JP3706213B2 - 観音開きドアのシール構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、自動車の観音開きドアのシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3に示す自動車の観音開きバックドアDにおいて、図4(a)に示す如く先締めの左側ドア1のフランジ部1bに、インナーウエザーストリップ8が取付けられ、後締めの右側ドア2にサブシール9が取付けられている。
また、図5(a)に示す他の従来例では先締めの左側ドア1に、サブシール10及びインナーウエザーストリップ11双方が取付けられ、そして両者は図5(b)に示す如く押出し成形部Oの両端をそれぞれ型成形部Kにより接続され環状に形成されたものである。そのため、図4(a)に示す従来例の場合のようにサブシール9及びインナーウエザーストリップ8が図4(b)に示す如く別個に押出し成形された場合に比べて組付け作業性等で有利となる。なお、図4(b)、図5(b)中、二等辺三角形のマークの塗り潰し側が型成形部Kを示され、非塗り潰し側が押出し成形部Oを示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図5(a)に示す従来例の場合では図3に示す窓ガラス下端付近Wを拡大して示す図6及び図7のように、デザイン上角張って形成されたドアパネルPの急変部7において、装着された時サブシール9が追従できず図8に示す如くスキsを発生しシール性が損なわれるという不具合があった。また、そのスキsを防ぐためサブシール9を型成形した場合にはコスト高となるという問題があった。
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、シール性、組み付け作業性等に優れた観音開きドアのシール構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本発明の構成は、図1及び図2に示すように、先締めドア1に、サブシール4及びインナーウエザーストリップ5の双方を設けた観音開きドアのシール構造において、上記サブシール4が先締めドア1の外側面1aから所定距離L奥まった取付段部3に取付けられる一方、後締めドア2の外側面2aから車内側に奥まった位置には、前記後締めドア2の外側面2aに略平行で、かつドア閉時上記サブシール4に密接する如くシール面6が形成されており、さらにデザイン上角張って形成されたドアパネルPの急変部7において、前記シール面6は前記急変部7から離れた位置にあり、ドア閉時前記サブシール4は前記急変部7により影響されることなく前記シール面6に密接されることを特徴とする観音開きドアのシール構造である。また、先締めドア1に、サブシール4及びインナーウエザーストリップ5の双方を設けた観音開きドアのシール構造において、上記サブシール4が先締めドア1の外側面1aから所定距離L奥まった取付段部3に取付けられる一方、後締めドア2の外側面2aと、後締めドア2の車内側に形成された前記インナーウエザーストリップ5に対する弾接部との間には、前記後締めドア2の外側面2aに略平行で、かつドア閉時上記サブシール4に密接する如くシール面6が形成されており、さらにデザイン上角張って形成されたドアパネルPの急変部7において、前記シール面6は前記急変部7から離れた位置にあり、ドア閉時前記サブシール4は前記急変部7により影響されることなく前記シール面6に密接されることを特徴とする観音開きドアのシール構造である。更に、取付段部3が先締めドア1の外側面1aに対し傾斜したことを特徴とする観音開きドアのシール構造である。また更に、先締めドア1に取付けられるサブシール4及びインナーウエザーストリップ5の押出し成形部Oの両端をそれぞれ別体の型成形部Kを接続し環状に形成されたことを特徴とする観音開きドアのシール構造である。
【0005】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。図1において、1は図3に示す観音開きドアDの左側の先締めドア、2は該ドアDの右側の後締めドアである。上記先締めドア1の外側面1aから所定距離L奥まった位置に形成された取付段部3に、ブリッジ4aを形成した中空状のサブシール4が取付けられ、また該先締めドア1のフランジ部1bに中空シール部5aを形成したインナーウエザーストリップ5がウエルト部5bを介し取付けられている。
【0006】
一方、上記後締めドア2はその外側面2aに略平行のシール面6が、ドア閉時上記サブシール4に当接する如く形成され、図6及び図7に示す如く、デザイン上角張って形成されたドアパネルPの急変部7では、図2に示す如く該シール面6は急変部7からかなり離れた位置にある。従って、ドア閉時サブシール4は該急変部7により影響されることなくシール面6に密接され、図8に示す従来のようなスキsを生じないためシール性が損なわれない。またスキsを埋めるために形成される型成形部品が不要となりそれだけコストダウンとなる。
【0007】
更に、上記先締めドア1にサブシール4及びインナーウエザーストリップ5の双方が取付けられ、かつ両者は図5(b)に示す如く押出し成形部Oの両端をそれぞれ別体の型成形部K、Kにより接続し環状に形成されている。そのため、従来の図4(b)に示すように別個に押出し成形される場合に比べて製造効率や組付け作業性が向上しコストダウンが図られる。なお、上記実施態様では、先締めドア1が左側で、後締めドア2が右側となっているが、左右が逆の場合も本発明は適用できる。
【0008】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の観音開きドアのシール構造は、サブシールが先締めドアの外側面から所定距離奥まった取付段部に取付けられ、一方後締めドアに上記サブシールに密接するシール面が形成されているため、ドア閉時従来のようにドアパネルの急変部でスキを生じることがなくシール性が損なわれない。また先締めドアに取付けられるサブシール及びインナーウエザーストリップが環状に連続して形成されるため、製造や組み付け作業上コストダウンとなる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の観音開きドアのシール構造を示し、図3のA−A視断面図である。
【図2】同上の右側ドアの一部を示す斜視図である。
【図3】自動車後部の観音開きドアを示す斜視図である。
【図4】(a)は従来の観音開きドアのシール構造を示す図3のA−A視断面図であり、 (b)は同上のサブシール等の組立図である。
【図5】(a)は従来の他の観音開きドアのシール構造を示す図3のA−A視断面図であり、 (b)は同上のサブシール等の組立図である。
【図6】図3の観音開きドアの一部を部分的に示す斜視図である。
【図7】図3に示す右側の後締めドアの一部の急変部を示す斜視図である。
【図8】同上急変部のドア閉時に生じたスキを示す断面図である。
【符号の説明】
1 先締めドア
1a 外側面
2 後締めドア
2a 外側面
3 取付段部
4 サブシール
5 インナーウエザーストリップ
6 シール面
L 所定距離

Claims (4)

  1. 先締めドアに、サブシール及びインナーウエザーストリップの双方を設けた観音開きドアのシール構造において、上記サブシールが上記先締めドアの外側面から所定距離奥まった取付段部に取付けられる一方、後締めドアの外側面から車内側に奥まった位置には、前記後締めドアの外側面に略平行で、かつドア閉時上記サブシールに密接する如くシール面が形成されており、さらにデザイン上角張って形成されたドアパネルの急変部において、前記シール面は前記急変部から離れた位置にあり、ドア閉時前記サブシールは前記急変部により影響されることなく前記シール面に密接されることを特徴とする観音開きドアのシール構造。
  2. 先締めドアに、サブシール及びインナーウエザーストリップの双方を設けた観音開きドアのシール構造において、上記サブシールが上記先締めドアの外側面から所定距離奥まった取付段部に取付けられる一方、後締めドアの外側面と、後締めドアの車内側に形成された前記インナーウエザーストリップに対する弾接部との間には、前記後締めドアの外側面に略平行で、かつドア閉時上記サブシールに密接する如くシール面が形成されており、さらにデザイン上角張って形成されたドアパネルの急変部において、前記シール面は前記急変部から離れた位置にあり、ドア閉時前記サブシールは前記急変部により影響されることなく前記シール面に密接されることを特徴とする観音開きドアのシール構造。
  3. 取付段部が先締めドアの外側面に対し傾斜したことを特徴とする請求項1または2記載の観音開きドアのシール構造。
  4. 先締めドア1に取付けられるサブシール4及びインナーウエザーストリップ5の押出し成形部Oの両端をそれぞれ別体の型成形部K、Kを接続し環状に形成されたことを特徴とする請求項1〜3記載の観音開きドアのシール構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104929481A (zh) * 2015-06-02 2015-09-23 厦门柏孜工贸有限公司 车用安全门及其安装工艺

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