JP4064876B2 - Air defense system and air defense method - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば短距離用の防空飛翔体システムなどに適用される防空システムおよび防空方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
防空システムとして知られているものにSAM(Surface to Air Missile)システムがある。この種のシステムは、複数のファイヤユニット(Fire Unit:以下FUと表記する)、これらを統括するサーバシステムおよびデータ通信回線などを備え、比較的大規模に展開される。防空システムにおいて、それぞれのFUは射撃(指揮)統制装置、レーダ装置、および、発射装置などを備えて構成されることが多い。発射装置には、対空機関砲(ガン)や誘導弾発射装置などが含まれる。
【0003】
ところで、この種の既存のシステムにおいては、要撃対象に対する要撃(すなわち要撃シーケンス)はそのFU内に閉じた格好で実施される。すなわち各FUにおいて、我の領域内における要撃対象は我の装置を使用して要撃するようになっている。このため既存の防空システムでは、我の発射装置が故障したり、あるいは残弾数が0となった場合には要撃対象への対処が不可能となり、要撃対象が撃ち漏らされる虞が有る。
【0004】
なお、関連する技術が下記特許文献1に開示される。この文献には、複数のFUを集中管理によって統制せず、各FUそれぞれに、全体として統制された動作を達成するように処理を行なわせることにより、抗たん性を持った指揮統制制御を実現し得るようにしたネットワーク化要撃装置が開示される。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−248998号公報(段落番号[0008]〜[0018]、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように従来の防空システムは、要撃シーケンスが個々のFUに閉じたかたちで実施されるため要撃対象の撃ち漏らしの可能性が有る。
本発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、要撃対象の撃ち漏らしの可能性を低減させ、これにより防空能力の向上を図った防空システムおよび防空方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明に係わる防空システムは、それぞれ複数の射撃装置(例えばミサイル発射装置)を備える第1および第2の射撃単位(例えばFU)を情報通信回線(例えば射撃ネットワーク)を介して接続した防空システムにおいて、前記第1の射撃単位は、要撃対象に対する我の防空能力を判定する第1防空能力判定部と、この第1防空能力判定部により前記我の防空能力が規定のレベル以下と判定されると、前記第2の射撃単位に備わる射撃装置の制御権の取得を前記情報通信回線を介して当該第2の射撃単位に要求する要求処理部と、前記要求に応じて前記第2の射撃単位から前記制御権を委譲された射撃装置を用いて前記要撃対象を迎撃する迎撃処理部とを備え、前記第2の射撃単位は、前記要撃対象に対する我の防空能力を判定する第2防空能力判定部と、前記第1の射撃単位から前記制御権の取得を要求されると、前記第2防空能力判定部により判定された防空能力の許容範囲内で自己の射撃装置の制御権を前記第1の射撃単位に委譲する委譲処理部とを備える。
【0008】
このような手段を講じることにより、第1のFUの防空領域への敵機の侵入などにより迎撃の必要性が生じると、第1のFUにおいてその防空能力が第1防空能力判定部により判定される。残弾数が敵機の数に比較して少ない場合や射撃装置が故障している場合などには第1のFUは弱体化しており、防空能力が規定レベル以下であると判定される。そうすると、第2のFUにおける射撃装置の制御権が第1のFUに委譲されるその結果、弱体化した第1のFUは、第1のFUの射撃装置を用いて要撃対象を迎撃することができるようになる。従って要撃対象の撃ち漏らしの可能性を低減させることができ、防空能力の向上を図ることが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態につき説明する。
図1は、本発明に関わる防空システムの一実施の形態を示すシステム構成図である。図1の防空システムは、複数のFU11と、これらのFU11を接続し、互いの情報の授受を可能とする射撃ネットワーク13とを備える。各FU11は、対空機関砲(ガン)や誘導弾発射装置などとして実現されるミサイル発射装置11aと、各ミサイル発射装置11aを統括的に制御するファイヤコントロールシステム(FCS:Fire Control System)11bと、要撃対象となる目標に関する情報を取得するレーダ11cとを備える。
【0010】
各FUには所定の空域に対応する防空領域が予め割り当てられ、各FUはその防空領域内においてそれぞれ固有の防空能力を有する。FCS11bは、レーダ11cにおいて取得される目標情報や他のFUから通知される諸情報をもとに、ミサイル発射装置11aへの目標割り当てなどの処理を実施する。
【0011】
図2は、図1のFCS11bの一構成例を示す機能ブロック図である。FCS11bは、通信インタフェース(I/F)部21と、制御部22と、通信処理部23とを備える。通信インタフェース(I/F)部21は、射撃ネットワーク13と制御部22との情報通信を担う。通信処理部23は、ミサイル発射装置11aと制御部22との情報通信を担う。特に本実施形態においては、通信インタフェース部21により、我のFUの要撃計算データを射撃ネットワーク13を介してリアルタイムで他のFUに伝達する。
【0012】
制御部22は、防空能力判定処理部22aと、制御権取得処理部22bと、迎撃処理部22cとを備える。防空能力判定処理部22aは、自己に割り当てられた防空領域に敵機が侵入した場合に、ミサイル発射装置11aの残弾数や障害の有無などを判定基準として我の防空能力を判定する。制御権取得処理部22bは、要撃対象に対する防空能力が規定のレベル以下、すなわち要撃対象に対する充分な防空能力がない旨が防空能力判定処理部22aにより判定された場合に、他のFUに備わるミサイル発射装置11aの制御権を、射撃ネットワーク13を介して取得する。迎撃処理部22cは、制御権を取得したミサイル発射装置11aを用いて要撃対象を迎撃する。
【0013】
図3は、上記構成の防空システムにおける作用を説明するための模式図である。図3において、それぞれ防空領域を展開するFU100および200は、射撃ネットワーク13を介して互いに接続される。各FU100,200に属するミサイル発射装置11aは、総計で8発のミサイルを塔載するものとする。
【0014】
この状態から、敵側から8機の攻撃機による第1波攻撃が、FU100の防空領域に対して実施されたとする。そうすると、FU100は各ミサイル発射装置11aを総動員して敵機に立ち向かうこととなる。よって8発のミサイルの全てが消費されてしまう。
【0015】
この状態からさらに第2波攻撃が開始され、FU100の防空領域に対して4機、FU200の防空領域に対して4機の敵機がそれぞれ到来したとする。この場合、FU100においては全てのミサイルが撃ち尽くされており、防空能力が失われている。FU100の制御部22はその旨を判定し、FU200に対してミサイル発射装置11aの制御権を取得したい旨の要求メッセージを送出する。
【0016】
FU200は要求メッセージを受信すると、自己の防空能力を認識し、制御権の委譲が可能な場合においては、制御権の委譲を受諾する旨のメッセージ情報をFU100に返信する。これをFU100が受けると、FU200における一部のミサイル発射装置11aの制御権が直ちにFU100のFCSに委譲される。このことを、図中点線で模式的に示す。
【0017】
これにより、第2波攻撃に対しては、FU100は4発のミサイルで立ち向かうことができ、同様にFU200は4発のミサイルで立ち向かうことが可能になる。従って第2波攻撃に対しても、2つのFU100,200により充分な防空能力を発揮することができ、敵機が撃ち漏らされる可能性を低くすることが可能になる。
【0018】
図4は、4つのFU100〜400により全周方位を防御する場合を示す模式図である。図4は、中央に配置されるVA(重要施設)をそれぞれ90°方位に防空領域を展開するFU100〜400によりVAの全周を防御する場合を示す。
【0019】
図5は、図4のシステム構成において要撃目標が撃ち漏らされた状態を示す図である。このように、例えばFU200において敵機の撃ち漏らしが生じると、敵機がFU100の防空領域などに侵入する虞が有る。
【0020】
図6は、撃ち漏らしが生じた場合に起こり得る事態を説明するための図である。FU100の防空領域に敵機が侵入した場合に、LAU(ミサイル発射装置)が故障していたり、あるいはFU100の残弾数が0であった場合には、FU100の防空能力は失われ、目標に対する迎撃を実施することができない。
【0021】
これに対し本実施形態では、射撃ネットワーク13を介してFU間の情報通信経路を形成し、FU間連接機能を実現するための環境を提供する。そして、各FUにおける要撃計算データをリアルタイムで他のFUに伝達する。この状態から要撃対象に対する迎撃の必要が生じた場合に、各FUにおいて我の防空能力を判定する。その結果、迎撃処理が必要であるにも拘わらず防空能力が満たされないと判定された場合には、他のFUに属するミサイル発射装置11aの制御権を取得し、そのミサイル発射装置11aをいわば借用するかたちで要撃対象を迎撃できるようにしている。
【0022】
このようにしたので、迎撃処理の必要が生じたFUの残弾数が0、またはミサイル発射装置11aが故障している場合においても、要撃対象を要撃可能な他のFUのミサイル発射装置11aを使用して要撃対象を対処することが可能となる。従って、従来では撃ち漏らされていた要撃対象を要撃することが可能となると共に、防空システムとしての防空能力を向上させることができる。このようなことから要撃対象の撃ち漏らしの可能性を低減でき、よって防空能力の向上を図った防空システムおよび防空方法を提供することが可能になる。
【0023】
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上詳しく述べたように本発明によれば、要撃対象の撃ち漏らしの可能性を低減させることができ、これにより防空能力の向上を図った防空システムおよび防空方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に関わる防空システムの一実施の形態を示すシステム構成図。
【図2】 図1のFCS11bの一構成例を示す機能ブロック図。
【図3】 上記構成の防空システムにおける作用を説明するための模式図。
【図4】 4つのFU100〜400により全周方位を防御する場合を示す模式図。
【図5】 図4のシステム構成において要撃目標が撃ち漏らされた状態を示す図。
【図6】 撃ち漏らしが生じた場合に起こり得る事態を説明するための図。
【符号の説明】
11…FU(Fire Unit)、11a…ミサイル発射装置、11b…ファイヤコントロールシステム(FCS)、11c…レーダ、13…射撃ネットワーク、21…通信インタフェース部、22…制御部、22a…防空能力判定処理部、22b…制御権取得処理部、22c…迎撃処理部、23…通信処理部、100〜400…FU
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an air defense system and an air defense method applied to, for example, an air defense flying object system for a short distance.
[0002]
[Prior art]
One known air defense system is the SAM (Surface to Air Missile) system. This type of system includes a plurality of fire units (hereinafter referred to as FU), a server system that supervises these units, a data communication line, and the like, and is deployed on a relatively large scale. In an air defense system, each FU is often configured to include a shooting (command) control device, a radar device, and a launching device. The launching device includes an anti-aircraft cannon (gun) and a guided bullet launching device.
[0003]
By the way, in this kind of existing system, the critical attack (namely, critical attack sequence) with respect to the critical target is carried out in a closed form within the FU. That is, in each FU, the target to be shot in my area is shot using my device. For this reason, in the existing air defense system, when my launching device fails or the remaining number of bullets becomes 0, it is impossible to deal with the target of fire and there is a possibility that the target of fire is shot and leaked.
[0004]
A related technique is disclosed in Patent Document 1 below. This document does not control multiple FUs by centralized management, but realizes command and control with resistance by allowing each FU to perform processing to achieve overall controlled operations. A networked striking device is disclosed that can be made.
[0005]
[Patent Document 1]
JP 2001-248998 A (paragraph numbers [0008] to [0018], FIG. 1)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, since the conventional air defense system is implemented in such a manner that the fire-fighting sequence is closed to individual FUs, there is a possibility that a fire target will be leaked.
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide an air defense system and an air defense method that reduce the possibility of a target being shot and thereby improve the air defense capability.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an air defense system according to the present invention includes first and second shooting units (for example, FU) each having a plurality of shooting devices (for example, missile launching devices) as information communication lines (for example, shooting networks). In the air defense system connected through the first air defense unit, the first air unit is defined by a first air defense capability determination unit that determines my air defense capability against a target to be attacked, and the first air defense capability determination unit defines the air defense capability of the first air unit. When it is determined that the level is below the level, a request processing unit that requests the second shooting unit to acquire control right of the shooting device provided in the second shooting unit via the information communication line, and according to the request And an intercepting processing unit that intercepts the target subject using the firing device to which the control right is delegated from the second unit of fire. When the second air defense capability determination unit that determines the air capability and the acquisition of the control right are requested from the first shooting unit, the self is within the allowable range of the air defense capability determined by the second air defense capability determination unit. And a delegation processing unit for delegating the control right of the shooting device to the first shooting unit.
[0008]
By taking such measures, when the need for interception occurs due to the entry of an enemy aircraft into the air defense area of the first FU, the air defense capability of the first FU is determined by the first air defense capability determination unit. The When the number of remaining bullets is smaller than the number of enemy aircraft, or when the shooting device is out of order, the first FU is weakened and it is determined that the air defense capability is below a specified level. Then, the control right of the shooting device in the second FU is delegated to the first FU . As a result, the first FU was weakened, it becomes possible to intercept interception subject using shooting device of the first FU. Therefore, it is possible to reduce the possibility of the target being shot and leak, and to improve the air defense capability.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a system configuration diagram showing an embodiment of an air defense system according to the present invention. The air defense system of FIG. 1 includes a plurality of FUs 11 and a shooting network 13 that connects these FUs 11 and enables mutual exchange of information. Each FU 11 includes a missile launcher 11a realized as an anti-aircraft gun (gun), a guided bullet launcher, and the like, a fire control system (FCS: Fire Control System) 11b for comprehensively controlling each missile launcher 11a, And a radar 11c that acquires information related to the target to be attacked.
[0010]
Each FU is assigned an air defense area corresponding to a predetermined air area in advance, and each FU has its own air defense capability within the air defense area. The FCS 11b performs processing such as target assignment to the missile launcher 11a based on target information acquired by the radar 11c and various information notified from other FUs.
[0011]
FIG. 2 is a functional block diagram illustrating a configuration example of the FCS 11b of FIG. The FCS 11 b includes a communication interface (I / F) unit 21, a control unit 22, and a communication processing unit 23. The communication interface (I / F) unit 21 performs information communication between the shooting network 13 and the control unit 22. The communication processing unit 23 is responsible for information communication between the missile launching device 11 a and the control unit 22. In particular, in this embodiment, the communication interface unit 21 transmits my FU's critical calculation data to other FUs in real time via the shooting network 13.
[0012]
The control unit 22 includes an air defense capability determination processing unit 22a, a control right acquisition processing unit 22b, and an interception processing unit 22c. The air defense capability determination processing unit 22a determines my air defense capability based on the remaining number of bullets of the missile launcher 11a and the presence / absence of a failure when an enemy aircraft enters the air defense area assigned to itself. The control right acquisition processing unit 22b detects missiles provided in other FUs when the air defense capability for the target to be attacked is below a predetermined level, that is, when the air defense capability determination processing unit 22a determines that the air defense capability for the target is not sufficient. The control right of the launching device 11a is acquired via the shooting network 13. The interception processing unit 22c intercepts the critical target using the missile launcher 11a that has acquired the control right.
[0013]
FIG. 3 is a schematic diagram for explaining the operation of the air defense system having the above configuration. In FIG. 3, the FUs 100 and 200 that respectively develop the air defense areas are connected to each other via the shooting network 13. Assume that the missile launchers 11a belonging to the FUs 100 and 200 mount a total of eight missiles.
[0014]
In this state, it is assumed that the first wave attack by eight attack aircraft from the enemy side is performed on the air defense area of the FU 100. Then, the FU 100 will mobilize each missile launcher 11a and confront the enemy aircraft. Therefore, all 8 missiles are consumed.
[0015]
It is assumed that the second wave attack is further started from this state, and four enemy aircrafts arrive in the air defense region of FU 100 and four enemy aircrafts arrive in the air defense region of FU 200, respectively. In this case, in the FU 100, all missiles are shot out and the air defense capability is lost. The control unit 22 of the FU 100 determines that, and sends a request message to the FU 200 indicating that it wants to acquire the control right of the missile launcher 11a.
[0016]
Upon receiving the request message, the FU 200 recognizes its own air defense capability, and if the control right can be delegated, returns message information to the FU 100 that the control right is accepted. When this is received by the FU 100, the control right of some of the missile launchers 11a in the FU 200 is immediately transferred to the FCS of the FU 100. This is schematically shown by a dotted line in the figure.
[0017]
As a result, the FU 100 can confront the second wave attack with four missiles, and the FU 200 can confront with the four missiles. Accordingly, sufficient air defense capability can be exhibited by the two FUs 100 and 200 even for the second wave attack, and the possibility that enemy aircraft will be shot and leaked can be reduced.
[0018]
FIG. 4 is a schematic diagram showing a case where the entire azimuth is protected by four FUs 100 to 400. FIG. 4 shows a case where the entire circumference of the VA is protected by the FUs 100 to 400 that develop the air defense regions in the 90 ° azimuth of each VA (important facility) arranged in the center.
[0019]
FIG. 5 is a diagram showing a state in which a critical target is shot and leaked in the system configuration of FIG. Thus, for example, if an enemy aircraft is shot and leaked in the FU 200, the enemy aircraft may enter the air defense area of the FU 100 or the like.
[0020]
FIG. 6 is a diagram for explaining a situation that can occur when shooting and leakage occur. When an enemy aircraft enters the air defense area of FU100, if the LAU (missile launcher) fails or the remaining number of bullets of FU100 is 0, the air defense capability of FU100 is lost and The interception cannot be carried out.
[0021]
On the other hand, in the present embodiment, an information communication path between FUs is formed via the shooting network 13, and an environment for realizing an inter-FU connection function is provided. Then, the critical calculation data in each FU is transmitted to other FUs in real time. When it is necessary to intercept the target to be attacked from this state, my air defense capability is determined in each FU. As a result, when it is determined that the air defense capability is not satisfied even though the intercepting process is necessary, the control right of the missile launcher 11a belonging to another FU is acquired, and the missile launcher 11a is borrowed so to speak. In this way, you can intercept the target.
[0022]
As described above, even when the remaining number of bullets of the FU that needs to be intercepted is 0, or when the missile launcher 11a is out of order, the missile launcher 11a of another FU capable of firing the target to be attacked is used. It can be used to deal with the target. Accordingly, it is possible to hit the target to be hit that has been hit and leaked conventionally, and to improve the air defense capability as the air defense system. For this reason, it is possible to reduce the possibility of the target being shot and leak, thus providing an air defense system and an air defense method with an improved air defense capability.
[0023]
Note that the present invention is not limited to the above-described embodiment as it is, and can be embodied by modifying the constituent elements without departing from the scope of the invention in the implementation stage. In addition, various inventions can be formed by appropriately combining a plurality of components disclosed in the embodiment. For example, some components may be deleted from all the components shown in the embodiment.
[0024]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, it is possible to reduce the possibility of a target to be shot and thereby to provide an air defense system and an air defense method with an improved air defense capability.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system configuration diagram showing an embodiment of an air defense system according to the present invention.
FIG. 2 is a functional block diagram showing a configuration example of the FCS 11b in FIG.
FIG. 3 is a schematic diagram for explaining the operation of the air defense system having the above configuration.
FIG. 4 is a schematic diagram showing a case where the entire circumferential direction is defended by four FUs 100 to 400;
FIG. 5 is a diagram showing a state where a critical target is shot and leaked in the system configuration of FIG. 4;
FIG. 6 is a diagram for explaining a situation that can occur when shooting and leakage occur.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 11 ... FU (Fire Unit), 11a ... Missile launcher, 11b ... Fire control system (FCS), 11c ... Radar, 13 ... Shooting network, 21 ... Communication interface part, 22 ... Control part, 22a ... Air defense capability judgment processing part , 22b ... control right acquisition processing unit, 22c ... interception processing unit, 23 ... communication processing unit, 100-400 ... FU

Claims (6)

それぞれ複数の射撃装置を備える第1および第2の射撃単位を情報通信回線を介して接続した防空システムにおいて、
前記第1の射撃単位は、
要撃対象に対する我の防空能力を判定する第1防空能力判定部と、
この第1防空能力判定部により前記我の防空能力が規定のレベル以下と判定されると、前記第2の射撃単位に備わる射撃装置の制御権の取得を前記情報通信回線を介して当該第2の射撃単位に要求する要求処理部と、
前記要求に応じて前記第2の射撃単位から前記制御権を委譲された射撃装置を用いて前記要撃対象を迎撃する迎撃処理部とを備え、
前記第2の射撃単位は、
前記要撃対象に対する我の防空能力を判定する第2防空能力判定部と、
前記第1の射撃単位から前記制御権の取得を要求されると、前記第2防空能力判定部により判定された防空能力の許容範囲内で自己の射撃装置の制御権を前記第1の射撃単位に委譲する委譲処理部とを備えることを特徴とする防空システム。
In an air defense system in which first and second shooting units each having a plurality of shooting devices are connected via an information communication line,
The first shooting unit is:
A first air defense capability determination unit that determines my air defense capability against a target to be attacked;
When the first air defense capability determination unit determines that the air defense capability is equal to or lower than a predetermined level, acquisition of the control right of the shooting device provided in the second shooting unit is performed via the information communication line. A request processing unit for requesting a shooting unit of
An intercepting processing unit that intercepts the target to be fired using a shooting device delegated the control right from the second shooting unit in response to the request,
The second shooting unit is:
A second air defense capability determination unit that determines my air defense capability for the target to be attacked;
When the acquisition of the control right is requested from the first shooting unit, the control right of the own shooting device is assigned to the first shooting unit within the allowable range of the air defense ability determined by the second air defense ability determination unit. An air defense system comprising: a delegation processing unit that delegates to
前記第1および第2防空能力判定は、前記射撃装置の残弾数を基準として前記防空能力を判定することを特徴とする請求項1に記載の防空システム。 2. The air defense system according to claim 1, wherein the first and second air defense capability determination units determine the air defense capability based on a remaining number of bullets of the shooting device. 前記第1および第2防空能力判定は、前記射撃装置の動作状態を基準として前記防空能力を判定することを特徴とする請求項1に記載の防空システム。 2. The air defense system according to claim 1, wherein the first and second air defense capability determination units determine the air defense capability based on an operation state of the shooting device. それぞれ複数の射撃装置を備える第1および第2の射撃単位を情報通信回線を介して接続した防空システムに利用される防空方法であって、
前記第1の射撃単位が、
要撃対象に対する我の防空能力を判定し、
前記我の防空能力が規定のレベル以下と判定されると、前記第2の射撃単位に備わる射撃装置の制御権の取得を前記情報通信回線を介して当該第2の射撃単位に要求し、
前記要求に応じて前記第2の射撃単位から前記制御権を委譲された射撃装置を用いて前記要撃対象を迎撃し、
前記第2の射撃単位が、
前記要撃対象に対する我の防空能力を判定し、
前記第1の射撃単位から前記制御権の取得を要求されると、前記判定した防空能力の許容範囲内で自己の射撃装置の制御権を前記第1の射撃単位に委譲することを特徴とする防空方法。
An air defense method used in an air defense system in which first and second shooting units each having a plurality of shooting devices are connected via an information communication line,
The first shooting unit is
Determine my air defense capability against the target
When it is determined that the air defense capability is below a predetermined level, the second shooting unit is requested to obtain the control right of the shooting device provided in the second shooting unit via the information communication line,
In response to the request, using the shooting device delegated the control right from the second shooting unit to intercept the target to be fired,
The second shooting unit is
Determine my air defense capability against the target
When acquisition of the control right is requested from the first shooting unit, the control right of the own shooting device is delegated to the first shooting unit within the allowable range of the determined air defense capability. Air defense method.
前記第1および第2の射撃単位は、前記射撃装置の残弾数を基準として前記防空能力を判定することを特徴とする請求項4に記載の防空方法。5. The air defense method according to claim 4, wherein the first and second shooting units determine the air defense capability based on a remaining number of bullets of the shooting device. 前記第1および第2の射撃単位は、前記射撃装置の動作状態を基準として前記防空能力を判定することを特徴とする請求項4に記載の防空方法。The air defense method according to claim 4, wherein the first and second shooting units determine the air defense capability based on an operating state of the shooting device.
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