JP3626130B2 - Optical communication network and node, program and recording medium - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光通信に利用する。本発明は光波長を通信メディアとしてバーストデータ転送に使用する通信網における光バーストデータの転送技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
光通信における通常のIP(Internet Protocol)データ転送では、出発点から終点までの間、複数のルータが配置されており、データはこのルータを経由しながら転送される。このときに、各ルータは、パケットに付与されたIPアドレスを参照しながら次に転送すべきルータを決めて転送を行う。
【0003】
このような光通信網では、パケットのヘッダ情報を読み取る際には、光信号をいったん電気信号に変換してから読み取る。ルータは、このようにして読み取ったIPアドレスにしたがって次に転送すべきルータを決定する。
【0004】
また、データをバースト的に転送する場合には、パケットの一つ一つについてIPアドレスを読み取っていたのでは転送効率が良くないので、あらかじめ出発点と終点との間にカットスルーパスを設定しておき、このカットスルーパスの区間ではIPヘッダを読み取る必要がないため、光信号をそのまま高速で転送することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の光通信では、カットスルーパスを用いてバーストデータを転送する際には、あらかじめカットスルーパスを設定しておく必要がある。カットスルーパスをあらかじめ設定するためには、出発点から終点までに経由する各ルータにカットスルーパスを設定したい旨の要求を行い、各ルータがこの要求に応えることにより、はじめてカットスルーパスの事前設定が完了する。
【0006】
この際に、各ルータにおけるカットスルーパスの設定手順をみてみると、まず、到着した光IPパケットのヘッダ情報を電気信号に変換し、その中に、カットスルーパスの設定要求に相当する情報が含まれているか否かを読み取り、設定要求が含まれている場合には、カットスルーパス設定のための波長を選択し、波長が選択できたら実際にカットスルーパス設定を行う。そして、カットスルーパスが設定された波長については、もはやIPパケットのヘッダ情報を読み取る必要がないため、IPパケットを光信号のまま転送すべく、他の波長と区別して取り扱うための設定変更を行う。
【0007】
しかし、このような設定手順にはかなりの時間を要する。例えば、カットスルーパス設定のために2t秒を要したとする。そして、このカットスルーパスを用いたバーストデータの転送に3t秒を要したとすると、カットスルーパスを設定してバーストデータを転送し終わるまでに5t秒を要することになる。この例では、バーストデータ転送に要した5t秒間の内のおよそ半分近くの時間をカットスルーパスの設定に用いたことになる。このような事前のカットスルーパスに要する時間をデータ転送に充当できれば、さらなる転送効率の向上を期待することができる。
【0008】
本発明は、このような背景に行われたものであって、カットスルーパス設定のための時間を節約してバーストデータ転送を効率良く行うことができる光通信網およびプログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、カットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておき、バーストデータが到来した時点で、速やかにそのバーストデータを転送するカットスルーパスを実際に設定して転送を行うことを特徴とする。
【0010】
本発明の第一の観点は、データ転送元を収容する送信側エッジノードと、データ転送先を収容する受信側エッジノードと、前記送信側エッジノードと前記受信側エッジノードとの間に配置された中継ノードとを備え、前記送信側エッジノードと前記受信側エッジノードとの間に前記中継ノードを経由するカットスルーパスを設定および解放する手段を備えた光通信網である。
【0011】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記カットスルーパスを設定および解放する手段は、あらかじめ一つの前記送信側エッジノードから複数の前記受信側エッジノードに対する複数のカットスルーパスの設定経路を計算しておく手段を備え、前記送信側エッジノードへのバーストデータの先頭パケットの到来を検出する手段が設けられ、この検出する手段により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側エッジノードに至る経路のカットスルーパスを実際に設定する手段を備えたところにある。
【0012】
このように、あらかじめカットスルーパスの設定経路を計算しておくことにより、バーストデータが到着してから実際にカットスルーパスが設定されるまでの時間を節約してバーストデータ転送を効率良く行うことができる。
【0013】
前記送信側エッジノードから複数の前記受信側エッジノードに転送された過去のトラヒック量をそれぞれ測定する手段を備え、前記設定経路を計算しておく手段は、この測定する手段の測定結果にしたがって所定のトラヒック量を越える前記送信側エッジノードから前記受信側エッジノードに至る経路についてカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく手段を備えることが望ましい。
【0014】
これにより、カットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく有用性を判定することができるので、あらかじめ設定経路を計算しておく有用性の低い経路については通常のIP転送用として有効に利用することができる。
【0015】
前記設定経路を計算しておく手段は、前記測定する手段の測定結果にしたがって所定のトラヒック量を越える前記送信側エッジノードから前記受信側エッジノードに至る経路に対しそのトラヒック量に比例した1以上のカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく手段を備えることもできる。
【0016】
これにより、トラヒック量が多い経路については、複数のカットスルーパスによってバーストデータが転送することができるようになり、効率の良いバーストデータ転送を行うことができる。
【0017】
前記実際に設定する手段は、一つの前記送信側エッジノードから一つの前記受信側エッジノードに複数のカットスルーパスを設定する手段を備え、前記送信側エッジノードは、一連のバーストデータを構成する複数のパケットをこの複数のカットスルーパスに対して分散して転送する手段を備え、この分散されたパケットにはそれぞれ分散される以前のシーケンス番号が付与されることが望ましい。
【0018】
これにより、容量の大きなバーストデータについては、一連のバーストデータを分割して複数のカットスルーパスを用いてパラレルに転送することができる。この際、パケットにはそれぞれシーケンス番号が付与されており、パケットの順序を保証することができる。
【0019】
前記設定経路を計算しておく手段は、一つの前記送信側エッジノードから一つの前記受信側エッジノードに複数の異なるリンクコストのカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく手段を備え、前記実際に設定する手段は、前記送信側エッジノードに到来するバーストデータのQoS(Quality of Service)クラスに応じて前記複数の異なるリンクコストのカットスルーパスの中から当該Qosクラスに対応するリンクコストの設定経路にカットスルーパスを実際に設定する手段を備えることもできる。なお、リンクコストとは、物理的あるいは論理的なパラメータに基づき定義されたリンクの伝送負荷である。
【0020】
これにより、QoSクラスにより異なる属性、ホップ数、遅延時間等に対応する異なるリンクコストのカットスルーパスを選択して対応することができる。
【0021】
前記設定経路を計算しておく手段は、一つの前記送信側エッジノードから一つの前記受信側エッジノードに複数のカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく手段を備え、到来するバーストデータのバースト長に応じてこのバーストデータの転送に用いるカットスルーパスの設定経路があらかじめ割当られ、前記実際に設定する手段は、前記送信側エッジノードに到来するバーストデータのバースト長に応じて前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該バースト長に割当てられた設定経路のカットスルーパスを実際に設定する手段を備えることもできる。
【0022】
これにより、負荷分散が図れるとともに、送信側エッジノードあるいは中継ノードで、バーストデータをバッファリングする構成を有する場合に、各カットスルーパスで転送するバーストデータ長が定められていれば、定められていない場合と比較してバッファの利用効率を高めることができる。
【0023】
あるいは、本発明の特徴とするところは、前記カットスルーパスを設定および解放する手段は、あらかじめ一つの前記送信側エッジノードから複数の前記受信側エッジノードに対する複数のカットスルーパスの設定経路を計算しておく手段を備え、前記送信側エッジノードへのバーストデータの先頭パケットの到来を検出する手段が設けられ、この検出する手段により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側エッジノードに至る異なる設定経路に一方を現用パスとし他方を予備パスとする二つのカットスルーパスをそれぞれ実際に設定する手段を備えたところにある。これにより、信頼性の高いバーストデータ転送を実現することができる。
【0024】
前記送信側エッジノードは、前記現用パスおよび前記予備パスに同一のバーストデータを転送する手段を備えることにより、いずれか一方の経路に障害が発生してもバーストデータを正常に転送することができる。
【0025】
あるいは、本発明の特徴とするところは、前記カットスルーパスを設定および解放する手段は、あらかじめ一つの前記送信側エッジノードから複数の前記受信側エッジノードに対する複数のカットスルーパスの設定経路を計算しておく手段を備え、前記送信側エッジノードへのバーストデータの先頭パケットの到来を検出する手段が設けられ、この検出する手段により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側エッジノードに至る設定経路のカットスルーパスを現用パスとして実際に設定する手段と、この現用パスに対してその現用パスとは異なる経路の予備のカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から選択しておく手段と、前記現用のカットスルーパスの障害発生時には前記選択しておく手段により選択された前記予備のカットスルーパスの設定経路に予備のカットスルーパスを実際に設定する手段とを備えたところにある。これにより、信頼性の高いバーストデータ転送を実現することができる。
【0026】
前記送信側エッジノードは、前記現用パスが設定された前記経路の障害が検出されないときには前記現用パスにバーストデータを転送する手段と、前記現用パスが設定された前記経路の障害が検出されたときには前記予備パスにバーストデータを転送する手段とを備えることにより、現用パスに障害が発生した場合でも予備パスを用いてバーストデータを正常に転送することができる。
【0027】
この際に、前記バーストデータを構成するパケットにはシーケンス番号が付与され、前記受信側エッジノードは、前記現用パスにより転送されるバーストデータが途絶えたときにはその最終シーケンス番号を前記予備パスにより前記送信側エッジノードに通知する手段を備え、前記送信側エッジノードは、バーストデータを一時蓄積する手段と、この一時蓄積する手段に蓄積されたバーストデータを前記予備パスに転送するのに先立って前記受信側エッジノードから通知された前記最終シーケンス番号を参照し当該最終シーケンス番号の次のシーケンス番号が付与されたパケットを前記予備パスに転送するバーストデータの先頭パケットとする手段とを備えることが望ましい。これにより、現用パスから予備パスへの切替えに伴い生じるパケットの損失あるいは順序の入れ替わりを回避することができる。
【0028】
本発明の第二の観点はプログラムであって、本発明の特徴とするところは、情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、光通信網における送信側エッジノードおよび中継ノードおよび受信側エッジノードを経由するカットスルーパスを設定および解放する機能として、あらかじめ一つの前記送信側エッジノードから複数の前記受信側エッジノードに対する複数のカットスルーパスの設定経路を計算しておく機能と、前記送信側エッジノードへのバーストデータの先頭パケットの到来を検出する機能と、この検出する機能により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側エッジノードに至る経路に実際にカットスルーパスを設定する機能とを実現させるところにある。
【0029】
前記送信側エッジノードから複数の前記受信側エッジノードに転送された過去のトラヒック量をそれぞれ測定する機能を実現させ、前記設定経路を計算しておく機能として、この測定する機能の測定結果にしたがって所定のトラヒック量を越える前記送信側エッジノードから前記受信側エッジノードに至る経路についてカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく機能を実現させることもできる。
【0030】
前記設定経路を計算しておく機能として、前記測定する機能の測定結果にしたがって所定のトラヒック量を越える前記送信側エッジノードから前記受信側エッジノードに至る経路に対しそのトラヒック量に比例した1以上のカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく機能を実現させることもできる。
【0031】
前記実際に設定する機能として、一つの前記送信側エッジノードから一つの前記受信側エッジノードに複数のカットスルーパスを設定する機能を実現させ、前記送信側エッジノードの機能として、一連のバーストデータを構成する複数のパケットをこの複数のカットスルーパスに対して分散して転送する機能を実現させ、この分散されたパケットにはそれぞれ分散される以前のシーケンス番号が付与されることもできる。
【0032】
前記設定経路を計算しておく機能として、一つの前記送信側エッジノードから一つの前記受信側エッジノードに複数の異なるリンクコストのカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく機能を実現させ、前記実際に設定する機能として、前記送信側エッジノードに到来するバーストデータのQoS(Quality of Service)クラスに応じて前記複数の異なるリンクコストのカットスルーパスの中から当該Qosクラスに対応するリンクコストの設定経路にカットスルーパスを実際に設定する機能を実現させることもできる。
【0033】
前記設定設定を計算しておく機能として、一つの前記送信側エッジノードから一つの前記受信側エッジノードに複数のカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく機能を実現させ、到来するバーストデータのバースト長に応じてこのバーストデータの転送に用いるカットスルーパスの設定経路があらかじめ割当られ、前記実際に設定する機能として、前記送信側エッジノードに到来するバーストデータのバースト長に応じて前記複数のカットスルーパスの中から当該バースト長に割当てられた設定経路にカットスルーパスを実際に設定する機能を実現させることもできる。
【0034】
あるいは、本発明のプログラムの特徴とするところは、前記カットスルーパスを設定および解放する機能として、あらかじめ一つの前記送信側エッジノードから複数の前記受信側エッジノードに対する複数のカットスルーパスの設定経路を計算しておく機能と、前記送信側エッジノードへのバーストデータの先頭パケットの到来を検出する機能と、この検出する機能により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側エッジノードに至る異なる設定経路に一方を現用パスとし他方を予備パスとする二つのカットスルーパスをそれぞれ実際に設定する機能とを実現させるところにある。
【0035】
前記送信側エッジノードの機能として、前記現用パスおよび前記予備パスに同一のバーストデータを転送する機能を実現させることもできる。
【0036】
あるいは、本発明のプログラムの特徴とするところは、前記カットスルーパスを設定および解放する機能として、あらかじめ一つの前記送信側エッジノードから複数の前記受信側エッジノードに対する複数のカットスルーパスの設定経路を計算しておく機能と、前記送信側エッジノードへのバーストデータの先頭パケットの到来を検出する機能と、この検出する機能により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側エッジノードに至る経路に現用パスとしてのカットスルーパスを実際に設定する機能と、この現用パスに対してその現用パスとは異なる経路の予備のカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から選択しておく機能と、前記現用のカットスルーパスの障害発生時には前記選択しておく機能により選択された前記予備のカットスルーパスの設定経路に予備のカットスルーパスを実際に設定する機能とを実現させるところにある。
【0037】
前記送信側エッジノードの機能として、前記現用パスが設定された前記経路の障害が検出されないときには前記現用パスにバーストデータを転送する機能と、前記現用パスが設定された前記経路の障害が検出されたときには前記予備パスにバーストデータを転送する機能とを実現させることが望ましい。
【0038】
この際に、前記バーストデータを構成するパケットにはシーケンス番号が付与され、前記受信側エッジノードの機能として、前記現用パスにより転送されるバーストデータが途絶えたときにはその最終シーケンス番号を前記予備パスにより前記送信側エッジノードに通知する機能を実現させ、前記送信側エッジノードの機能として、バーストデータを一時蓄積する機能と、この一時蓄積する機能に蓄積されたバーストデータを前記予備パスに転送するのに先立って前記受信側エッジノードから通知された前記最終シーケンス番号を参照し当該最終シーケンス番号の次のシーケンス番号が付与されたパケットを前記予備パスに転送するバーストデータの先頭パケットとする機能とを実現させることが望ましい。
【0039】
本発明の第三の観点は、本発明のプログラムが記録された前記情報処理装置読取可能な記録媒体である。本発明のプログラムは本発明の記録媒体に記録されることにより、前記情報処理装置は、この記録媒体を用いて本発明のプログラムをインストールすることができる。あるいは、本発明のプログラムを保持するサーバからネットワークを介して直接前記情報処理装置に本発明のプログラムをインストールすることもできる。
【0040】
これにより、コンピュータ装置等の情報処理装置により、カットスルーパス設定のための時間を節約してバーストデータ転送を効率良く行うことができる。
【0041】
【発明の実施の形態】
(第一実施例)
本発明第一実施例を図1ないし図6を参照して説明する。図1は本発明実施例の光通信網の概念図である。図2は本発明実施例のバーストデータ検出部およびカットスルーパス設定解放部のブロック構成図である。図3はカットスルーパスが設定された光通信網の概念図である。図4は本発明第一実施例のカットスルーパス設定テーブルを示す図である。図5は一連のバーストデータを分割する様子を示す図である。図6は本発明第一実施例の複数のカットスルーパスを用いて一連のバーストデータを転送する様子を示す図である。
【0042】
なお、本発明実施例では、説明をわかりやすくするために、送信側エッジノードSと受信側エッジノードRとを区別して説明するが、実際には、エッジノードには送信側の機能および受信側の機能の双方が設けられており、双方向に通信を行うことができる。
【0043】
本発明は、図1に示すように、データ転送元を収容する送信側エッジノードSと、データ転送先を収容する受信側エッジノードRと、送信側エッジノードSと受信側エッジノードRとの間に配置された中継ノードL1〜L4とを備え、送信側エッジノードSと受信側エッジノードRとの間に中継ノードL1〜L4を経由するカットスルーパスを設定および解放する機能を備えた光通信網である。このカットスルーパスを設定および解放する機能は、本実施例では、図2に示すカットスルーパス設定解放部10に相当し、送信側エッジノードS、中継ノードL1〜L4、受信側エッジノードRにそれぞれ備えてもよいし、あるいは、カットスルーパスを一括管理する装置としてノード外の光通信網に一つあるいは複数分散配置してもよい。また、当該機能は、周知の技術であり詳細な説明は省略する。
【0044】
ここで、本発明の特徴とするところは、図2に示すように、カットスルーパス設定解放部10は、あらかじめ一つの送信側エッジノードSから複数の受信側エッジノードRに対する複数のカットスルーパスの設定経路を計算しておき、バーストデータ検出部3には、送信側エッジノードSへのバーストデータの先頭パケットの到来を検出するバーストデータ到来検出部1が設けられ、カットスルーパス設定解放部10は、このバーストデータ到来検出部1により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側エッジノードRに至る経路のカットスルーパスを実際に設定するところにある。
【0045】
ヘッダ情報読取部4は、IPパケットのヘッダ情報を読取り、バーストデータ到来検出部1に通知する。バーストデータ到来検出部1は、ヘッダ情報を解析してIPアドレスを認識する。バーストデータ終了検出部2は、カットスルーパスが所定時間無通信状態であることを検出すると、バーストデータの終了であると判断し、当該バーストデータ転送用に設定されたカットスルーパスを解放する。
【0046】
送信側エッジノードSから複数の受信側エッジノードRに転送された過去のトラヒック量をそれぞれ測定するトラヒック履歴収集部11を備え、カットスルーパス設定解放部10は、このトラヒック履歴収集部11の測定結果にしたがって所定のトラヒック量を越える受信側エッジノードRに至る経路についてカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく。トラヒック履歴収集部11により収集されたトラヒック履歴は、図4に示すように、対地(#2、#3、#4、#5)である受信側エッジノード毎にカットスルーパス設定テーブルに記録される。
【0047】
この際、カットスルーパス設定解放部10は、トラヒック履歴収集部11の測定結果にしたがって所定のトラヒック量を越える送信側エッジノードSから受信側エッジノードRに至る経路に対しそのトラヒック量に比例した1以上のカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく。図4の例では、トラヒック履歴が100Mb/s以上200Mb/s未満では1本のカットスルーパスの設定経路が計算され、トラヒック履歴が200Mb/sでは2本のカットスルーパスの設定経路が計算される。また、トラヒック履歴が100Mb/s未満ではカットスルーパスの設定経路の計算は行われない。
【0048】
さらに、カットスルーパス設定解放部10により一つの送信側エッジノードSから一つの受信側エッジノードRに複数のカットスルーパスが実際に設定された場合には、送信側エッジノードSは、一連のバーストデータを構成する複数のパケットをこの複数のカットスルーパスに対して分散して転送する。この場合に、この分散されたパケットにはそれぞれ分散される以前のシーケンス番号が付与される。
【0049】
すなわち、図5に示すように、一連のバーストデータを分割し、図6に示すように、複数のカットスルーパスを用いて転送することにより、一つのカットスルーパスに負荷が偏ることを回避してカットスルーパスを有効に利用することができる。図6の例では、10等分に分割されたバーストデータにシーケンス番号を付与し、送信側エッジノードから3本のカットスルーパスを用いてシーケンス番号の若い方から順番にラウンドロビンを用いて転送を行っている。
【0050】
各カットスルーパスが有する遅延特性には自ずからバラツキがあり、送信側エッジノードからの送信順が必ずしも受信側エッジノードにおける受信順と一致するとは限らないので、受信側エッジノードでは分割されたバーストデータに付与されたシーケンス番号に基づき順序の整列を行い、元の一連のバーストデータを再生する。
【0051】
(第二実施例)
本発明第二実施例を図7および図8を参照して説明する。図7はリンクコストの異なる複数のカットスルーパスを示す図である。図8は第二実施例のカットスルーパス選択手順を示すフローチャートである。第二実施例では、図7に示すように、カットスルーパス設定解放部10は、一つの送信側エッジノードSから一つの受信側エッジノードRに複数の異なるリンクコストのカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておき、送信側エッジノードSに到来するバーストデータのQoS(Quality of Service)クラスに応じて前記複数の異なるリンクコストのカットスルーパスの設定経路の中から当該Qosクラスに対応するリンクコストの設定経路にカットスルーパスを実際に設定する。
【0052】
図7の例では、送信側エッジノードS→中継ノードL1→中継ノードL5→中継ノードL4→受信側エッジノードRの設定経路があらかじめ計算された第一のカットスルーパスC1と、送信側エッジノードS→中継ノードL1→中継ノードL2→中継ノードL3→中継ノードL4→受信側エッジノードRの設定経路があらかじめ計算された第二のカットスルーパスC2とがあり、カットスルーパスC1の設定経路が経由する中継ノード数は3個であり、カットスルーパスC2の設定経路が経由する中継ノード数は4個である。これにより、カットスルーパスC1とカットスルーパスC2とを比較すると、カットスルーパスC1の方がカットスルーパスC2よりも遅延時間が短い。したがって、図8に示すように、許容変動遅延時間が閾値Dよりも小さいQoSクラスに属するバーストデータは、カットスルーパスC1の設定経路に実際にカットスルーパスC1を設定して転送する。本例は、遅延時間に基づくQoSクラスについての例であるが、その他に、伝送容量あるいは秘匿性等様々なパラメータについても同様に扱うことができる。
【0053】
(第三実施例)
本発明第三実施例を図9ないし図11を参照して説明する。図9は異なるバースト長毎に設定された複数のカットスルーパスを示す図である。図10は第二実施例のカットスルーパス選択手順を示すフローチャートである。図11は第三実施例の効果を示す図である。第三実施例では、図9に示すように、カットスルーパス設定解放部10は、一つの送信側エッジノードSから一つの受信側エッジノードRに複数のカットスルーパスC1、C2の設定経路をあらかじめ計算しておき、到来するバーストデータのバースト長に応じてこのバーストデータの転送に用いるカットスルーパスC1、C2の設定経路があらかじめ割当られ、図10に示すように、送信側エッジノードSに到来するバーストデータのバースト長に応じてカットスルーパスC1またはC2の設定経路の中から当該バースト長に割当てられた設定経路にカットスルーパスを実際に設定する。
【0054】
これにより得られる効果としては、第一に、バースト長によりバーストデータが転送されるカットスルーパスを分散することにより、負荷分散を図ることができる。第二に、各ノードでバーストデータを一時的に蓄積するバーストバッファを有する構成である場合に、バースト長が一定でない場合には、図11(a)に示すように、一定であるバーストバッファの蓄積領域に、様々なバースト長のバーストデータが蓄積されるため、空白となっている無効領域が発生する。これに対し、バースト長が一定であれば、図11(b)に示すように、あらかじめバースト長に合わせて設けられたバーストバッファの蓄積領域に、ちょうど合致するバースト長のバーストデータが蓄積されるため、無効領域が発生せず、バーストバッファの容量を有効に利用することができる。
【0055】
(第四実施例)
本発明第四実施例を図2、図3および図12を参照して説明する。図12は現用および予備のカットスルーパスが設定された光通信網の様子を示す図である。第四実施例では、カットスルーパス設定解放部10は、図3に示すように、あらかじめ一つの送信側エッジノードSから複数の受信側エッジノードRに対する複数のカットスルーパスの設定経路を計算しておき、図2に示すように、送信側エッジノードSへのバーストデータの先頭パケットの到来を検出するバーストデータ到来検出部1が設けられ、図12に示すように、このバーストデータ到来検出部1により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側エッジノードRに至る異なる設定経路に一方を現用パスとし他方を予備パスとする二つのカットスルーパスC1およびC2をそれぞれ実際に設定する。さらに、図12に示すように、送信側エッジノードSは、前記現用パスおよび前記予備パスに同一のバーストデータB1を転送する。
【0056】
これにより、カットスルーパスC1またはC2が設定された経路に障害が発生した場合でもバーストデータB1は正常に送信側エッジノードSから受信側エッジノードRに転送される。
【0057】
(第五実施例)
本発明第五実施例を図2、図3、図13、図14および図15を参照して説明する。図13は現用のカットスルーパスと予備となるカットスルーパスが設定された光通信網の様子を示す図である。図14は現用パスに障害が発生した直後の動作を説明するための図である。図15は予備パスを用いてバーストデータの再送が行われる動作を説明するための図である。
【0058】
第五実施例では、図2に示すカットスルーパス設定解放部10は、図3に示すように、あらかじめ一つの送信側エッジノードSから複数の受信側エッジノードRに対する複数のカットスルーパスの設定経路を計算しておき、送信側エッジノードSへのバーストデータの先頭パケットの到来を検出するバーストデータ到来検出部1が設けられ、図13に示すように、このバーストデータ到来検出部1により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側エッジノードRに至る設定経路にカットスルーパスC1を現用パスとして実際に設定し、この現用パスとは異なる設定経路のこの現用パスに対する予備パスとなるべきカットスルーパスC2の設定経路をあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中からあらかじめ選択しておき、前記現用パスの障害発生時には選択しておいた前記予備パスとなるべきカットスルーパスC2に前記現用パスを切替える。
【0059】
第五実施例では、送信側エッジノードSは、前記現用パスが設定された前記経路の障害が検出されないときには前記現用パスにバーストデータを転送する。前記現用パスが設定された前記経路の障害が検出されたときには前記予備パスを実際に設定してからバーストデータを転送する。これにより、第四実施例と比較すると、平常時は、現用パスのみによってバーストデータを転送しているので波長資源を有効に利用することができる。
【0060】
さらに、前記バーストデータを構成するパケットにはシーケンス番号が付与され、受信側エッジノードRは、図14に示すように、前記現用パスにより転送されるバーストデータが途絶えたときにはその最終シーケンス番号を前記予備パスにより送信側エッジノードSに通知し、送信側エッジノードSは、バーストデータを一時蓄積するバーストバッファ20と、このバーストバッファ20に蓄積されたバーストデータを前記予備パスに転送するのに先立って受信側エッジノードRから通知された前記最終シーケンス番号を参照し、図15に示すように、当該最終シーケンス番号の次のシーケンス番号が付与されたパケットを前記予備パスに転送するバーストデータの先頭パケットとする。
【0061】
(第六実施例)
本発明の光通信網は情報処理装置としてのコンピュータ装置を用いて実現することができる。すなわち、コンピュータ装置にインストールすることにより、そのコンピュータ装置に、図2に示すように、光通信網における送信側エッジノードSおよび中継ノードL1〜L4および受信側エッジノードRを経由するカットスルーパスを設定および解放するカットスルーパス設定解放部10に相応する機能として、図3に示すように、あらかじめ一つの送信側エッジノードから複数の受信側エッジノードRに対する複数のカットスルーパスの設定経路を計算しておく機能と、送信側エッジノードSへのバーストデータの先頭パケットの到来を検出するバーストデータ到来検出部1に相応する機能と、この検出する機能により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側エッジノードRに至る設定経路に実際にカットスルーパスを設定する機能とを実現させることを特徴とするプログラムをコンピュータ装置にインストールすることにより、このコンピュータ装置を用いて本発明の光通信網を実現することができる。
【0062】
さらに、本発明のプログラムは、送信側エッジノードSの機能として、複数の受信側エッジノードRに対する過去のトラヒック量をそれぞれ測定する機能を実現させ、前記設定経路を計算しておく機能として、図4に示すように、この測定する機能の測定結果にしたがって所定のトラヒック量を越える前記送信側エッジノードから前記受信側エッジノードに至る経路についてカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく機能を実現させる。
【0063】
あるいは、本発明のプログラムは、カットスルーパス設定解放部10に相応する機能として、前記測定する機能の測定結果にしたがって所定のトラヒック量を越える受信側エッジノードRに至る経路に対しそのトラヒック量に比例した1以上のカットスルーパスの設定経路をあらかじめ設定しておく機能を実現させる。
【0064】
あるいは、本発明のプログラムは、カットスルーパス設定解放部10に相応する機能として、一つの送信側エッジノードSから一つの受信側エッジノードRに複数のカットスルーパスを設定する機能を実現させ、送信側エッジノードSの機能として、図5および図6に示すように、一連のバーストデータを構成する複数のパケットをこの複数のカットスルーパスに対して分散して転送する機能を実現させ、この分散されたパケットにはそれぞれ分散される以前のシーケンス番号が付与される。
【0065】
あるいは、本発明のプログラムは、図7および図8に示すように、カットスルーパス設定解放部10に相応する機能として、一つの送信側エッジノードSから一つの受信側エッジノードRに複数の異なるリンクコストのカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく機能を実現させ、送信側エッジノードSの機能として、到来するバーストデータのQoS(Quality of Service)クラスに応じて前記複数の異なるリンクコストのカットスルーパスC1、C2の設定経路の中から当該Qosクラスに対応するリンクコストの設定経路にカットスルーパスC1またはC2を実際に設定する機能を実現させる。
【0066】
あるいは、本発明のプログラムは、図9および図10に示すように、カットスルーパス設定解放部10に相応する機能として、一つの送信側エッジノードSから一つの受信側エッジノードRに複数のカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算する機能を実現させ、到来するバーストデータのバースト長に応じてこのバーストデータの転送に用いるカットスルーパスの設定経路があらかじめ割当られ、前記実際に設定する機能として、送信側エッジノードSに到来するバーストデータのバースト長に応じて複数のカットスルーパスC1、C2の設定経路の中から当該バースト長に割当てられた設定経路にカットスルーパスC1またはC2を実際に設定する機能を実現させる。
【0067】
あるいは、本発明のプログラムは、図12に示すように、バーストデータ到来検出部1に相応する機能により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側エッジノードに至る異なる設定経路に一方を現用パスとし他方を予備パスとする二つのカットスルーパスC1およびC2を実際に設定する機能とを実現させる。この場合には、本発明のプログラムは、送信側エッジノードSの機能として、前記現用パスおよび前記予備パスに同一のバーストデータB1を転送する機能を実現させる。
【0068】
あるいは、本発明のプログラムは、図13に示すように、バーストデータ到来検出部1に相応する機能により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側エッジノードRに至る経路に現用パスとしてのカットスルーパスC1を実際に設定する機能と、この現用パスに対してこの現用パスとは異なる経路の予備のカットスルーパスC2の設定経路をあらかじめ計算されている複数のカットスルーパスの設定経路の中から選択しておく機能と、前記現用パスの障害発生時には前記選択しておく機能により選択された前記予備のカットスルーパスC2の設定経路に予備のカットスルーパスを実際に設定する機能とを実現させる。
【0069】
あるいは、本発明のプログラムは、送信側エッジノードSの機能として、前記現用パスが設定された前記経路の障害が検出されないときには前記現用パスにバーストデータを転送する機能と、前記現用パスが設定された前記経路の障害が検出されたときには前記予備パスにバーストデータを転送する機能とを実現させる。
【0070】
このとき、本発明のプログラムは、図14および図15に示すように、バーストデータを構成するパケットにはシーケンス番号が付与され、受信側エッジノードRの機能として、前記現用パスにより転送されるバーストデータが途絶えたときにはその最終シーケンス番号を前記予備パスにより送信側エッジノードSに通知する機能を実現させ、送信側エッジノードSの機能として、バーストデータを一時蓄積するバーストバッファ20に相応する機能と、このバーストバッファ20に相応する機能に蓄積されたバーストデータを前記予備パスに転送するのに先立って受信側エッジノードRから通知された前記最終シーケンス番号を参照し当該最終シーケンス番号の次のシーケンス番号が付与されたパケットを前記予備パスに転送するバーストデータの先頭パケットとする機能とを実現させる。
【0071】
本発明のプログラムは、本発明の記録媒体に記録されることにより、前記コンピュータ装置は、この記録媒体を用いて本発明のプログラムをインストールすることができる。あるいは、本発明のプログラムを保持するサーバからネットワークを介して直接前記コンピュータ装置に本発明のプログラムをインストールすることもできる。
【0072】
これにより、コンピュータ装置により、カットスルーパス設定のための時間を節約してバーストデータ転送を効率良く行うことができる光通信網を実現することができる。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、カットスルーパス設定のための時間を節約してバーストデータ転送を効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の光通信網の概念図。
【図2】本発明実施例のバーストデータ検出部およびカットスルーパス設定解放部のブロック構成図。
【図3】カットスルーパスが設定された光通信網の概念図。
【図4】本発明第一実施例のカットスルーパス設定テーブルを示す図。
【図5】一連のバーストデータを分割する様子を示す図。
【図6】本発明第一実施例の複数のカットスルーパスを用いて一連のバーストデータを転送する様子を示す図。
【図7】リンクコストの異なる複数のカットスルーパスを示す図。
【図8】第二実施例のカットスルーパス選択手順を示すフローチャート。
【図9】異なるバースト長毎に設定された複数のカットスルーパスを示す図。
【図10】第二実施例のカットスルーパス選択手順を示すフローチャート。
【図11】第三実施例の効果を示す図。
【図12】現用および予備のカットスルーパスが設定された光通信網の様子を示す図。
【図13】現用のカットスルーパスと予備となるカットスルーパスが設定された光通信網の様子を示す図。
【図14】現用パスに障害が発生した直後の動作を説明するための図。
【図15】予備パスを用いてバーストデータの再送が行われる動作を説明するための図。
【符号の説明】
1 バーストデータ到来検出部
2 バーストデータ終了検出部
3 バーストデータ検出部
4 ヘッダ情報読取部
10 カットスルーパス設定解放部
11 トラヒック履歴収集部
20 バーストバッファ
B1 バーストデータ
C1、C2 カットスルーパス
L1〜L4 中継ノード
R 受信側エッジノード
S 送信側エッジノード
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is used for optical communication. The present invention relates to an optical burst data transfer technique in a communication network that uses optical wavelengths as communication media for burst data transfer.
[0002]
[Prior art]
In normal IP (Internet Protocol) data transfer in optical communication, a plurality of routers are arranged from a start point to an end point, and data is transferred through the routers. At this time, each router determines the router to be transferred next while referring to the IP address given to the packet and performs the transfer.
[0003]
In such an optical communication network, when reading the header information of a packet, the optical signal is once converted into an electric signal and then read. The router determines the next router to be transferred in accordance with the IP address read in this way.
[0004]
In addition, when transferring data in bursts, reading the IP address for each packet is not good for transfer efficiency, so a cut-through path is set between the starting point and the ending point in advance. In addition, since it is not necessary to read the IP header in this cut-through path section, the optical signal can be transferred as it is at a high speed.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In such conventional optical communication, when burst data is transferred using a cut-through path, it is necessary to set the cut-through path in advance. In order to set a cut-through path in advance, a request to set a cut-through path is made to each router that passes from the start point to the end point, and each router responds to this request before the pre-setting of the cut-through path is completed. To do.
[0006]
At this time, looking at the cut-through path setting procedure in each router, first, the header information of the arriving optical IP packet is converted into an electrical signal, which includes information corresponding to the cut-through path setting request. If a setting request is included, the wavelength for setting the cut-through path is selected, and if the wavelength can be selected, the cut-through path setting is actually performed. Then, since it is no longer necessary to read the header information of the IP packet for the wavelength for which the cut-through path is set, the setting is changed so that the IP packet is handled as distinct from other wavelengths in order to transfer the IP packet as an optical signal.
[0007]
However, such a setting procedure takes a considerable amount of time. For example, assume that 2 t seconds are required for setting a cut-through path. If it takes 3 t seconds to transfer burst data using this cut-through path, it takes 5 t seconds to complete the transfer of burst data after setting the cut-through path. In this example, approximately half of the 5 t seconds required for burst data transfer is used for setting the cut-through path. If the time required for such a prior cut-through path can be used for data transfer, further improvement in transfer efficiency can be expected.
[0008]
The present invention has been made in such a background, and provides an optical communication network, a program, and a recording medium capable of efficiently performing burst data transfer while saving time for setting a cut-through path. With the goal.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is characterized in that a cut-through path setting route is calculated in advance, and when burst data arrives, the cut-through path for transferring the burst data is set and transferred in practice.
[0010]
A first aspect of the present invention is arranged between a transmitting edge node accommodating a data transfer source, a receiving edge node accommodating a data transfer destination, and the transmitting edge node and the receiving edge node. An optical communication network including means for setting and releasing a cut-through path passing through the relay node between the transmission-side edge node and the reception-side edge node.
[0011]
Here, a feature of the present invention is that the means for setting and releasing the cut-through path calculates in advance a plurality of cut-through path setting paths from a single transmission-side edge node to a plurality of reception-side edge nodes. Means for detecting the arrival of the leading packet of burst data at the transmitting edge node, and the plurality of pieces calculated in advance according to the IP address of the leading packet detected by the detecting unit Means for actually setting a cut-through path of a route from the set route of the cut-through path to the receiving-side edge node corresponding to the IP address.
[0012]
In this way, by calculating the cut-through path setting route in advance, it is possible to efficiently perform burst data transfer while saving time from the arrival of burst data until the actual cut-through path is set. .
[0013]
Means for measuring past traffic amounts transferred from the transmitting edge node to the plurality of receiving edge nodes, respectively, and means for calculating the set path is predetermined according to the measurement result of the measuring means. It is desirable to provide means for calculating in advance a cut-through path setting path for a path from the transmitting-side edge node to the receiving-side edge node that exceeds the traffic amount of.
[0014]
As a result, it is possible to determine the usefulness of calculating the set route of the cut-through path in advance, so the less useful route of calculating the set route in advance should be used effectively for normal IP forwarding. Can do.
[0015]
The means for calculating the set route is one or more proportional to the traffic amount with respect to the route from the transmitting edge node to the receiving edge node exceeding a predetermined traffic amount according to the measurement result of the measuring means. It is also possible to provide means for calculating in advance the cut-through path setting route.
[0016]
As a result, burst data can be transferred through a plurality of cut-through paths for a route with a large amount of traffic, and efficient burst data transfer can be performed.
[0017]
The means for actually setting includes means for setting a plurality of cut-through paths from one transmitting side edge node to one receiving side edge node, and the transmitting side edge node includes a plurality of pieces constituting a series of burst data. It is desirable that a means for transferring the packets in a distributed manner with respect to the plurality of cut-through paths is provided, and a sequence number before being distributed is given to the distributed packets.
[0018]
As a result, burst data with a large capacity can be transferred in parallel using a plurality of cut-through paths by dividing a series of burst data. At this time, a sequence number is assigned to each packet, and the order of the packets can be guaranteed.
[0019]
The means for calculating the set route comprises means for calculating in advance a set route of cut-through paths having a plurality of different link costs from one transmitting side edge node to one receiving side edge node. Means for setting a link cost corresponding to the QoS class from among the plurality of cut-through paths having different link costs in accordance with a QoS (Quality of Service) class of burst data arriving at the transmission-side edge node. It is also possible to provide a means for actually setting a cut-through path. The link cost is a link transmission load defined based on physical or logical parameters.
[0020]
Thereby, it is possible to select and cope with cut-through paths having different link costs corresponding to different attributes, hop counts, delay times, and the like depending on the QoS class.
[0021]
The means for calculating the set path comprises means for calculating in advance a set path of a plurality of cut-through paths from one transmitting side edge node to one receiving side edge node. A cut-through path setting route used for transferring burst data is pre-assigned according to the length, and the means for actually setting the plurality of cut-through paths according to the burst length of burst data arriving at the transmitting-side edge node It is also possible to provide means for actually setting a cut-through path of the setting route assigned to the burst length from among the setting routes.
[0022]
As a result, load distribution can be achieved, and if the burst data length to be transferred in each cut-through path is determined when the transmission-side edge node or relay node has a configuration of buffering burst data, it is not determined. The buffer utilization efficiency can be increased compared to the case.
[0023]
Alternatively, a feature of the present invention is that the means for setting and releasing the cut-through path calculates in advance a plurality of cut-through path setting paths from a single transmission-side edge node to a plurality of reception-side edge nodes. Means for detecting the arrival of the leading packet of the burst data to the transmitting edge node, and the plurality of precalculated values according to the IP address of the leading packet detected by the detecting means A means for actually setting two cut-through paths, one of which is a working path and the other of which is a backup path, among different set-up paths from the cut-through path setting path to the receiving edge node corresponding to the IP address. It is in. Thereby, burst data transfer with high reliability can be realized.
[0024]
The transmission-side edge node includes means for transferring the same burst data to the working path and the backup path, so that burst data can be normally transferred even if a failure occurs in one of the paths. .
[0025]
Alternatively, a feature of the present invention is that the means for setting and releasing the cut-through path calculates in advance a plurality of cut-through path setting paths from a single transmission-side edge node to a plurality of reception-side edge nodes. Means for detecting the arrival of the leading packet of the burst data to the transmitting edge node, and the plurality of precalculated values according to the IP address of the leading packet detected by the detecting means Means for actually setting the cut-through path of the set route from the set route of the cut-through path to the receiving edge node corresponding to the IP address as the working path, and a path different from the working path for this working path Preliminary cut-through path setting route is calculated in advance A means for selecting from among a plurality of cut-through path setting paths, and a spare cut-through path for the spare cut-through path setting path selected by the means for selecting when a failure occurs in the current cut-through path And means for actually setting. Thereby, burst data transfer with high reliability can be realized.
[0026]
The transmission-side edge node is configured to transfer burst data to the working path when no failure of the route for which the working path is set is detected, and when a failure of the route for which the working path is set is detected. By providing means for transferring burst data to the protection path, burst data can be normally transferred using the protection path even when a failure occurs in the working path.
[0027]
At this time, a sequence number is given to the packet constituting the burst data, and the receiving edge node transmits the final sequence number by the backup path when the burst data transferred by the working path is interrupted. Means for notifying the side edge node, wherein the transmission side edge node temporarily stores the burst data and the reception of the burst data stored in the temporary storage means prior to transferring the burst data to the backup path. It is desirable to provide means for referring to the last sequence number notified from the side edge node and setting a packet to which the sequence number next to the last sequence number is assigned as the first packet of burst data to be transferred to the backup path. As a result, it is possible to avoid packet loss or order change caused by switching from the working path to the protection path.
[0028]
A second aspect of the present invention is a program, and the feature of the present invention is that the information processing apparatus is installed in the information processing apparatus so that the transmission side edge node, relay node, and reception in the optical communication network are installed. A function for calculating and setting a plurality of cut-through path settings for a plurality of reception-side edge nodes from a single transmission-side edge node, and a function for setting and releasing a cut-through path passing through a side edge node; A function of detecting the arrival of the first packet of burst data to the side edge node, and the setting path of the plurality of cut-through paths calculated in advance according to the IP address of the first packet detected by the detection function On the route to the receiving edge node corresponding to the IP address There is the place to be and a function to set a cut-through path at the time.
[0029]
A function for measuring the past traffic amounts transferred from the transmitting edge node to a plurality of the receiving edge nodes, respectively, and a function for calculating the set route is determined according to the measurement result of the measuring function. It is also possible to realize a function of calculating in advance a cut-through path setting route for a route from the transmitting edge node exceeding the predetermined traffic amount to the receiving edge node.
[0030]
As a function of calculating the set route, one or more proportional to the traffic amount with respect to the route from the transmitting edge node to the receiving edge node exceeding a predetermined traffic amount according to the measurement result of the function to be measured It is also possible to realize a function of calculating the cut-through path setting route in advance.
[0031]
As the function of actually setting, a function of setting a plurality of cut-through paths from one transmitting side edge node to one receiving side edge node is realized, and as a function of the transmitting side edge node, a series of burst data is set. It is also possible to realize a function of transferring a plurality of constituent packets in a distributed manner with respect to the plurality of cut-through paths, and each of the distributed packets may be given a sequence number before being distributed.
[0032]
As a function to calculate the set route, to realize a function to calculate in advance a set route of cut-through paths of a plurality of different link costs from one transmitting side edge node to one receiving side edge node, As a function to be actually set, the link cost corresponding to the QoS class is selected from among the plurality of cut-through paths having different link costs according to the QoS (Quality of Service) class of the burst data arriving at the transmitting edge node. It is also possible to realize a function of actually setting a cut-through path in a route.
[0033]
As a function of calculating the setting setting, a function of calculating a plurality of cut-through path setting paths in advance from one transmitting side edge node to one receiving side edge node is realized. A cut-through path setting route used for transferring the burst data according to the burst length is assigned in advance, and the function to be actually set is the plurality of cuts according to the burst length of the burst data arriving at the transmitting edge node. It is also possible to realize a function of actually setting a cut-through path in a setting path assigned to the burst length from the through path.
[0034]
Alternatively, the program of the present invention is characterized in that, as a function of setting and releasing the cut-through path, a plurality of cut-through path setting paths for a plurality of the receiving edge nodes are calculated in advance from one transmitting-side edge node. A function for detecting the arrival of a leading packet of burst data at the transmitting edge node, and the plurality of cuts calculated in advance according to the IP address of the leading packet detected by the detecting function A function for actually setting two cut-through paths, one of which is a working path and the other of which is a backup path, in different setting paths from the setting path of the through path to the receiving edge node corresponding to the IP address. It is in.
[0035]
As a function of the transmission-side edge node, a function of transferring the same burst data to the working path and the protection path can be realized.
[0036]
Alternatively, the program of the present invention is characterized in that, as a function of setting and releasing the cut-through path, a plurality of cut-through path setting paths for a plurality of the receiving edge nodes are calculated in advance from one transmitting-side edge node. A function for detecting the arrival of a leading packet of burst data at the transmitting edge node, and the plurality of cuts calculated in advance according to the IP address of the leading packet detected by the detecting function A function for actually setting a cut-through path as a working path in a path from a set path of a through path to a receiving edge node corresponding to the IP address, and a backup path different from the working path for this working path The set route of the cut-through path is calculated in advance A function for selecting from among a plurality of cut-through path setting paths, and a spare cut-through path for the spare cut-through path setting path selected by the function to be selected when a failure occurs in the current cut-through path Is to realize the function to actually set.
[0037]
As a function of the transmitting edge node, when a failure of the route set with the working path is not detected, a function of transferring burst data to the working path and a failure of the route set with the working path are detected. It is desirable to realize a function of transferring burst data to the backup path.
[0038]
At this time, a sequence number is assigned to the packet constituting the burst data, and as a function of the receiving edge node, when the burst data transferred by the working path is interrupted, the final sequence number is assigned by the backup path. The function of notifying the transmitting-side edge node is realized, and as the function of the transmitting-side edge node, the burst data is temporarily stored, and the burst data stored in the temporarily storing function is transferred to the backup path. A function of referring to the last sequence number notified from the receiving edge node prior to the packet to which the sequence number next to the last sequence number is assigned as the first packet of burst data to be transferred to the protection path. It is desirable to realize it.
[0039]
The third aspect of the present invention is the information processing apparatus-readable recording medium on which the program of the present invention is recorded. By recording the program of the present invention on the recording medium of the present invention, the information processing apparatus can install the program of the present invention using this recording medium. Alternatively, the program of the present invention can be directly installed in the information processing apparatus via a network from a server holding the program of the present invention.
[0040]
As a result, an information processing apparatus such as a computer apparatus can efficiently perform burst data transfer while saving time for setting a cut-through path.
[0041]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First Example)
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a conceptual diagram of an optical communication network according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a block diagram of the burst data detection unit and cut-through path setting release unit of the embodiment of the present invention. FIG. 3 is a conceptual diagram of an optical communication network in which a cut-through path is set. FIG. 4 shows a cut-through path setting table according to the first embodiment of the present invention. FIG. 5 is a diagram showing how a series of burst data is divided. FIG. 6 is a diagram showing a state in which a series of burst data is transferred using a plurality of cut-through paths according to the first embodiment of the present invention.
[0042]
In the embodiment of the present invention, the transmission-side edge node S and the reception-side edge node R are distinguished from each other for easy understanding, but in actuality, the edge node has functions of the transmission side and the reception side. Both functions are provided, and two-way communication can be performed.
[0043]
As shown in FIG. 1, the present invention includes a transmission-side edge node S that accommodates a data transfer source, a reception-side edge node R that accommodates a data transfer destination, a transmission-side edge node S, and a reception-side edge node R. Optical communication provided with relay nodes L1 to L4 arranged between them, and having a function of setting and releasing a cut-through path passing through the relay nodes L1 to L4 between the transmission side edge node S and the reception side edge node R It is a net. In this embodiment, the function of setting and releasing the cut-through path corresponds to the cut-through path setting / releasing unit 10 shown in FIG. 2, and is provided in each of the transmission-side edge node S, the relay nodes L1 to L4, and the reception-side edge node R. Alternatively, one or a plurality of devices may be distributed in an optical communication network outside the node as a device for collectively managing cut-through paths. In addition, this function is a well-known technique and will not be described in detail.
[0044]
Here, as a feature of the present invention, as shown in FIG. 2, the cut-through path setting release unit 10 sets a plurality of cut-through paths from a single transmission-side edge node S to a plurality of reception-side edge nodes R in advance. A path is calculated, and the burst data detection unit 3 is provided with a burst data arrival detection unit 1 that detects the arrival of the first packet of burst data at the transmission-side edge node S. The cut-through path setting release unit 10 Cut of a route from the set route of the plurality of cut-through paths calculated in advance according to the IP address of the head packet detected by the burst data arrival detection unit 1 to the receiving edge node R corresponding to the IP address There is a place to actually set the through path.
[0045]
The header information reading unit 4 reads the header information of the IP packet and notifies the burst data arrival detection unit 1. The burst data arrival detection unit 1 analyzes the header information and recognizes the IP address. When the burst data end detection unit 2 detects that the cut-through path is in a no-communication state for a predetermined time, the burst data end detection unit 2 determines that the burst data is ended, and releases the cut-through path set for the burst data transfer.
[0046]
The traffic history collection unit 11 that measures the amount of past traffic transferred from the transmission-side edge node S to the plurality of reception-side edge nodes R is provided. The cut-through path setting release unit 10 is a measurement result of the traffic history collection unit 11 Accordingly, the cut-through path setting route is calculated in advance for the route to the receiving edge node R exceeding the predetermined traffic amount. As shown in FIG. 4, the traffic history collected by the traffic history collection unit 11 is recorded in the cut-through path setting table for each receiving edge node that is the ground (# 2, # 3, # 4, # 5). .
[0047]
At this time, the cut-through path setting release unit 10 is proportional to the traffic amount with respect to the route from the transmission side edge node S to the reception side edge node R exceeding the predetermined traffic amount according to the measurement result of the traffic history collection unit 11. The set route of the above cut-through path is calculated in advance. In the example of FIG. 4, when the traffic history is 100 Mb / s or more and less than 200 Mb / s, one cut-through path setting route is calculated, and when the traffic history is 200 Mb / s, two cut-through path setting routes are calculated. Further, when the traffic history is less than 100 Mb / s, the cut-through path setting route is not calculated.
[0048]
Further, when a plurality of cut-through paths are actually set from one transmission-side edge node S to one reception-side edge node R by the cut-through path setting release unit 10, the transmission-side edge node S transmits a series of burst data. A plurality of packets that constitute the packet are distributed and transferred to the plurality of cut-through paths. In this case, a sequence number before being distributed is assigned to each of the distributed packets.
[0049]
That is, as shown in FIG. 5, a series of burst data is divided and transferred using a plurality of cut-through paths as shown in FIG. 6, thereby avoiding a load being biased to one cut-through path. Through pass can be used effectively. In the example of FIG. 6, a sequence number is assigned to burst data divided into 10 equal parts, and transfer is performed using round robin in order from the youngest sequence number using three cut-through paths from the transmitting edge node. Is going.
[0050]
The delay characteristics of each cut-through path naturally vary, and the transmission order from the transmission-side edge node does not necessarily match the reception order at the reception-side edge node. Based on the assigned sequence number, the order is arranged to reproduce the original series of burst data.
[0051]
(Second embodiment)
A second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 7 is a diagram showing a plurality of cut-through paths having different link costs. FIG. 8 is a flowchart showing the cut-through path selection procedure of the second embodiment. In the second embodiment, as shown in FIG. 7, the cut-through path setting release unit 10 preliminarily sets a plurality of cut-through path setting paths with different link costs from one transmitting edge node S to one receiving edge node R. The link cost corresponding to the QoS class is selected from among the plurality of cut-through path setting paths having different link costs according to the QoS (Quality of Service) class of the burst data arriving at the transmitting edge node S. The cut-through path is actually set as the setting path.
[0052]
In the example of FIG. 7, the first cut-through path C1 in which the set path of the transmission side edge node S → the relay node L1 → the relay node L5 → the relay node L4 → the reception side edge node R is calculated in advance and the transmission side edge node S → Relay node L1 → Relay node L2 → Relay node L3 → Relay node L4 → Reception side edge node R There is a second cut-through path C2 in which the set route is calculated in advance, and the relay passes through the set route of the cut-through path C1 The number of nodes is three, and the number of relay nodes through which the set route of the cut-through path C2 passes is four. Accordingly, when the cut-through path C1 and the cut-through path C2 are compared, the cut-through path C1 has a shorter delay time than the cut-through path C2. Therefore, as shown in FIG. 8, burst data belonging to the QoS class whose allowable variation delay time is smaller than the threshold value D is actually transferred by setting the cut-through path C1 on the set path of the cut-through path C1. Although this example is an example of a QoS class based on a delay time, various parameters such as transmission capacity and confidentiality can be handled in the same manner.
[0053]
(Third embodiment)
A third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 9 is a diagram showing a plurality of cut-through paths set for different burst lengths. FIG. 10 is a flowchart showing the cut-through path selection procedure of the second embodiment. FIG. 11 is a diagram showing the effect of the third embodiment. In the third embodiment, as shown in FIG. 9, the cut-through path setting release unit 10 calculates in advance the setting paths of a plurality of cut-through paths C1 and C2 from one transmitting edge node S to one receiving edge node R. In addition, according to the burst length of the incoming burst data, the setting paths of the cut-through paths C1 and C2 used for transferring the burst data are assigned in advance, and the burst arriving at the transmitting edge node S as shown in FIG. The cut-through path is actually set to the set path assigned to the burst length from the set paths of the cut-through path C1 or C2 according to the burst length of the data.
[0054]
As an effect obtained by this, firstly, load distribution can be achieved by distributing cut-through paths through which burst data is transferred according to the burst length. Second, if the burst length is not constant in the case where each node has a burst buffer for temporarily storing burst data, as shown in FIG. Since burst data having various burst lengths is accumulated in the accumulation area, a blank invalid area is generated. On the other hand, if the burst length is constant, as shown in FIG. 11 (b), burst data having a burst length that exactly matches is stored in a storage area of a burst buffer that is provided in advance according to the burst length. Therefore, an invalid area does not occur, and the capacity of the burst buffer can be used effectively.
[0055]
(Fourth embodiment)
A fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 12 is a diagram showing a state of the optical communication network in which the working and backup cut-through paths are set. In the fourth embodiment, the cut-through path setting release unit 10 calculates a plurality of cut-through path setting paths from a single transmission-side edge node S to a plurality of reception-side edge nodes R in advance as shown in FIG. As shown in FIG. 2, a burst data arrival detection unit 1 for detecting the arrival of the first packet of burst data at the transmission side edge node S is provided. As shown in FIG. Among the plurality of cut-through path setting routes calculated in advance according to the detected IP address of the first packet, one of the different setting routes reaching the receiving edge node R corresponding to the IP address is used as the working path. Two cut-through paths C1 and C2 that are used as backup paths are actually set. Further, as shown in FIG. 12, the transmitting-side edge node S transfers the same burst data B1 to the working path and the protection path.
[0056]
As a result, even when a failure occurs in the path for which the cut-through path C1 or C2 is set, the burst data B1 is normally transferred from the transmission-side edge node S to the reception-side edge node R.
[0057]
(Fifth embodiment)
A fifth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 2, 3, 13, 14, and 15. FIG. FIG. 13 is a diagram showing a state of an optical communication network in which a current cut-through path and a backup cut-through path are set. FIG. 14 is a diagram for explaining the operation immediately after a failure occurs in the working path. FIG. 15 is a diagram for explaining an operation in which burst data is retransmitted using a backup path.
[0058]
In the fifth embodiment, as shown in FIG. 3, the cut-through path setting release unit 10 shown in FIG. 2 previously sets a plurality of cut-through path setting paths from one transmitting edge node S to a plurality of receiving edge nodes R. A burst data arrival detection unit 1 that detects the arrival of the first packet of burst data at the transmission-side edge node S is provided, and is detected by this burst data arrival detection unit 1 as shown in FIG. The cut-through path C1 is actually set as the working path in the set path reaching the receiving edge node R corresponding to the IP address from among the plurality of cut-through path set paths calculated in advance according to the IP address of the first packet. , A cut to be a backup path for this working path on a different set route from this working path The setting path of the loop path C2 is selected in advance from the plurality of cut-through path setting paths calculated in advance, and the cut-through path C2 to be the backup path selected when the failure of the working path occurs is selected. The working path is switched.
[0059]
In the fifth embodiment, the transmission-side edge node S transfers burst data to the working path when no failure of the route on which the working path is set is detected. When a failure of the route in which the working path is set is detected, burst data is transferred after the protection path is actually set. Thereby, compared with the fourth embodiment, in normal times, the burst data is transferred only by the working path, so that the wavelength resource can be used effectively.
[0060]
Further, a sequence number is given to the packet constituting the burst data, and the receiving edge node R sets the final sequence number when the burst data transferred by the working path is interrupted as shown in FIG. The transmission-side edge node S is notified by the protection path, and the transmission-side edge node S prior to transferring the burst data stored in the burst buffer 20 to the protection path, temporarily storing the burst data. Referring to the final sequence number notified from the receiving edge node R, as shown in FIG. 15, the head of the burst data for transferring the packet with the sequence number next to the final sequence number to the protection path, as shown in FIG. Packet.
[0061]
(Sixth embodiment)
The optical communication network of the present invention can be realized using a computer device as an information processing device. That is, by installing in the computer device, as shown in FIG. 2, a cut-through path that passes through the transmission-side edge node S, the relay nodes L1 to L4, and the reception-side edge node R in the optical communication network is set in the computer device. As a function corresponding to the cut-through path setting release unit 10 to be released, a plurality of cut-through path setting paths from a single transmission-side edge node to a plurality of reception-side edge nodes R are calculated in advance as shown in FIG. It is calculated in advance according to the function, the function corresponding to the burst data arrival detection unit 1 for detecting the arrival of the leading packet of the burst data to the transmitting edge node S, and the IP address of the leading packet detected by this detecting function. Setting of the plurality of cut-through paths By installing in the computer apparatus a program characterized by realizing a function for actually setting a cut-through path in a setting path from the path to the receiving-side edge node R corresponding to the IP address. The optical communication network of the present invention can be realized using
[0062]
Furthermore, the program of the present invention realizes a function of measuring past traffic amounts for a plurality of receiving edge nodes R as a function of the transmitting edge node S, and calculates the set route as a function of FIG. As shown in FIG. 4, a function for calculating in advance a cut-through path setting path for a path from the transmitting edge node to the receiving edge node that exceeds a predetermined traffic amount according to the measurement result of the function to be measured is realized. Let
[0063]
Alternatively, the program of the present invention has a function corresponding to the cut-through path setting release unit 10 in proportion to the traffic amount for a route to the receiving edge node R exceeding a predetermined traffic amount according to the measurement result of the function to be measured. A function for setting one or more cut-through path setting paths in advance is realized.
[0064]
Alternatively, the program of the present invention realizes a function of setting a plurality of cut-through paths from one transmission-side edge node S to one reception-side edge node R as a function corresponding to the cut-through path setting release unit 10, and As a function of the edge node S, as shown in FIG. 5 and FIG. 6, a function of distributing a plurality of packets constituting a series of burst data to the plurality of cut-through paths is realized. Each packet is given a sequence number before being distributed.
[0065]
Alternatively, as shown in FIGS. 7 and 8, the program of the present invention has a function corresponding to the cut-through path setting release unit 10 as a plurality of different links from one transmitting edge node S to one receiving edge node R. The cut-through path setting function of cost is realized in advance, and as a function of the transmitting edge node S, the cut of the plurality of different link costs according to the QoS (Quality of Service) class of the incoming burst data The function of actually setting the cut-through path C1 or C2 to the link cost setting path corresponding to the QoS class from the setting paths of the through paths C1 and C2 is realized.
[0066]
Alternatively, as shown in FIG. 9 and FIG. 10, the program of the present invention has a function corresponding to the cut-through path setting release unit 10 as a function of a plurality of cut-through paths from one transmitting edge node S to one receiving edge node R. As a function of setting the cut-through path used for transferring the burst data in advance according to the burst length of the incoming burst data, the function for setting the transmission side edge is realized. According to the burst length of the burst data arriving at the node S, a function for actually setting the cut-through path C1 or C2 to the setting path assigned to the burst length from among the setting paths of the plurality of cut-through paths C1 and C2 is realized. .
[0067]
Alternatively, as shown in FIG. 12, the program of the present invention includes a plurality of cut-through path setting paths calculated in advance according to the IP address of the first packet detected by the function corresponding to the burst data arrival detection unit 1. A function of actually setting two cut-through paths C1 and C2 with one set as a working path and the other set as a backup path in different set routes from the IP address to the receiving edge node corresponding to the IP address. In this case, the program of the present invention realizes a function of transferring the same burst data B1 to the working path and the protection path as a function of the transmitting edge node S.
[0068]
Alternatively, as shown in FIG. 13, the program of the present invention includes a plurality of cut-through path setting paths calculated in advance according to the IP address of the first packet detected by the function corresponding to the burst data arrival detection unit 1. A function of actually setting a cut-through path C1 as a working path in a route from the current side to the receiving edge node R corresponding to the IP address, and a backup cut-through path C2 of a route different from the working path for this working path Of the spare cut-through path C2 selected by the function of selecting a set path of a plurality of cut-through paths calculated in advance and the function of selecting when a failure occurs in the working path A function for actually setting a spare cut-through path in the setting path is realized.
[0069]
Alternatively, in the program of the present invention, as a function of the transmission-side edge node S, when a failure of the route for which the working path is set is not detected, a function for transferring burst data to the working path and the working path are set. And a function of transferring burst data to the backup path when a failure of the path is detected.
[0070]
At this time, as shown in FIG. 14 and FIG. 15, the program of the present invention assigns a sequence number to the packets constituting the burst data, and functions as a function of the receiving-side edge node R as a burst transferred by the working path. A function of notifying the transmitting side edge node S of the final sequence number when the data is interrupted by the backup path, and a function corresponding to the burst buffer 20 for temporarily storing burst data as a function of the transmitting side edge node S; The sequence next to the last sequence number is referred to by referring to the last sequence number notified from the receiving edge node R prior to transferring the burst data stored in the function corresponding to the burst buffer 20 to the backup path. Burst for transferring numbered packets to the protection path To realize the function of the head packet of over data.
[0071]
By recording the program of the present invention on the recording medium of the present invention, the computer apparatus can install the program of the present invention using this recording medium. Alternatively, the program of the present invention can be installed directly on the computer device from a server holding the program of the present invention via a network.
[0072]
Thereby, it is possible to realize an optical communication network capable of efficiently performing burst data transfer while saving time for setting a cut-through path by a computer device.
[0073]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to efficiently perform burst data transfer while saving time for setting a cut-through path.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a conceptual diagram of an optical communication network according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block configuration diagram of a burst data detection unit and a cut-through path setting release unit according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a conceptual diagram of an optical communication network in which a cut-through path is set.
FIG. 4 is a diagram showing a cut-through path setting table according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing a state of dividing a series of burst data.
FIG. 6 is a diagram showing a state in which a series of burst data is transferred using a plurality of cut-through paths according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a diagram showing a plurality of cut-through paths having different link costs.
FIG. 8 is a flowchart showing a cut-through path selection procedure according to the second embodiment.
FIG. 9 is a diagram showing a plurality of cut-through paths set for different burst lengths.
FIG. 10 is a flowchart showing a cut-through path selection procedure of the second embodiment.
FIG. 11 is a diagram showing the effect of the third embodiment.
FIG. 12 is a diagram showing a state of an optical communication network in which working and backup cut-through paths are set.
FIG. 13 is a diagram showing a state of an optical communication network in which an active cut-through path and a backup cut-through path are set.
FIG. 14 is a diagram for explaining an operation immediately after a failure occurs in the working path.
FIG. 15 is a diagram for explaining an operation in which burst data is retransmitted using a backup path;
[Explanation of symbols]
1 Burst data arrival detector
2 Burst data end detector
3 Burst data detector
4 Header information reader
10 Cut-through path setting release section
11 Traffic history collection unit
20 burst buffer
B1 burst data
C1, C2 cut-through path
L1-L4 relay node
R receiving edge node
S Sender edge node

Claims (34)

データ転送元を収容する送信側エッジノードと、データ転送先を収容する受信側エッジノードと、前記送信側エッジノードと前記受信側エッジノードとの間に配置された中継ノードとを備え、
前記送信側エッジノードと前記受信側エッジノードとの間に前記中継ノードを経由するカットスルーパスを設定および解放する手段を備えた光通信網において、
前記カットスルーパスを設定および解放する手段は、あらかじめ一つの前記送信側エッジノードから複数の前記受信側エッジノードに対する複数のカットスルーパスの設定経路を計算しておく手段を備え、
前記送信側エッジノードへのバーストデータの先頭パケットの到来を検出する手段が設けられ、
この検出する手段により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側エッジノードに至る経路に設定されたカットスルーパスを選択する手段を備えた
ことを特徴とする光通信網。
A transmission-side edge node accommodating a data transfer source, a reception-side edge node accommodating a data transfer destination, and a relay node disposed between the transmission-side edge node and the reception-side edge node;
In an optical communication network comprising means for setting and releasing a cut-through path passing through the relay node between the transmission side edge node and the reception side edge node,
The means for setting and releasing the cut-through path comprises means for calculating a set route of a plurality of cut-through paths for a plurality of the receiving-side edge nodes from one transmitting-side edge node in advance,
Means are provided for detecting the arrival of the first packet of burst data at the transmitting edge node,
The cut-through path set in the path from the set path of the plurality of cut-through paths calculated in advance according to the IP address of the first packet detected by the detecting means to the receiving edge node corresponding to the IP address An optical communication network characterized by comprising means for selecting.
前記送信側エッジノードから複数の前記受信側エッジノードに転送された過去のトラヒック量をそれぞれ測定する手段を備え、
前記設定経路を計算しておく手段は、この測定する手段の測定結果にしたがって所定のトラヒック量を越える前記送信側エッジノードから前記受信側エッジノードに至る経路についてカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく手段を備えた
請求項1記載の光通信網。
Means for respectively measuring past traffic amounts transferred from the transmitting edge node to the plurality of receiving edge nodes;
The means for calculating the set path calculates in advance a set path of a cut-through path for a path from the transmitting side edge node to the receiving side edge node that exceeds a predetermined traffic amount according to the measurement result of the measuring means. The optical communication network according to claim 1, further comprising means for storing the optical communication network.
前記設定経路を計算しておく手段は、前記測定する手段の測定結果にしたがって所定のトラヒック量を越える前記送信側エッジノードから前記受信側エッジノードに至る経路に対しそのトラヒック量に比例した1以上のカットスルーパスをあらかじめ計算しておく手段を備えた
請求項2記載の光通信網。
The means for calculating the set route is one or more proportional to the traffic amount with respect to the route from the transmitting edge node to the receiving edge node exceeding a predetermined traffic amount according to the measurement result of the measuring means. The optical communication network according to claim 2, further comprising means for calculating a cut-through path in advance.
前記実際に設定する手段は、一つの前記送信側エッジノードから一つの前記受信側エッジノードに複数のカットスルーパス設定する手段を備え、
前記送信側エッジノードは、一連のバーストデータを構成する複数のパケットをこの複数のカットスルーパスに対して分散して転送する手段を備え、
この分散されたパケットにはそれぞれ分散される以前のシーケンス番号が付与された請求項1または3記載の光通信網。
Said means for actually setting comprises means for setting a plurality of cut-through path to one of the receiving-side edge node from one of the transmission side edge node,
The transmission-side edge node includes means for distributing and transferring a plurality of packets constituting a series of burst data to the plurality of cut-through paths,
4. The optical communication network according to claim 1, wherein a sequence number prior to distribution is assigned to each of the distributed packets.
前記設定経路を計算しておく手段は、一つの前記送信側エッジノードから一つの前記受信側エッジノードに複数の異なるリンクコストのカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく手段を備え、
前記実際に設定する手段は、前記送信側エッジノードに到来するバーストデータのQoS(Quality of Service)クラスに応じて前記複数の異なるリンクコストのカットスルーパスの中から当該Qosクラスに対応するリンクコストの設定経路にカットスルーパスを実際に設定する手段を備えた
請求項3記載の光通信網。
The means for calculating the set route includes means for calculating in advance a set route of cut-through paths having a plurality of different link costs from one transmitting side edge node to one receiving side edge node,
The means for actually setting the link cost corresponding to the QoS class from the plurality of cut-through paths having different link costs according to the QoS (Quality of Service) class of the burst data arriving at the transmitting edge node. 4. The optical communication network according to claim 3, further comprising means for actually setting a cut-through path in the setting path.
前記設定経路を計算しておく手段は、一つの前記送信側エッジノードから一つの前記受信側エッジノードに複数のカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく手段を備え、
到来するバーストデータのバースト長に応じてこのバーストデータの転送に用いるカットスルーパスの設定経路があらかじめ割当られ、
前記実際に設定する手段は、前記送信側エッジノードに到来するバーストデータのバースト長に応じて前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該バースト長に割当てられた設定経路にカットスルーパスを実際に設定する手段を備えた
請求項3記載の光通信網。
The means for calculating the set route comprises means for calculating in advance a set route of a plurality of cut-through paths from one transmitting side edge node to one receiving side edge node,
In accordance with the burst length of the incoming burst data, a cut-through path setting route used for transferring this burst data is assigned in advance,
The means for actually setting a cut-through path in a setting path assigned to the burst length from among the plurality of cut-through path setting paths according to a burst length of burst data arriving at the transmitting-side edge node. 4. The optical communication network according to claim 3, further comprising means for setting.
データ転送元を収容する送信側エッジノードと、データ転送先を収容する受信側エッジノードと、前記送信側エッジノードと前記受信側エッジノードとの間に配置された中継ノードとを備え、
前記送信側エッジノードと前記受信側エッジノードとの間に前記中継ノードを経由するカットスルーパスを設定および解放する手段を備えた光通信網において、
前記カットスルーパスを設定および解放する手段は、一つの前記送信側エッジノードから複数の前記受信側エッジノードに対する複数のカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく手段を備え、
前記送信側エッジノードへのバーストデータの先頭パケットの到来を検出する手段が設けられ、
この検出する手段により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側エッジノードに至る異なる設定経路に一方を現用パスとし他方を予備パスとする二つのカットスルーパスをそれぞれ実際に設定する手段を備えた
ことを特徴とする光通信網。
A transmission-side edge node accommodating a data transfer source, a reception-side edge node accommodating a data transfer destination, and a relay node disposed between the transmission-side edge node and the reception-side edge node;
In an optical communication network comprising means for setting and releasing a cut-through path passing through the relay node between the transmission side edge node and the reception side edge node,
The means for setting and releasing the cut-through path comprises means for previously calculating a set route of a plurality of cut-through paths from a single transmission-side edge node to a plurality of reception-side edge nodes,
Means are provided for detecting the arrival of the first packet of burst data at the transmitting edge node,
One of the plurality of cut-through path setting paths calculated in advance according to the IP address of the first packet detected by the detecting means is used as a different setting path to the receiving edge node corresponding to the IP address. An optical communication network comprising means for actually setting two cut-through paths each having a path and the other being a backup path.
前記送信側エッジノードは、前記現用パスおよび前記予備パスに同一のバーストデータを転送する手段を備えた請求項7記載の光通信網。8. The optical communication network according to claim 7, wherein the transmitting edge node comprises means for transferring the same burst data to the working path and the protection path. データ転送元を収容する送信側エッジノードと、データ転送先を収容する受信側エッジノードと、前記送信側エッジノードと前記受信側エッジノードとの間に配置された中継ノードとを備え、
前記送信側エッジノードと前記受信側エッジノードとの間に前記中継ノードを経由するカットスルーパスを設定および解放する手段を備えた光通信網において、
前記カットスルーパスを設定および解放する手段は、一つの前記送信側エッジノードから複数の前記受信側エッジノードに対する複数のカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく手段を備え、
前記送信側エッジノードへのバーストデータの先頭パケットの到来を検出する手段が設けられ、
この検出する手段により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側エッジノードに至る設定経路のカットスルーパスを現用パスとして実際に設定する手段と、
この現用パスに対してその現用パスとは異なる経路の予備のカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から選択しておく手段と、
前記現用のカットスルーパスの障害発生時には前記選択しておく手段により選択された前記予備のカットスルーパスの設定経路に予備のカットスルーパスを実際に設定する手段と
を備えたことを特徴とする光通信網。
A transmission-side edge node accommodating a data transfer source, a reception-side edge node accommodating a data transfer destination, and a relay node disposed between the transmission-side edge node and the reception-side edge node;
In an optical communication network comprising means for setting and releasing a cut-through path passing through the relay node between the transmission side edge node and the reception side edge node,
The means for setting and releasing the cut-through path comprises means for previously calculating a set route of a plurality of cut-through paths from a single transmission-side edge node to a plurality of reception-side edge nodes,
Means are provided for detecting the arrival of the first packet of burst data at the transmitting edge node,
The cut-through path of the setting route from the plurality of cut-through path setting routes calculated in advance according to the IP address of the first packet detected by the detecting means to the receiving edge node corresponding to the IP address is currently used. Means to actually set as a path,
Means for selecting a setting path of a backup cut-through path of a path different from the working path for the current path from the set paths of the plurality of cut-through paths calculated in advance;
An optical communication network comprising: a means for actually setting a backup cut-through path in a setting path of the backup cut-through path selected by the means for selecting when a failure occurs in the current cut-through path; .
前記送信側エッジノードは、
前記現用パスが設定された前記経路の障害が検出されないときには前記現用パスにバーストデータを転送する手段と、
前記現用パスが設定された前記経路の障害が検出されたときには前記予備パスにバーストデータを転送する手段と
を備えた請求項7または9記載の光通信網。
The transmitting edge node is
Means for transferring burst data to the working path when a failure of the route set with the working path is not detected;
10. The optical communication network according to claim 7, further comprising means for transferring burst data to the backup path when a failure of the route in which the working path is set is detected.
前記バーストデータを構成するパケットにはシーケンス番号が付与され、
前記受信側エッジノードは、前記現用パスにより転送されるバーストデータが途絶えたときにはその最終シーケンス番号を前記予備パスにより前記送信側エッジノードに通知する手段を備え、
前記送信側エッジノードは、バーストデータを一時蓄積する手段と、この一時蓄積する手段に蓄積されたバーストデータを前記予備パスに転送するのに先立って前記受信側エッジノードから通知された前記最終シーケンス番号を参照し当該最終シーケンス番号の次のシーケンス番号が付与されたパケットを前記予備パスに転送するバーストデータの先頭パケットとする手段と
を備えた請求項10記載の光通信網。
A sequence number is given to the packet constituting the burst data,
The receiving side edge node comprises means for notifying the transmitting side edge node of the final sequence number by the backup path when burst data transferred by the working path is interrupted,
The transmitting-side edge node includes means for temporarily storing burst data, and the final sequence notified from the receiving-side edge node prior to transferring the burst data stored in the temporarily storing means to the backup path. 11. The optical communication network according to claim 10, further comprising means for referring to a number and making a packet assigned a sequence number next to the final sequence number as a leading packet of burst data to be transferred to the backup path.
情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、光通信網における送信側エッジノードおよび中継ノードおよび受信側エッジノードを経由するカットスルーパスを設定および解放する機能として、
あらかじめ一つの前記送信側エッジノードから複数の前記受信側エッジノードに対する複数のカットスルーパスの設定経路を計算しておく機能と、
前記送信側エッジノードへのバーストデータの先頭パケットの到来を検出する機能と、
この検出する機能により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側エッジノードに至る経路に実際にカットスルーパスを設定する機能と
を実現させることを特徴とするプログラム。
By installing in the information processing device, as a function to set and release the cut-through path that passes through the transmission side edge node and the relay node and the reception side edge node in the optical communication network in the information processing device,
A function of calculating a plurality of cut-through path setting paths for a plurality of the receiving edge nodes from one transmitting edge node in advance;
A function of detecting the arrival of the first packet of burst data at the transmitting edge node;
An actual cut-through path is set to a path from the set cut-through path calculated in advance according to the IP address of the leading packet detected by the detecting function to the receiving edge node corresponding to the IP address. A program characterized by realizing a setting function.
前記送信側エッジノードから複数の前記受信側エッジノードに転送された過去のトラヒック量をそれぞれ測定する機能を実現させ、
前記設定経路を計算しておく機能として、この測定する機能の測定結果にしたがって所定のトラヒック量を越える前記送信側エッジノードから前記受信側エッジノードに至る経路についてカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく機能を実現させる
請求項12記載のプログラム。
Realizing a function of measuring the past traffic amount transferred from the transmitting edge node to the plurality of receiving edge nodes,
As a function of calculating the set route, a set route of a cut-through path is calculated in advance for a route from the transmitting side edge node to the receiving side edge node exceeding a predetermined traffic amount according to the measurement result of the function to be measured. The program according to claim 12, which realizes a function to be stored.
前記設定経路を計算しておく機能として、前記測定する機能の測定結果にしたがって所定のトラヒック量を越える前記送信側エッジノードから前記受信側エッジノードに至る経路に対しそのトラヒック量に比例した1以上のカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく機能を実現させる請求項12記載のプログラム。As a function of calculating the set route, one or more proportional to the traffic amount with respect to the route from the transmitting edge node to the receiving edge node exceeding a predetermined traffic amount according to the measurement result of the function to be measured The program according to claim 12, which realizes a function of calculating a set route of the cut-through path in advance. 前記実際に設定する機能として、一つの前記送信側エッジノードから一つの前記受信側エッジノードに複数のカットスルーパスを設定する機能を実現させ、
前記送信側エッジノードの機能として、一連のバーストデータを構成する複数のパケットをこの複数のカットスルーパスに対して分散して転送する機能を実現させ、
この分散されたパケットにはそれぞれ分散される以前のシーケンス番号が付与された
請求項12記載のプログラム。
As the function to actually set, realize a function to set a plurality of cut-through paths from one transmitting side edge node to one receiving side edge node,
As a function of the transmission-side edge node, to realize a function of transferring a plurality of packets constituting a series of burst data distributed to the plurality of cut-through paths,
13. The program according to claim 12, wherein a sequence number before being distributed is assigned to each of the distributed packets.
前記設定経路を計算しておく機能として、一つの前記送信側エッジノードから一つの前記受信側エッジノードに複数の異なるリンクコストのカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく機能を実現させ、
前記実際に設定する機能として、前記送信側エッジノードの機能に到来するバーストデータのQoS(Quality of Service)クラスに応じて前記複数の異なるリンクコストのカットスルーパスの設定経路の中から当該Qosクラスに対応するリンクコストの設定経路にカットスルーパスを実際に設定する機能を実現させる
請求項12記載のプログラム。
As a function to calculate the set route, realize a function to calculate in advance a set route of cut-through paths having a plurality of different link costs from one transmitting side edge node to one receiving side edge node,
As the function to be actually set, the QoS class is selected from among the plurality of cut-through path setting paths having different link costs according to the QoS (Quality of Service) class of the burst data arriving at the function of the transmitting edge node. 13. The program according to claim 12, which realizes a function of actually setting a cut-through path in a corresponding link cost setting path.
前記設定経路を計算しておく機能として、一つの前記送信側エッジノードから一つの前記受信側エッジノードに複数のカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算する機能を実現させ、
到来するバーストデータのバースト長に応じてこのバーストデータの転送に用いるカットスルーパスの設定経路があらかじめ割当られ、
前記実際に設定する機能として、前記送信側エッジノードに到来するバーストデータのバースト長に応じて前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該バースト長に割当てられた設定経路にカットスルーパスを実際に設定する機能を実現させる
請求項12記載のプログラム。
As a function to calculate the set route, to realize a function to calculate in advance a plurality of cut-through path set routes from one transmitting side edge node to one receiving side edge node,
In accordance with the burst length of the incoming burst data, a cut-through path setting route used for transferring this burst data is assigned in advance,
As a function of actually setting, a cut-through path is actually set to a setting path assigned to the burst length from among the plurality of cut-through path setting paths according to a burst length of burst data arriving at the transmitting-side edge node. The program according to claim 12, which realizes a function to be set.
情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、光通信網における送信側エッジノードおよび中継ノードおよび受信側エッジノードを経由するカットスルーパスを設定および解放する機能として、
あらかじめ一つの前記送信側エッジノードから複数の前記受信側エッジノードに対する複数のカットスルーパスの設定経路を計算しておく機能と、
前記送信側エッジノードへのバーストデータの先頭パケットの到来を検出する機能と、
この検出する機能により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側エッジノードに至る異なる設定経路に一方を現用パスとし他方を予備パスとする二つのカットスルーパスをそれぞれ実際に設定する機能と
を実現させることを特徴とするプログラム。
By installing in the information processing device, as a function to set and release the cut-through path that passes through the transmission side edge node and the relay node and the reception side edge node in the optical communication network in the information processing device,
A function of calculating a plurality of cut-through path setting paths for a plurality of the receiving edge nodes from one transmitting edge node in advance;
A function of detecting the arrival of the first packet of burst data at the transmitting edge node;
One of the plurality of cut-through path setting paths calculated in advance according to the IP address of the first packet detected by the detecting function is used as a different setting path to the receiving edge node corresponding to the IP address. A program for realizing a function of actually setting two cut-through paths each having a path and a backup path as the other path.
前記送信側エッジノードの機能として、前記現用パスおよび前記予備パスに同一のバーストデータを転送する機能を実現させる請求項18記載のプログラム。19. The program according to claim 18, wherein a function of transferring the same burst data to the working path and the protection path is realized as a function of the transmitting edge node. 情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、光通信網における送信側エッジノードおよび中継ノードおよび受信側エッジノードを経由するカットスルーパスを設定および解放する機能として、
あらかじめ一つの前記送信側エッジノードから複数の前記受信側エッジノードに対する複数のカットスルーパスの設定経路を計算しておく機能と、
前記送信側エッジノードへのバーストデータの先頭パケットの到来を検出する機能と、
この検出する機能により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側エッジノードに至る経路に現用パスとしてのカットスルーパスを実際に設定する機能と、
この現用パスに対してその現用パスとは異なる経路の予備のカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から選択しておく機能と、
前記現用のカットスルーパスの障害発生時には前記選択しておく機能により選択された前記予備のカットスルーパスの設定経路に予備のカットスルーパスを実際に設定する機能と
を実現させることを特徴とするプログラム。
By installing in the information processing device, as a function to set and release the cut-through path that passes through the transmission side edge node and the relay node and the reception side edge node in the optical communication network in the information processing device,
A function of calculating a plurality of cut-through path setting paths for a plurality of the receiving edge nodes from one transmitting edge node in advance;
A function of detecting the arrival of the first packet of burst data at the transmitting edge node;
Cut as a working path from the plurality of cut-through path setting paths calculated in advance according to the IP address of the first packet detected by this detecting function to the path to the receiving edge node corresponding to the IP address A function to actually set the through-path,
A function for selecting a setting path of a backup cut-through path of a path different from the working path from the setting paths of the plurality of cut-through paths calculated in advance for the working path;
A program for realizing a function of actually setting a backup cut-through path in a setting path of the backup cut-through path selected by the function to be selected when a failure occurs in the current cut-through path.
前記送信側エッジノードの機能として、
前記現用パスが設定された前記経路の障害が検出されないときには前記現用パスにバーストデータを転送する機能と、
前記現用パスが設定された前記経路の障害が検出されたときには前記予備パスにバーストデータを転送する機能と
を実現させる請求項18または20記載のプログラム。
As a function of the transmitting edge node,
A function of transferring burst data to the working path when a failure of the path in which the working path is set is not detected;
21. The program according to claim 18 or 20, which realizes a function of transferring burst data to the backup path when a failure of the route in which the working path is set is detected.
前記バーストデータを構成するパケットにはシーケンス番号が付与され、
前記受信側エッジノードの機能として、
前記現用パスにより転送されるバーストデータが途絶えたときにはその最終シーケンス番号を前記予備パスにより前記送信側エッジノードに通知する機能を実現させ、
前記送信側エッジノードの機能として、
バーストデータを一時蓄積する機能と、
この一時蓄積する機能に蓄積されたバーストデータを前記予備パスに転送するのに先立って前記受信側エッジノードから通知された前記最終シーケンス番号を参照し当該最終シーケンス番号の次のシーケンス番号が付与されたパケットを前記予備パスに転送するバーストデータの先頭パケットとする機能と
を実現させる請求項21記載のプログラム。
A sequence number is given to the packet constituting the burst data,
As a function of the receiving edge node,
When the burst data transferred by the working path is interrupted, realize the function of notifying the transmitting side edge node of the final sequence number by the backup path,
As a function of the transmitting edge node,
A function to temporarily store burst data;
Prior to transferring the burst data stored in the temporarily storing function to the backup path, the sequence number next to the final sequence number is assigned with reference to the final sequence number notified from the receiving edge node. 23. The program according to claim 21, wherein the program realizes a function of using a packet as a head packet of burst data to be transferred to the backup path.
請求項12ないし22のいずれかに記載のプログラムが記録された前記情報処理装置読取可能な記録媒体。23. A recording medium readable by the information processing apparatus, on which the program according to claim 12 is recorded. データ転送元を収容する送信側ノードと、データ転送先を収容する受信側ノードと、前記送信側ノードと前記受信側ノードとの間に配置された中継ノードとをA transmission side node accommodating a data transfer source, a reception side node accommodating a data transfer destination, and a relay node arranged between the transmission side node and the reception side node. 備えた光通信網に設けられたノードにおいて、In a node provided in the provided optical communication network,
前記受信側エッジノードとの間に前記中継ノードを経由するカットスルーパスを設定および解放する手段を備え、Means for setting and releasing a cut-through path via the relay node with the receiving edge node;
前記カットスルーパスを設定および解放する手段は、あらかじめ複数の前記受信側ノードに対する複数のカットスルーパスの設定経路を計算しておく手段を含み、The means for setting and releasing the cut-through path includes means for calculating a set route of a plurality of cut-through paths for the plurality of receiving nodes in advance,
到来するパケットがバーストデータの先頭パケットであることを検出する手段と、Means for detecting that the incoming packet is the first packet of burst data;
この検出する手段により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側ノードに至る経路に設定されたカットスルーパスを選択する手段とA cut-through path set in a path from the set path of the plurality of cut-through paths calculated in advance according to the IP address of the leading packet detected by the detecting means to the receiving node corresponding to the IP address Means to choose and
を備えたことを特徴とするノード。A node characterized by comprising:
複数の前記受信側ノードに転送された過去のトラヒック量をそれぞれ測定する手段を備え、Means for measuring each of the past traffic amounts transferred to a plurality of the receiving side nodes;
前記設定経路を計算しておく手段は、この測定する手段の測定結果にしたがって所定のトラヒック量を越える前記受信側エッジノードに至る経路についてカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく手段を備えたThe means for calculating the set route comprises means for calculating in advance a cut-through path set route for a route to the receiving edge node exceeding a predetermined traffic amount according to the measurement result of the means for measuring.
請求項24記載のノード。The node according to claim 24.
前記設定経路を計算しておく手段は、前記測定する手段の測定結果にしたがって所定のトラヒック量を越える前記受信側ノードに至る経路に対しそのトラヒック量に比例した1以上のカットスルーパスをあらかじめ計算しておく手段を備えたThe means for calculating the set route calculates in advance one or more cut-through paths proportional to the traffic amount for the route to the receiving node exceeding the predetermined traffic amount according to the measurement result of the measuring means. With means to keep
請求項25記載のノード。The node according to claim 25.
前記実際に設定する手段は、一つの前記受信側ノードに複数のカットスルーパスを設定する手段を備え、The means for actually setting comprises means for setting a plurality of cut-through paths for one receiving side node,
一連のバーストデータを構成する複数のパケットをこの複数のカットスルーパスに対して分散して転送する手段と、Means for distributing and transferring a plurality of packets constituting a series of burst data to the plurality of cut-through paths;
この分散されたパケットにはそれぞれ分散される以前のシーケンス番号を付与する手段とA means for assigning each of the distributed packets a sequence number before being distributed;
を備えた請求項24または26記載のノード。27. A node according to claim 24 or 26, comprising:
前記設定経路を計算しておく手段は、一つの前記受信側ノードに複数の異なるリンクコストのカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく手段を備え、The means for calculating the set route comprises means for calculating in advance a set route of a plurality of different link cost cut-through paths in one receiving side node,
前記実際に設定する手段は、到来するバーストデータのQoSThe means for actually setting is the QoS of the incoming burst data. (Quality of Service)(Quality of Service) クラスに応じて前記複数の異なるリンクコストのカットスルーパスの中から当該Qosクラスに対応するリンクコストの設定経路にカットスルーパスを実際に設定する手段を備えたMeans for actually setting a cut-through path to a link cost setting path corresponding to the QoS class from among the plurality of cut-through paths having different link costs according to the class
請求項26記載のノード。The node according to claim 26.
前記設定経路を計算しておく手段は、一つの前記受信側ノードに複数のカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく手段を備え、The means for calculating the set route comprises means for calculating in advance a set route of a plurality of cut-through paths in one receiving side node,
到来するバーストデータのバースト長に応じてこのバーストデータの転送に用いるカットスルーパスの設定経路があらかじめ割当られ、  In accordance with the burst length of the incoming burst data, a cut-through path setting route used for transferring this burst data is assigned in advance,
前記実際に設定する手段は、到来するバーストデータのバースト長に応じて前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該バースト長に割当てられた設定経路にカットスルーパスを実際に設定する手段を備えたThe means for actually setting includes means for actually setting a cut-through path to a setting path assigned to the burst length from among the plurality of cut-through path setting paths in accordance with the burst length of the incoming burst data.
請求項26記載のノード。The node according to claim 26.
データ転送元を収容する送信側ノードと、データ転送先を収容する受信側ノードと、前記送信側ノードと前記受信側ノードとの間に配置された中継ノードとを備えた光通信網に設けられたノードにおいて、
前記受信側ノードとの間に前記中継ノードを経由するカットスルーパスを設定および解放する手段を備え、
前記カットスルーパスを設定および解放する手段は、複数の前記受信側ノードに対する複数のカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく手段を含み、
到来するパケットがバーストデータの先頭パケットであることを検出する手段と、
の検出する手段により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側ノードに至る異なる設定経路に一方を現用パスとし他方を予備パスとする二つのカットスルーパスをそれぞれ実際に設定する手段と
を備えたことを特徴とするノード。
Provided in an optical communication network comprising a transmitting side node accommodating a data transfer source, a receiving side node accommodating a data transfer destination, and a relay node arranged between the transmitting side node and the receiving side node Node
Means for setting and releasing a cut-through path via the relay node with the receiving node;
The means for setting and releasing the cut-through path includes means for calculating in advance a set route of a plurality of cut-through paths for the plurality of receiving-side nodes,
Means for detecting that the incoming packet is the first packet of burst data;
One the working different set path extending to the receiving node that corresponds to the IP address from the set path of this pre-computed and are said plurality of cut-through path according to the IP address of the first packet detected by detecting that means A means for actually setting two cut-through paths each having a path and the other as a backup path;
A node characterized by comprising:
前記現用パスおよび前記予備パスに同一のバーストデータを転送する手段を備えた請求項30記載のノード。The node according to claim 30, further comprising means for transferring the same burst data to the working path and the protection path. データ転送元を収容する送信側ノードと、データ転送先を収容する受信側ノードと、前記送信側ノードと前記受信側ノードとの間に配置された中継ノードとを備えた光通信網に設けられたノードにおいて、Provided in an optical communication network comprising a transmitting side node accommodating a data transfer source, a receiving side node accommodating a data transfer destination, and a relay node arranged between the transmitting side node and the receiving side node Node
前記受信側ノードとの間に前記中継ノードを経由するカットスルーパスを設定および解放する手段を備え、Means for setting and releasing a cut-through path via the relay node with the receiving node;
前記カットスルーパスを設定および解放する手段は、複数の前記受信側ノードに対する複数のカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算しておく手段を含み、The means for setting and releasing the cut-through path includes means for calculating in advance a set route of a plurality of cut-through paths for the plurality of receiving-side nodes,
到来するパケットがバーストデータの先頭パケットであることを検出する手段と、Means for detecting that the incoming packet is the first packet of burst data;
この検出する手段により検出された先頭パケットのIPアドレスにしたがってあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から当該IPアドレスに対応する受信側ノードに至る設定経路のカットスルーパスを現用パスとして実際に設定する手段と、The cut-through path of the set route from the set route of the plurality of cut-through paths calculated in advance according to the IP address of the leading packet detected by the detecting means to the receiving side node corresponding to the IP address is used as the working path As the means to actually set as
この現用パスに対してその現用パスとは異なる経路の予備のカットスルーパスの設定経路をあらかじめ計算されている前記複数のカットスルーパスの設定経路の中から選択しておく手段と、Means for selecting a setting path of a backup cut-through path of a path different from the working path for the current path from the set paths of the plurality of cut-through paths calculated in advance;
前記現用のカットスルーパスの障害発生時には前記選択しておく手段により選択された前記予備のカットスルーパスの設定経路に予備のカットスルーパスを実際に設定する手段とMeans for actually setting a backup cut-through path in the setting path of the backup cut-through path selected by the means for selecting when a failure occurs in the current cut-through path;
を備えたことを特徴とするノード。A node characterized by comprising:
前記現用パスが設定された前記経路の障害が検出されないときには前記現用パスにバーストデータを転送する手段と、Means for transferring burst data to the working path when a failure of the route set with the working path is not detected;
前記現用パスが設定された前記経路の障害が検出されたときには前記予備パスにバーストデータを転送する手段とMeans for transferring burst data to the protection path when a failure of the path on which the working path is set is detected;
を備えた請求項30または32記載のノード。33. A node according to claim 30 or 32, comprising:
前記バーストデータを構成するパケットにはシーケンス番号が付与され、A sequence number is given to the packet constituting the burst data,
前記現用パスにより転送されるバーストデータが途絶えたときに前記予備パスにより前記受信側ノードから通知されるその最終シーケンス番号を受信する手段と、Means for receiving the final sequence number notified from the receiving node by the backup path when burst data transferred by the working path is interrupted;
バーストデータを一時蓄積する手段と、Means for temporarily storing burst data;
この一時蓄積する手段に蓄積されたバーストデータを前記予備パスに転送するのに先立って前記受信側ノードから通知された前記最終シーケンス番号を参照し当該最終シーケンス番号の次のシーケンス番号が付与されたパケットを前記予備パスに転送するバーストデータの先頭パケットとする手段とPrior to transferring the burst data stored in the temporary storage means to the backup path, the sequence number next to the final sequence number is assigned with reference to the final sequence number notified from the receiving node. Means for setting a packet as a head packet of burst data to be transferred to the protection path;
を備えた請求項33記載のノード。34. The node of claim 33, comprising:
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