 0.2
(13) Purified water Residual amount (14) Fluorine compound-treated titanium oxide (Note 6) 2
(15) Fluorine compound-treated talc (Note 6) 2
(16) Fluorine compound-treated bengara (Note 6) 0.5
(17) Fluorine compound-treated yellow iron oxide (Note 6) 1
(18) Fluorine compound-treated black iron oxide 0.1
(19) Fragrance appropriate amount * Note 11: Silicon KSG16 (manufactured by Shin-Etsu Chemical Co., Ltd.)
[0030]
(Manufacturing method)
A: Components (1) to (6) are dissolved by heating.
B: Components (7) to (13) are heated and mixed.
C: B is added to A, emulsified, and after cooling, components (14) to (18) and (19) are added.
D: C was filled into a container to obtain a base cream.
The base cream of Example 8 is non-sticky, fresh and refreshing to use, has excellent adhesion to the skin, has excellent makeup persistence and stability over time, and has a viscosity at low and high temperatures. There was little change and the raw material odor was reduced.
[0031]
Example 9: Solid foundation (formulation) (wt%)
(1) Soybean phospholipid 0.5
(2) Sorbitan sesquioleate 2
(3) Glyceryl 2-ethylhexanoate 2
(4) Microcrystalline wax 1
(5) α-olefin oligomer (Note 2) 2
(6) Preservative appropriate amount (7) 1,3-butylene glycol 10
(8) Agar 1
(9) Carboxyvinyl polymer 0.2
(10) Triethanolamine 0.2
(11) Purified water remaining amount (12) Silicone-treated titanium oxide (Note 7) 7
(13) Talc 2
(14) Mica 0.5
(15) Bengala 0.5
(16) Yellow iron oxide 1
(17) Black iron oxide 0.1
[0032]
(Manufacturing method)
A: Components (1) to (5) are dissolved by heating.
B: Components (6) to (11) are heated and mixed.
C: B is added to A, emulsified, and after cooling, components (12) to (17) are added and uniformly dispersed.
D: C was filled into a container to obtain a solid foundation.
The solid foundation of Example 9 is non-sticky, fresh and refreshing to use, has excellent adhesion to the skin, has excellent makeup durability and stability over time, and has a viscosity at low and high temperatures. There was little change and the raw material odor was reduced.
[0033]
【The invention's effect】
As described above in detail, the oil-in-water emulsified cosmetic composition of the present invention is non-sticky, fresh, refreshing to use, has excellent adhesion to the skin, and has excellent makeup durability and stability over time. Moreover, there was little change in viscosity between low and high temperatures, and the raw material odor was reduced.
Claims (2)
(a)エチレンを重合して得られる炭素数4〜24の直鎖脂肪族を重合した後水素添加し
て得られ、重量平均分子量が5000〜60000で、且つ40℃における粘度値
が1000cp〜40000cpであるα−オレフィンオリゴマー
0.1〜50重量%
(b)フッ素化合物により処理された疎水化処理粉体 0.1〜50重量%
を含有することを特徴とする水中油型乳化化粧料。The following components (a) to (b);
(A) Polymerizing a linear aliphatic group having 4 to 24 carbon atoms obtained by polymerizing ethylene, followed by hydrogenation
Α-olefin oligomer having a weight average molecular weight of 5000 to 60000 and a viscosity value at 40 ° C. of 1000 cp to 40000 cp
0.1 to 50% by weight
(B) Hydrophobized powder treated with a fluorine compound 0.1 to 50% by weight
Containing an oil-in-water emulsion cosmetic.
(CmF2m+1CH2CH2O)nP(=O)(OH)3-n …(1)
(式(1)中mは6〜18の整数、nは1〜2を表す。)
(CmF2m+1CH2CH2O)nP(=O)[ONH2(CH2CH2OH)2]3-n…(2)
(式(2)中mは6〜18の整数、nは1〜2を表す。)
で示されるパーフルオロアルキルリン酸又はその塩である請求項1記載の水中油型乳化化粧料。The fluorine compound is represented by the following general formula (1) or (2)
(C m F 2m + 1 CH 2 CH 2 O) n P (= O) (OH) 3-n ... (1)
(In formula (1), m represents an integer of 6 to 18, and n represents 1 to 2)
(C m F 2m + 1 CH 2 CH 2 O) n P (= O) [ONH 2 (CH 2 CH 2 OH) 2] 3-n ... (2)
(In formula (2), m represents an integer of 6 to 18, and n represents 1 to 2)
The oil-in-water emulsified cosmetic according to claim 1, which is perfluoroalkyl phosphoric acid represented by the formula (1) or a salt thereof.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25038999A JP4163339B2 (en) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | Oil-in-water emulsified cosmetic |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25038999A JP4163339B2 (en) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | Oil-in-water emulsified cosmetic |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001072532A JP2001072532A (en) | 2001-03-21 |
JP4163339B2 true JP4163339B2 (en) | 2008-10-08 |
Family
ID=17207196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25038999A Expired - Fee Related JP4163339B2 (en) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | Oil-in-water emulsified cosmetic |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4163339B2 (en) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001089347A (en) * | 1999-09-21 | 2001-04-03 | Noevir Co Ltd | Hydrophobic powder-containing o/w-type emulsified composition |
DE10317781A1 (en) * | 2003-04-16 | 2004-11-04 | Cognis Deutschland Gmbh & Co. Kg | Cosmetic composition containing poly-alpha-olefin |
JP5138896B2 (en) * | 2006-03-28 | 2013-02-06 | 株式会社コーセー | Oil-in-water emulsified cosmetic |
EP2981245B1 (en) | 2013-04-05 | 2023-03-01 | The Procter & Gamble Company | Personal care composition comprising a pre-emulsified formulation |
US10806688B2 (en) | 2014-10-03 | 2020-10-20 | The Procter And Gamble Company | Method of achieving improved volume and combability using an anti-dandruff personal care composition comprising a pre-emulsified formulation |
US9993404B2 (en) | 2015-01-15 | 2018-06-12 | The Procter & Gamble Company | Translucent hair conditioning composition |
MX2018008913A (en) | 2016-01-20 | 2019-05-06 | Procter & Gamble | Hair conditioning composition comprising monoalkyl glyceryl ether. |
CN112842926A (en) * | 2021-04-01 | 2021-05-28 | 科丝美诗(中国)化妆品有限公司 | Silicone oil-in-water cosmetic and preparation method thereof |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3242137B2 (en) * | 1991-12-27 | 2001-12-25 | 株式会社コーセー | Oil-in-water solid cosmetics |
ES2118381T3 (en) * | 1993-02-11 | 1998-09-16 | Beiersdorf Ag | SUN PROTECTION COSMETIC OR DERMATOLOGICAL PREPARATIONS, WATER RESISTANT. |
FR2715843B1 (en) * | 1994-02-09 | 1996-04-12 | Oreal | Sunscreen cosmetic compositions, preparation process and use. |
JP3432979B2 (en) * | 1995-11-17 | 2003-08-04 | 花王株式会社 | Cosmetics |
JP3615904B2 (en) * | 1997-04-18 | 2005-02-02 | 株式会社ノエビア | Solid oil-in-water emulsified cosmetic |
-
1999
- 1999-09-03 JP JP25038999A patent/JP4163339B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001072532A (en) | 2001-03-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5015469A (en) | Water-in-oil emulsion type cosmetics | |
JP3644971B2 (en) | Use of alkyldimethicone copolyol type silicone surfactants in the preparation of solid cosmetic water-in-oil emulsions and the resulting solid water-in-oil emulsions | |
JP3535389B2 (en) | External composition | |
KR20050023423A (en) | Oil-in-water emulsion composition containing particles | |
JP5053683B2 (en) | Water-in-oil emulsified cosmetic | |
JP2001278729A (en) | Water-in-oil type emulsion composition | |
JP2000281532A (en) | Oily solid cosmetic material | |
JP3727901B2 (en) | Oil-in-water emulsified cosmetic | |
JP2002193741A (en) | Water-in-oil type emulsified cosmetic | |
JP2001316228A (en) | Hair dressing preparation | |
JP4163339B2 (en) | Oil-in-water emulsified cosmetic | |
JP2000119134A (en) | Oily solid cosmetic | |
JP3821226B2 (en) | Oil-in-water cosmetic | |
JP3682614B2 (en) | Aqueous cosmetics | |
JP2003095908A (en) | Oil-in-water type emulsified cosmetic | |
JP3656208B2 (en) | Aqueous makeup cosmetics | |
JP2003238356A (en) | Cosmetic | |
JP2002128628A (en) | Powder cosmetic | |
JP2001058922A (en) | Water-in-oil type emulsified cosmetic | |
JP2001072533A (en) | W/o-type cosmetic | |
JP2000103717A (en) | Solid cosmetic | |
JP6725575B2 (en) | Aerosol type cosmetics | |
JP2003113034A (en) | Oil-in-water type cosmetic | |
JP2000178124A (en) | Body cosmetics | |
JP4087968B2 (en) | Solid oil-in-water cosmetic |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060817 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060817 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080108 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080310 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080310 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080408 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080514 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080514 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080701 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080724 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140801 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |