JP4002664B2 - Hook device for lifting heavy objects - Google Patents

Hook device for lifting heavy objects Download PDF

Info

Publication number
JP4002664B2
JP4002664B2 JP12165098A JP12165098A JP4002664B2 JP 4002664 B2 JP4002664 B2 JP 4002664B2 JP 12165098 A JP12165098 A JP 12165098A JP 12165098 A JP12165098 A JP 12165098A JP 4002664 B2 JP4002664 B2 JP 4002664B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
lifting
closing piece
rear end
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12165098A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPH11301964A (en
Inventor
明 増田
Original Assignee
株式会社ユニコンセプト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ユニコンセプト filed Critical 株式会社ユニコンセプト
Priority to JP12165098A priority Critical patent/JP4002664B2/en
Publication of JPH11301964A publication Critical patent/JPH11301964A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4002664B2 publication Critical patent/JP4002664B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建設現場などにおいて、鉄板やブロック体などの重量物を吊上げるときに使用されるフック装置に関する。
更に詳しくは、本発明は、鉄板やブロック体などの重量物を確実にかつ容易に引掛けることができるとともに吊上げ時の落下の危険性を排除することができ、かつ容易に重量物から抜去することができる、重量物の吊上げに専用に使用されるフック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、重さが数トンにもおよぶ鉄板(敷鉄板)が数多くの建設現場で軟弱地盤の養生足場として地面に敷かれて使用されている。そして、この種の建設現場での作業の種類によっては、絶えず鉄板を移動しなければならず、そのためにはクレーン等を用いて吊り上げ作業を行なっている。
即ち、前記した足場としての鉄板を吊上げて移動させる作業は、鉄板の所望の部位に吊上げ用の穴が穿設されており、この穴にワイヤーを通し、該ワイヤーをフックに引掛けるようにして行なっている。
【0003】
前記した重さが数トンにもおよぶ鉄板(敷鉄板ともいう。)の吊り上げ作業に多用されている従来のフック装置の構造としては次のようなものがある。
(i).弾発力に付勢されてフック先端部に当接する落下防止板をフック本体部に配設し、かつフック先端部の開口幅を極めて小さく設定した構造のものがある。いうまでもないことであるが、フック先端部の開口幅を狭小にする理由は、これによりワイヤーの外れを極力、防止しようとするものである。
【0004】
(ii).また、フック装置を別体のフック支持体とフック部により構成するとともに、両部材(フック支持体とフック部)を相互に回動できるようにした構造のものがある。なお、重量物の吊上げ時にフック支持体の先端部とフック部の先端部が当接し、落下防止の機能を果たす。
前記したフック装置は、重量物に取付けられたワイヤーを単にフック部に引掛けて使用するタイプのものであり、フック支持体とフック部の回動時のフック先端部の開口幅は極めて狭小に設定されている。
【0005】
しかしながら、現場作業においては、敷設されている重さが数トンにもおよぶ敷鉄板にワイヤーを引掛ける作業それ自体がなかなかの重労働であり、いきおい、フック装置の引掛け部(フック先端部)を直接、敷鉄板に穿設された吊上げ用の穴に挿入して吊上げるということが行なわれている。この場合、前記したようにフック先端部の開口幅が極めて小さく設定されていることから、フック先端部を敷鉄板に引掛ける作業自体が極めて困難なものである。即ち、敷鉄板のように地面に敷設された物を引掛けて吊上げる場合、従来のフック装置においては、フック部のフック開口幅が極めて小さく設定されているため、なかなか引掛けることが出来ず、そのうえ引掛けることができたとしても脱着時にフック部を取り外すのに困難をきたす。
【0006】
このため、本来ならば、この種の作業には落下防止装置のないフック装置を使用することができないものであるが、多くの作業現場においては落下防止装置が無く、かつ開口幅を大きく設定したフック部を有するものが使用されているのが現状である。
しかしながら、この種の作業に落下防止装置がなく、かつ開口幅が大きなフック部を有するフック装置を使用した場合、相当に危険なものである。
この点を具体的にみると、脱落防止装置の無いフック装置により重量物である敷鉄板を吊り上げている時、ほとんど外れる事は無い。しかしながら、敷鉄板を地面に設置する時、吊りワイヤーなどの緩みで吊上げ用の穴とフック部の間に遊びが生じ、フック部が穴から外れてしまうケースが多発する。一度、フック部が穴から外れると敷鉄板の転倒事故に繋がり、人が下敷きになり死亡事故に至るという危険性がある。現実に、この種の作業現場において重さが数トンにもおよぶ敷鉄板の転倒による死亡事故が多発しているのが現状である。
【0007】
本発明者らは、前記した従来技術の問題点を解消すべく鋭意、検討を加え、既に幾つかの新しい構造のフック装置を提案している。
例えば、本発明者らは、フック装置を、別体のフック部と脱落防止部を有するフック支持体とで構成するとともに、前記フック部をフック支持体に回動自在に配設し、かつフック部が、ロック解除されてロック状態(フック部の先端部がフック支持体に一体的に形成された脱落防止部と当接し、フック開口部を閉塞したロック状態を維持している状態)から略180°反転回動できる構造としたとき、即ち、フック部とフック支持体に一体的に形成された脱落防止部との間の開口幅を従来に比して極めて大きくなるように構成したとき、地面などに敷設された敷鉄板等の重量物の引掛け作業時に、前記重量物に配設された引掛け用の穴にフック部の先端部を容易に挿入することができること、また、フック部の脱着作業時に脱落防止部が地面などに当接したり埋没したりすることがないため、フック部の脱着作業が容易であることを見い出し、これら知見をベースにした新しい構造のフック装置を先に提案している(特願平3−53112号、同3−216524号参照)。
【0008】
前記した本発明者らの先に提案した、特に敷鉄板の吊上げ用に有用なフック装置は、敷設状態にある敷鉄板をフック部に引掛けて他の敷設場所に搬送し敷設する過程において当初の優れた効果を発揮することができるものである。即ち、前記提案のフック装置は、容易かつ確実に敷鉄板の吊上げ用穴部にフック部を引掛けることができること、搬送中の落下を確実に防止することができること、更に他の敷設場所に敷設するときに、吊上げ用ロープが緩んでもフック部は敷鉄板から外れることがないこと、などの優れた効果を発揮することができるものである。
【0009】
本発明者らが先に提案した前記構成のフック装置(特願平3−53112号、同3−216524号参照)は、敷設場所へ敷鉄板を搬送し、敷設した後、敷鉄板からフック装置全体を取外す時の作業性からみると、改良の余地を残すものである。
即ち、本発明者らが、先に提案した前記フック装置においては、敷鉄板からフック装置全体を脱着(抜去)する作業は、作業員に依存する方式であるため、前記した脱落防止部の構造にもとづく利点があるものの、重量が数トンにもおよぶ敷鉄板からフック装置全体、特にフック部を脱着(抜去)するのは容易ではない。
【0010】
この点に関しても、本発明者らは、先に敷鉄板からのフック装置の脱着を容易にするための機構を備えたフック装置を提案している(特願平4−267923号参照)。
前記したフック部の脱着容易のための提案(特願平4−267923号)は、本発明者らの先のフック装置(特願平3−53112号、同3−216524号参照)が持つ特性、即ち、ロック解除時にフック部とフック支持体が、略180゜反転回動し、フック部の背部がフック支持体の側部に当接する位置まで反転回動するという特性を利用したものである。
【0011】
即ち、前記した本発明者らのフック部の容易脱着に関する提案(特願平4−267923号)は、フックの背部が前記フック支持体の側部に当接する位置関係にあるときに、前記位置関係を維持しつつフック部の重量物からの抜去を助力するための抜去用ロックを次のように構成するものである。
即ち、前記抜去用ロックは、フック支持体側に抜去用ロックの本体を配設するとともに、フック部側に前記抜去用ロック本体を係止するための係止部を配設して構成される。
【0012】
前記した本発明者らの提案したフック部の脱着容易化の手段は、例えば敷鉄板にフック部が引掛けられ、所定の敷設場所に搬送、敷設された後、敷鉄板からフック部を作業者に負担を掛けることなしに容易に脱着できるものである。
これは、
(1).本発明者らが先に提案したフック装置は、クレーン(起重機)の使用を前提としていること、
(2).従って、重量が数トンにもおよぶ敷鉄板などの重量物からフック部を脱着するとき、作業者の人力に依存せず、前記クレーンの動力を使えること、
(3).このため、前記した抜去用ロックの抜去用ロック本体と係止部との係合関係のもとで前記クレーンの動力を利用すれば、フック部は重量物から容易に抜去することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
前記したように、本発明者らの先に提案した重量物吊上げ用のフック装置(特願平3−53112号、同3−216524号、同4−267923号参照)は、一定の改善がなされ、従来のものよりも安全性や抜去性に優れたものである。
即ち、本発明者らの先に提案した重量物吊上げ用のフック装置の優位性は、前記フック装置が正常な使用態様で使用された場合に発現されるものである。
前記した正常な使用態様とは、以下の態様のものである。
即ち、吊上げ対象物、例えば、重さが数トンにも及ぶ敷鉄板の場合、前記敷鉄板には、片側かつ略中央端部の近傍部位に吊上げ作業の便宜のために予めフック部を挿入するための穴部が形成されており、かつ、前記穴部は、従来型のフック部の確実な押入、係止のために敷鉄板の敷設方向に対し垂直な方向に長孔の穴部を有するように形成されている。
そして、前記した本発明者らの先に提案した種々の改良型のフック装置の正常な使用態様は、(詳しくは図面を参照して後述するが)フック部の先端を敷鉄板の穴部の短径方向に引掛ける態様のものである。
【0014】
しかしながら、前記本発明者らの先に提案したフック装置の正常な使用態様において、前記敷鉄板の穴部に対するフック部の引掛け方向は、従来型のフック装置あるいは本来この種の作業において使用が禁止されている脱落防止(ハズレ止め)機構がないフック装置のフック部の引掛け方向に対して、逆の方向である。なお、前記した吊上げ作業においては、脱落防止(ハズレ止め)機構がない開口部の大きなフック装置の使用が禁止されているが、現実的には使用されていることは前記した通りである。
即ち、従来型の前記脱落防止(ハズレ止め)機構がないフック部の開口幅の大きなフック装置は、前記長孔の穴部の長孔(長径)方向にフック部を引掛ける態様で使用されるのが通常の使用態様である。
前記した従来型のフック装置の使用態様において、穴部の長孔(長径)方向にフック部を引掛けて敷鉄板を吊上げると、敷鉄板が序々に斜めになるに従ってフック部も斜めになり、クレーン先端部に固着されているワイヤーロープに対してフック部上部の吊り輪(ワイヤロープの固定輪)が横方向に引っ張られるようになる。このため、フック先端部は前記長孔内で回転し、敷鉄板がフック部の最適な吊上げ位置に収まるようになる。
【0015】
一方、前記したように本発明者らの先に提案したフック装置の正常な使用態様は、従来品の使用態様とは異なり、即ち、敷鉄板に対するフック部の引掛け方向は全く異なるものである。
そして、本発明者らの先に提案したフック装置が、従来品の使用態様で使用された場合、吊上げ時にフック支持体に一体的に形成された脱落防止部の先端部が敷鉄板と干渉し合い、フック部が敷鉄板の穴部の内部で回転することができず、正常に吊上げ姿勢をとることができないという不具合を発生させてしまう(後述する図9〜図11参照)。
【0016】
また、本発明者らの先に提案したフック部と一体的に形成された脱落防止部を有するフック支持体とからなるフック装置において、(これも詳しくは図面を参照して後述するが)前記フック支持体に一体的に形成された比較的長めの脱落防止部が、場合によっては敷鉄板を吊上げるとき、あるいは吊上げ後に敷鉄板を所定の場所に設置するときに他の構成物などに当接してしまうという不具合がみられる。
【0017】
本発明は、前記本発明者らの先に提案したフック装置の不正使用時などにみられる不具合を解消し、敷鉄板の引掛け用穴部に対するフック部のどのような引掛け態様をも許容することができ、かつ、安全性と操作性、及び抜去性に優れた敷鉄板などの重量物吊上げ用のフック装置を提供することを目的とするものである。
【0018】
本発明者は、前記不具合の解消策について鋭意検討した。その結果、本発明者は、フック装置の基本構成を従来型のフック装置の構成とし、別言すれば別部材として製作されたフック支持体とフック部を回動自在に接合する構成とし、これにフック部の先端開口部を閉塞する外れ止め片をフック部に吊下げられた被吊下げ物(重量物)に当接しないようにフック開口部の上方へフック支持体のフック部の背部方向への回動に伴って回動屈折させる構成を付加した場合、前記不具合が解消されること、別言すれば、従来型と全く同様の使用態様のもとで違和感なく使用することができるため、作業性に何らの問題がないことを見い出した。
本発明は、前記知見に基づいて完成されたものであり、本発明により安全性と操作性、及び抜去性に優れた重量物吊上げ用フック装置が提供される。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明を概説すれば、本発明は、吊上げ装置のワイヤー先端部に取付けられ、重量物を吊上げるためのフック装置(A) において、前記フック装置(A) が、
(i).一端にフック(3) に回動自在に接合される先端部(11)、及び、他端に吊上げ装置からのワイヤーを固定するためのワイヤー固定部(12)、とを有するフック支持体(1) 、
(ii). フック形状の先端部(31)と二股構造の後端部(32,32´) から成るフック(3) であって、前記二股構造の後端部(32,32´) の間に誇設された接合ピン(2) を介して前記後端部(32,32´) の空間内に前記フック支持体(1)の先端部(11)を回動自在に接合するフック(3) 、
(iii).重量物の吊上げ時にフック(3) の開口部(3a)を閉塞して重量物のフック先端部(31)からの外れを防止する外れ止め部(4) であって、前記外れ止め部(4) は、
(iii)-1.先端部(41a) が前記フック(3) のフック先端部(31)に略当接するように配置され、かつ後端部(41b) が前記フック(3) の二股構造の後端部(32,32´) の近傍に配置される閉塞片(41)、
(iii)-2.前記フック(3) の二股構造の後端部(32,32´) の空間内において前記フック支持体(1) の先端部(11)の下部に配置された閉塞片用上段支持アーム(42)であって、
その中間部(42a) は前記二股構造の後端部(32,32´) の空間内で回動自在に接合され、
その先端部(42b) は前記閉塞片(41)の後端部(41b) に回動自在に接合され、かつ、
その端部(42c) はフック支持体(1) がフック(3) の背部(33)の方向に回動するときに閉塞用上段支持アーム(42)を同方向に回動案内する操作レバーとなるように構成され、
(iii)-3.前記フック(3) の二股構造の後端部(32,32´) の空間内において前記閉塞用上段支持アーム(42)の下部に配置された閉塞片用下段支持アーム(43)であって、
その後端部(43a) は前記二股構造の後端部(32,32´) の空間内に回動自在に接合され、かつ、
その先端部(43b) は前記閉塞片(41)の中間部(41c) に回動自在に接合され、
(iii)-4.前記閉塞片用上段支持アーム(42)と閉塞片下段支持アーム(43)は、フック支持体(1) がフック(3) の背部(33)の方向に回動するとき、操作レバー(42c) を介して両アーム(42,43)は同方向に回動するとともに、前記回動に連動して閉塞片(41)をフック開口部(3a)の閉塞位置から開口位置へ変位させるものである、
ことから成ることを特徴とする重量物吊上げ用フック装置に関するものである。
【0020】
以下、本発明の技術的構成及び実施態様を図面を参照して詳しく説明する。
なお、本発明は図示のものに限定されないことはいうまでもないことである。
【0021】
図1〜図5は、本発明の重量物吊上げ用フック装置(A)の第一実施態様を説明する図である。
図1は、本発明の重量物吊上げ用フック装置(A)の正面図、図2は全体斜視図である。
図3〜図5は、本発明の重量物吊上げ用フック装置(A)の縦断面図(前記図1において、紙面に平行な面で切断した断面図)であるとともに、特にフック開口部(3a)の開口部を閉塞する閉塞片(41)を含む外れ止め部(4)の構成及び動作を説明するための図である。
【0022】
図1〜図3は、本発明の重量物吊上げ用フック装置(A)が図示しない被吊上げ物(敷鉄板などの重量物)を吊上げているときの状態を示しているということができる。
従って、図1〜図3は、前記した所定の重量物を吊上げた状態のもとにおいて、本発明の重量物吊上げ用フック装置(A)の各構成要素(部材)の間の有機的関係を示すものである。
【0023】
図1〜図3に示されるように、本発明の重量物吊上げ用フック装置(A)は、大別して、(i)フック支持体(1)、(ii)フック(3)、及び(iii)外れ止め部(4)の三つの構成部材からなるものである。
【0024】
(i).前記フック支持体(1)は、他の部材とは別体として製作されたフック支持体(1)であって、一端側に後端部が二股構造でフック形状をしたフック(3)の後端部に接合ピン(2)により回動自在に接合される先端部(11)を有し、かつ他端側に図示しないクレーンなどの吊上げ装置からのワイヤーを固定するためのワイヤー固定部(12)を有する板状体で構成される。
【0025】
本発明の重量物吊上げ用フック装置(A)として、図1〜図3には、詳しくは後述する図5を参照して説明するが、本発明のフック装置(A)による重量物、例えば敷鉄板を吊上げて所定の設置場所に設定したあと、フック装置(A)を敷鉄板から抜去するのを支援する構成として、抜去用ロック(5)を有するものが図示されている。
即ち、図1〜図3には、前記抜去用ロック(5)として、フック支持体(1)側に抜去用ロック本体(51)、及びフック(3)の背部(33)側に係止部(52)を配設した構造のものが示されている。
しかしながら、本発明の重量物吊上げ用フック装置(A)において、前記した抜去用ロック(5)は、所望の構成要素であり、必須のものでないことに留意すべきである。
【0026】
(ii).前記フック(3)は、前記フック支持体(1)とは別体に製作されたものであり、かつ、フック形状の先端部(31)と二股構造の後端部(32,32´)から成るとともに、前記二股構造の後端部(32,32´)の空間内に接合ピン(2)を介して前記フック支持体(1)の先端部(11)を回動自在に配設できるように構成される。
本発明の前記二股構造の後端部(32,32´)において、二股構造により形成される空間スペースは、前記フック支持体(1)の先端部(11)を接合ピン(2)を介して回動自在に配設するとともに、後述する外れ止め部(4)の上下支持アーム(42,43)を収容できる大きさのもので構成される。
【0027】
(iii).前記外れ止め部(4)は、本発明のフック装置(A)において大きな特徴点の1つであり、これは重量物の吊上げ時にフック(3)の開口部(3a)を閉塞して重量物のフック先端部(31)からの外れを防止する機能を有するものである。また、前記外れ止め部(4)は、重量物が吊上げられて所定の設置場所に設置され、かつ重量物がフック部から取り外されたとき、重量物に当接しないように上側方向に回動屈折しフック開口部(3a)の閉塞状態を解き、開口状態にする機能を有するものである。
【0028】
本発明の第一実施態様の重量物吊上げ用フック装置(A)において、前記外れ止め部(4)は、大別して(iii)-1.閉塞片(41)、(iii)-2.閉塞片用上段支持アーム(42)、及び(iii)-3.閉塞片用下段支持アーム(43)の三つの構成部材から成るものである。
【0029】
(iii)-1.前記閉塞片(41)は、図示されるように、その先端部(41a)が前記フック(3)のフック先端部(31)に略当接するように配置され、かつその後端部(41b)が前記フック(3)の二股構造の後端部(32,32´)の近傍部位に配置されるものである。
前記先端部(41a)が前記フック(3)のフック先端部(31)に略当接するという配置関係は、フック部内に吊下げられた重量物が吊上げ搬送中などにおいてフック部から外れ落ちないことを保証する配置関係を意味し、必ずしも両者(41a,31)が当接していることを必要としない。
【0030】
(iii)-2.前記閉塞片用上段支持アーム(42)は、前記フック(3)の二股構造の後端部(32,32´)の空間内において、かつ安全ピン(2)を介して回動自在に配設された前記フック支持体(1)の先端部(11)の下部に配置、配設される。
前記閉塞片用上段支持アーム(42)の具体的な配設態様は、以下の通りである。
(1).その略中間部(42a)は、前記二股構造の後端部(32,32´)の空間内において、接合ピン(42a´)を介して回動自在に配設される。
(2).その先端部(42b)は、前記閉塞片(41)の後端部(41b)に接合ピン(42b´)を介して回動自在に配設される。
(3).その後端部(42c)は、前記フック支持体(1)がフック(3)の背部(33)の方向に回動するとき、閉塞用上段支持アーム(42)を同方向に回動案内する操作レバーとなるように構成される。なお、前記後端部(42c)を操作レバー(42c)ということがある。
【0031】
(iii)-3.前記閉塞用下段アーム(43)は、前記フック(3)の二股構造の後端部(32,32´)の空間内において、前記閉塞用上段支持アーム(42)の下部に配置、配設される。
前記閉塞用上段支持アーム(43)の具体的な配設態様は、以下の通りである。
(1).その後端部(43a)は、前記二股構造の後端部(32,32´)の空間内において、接合ピン(43a´)を介して回動自在に配設される。
(2).その先端部(43b)は、前記閉塞片(41)の略中間部(41c)に接合ピン(43b´)を介して回動自在に配設される。
【0032】
本発明の前記した構成の閉塞片用上段支持アーム(42)と閉塞片用下段支持アーム(43)は、フック支持体(1)がフック(3)の背部(33)の方向に回動するとき、操作レバー(42c)を介して両アーム(42,43)は同方向に回動するとともに、前記回動に連動して閉塞片(41)をフック開口部(3a)の閉塞位置から開口位置へ変位させることができる。
前記両アーム(42,43)の回動に連動した閉塞片(41)の閉塞位置から開口位置への変位は、閉塞片(41)の先端部(41a)がフック部に吊り下げられた被重量物(例えば、敷鉄板の一部)に当接しないように上方へ回動屈折して行なわれる。
なお、この点は、詳しくは後述するが、図3〜図5に示されている。即ち、閉塞片(41)に注目すると、図3は閉塞片(41)の初期状態を示し、図4〜図5は閉塞片(41)の回動屈折後の最終状態を示すものである。
【0033】
本発明の重量物吊下げ用フック装置(A)において、前記閉塞用下段アーム(43)は、閉塞片(41)との接合を次のように構成してもよい
即ち、閉塞用下段アーム(43)の先端部(43b)と閉塞片(41)の略中間部(41c)は、接合ピン(43b´)を介して回動自在に接合されるとともに、図3に示されるようにスプリング(43b´´)を介して閉塞片(41)の閉鎖力を増加するように弾発付勢されてもよいものである。
【0034】
次に、図3〜図5を参照して、本発明の重量物吊下げ用フック装置(A)の動作説明、特に外れ止め部(4)の動作説明をする。
(i).図3は、本発明の重量物吊上げ用フック装置(A)が前記したように図示しない重量物を吊下げている状態を示している。このとき、図示されるように外れ止め部(4)は、フック開口部(3a)を閉塞する位置に配置している。
(ii).図4は、本発明の重量物吊上げ用フック装置(A)が、重量物を所定の設置場所に搬送、設置し、重量物の吊上げ用ワイヤーロープなどをフック部(3)から取外すときの状態を示している。このとき、図示されるように、外れ止め部(4)は、フック開口部(3a)を開口する位置に配置している。
図4に示されるように、操作レバー(42c)を図3の状態から図4に示されるように反時計方向、別言すれば、フック(3)に対してフック支持体(1)をフック(3)の背部(33)の方向に回動させる方向に、手動により回動すると、閉塞片(41)、操作レバー(42c)の本体部である閉塞片用上段支持アーム(42)、及び閉塞片用下段支持アーム(43)の三者は相互に回動自在に連結されているため、これら三つの部材(41,42,43)は、前記操作レバー(42c)の手動回動の方向に回動することになる。
【0035】
前記外れ止め部(4)の図3と図4の間の回動軌跡は図示されていないが、前記二本の支持アーム(42,43)の配置関係からして、閉塞片(41)の回動軌跡は、その先端部(41a)がフック部(3)内に存在する重量物の吊上げ用ワイヤーロープあるいは敷鉄板の一部に当接することなく、全体としてフック部(3)の上部方向、即ち二股構造の後端部(32,32´)の方向へ引き込まれるように回動屈折する軌跡をえがくことになる。
【0036】
(iii).図5は、前記図4に示される操作レバー(42c)の手動方式による回動操作を、フック支持体(1)のフック(3)の背部(33)の方向への反転、回動に連動させて行なう態様を説明するものである。この場合でも、前記図4を参照して説明したと同様に、外れ止め部(4)の閉塞片(41)は、フック開口部(3a)の閉塞位置から開口位置に回動屈折させることができる。
【0037】
本発明の重量物吊下げフック装置(A)において、重量物として敷鉄板を所定の設置場所に搬送、設置したあと、敷鉄板の重い荷重がフック先端部(31)に印加するため(この状態は、図4または図5に示されているとみるべきである。)設置された敷鉄板からフック装置を抜去すること(抜取り作業)は相当の労力を必要とするものとなる。
図1〜図5は、前記抜去を助力(支援)する抜去用ロック(5)の構成を示している。
特に図1及び図5に示されるように、フック支持体(1)がフック(3)の背部(33)に略当接する配置関係にあるとき、前記配置関係を維持しながらフック装置(A)から重量物の抜去を助力するための抜去ロック(5)として、前記フック支持体(1)の側に配設された抜去用ロック本体(51)と前記フック(3)の背部(33)の側に配設された係止部(52)とから成るものを示している。
【0038】
前記抜去ロック(5)の使用態様は、図5に示されている。
図5に示されるように、敷鉄板などの重量物を本発明のフック装置(A)により所定位置に搬送、設定したのち、前記抜去ロック(5)の抜去用ロック本体(51)と係止部(52)を併合ロックする。次いで、図示しないクレーン等の吊上げ装置の力を利用してフック支持体(1)のワイヤー固定部(12)を上方へ引上げる。これにより、フック先端部(31)は回動して敷鉄板の引掛穴部から容易に取り外される。
【0039】
図6は、本発明の第二実施態様の重量物吊上げ用フック装置(A)の縦断面図であり、前記第一実施態様に係る図3に対応する図である。
図6に示される本発明の第二実施態様の重量物吊上げ用フック装置(A)において特徴的な点は、フック支持体(1)のフック(3)の背部(33)方向への常時回動状態を防止した点にある。なお、前記第一実施態様のもの(図3参照)は、フック支持体(1)のフック(3)の背部(33)方向へ、フック支持体(1)が常時回動するタイプのものである。
【0040】
フック支持体(1)がフック(3)の背部(33)方向へ常時回動するタイプのものは、重量物の吊上げ作業中あるいは重量物の所定場所への設置作業中などにおいて、クレーン等の吊上げ装置からのワイヤーロープなどが何かの原因でたるんだときにフック支持体(1)が回動し、操作レバーを作動させてしまう危険性がある。このような場合、フック開口部(3a)は開口状態となり、重量物がフック部(3)から外れてしまう危険が起りうる。
【0041】
前記した不具合を解消するために、本発明の第二実施態様の重量物吊上げ用フック装置(A)において、図6に示されるように、
(i).フック支持体(1)の先端部(11)は、その周縁部にロック用突部(11a)を有するように構成され、かつ、
(ii).閉塞片用上段支持アーム(42)は、前記ロック用突部(11a)を係止ロックするロック用凹部(42d)を有するように構成される。
前記した構成のフック支持体(1)と閉塞片用上段支持アーム(42)により、前記ロック用突部(11a)とロック用凹部(42d)の係合により、フック支持体(1)のフック(3)の背部(33)方向への回動が阻止されることになる。
いうまでもないが、前記フック支持体(1)と閉塞片用上段支持アーム(42)の係合ロックの解除は、手動操作により、具体的に閉塞片用上段支持アーム(42)の操作レバー(42c)を反時計方向に回動することにより行なう。
【0042】
次に、本発明の重量物吊上げ用フック装置(A)の使用上の利点について、脱落防止部が一体形成された発明者らの先に提案したフック装置(特願平3−53112号、同3−216524号参照)との関連で図面を参照して説明する。
なお、本発明者らの先に提案した装置は、英記号(B)で示され、かつそのフック支持体(1)に一体的に形成された脱落防止部は、本発明の外れ止部(4)との関連で記号(4´)で示されている。
【0043】
図7〜図8は、本発明のフック装置(A)の使用上の1つの利点を説明する図である。
図7に示されるように、本発明者らの先の提案になるフック装置(B)は、敷鉄板(C)を搬送し、壁(E)際などの構造物の近くの地面(D)に設置しようとすると、その脱落防止部(4´)が壁(E)にぶつかってしまい、適切な設置場所に設置できなかったり、フック部の敷鉄板(C)からの抜去作業ができないという不具合がある。なお、図中(C1)は、敷鉄板の吊上げ用穴を示す。
これに対し、図8の本発明のフック装置(A)は、外れ止め部(4)の構造からして、敷鉄板(C)と壁(E)の間に余裕がなくても適切に設置したり敷鉄板(C)の穴からフック(3)を容易に抜去することができる。
【0044】
図9〜図14は、本発明のフック装置(A)の使用上の他の利点を説明する図である。
ここで、図9〜図11は、本発明者らの先に提案したフック装置(B)の使用態様を説明する図である。一方、図12〜図14は、前記図9〜図11に対応する本発明のフック装置(A)の使用態様を説明する図である。
前記図9〜図11に示される本発明者らの先に提案したフック装置(B)の使用態様と前記図12〜図14に示される本発明のフック装置(A)の使用態様を比較すれば、本発明のフック装置(A)の使用上の利点は明らかである。以下、この点について具体的に説明する。
【0045】
図9は、本発明者らの先の提案のフック装置(B)を用い、かつ敷鉄板(C)の穴(C1)の長手方向からフックを引掛けて敷鉄板(C)を吊上げようとする態様を示すものである。
なお、敷鉄板(C)の穴(C1)の長手方向は、後述する図13を参照すれば容易に理解される。このような穴(C1)の長手方向からフックを引掛ける態様は、フック装置(B)の本来の正常な使用態様のものでない。
この場合、フック装置(B)の脱落防止部(4´)とフック先端部は、図9に示されるように敷鉄板(C)をクランプしてしまい、フックは正常な引掛け位置へ回動することができなくなる。
なお、前記したクランプ力の発生は、図9に示されるようにクレーンのワイヤーによる吊上げ力がワイヤー固定部に印加する点とフック支持体に回動自在に接合したフックの回動点が、吊上げ力の方向にみて乖離しているためである。前記乖離の大きさは、図9に記号Wで示されている。
【0046】
図10〜図11に示される敷鉄板(C)の吊上げ状態がいかに危険であるかは明らかである。当然のことながら、フック装置(B)全体に横方向の無理な曲げ力がかかり、フック支持体やフック部の曲り、脱落防止部(4´)の曲りなどの故障が発生する恐れがある。なお、前記したフック装置(B)の使い方は、クレーン等安全規則、JIS規格B−2803、フックの使用基準などにおいて禁止されている。
【0047】
図12は、本発明のフック装置(A)を用い、かつ敷鉄板(C)の穴(C1)の長手方向からフックを引掛けて敷鉄板(C)を吊上げようとする態様を示すものである。即ち、前記図9と同じ態様で本発明のフック装置(A)により敷鉄板(C)を吊上げようとするものである。
この場合、図13に示されるように、フック装置(A)の外れ止め部(4)は、敷鉄板(C)の厚さに応じて自動的に回動屈折するため、図9のフック装置(B)のようなクランプ状態が回避され、フック(3)は穴(C1)の中で正常な吊上げ位置に回転することができ、吊上げと同時(瞬時)に図14の状態になる。
【0048】
図12〜図14を参照して説明したように、本発明の重量物吊上げ用フック(A)は、作業者が敷鉄板の穴にフック(3)を引掛けるとき、穴の長径方向または短径方向のいずれの方向において引掛けても安全に吊り上げ作業を遂行することができる。
この点は、前記図9〜図11を参照して説明した本発明者らが先に提案したフフック装置(B)とは大きく異なる点であ。
【0049】
また、この種の敷鉄板の吊り上げ作業において、外れ止め装置のないフック装置は使用が禁止されているが、現実には使用されている。
なお、その使用の態様は、作業性の観点から敷鉄板の穴の長径方向にフックを引掛けるものである。
これに対し、本発明のフック装置(A)は、前記したように外れ止め装置のないフック装置と同様の作業性が得られることから、前記外れ止め装置のないフック装置に代替するものであり、かつ高い作業性と安全性を得ることができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明の重さが数トンにも及ぶ敷鉄板などの重量物吊り上げ用フック装置は、重量物の吊上げ中はフックの開口部を閉塞する外れ止め部を有するもので構成され、かつ、前記外れ止め部は、手動によりまたはフック支持体の回動に連動されてフック部に吊下げられた重量物に当接することなく上方に回動屈折するように構成される。
このため、本発明の重量物吊り上げ用フック装置は、
(i).本発明者らか先に提案したフック支持体に一体的に形成された脱落防止部を有するフック装置(特願平3−53112号、同3−216524号参照)、あるいは、
(ii).従来の外れ止め装置のないフック装置、
などと比較して、操作性と安全性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施態様のフック装置(A)の正面図である。
【図2】 本発明の第一実施態様のフック装置(A)の斜視図である。
【図3】 本発明の第一実施態様のフック装置(A)の断面図である。
【図4】 本発明の第一実施態様のフック装置(A)の断図図であり、手動操作による外れ止め部(4)の動作を説明する図である。
【図5】 本発明の第一実施態様のフック装置(A)の断図図であり、フック支持体(1)の回動操作による外れ止め部(4)の動作を説明する図である。
【図6】 本発明の第二実施態様のフック装置(A)の断面図であり、図3に対応する図である。
【図7】 従来の脱落防止部(4´)一体型のフック装置(B)による敷鉄板(C)の設置作業を説明する図である。
【図8】 本発明のフック装置(A)による敷鉄板(C)の設置作業を説明する図であり、図7に対応する図である。
【図9】 従来の脱落防止部(4´)一体型のフック装置(B)による敷鉄板(C)の吊り上げ作業を説明する図であり、吊り上げ初期の状態を示す。
【図10】 従来の脱落防止部(4´)一体型のフック装置(B)による敷鉄板(C)の吊り上げ作業を説明する図であり、吊上げ搬送中の状態を示す。
【図11】 図10のI−I線断面図である。
【図12】 本発明のフック装置(A)による敷鉄板(C)の吊上げ作業を説明する図であり、図9に対応する吊上げ初期の状態を示す。
【図13】 本発明のフック装置(A)による敷鉄板(C)の吊上げ作業を説明する図であり、吊上げ初期のフック(3)と敷鉄板(C)の穴(C1)の配置関係を示す図である。
【図14】 本発明のフック装置(A)による敷鉄板(C)の吊上げ作業を説明する図であり、吊上げ初期のフック(3)が図13の位置から正常位置に戻ったことを示す図である。
【符号の説明】
A……………本発明のフック装置
1……………フック支持体
11…………先端部
12…………ワイヤー固定部
11a………ロック用突部
2……………接合ピン
3……………フック
31…………先端部
32,32´………(二股構造の)後端部
33…………背部
3a…………開口部
4……………外れ止め部
41…………閉塞片
42…………閉塞片上段支持アーム
43…………閉塞片下段支持アーム
41a………先端部
41b………後端部
41c………中間部
42a………中間部
42b………先端部
42c………後端部(操作レバー)
42d………ロック用凹部
43a………後端部
43b………先端部
5……………抜去用ロック
51…………抜去用ロック本体
52…………係止部
B……………従来のフック装置
4´…………従来のフック装置の一体型脱落防止部
C……………敷鉄板
1 …………敷鉄板の引掛け用穴
D……………地面
E……………構造物
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hook device used when lifting a heavy object such as an iron plate or a block body at a construction site or the like.
More specifically, the present invention can reliably and easily hang a heavy object such as an iron plate or a block body, eliminate the risk of dropping when lifting, and easily remove it from the heavy object. The present invention relates to a hook device that can be used exclusively for lifting heavy objects.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, iron plates (laying iron plates) weighing several tons have been used on many construction sites as a scaffold for soft ground. Depending on the type of work at this type of construction site, the iron plate must be moved constantly, and for that purpose, lifting work is performed using a crane or the like.
That is, the work of lifting and moving the iron plate as the above-mentioned scaffold is made by making a hole for lifting in a desired part of the iron plate, passing a wire through this hole, and hooking the wire on the hook. Is doing.
[0003]
As a structure of a conventional hook device that is frequently used for lifting an iron plate (also called a laid iron plate) having a weight of several tons, there is the following structure.
(i) There is a structure in which a drop prevention plate that is urged by a resilient force and abuts against the tip of the hook is disposed on the hook body, and the opening width of the hook tip is set to be extremely small. Needless to say, the reason for narrowing the opening width of the tip of the hook is to prevent the wire from coming off as much as possible.
[0004]
(ii) In addition, there is a structure in which the hook device is constituted by a separate hook support and a hook part, and both members (hook support and hook part) can be rotated with respect to each other. Note that when the heavy object is lifted, the tip of the hook support and the tip of the hook come into contact with each other, thereby fulfilling the function of preventing falling.
The hook device described above is of a type in which a wire attached to a heavy object is simply hooked on the hook portion, and the opening width of the hook tip when the hook support and the hook portion are rotated is extremely narrow. Is set.
[0005]
However, in the field work, the work itself is very hard work to hang the wire on the laying iron plate that weighs several tons. The hook part of the hook device (hook tip) It is directly inserted into a lifting hole drilled in the laid iron plate and lifted. In this case, as described above, since the opening width of the hook tip portion is set to be extremely small, the operation itself of hooking the hook tip portion on the laying iron plate is extremely difficult. That is, when hooking and lifting an object laid on the ground like a laid iron plate, in the conventional hook device, the hook opening width of the hook portion is set to be extremely small, so it cannot be easily hooked. Moreover, even if it can be hooked, it is difficult to remove the hook part at the time of detachment.
[0006]
For this reason, it is originally impossible to use a hook device without a fall prevention device for this type of work, but there are no fall prevention devices at many work sites and the opening width is set large. At present, the one having a hook portion is used.
However, it is quite dangerous to use a hook device having a hook part with a large opening width without a fall prevention device for this type of work.
If this point is seen concretely, when the laying iron plate which is a heavy article is lifted with the hook apparatus without a drop-off prevention device, it will hardly come off. However, when the laying iron plate is installed on the ground, looseness of the suspension wire or the like causes play between the lifting hole and the hook part, and the hook part often comes off the hole. Once the hook part is removed from the hole, it will lead to a fall accident of the iron plate, and there is a danger that a person will lay down and lead to a fatal accident. In reality, there are many fatal accidents due to the fall of the iron plate that weighs several tons at this kind of work site.
[0007]
The present inventors have intensively and studied to solve the problems of the prior art described above, and have already proposed several new hook devices.
For example, the present inventors configured the hook device as a separate hook part and a hook support body having a drop-off prevention part, and the hook part is rotatably disposed on the hook support body. The part is substantially unlocked and released from the locked state (the state in which the hook portion is in contact with the drop-off preventing portion formed integrally with the hook support body and the hook opening portion is closed). When it is structured to be able to rotate 180 °, that is, when the opening width between the hook part and the drop-off prevention part formed integrally with the hook support is configured to be extremely large compared to the conventional case, The hook part can be easily inserted into the hooking hole provided in the heavy object when the heavy object such as a laid iron plate laid on the ground is hooked. The drop-off prevention part is ground when It has been found that it is easy to detach and attach the hook part because it does not abut against or be buried in the throat, and a hook device having a new structure based on these findings has been proposed previously (Japanese Patent Application No. 3). -53112 and 3-216524).
[0008]
The hook device proposed previously by the present inventors, which is particularly useful for lifting a laid iron plate, is initially in the process of hooking the laid iron plate in the laid state to the hook portion and transporting it to another laying location. It is possible to exhibit the excellent effects of. That is, the proposed hook device can easily and surely hook the hook portion into the lifting hole of the laid iron plate, can surely prevent the falling during transportation, and is laid at another laying place. In this case, even if the lifting rope is loosened, it is possible to exert excellent effects such as that the hook portion does not come off from the laid iron plate.
[0009]
The hook device of the above-mentioned configuration proposed by the present inventors (see Japanese Patent Application Nos. 3-53112 and 3-216524) conveys the laying iron plate to the laying place, lays it, and then hooks the hook device from the laying iron plate. From the viewpoint of workability when removing the whole, there is room for improvement.
That is, in the hook device proposed previously by the present inventors, since the operation of detaching (removing) the entire hook device from the laying iron plate is a method depending on the worker, the structure of the drop-off preventing portion described above. Although there is an advantage based on the above, it is not easy to detach (remove) the entire hook device, in particular, the hook portion from the iron plate having a weight of several tons.
[0010]
Also in this regard, the present inventors have previously proposed a hook device provided with a mechanism for facilitating the detachment of the hook device from the laid iron plate (see Japanese Patent Application No. 4-267923).
The above-mentioned proposal (Japanese Patent Application No. 4-267923) for facilitating the detachment of the hook portion is a characteristic of the earlier hook devices of the present inventors (see Japanese Patent Application Nos. 3-53112 and 3-216524). That is, when the lock is released, the hook portion and the hook support are turned and rotated approximately 180 °, and the characteristic is that the back portion of the hook portion is turned and turned to the position where it abuts the side portion of the hook support. .
[0011]
That is, the above-mentioned proposal (Japanese Patent Application No. 4-267923) relating to the easy attachment / detachment of the hook portion by the present inventors described above when the back portion of the hook is in contact with the side portion of the hook support. An extraction lock for assisting the removal of the hook part from the heavy object while maintaining the relationship is configured as follows.
That is, the extraction lock is configured by disposing a main body of the extraction lock on the hook support side and an engaging portion for engaging the extraction lock main body on the hook portion side.
[0012]
The above-described means for facilitating the detachment of the hook portion proposed by the present inventors is, for example, that the hook portion is hooked on a laid iron plate, transported and laid to a predetermined laying place, and then the hook portion is moved from the laid iron plate to the operator. It can be easily detached without imposing a burden on.
this is,
(1). The hook device previously proposed by the present inventors is premised on the use of a crane (hoist),
(2) Therefore, when removing and attaching the hook part from a heavy object such as a laid iron plate having a weight of several tons, the power of the crane can be used without depending on the human power of the operator.
(3) For this reason, if the power of the crane is used under the engagement relationship between the extraction lock main body and the engaging portion of the extraction lock described above, the hook portion can be easily removed from the heavy object. Can do.
[0013]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the hook device for lifting heavy objects previously proposed by the present inventors (see Japanese Patent Application Nos. 3-53112, 3-216524, and 4-267923) is improved to a certain extent. It is superior to the conventional one in safety and removal.
That is, the superiority of the hook device for lifting heavy objects previously proposed by the present inventors is manifested when the hook device is used in a normal use mode.
The normal usage mode described above is the following mode.
That is, in the case of an object to be lifted, for example, a laid iron plate having a weight of several tons, a hook portion is inserted into the laid iron plate in advance in order to facilitate lifting work on one side and in the vicinity of the central end portion. And a hole having a long hole in a direction perpendicular to the laying direction of the laying iron plate for positive insertion and locking of the conventional hook portion. It is formed as follows.
The normal use of the various improved hook devices previously proposed by the inventors described above is as follows (details will be described later with reference to the drawings). It is a mode of hooking in the minor axis direction.
[0014]
However, in the normal use mode of the hook device previously proposed by the present inventors, the hooking direction of the hook portion with respect to the hole portion of the laying iron plate is used in the conventional hook device or originally in this kind of work. The direction is opposite to the hooking direction of the hook portion of the hook device that does not have the prohibited drop-off prevention mechanism. In the above-described lifting operation, the use of a hook device having a large opening without a drop-off prevention (slack prevention) mechanism is prohibited, but it is actually used as described above.
That is, the hook device having a large opening width of the hook portion without the conventional drop-off prevention (slack prevention) mechanism is used in such a manner that the hook portion is hooked in the long hole (long diameter) direction of the hole portion of the long hole. This is a normal use mode.
In the usage mode of the conventional hook device described above, when the hook iron plate is lifted by hooking the hook portion in the direction of the long hole (long diameter) of the hole portion, the hook portion is also inclined as the iron plate is gradually inclined. The suspension ring (fixed ring of the wire rope) at the upper part of the hook part is pulled in the lateral direction with respect to the wire rope fixed to the tip of the crane. For this reason, a hook front-end | tip part rotates in the said long hole, and a laying iron plate comes to be settled in the optimal lifting position of a hook part.
[0015]
On the other hand, as described above, the normal usage mode of the hook device previously proposed by the present inventors is different from the conventional usage mode, that is, the hooking direction of the hook portion with respect to the laying iron plate is completely different. .
When the hook device previously proposed by the present inventors is used in a conventional usage mode, the tip end portion of the drop-off prevention portion integrally formed with the hook support at the time of lifting interferes with the laying iron plate. The hook portion cannot be rotated inside the hole portion of the laid iron plate, and a problem that the lifting posture cannot be normally taken is caused (see FIGS. 9 to 11 described later).
[0016]
Further, in the hook device comprising the hook portion proposed by the present inventors and the hook support body having the drop-off preventing portion formed integrally with the hook portion (which will also be described in detail later with reference to the drawings), A relatively long drop-off prevention unit formed integrally with the hook support may contact other components when lifting the laid iron plate or installing the laid iron plate in a predetermined place after lifting. There is a problem of contact.
[0017]
The present invention eliminates the problems seen when the hook device previously proposed by the present inventors is illegally used and allows any hooking mode of the hook portion with respect to the hooking hole portion of the laying iron plate. It is an object of the present invention to provide a hook device for lifting heavy objects such as a laid iron plate that can be used and is excellent in safety, operability, and removal.
[0018]
The present inventor has intensively studied a solution to the above-mentioned problem. As a result, the present inventor made the basic configuration of the hook device a conventional hook device configuration, in other words, a configuration in which a hook support body and a hook portion manufactured as separate members were rotatably joined, In the direction of the back of the hook portion of the hook support so as not to contact the object to be suspended (heavy object) suspended from the hook portion with the stopper piece that closes the tip opening portion of the hook portion. When the structure of rotating and refracting is added along with the rotation, the above problem is solved, in other words, it can be used without a sense of incongruity under the same usage as the conventional type. And found that there was no problem in workability.
The present invention has been completed on the basis of the above knowledge, and the present invention provides a hook device for lifting heavy objects that is excellent in safety, operability, and removal.
[0019]
[Means for Solving the Problems]
In summary, the present invention provides a hook device (A) that is attached to the tip of a wire of a lifting device and lifts a heavy object.
(i) A hook having a tip end portion (11) rotatably joined to the hook (3) at one end and a wire fixing portion (12) for fixing a wire from the lifting device to the other end. Support (1),
(ii). A hook (3) comprising a hook-shaped tip portion (31) and a rear end portion (32, 32 ') of a bifurcated structure, between the rear end portion (32, 32') of the bifurcated structure A hook (3) that rotatably joins the front end portion (11) of the hook support (1) into the space of the rear end portion (32, 32 ') via a joint pin (2) exaggerated on ),
(iii) A detachment preventing portion (4) for closing the opening (3a) of the hook (3) when lifting a heavy load to prevent the heavy load from coming off the hook tip (31). Stop (4)
(iii) -1.The tip (41a) is disposed so as to substantially contact the hook tip (31) of the hook (3), and the rear end (41b) is a bifurcated structure of the hook (3). A closing piece (41) arranged in the vicinity of the rear end (32, 32 ′),
(iii) -2. For a closing piece disposed at the lower portion of the tip end portion (11) of the hook support (1) in the space of the rear end portion (32, 32 ') of the bifurcated structure of the hook (3) An upper support arm (42),
The intermediate part (42a) is joined so as to be rotatable in the space of the rear end part (32, 32 ') of the bifurcated structure,
The front end portion (42b) is rotatably joined to the rear end portion (41b) of the closing piece (41), and
That rear The end (42c) serves as an operating lever that guides the upper support arm (42) for closing in the same direction when the hook support (1) rotates in the direction of the back (33) of the hook (3). Configured as
(iii) -3. A closing piece lower stage support arm (disposed in the lower part of the closing upper stage support arm (42) in the space of the rear end (32, 32 ') of the bifurcated structure of the hook (3) ( 43)
The rear end (43a) is rotatably joined in the space of the rear end (32, 32 ') of the bifurcated structure, and
The tip (43b) is rotatably joined to the intermediate part (41c) of the closing piece (41),
(iii) -4. The upper support arm (42) for the closing piece and the lower support arm (43) for the closing piece are used when the hook support (1) rotates in the direction of the back (33) of the hook (3). The arms (42, 43) rotate in the same direction via the operation lever (42c), and the closing piece (41) is moved from the closing position of the hook opening (3a) to the opening position in conjunction with the rotation. Is to be displaced
The present invention relates to a hook device for lifting a heavy article.
[0020]
Hereinafter, the technical configuration and embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
Needless to say, the present invention is not limited to the illustrated one.
[0021]
1-5 is a figure explaining the 1st embodiment of the hook apparatus (A) for heavy load lifting of this invention.
FIG. 1 is a front view of a hook device (A) for lifting heavy objects according to the present invention, and FIG. 2 is an overall perspective view.
3 to 5 are longitudinal sectional views (cross-sectional view cut along a plane parallel to the paper surface in FIG. 1) of the heavy load lifting hook device (A) of the present invention, and in particular, a hook opening (3a FIG. 6 is a diagram for explaining the configuration and operation of a slip-off preventing portion (4) including a closing piece (41) that closes the opening portion of FIG.
[0022]
1 to 3 can be said to show the state when the lifting device (A) for lifting heavy objects according to the present invention lifts an object to be lifted (heavy object such as a laid iron plate).
Accordingly, FIGS. 1 to 3 show the organic relationship between the components (members) of the weight lifting hook device (A) of the present invention under the state where the predetermined weight is lifted. It is shown.
[0023]
As shown in FIGS. 1 to 3, the heavy load lifting hook device (A) of the present invention is roughly divided into (i) a hook support (1), (ii) a hook (3), and (iii). It consists of three components of the locking part (4).
[0024]
(i) The hook support (1) is a hook support (1) manufactured separately from other members, and has a hook-shaped hook with a bifurcated rear end on one end side ( 3) A wire for fixing a wire from a lifting device such as a crane (not shown) on the other end side having a tip end portion (11) that is rotatably joined by a joining pin (2) at the rear end portion. It is comprised with the plate-shaped body which has a fixing | fixed part (12).
[0025]
The weight lifting device (A) of the present invention will be described in detail with reference to FIG. 5, which will be described later, in FIGS. As a configuration for assisting the removal of the hook device (A) from the laid iron plate after the iron plate is lifted and set at a predetermined installation location, one having a removal lock (5) is shown.
That is, in FIGS. 1 to 3, as the extraction lock (5), an extraction lock main body (51) on the hook support (1) side and an engaging portion on the back (33) side of the hook (3). A structure in which (52) is arranged is shown.
However, it should be noted that, in the heavy load lifting device (A) of the present invention, the above-described removal lock (5) is a desired component and is not essential.
[0026]
(ii) The hook (3) is manufactured separately from the hook support (1), and has a hook-shaped tip (31) and a bifurcated rear end (32, 32 ′), and the front end portion (11) of the hook support (1) can be freely rotated through the joining pin (2) in the space of the rear end portion (32, 32 ′) of the bifurcated structure. It is configured so that it can be disposed.
In the rear end portion (32, 32 ') of the bifurcated structure of the present invention, the space space formed by the bifurcated structure connects the tip end portion (11) of the hook support (1) via the joining pin (2). While being rotatably arranged, it is configured to have a size that can accommodate upper and lower support arms (42, 43) of a stopper portion (4) to be described later.
[0027]
(iii) The locking part (4) is one of the major features of the hook device (A) of the present invention, which closes the opening (3a) of the hook (3) when lifting heavy objects. Thus, it has a function of preventing the heavy object from coming off from the hook tip (31). In addition, the anti-separation part (4) is rotated upward so as not to come into contact with the heavy object when the heavy object is lifted and installed at a predetermined installation location and the heavy object is removed from the hook part. It has a function of refraction and releasing the closed state of the hook opening (3a) to make it open.
[0028]
In the heavy equipment lifting hook device (A) according to the first embodiment of the present invention, the detachment preventing portion (4) is roughly classified into (iii) -1. Closing piece (41), (iii) -2. It consists of three components: an upper support arm (42) for use, and (iii) -3. A lower support arm (43) for a closing piece.
[0029]
(iii) -1. As shown in the figure, the closing piece (41) is arranged so that the tip end portion (41a) thereof is substantially in contact with the hook tip end portion (31) of the hook (3), and thereafter The end (41b) is disposed in the vicinity of the rear end (32, 32 ') of the bifurcated structure of the hook (3).
The arrangement relationship that the tip (41a) substantially abuts on the hook tip (31) of the hook (3) is that heavy objects suspended in the hook do not fall off the hook during transportation. It is not always necessary that both (41a, 31) are in contact with each other.
[0030]
(iii) -2. The upper support arm (42) for the closing piece is provided in the space of the rear end (32, 32 ') of the bifurcated structure of the hook (3) and via the safety pin (2). The hook support (1) is disposed and disposed below the tip end (11) of the hook support (1).
A specific arrangement mode of the upper support arm (42) for the closing piece is as follows.
(1) The substantially intermediate portion (42a) is rotatably disposed via a joining pin (42a ′) in the space of the rear end portion (32, 32 ′) of the bifurcated structure.
(2) The front end portion (42b) is rotatably disposed on the rear end portion (41b) of the closing piece (41) via a joining pin (42b ′).
(3) The rear end (42c) rotates the closing upper support arm (42) in the same direction when the hook support (1) rotates in the direction of the back (33) of the hook (3). It is configured to be an operation lever for moving guidance. The rear end (42c) may be referred to as an operation lever (42c).
[0031]
(iii) -3. The closing lower arm (43) is a lower portion of the closing upper support arm (42) in the space of the rear end portion (32, 32 ') of the bifurcated structure of the hook (3). Arranged and arranged.
A specific arrangement mode of the upper support arm (43) for closing is as follows.
(1) The rear end portion (43a) is rotatably disposed through the joining pin (43a ′) in the space of the rear end portion (32, 32 ′) of the bifurcated structure.
(2) The distal end portion (43b) is rotatably disposed at a substantially intermediate portion (41c) of the closing piece (41) via a joining pin (43b ′).
[0032]
In the upper support arm (42) for the closing piece and the lower support arm (43) for the closing piece configured as described above, the hook support (1) rotates in the direction of the back portion (33) of the hook (3). When both the arms (42, 43) rotate in the same direction via the operation lever (42c), the closing piece (41) is opened from the closing position of the hook opening (3a) in conjunction with the rotation. It can be displaced to a position.
The displacement of the closing piece (41) from the closing position to the opening position in conjunction with the rotation of the arms (42, 43) is caused by the fact that the tip (41a) of the closing piece (41) is suspended from the hook portion. This is done by turning and refracting upward so as not to come into contact with a heavy object (for example, a part of a laid iron plate).
Although this point will be described later in detail, it is shown in FIGS. That is, paying attention to the closing piece (41), FIG. 3 shows the initial state of the closing piece (41), and FIGS. 4 to 5 show the final state after the rotation and refraction of the closing piece (41).
[0033]
In the heavy article hanging hook device (A) of the present invention, the closing lower arm (43) may be joined to the closing piece (41) as follows.
That is, the distal end portion (43b) of the closing lower arm (43) and the substantially intermediate portion (41c) of the closing piece (41) are joined to each other via the joining pin (43b ′) so as to be rotatable. As shown in FIG. 4, the spring may be elastically biased to increase the closing force of the closing piece (41) via the spring (43b ″).
[0034]
Next, with reference to FIGS. 3-5, operation | movement description of the hook apparatus (A) for heavy article suspension of this invention, especially operation | movement description of a detachment prevention part (4) are given.
(i) FIG. 3 shows a state in which the heavy load lifting device (A) of the present invention suspends a heavy load (not shown) as described above. At this time, as shown in the figure, the locking part (4) is arranged at a position to close the hook opening (3a).
(ii). FIG. 4 shows that the hook device (A) for lifting heavy objects according to the present invention transports and installs heavy objects to a predetermined installation place, and lifts heavy wire lifting wire ropes and the like from the hook part (3). The state when removing is shown. At this time, as shown in the figure, the locking part (4) is disposed at a position where the hook opening (3a) is opened.
As shown in FIG. 4, the control lever (42c) is moved counterclockwise from the state of FIG. 3 as shown in FIG. 4, in other words, the hook support (1) is hooked with respect to the hook (3). When manually rotated in the direction of rotating in the direction of the back portion (33) of (3), the closing piece (41), the upper support arm (42) for the closing piece that is the main body of the operation lever (42c), and Since the three members of the lower support arm (43) for the closing piece are connected to each other so as to be rotatable, these three members (41, 42, 43) are arranged in the direction of manual rotation of the operation lever (42c). Will be rotated.
[0035]
Although the rotation trajectory between FIGS. 3 and 4 of the locking part (4) is not shown in the drawing, the arrangement of the two support arms (42, 43) indicates that the blocking piece (41) The rotation trajectory is such that the tip (41a) of the hook part (3) does not come into contact with a part of the heavy wire lifting wire rope or the laid iron plate existing in the hook part (3), and as a whole, That is, the trajectory of turning and refraction so as to be drawn in the direction of the rear end portion (32, 32 ') of the bifurcated structure is to be finished.
[0036]
(iii). FIG. 5 shows that the operation lever (42c) shown in FIG. 4 is rotated manually by reversing the hook support (1) toward the back (33) of the hook (3). A mode performed in conjunction with the rotation will be described. Even in this case, as described with reference to FIG. 4, the closing piece (41) of the locking portion (4) can be rotated and refracted from the closing position of the hook opening (3a) to the opening position. it can.
[0037]
In the heavy article hanging hook device (A) of the present invention, the heavy iron load is applied to the hook tip portion (31) after transporting and installing the iron plate as a heavy object to a predetermined installation location (this state) Should be considered as shown in Fig. 4 or Fig. 5.) Removing the hook device from the installed iron plate (sampling operation) requires considerable labor.
1 to 5 show the structure of a removal lock (5) that assists (supports) the removal.
In particular, as shown in FIGS. 1 and 5, when the hook support (1) is in an arrangement relationship that substantially contacts the back portion (33) of the hook (3), the hook device (A) is maintained while maintaining the arrangement relationship. As an extraction lock (5) for assisting the removal of a heavy object from an extraction lock body (51) disposed on the side of the hook support (1) and a back part (33) of the hook (3) It shows what consists of the latching | locking part (52) arrange | positioned by the side.
[0038]
The use mode of the extraction lock (5) is shown in FIG.
As shown in FIG. 5, after a heavy object such as a laying iron plate is conveyed and set to a predetermined position by the hook device (A) of the present invention, it is engaged with the extraction lock body (51) of the extraction lock (5). Lock part 52. Next, the wire fixing portion (12) of the hook support (1) is pulled upward using the force of a lifting device such as a crane (not shown). As a result, the hook tip (31) is rotated and easily removed from the hooking hole of the laid iron plate.
[0039]
FIG. 6 is a longitudinal cross-sectional view of the heavy load lifting device (A) according to the second embodiment of the present invention, and corresponds to FIG. 3 according to the first embodiment.
A characteristic point of the heavy load lifting device (A) of the second embodiment of the present invention shown in FIG. 6 is that the hook support (1) is always rotated in the direction of the back (33) of the hook (3). It is the point which prevented the dynamic state. In addition, the thing of said 1st embodiment (refer FIG. 3) is a type in which a hook support body (1) always rotates to the back part (33) direction of the hook (3) of a hook support body (1). is there.
[0040]
The type in which the hook support (1) always rotates in the direction of the back part (33) of the hook (3) can be used for cranes, etc. during lifting of heavy objects or installation of heavy objects at a predetermined location. There is a risk that the hook support (1) will rotate and actuate the operation lever when the wire rope from the lifting device sags for some reason. In such a case, the hook opening (3a) is in an open state, and there is a risk that a heavy object may come off from the hook part (3).
[0041]
In order to eliminate the above-described problems, in the hook device (A) for lifting heavy objects according to the second embodiment of the present invention, as shown in FIG.
(i) The tip (11) of the hook support (1) is configured to have a locking projection (11a) on its peripheral edge, and
(ii) The upper support arm (42) for the closing piece is configured to have a locking recess (42d) for locking the locking protrusion (11a).
With the hook support body (1) and the upper support arm (42) for the closing piece, the hook of the hook support body (1) is engaged by the engagement of the locking projection (11a) and the locking recess (42d). The rotation of (3) in the direction of the back (33) is prevented.
Needless to say, the engagement lock of the hook support (1) and the upper support arm (42) for the closing piece is released manually by operating the lever for the upper support arm (42) for the closing piece. (42c) is performed by rotating counterclockwise.
[0042]
Next, regarding the advantage in use of the heavy load lifting hook device (A) of the present invention, the hook device previously proposed by the inventors in which the drop-off preventing portion is integrally formed (Japanese Patent Application No. 3-53112, ibid. Reference is made to the drawings in connection with Japanese Patent No. 3-216524.
Incidentally, the device previously proposed by the present inventors is indicated by an English symbol (B), and the drop-off prevention portion formed integrally with the hook support (1) is a locking portion ( It is shown by the symbol (4 ′) in relation to 4).
[0043]
7 to 8 are views for explaining one advantage in using the hook device (A) of the present invention.
As shown in FIG. 7, the hook device (B) proposed by the present inventors conveys the laid iron plate (C) and the ground (D) near the structure such as the edge of the wall (E). If you try to install it on the wall, the drop-off prevention part (4 ') hits the wall (E), and it cannot be installed in an appropriate installation location, or it cannot be removed from the hooked iron plate (C) There is. In the figure (C 1 ) Indicates a lifting hole for the laid iron plate.
On the other hand, the hook device (A) of the present invention shown in FIG. 8 is appropriately installed even if there is no allowance between the iron plate (C) and the wall (E) due to the structure of the stopper (4). It is possible to easily remove the hook (3) from the hole of the laid iron plate (C).
[0044]
9-14 is a figure explaining the other advantage on use of the hook apparatus (A) of this invention.
Here, FIGS. 9-11 is a figure explaining the usage aspect of the hook apparatus (B) which the present inventors proposed previously. On the other hand, FIGS. 12-14 is a figure explaining the usage condition of the hook apparatus (A) of this invention corresponding to the said FIGS. 9-11.
Compare the usage of the hook device (B) previously proposed by the inventors shown in FIGS. 9 to 11 and the usage of the hook device (A) of the invention shown in FIGS. For example, the advantages of using the hook device (A) of the present invention are obvious. Hereinafter, this point will be specifically described.
[0045]
FIG. 9 shows a case in which the hook device (B) proposed previously by the present inventors is used and a hole (C 1 ) Shows a mode of hooking the hooked iron plate (C) from the longitudinal direction.
In addition, the hole (C 1 ) Is easily understood with reference to FIG. Such a hole (C 1 ) In which the hook is hooked from the longitudinal direction is not that of the normal normal use of the hook device (B).
In this case, the drop prevention part (4 ′) and the hook tip of the hook device (B) clamp the laying iron plate (C) as shown in FIG. 9, and the hook rotates to the normal hook position. Can not do.
Note that the generation of the clamping force described above is based on the point that the lifting force by the crane wire is applied to the wire fixing portion and the turning point of the hook that is pivotably joined to the hook support as shown in FIG. This is because there is a gap in the direction of force. The magnitude of the deviation is indicated by the symbol W in FIG.
[0046]
It is clear how dangerous the suspended state of the iron plate (C) shown in FIGS. As a matter of course, an excessive bending force is applied to the entire hook device (B), and there is a risk of failure such as bending of the hook support or hook portion or bending of the drop-off prevention portion (4 ′). Note that the use of the hook device (B) described above is prohibited in the crane safety regulations, JIS standard B-2803, hook usage standards, and the like.
[0047]
FIG. 12 shows a case where the hook device (A) of the present invention is used and a hole (C 1 ) Shows a mode of hooking the hooked iron plate (C) from the longitudinal direction. That is, the laying iron plate (C) is to be lifted by the hook device (A) of the present invention in the same manner as in FIG.
In this case, as shown in FIG. 13, the locking device (4) of the hook device (A) is automatically turned and refracted according to the thickness of the laying iron plate (C). The clamp state as shown in (B) is avoided, and the hook (3) has a hole (C 1 ) Can be rotated to a normal lifting position, and the state shown in FIG.
[0048]
As described with reference to FIGS. 12 to 14, the heavy load lifting hook (A) according to the present invention is configured so that when the operator hooks the hook (3) on the hole in the laid iron plate, The lifting operation can be performed safely even when hooked in any of the radial directions.
This point is greatly different from the hook device (B) previously proposed by the present inventors described with reference to FIGS.
[0049]
Further, in the lifting work of this type of laid iron plate, the use of a hook device without a detachment prevention device is prohibited, but it is actually used.
In addition, the mode of the use hooks a hook in the major axis direction of the hole of a laying iron plate from a workability viewpoint.
On the other hand, the hook device (A) of the present invention can be replaced with the hook device without the locking device because it can obtain the same workability as the hook device without the locking device as described above. In addition, high workability and safety can be obtained.
[0050]
【The invention's effect】
A hook device for lifting heavy objects such as a laid iron plate weighing several tons according to the present invention comprises a stopper for closing an opening of the hook during lifting of heavy objects, and the disconnection The stop portion is configured to bend and bend upward manually without being in contact with a heavy object suspended from the hook portion in conjunction with the rotation of the hook support.
For this reason, the hook device for lifting heavy objects of the present invention is
(i) A hook device having a drop-off prevention portion formed integrally with the hook support previously proposed by the present inventors (see Japanese Patent Application Nos. 3-53112 and 3-216524), or
(ii) A conventional hook device without a locking device,
Compared to the above, it is excellent in operability and safety.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a hook device (A) according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a hook device (A) according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view of the hook device (A) according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a sectional view of the hook device (A) according to the first embodiment of the present invention, and is a view for explaining the operation of the detachment preventing portion (4) by manual operation.
FIG. 5 is a sectional view of the hook device (A) according to the first embodiment of the present invention, and is a view for explaining the operation of the detachment preventing portion (4) due to the turning operation of the hook support (1).
6 is a cross-sectional view of a hook device (A) according to a second embodiment of the present invention, corresponding to FIG.
FIG. 7 is a view for explaining the installation work of a laying iron plate (C) by a conventional hook device (B) integrated with a drop-off prevention part (4 ′).
FIG. 8 is a view for explaining the installation work of the laid iron plate (C) by the hook device (A) of the present invention, and corresponds to FIG. 7;
FIG. 9 is a diagram for explaining a lifting operation of a laying iron plate (C) by a conventional hook device (B) with a drop-off prevention unit (4 ′), showing an initial state of lifting.
FIG. 10 is a diagram for explaining a lifting operation of the iron plate (C) by a conventional hook device (B) integrated with a drop-off prevention part (4 ′), and shows a state during lifting and conveying.
11 is a cross-sectional view taken along the line II of FIG.
FIG. 12 is a view for explaining the lifting work of the laying iron plate (C) by the hook device (A) of the present invention, and shows a state of the initial lifting corresponding to FIG. 9;
FIG. 13 is a diagram for explaining the lifting work of the laying iron plate (C) by the hook device (A) of the present invention. 1 FIG.
FIG. 14 is a diagram for explaining the lifting work of the laying iron plate (C) by the hook device (A) of the present invention, and shows that the hook (3) at the initial stage of lifting is returned from the position of FIG. 13 to the normal position. It is.
[Explanation of symbols]
A ......... Hook device of the present invention
1 ......... Hook support
11 ………… The tip
12 ………… Wire fixing part
11a ......... Locking protrusion
2 …………… Joint Pin
3 ......... Hook
31 ………… The tip
32, 32 '......... (rear end)
33 …… Back
3a ............ Opening
4 ......... Release prevention part
41 ………… Occlusion piece
42 ………… Occlusion piece upper stage support arm
43 ………… Closed lower support arm
41a ......... tip
41b ......... Rear end
41c ......... intermediate part
42a ......... intermediate part
42b ......... tip
42c: Rear end (operating lever)
42d ......... Lock recess
43a ......... Rear end
43b ......... Tip
5 ......... Extraction lock
51 ………… Lock body for removal
52 ………… Locking part
B ......... Conventional hook device
4 '………… Integral drop-off prevention part of conventional hook device
C ......... Plate iron plate
C 1 ………… Hooks for the iron plate
D ......... the ground
E ......... Structure

Claims (5)

吊上げ装置のワイヤー先端部に取付けられ、重量物を吊上げるためのフック装置(A) において、前記フック装置(A) が、
(i).一端にフック(3) に回動自在に接合される先端部(11)、及び、他端に吊上げ装置からのワイヤーを固定するためのワイヤー固定部(12)、とを有するフック支持体(1) 、
(ii). フック形状の先端部(31)と二股構造の後端部(32,32´) から成るフック(3) であって、前記二股構造の後端部(32,32´) の間に誇設された接合ピン(2) を介して前記後端部(32,32´) の空間内に前記フック支持体(1)の先端部(11)を回動自在に接合するフック(3) 、
(iii).重量物の吊上げ時にフック(3) の開口部(3a)を閉塞して重量物のフック先端部(31)からの外れを防止する外れ止め部(4) であって、前記外れ止め部(4) は、
(iii)-1.先端部(41a) が前記フック(3) のフック先端部(31)に略当接するように配置され、かつ後端部(41b) が前記フック(3) の二股構造の後端部(32,32´) の近傍に配置される閉塞片(41)、
(iii)-2.前記フック(3) の二股構造の後端部(32,32´) の空間内において前記フック支持体(1)の先端部(11)の下部に配置された閉塞片用上段支持アーム(42)であって、
その中間部(42a) は前記二股構造の後端部(32,32´) の空間内で回動自在に接合され、
その先端部(42b) は前記閉塞片(41)の後端部(41b) に回動自在に接合され、かつ、
その端部(42c) はフック支持体(1)がフック(3) の背部(33)の方向に回動するときに閉塞用上段支持アーム(42)を同方向に回動案内する操作レバーとなるように構成され、
(iii)-3.前記フック(3) の二股構造の後端部(32,32´) の空間内において前記閉塞用上段支持アーム(42)の下部に配置された閉塞片用下段支持アーム(43)であって、
その後端部(43a) は前記二股構造の後端部(32,32´) の空間内に回動自在に接合され、かつ、
その先端部(43b) は前記閉塞片(41)の中間部(41c) に回動自在に接合され、
(iii)-4.前記閉塞片用上段支持アーム(42)と閉塞片下段支持アーム(43)は、フック支持体(1) がフック(3) の背部(33)の方向に回動するとき、操作レバー(42c) を介して両アーム(42,43)は同方向に回動するとともに、前記回動に連動して閉塞片(41)をフック開口部(3a)の閉塞位置から開口位置へ変位させるものである、
ことから成ることを特徴とする重量物吊上げ用フック装置。
A hook device (A) that is attached to the tip of a wire of a lifting device and lifts a heavy object, wherein the hook device (A) includes:
(i) A hook having a tip end portion (11) rotatably joined to the hook (3) at one end and a wire fixing portion (12) for fixing a wire from the lifting device to the other end. Support (1),
(ii). A hook (3) comprising a hook-shaped tip portion (31) and a rear end portion (32, 32 ') of a bifurcated structure, between the rear end portion (32, 32') of the bifurcated structure A hook (3) that rotatably joins the front end portion (11) of the hook support (1) into the space of the rear end portion (32, 32 ') via a joint pin (2) exaggerated on ),
(iii) A detachment preventing portion (4) for closing the opening (3a) of the hook (3) when lifting a heavy load to prevent the heavy load from coming off the hook tip (31). Stop (4)
(iii) -1.The tip (41a) is disposed so as to substantially contact the hook tip (31) of the hook (3), and the rear end (41b) is a bifurcated structure of the hook (3). A closing piece (41) arranged in the vicinity of the rear end (32, 32 ′),
(iii) -2. For a closing piece arranged at the lower part of the tip end portion (11) of the hook support (1) in the space of the rear end portion (32, 32 ') of the bifurcated structure of the hook (3) An upper support arm (42),
The intermediate part (42a) is joined so as to be rotatable in the space of the rear end part (32, 32 ') of the bifurcated structure,
The front end portion (42b) is rotatably joined to the rear end portion (41b) of the closing piece (41), and
Its After the end (42c) hook support (1) is a hook (3) of the back (33) closed for the upper support arm (42) operating lever for rotating the guide in the same direction when rotating in the direction of Configured to be
(iii) -3. A closing piece lower stage support arm (disposed in the lower part of the closing upper stage support arm (42) in the space of the rear end (32, 32 ') of the bifurcated structure of the hook (3) ( 43)
The rear end (43a) is rotatably joined in the space of the rear end (32, 32 ') of the bifurcated structure, and
The tip (43b) is rotatably joined to the intermediate part (41c) of the closing piece (41),
(iii) -4. The upper support arm (42) for the closing piece and the lower support arm (43) for the closing piece are used when the hook support (1) rotates in the direction of the back (33) of the hook (3). The arms (42, 43) rotate in the same direction via the operation lever (42c), and the closing piece (41) is moved from the closing position of the hook opening (3a) to the opening position in conjunction with the rotation. Is to be displaced
A hook device for lifting heavy objects, comprising:
フック支持体(1)の先端部(11)がその周縁部にロック用突部(11a)を有するとともに、閉塞片用上段支持アーム(42)が前記ロック用突部(11a)を係止させるロック用凹部(42d)を有するもので構成され、前記ロック用突部(11a)とロック用凹部(42a)の係合によりフック支持体(1)のフック(3)の背部(33)への回動が阻止される請求項1に記載の重量物吊上げ用フック装置。The front end portion (11) of the hook support body (1) has a locking projection (11a) at the periphery thereof, and the upper support arm (42) for the closing piece locks the locking projection (11a). It has a concave portion for locking (42d), and the hook protrusion (11a) and the concave portion for locking (42a) are engaged with the hook support (1) to the back portion (33) of the hook (3). The heavy load lifting hook device according to claim 1, wherein rotation is prevented. ロック用突部(11a)とロック用凹部(42d)の係合が、閉塞片用上段支持アーム(42)の後端部(操作レバー)(42c)の手動操作により解除されるものである請求項2に記載の重量物吊上げ用フック装置。The engagement between the locking projection (11a) and the locking recess (42d) is released by manual operation of the rear end (operation lever) (42c) of the upper support arm (42) for the closing piece. Item 3. A heavy equipment lifting hook device according to Item 2. 閉塞片用下段支持アーム(43)の先端部(43b)が、閉塞片(41)の中間部(41c)に接合ピン(43b´)により回動自在に接合されるとともにスプリング(43b´´)を介して閉塞片(41)の閉鎖力を増すように弾発付勢されたものである請求項1に記載の重量物吊上げ用フック装置。The distal end portion (43b) of the lower support arm (43) for the closing piece is joined to the intermediate portion (41c) of the closing piece (41) by a joining pin (43b ′) so as to be rotatable, and the spring (43b ″). The weight lifting hook device according to claim 1, wherein the hook device is elastically biased so as to increase the closing force of the closing piece (41) through the hook. フック支持体(1)がフック(3)の背部(33)に略当接する配置関係にあるとき、前記配置関係を維持しつつフック装置(A)から重量物の抜去を助力するための抜去用ロック(5)が、前記フック支持体(1)の側に配設された抜去用ロック本体(51)と前記フック(3)の側に配設された係止部(52)とから構成されるものである請求項1に記載の重量物吊上げ用フック装置。When the hook support (1) is in an arrangement relationship in which the hook support (1) substantially contacts the back (33) of the hook (3), and for removing the heavy object from the hook device (A) while maintaining the arrangement relationship. The lock (5) is composed of an extraction lock body (51) disposed on the hook support (1) side and a locking portion (52) disposed on the hook (3) side. The hook device for lifting heavy objects according to claim 1.
JP12165098A 1998-04-16 1998-04-16 Hook device for lifting heavy objects Expired - Fee Related JP4002664B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12165098A JP4002664B2 (en) 1998-04-16 1998-04-16 Hook device for lifting heavy objects

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12165098A JP4002664B2 (en) 1998-04-16 1998-04-16 Hook device for lifting heavy objects

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11301964A JPH11301964A (en) 1999-11-02
JP4002664B2 true JP4002664B2 (en) 2007-11-07

Family

ID=14816509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12165098A Expired - Fee Related JP4002664B2 (en) 1998-04-16 1998-04-16 Hook device for lifting heavy objects

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4002664B2 (en)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108975158A (en) * 2018-08-19 2018-12-11 重庆泰山电缆有限公司 A kind of adjustable suspension hook Anti-release clamp
CN111960254B (en) * 2019-05-20 2023-01-31 安徽金元素复合材料有限公司 Anti-slip magnetic lifting hook
CN114856216B (en) * 2022-05-17 2023-12-01 中建八局装饰工程有限公司 Open-close type unit plate catcher

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11301964A (en) 1999-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2467380A (en) Fully automatic coupler for excavator arm
IE981051A1 (en) Attachement device for excavating or digging apparatus
JP2833679B2 (en) Hook device for lifting heavy objects
JP4002664B2 (en) Hook device for lifting heavy objects
JP2833674B2 (en) Hook device for lifting heavy objects
EP2513494B1 (en) A clamping device
JP3502352B2 (en) Boom foot pin removal equipment for construction machinery
JP3229717B2 (en) Hook device for lifting heavy objects
JP5090652B2 (en) Hanging jig
JP2001208033A (en) Shackle type hanger
JPH02286593A (en) Hanging hook of steel pipe for steel tower
JP2001199673A (en) Heavy object lifting hook
KR101721773B1 (en) A advanced functional quick coupler system and its device
JP2018146065A (en) Falling-out stopper device
JPH0967079A (en) Hook device for suspending heavy object
JP2006076686A (en) Slip-off prevention device for hook
JPH07109833A (en) Scaffold plate fixing method and fixing tool
JP2833671B2 (en) Hook device for lifting iron plate
JP3703090B2 (en) Quick coupler
JP2018002396A (en) Sling hand hook bar
JPH02291391A (en) Pendent hook device for crane
JP2001303609A (en) Disengagement preventing structure for attachment of swiveling working vehicle
JP3918891B2 (en) Jib storage and holding device
JP4922714B2 (en) Crane overwinding detection device
KR200200195Y1 (en) Hook for crane

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041227

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070705

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070820

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees