JP3629898B2 - Toroidal continuously variable transmission - Google Patents
Toroidal continuously variable transmission Download PDFInfo
- Publication number
- JP3629898B2 JP3629898B2 JP17570497A JP17570497A JP3629898B2 JP 3629898 B2 JP3629898 B2 JP 3629898B2 JP 17570497 A JP17570497 A JP 17570497A JP 17570497 A JP17570497 A JP 17570497A JP 3629898 B2 JP3629898 B2 JP 3629898B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- toroidal
- output gear
- disk
- oil supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/042—Guidance of lubricant
- F16H57/043—Guidance of lubricant within rotary parts, e.g. axial channels or radial openings in shafts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0487—Friction gearings
- F16H57/049—Friction gearings of the toroid type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Friction Gearing (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車の変速機として使用されるトロイダル型無段変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】
主に自動車用の変速機として従来より研究が進められているトロイダル型無段変速機は、互いに対向する面がそれぞれ円弧形状の凹断面を有する入力ディスク及び出力ディスクと、これらのディスク間に挟持される回転自在なパワーローラとを組み合わせた構造のトロイダル変速機構を備えている。このとき、入力ディスクは、トルク入力軸に対して一体的に回転可能に取り付けられ、一方出力ディスクは、トルク入力軸に対して相対的に回転可能かつ入力ディスクから離れる方向への移動が制限されるように入力ディスクと対向して取り付けられる。
【0003】
上述のようなトロイダル型変速機構においては、入力ディスクが回転するとパワーローラを介して出力ディスクが逆回転するため、トルク入力軸に入力される回転運動は、逆方向の回転運動として出力ディスクへと伝達され取り出される。この際、パワーローラの周面が入力ディスクの外周付近と出力ディスクの中心付近とにそれぞれ当接するようにパワーローラの回転軸の傾斜角度を変化させることでトルク入力軸から出力ギアへの増速が行なわれ、これとは逆に、パワーローラの周面が入力ディスクの中心付近と出力ディスクの外周付近とにそれぞれ当接するようにパワーローラの回転軸の傾斜角度を変化させることでトルク入力軸から出力ギアへの減速が行なわれる。さらに両者の中間の変速比についても、パワーローラの回転軸の傾斜角度を適当に調節することにより、ほぼ無段階に得ることができる。
【0004】
さらに、このようなトロイダル型変速機構を2組用意し、各々の出力ディスクが出力ギアを挟み込むように対向させて組み合わせた構造を持つダブルキャビティ式のトロイダル型無段変速機が考えられている。図8は、このようなダブルキャビティ式トロイダル型無段変速機の一例を表している側方断面図である。入力ディスク11、パワーローラ12、及び出力ディスク13から構成される第1のトロイダル型変速機構1と、入力ディスク21、パワーローラ22、及び出力ディスク23から構成される第2のトロイダル型変速機構2とが、それぞれの出力ディスク13、及び23を向かい合わせるように取り付けられており、これらの出力ディスク13、23の間には出力ギア3が配置されている。また、第1のトロイダル型変速機構1と第2のトロイダル型変速機構2は、出力ギア3と一体的に形成された出力ギアシャフト4を介して結合されている。
【0005】
ここで例示したダブルキャビティ型のトロイダル型変速機構においても、先述のトロイダル型変速機構と同様の動作原理にしたがい、トルク入力軸7に入力される回転運動を逆方向の回転運動として出力ディスク13、23へと伝達し、出力ギア3から取り出すことができる。特にダブルキャビティ型のトロイダル型変速機構の場合、トルク入力軸7の回転トルクは2つのトロイダル型変速機構1、2に分散して負担されるため、より大きなトルクにも余裕を持って対応することができる利点がある。
【0006】
また、第1のトロイダル型変速機構1の出力ディスク13と出力ギア3の間、及び出力ギア3と第2のトロイダル型変速機構2の出力ディスク23の間には、それぞれアンギュラ軸受5、6が配置されていて、これらのアンギュラ軸受5、6によって、出力ギア3が回転する際の反力が支持される。アンギュラ軸受5、6においては、内輪51、61が、出力ディスク13、23の端面にプレート50、60を介して接すると共に、出力ギアシャフト4の側面及び出力ギア3の端面に接しており、さらに外輪52、62が、出力ギアケーシング8に接していて、外輪52、62と内輪51、61の間に挟持される保持器53、63に保持された複数個の転動体54、64の転動により、外輪52、62と内輪51、61の間の回転差を吸収する。
【0007】
動作時に高速で回転するトロイダル型変速機構では、回転部分の焼き付きを防止するために、図示しない潤滑ポンプから潤滑油が供給されるようになっている。中空のトルク入力軸7の中を通ってトロイダル型無段変速機部分へと圧送された潤滑油は、トルク入力軸7の側壁に設けられた油供給孔71を通じてトルク入力軸7の外へと送り出され、出力ディスク13、23や出力ギア4などの回転部分の潤滑を行った後、回収されて再利用される。
【0008】
トルク入力軸7の側壁の油供給孔71から送出された潤滑油は、さらに出力ギアシャフト4の側壁を貫通する油供給孔41を経てから、アンギュラ軸受5、6の内輪51、61に設けられた油供給溝55、65を通じて転動体54、64付近に供給される。図9は、このような従来のダブルキャビティ型トロイダル型無段変速機のアンギュラ軸受取付部付近の拡大図である。油供給溝55、65は、各アンギュラ軸受の内輪の出力ギアシャフト側面との接触面上、及び出力ギア端面との接触面上にそれぞれ形成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
トロイダル型無段変速機の各部分は高速で回転するため、トルク入力軸側壁の油供給孔を通じて送出される潤滑油には強大な遠心力が作用している。一方、上述のような油供給溝を備えたアンギュラ軸受では、その構造上、油供給溝の出口がアンギュラ軸受の転動体よりも出力ギア寄りに位置することになる。このため、アンギュラ軸受内輪の油供給溝を通過した潤滑油の大部分はそのまま出力ギア端面に沿って半径方向へ短時間で拡散されてしまい、アンギュラ軸受の転動体への潤滑が十分に行われない。アンギュラ軸受は十分に潤滑されないまま大きな荷重を受けて高速回転させられると早期剥離を引き起こしてしまうため、トロイダル型無段変速機全体の信頼性の低下につながる。また、上述の油供給溝は、各アンギュラ軸受の内輪と出力ギアシャフト側面との接触面、及び各アンギュラ軸受の内輪と出力ギア端面との接触面に沿って連続的に形成されるため、部品加工量が多くなると共に加工工程が複雑化し、製造に要する手間や費用が増大する。
【0010】
さらに、出力ディスクとアンギュラ軸受内輪の間のプレートが出力ディスクからの過大な荷重を受けて変形し、一方で出力ディスク自身も変形するため、両者の間にはフレッティング摩耗が発生する。また、出力ディスクとアンギュラ軸受内輪の間にプレートを配置しない場合には、出力ディスクとアンギュラ軸受内輪の間の潤滑が十分には行われないため、やはりフレッティング摩耗が発生する。このようなフレッティング摩耗により生じる摩耗粉がアンギュラ軸受の転動体周辺に混入すると、異音発生や回転抵抗の原因となるばかりでなく、アンギュラ軸受の損壊を生じさせることもあるため、トロイダル型無段変速機が動作する上で問題となる。
【0011】
本発明は上述のような事情によりなされたものであり、本発明の目的は、アンギュラ軸受の転動体周辺の潤滑が確実に行えると共に、出力ディスクとアンギュラ軸受のフレッティング摩耗を抑えることができるトロイダル型無段変速機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、トルク入力軸に対して一体的に回転可能に取り付けられる入力ディスクと、前記トルク入力軸に対して相対的に回転可能かつ前記入力ディスクから離れる方向への移動が制限されるように前記入力ディスクと対向して取り付けられる出力ディスクと、それぞれ円弧形状の凹断面を有する前記入力ディスク及び前記出力ディスクの互いに対向する面に当接するようにこれらのディスク間に挟持される回転自在なパワーローラとから成るトロイダル型変速機構を2組備えており、出力ギアと一体的に形成され前記トルク入力軸に対して相対的に回転可能なように取り付けられる出力ギアシャフトを介して前記2組のトロイダル型変速機構の出力ディスク同士が結合されていて、前記2組のトロイダル型変速機構の各出力ディスクと前記出力ギアの間に配置される2つのアンギュラ軸受の内輪が前記出力ディスク端面、前記出力ギアシャフト側面、及び前記出力ギア端面にそれぞれ接していると共に、前記2つのアンギュラ軸受の外輪が出力ギアケーシングに接しているトロイダル型無段変速機に関するものであり、本発明の上記目的は、半径方向に沿った油供給溝を前記2つのアンギュラ軸受の各内輪の出力ディスク側端面又は、2つの出力ディスクの前記出力ギア側端面上にそれぞれ形成して、各回転部位を潤滑するために中空の前記トルク入力軸中を通じて供給される潤滑油が、前記トルク入力軸の壁面及び前記出力ギアシャフトの壁面をそれぞれ貫通している油供給孔を経た後に、前記油供給溝を通って前記2つのアンギュラ軸受の転動体周辺へと送出されるようにすることで達成される。あるいは、前記半径方向に沿った油供給溝を前記2つのトロイダル型変速機構の出力ディスクの前記出力ギア側端面上にそれぞれ形成してもよい。またあるいは、前記半径方向に沿った油供給溝を前記2つのアンギュラ軸受の各内輪の出力ディスク側端面上にそれぞれ形成してもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のトロイダル型無段変速機の一実施例を、図8の従来例と対比させて示した側方断面図であり、同一の機能を有する構成要素には図8で用いた符号と同じものを付してある。なお、本発明のトロイダル型無段変速機は、ダブルキャビティ型のトロイダル型無段変速機のアンギュラ軸受に設ける油供給溝の形状に特徴を有するものであり、これ以外の部分については従来のダブルキャビティ型トロイダル型無段変速機と同様に構成することができる。
【0014】
入力ディスク11、パワーローラ12、及び出力ディスク13から構成される第1のトロイダル型変速機構1と、入力ディスク21、パワーローラ22、及び出力ディスク23から構成される第2のトロイダル型変速機構2とが、それぞれの出力ディスク13、及び23を向かい合わせるように取り付けられており、これらの出力ディスク13、23の間には出力ギア3が配置されている。また、第1のトロイダル型変速機構1と第2のトロイダル型変速機構2は、出力ギア3と一体的に形成された出力ギアシャフト4を介して結合されている。
【0015】
さらに、第1のトロイダル型変速機構1の出力ディスク13と出力ギア3の間、及び出力ギア3と第2のトロイダル型変速機構2の出力ディスク23の間には、それぞれアンギュラ軸受5、6が配置されていて、これらのアンギュラ軸受5、6によって、出力ギア3が回転する際の反力が支持される。アンギュラ軸受5、6においては、内輪51、61が、出力ディスク13、23の端面に出力ギアシャフト4の側面及び出力ギア3の端面に接しており、外輪52、62が、出力ギアケーシング8に接している。また、外輪52、62と内輪51、61の間には、保持器53、63に保持された複数個の転動体54、64が挟持されており、各転動体54、64の転動によって外輪52、62と内輪51、61の間の回転差を吸収するようになっている。
【0016】
図2は、図1に示した本発明のダブルキャビティ型トロイダル型無段変速機の実施例のアンギュラ軸受取付部付近の拡大図であり、図9で示した従来例の構成要素と同一の機能を有する部分には同じ符号を付してある。また図3は、このアンギュラ軸受5、6をトロイダル型変速機構1、2の出力ディスク13、23側から見た正面図である。本発明のダブルキャビティ型トロイダル型無段変速機では、半径方向に沿った油供給溝55a、65aが、各アンギュラ軸受5、6の内輪51、61の出力ディスク13、23との接触面上に形成されている。本実施例では、内輪51、61の円周に亘ってそれぞれ3つの油供給溝55a、65aを設けているが、油供給溝55a、65aの個数に制限はない。また、従来例と同様にして、トルク入力軸7の側壁に設けられた油供給孔71から送出された潤滑油は、さらに出力ギアシャフト4の側壁を貫通する油供給孔41を通過した後、アンギュラ軸受5、6の内輪51、61に設けられた油供給溝55a、65aを通じて転動体54、64付近に供給される。
【0017】
このような場所に設けた油供給溝55a、65aの出口は、アンギュラ軸受5、6の転動体54、64よりも出力ディスク13、23寄りにある。したがって、トロイダル型無段変速機の高速回転により潤滑油に強大な遠心力が作用していても、油供給溝55a、65aを通過した潤滑油はアンギュラ軸受5、6の転動体54、64付近に確実に送出される。さらに、出力ディスク13、23とアンギュラ軸受5、6の内輪51、61の間に十分な量の潤滑油が供給されるため、出力ディスク13、23とアンギュラ軸受5、6の内輪51、61の間にプレートを配置する必要がなく、フレッティング摩耗も発生しない。
【0018】
また、図4は本発明のダブルキャビティ型トロイダル型無段変速機の他の実施例のアンギュラ軸受取付部付近の拡大図である。本実施例においては、各アンギュラ軸受5、6の内輪51、61の出力ディスク13、23との接触面上に形成されている油供給溝55a、65aに、出口側で開口面積が増大するテーパー形状の断面を持たせている。このようにすることで、潤滑油がさらに転動体54、64周辺に行き渡りやすくなる。
【0019】
図5は、本発明のダブルキャビティ型トロイダル型無段変速機のさらに別の実施例を、図8の従来例と対比させて示した側方断面図であり、図6は、図5に示したダブルキャビティ型トロイダル型無段変速機の実施例におけるアンギュラ軸受取付部付近の拡大図である。本実施例においては、各アンギュラ軸受5、6の内輪51、61に油供給溝55a、65aを設ける代わりに、トロイダル型変速機構1、2の出力ディスク13、23のアンギュラ軸受5、6の内輪51、61との接触面上に油供給溝131、231を形成している。図7は、この実施例でのトロイダル型変速機構の出力ディスクを出力ギア側から見た正面図である。本実施例のように出力ディスク13、23上に油供給溝131、231を設けた場合にも、アンギュラ軸受5、6の内輪51、61に設けた場合と同様、油供給溝131、231の出口がアンギュラ軸受5、6の転動体54、64よりもトロイダル型変速機構1、2側に位置するため、潤滑油がアンギュラ軸受5、6の転動体54、64付近に確実に送出される。また、本実施例では、出力ディスク13、23の円周に亘ってそれぞれ3つの油供給溝131、231を設けているが、油供給溝131、231の個数に制限はない。
【0020】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明のトロイダル型無段変速機によれば、アンギュラ軸受の転動体周辺の潤滑が確実に行えると共に、出力ディスクとアンギュラ軸受のフレッティング摩耗を抑えることができる。また、油供給溝は、各アンギュラ軸受の内輪の一面上または、出力ディスク上にのみ形成されるため、部品加工量を減少させることができ、加工工程の簡略化、及び製造に要する手間や費用の削減が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトロイダル型無段変速機の一実施例を示した側方断面図である。
【図2】図1に示した本発明のトロイダル型無段変速機の実施例におけるアンギュラ軸受取付部付近の拡大図である。
【図3】図2に示した実施例のアンギュラ軸受をトロイダル型変速機構の出力ディスク側から見た正面図である。
【図4】本発明のトロイダル型無段変速機の他の実施例におけるアンギュラ軸受取付部付近の拡大図である。
【図5】本発明のトロイダル型無段変速機のさらに別の実施例を示した側方断面図である。
【図6】図5に示したトロイダル型無段変速機の実施例におけるアンギュラ軸受取付部付近の拡大図である。
【図7】図6に示した実施例のトロイダル型変速機構の出力ディスクを出力ギア側から見た正面図である。
【図8】従来のトロイダル型無段変速機の一例を示した側方断面図である。
【図9】図8に示した従来のトロイダル型無段変速機の例におけるアンギュラ軸受取付部付近の拡大図である。
【符号の説明】
1、2 トロイダル型変速機構
3 出力ギア
4 出力ギアシャフト
5、6 アンギュラ軸受
7 トルク入力軸
8 出力ギアケーシング
11、21 入力ディスク
12、22 パワーローラ
13、23 出力ディスク
41、71 油供給孔
50、60 プレート
51、61 内輪
52、62 外輪
53、63 保持器
54、64 転動体
55、55a、65、65a、131、231 油供給溝[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a toroidal-type continuously variable transmission used as a transmission for an automobile, for example.
[0002]
[Prior art]
A toroidal-type continuously variable transmission, which has been studied mainly as a transmission for automobiles, is sandwiched between an input disk and an output disk, each of which has an arcuate concave cross section on the surfaces facing each other. A toroidal transmission mechanism having a structure combined with a rotatable power roller. At this time, the input disc, is attach to the rotation available-integrally with the torque input shaft, while the output disk, moves in a direction away from the relatively rotatable and the input disc against the torque input shaft Is mounted opposite to the input disk so that is limited.
[0003]
In the toroidal transmission mechanism as described above, when the input disk rotates, the output disk rotates in reverse via the power roller. Therefore, the rotational motion input to the torque input shaft is converted to the output disk as a reverse rotational motion. Transmitted and taken out. At this time, the speed of rotation from the torque input shaft to the output gear is increased by changing the inclination angle of the rotating shaft of the power roller so that the peripheral surface of the power roller is in contact with the vicinity of the outer periphery of the input disk and the center of the output disk. On the contrary, the torque input shaft is changed by changing the tilt angle of the rotation shaft of the power roller so that the peripheral surface of the power roller is in contact with the vicinity of the center of the input disk and the vicinity of the outer periphery of the output disk. To the output gear. Further, an intermediate gear ratio can be obtained almost steplessly by appropriately adjusting the inclination angle of the rotating shaft of the power roller.
[0004]
Furthermore, a double-cavity toroidal continuously variable transmission having a structure in which two sets of such toroidal transmission mechanisms are prepared and each output disk is combined so as to sandwich the output gear is considered. FIG. 8 is a side sectional view showing an example of such a double cavity toroidal continuously variable transmission. A first
[0005]
Also in the toroidal transmission mechanism of the double cavity type exemplified here, according to the same operating principle as the above-described toroidal transmission mechanism, the
[0006]
[0007]
In a toroidal transmission mechanism that rotates at high speed during operation, lubricating oil is supplied from a lubricating pump (not shown) in order to prevent seizure of the rotating portion. Lubricating oil pressure-fed through the hollow
[0008]
The lubricating oil delivered from the
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
Since each part of the toroidal-type continuously variable transmission rotates at a high speed, a strong centrifugal force acts on the lubricating oil delivered through the oil supply hole on the side wall of the torque input shaft. On the other hand, in the angular bearing having the oil supply groove as described above, the outlet of the oil supply groove is positioned closer to the output gear than the rolling element of the angular bearing because of its structure. For this reason, most of the lubricating oil that has passed through the oil supply groove of the inner ring of the angular bearing is diffused in the radial direction along the end face of the output gear in a short time, so that the rolling elements of the angular bearing are sufficiently lubricated. Absent. If the angular bearing is not sufficiently lubricated and receives a large load and is rotated at a high speed, the angular bearing causes early separation, which leads to a decrease in the reliability of the entire toroidal continuously variable transmission. The oil supply groove is formed continuously along the contact surface between the inner ring of each angular bearing and the side surface of the output gear shaft, and the contact surface between the inner ring of each angular bearing and the output gear end surface. As the amount of processing increases, the processing steps become complicated, and the labor and cost required for manufacturing increase.
[0010]
Further, the plate between the output disk and the inner ring of the angular bearing is deformed by receiving an excessive load from the output disk, and the output disk itself is also deformed, so that fretting wear occurs between them. Further, when a plate is not disposed between the output disk and the angular bearing inner ring, since the lubrication between the output disk and the angular bearing inner ring is not sufficiently performed, fretting wear also occurs. When wear powder generated by such fretting wear enters around the rolling elements of an angular bearing, it not only causes abnormal noise and rotational resistance, but also may cause damage to the angular bearing. This is a problem when the step transmission operates.
[0011]
The present invention has been made under the circumstances as described above, and an object of the present invention is toroidal that can reliably lubricate the periphery of the rolling element of the angular bearing and suppress fretting wear between the output disk and the angular bearing. The object is to provide a type continuously variable transmission.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The present invention includes an input disk which is attach to the rotation available-integrally with the torque input shaft, to move in the direction away from the relatively rotatable and said input disc with respect to the torque input shaft is limited The output disk mounted opposite to the input disk, and the rotation of the input disk having an arcuate concave cross section and the rotation of the output disk held between the disks so as to contact each other. 2 sets of toroidal type speed change mechanisms comprising a flexible power roller are provided through an output gear shaft formed integrally with an output gear and mounted so as to be rotatable relative to the torque input shaft. The output disks of the two sets of toroidal transmissions are coupled to each other, and the output disks of the two sets of toroidal transmissions and the Inner rings of two angular bearings arranged between the force gears are in contact with the output disk end face, the output gear shaft side face, and the output gear end face, respectively, and the outer rings of the two angular bearings are connected to the output gear casing. The present invention relates to a toroidal-type continuously variable transmission that is in contact with each other, and an object of the present invention is to provide an oil supply groove along a radial direction of an output disk side end surface of each inner ring of the two angular bearings or two output disks. Lubricating oil formed on the output gear side end face and supplied through the hollow torque input shaft to lubricate each rotating part, respectively, on the wall surface of the torque input shaft and the wall surface of the output gear shaft. After passing through the oil supply hole penetrating, the oil is delivered to the periphery of the rolling elements of the two angular bearings through the oil supply groove. It is achieved by. Alternatively, oil supply grooves along the radial direction may be formed on the output gear side end surfaces of the output disks of the two toroidal transmission mechanisms, respectively. Alternatively, oil supply grooves along the radial direction may be formed on the output disk side end surfaces of the inner rings of the two angular bearings.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a side sectional view showing one embodiment of the toroidal type continuously variable transmission according to the present invention in contrast to the conventional example of FIG. 8, and is used in FIG. 8 for components having the same function. The same reference numerals are given. The toroidal type continuously variable transmission of the present invention is characterized by the shape of the oil supply groove provided in the angular bearing of the double cavity type toroidal type continuously variable transmission. The configuration can be the same as that of the cavity-type toroidal-type continuously variable transmission.
[0014]
A first
[0015]
Further, between the
[0016]
2 is an enlarged view of the vicinity of the angular bearing mounting portion of the embodiment of the double cavity type toroidal continuously variable transmission of the present invention shown in FIG. 1, and has the same functions as the components of the conventional example shown in FIG. The same reference numerals are given to the portions having. FIG. 3 is a front view of the
[0017]
The outlets of the
[0018]
FIG. 4 is an enlarged view of the vicinity of the angular bearing mounting portion of another embodiment of the double cavity type toroidal continuously variable transmission according to the present invention. In this embodiment, the
[0019]
FIG. 5 is a side sectional view showing still another embodiment of the double cavity type toroidal continuously variable transmission according to the present invention in comparison with the conventional example of FIG. 8, and FIG. 6 is shown in FIG. FIG. 5 is an enlarged view of the vicinity of an angular bearing mounting portion in an embodiment of the double cavity type toroidal continuously variable transmission. In this embodiment, instead of providing the
[0020]
【The invention's effect】
As described above, according to the toroidal type continuously variable transmission of the present invention, lubrication around the rolling elements of the angular bearing can be reliably performed, and fretting wear between the output disk and the angular bearing can be suppressed. Also, since the oil supply groove is formed only on one surface of the inner ring of each angular bearing or on the output disk, the amount of parts processed can be reduced, the processing process is simplified, and the labor and cost required for manufacturing are reduced. Reduction can be expected.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view showing an embodiment of a toroidal continuously variable transmission according to the present invention.
FIG. 2 is an enlarged view of the vicinity of an angular bearing mounting portion in the embodiment of the toroidal type continuously variable transmission of the present invention shown in FIG. 1;
FIG. 3 is a front view of the angular bearing of the embodiment shown in FIG. 2 as viewed from the output disk side of the toroidal type transmission mechanism.
FIG. 4 is an enlarged view of the vicinity of an angular bearing mounting portion in another embodiment of the toroidal continuously variable transmission of the present invention.
FIG. 5 is a side sectional view showing still another embodiment of the toroidal continuously variable transmission according to the present invention.
6 is an enlarged view of the vicinity of an angular bearing mounting portion in the embodiment of the toroidal type continuously variable transmission shown in FIG. 5. FIG.
7 is a front view of the output disk of the toroidal transmission mechanism of the embodiment shown in FIG. 6 as viewed from the output gear side.
FIG. 8 is a side sectional view showing an example of a conventional toroidal-type continuously variable transmission.
9 is an enlarged view of the vicinity of an angular bearing mounting portion in the example of the conventional toroidal-type continuously variable transmission shown in FIG.
[Explanation of symbols]
1, 2
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17570497A JP3629898B2 (en) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | Toroidal continuously variable transmission |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17570497A JP3629898B2 (en) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | Toroidal continuously variable transmission |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1122801A JPH1122801A (en) | 1999-01-26 |
JP3629898B2 true JP3629898B2 (en) | 2005-03-16 |
Family
ID=16000797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17570497A Expired - Fee Related JP3629898B2 (en) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | Toroidal continuously variable transmission |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3629898B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115922773B (en) * | 2022-12-26 | 2023-08-08 | 睿尔曼智能科技(北京)有限公司 | Small-size arm joint and robot thereof |
-
1997
- 1997-07-01 JP JP17570497A patent/JP3629898B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1122801A (en) | 1999-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
MXPA03003231A (en) | Journal bearing and thrust pad assembly. | |
US5536091A (en) | Thrust ball bearing for use with power rollers | |
JP3508391B2 (en) | Toroidal type continuously variable transmission | |
JP2804295B2 (en) | Carrier assembly of planetary gear set | |
EP0731285B1 (en) | Assembly of a one-way clutch and a bearing | |
US20050058381A1 (en) | Roller bearing | |
JP2021089058A (en) | Thrust receiving structure of rotor | |
JPH07317885A (en) | Rotation support device for planetary gear | |
US5879260A (en) | Toroidal type continuously variable transmission with biasing cam directly connected to a sun gear | |
JP3629898B2 (en) | Toroidal continuously variable transmission | |
JPH0642361A (en) | Thrust bearing device for turbocharger | |
US5667455A (en) | Reduction gear unit | |
JP4003247B2 (en) | Rolling bearing device with oil supply means | |
JP3656363B2 (en) | Loading cam device for toroidal type continuously variable transmission | |
JP3456300B2 (en) | Toroidal type continuously variable transmission | |
EP1448917A1 (en) | Bevel gear transmission | |
JP3716571B2 (en) | Toroidal continuously variable transmission | |
JP3473187B2 (en) | Toroidal type continuously variable transmission | |
JPH07174146A (en) | Thrust roller bearing | |
JPH11210773A (en) | Bearing of double cavity type toroidal continuously variable transmission | |
JP3503393B2 (en) | Toroidal type continuously variable transmission | |
JPH08210471A (en) | Bearing device for drive pinion | |
JP3374663B2 (en) | Toroidal type continuously variable transmission | |
JP3663851B2 (en) | Toroidal continuously variable transmission | |
JPH10196754A (en) | Toroidal type continuously variable transmission |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040907 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041207 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071224 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121224 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121224 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |