JP3412865B2 - 記録シート及びこれを用いたインクジェット記録方法 - Google Patents
記録シート及びこれを用いたインクジェット記録方法Info
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Description
適に用いられる記録シート及びこれを用いたインクジェ
ット記録方法に関する。
録媒体としては、特公平3−26665号公報に記載さ
れている様に、基紙上に微粉シリカとポリビニルアルコ
ールのような水溶性バインダーを含む塗工層を設けた記
録紙や、特公平3−25352号公報に記載されている
様に、キャストコート紙にけん化度50〜90モル%の
ポリビニルアルコールと架橋剤を含有する皮膜を形成し
た光沢紙、さらには特開昭60−220750号公報に
記載されている様に、ポリエステルフィルム上にけん化
度70〜90モル%の水溶性ポリビニルアルコールから
なる親水性皮膜を設けたオーバーヘッドプロジェクター
(OHP)用記録シートが用いられてきた。
多色化などインクジェット記録装置の性能の向上に伴
い、インクジェット用記録媒体に対しても、より高度で
広範な特性が要求されている。即ち、 (1)インクの吸収能力が高いこと(吸収容量が大き
く、吸収時間が早い) (2)ドットの光学濃度が高く、ドット周辺がぼけない
こと (3)ドット形状が真円に近く、その周辺が滑らかであ
ること (4)温度、湿度の変化で特性の変化が小さく、カール
をおこさないこと (5)ブロッキングをおこさないこと (6)画像が長期保存に安定で変質しないこと(特に、
高温高湿環境下)などの特性を同時に満足させることが
要求される。
に優れている記録シートや、表面に光沢を有する記録シ
ートなどに対する要求もある。
が進むにつれて、インク定着不良による画像品位の低下
が深刻な問題となっている。即ち、インクの吸収能力が
不十分であるため、画像濃度の高い部分即ちインク打ち
込み量の多い部分でインクのあふれ出しによる画像汚れ
や濃度ムラを起こし、また特にカラープリントの場合、
異なった色の境界部の混色による色汚れを起こす。
容層)の厚さを厚くすることにより、インク吸収能力の
不足を補う方法が従来採られてきた。しかしながら、こ
の場合、温度、湿度の変化により記録シートがカールを
発生しやすい問題がある。カールの発生を抑えるために
は、従来基材の両面に同一の被覆層を設けたり、記録面
の反対側の面にカール防止層を設けることがしばしば行
われてきた。
ット記録方式を用いた記録装置であって、枚葉の記録紙
を給紙トレー上に積載し連続的に記録を行う記録装置も
普及している。このような記録装置の一般的な例として
は、枚葉記録シートを積載可能な給紙トレー、及びその
給紙トレー上に積載された記録シートの少なくとも一方
の面に接触することにより記録シートの1枚を分離し、
分離した記録シートを給紙トレーより記録部まで搬送さ
せる搬送手段を有するものを挙げることができる。
は、さらに、記録シートとして、搬送中に斜行しない、
紙詰まりをおこさない、積載したシートの分離性が良好
である等の性能が重ねて要求される。
性の記録シートにおいては、記録面での入射光の拡散反
射を抑制するために、極力透明な被覆層を設ける必要が
あるために、上記した諸特性を満足するものを得るだけ
でも困難であったため、それに加えて、記録シートの搬
送特性までを加味した検討は行われていなかった。
バランス良く同時に満足する記録シート、及びこれを用
いたインクジェット記録方法を提供することであり、さ
らに、いかなる環境条件下においても前記の記録装置等
を用いて連続記録を行うのに適した記録シート及びこれ
を用いたインクジェット記録方法を提供することにあ
る。また本発明の別の目的は、透明性、又は表面光沢に
優れた記録画像を形成するのに適した記録シート及びこ
れを用いたインクジェット記録方法を提供することであ
る。
明によって達成される。
けた透明な被覆層を有するインクジェット用の記録シー
トであり、基材上に塗工液を塗布した後、それを乾燥せ
しめて8〜50μmの厚みの前記被覆層を形成すること
により製造され、さらに得られたシート材を必要に応じ
て所望の大きさの枚葉シートに切断し、その少なくとも
1枚以上を平坦な状態を保持したまま非透湿性の部材を
含む梱包材料中に封入した後に密封して保管されている
ものであって、少なくとも上記の乾燥から封入、密封ま
での工程を、少なくとも湿度が20%RH以上、50%
RHを超えない雰囲気下で行うものである。
一方の面が109 〜1011Ω/cm2 の表面電気抵抗値
を有すると共に、少なくとも一方の面が5〜250秒の
表面平滑度を有する。また、本発明は基材が透明であ
り、記録シート自体の直線透過率が30%以上であるこ
と、基材が不透明であり、記録シートの少なくとも一方
の面60度鏡面光沢が30%以上であることを含む。
ヘッドのオリフィスからインクを吐出させて記録を行う
インクジェット記録方法であり、インクの液媒体成分
が、水及び水混和性グリコール類またはグリコールエー
テル類を主体に組成させたものであること、インクがシ
アン、マゼンタ、イエロー及びブラックインクであるカ
ラーインクジェット記録方法であること、インクの吐出
を、インクに熱エネルギーを作用させることによって行
うインクジェット記録方法であることを含む。
給紙トレー、及びその給紙トレー上に積載された記録シ
ートの少なくとも一方の面に接触することにより記録シ
ートの1枚を分離し、分離した記録シートを給紙トレー
より記録部まで搬送させる搬送手段を有する記録装置を
用いて、記録を行うインクジェット記録方法であり、少
なくとも記録シートの一方の面の被覆層の厚みが、記録
装置の単色のインクの最大記録密度以上であること、記
録シートの少なくとも2枚以上を、前記給紙トレー上に
積載して記録を行うインクジェット記録方法であること
を含む。
録シート、特にOHP用記録シートや、表面に高光沢を
有する記録シートの開発を行うなかで、前記の方法によ
り製造し保管された記録シートが、インクの吸収能力が
極めて高く、ドットが鮮明でシャープであり、耐ブロッ
キング性に優れるだけでなく、温湿度の環境条件の変化
に対しても性能の変化が小さく、特に、高温高湿から低
温低湿のいかなる環境下におかれても、あるいは環境変
化にさらされても、一般の普通紙と同様の方法で連続記
録が可能であり、特に、記録の高速化に対応可能な記録
シートであることを見いだし、本発明を完成するに至っ
たものである。
れば、透明記録シートや、表面光沢性記録シートは、記
録面での入射光の拡散反射を抑制するために、極力透明
な被覆層を設ける必要があるために従来のコート紙や、
普通紙のような多孔質構造を有する記録シートに比べ
て、以下の点で連続記録に対して問題がある。
親水性あるいは水溶性の連続被膜あるいはそれに近いも
のであるために、湿度の変化に対する伸縮が大きいこ
と。そのため、例え基材の両面に同じ厚みの同じ組成の
被覆層を設けたとしても、おかれた状況下で少しでも表
裏の不均一さ(例えば、机の上におかれた状態で、一方
の面のみ脱湿(吸湿)するようなこと)が発生するとカ
ールしやすいこと。
りやすくシートの分離がしにくいこと。等が挙げられ
る。
や、表面光沢性の記録シートに対しても特に効果的であ
る。
さらに詳しく説明する。
製造及び保管方法にある。記録シートを作成するに当た
っては、まず被覆層形成組成物を、水あるいはアルコー
ルまたは他の適当な有機溶媒に溶解または分散し、塗工
液を調整する。得られた塗工液を、例えば、ロールコー
ター法、ブレードコーター法、エアナイフコーター法、
ゲートロールコーター法、バーコーター法、サイズプレ
ス法、スプレーコート法、グラビアコーター法、カーテ
ンコーター法などにより基材表面に塗工する。その後、
例えば熱風乾燥炉、熱ドラムなどを用いて乾燥すること
により、基材上に被覆層を形成し、さらに得られたシー
ト材を必要に応じて、ロータリーカッター、ギロチンカ
ッター等により所望の大きさの枚葉シートに切断し、記
録シートを形成する。基材の両面に被覆層を形成する場
合には、同一あるいは別々の塗工液を用いて上記の塗工
から乾燥までの工程を各面に対して繰り返して行っても
良いし、表裏面それぞれに塗工液を塗工した後に、それ
ぞれの面を同時に乾燥することもできる。また、乾燥し
た後に、インク受容層の平滑化あるいは、表面強度を上
げるためにスーパーカレンダー処理などを施してもよ
い。そして、このようにして得られた記録シートは、平
坦な状態を保持したまま非透湿性の部材を含む梱包材料
中に封入した後に、密封して保管される。
入、密封までの工程を、少なくとも相対湿度が50%R
Hを超えない雰囲気下で行うことを必須とする。即ち、
本発明に於て記録シートは少なくとも梱包材料を再び開
封するまでの間、50%RHの湿度を超す雰囲気にさら
されることなく、カールの発生のない平坦な状態で保持
される。50%RHを超す雰囲気下にさらされた状態で
平坦な状態に保持された記録シートは、開封後、低温低
湿環境におかれると、被覆層が脱湿することにより急速
に収縮を起こすために、例え、両面に同様の被覆層を設
けた記録シートであっても既に述べたような理由によ
り、カールを発生しやすい。カールを発生した記録シー
トを用いて、例えば枚葉の記録紙を用いて連続記録を実
施可能な前記の記録装置を用いて、記録を実施した場合
には、記録装置の給紙トレー上から記録部にシートを搬
送する際にカールしたシートの一部が記録装置の一部と
接触し、紙詰まりや斜行の原因となる他、給紙トレー上
に記録シートを積載できなかったり、あるいは、記録部
まで無事に搬送されたとしてもインクジェット記録中に
カールした端部が記録ヘッドに当たり記録ヘッドを損傷
する場合もある。また、保管時、特に両面に被覆層を設
けた記録シートの場合にはシートの材質によっては、シ
ート同志がブロッキングをおこしたり、摩擦帯電等によ
りシート同志が密着したりし、連続記録に使用した際、
シートの1枚1枚の分離性に問題を起こす場合がある。
温常湿環境(例えば60%〜70%RH)下で製造され
た記録シートに比べて、開封後高温高湿環境下におかれ
た時に、被覆層が急速に吸湿し伸張するが、この場合の
応力は比較的弱いせいか、この場合にはほとんどカール
を発生しない。むしろ本発明者等の知見するところによ
れば、上記のような記録シートは吸湿した状態で再び安
定化して平坦化する傾向にある。このことは本発明の方
法で製造し、保管された記録シートであっても、一度開
封された後に高温高湿環境下におかれ、再び低温低湿環
境下におかれると開封直後のものに比べ、はるかに大き
くカールすることからもわかる。
定の湿度環境を設定すると同時に、梱包後も記録シート
が吸湿しないように、少なくとも梱包材料の一部を非透
湿性とする必要がある。なお、本発明で言うところの非
透湿性部材とは、25℃における水蒸気透過率が1×1
05 (cm3 ・cm/sec・cm2 ・ppa)以下の
ものが好ましく使用可能である。このような部材として
は、好ましいものは金属薄膜を含むプラスチック複合シ
ートであり、特にアルミニウム薄膜を含むプラスチック
複合シート;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、
ポリアクリロニトリル、ポリカーボネート、ポリイミド
等の単独あるいは2種以上のラミネート体にアルミニウ
ムを蒸着、またはアルミニウム薄膜をラミネートしたも
の等は防湿性の包装材料として、他の分野では公知であ
りこれらを使用することができる。
するまでの環境湿度は低いほうがカールの発生が少なく
良好であるが、環境湿度の下限としては少なくとも20
%RH以上である。湿度が左記の範囲より低いと、シー
トの材質によっては、シートが保管時に摩擦帯電し、連
続記録に使用した際、シート1枚1枚の分離性に問題を
発生する場合がある。
し梱包する環境温度は、フィルムの特性に対してさほど
大きな影響を与えないが、好ましくは10℃〜30℃の
範囲内である。
は、上質紙、中質紙、アート紙、ボンド紙、再生紙、バ
ライタ紙、キャストコート紙、ダンボール紙などの紙
や、ポリエチレンテレフタレート、ジアセテート、トリ
アセテート、セロハン、セルロイド、ポリカーボネー
ト、ポリイミド、ポリビニルクロライド、ポリビニリデ
ンクロライド、ポリアクリレート、ポリエチレン、ポリ
プロピレンなどのプラスチックからなるフィルムもしく
は板、ガラス板、あるいは木綿、レーヨン、アクリル、
ナイロン、絹、ポリエステルなどの布を使用することが
できる。記録シートの記録目的、記録画像の用途、ある
いはその上部に被覆される組成物との密着性などの諸条
件に応じて上記基材の中から適宜選択される。透明記録
シート、または表面光沢性記録シートを形成する場合に
は、プラスチックフィルムが良い。
とも片方の面に被覆層を形成してなり、より好ましくは
基材の両面に被覆層を形成してなる記録シートである。
また、少なくとも一つの被覆層は、水系インクの定着が
可能なインク受容性を有する層である。これらは、各種
バインダー、フィラー、添加剤を併用することにより形
成することができる。バインダーの一例としては従来公
知のデンプン、カチオン化デンプン、カゼイン、ゼラチ
ン、アクリル樹脂、無水マレイン酸樹脂、メラミン樹
脂、尿素樹脂、SBRラテックス、アルギン酸ソーダ、
ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコール、
ポリエチレンオキサイドなどが挙げられるがこれに限定
されない。フィラーの一例としてはシリカ、アルミナ、
ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、塩基性炭酸
マグネシウム、タルク、クレイ、ハイドロタルサイト、
炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛等の無機顔料、
及びポリエチレン、ポリスチレン、ポリアクリレート等
のプラスチックピグメントなどが挙げられるがこれに限
定されない。添加剤の具体的な一例としては各種界面活
性剤、染料固着剤(耐水化剤)、消包剤、酸化防止剤、
蛍光増白剤、紫外線吸収剤、分散剤、粘度調整剤、PH
調整剤、防カビ剤、可塑剤が挙げられる。これらの添加
剤については従来公知の化合物から目的に応じて任意に
選択すれば良い。
ートを形成する場合には、被覆層自体を透明な層として
形成する必要があるため、この場合には、フィラーを必
要としないか、あるいは、透光性、又は表面光沢性を損
なわない範囲の量のフィラーを加えるか、又は超微粒子
状のフィラーであれば使用可能である。また、フィラー
自体に被膜形成能がある場合には、バインダーを用いな
くとも良い。
成されるが、既に述べたように本発明がより効果的であ
るのは、透明な被覆層を設けた態様であり、基材が透明
である場合には、透明記録シート、基材が不透明である
場合には、表面光沢性記録シートとして形成されるもの
である。
線透過率が30%以上のものである。直線透過率(T
%)とは、サンプルに垂直に入射し、サンプルを透過
し、サンプルから少なくとも8cm離れた距離にある入
射光路の延長線上にある受光スリットを透過し、検出器
に受光される直線光の分光透過率を、例えば323型日
立自記分光光度計(日立製作所製)等を使用して測定
し、さらに測定された分光透過率から、色の3刺激値の
Y値を求め、次式より求められる値である。
も一方の面の60度鏡面光沢が30%以上のものであ
る。60度鏡面光沢とは、JIS−Z−8741に基づ
いて測定された値である。
量の範囲は、記録装置の有する最大の記録密度によって
異なり、少なくとも記録システムの単色のインクの最大
記録密度以上であることが好ましい。通常、総量として
2〜30g/m2 の範囲内である。塗工量が少ない場合
には基材の一部が表面に露出していてもよい。又、塗工
量が2g/m2 に満たない場合には、インク受容層を設
けなかった場合に比べて色材の発色性の点で効果が不十
分であり、一方、30g/m2 を越えて設けた場合に
は、特に、本発明の方法を用いても低温低湿環境下に於
けるカールの発生が著しく好ましくない。塗工量を厚さ
で表した場合の塗工量は8〜50μmの厚みになる範囲
が好適である。
も一方の面の表面電気抵抗を109〜1011Ω/cm2
の範囲内とした記録シートである。表面電気抵抗値の調
整は、既に述べた製造方法のなかで行われ、特に方法は
限定されない。例えば、被覆層を形成する塗工液中に、
塩化ナトリウム、塩化カリウム等の電解質を加えたり、
上記のバインダーとしてカチオン性の樹脂、例えば、分
子中に第1乃至3級アミノ基、又は4級アンモニウム塩
基を有する親水性ポリマー等を一部使用する方法が挙げ
られる。とりわけ、4級アンモニウム塩基を有する親水
性ポリマーを用いると画像の保存性が極めて良好にな
る。
JIS−C−2111に記載の方法に準拠して測定され
た値である。表面電気抵抗値は、測定する環境条件によ
り異なるため、本発明においては、記録シートを梱包材
を開封して取り出し20℃/50%RHの雰囲気中に1
日以上放置した後、同環境下にて測定した値とする。表
面電気抵抗値の測定は、例えばHIGH RESIST
ANCE METER(YHP 4329A)、RES
ISTIVITY CELL(YHP 16008A)
を用いて、測定することができる。
の記録シートの基材として好適に使用されるポリエステ
ルフィルムの表面電気抵抗値は1015〜1016Ω/cm
2 程度であり、また従来技術に於て既に述べたポリエス
テルフィルム上にポリビニルアルコール等の水溶性樹脂
被膜を設けた透明記録シートの表面電気抵抗値は1012
〜1014Ω/cm2 の範囲内である。このように、表面
電気抵抗値が本発明の好適範囲を上回る場合には、特に
低温低湿環境下で、例えば前述したような記録装置を用
いて本発明の記録シートを連続記録に用いたような場合
に、摩擦帯電により積載した記録シートの分離性が悪く
なり、記録装置上での紙詰まりをおこしやすくなり好ま
しくない。好適範囲を下回る場合の直接の不都合は発生
しないが、過度に表面電気抵抗値を下げてもさしたる効
果はなく、逆に、添加剤による副作用(画質、インク吸
収能、透明性の低下等)を発生するために好ましくな
い。
も一方の面の表面平滑度が5〜250秒の範囲内とした
記録シートである。表面平滑度の調整は、既に述べた製
造方法のなかで行われ、特に方法は限定されない。例え
ば、前記のフィラーの粒子径、屈折率、含有量等を調整
することにより、被覆層の透明性を損なわない範囲で表
面平滑度のみを調整することは可能である。
S−P−8119に記載の方法に従って測定される値で
ある。
ートの表面平滑度は500〜∞秒程度である。表面平滑
度の範囲が本発明の好適な範囲を上回ると、特に両面に
被覆層を設けた記録シートの場合に高温高湿環境下で、
例えば前述したような記録装置を用いて本発明の記録シ
ートを連続記録に用いたような場合に、記録シート同志
のブロッキングが起こりやすくなり、積載した記録シー
トの分離性が悪く、記録装置上での紙詰まり等をおこし
やすく好ましくない。また、上記の範囲を下回る場合に
はさしたる効果がなく、逆に、透明性や表面光沢性の低
下が起こるため好ましくない。
記録を行う場合のインクそれ自体は、公知なものが何等
問題なく使用可能である。又、記録剤としては直接染
料、酸性染料、塩基性染料、反応性染料、食用色素に代
表される水溶性染料が使用可能であり、通常のインクジ
ェット記録用のものであれば特に制限なく使用すること
が出来る。この様な水溶性染料は、従来のインク中にお
いて一般には約0.1〜20重量%を占める割合で使用
されており、本発明においてもこの割合と同様でよい。
は、水又は水と水溶性有機溶剤(グリコール類、グリコ
ールエーテル類)との混合溶媒であり、特に好適なもの
は水と水溶性有機溶剤と混合溶媒であって、水溶性有機
溶剤としてインクの乾燥防止効果を有する多価アルコー
ルを含有するものである。
て記録を行う為の方法は、好ましくはインクジェット記
録方法であり、該方法はインクをノズルより効果的に離
脱させて、射程体である記録シートにインクを付与し得
る方式であればいかなる方式でもよい。
載されている方法で、熱エネルギーの作用を受けたイン
クが急激な体積変化を生じ、この状態変化による作用力
によって、インクをノズルから吐出させるインクジェッ
ト方式は有効に使用することが出来る。
に好適な一例のインクジェット記録装置を以下に説明す
る。その装置の主要部であるヘッド構成例を図1、図2
及び図3に示す。
ガラス、セラミック又はプラスチック板等を、感熱記録
に用いられる発熱ヘッド15(図ではヘッドが示されて
いるが、これに限定されるものではない)とを接着して
得られる。発熱ヘッド15は酸化シリコン等で形成され
る保護膜16、アルミニウム電極17−1、17−2、
ニクロム等で形成される発熱抵抗体層18、蓄熱層1
9、アルミナ等の放熱性の良い基板20よりなってい
る。
2まで来ており、圧力Pによりメニスカス23を形成し
ている。
報が加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急
激に発熱し、ここに接しているインク21に気泡が発生
し、その圧力でメニスカス23が吐出し、インク21が
吐出し、オリフィス22より記録小滴24となり、記録
シート25に向かって飛翔する。図3には図1に示すヘ
ッドを多数並べたマルチヘッドの外観図を示す。該マル
チヘッドはマルチ溝26を有するガラス板27と、図1
に説明したものと同様な発熱ヘッド28を密着して製作
されている。
の断面図であり、図2は図1のA−B線での切断面であ
る。
ジェット記録装置の一例であり、連続的に記録を行うこ
とが可能な本記録方法に使用するインクジェット記録装
置の一例を示す。図4において、61はワイピング部材
としてのブレードであり、その一端はブレード保持部材
によって保持されて固定端となり、カンチレバーの形態
をなす。ブレード61は記録ヘッドにより記録領域に隣
接した位置に配設され、又、本例の場合、記録ヘッドの
移動経路中に突出した形態で保持される。62はキャッ
プであり、ブレード61に隣接するホームポジションに
配設され、記録ヘッドの移動方向と垂直な方向に移動し
て吐出口面と当接し、キャッピングを行う構成を備え
る。更に63はブレード61に隣接して設けられるイン
ク吸収体であり、ブレード61と同様、記録ヘッドの移
動経路中に突出した形態で保持される。上記ブレード6
1、キャップ62、吸収体63によって吐出回復部64
が構成され、ブレード61及び吸収体63によってイン
ク吐出口面に水分、塵埃等の除去が行われる。
出口を配した吐出口面に対向する記録シートにインクを
吐出して記録を行う記録ヘッド、66は記録ヘッド65
を搭載して記録ヘッド65の移動を行う為のキャリッジ
である。キャリッジ66はガイド軸67と摺動可能に係
合し、キャリッジ66の一部はモータ68によって駆動
されるベルト69と接続(不図示)している。これによ
りキャリッジ66はガイド軸67に沿った移動が可能と
なり、記録ヘッド65による記録領域及びその隣接した
領域の移動が可能となる。
一体になった枚葉の記録シートを積載するための給紙ト
レー、52は不図示のモータにより駆動される紙送りロ
ーラー(搬送手段)である。この紙送りローラーが直接
上記の給紙トレー上に積載された記録シートの記録面に
接触することにより、積載された記録シート中の記録シ
ートの1枚が分離され、記録ヘッドの吐出口面と対向す
る位置へ記録シートが給紙され、記録が進行するにつれ
て排紙ローラ53を介して排紙される。
了等でホームポジションに戻る際、ヘッド回復部64の
キャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避して
いるが、ブレード61は移動経路中に突出している。こ
の結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされ
る。尚、キャップ62が記録ヘッド65の突出面に当接
してキャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッ
ドの移動経路中に突出する様に移動する。
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は上述したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても記録ヘッド65の吐
出口面はワイピングされる。
移動は、記録終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録ヘ
ッドが記録の為の記録領域を移動する間に所定の間隔で
記録領域に隣接したホームポジションへ移動し、この移
動に伴って上記ワイピングが行われる。
する。尚、文中、部または%とあるのは、特に断りのな
い限り重量基準である。
ンテレフタレートフィルム(厚さ100μm;ルミラー
東レ製)の片面に、乾燥後の塗布厚が20μmになる
ように塗布したのち、100℃にて1分間乾燥した後
に、さらに、もう一方の面に同様の塗工液の乾燥後の塗
布厚が20μmになるように塗布したのち、100℃に
て1分間乾燥し記録シートを調整した。上記の記録シー
トをA4サイズに裁断し平坦な(カールの発生のない)
形状のA4サイズの記録シートの積層体を得た。その積
層体をアルミ蒸着膜をはさんでポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンの2種類のフィルムをラミネートし
て得られる厚さ100μmの市販のアルミ蒸着フィルム
よりなる包装袋中に平坦な状態を保ったまま封入し、開
口部を熱融着したのち、板紙からなる包装箱(CF−1
01;キヤノンBJ用OHPフィルムに使われているも
のと同一のもの。)中に封入した状態にて本発明、及び
比較用の記録シートの保管物を得た。
の工程を、以下の条件に調整した雰囲気のもとに行っ
た。
(ii)20℃/50%RH (iii)20℃/70
%RH (iv)30℃/90%RH 塗工液組成 シート1 ポリビニルアルコール(PVA−205 クラレ製) 70部 ポリエーテルポリエステル(パオゲンPP−15 第一工業製薬製) 5部 ビニルピロリドン/4級化アンモニウム塩型アクリル共重合体(GAFQU AT755 GAF製) 25部 微粉ケイ酸(サイロイド74 富士デビソン製) 0.5部 水/イソプロピルアルコール 900部 シート2 ポリビニルブチラール(エスレックKW−10 積水化学製) 85部 ポリエーテルポリエステル(パオゲンPP−15 第一工業製薬製) 5部 モノアリルアミン/ジアリルアミン共重合体(PAA−D11 日東紡製) 10部 微粉ケイ酸(サイロイド74 富士デビソン製) 0.5部 水/イソプロピルアルコール 900部 シート3 ポリビニルアルコール(ゴーセファイマーZ−200 日本合成化学製) 70部 ポリエーテルポリエステル(パオゲンPP−15 第一工業製薬製) 5部 4級化アンモニウム塩型樹脂(ゴーセファイマーC−670 日本合成化学 製) 25部 微粉ケイ酸(サイロイド74 富士デビソン製) 0.5部 水/イソプロピルアルコール 900部 シート4 塗工液なし。(基材として、使用したPETフィルム、そのものを使用。)
録シート材の物性について表1にまとめた。なお、表
中、表面電気抵抗、表面平滑度、直線透過率、表面光沢
度の測定については、明細書中に記載した方法に従って
測定した。
外は、実施例2と同様にして調製し、記録シートの保管
物を得た。
ートフィルム(メリネックス ICI製)を用いた以外
は、実施例2と同様にして調製し、記録シートの保管物
を得た。
発明の記録シートを、実際の輸送状態等を考慮して、5
0℃/80%RHの環境下に7日間放置したのち、さら
に23℃/55%RHの環境下に1日以上放置したもの
について、以下の方法にしたがって評価した。
用いて、熱エネルギーによりインクを発砲させてインク
を吐出させるインクジェット記録ヘッドを有する。図4
に記載のインクジェット記録装置を用いて、下記条件で
カラー記録をおこなった。
ついて評価を行った。
の環境下に16時間以上放置した後に同環境下にて開封
して中の記録シートを取り出した後、机上に1枚ずつ記
録シートを静置した状態で10分間放置し、その際のカ
ールの大きさを、4隅の持ち上がり量の最大値として求
め、測定したサンプル20枚の上記の最大値の平均値を
求めてカールの評価とした。
RH(H/H)、15℃/10%(L/L)の環境下に
それぞれ16時間以上放置した後に、それぞれ同環境下
にて開封して中の記録シートを取り出した後、それぞれ
の環境条件下にて評価した。評価結果は、それぞれの条
件下で給紙トレー上に記録シートを100枚積載し、連
続給紙による記録を行い、紙詰まり、斜行等記録シート
の搬送不良の発生枚数により示した。
部の濃淡ムラ等を印字物と眼とを50cm離した距離か
らの目視にて評価した。上記の発生により、画質が著し
く劣っているものを×、上記問題点の認められないもの
を○、その中位のものを△とし、インク吸収性の低下等
により画像品位の著しく劣るものを××とした。
記録シートの性能を総合的に評価した。
液1を用いて前記のシート材の調製の項で用いたものと
同じポリエチレンテレフタレートフィルムの片面に、乾
燥膜厚が5μmとなるように前記のシート材の調整の項
で述べた方法と同様にして被覆層を形成した後に、もう
一方の面にも同様にして乾燥膜厚5μmの同様の被覆層
を設けた。更に、片面の被覆層上に塗工液2を用いて上
記と同様の方法により、乾燥膜厚30μmの不透明な被
覆層を設け、記録シートを調整した。この記録シートを
前記シート材の調整の項に記載されているのと同一の方
法にて、裁断、梱包し、本発明及び比較用の記録シート
の保管物を得た。
施例7では前記の環境条件の(ii)、比較例5では前
記の環境条件の(iii)に調整した雰囲気下にて行っ
た。
た方法により測定したところ、実施例7の記録シートは
11mmであったが、比較例5のシートは2層の被覆層
を設けた面を内側にして筒状態のカールを発生した。ま
た、上記の記録シートの不透明面(2層の被覆層を設け
た面)に対して前記の記録装置を用いて記録を実施し
た。得られた記録物は、反対面から観察すると表面光沢
に優れ、高濃度、高解像度である鮮明な画像が形成され
ていことが確認された。
ク吸収性に優れ、ドットが鮮明であり、光学濃度が高
く、高精細な画像の形成が可能なばかりでなく、特に、
記録シート自身、カール、ブロッキング、摩擦帯電等を
発生せず、低温低湿から高温高湿間でのどんな条件下に
おいても連続給紙記録が可能であり、記録の高速化に対
応可能な記録シートであり、且つ、特に透明性や、表面
光沢性に優れた記録画像を提供可能である理想的な要求
性能をもった記録シートを供給することが可能となっ
た。
図。
図。
観斜視図。
Claims (8)
- 【請求項1】 基材及びその両側の面に設けた透明な被
覆層を有するインクジェット用の記録シートにおいて、
基材上に塗工液を塗布した後、それを乾燥せしめて8〜
50μmの厚みの前記被覆層を形成することにより製造
され、さらに得られたシート材を必要に応じて所望の大
きさの枚葉シートに切断し、その少なくとも1枚以上を
平坦な状態を保持したまま非透湿性の部材を含む梱包材
料中に封入した後に密封して保管されているものであっ
て、少なくとも上記の乾燥から封入、密封までの工程
を、少なくとも湿度が20%RH以上、50%RHを超
えない雰囲気下で行い、少なくとも一方の面が109 〜
1011Ω/cm2 の表面電気抵抗値を有すると共に、少
なくとも一方の面が5〜250秒の表面平滑度を有する
ことを特徴とする記録シート。 - 【請求項2】 基材が透明であり、それ自体の直線透過
率が30%以上である請求項1に記載の記録シート。 - 【請求項3】 基材が不透明であり、少なくとも一方の
面の60度鏡面光沢が30%以上である請求項1に記載
の記録シート。 - 【請求項4】 請求項1に記載の記録シートに、記録信
号に従って記録ヘッドのオリフィスからインクを吐出さ
せて記録を行うことを特徴とするインクジェット記録方
法。 - 【請求項5】 インクの液媒体成分が、水及び水混和性
グリコール類またはグリコールエーテル類を主体に組成
されたものである請求項4に記載のインクジェット記録
方法。 - 【請求項6】 インクがシアン、マゼンタ、イエロー及
びブラックインクである請求項4に記載のカラーインク
ジェット記録方法。 - 【請求項7】 枚葉記録シートを積載可能な給紙トレ
ー、及びその給紙トレー上に積載された記録シートの少
なくとも一方の面に接触することにより記録シートの1
枚を分離し、分離した記録シートを給紙トレーより記録
部まで搬送させる搬送手段を有する記録装置を用いて、
記録を行うことを特徴とする請求項4に記載のインクジ
ェット記録方法。 - 【請求項8】 記録シートの少なくとも2枚以上を、前
記給紙トレー上に積載して記録を行う請求項7に記載の
インクジェット記録方法。
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