JP3802616B2 - インクジェット記録方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンター、FAX、ワープロ等のハードコピー装置が組み込まれるOA、情報機器など、更にこれらを組み合わせたものに関し、詳しくは、これら分野で利用される機器に於て、中間転写体を介して電気信号に従った記録像を紙などの被記録媒体上に転写するように構成されたインクジェット記録装置の記録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のインク滴噴射記録装置はインクジェットと呼ばれ、インクを直接紙などの被記録媒体に付着させ、記録を行っていた。
【0003】
その際、一定の記録濃度を得て、フェザリングを生じないで高精細な記録を得るためにインクの付着量を規定するものとして特開昭63−159081号公報,特開平1−148586号公報があった。特開昭63−159081号公報では通常のインクジェット用インクで、また特開平1−148586号公報では高沸点有機溶剤を所定量含有するインクで記録する際のインク付着量について夫々記載されている。
【0004】
それらに於ては、いずれも100ドット/cm×100ドット/cm以上の記録密度で記録する際のインク付着量が、3.0×10-4ml/cm2〜3.0×10-3ml/cm2の範囲にあることを特徴とする記録方法が記載されている。
【0005】
また、同じく高精細記録を実現させる上で、インクの物性値と飛翔速度を規定することで、インク滴の広がりを適性化し、ドット形状を整えるものとして、特開平3−211057号公報があり、ここでは飛翔インク滴のウェーバー数(We)とレイノルズ数(Re)の積が1以上300以下であることを特徴とする記録方法が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、これらの内容を確認したところ、記録像のエッジ部分をシャープにしたり、インク滴の着弾精度を上げて高精細記録を実現するためには、高粘度インクの使用や中間転写体を用いた記録の場合などいわゆる通常のインクジェット記録以外の記録方法を採る場合には、必ずしもこれらの方法が得策ではないことが明らかとなった。
【0007】
例えば、インク滴噴射手段によってインク滴を飛翔させて、これを一旦中間転写体上で受けて像を形成し、この像を紙などの被記録媒体に加圧転写又は加熱転写する方式のインクジェット記録方法に於ては、記録ヘッドと中間転写体の距離を非常に小さくすることが可能なため、同じ着弾精度を保持するとしてもインク滴の飛翔速度はさらに小さな値とすることが可能であるが、飛翔インク滴が着弾する際、紙と違い中間転写体にはインクの吸収が全く無いため、かえって上記特開昭63−159081号公報,特開平1−148586号公報,特開平3−211057号公報中の記載内容ではインクが飛び散り、ドット形状が安定しないといったことが見られた。
【0008】
さらに、例えば、一般印刷用インクなどの高粘度インクを用いた場合には、紙へのインク吸収に時間がかかるため、加熱転写又は加圧転写の際、紙中への浸透が充分でなく紙面上にインクが広がり、上記各公報中で規定されたインク付着量では画像が厚ぼったくなり、高精細な記録は得られなかった。
【0009】
加えて、市場で要求されている解像度は年々高くなり、それに応じて極めて高解像度の領域において最適なインクの付着量を検討した結果、最適なインクの付着量はその解像度の上昇に応じて順次小さな値となり、場合によっては上記の各公報中の記載付着範囲では高精細な記録が行えなかった。
【0010】
本発明のインクジェット記録方法は上記の問題に鑑みなされたものであり、140ドット/cm×140ドット/cm〜240ドット/cm×240ドット/cmの記録密度で記録する際の中間転写体上或いは被記録媒体上のインク付着量が、3.5×10-5ml/cm2〜3.0×10-4ml/cm2の範囲にするこにより、にじみのない、ドット形状の安定した高精細な記録を可能とすることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために請求項1記載のインクジェット記録方法は、インク滴噴射手段によってインク滴を飛翔させて、これを一旦中間転写体上で受けて像を形成し、この像を紙などの被記録媒体に加圧転写又は加熱転写するインクジェット記録方法において、
上記中間転写体が、ポリエーテルサルホンを最外層に持ち、その表面に紫外線を照射して表面改質され、
140ドット/cm×140ドット/cm〜240ドット/cm×240ドット/cmの記録密度で記録する際の上記中間転写体表面上のインク付着量が、3.5×10-5ml/cm2〜3.0×10-4ml/cm2の範囲とする。
【0012】
請求項2記載のインクジェット記録方法は、インク滴噴射手段によってインク滴を飛翔させて、これを一旦中間転写体上で受けて像を形成し、この像を紙などの被記録媒体に加圧転写又は加熱転写するインクジェット記録方法において、
上記中間転写体が、ポリエーテルサルホンを最外層に持ち、その表面に紫外線を照射して表面改質され、
240ドット/cm×240ドット/cm〜400ドット/cm×400ドット/cmの記録密度で記録する際の上記中間転写体表面上のインク付着量が、2.0×10-5ml/cm2〜2.7×10-4ml/cm2の範囲とする。
【0013】
請求項3記載のインクジェット記録方法は、インク滴噴射手段によってインク滴を飛翔させて、これを一旦中間転写体上で受けて像を形成し、この像を紙などの被記録媒体に加圧転写又は加熱転写するインクジェット記録方法において、
上記中間転写体が、ポリエーテルサルホンを最外層に持ち、その表面に紫外線を照射して表面改質され、
400ドット/cm×400ドット/cm以上の記録密度で記録する際の上記中間転写体表面上のインク付着量が、記録密度をNドット/cmとする時、0.03/N(ml/cm2)〜0.09/N(ml/cm2)の範囲とする。
【0014】
請求項4記載のインクジェット記録方法は、記録に使用するインクと中間転写体の表面がなす接触角が25℃の環境に於て、10°〜90°とする。
【0015】
請求項5記載のインクジェット記録方法は、記録に使用するインクの粘度が約25℃の環境において、10cP〜200cPの範囲であり、かつ記録に使用する記録ヘッドが静電吸引方式であって、その記録ヘッドの最先端面と対向電極を兼ねた中間転写体との最近接距離が0.2cm以下、インク滴が中間転写体に衝突する際の先端部速度が100cm/sec〜500cm/secとする。
【0017】
請求項6記載のインクジェット記録方法は、記録に使用するインクの粘度が約25℃の環境において、10cP〜200cPの範囲であって、かつ数式1で示される飛翔インク滴のウェーバー数(We)とレイノルズ数(Re)の積が1以下とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のインクジェット記録方法の実施形態について説明する。
【0020】
図1は本発明に使用したインクジェット記録装置の全体斜視概略斜視図である。図1において、1はインクの噴射を担う記録ヘッド、2は中間転写体であり本実施形態ではベルト状のものを用いたが、ドラム状のものであっても構わないものである。3は記録用紙、4は転写ローラである。
【0021】
記録紙上に像が形成されるまでの工程を説明するために図2に本実施形態の記録ヘッド周辺概略断面図を示す。図2において、5は中間転写体2上の記録像であり、6はこの像を転写し易くするために予め加熱或いは紫外線照射などを行う転写補助手段である。
また、7は記録紙3へ転写されずに残ったインクをクリーニングするためのクリーニングブレードであり、記録ヘッド1のY、M、C、Bは夫々各色複数の記録ヘッドY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、B(ブラック)を示す。
【0022】
この図2に於て記録ヘッド1により画像情報に応じて噴射されたインクは中間転写体2上に記録され、次いで中間転写体2の時計方向への回転移動によって記録像5は定着補助手段6へ搬送される。
【0023】
更に、この記録像5は定着ローラ4により記録紙3に加熱定着或いは加圧定着され、その後転写されずに中間転写体2上に残ったインクはクリーニングブレード7により取り除かれて、中間転写体2は再度記録ヘッド1からのインクを受ける位置へと搬送される。
【0024】
図3は本発明のインクジェット記録方法の原理を更に詳細に説明するための概略斜視図であり、いわゆる静電吸引方式の記録ヘッドである。図3において、8は中間転写体2の記録ヘッド1とは反対側に設けられた対向電極であり、9は各記録ヘッド1に設けられた複数のインク噴射口である。対向電極8と記録ヘッド1間に印加される電圧は、本来各インク吐出口9毎に選択的に印加されるものであるが、図中では便宜上記録ヘッド1に結線させている。
【0025】
また、対向電極8は中間転写体2自身を導電性物質とすることで中間転写体2にその役割を担わせて略することも可能である。
【0026】
ここで、記録ヘッド1と中間転写体2は距離Dだけ隔てて設置されており、記録ヘッド1と対向電極8間には記録、非記録時に応じバイアス電圧Vbと信号電圧Vsが印加されるよう構成されている。
この際、ヘッド間隔Dは0.2cm以下にするのが好ましく、更にできれば500μm以下に設定するようにする。
【0027】
このヘッド間隔Dをできる限り小さくすることは、インク噴射方向のばらつきによってインク着弾位置がずれることを抑えることができるが、中間転写体2を使用しない通常のインクジェットによれば非常に困難である。
これは、通常のインクジェットの場合、記録ヘッドが記録紙と直接対向して配置されるため、紙紛による目詰まりが生じたり、記録紙の厚さの違いにより着弾位置のずれに差が生じることなどが原因である。
【0028】
記録に関しては、インク滴の形成は上記のように各インク噴射ノズル9と対向電極8間への電圧印加によりインクに静電吸引力を作用させて行われる。
この際、印加する電圧の大小、及び印加時間によって、形成されるインク滴の径及び、飛翔インクの速度を変更することが可能である。
【0029】
これは、当然インク噴射口9の口径とも関係があり、本発明にあたっては内径400μmの円形、一辺200μmの角径、一辺50μmの角径のインク噴射口形状をした記録ヘッドを夫々使用し、140ドット/cm×140ドット/cm〜240ドット/cm×240ドット/cm、240ドット/cm×240ドット/cm〜400ドット/cm×400ドット/cm、400ドット/cm×400ドット/cm以上の夫々の記録密度での記録試験を行った。
【0030】
その結果、夫々の記録密度範囲において3.5×10-5ml/cm2〜3.0×10-4ml/cm2の範囲、2.0×10-5ml/cm2〜2.7×10-4ml/cmの範囲、特に、400ドット/cm×400ドット/cm以上の記録密度領域ではインク付着量が、記録密度をNドット/cmとする時、0.03/N(ml/cm)〜0.09/N(ml/cm)の範囲で良好な印刷結果が得られた。
【0031】
印刷結果の良否判定については、ベタ印刷時の光学濃度(OD値)が1以上で、にじみ、フェザリングについては顕微鏡による目視確認を行い、インクの広がりによるドット形状の良否についてはドットの直径を数箇所で測定することによって得られる標準偏差値が0.50以下のものとし、いずれも良好な結果が得られたものを良とした。その結果を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】
本発明の実施形態2について説明する。
【0034】
ポリエーテルサルホンを最外層に持つ中間転写体を使用し、その表面に波長248nmの紫外線を照射し表面改質を行った。
紫外線の照射方法は、レーザー発振周波数50Hzで、照射時間15nsec/shot、改質表面エネルギ密度18mJ/cm2で、3つの同一中間転写体に0shot(照射せず)、1000shot及び15000shot照射をおこなった。
【0035】
その結果、インクと中間転写体表面がなす接触角が110°、85°、18°の中間転写体が得られ、これらと、接触角が10°以下であるガラス表面を持った中間転写体を用いて、実施形態1と同様の記録試験を行った。
その結果、表2に示すように1000shot及び15000shot照射をおこなったものについて、良好な印刷結果が得られた。
【0036】
【表2】
【0037】
これは接触角が大きいとインクが中間転写体に着弾した後、中間転写体上のインクは球形に近くなるが、そのぶん転写時に記録紙との接触が点接触に近づくため、インクが紙中に素早く浸透せず、紙質によってドットの真円度がばらつきを生じるためであり、逆に接触角が小さいと中間転写体上で搬送中にインクの広がりにばらつきが生じ、いずれの場合もドットの真円度が低下する。
【0038】
本発明の実施形態3について説明する。実施形態1と同様の構成にて、インクにグラビア印刷用のインクを使用する。
【0039】
顔料0〜40%、トルエン30〜40%、酢酸エチル5〜10%、イソプロピルアルコール10〜20%をベースとし、このベースと同一含有率で顔料を混ぜた樹脂とグリコール類を混合させて粘度を調整したインクを用いた。
【0040】
その結果、表3のように粘度9.8cP、206cPのインクにて良好な印刷結果を得た。これは粘度がある一定値より小さいと紙中へのインクの浸透が紙質に影響され易くにじみやフェザリングが生じやすくなり、ドットの真円度も低下する。
しかし、粘度があまりに大きいと記録ヘッドへのインクの供給が行えないばかりか、インクが飛翔しなくなるためである。
【0041】
【表3】
【0042】
これらをうまく解決するにはホットメルトインクを使用する方法がある。これは、常温では固体のインクであり、100℃〜170℃に加熱することでその粘度を数cPまで低下させることが可能である。
この場合、インクの供給系及び記録ヘッドに加熱手段を備え、且つ記録紙への転写を加熱転写とすることが必要である。
【0043】
更に、中間転写体を耐熱性の高い材料とする必要があるため、本実施形態においては中間転写体としてベルト状のポリエーテルイミドを用いた。
この場合、インクは記録ヘッドから飛翔する際には粘度の低い液体であるため、低エネルギで形状の整ったインク滴の飛翔が可能であり、このインク滴は中間転写体上で固化するため広がり過ぎずに転写位置まで搬送される。
【0044】
次いで、転写時の加熱により再び液体となって記録紙上に記録されるが、この際インクが記録紙に接触することで熱を放出し、記録紙面上で急激に固化する。そのため、通常の液体インクを用いる場合と違い、にじみ、フェザリングの無い、真円度の高いドットの形成が可能となる。
【0045】
本発明の実施形態4について説明する。
【0046】
実施形態4は実施形態3と同様の記録方法に於て、密度、表面張力、粘度が夫々異なるインクを用い、インク滴が中間転写体に衝突する際の先端部速度(cm/sec)と飛翔インク先端部の径(cm)を測定した上で、夫々の印刷物を同様に評価した。
【0047】
その結果を表4に示し、表中の各値の単位はCGS系単位である。表中データ第2段と第3段から、粘度が12.5cPでインクの粘度が25℃の環境において10cp〜200cpの領域内であっても印刷評価が不良となる場合、及び9.8cPで領域外であっても印刷評価が良となる場合があり、このことよりWe・Reを規定することの意義が説明できる。
【0048】
【表4】
【0049】
即ち、第2段のデータではインクの密度が大きく、且つ飛翔速度が大きいため、粘度などその他の物性値や条件値が適性であっても、インク飛翔の中間転写体衝突時にインクが受ける衝撃が大きく、インクが飛び散りやすくドット形状が安定しない。
【0050】
また、我々は別の観点から、We・Reの値に関係なくインクの飛翔速度のみに注目した場合、速度が500cm/sec以下であれば、良好な印刷結果が得られることを見い出した。
【0051】
これは、中間転写体上のインクの飛び散りを考慮した場合、そのインク滴の持つ運動エネルギはインク滴の質量をmとしたとき0.5mv2で表され、速度の項が最も大きく作用することに着目したものであり、一般的にインクの温度が25℃の環境において、10cp〜200cpの粘度範囲を持つインクはその密度が0.85g/cm3〜1.35g/cm3に限られる。このため、速度のみを規定することでも良好な印刷結果が得られるのである。この例を表4中データの最下段に示す。
【0052】
インク飛翔速度に関するこの事実は、従来のインクジェット法によっても適応可能なことであるが、先述の様に中間転写体を使用しない通常の記録に於ては、記録紙の影響により記録ヘッドを被記録物である記録紙へ極端に近付けることは困難であった。
【0053】
このため、インクの飛翔速度を500cm/sec以下とすればインクの着弾位置ずれが大きく生じることになり、形状の整ったドットが得られても、結果としては良好な印刷物は得ることができなかった。また、本発明に於ては、100cm/sec以下の極端に低い飛翔速度は記録方式の特性上、実現不可能であったことに加え、たとえ実現できたとしても極端に飛翔速度が小さい場合は従来技術同様に着弾位置ずれが大きくなることが予想されるため、本発明に於ては100cm/sec以上の場合について規定するものとした。
【0054】
以上、これまで説明してきたこと、すなわち、140ドット/cm×140ドット/cm〜240ドット/cm×240ドット/cmの記録密度で記録する際の中間転写体上或いは被記録媒体上のインク付着量が、3.5×10-5ml/cm2〜3.0×10-4ml/cm2の範囲,240ドット/cm×240ドット/cm〜400ドット/cm×400ドット/cmの記録密度で記録する際の中間転写体上或いは被記録媒体上のインク付着量が、2.0×10-5ml/cm2〜2.7×10-4ml/cm2の範囲,400ドット/cm×400ドット/cm以上の記録密度で記録する際の中間転写体上或いは被記録媒体上のインク付着量が、記録密度をNドット/cmとする時、0.03/N(ml/cm2)〜0.09/N(ml/cm2)の範囲のものは、中間転写体から記録紙へインクが転写される際ににじみなどを生じないで適当なインク量で記録が行われるよう規定するものである。
【0055】
また、記録に使用するインクと中間転写体の表面がなす接触角が25℃の環境に於て、10°〜90°とすることにより、中間転写体によってインクが搬送される際のインク形状を安定させるものである。
【0056】
そして、記録に使用するインクの粘度が25℃の環境に於て10cP〜200cPの範囲は、そのインクが紙へ転写される際に紙中へのインクの浸透を制限するために規定するものである。
【0057】
そして、記録に使用する記録ヘッドが静電吸引方式であり、その記録ヘッドの最先端面と対向電極を兼ねた中間転写体との最近接距離が0.2cm以下とすること、および、
【0058】
【数1】
【0059】
数式1で示される飛翔インク滴のウェーバー数(We)とレイノルズ数(Re)の積を1以下とすることにより、中間転写体上にインクが着弾する際のインク滴形状を安定させるためのものである。
【0060】
よってこれらは、いずれもインクの飛翔を中間転写体上に受け、これを記録紙へ転写する場合のインクの挙動や浸透にについて考慮したものであって、直接記録紙へインク滴を着弾させる一般的なインクジェット法では中間転写体が存在しないためこれらの条件は適応できないものである。
【0061】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明によれば、140ドット/cm×140ドット/cm〜240ドット/cm×240ドット/cmの記録密度で記録する際の中間転写体上のインク付着量が最適となるため、にじみがなく、ドット形状が安定で且つ記録濃度が最適な、高精細な記録を可能とすることができる。
【0062】
請求項2記載の本発明によれば、240ドット/cm×240ドット/cm〜400ドット/cm×400ドット/cmの記録密度という更に高密度記録が要求される際に中間転写体上のインク付着量が最適となるため、にじみがなく、ドット形状が安定で且つ記録濃度が最適な、高精細な記録を可能とすることができる。
【0063】
請求項3記載の本発明によれば、極めて高密度な記録である400ドット/cm×400ドット/cm以上の記録密度で記録する際に、その記録密度に応じて最適なインク付着量を容易に決定することが可能となるため、中間転写体上のインク付着量が最適となり、にじみのない、ドット形状が安定で且つ記録濃度が最適な、高精細な記録を可能とすることができる。
【0064】
請求項4記載の本発明によれば、請求項1〜3の記録方法に於て、中間転写体上でのインク滴形状が安定するため、インクが広がらないまま転写されてにじみやフェザリングが生じたり、逆にインクが広がり過ぎて記録濃度が低くなる、或いは均一な形状にならないなどの問題が起こらず、さらに高精細な記録を可能とすることができる。
【0065】
請求項5記載の本発明によれば、中間転写体上のインク像が紙面に転写される際に、インクが紙中へ浸透することを極めて少なくすることができ、一定の記録濃度を保持したままにじみやフェザリングを抑えることができる。しかも、高粘度インクによる記録が可能となることから、濃度が高く、にじみが少なく、高品位記録が可能な印刷機用インクの使用が可能となり、色調の種類も豊富でさらに中間転写体上への着弾したインク滴形状が安定するため高精彩な記録を可能とすることができる。
【0067】
また、他のインクジェット方式に比べ、数μm単位という極めて微小なインク滴の形成が可能となり、且つ同等の物性値を有するインクを飛翔させるのに必要な記録エネルギを他の方式に比べて少なくすることが可能となる。
更に、他のインクジェット方式に比べ、記録ヘッドと被記録対象物の距離を小さくすることが可能なため、インク噴射方向のばらつきによるインクの着弾位置が高精度で制御でき、高精細記録での高速記録が可能になるなど、従来成し得なかった低エネルギで、高速で、且つさらに高精細な記録を同時に達成可能とすることができる。
【0068】
請求項6記載の本発明によれば、最適なインク飛翔速度とインク滴径を設定することが可能で、中間転写体上に着弾したインク滴形状が安定するため、インクが広がらないまま転写されてにじみやフェザリングが生じたり、逆にインクが広がり過ぎて記録濃度が低くなる、或いは均一な形状にならない、インクの飛び散りにより不要なドットが形成されるなどを防ぐことができ、さらに高精彩な記録を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録方法の実施形態のインクジェット記録装置の全体斜視概略斜視図である。
【図2】図1のインクジェット記録装置の記録ヘッド周辺の概略断面図である。
【図3】図1のインクジェット記録装置の記録ヘッドの動作を説明するための概略斜視図である。
【符号の説明】
1 記録ヘッド
2 中間転写体
3 記録紙
4 転写ローラ
5 記録像
6 転写補助手段
7 クリーニングブレード
8 対向電極
9 インク噴射口
Claims (6)
- インク滴噴射手段によってインク滴を飛翔させて、これを一旦中間転写体上で受けて像を形成し、この像を紙などの被記録媒体に加圧転写又は加熱転写するインクジェット記録方法において、
上記中間転写体が、ポリエーテルサルホンを最外層に持ち、その表面に紫外線を照射して表面改質され、
140ドット/cm×140ドット/cm〜240ドット/cm×240ドット/cmの記録密度で記録する際の上記中間転写体表面上のインク付着量が、3.5×10-5ml/cm2〜3.0×10-4ml/cm2の範囲にあることを特徴とするインクジェット記録方法。 - インク滴噴射手段によってインク滴を飛翔させて、これを一旦中間転写体上で受けて像を形成し、この像を紙などの被記録媒体に加圧転写又は加熱転写するインクジェット記録方法において、
上記中間転写体が、ポリエーテルサルホンを最外層に持ち、その表面に紫外線を照射して表面改質され、
240ドット/cm×240ドット/cm〜400ドット/cm×400ドット/cmの記録密度で記録する際の上記中間転写体表面上のインク付着量が、2.0×10-5ml/cm2〜2.7×10-4ml/cm2の範囲にあることを特徴とするインクジェット記録方法。 - インク滴噴射手段によってインク滴を飛翔させて、これを一旦中間転写体上で受けて像を形成し、この像を紙などの被記録媒体に加圧転写又は加熱転写するインクジェット記録方法において、
上記中間転写体が、ポリエーテルサルホンを最外層に持ち、その表面に紫外線を照射して表面改質され、
400ドット/cm×400ドット/cm以上の記録密度で記録する際の上記中間転写体表面上のインク付着量が、記録密度をNドット/cmとする時、0.03/N(ml/cm2)〜0.09/N(ml/cm2)の範囲にあることを特徴とするインクジェット記録方法。 - 記録に使用するインクと中間転写体の表面がなす接触角が約25℃の環境において、10°〜90°であることを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェット記録方法。
- 記録に使用するインクの粘度が約25℃の環境において、10cP〜200cPの範囲であり、かつ記録に使用する記録ヘッドが静電吸引方式であって、その記録ヘッドの最先端面と対向電極を兼ねた中間転写体との最近接距離が0.2cm以下、インク滴が中間転写体に衝突する際の先端部速度が100cm/sec〜500cm/secであることを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェット記録方法。
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---|---|---|---|
JP21702896A JP3802616B2 (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | インクジェット記録方法 |
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