JP3488777B2 - 研削盤におけるクーラントノズルの位置調節装置 - Google Patents

研削盤におけるクーラントノズルの位置調節装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、砥石の回転により
被削材を研削する研削盤、特に横軸平面研削盤に用いて
好適であり、詳しくは研削面に研削液(クーラント)を
供給するクーラントノズルの位置調節装置に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、研削盤例えば横軸平面研削盤G
は、図5に示すように、ベット30上にテーブル13が
水平面にて前後及び横方向、即ち紙面対して直交するY
軸方向及び紙面の左右方向のX軸方向に送り自在に支持
されており、またベット30の上方に延びるコラム30
aに、Y軸方向に延びる回転駆動軸31が回転自在に支
持されている。該回転駆動軸31は、モータから動力伝
達装置を介して回転力が伝達されていると共に、紙面の
上下方向即ちZ軸方向に移動し得、かつ該回転駆動軸3
1には円筒状の砥石1が装着される。 【0003】そして、図6に示すように、前記回転駆動
軸31を支持しかつ前記砥石1を覆う砥石カバー2が設
けられている。更に、砥石カバー2の一側壁にはノズル
ホルダ3が固定されており、該ホルダ3にはクーラント
パイプ5が貫通する孔が上下方向(Z軸方向)に穿設さ
れている。該クーラントパイプ5は、その下端部に左右
方向(X軸方向)に突出するノズル5aを有していると
共に、ノブボルト6をホルダ側面に形成されたネジ孔に
締付ることにより前記孔の所定位置に調節自在に固定さ
れており、またその上端部には、ソケット7及びホース
継手8を介してホースバンド9にてホース10が固定さ
れている。 【0004】上記平面研削盤Gは、マグネットチャック
によりテーブルに固着された平面状の被削材32を、砥
石1が回転することにより研削すると共に上記テーブル
をX軸方向及びY軸方向に移動して被削材の全平面を研
削し、更に砥石1を僅かずつZ軸方向に下降して切込
み、研削作業を進行する。この際、ポンプからホース1
0を経て供給される研削液は、クーラントパイプ5を通
ってノズル5aから研削面に吐出され、研削面を冷却す
ると共に切粉等を洗い流す。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記クーラントノズル
5aは、研削液が研削面に当たるようにその上下位置を
適宜調節される。一方、上記研削作業により砥石1に目
詰まり、目つぶれ等が生じると、砥石1は、ドレッシン
グされ、該ドレッシングにより砥石1の直径が減少する
と、回転駆動軸31と被削材32との距離が変わるの
で、クーラントノズル5aが新たな研削面に適正に研削
液が当たるように、その都度、ノブボルト6を緩めてパ
イプ5を上下に調節しそして適正位置にノブボルト6に
より固定される。 【0006】従って、作業者は、常に研削液が適正な位
置に注入されているかを監視する必要がある。また、砥
石1の一部のみに研削液を注入して砥石の回転バランス
が狂うことを防止するため、砥石が回転している時以外
研削液の供給ができないようになっているため、クーラ
ントノズル5aの位置調節が必要となった際、研削作業
を一旦中断し、そして研削液の供給を一時停止して、こ
の状態で手作業により上記ノズルの調節を行う必要があ
る。即ち、ノズル位置調節→砥石回転→研削液吐出→目
視による研削液の注入位置が適正か否かの確認→研削液
停止→砥石停止→ノズル位置の再調節の手順を繰返すこ
とになり、クーラントノズルの位置調節作業は、時間と
忍耐とを必要とする困難な作業を強いられる。 【0007】このため、ノズル位置調節に起因する研削
作業の中断時間が長くなり、特にドレッシング回数の多
い研削作業の場合、中断回数及び時間も必然的に増えて
しまい、作業能率が低下してしまう。 【0008】そこで、本発明は、ドレッシング作業に伴
い、自動的にクーラントノズルの位置を調節することに
より、上記課題を解決した研削盤におけるクーラントノ
ズルの位置調整装置を提供することを目的とするもので
ある。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、回転駆動軸(31)に装着さ
れる砥石(1)と、被削材(32)を装着し得るテーブ
ル(13)と、前記砥石による被削材の研削面に研削液
を吐出するクーラントノズル(5a)と、を備え、前記
テーブル(13)の前記砥石に対する相対的な送りによ
り前記被削材を移動すると共に、前記砥石及び被削材が
相対的に切込み方向に移動されてなる研削盤(G)にお
いて、前記テーブル(13)に固定されて前記砥石に対
して相対的に送られると共に、相対的に前記切込み方向
に移動されて、前記砥石をドレッシングするドレッサ
(D)と、前記テーブル(13)に固定され、前記ドレ
ッサのドレッシング面までの高さと一定関係からなりか
つ前記クーラントノズル(5a)に当接する当接部(1
7)を有するクーラントノズル位置調節用治具(A)
と、前記クーラントノズル(5a)を、前記回転駆動軸
(31)を支持する支持部(3)に対して前記切込み方
向の移動を許容すると共にその反対方向の移動を阻止す
る一方向係止手段(19,22)と、を備え、前記ドレ
ッサ(D)及び前記クーラントノズル位置調節用治具
(A)を共に前記テーブル(13)に固定して、前記ド
レッサにより前記砥石をドレッシングするドレッシング
作業に際して、前記砥石(1)の切込み方向の移動に基
づき、前記当接部(17)が前記クーラントノズル(5
a)に当接して、該クーラントノズルを前記砥石の切込
み方向の移動量に見合った分だけ移動して、前記一方向
係止手段(19,20)が該クーラントノズルを該移動
位置に係止することにより、前記クーラントノズル(5
a)の位置が調節される、ことを特徴とする研削盤にお
けるクーラントノズルの位置調節装置にある。 【0010】望ましくは、前記研削盤(G)が、横軸平
面研削盤であり、前記テーブル(13)が、前記ドレッ
サ(D)及びクーラントノズル(5a)を固定した状態
で前記砥石に対して前記回転駆動軸(31)の軸線方向
に相対的に送られ、かつ前記回転駆動軸が前記切込み方
向に移動してなる。 【0011】また、前記クーラントノズル位置調節用治
具(A)の当接部が、軸受基台(15)に回転自在に支
持されたローラ(17)である。 【0012】[作用]上記構成に基づき、ドレッサ
(D)により砥石(1)をドレッシングする際、クーラ
ントノズル位置調節用治具(A)を、テーブル(13)
に例えばドレッサ(D)に隣接して固定する。この状態
で、砥石(1)を回転しつつ切込み、ドレッサ(D)の
ダイヤモンド等からなるドレッシングツール(12)に
当接して、砥石(1)は、ドレッシングされてその径が
小さくなる。該ドレッシング作業に際して、クーラント
ノズル位置調節用治具(A)は、前記砥石(1)の切込
みによる移動に基づき、その当接部(17)がクーラン
トノズル(5a)に当接して、該ノズルを前記切込み量
に見合った分だけ移動し、そして一方向係止手段(1
9,20)が該ノズルをその位置に係止する。これによ
り、砥石(1)がドレッシングされてその径が小さくな
った分だけ、クーラントノズル(5a)が自動的に移動
され、常に適正な位置にて研削液を吐出する。 【0013】なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照
するためのものであるが、何等本発明の構成を限定する
ものではない。 【0014】 【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る横軸平面研
削盤におけるクーラントノズルの位置調節装置を示す正
面図、図2は、その側面図であって、砥石1及び砥石カ
バー2を備えた横軸平面研削盤Gは、後述するクーラン
トノズル5の調節・係止部分を除いて、従来のものと同
様である。 【0015】また、図中Dはドレッサ、Aはクーラント
ノズル位置調節用治具である。ドレッサDは、ツールホ
ルダ11及び該ホルダ11に、そのダイヤモンド面を上
方に向けて植設・固定されたダイヤモンドツール12を
備えており、上記ホルダ11をテーブル13上にマグネ
ットチャックにより固定し得る。一方、クーラントノズ
ル位置調節用治具Aは、軸受基台15、該基台15に回
転自在に支持されているシャフト16及び該シャフト1
6に固定されている硬質ゴム等の材料からなるローラ1
7を備えており、上記軸受基台15の底板15aを前記
テーブル13上にマグネットチャックにより固定し得
る。 【0016】そして、前記ドレッサDの高さH即ちホル
ダ11の底面からダイヤモンド面(ドレッシング面)ま
での長さと、前記治具Aの高さh即ち軸受基台15の底
面からローラ17の上面までの長さは、例えば所定量t
治具側が高くなる関係(h=H+t)に規定されてお
り、該関係は、ローラ17上に位置するクーラントノズ
ル5aからの研削液が丁度研削面に当る高さになるよう
に設定される。 【0017】また、下部にクーラントノズル5aを有す
るパイプ5は、図3に示すように、クーラントノズルの
位置調節範囲に対応する範囲において下側が斜面aとな
るノコ歯状の係合溝19が多数形成されている。一方、
砥石カバー2に固定されているノズルホルダ3には前記
パイプ5を案内・支持する上下方向孔3a及び側面から
該孔に貫通するネジ孔3bが形成されており、ネジ孔3
bには外周にネジを有するプラグ20が螺合されてい
る。該プラグ20の有底孔部にはその底部との間にスプ
リング21を縮設してラチェット爪22が出没自在に案
内されており、該ラチェット爪22は、その下面に上記
係合溝19の斜面aと係合し得る斜面bが形成されてい
ると共に上面が水平面となっている。従って、該ラチェ
ット爪22は、上記係合溝19と相俟って、パイプ5の
上方移動を許容すると共に下方移動を規制するラチェッ
ト等の一方向係止手段を構成している。なお、該ラチェ
ットのピッチ即ち係合溝19の間隔は、図面では比較的
大きく表わしているが、ドレッシング作業時の切込み量
に対応して小さなピッチにすることが望ましい。 【0018】また、図4に示すように、クーラントパイ
プ5の前記係合溝19と異なる側面、例えば研削盤Gの
正面から見て(図5参照)右側にある係合溝19に対し
て裏側に位置して長手方向に延びるキー溝23が形成さ
れており、またホルダ3の該キー溝に対応する位置に押
しネジ25が螺合している。該押しネジは、その先端部
が丸棒状になっており、該先端部が上記キー溝23に係
合することにより、クーラントパイプ5は回止めされ、
ノズル5aが常に砥石1方向に向くように保持される。 【0019】ついで、上述したクーラントノズルの位置
調節装置の作用について説明する。 【0020】回転駆動軸31に装着されて回転状態にあ
る砥石1は、クーラントノズル5aから吐出する研削液
が研削面にかけられた状態で、テーブル13に固着され
て送り状態にある被削材33に接触し、被削材を研削す
る。該研削作業の進行により、砥石に目詰まり、目つぶ
れ等が進むと、研削作業を中断してドレッシング作業が
行なわれる。 【0021】該ドレッシング作業は、まず、前記砥石1
を停止すると共に研削液の供給を停止した状態で、砥石
1に対して正面手前側におけるテーブル13に前記ドレ
ッサDを固着する。同時に、正面から見てクーラントノ
ズル5aに重なる位置における前記ドレッサDと略々同
じ前後(Y軸方向)位置(クーラントノズル5aの正面
手前側)におけるテーブル13に前記クーラントノズル
位置調節用治具Aを固着する。 【0022】この状態で、ドレッサDのダイヤモンドツ
ール12先端が砥石1の最下面に僅かに接触するよう
に、砥石1の切込み量を調整して、砥石1を回転すると
共にテーブル13を前後方向(Y軸方向)に移動する。
これにより、ダイヤモンドツール12の先端が砥石1を
切込んで、ドレッシング作業が行なわれ、該ドレッシン
グ作業は、所定切込み量及びテーブル送り速度により所
定回数行なわれる。この際、一般には、クーラントノズ
ル5aからの研削液がドレッシング面に供給する状態で
行われるが(湿式法)、該研削液を供給しない状態で行
う乾式法でもよい。 【0023】そして、回転駆動軸31を下方(Z軸方
向)に下降することにより、砥石1がダイヤモンドツー
ル12に対して切込まれてドレッシングされ、該砥石1
の径が小さくなるが、上記回転駆動軸31の下方への移
動に伴い、該回転駆動軸31を支持しているノズルホル
ダ3を介してパイプ5及びそれと一体のクーラントノズ
ル5aも下方に同量移動する。すると、前記ドレッシン
グ作業におけるテーブルの送りに伴い、治具Aのローラ
17が前記下方に移動したクーラントノズル5aの下面
に当接して、ローラ17を回転しつつ該ノズル5aを上
記移動量(切込み量)に相当する分だけ該ノズル5aを
上方に持上げる。 【0024】該ノズル及びそれと一体のパイプ5の上昇
に伴い、斜面a,bによりラチェット爪22がスプリン
グ21に抗して移動し、該パイプ5の持上げ量が前記ラ
チェットを構成する係合溝19の1ピッチを越えると、
1個下の係合溝に前記ラチェット爪22が係合して、パ
イプ5を該位置に保持する。これにより、ドレッシング
により砥石の直径が所定量小さくなると、それに合せて
クーラントノズル5aの位置も自動的に調節される。 【0025】従って、ドレッシング作業が終了すると同
時に、クーラントノズル5aの位置調節も自動的に終了
しており、特別なノズル位置調節のための作業を必要と
せず、ドレッサD及び治具Aを取外して、直ちに研削作
業を再開することができる。 【0026】なお、上記実施の形態は、パイプ5を保持
する一方向係止手段として、所定ピッチからなるラチェ
ットを用いたが、スプラグ等の楔により無段階に係止す
るようにしてもよく、またクーラントノズル5aにロー
ラ17を当接したが、該ローラーに代えて当接部を低摩
擦材からなる弓状の部材にて構成してもよい。更に、該
ローラ17等の当接部が、クーラントノズル5aに直接
当接しているが、これはクーラントノズル5a又はパイ
プ5に設けられたブラケット等を介して間接的に当接す
るようにしてもよい。また、ドレッサD及びクーラント
ノズル位置調節治具Aをそれぞれテーブル13に固定し
たが、これは、ドレッサD及び治具を連結して一体に構
成してもよく、また固定する箇所はテーブル上面に限ら
ず、側端面等の他の部分でもよい。 【0027】また、テーブルが前後左右(XY軸)に送
られる横軸角テーブル形平面研削盤に適用した実施の形
態について説明したが、これに限らず、またテーブル1
3が左右(Y軸)方向に送られると共にコラム30aが
前後(Y軸)方向に送られ、かつ回転駆動軸31(砥
石)が上下(Z軸)方向に送られる平面研削盤にも同様
に通用し得、砥石が前後方向に送られ、かつテーブルが
回転すると共に切込み方向(Z軸方向)に送られる横軸
丸テーブル形平面研削盤にも同様に適用し得、更に縦軸
平面研削盤等の他の研削盤にも適用し得る。 【0028】 【発明の効果】請求項1に係る本発明によると、ドレッ
シング作業に伴い、自動的にクーラントノズルの位置が
調節されるので、作業者は、研削液の注入位置の監視及
びクーラントノズルの位置調節作業を必要とせず、作業
能率を向上することができる。 【0029】前記研削盤が、横軸平面研削盤であり、前
記テーブルが、前記ドレッサ及びクーラントノズルを固
定した状態で前記砥石に対して前記回転駆動軸の軸線方
向に相対的に送られ、かつ前記該回転駆動軸が前記切込
み方向に移動してなると、クーラントノズル位置調節用
治具は、ドレッサと同様に、マグネットチャック等によ
りテーブルに固定される構造からなる簡単な構成で足
り、かつテーブルの送りによりクーラントノズルが持上
げられて位置調節されるので、作業の信頼性を向上する
ことができる。 【0030】前記クーラントノズル位置調節用治具の当
接部が、軸受基台に回転自在に支持されたローラである
と、クーラントノズル位置調節用治具のローラが、クー
ラントノズルに回転しつつ当接するので、ノズルに作用
する送り方向の抵抗が少なく、クーラントパイプ等にコ
ジリ等の不自然な力を作用することなく、一方向係止手
段によるクーラントノズルの移動及び保持を滑らかにか
つ確実に行って、信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る研削盤におけるクーラントノズル
の位置調節装置を示す一部断面した正面図。 【図2】図1の側面図。 【図3】ノズルホルダを示す拡大縦断面図。 【図4】図3の横断面図。 【図5】一般的な横軸平面研削盤を示す正面図。 【図6】従来の技術によるクーラントノズルの位置調節
装置を示す正面図。 【符号の説明】 1 砥石 3 ノズルホルダ 5 クーラントパイプ 5a クーラントノズル 11 ツールホルダ 12 ダイヤモンドツール 13 テーブル 15 軸受基台 17 当接部(ローラ) 19,22 一方向係止手段(ラチェット、係合溝、
ラチェット爪) 31 回転駆動軸 G (横軸平面)研削盤 D ドレッサ A クーラントノズル位置調節用治具

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 回転駆動軸に装着される砥石と、被削材
    を装着し得るテーブルと、前記砥石による被削材の研削
    面に研削液を吐出するクーラントノズルと、を備え、前
    記テーブルの前記砥石に対する相対的な送りにより前記
    被削材を移動すると共に、前記砥石及び被削材が相対的
    に切込み方向に移動されてなる研削盤において、 前記テーブルに固定されて前記砥石に対して相対的に送
    られると共に、相対的に前記切込み方向に移動されて、
    前記砥石をドレッシングするドレッサと、 前記テーブルに固定され、前記ドレッサのドレッシング
    面までの高さと一定関係からなりかつ前記クーラントノ
    ズルに当接する当接部を有するクーラントノズル位置調
    節用治具と、 前記クーラントノズルを、前記回転駆動軸を支持する支
    持部に対して前記切込み方向の移動を許容すると共にそ
    の反対方向の移動を阻止する一方向係止手段と、を備
    え、 前記ドレッサ及び前記クーラントノズル位置調節用治具
    を共に前記テーブルに固定して、前記ドレッサにより前
    記砥石をドレッシングするドレッシング作業に際して、
    前記砥石の切込み方向の移動に基づき、前記当接部が前
    記クーラントノズルに当接して、該クーラントノズルを
    前記砥石の切込み方向の移動量に見合った分だけ移動し
    て、前記一方向係止手段が該クーラントノズルを該移動
    位置に係止することにより、前記クーラントノズルの位
    置が調節される、 ことを特徴とする研削盤におけるクーラントノズルの位
    置調節装置。
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