JP3670822B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮機の運転率及びオンオフサイクル時間に基づいて冷蔵室の温度制御における制御温度幅を変更するようにした冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明に先行する(i)特開平2−115674号公報に開示された冷却装置の制御装置は、検出した空間の温度に基づいて所定の温度幅で圧縮機の運転を制御するものである。さらにこの制御装置は、圧縮機の運転期間とこの運転期間と停止期間の和との比で決まる圧縮機の運転率が、予め定めた所定の運転率よりも小さいときに、前記所定の温度幅を拡大するように構成されている。
【0003】
また、本発明に先行する(ii)特開昭56−130573号公報には、外気温を検出するセンサーを設け、外気温が低いときには所定の温度幅を拡大して圧縮機の停止期間が長くなるように構成した制御装置が開示されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記(i)の公報にあっては、所定の温度幅を調節するにあたり、圧縮機の運転率を測定し測定した運転率が所定の運転率よりも小さくなった場合に所定の温度幅を拡大するため、この拡大操作により制御ディファレンシャルが拡大され(この温度幅の変更後の圧縮機の運転率が所定の運転率より大きくなりやすいが)、次回の運転率の確認によって所定の運転率より大きくなったとすれば、制御ディファレンシャルは縮小される。このため、運転率を所定の運転率と比較して小さいときに所定の温度幅を拡大するという制御操作では、温度幅が圧縮機のオンオフサイクル毎に増減する可能性があり、このサイクル毎の増減操作で冷凍室の温度が安定しにくく、しかも他の貯蔵室への温度影響も無視できなくなる等の問題があった。
【0005】
一方前記(ii)の公報の制御装置にあっては、外気温センサが増えるだけでなく外気温度が低いときに大きな熱負荷(例えば暖かい食品等)を庫内に収納した場合等早期冷却が必要であるにもかかわらず、外気温が低いため制御の温度幅が大きく冷却運転に復帰するのが遅れやすいため、周囲の温度が上昇し周囲の食品や他の貯蔵室に収納された食品の品質低下を招くなどの問題があった。
【0006】
本発明は上記の問題を解決するもので、圧縮機の運転を制御する制御手段における温度幅帯を、圧縮機の運転率に基づいて変更するようにした冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、冷凍室と、冷蔵室と、前記冷蔵室の温度を設定する温度設定手段で設定された設定温度に基づいて所定の温度幅で圧縮機を運転させる運転開始温度及び前記圧縮機を停止させる運転停止温度を定める制御温度設定部と、この制御温度設定部で設定された前記運転開始温度及び前記運転停止温度並びに前記冷蔵室の温度を検出する温度検出手段で検出された冷蔵室温度のみに基づいて前記圧縮機の運転を制御する制御手段と、前記冷凍室の奥部のみに設けられ前記圧縮機で圧縮された冷媒が供給され庫内空気と熱交換を行って庫内を冷却する冷却器と、前記冷凍室と前記冷蔵室を連通する通路のみをを備えた冷蔵庫において、
この制御手段は、前記冷蔵室温度が前記運転開始温度以上の場合に前記圧縮機の運転を開始し、前記冷蔵室温度が前記運転停止温度以下の場合に前記圧縮機の運転を停止し、前記圧縮機の運転時間及び停止時間を一定の時間測り前記圧縮機の運転率を算出し、この算出された運転率に基づいて10%〜50%の運転率が維持できるように前記運転開始温度及び前記運転停止温度の温度幅帯を変更させ、圧縮機の運転率を適正に設定することができるとともに、冷蔵室の温度制御を行うことで冷凍室が冷えなくなるのを防止できるようにしている。
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の冷蔵庫の側面断面図、図2は本発明の制御回路図、図3は本発明の温度設定幅の変更の流れを示す切換フロー図、図4は本発明の冷蔵庫の制御装置の動作を説明するフローチャート、図5は本発明の冷蔵庫の制御装置の動作を説明するフローチャート、図6は本発明の冷蔵庫の制御装置の動作を説明するフローチャート、図7は本発明の冷蔵庫の制御装置の動作を説明するフローチャート、図8は本発明の冷蔵庫の制御装置の動作を説明するフローチャートである。
【0010】
1は冷蔵庫で、この冷蔵庫は前面を開口した鋼板製の外箱2と、この外箱の内側に間隔を設けてABSなどの硬質樹脂製の内箱3と、この内箱と外箱との間に現場発泡方式にて充填される発泡ウレタンの断熱材4とで本体5を構成し、この本体の開口を扉6、7で閉塞している。
【0011】
8は本体5の内部を上下に仕切る横仕切壁で、この横仕切壁の上方を凍結温度に冷却される冷凍室9、下方を食品が凍結しない温度に冷却される冷蔵室10としている。冷凍室9の奥部は仕切板11にて前後に区画され、この仕切板の後方に冷却室12が区画形成され、この冷却室内に冷却器13が縦設されている。この冷却器の中央上方には送風機14が設けられ、冷却器13の下方には除霜ヒータ15が設けられている。
【0012】
仕切板11には上方に冷凍室9内へ冷気を吹き出す吹出口16が、下方に冷凍室9に吹き出された冷気を冷却器13の下側に戻す戻り口17が設けられている。
【0013】
冷却器13には本体5の下方背面に設けられた圧縮機18で圧縮された冷媒が供給されて庫内空気と熱交換を行って庫内を冷却するようにしている。
【0014】
19は冷蔵室10内の温度を検出する温度センサで、この温度センサは冷蔵室10内の温度が温度設定幅の運転開始温度あるいは運転停止温度を越えたときに圧縮機18をオンオフ制御させる温度制御装置20の検出手段を形成している。
【0015】
温度制御装置20は図2に示すように、マイクロコンピュータ21と、このマイクロコンピュータに接続されて運転開始温度及び運転停止温度を設定するた第1の抵抗22と第2の抵抗23と可変抵抗器24との第1直列回路25と、冷蔵室10の温度を検出する第3の抵抗26と温度センサ19との第2直列回路27と、圧縮機18と電源28との閉回路29に接点(図示せず)を有するリレー30とトランジスタ31との第3直列回路32とで構成されている。マイクロコンピュータ21は温度設定用の第1直列回路25と冷蔵室10内の温度検出用の第2直列回路27からの入力信号によって第3直列回路32のトランジスタ31に出力してリレー30を作動させて接点をオンオフさせて圧縮機18の運転停止を行うとともに、この圧縮機の運転停止によるオン時間及びオフ時間を検出し、かつ、オン時間とオフ時間とによる運転率を算出している。
【0016】
また、マイクロコンピュータ21は電源28の投入時や圧縮機18が一定時間以上運転されていない場合に圧縮機18を強制的に運転させるように制御している。
【0017】
第1直列回路25によって設定される温度設定値は高温幅域(運転開始温度10.0℃、運転停止温度7.0℃、デファレンシャル3℃)、中温幅域(運転開始温度8.0℃、運転停止温度6.0℃、デファレンシャル2℃)、中低温幅域(運転開始温度7.0℃、運転停止温度5.0℃、デファレンシャル2℃)、低温幅域(運転開始温度5.0℃、運転停止温度4.0℃、デファレンシャル1.0℃)の4段階に設定されている。
【0018】
圧縮機18は図3に示すように、温度設定値が高温幅域で運転されている場合には運転率が32%以上ではその温度設定値で運転を継続され、運転率が32%以下では温度設定値が中温幅域に変更される。
【0019】
温度設定値が中温幅域で運転されている場合には運転率が21%から50%の間ではその温度設定値で運転を継続され、運転率が50%以上では温度設定値が高温幅域に変更され、運転率が21%以下では温度設定値が中低温幅域に変更される。
【0020】
温度設定値が中低温幅域で運転されている場合には運転率が10%から38%の間ではその温度設定値で運転が継続され、運転率が38%以上では温度設定値が中温幅域に変更され、運転率が10%以下では温度設定値が低温幅域に変更される。
【0021】
温度設定値が低温幅域で運転されている場合には運転率が25%以下ではその温度設定値で運転が継続され、運転率が25%以上では温度設定値が中低温幅域に変更される。
【0022】
以上の構成に基づき図3乃至図8のフローチャートを参照しながら冷蔵室10の温度制御装置20の動作の流れを説明する。
まず、ステップS1で圧縮機18の運転の有無を検出する。そして、運転中の場合にはステップS6へ移行し、強制運転のカウンタがアップしてステップS7で5分経過したか否かを判別し、5分経過していない場合にステップS9へ移行し、5分経過している場合にステップS8で強制運転フラグをリセットさせてステップS9へ移行する。
【0023】
ステップS9で連続運転フラグがセットされているとステップS16へ移行し、ステップS9で連続運転フラグがリセットされているとステップS10で連続運転カウンタがアップしてステップS11で圧縮機18の連続運転が1時間経過しない場合にステップS16へ移行し、ステップS11で1時間経過している場合に圧縮機18が停止しており、ステップS12で連続運転のフラグをセットし、ステップS13で制御方式2へ変更する。
【0024】
ステップS14で制御方式変更用データをクリアーし、ステップS15で変更データ取得開始フラグをリセットしてステップS16へ移行する。また、ステップS1で運転されていない場合に停止時間のカウンタがアップしてステップS3で1時間経過したか否か判別し、1時間経過していない場合にステップS16へ移行し、1時間経過している場合にステップS4で強制運転フラグをセットし、ステップS5で強制運転のカウンタをクリアーしてステップS16へ移行する。
【0025】
ステップS16で制御変更遅延カウンタがアップし、ステップS17で遅延カウンタが1時間経過したか否か判別し、1時間経過していない場合にステップS19へ移行し、1時間経過している場合にステップS18で制御変更遅延フラグをリセットしてステップS19へ移行する。ステップS19で圧縮機18の運転の有無を判別し、運転中の場合にステップS20で運転時間第一カウンタがアップし、ステップS21で通常時間第一カウンタがアップしてステップS22へ移行し、停止している場合にステップS21を介してステップS22へ移行する。
【0026】
ステップS22で1時間経過したか否かを判別し、1時間経過している場合にステップS23で第二カウンタの開始フラグをセットし、ステップS24へ移行し、1時間経過していない場合にステップS24へ移行する。
【0027】
ステップS24で第二カウンタの開始フラグがセットされてから2時間経過したか否かを判別し、2時間経過していない場合にステップS28へ移行し、2時間経過している場合にステップS25で制御変更開始フラグをセットし、ステップD26で運転時間第一カウンタを確認用RAMへコピーし、ステップS27で運転時間第一カウンタをクリアーし、ステップS28へ移行する。
【0028】
ステップS28で第二カウンタの開始フラグの有無を判別し、この開始フラグがセットされている場合にステップS29で圧縮機18の運転の有無を判別し、運転されている場合にステップS30で運転時間第二カウンタがアップし、ステップS31で通常時間第二カウンタがアップしてステップS32へ移行し、ステップS29で圧縮機18が運転されていない場合にステップS31を介してステップS32へ移行し、このステップS32で2時間経過したか否か判別し、2時間経過していない場合にステップS36へ移行し、2時間経過している場合にステップS33で制御変更開始フラグをセットし、ステップS34で運転時間第二カウンタを確認用RAMへコピーし、ステップS35で運転時間第二カウンタをクリアーし、ステップS36へ移行する。また、ステップS28で第二カウンタの開始フラグがリセットされているとステップS36へ移行する。
【0029】
ステップS36で変更データ取得開始フラグの有無を判別し、この開始フラグがリセットされている場合にステップS38へ移行し、開始フラグがセットされている場合にステップS37で制御変更遅延フラグの有無を判別し、この遅延フラグがセットされている場合にステップS38へ移行する。また、制御変更遅延フラグがリセットされている場合にステップS39へ移行し、ステップS38で制御方式変更用データをクリアーしてステップS39へ移行する。
【0030】
ステップS39で制御変更開始フラグの有無を判別し、この開始フラグがリセットされている場合にステップS58へ移行し、制御変更開始フラグがセットされている場合にステップS40で圧縮機18の運転の有無を判別し、ステップS40で圧縮機18が停止しているときにステップS58へ移行し、圧縮機18が運転されている場合にステップS41へ移行する。
【0031】
このステップS41で制御方式1か否かを判別し、現在の運転が制御方式1で運転されている場合にステップS42へ移行し、ステップS26とステップS34とでRAMに記憶された運転時間とをステップS42でT1(39分)と比較してこのT1より運転時間が短いときにステップS43へ移行して制御方式2へ変更し、ステップS56へ移行する。ステップS42でT1より運転時間が長いときに制御方式の変更を行わずにステップS57へ移行する。
【0032】
また、ステップS41で現在の運転が制御方式1で運転されていない場合にステップS44へ移行し、このステップS44で圧縮機18の運転が制御方式2か否かを判断し、現在の運転が制御方式2で運転されている場合にステップS45へ移行し、ステップS26とステップS34とでRAMに記憶された運転時間とをステップS45でT2S(26分)と比較してこのT2Sより運転時間が短いときにステップS46へ移行して制御方式3へ変更し、ステップS56へ移行する。ステップS45でT2Sより運転時間が長いときにステップS47へ移行し、このステップS47でステップS26とステップS34とでRAMに記憶された運転時間とをステップS47でT2L(60分)と比較してこのT2Lより運転時間が長いときにステップS48へ移行して制御方式1へ変更し、ステップS56へ移行する。ステップS47でT2Lより運転時間が短いときに制御方式の変更を行わずにステップS57へ移行する。
【0033】
ステップS44で現在の運転が制御方式2で運転されていない場合にステップS49へ移行し、このステップS49で圧縮機18の運転が制御方式3か否かを判断し、現在の運転が制御方式3で運転されている場合にステップS50へ移行し、ステップS26とステップS34とでRAMに記憶された運転時間とをステップS50でT3S(13分)と比較してこのT3Sより運転時間が短いときにステップS51へ移行して制御方式4へ変更し、ステップS56へ移行する。
【0034】
ステップS50でT3Sより運転時間が長いときにステップS52へ移行し、ステップS26とステップS34とでRAMに記憶された運転時間とをステップS52でT3L(45分)と比較してこのT3Lより運転時間が長いときにステップS53へ移行して制御方式2へ変更し、ステップS56へ移行する。ステップS52でT3Lより運転時間が短いときに制御方式の変更を行わずにステップS57へ移行する。
【0035】
ステップS49で現在の運転が制御方式3で運転されていない場合にステップS54へ移行し、ステップS26とステップS34とでRAMに記憶された運転時間とをステップS54でT4(30分)と比較してこのT4より運転時間が長いときにステップS55へ移行して制御方式3へ変更し、ステップS56へ移行して制御変更遅延フラグをセットするとともに、制御変更遅延カウンタをクリアーし、ステップS57で制御変更開始フラグをリセットし、ステップS58へ移行する。
【0036】
ステップS39あるいはステップS57でいずれかの制御方式に変更するための制御変更開始フラグがリセットされており、ステップS58で制御変更開始フラグが制御方式1か否か判別し、制御方式1の場合にステップS59で運転停止温度を設定値プラス1℃に設定し、ステップS60でデファレンシャル温度を3℃に設定してステップS69へ移行する。
【0037】
ステップS58で制御変更開始フラグが制御方式1でない場合にステップS61へ移行し、このステップS61で制御変更開始フラグが制御方式2か否か判別し、制御方式2の場合にステップS62で運転停止温度を設定値に設定し、ステップS63でデファレンシャル温度を2℃に設定してステップS69へ移行する。
【0038】
ステップS61で制御変更開始フラグが制御方式2でない場合にステップS64へ移行し、このステップS64で制御変更開始フラグが制御方式3か否か判別し、制御方式3の場合にステップS65で運転停止温度を設定値マイナス1℃に設定し、ステップS66でデファレンシャル温度を2℃に設定してステップS69へ移行する。
【0039】
ステップS64で制御変更開始フラグが制御方式3出ない場合にステップS67へ移行し、このステップS67で運転停止温度を設定値マイナス2℃に設定し、ステップS68でデファレンシャル温度を1℃に設定し、ステップS69へ移行する。
【0040】
ステップS69で強制運転フラグの有無を判別し、このステップS69で強制運転フラグがセットされている場合にステップS77へ移行し、強制運転フラグがリセットされている場合にステップS70へ移行して圧縮機18の運転の有無を判別し、圧縮機18が運転されている場合にステップS71へ移行し、このステップS71で温度センサ19と運転停止温度とを比較し、温度センサ19で検出される温度が運転停止温度以下の場合にステップS72へ移行して圧縮機18の運転を停止させ、ステップS73で変更データ取得開始フラグをセットし、ステップS74で連続運転フラグをセットして、ステップS1へ移行する。また、ステップS71で温度センサ19で検出される温度が運転停止温度以上の場合にステップS1へ移行する。
【0041】
ステップS70で圧縮機18が運転されていない場合にステップS75へ移行し、このステップS75で運転開始温度を設定し、ステップS76で温度センサ19と運転開始温度とを比較し、温度センサ19で検出される温度が運転開始温度以上の場合にステップS77へ移行して圧縮機18の運転を開始し、ステップS78で停止カウンタをクリアーしてステップS1へ移行し、サイクルを繰り返す。
【0042】
以上のように温度設定幅域での運転率の変動に基づいて温度制御部20により冷蔵室の温度設定幅を変更させるようにしたことから、圧縮機18の運転率に応じて最適な温度設定値にすることができ、外気温度によって冷凍室9が冷えなくなるのを防止できるとともに、外気温度が設定温度より低いときに電源28を投入したり、一定時間以上圧縮機18が運転されていない場合に強制的に圧縮機18を運転させられ、冬季等の低外気温に圧縮機の運転が行われず冷凍室9が温度上昇したり、冷蔵庫1の設置時に圧縮機が運転されずに不良品扱いされるのを防止できるようにしている。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、冷蔵室の温度を設定する温度設定手段で設定された設定温度に基づいて所定の温度幅で圧縮機を運転させる運転開始温度及び圧縮機を停止させる運転停止温度を定める制御温度設定部と、この制御温度設定部で設定された前記運転開始温度及び運転停止温度並びに冷蔵室の温度を検出する温度検出手段で検出された冷蔵室温度のみに基づいて圧縮機の運転を制御する制御手段とを備え、この制御手段で前記圧縮機の運転時間及び停止時間を一定の時間測り圧縮機の運転率を算出し、この算出された運転率に基づいて10%〜50%の運転率が維持できるように運転開始温度及び運転停止温度の温度幅帯を変更させるので、圧縮機の運転率を適正に設定することができるとともに、冷蔵室の温度制御を行うことで冷凍室が冷えなくなるのを防止できる。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵庫の側面断面図である。
【図2】 本発明の制御回路図である。
【図3】 本発明の温度設定幅の変更の流れを示す切換フロー図である。
【図4】 本発明の冷蔵庫の制御装置の動作を説明するフローチャートである。
【図5】 本発明の冷蔵庫の制御装置の動作を説明するフローチャートである。
【図6】 本発明の冷蔵庫の制御装置の動作を説明するフローチャートである。
【図7】 本発明の冷蔵庫の制御装置の動作を説明するフローチャートである。
【図8】 本発明の冷蔵庫の制御装置の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 冷蔵庫
10 冷蔵室
18 圧縮機
19 温度センサ
20 温度制御装置

Claims (1)

  1. 冷凍室と、冷蔵室と、前記冷蔵室の温度を設定する温度設定手段で設定された設定温度に基づいて所定の温度幅で圧縮機を運転させる運転開始温度及び前記圧縮機を停止させる運転停止温度を定める制御温度設定部と、この制御温度設定部で設定された前記運転開始温度及び前記運転停止温度並びに前記冷蔵室の温度を検出する温度検出手段で検出された冷蔵室温度のみに基づいて前記圧縮機の運転を制御する制御手段と、前記冷凍室の奥部のみに設けられ前記圧縮機で圧縮された冷媒が供給され庫内空気と熱交換を行って庫内を冷却する冷却器と、前記冷凍室と前記冷蔵室を連通する通路のみとを備えた冷蔵庫において、
    この制御手段は、前記冷蔵室温度が前記運転開始温度以上の場合に前記圧縮機の運転を開始し、前記冷蔵室温度が前記運転停止温度以下の場合に前記圧縮機の運転を停止し、前記圧縮機の運転時間及び停止時間を一定の時間測り前記圧縮機の運転率を算出し、この算出された運転率に基づいて10%〜50%の運転率が維持できるように前記運転開始温度及び前記運転停止温度の温度幅帯を変更させることを特徴とする冷蔵庫。
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