JP3389983B2 - 医療用混注ポート - Google Patents

医療用混注ポート

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JP3389983B2
JP3389983B2 JP14530498A JP14530498A JP3389983B2 JP 3389983 B2 JP3389983 B2 JP 3389983B2 JP 14530498 A JP14530498 A JP 14530498A JP 14530498 A JP14530498 A JP 14530498A JP 3389983 B2 JP3389983 B2 JP 3389983B2
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    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は送液路外部から液を
混注したり、逆に送液路内部から液を採取したりする際
に、その操作を容易にかつ確実に行うために医療器具に
装着される医療用混注ポートに関する。 【0002】 【従来の技術】患者に輸液や輸血を行う場合に種類の異
なる薬液を混注したり、送液路に流れる液をサンプル採
取するため、主送液路に側注ラインを設けることが必要
である場合が多い。このようなときに、従来は輸液セッ
トの送液路にゴム製の穿刺用混注口(栓)を設けたもの
を使用し、混注口に注射針等を穿刺して混注していた。
しかし、従来の方法では混注口の所定の穿刺部位以外か
ら針を穿刺すると、その箇所から液漏れを起こしたり、
あるいは作業ミス等により注射針を汚染したりする問題
があった。そして、特に問題になっていたのは、この混
注口が注射針、あるいはシリンジを混注口に保持するよ
うに設計されていないため、持続的に薬液を混注する必
要のある場合には、混注口に挿入するルアー等(以下、
「挿入体」という。)を混注口に固定・保持するために
様々な手段を講じなくてはならず、不便であった。例え
ば、テープでシリンジ針基と混注口部分をグルグル巻き
にして固定したり、また実公平5−22187号公報に
開示してあるような穿刺針或いはシリンジの脱落防止器
具を必要とした。また、側注する場合は混注口以外に三
方活栓を利用する方法もあるが、三方活栓は流路の選択
をコックによって行わなければならず、操作が面倒であ
り、かつ流路選択を誤る危険性を有していた。 【0003】そのため、最近では挿入体を保持できる混
注口が考えられている。例えば、シリンジ先端の雄ルア
ー部を混注ポートに挿入すると、ルアーの押し込みによ
って弁が開放され液が注入できるようになり、混注口か
らルアーを抜くと弁が独りでに閉じるというような弁を
装着した混注口である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、この混注口は
ルアー(挿入体)の弁への挿入時(弁開放)、抜去時
(弁閉止)に関係なく、ルアーを混注口に保持する必要
性があるため、以下のような様々な問題を有している。
すなわち、第1に混注口のルアー受け部を深くする必要
があり、かかる形状では弁からこぼれた液を除去できに
くいため、不潔になり易い。また、ルアー受け部の深い
混注口では弁にルアーが十分に挿入できていない状態で
混注し始める可能性がある。その場合、混注する薬液が
少量であると有効な量の薬液投与ができないことにな
る。第2に弁の構造が複雑になり、コストアップ要因と
なる。また、複雑な構造になるほど弁は故障し易くな
る。 【0005】一方、従来のような簡単な(例えば、ディ
スク状の弾性部材にスリットを設けただけの弁を装着し
た)混注口では、シリンジのルアーを混注口に挿入しに
くく、また挿入できたとしてもシリンジを混注口に確実
に保持することが困難であった。従来、ディスク状の弁
は弾性の大きい材料で形成され、肉厚の本体部に単に切
れ込みが形成された簡単な構造であるために挿入時の抵
抗が大きく、保持するときの弁の変形も大きいためであ
る。しかし、挿入の際の抵抗を減少させるために、弁の
弾性部材の肉厚を減らしたり、弾性の小さい材料を使用
すると、今度は弁の逆止効果が低下して液漏れする恐れ
がある。 【0006】本発明は、上記弊害を解消すべく、挿入体
を挿入し易く、かつ挿入体を混注ポートに接続した際、
挿入体の混注ポートにおける保持・固定と(挿入体と混
注ポートとの)流路の確保が確実であり、非接続時には
弁が閉止して液漏れを防止できる簡易な医療用混注ポー
トを提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明にかかる医療用混注ポートは、中央部に挿入孔
の形成されたディスク状の弁と、弁の裏側面の中央部を
残して周縁下部を担持する台座と、弁の表側面の中央部
を残し少なくとも弁の周縁上部を覆う弁を拘持するカバ
ーとを備え、挿入体を挿入孔に差し込んだ場合に、嵌合
孔を形成するカバーの縁端部によって挿入体が混注ポー
トに係止される係止手段を有することを特徴とする。 【0008】かかる構成により、ルアー等の挿入体から
弁までの距離を短くすることができ、使用前後にディス
ク弁を消毒する場合に容易かつ確実に行うことが可能と
なる。また、構造が比較的簡易であるため、製品の不良
確率が小さく、故障が少ないという利点を有する。 【0009】また、本発明にかかる医療用混注ポート
は、台座側面部に少なくとも2つの突出部を形成し、カ
バーに突出部と係合する少なくとも2つの切欠き部を形
成することが好ましい。かかる構成により、医療用混注
ポート本体とカバーを確実に固着することができるとと
もに、固着に接着剤等の溶媒を使用していないので、注
入・採取する液への接着剤等の溶出の可能性を排除でき
る。 【0010】また、本発明にかかる医療用混注ポート
は、弁およびカバーを埋入接合できる本体円筒部を削っ
た凹部をさらに備えることが好ましい。かかる構成によ
り、混注ポート本体とカバーを確実に係止すると共に、
ディスク状の弁底面と流路との間に形成されるデッドス
ペースを小さくすることが可能となる。なお、「デッド
スペース」とは、流路の上端とディスク弁底面との間に
生じる空間を意味する。 【0011】また、本発明にかかる医療用混注ポート
は、カバーが表側面に緩やかなテーパーをさらに備える
ことが好ましい。テーパーにより、ルアー等の挿入体を
嵌合孔へ誘導しやすくなるとともに、残液の拭き取りや
アルコール綿等による消毒を容易かつ確実に行うことが
できる。 【0012】また、本発明にかかる医療用混注ポート
は、ディスク状の弁底面と流路との間に形成されるデッ
ドスペースが0.05ml以下であることが望ましい。
0.05ml以上であれば、気泡の混入する危険性が増
加する。また、液の滞留部分により注入した薬液のロス
が発生する可能性も生じる。特に、輸液用の混注ポート
では細菌繁殖の可能性が有り、血液回路用の混注ポート
では血栓が形成される可能性が有る。 【0013】また、台座上部に有する孔を形成する台座
の縁端部に沿って環状に形成される環状リブをさらに備
えることが好ましい。かかる構成により、混注ポートへ
の挿入体の挿入によって弁が変形したときでも、弁と台
座との間の液洩れを防止でき、挿入体抜去時の弁の再閉
鎖性や弁のめり込みからの復帰性能を向上させることが
可能となる。さらに、台座上部に有する孔を形成する台
座の縁端部の肉厚は0.3〜1.0mmであることが望
ましい。0.3mm以下であれば環状リブを設けること
が困難であり、1.0mmを超えるとデッドスペースが
0.05ml以上となるからである。また、台座上部に
有する孔が円形状であり、かつその孔径は5.0〜8.
0mmであることが望ましい。5.0mm以下であれば
挿入体の挿入が困難となり、8.0mmを超えるとデッ
ドスペースが0.05ml以上となるからである。台座
上部に有する孔の孔径は6.0mm前後が最も好まし
い。 【0014】また、本発明にかかる医療用混注ポート
は、係止手段が、カバーの中央に形成された円形の嵌合
孔であり、嵌合孔を形成するカバー縁端部によって挿入
体を係止するよう嵌合できることが好ましい。かかる構
成により、特別な機構を有する係止手段を用いることな
く、挿入体を容易に係止することができる。また、挿入
体がディスク弁を貫通して係止することができるので、
液注入だけではなく液採取も可能となる。さらに、嵌合
孔は径3.9〜4.4mmで、嵌合孔を形成するカバー
における挿入対と接する部分の肉厚は0.3〜1.0m
mであることが望ましい。かかる範囲外では、挿入体を
係止することが困難となるとともに、挿入孔または嵌合
孔から弁までの間のスペースが大きくなるため、液の拭
き取りや消毒の点で問題となるからである。 【0015】また、本発明にかかる医療用混注ポート
は、ディスク状の弁の表面に環状溝が形成され、カバー
の拘持部に環状溝と係合する環状鉤部を形成することが
好ましい。かかる構成により、ディスク状の弁を圧縮す
る部分とルアー等の挿入体挿入により伸長する部分とに
分け、気密性と操作性・再閉鎖性の両方を同時に満たす
ことが可能となった。 【0016】また、本発明にかかる医療用混注ポート
は、弁の外周が円形状、あるいは楕円状であることが好
ましい。ルアー等の挿入体を挿入しやすい形態だからで
ある。また、本発明にかかる医療用混注ポートは、挿入
孔が直線状のスリットであり、スリットの長さL0が
3.0〜4.5mmであることが望ましい。3.0mm
以下であれば挿入体を挿入することが困難であり、4.
5mmを超えると挿入体を挿入した際の気密性が低下す
るからである。 【0017】また、本発明にかかる医療用混注ポート
は、弁の外径D2とスリットの長さL0の比が1.1≦
D2/L0≦4であることが望ましい。1.1より小さ
いと、挿入体の挿入により弁の変形や破損・裂けが生じ
る危険性が有り、4を超えるものでは弁の大きさが大き
くなるため、混注ポート自体が大型化し、医療器具に混
注ポートを装着しにくくなるからである。 【0018】また、本発明にかかる医療用混注ポート
は、弁の肉厚が1〜2mmであることが望ましい。挿入
体の挿入を容易にするためにディスク弁の肉厚は液漏れ
を起こさない程度に薄くする方が好ましいからである。
また、弁が硬度JIS−Aにおいて、20〜55である
弾性材料で構成されることがさらに望ましい。 【0019】また、本発明にかかる医療用混注ポート
は、挿入体が弁を貫通して嵌合され、最大挿入深さDma
x、挿入深さDと弁の肉厚L1および嵌合孔を形成する
カバーにおける挿入対と接する部分の肉厚L2が(L1
+L2)≦D≦Dmaxの関係にあることが望ましい 。挿
入体を確実に保持するだけでなく、液の注入および採取
の両方が可能となるからである。なお、(L1+L2)
≦D≦2Dmax/3の関係にあることがさらに望まし
い。 【0020】また、本発明にかかる医療用混注ポート
は、弁の材質がシリコンゴム、天然ゴム、合成ゴム、熱
可塑性エラストマーからなる一群から選択されることが
好ましい。かかる材質を選択することにより、気密性や
挿入性、再閉鎖性等の機能保持が容易となる。 【0021】また、本発明にかかる医療用混注ポート
は、前記カバーが有する少なくとも2つの切欠き部と係
合する少なくとも2つの鉤部を有し、台座を下部から覆
い、上部から被せるカバーと契合して台座を被包して保
護するカバーホルダーを追加して構成することが好まし
い。血液回路に用いる場合には、オートクレーブ滅菌等
を行った場合に塩ビチューブからのDOP(ジオクチル
フタレート)等により混注ポート本体突起部が犯され破
損する可能性もあるからである。 【0022】また、本発明にかかる医療用混注ポート
は、カバーの側面周縁部に少なくとも2つの突出部を設
け、突出部と係合する切欠き部を底部に有し、挿入体が
挿通されて把持されており、挿入体を挿入孔へ挿入する
とともに底部を回転させることによって底部の切り欠き
部をカバーの突出部と係合する円筒状のロックアダプタ
により挿入体を係止させる係止手段を有することが好
ましい。かかる構成により、より確実に挿入体を係止す
ることが可能となる。 【0023】 【発明の実施の形態】本発明にかかる医療用混注ポート
は、主として流路を開閉する弁と、当該弁を拘持するカ
バー、そしてカバーに形成された挿入体の係止手段とか
ら構成される。以下にそれぞれの構成要件について説明
する。 【0024】まずカバーであるが、弁に挿入体が挿入・
抜去されるときに弁をしっかり保持(拘持)できるもの
ならば、特に形態は限定されない。例えば、第1図Bに
示すように、弁1の表側面の中央部を残(開放)し、少
なくとも弁1の周縁上部を覆うカバー2が形成されてい
ると、ルアーの挿入部位を見つけ易く、また偶発的な接
触による弁表面の汚染が防止できる。カバー2表側面に
緩やかなテーパー(傾斜)を設けるとより効果的であ
る。また、カバー2あるいは弁1の下側に弁1の裏側面
の中央部を残して周縁下部を担持する台座7を有するこ
とが好ましい。弁1が混注ポート内において上下周縁部
で確実に拘持されるからである。第1図Cに示すよう
に、台座7上部に有する孔を形成する台座の縁端部に沿
って環状に形成される環状リブ5を設けると、混注ポー
トへの挿入によって弁1が変形したときでも、弁1と台
座7との間の液洩れを防止できる。台座7上部に有する
孔を形成する台座の縁端部の肉厚は、弁1の底面と流入
口上端の間に形成される滞留部分、すなわちデッドスペ
ース4を減少させるために、0.3〜1.0mmである
のが好ましい。 【0025】次に係止手段について述べる。係止手段は
簡易な構造によって挿入体を混注ポートに係止するもの
ならば、特に限定されるものではない。例えば、前記カ
バー2の中央に形成された円形の嵌合孔6で、嵌合孔6
を形成するカバー2の縁端部がルアー等の挿入体と係止
可能に嵌合できるような形状・寸法に形成されたものが
挙げられる。かかる構成により、挿入体を挿入孔及びカ
バー2の嵌合孔6によって係止することができ、簡易な
構造で、かつ確実に挿入体を係止することができる。一
般的なルアー形状を有する注射器先端、輸液・輸血セッ
トアダプター部を挿入体とするのであれば、嵌合孔6の
寸法は径3.9〜4.4mmで、嵌合孔6を形成するカ
バーにおける挿入体と接する部分の肉厚が0.3〜1.
0mmが望ましい。また、嵌合孔6に挿入体をしっかり
と嵌合しても、カバー2が割れないように充分な強度を
有するものが好ましい。材質としては、耐薬品性・耐熱
性等を考慮して、ポリアセタール、ポリプロピレン、ポ
リアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート等が挙げられる。 【0026】次にディスク弁1の形状・寸法、素材につ
いて述べる。弁1は挿入体の挿入及び抜去が容易で弁の
開閉が確実であれば良い。例えば、ディスク弁1の表面
形状がフラットである形状が考えられる。また、ディス
ク弁1の表面形状をすり鉢状にすることも考えられる。
すり鉢状にすることでルアー等を挿入し易く、かつ不用
意に抜去されにくい、もしくは挿入体を抜去した際の挿
入孔からの液洩れも抑制できる、という利点も有する。
しかし、ディスク弁1上に残液が生じ、かつかかる残液
を拭き取りにくいという実用的な欠点を有する。 【0027】また、弁1の外形は円形状、或いは楕円状
であるのが混注ポートを成形するのに都合が良い。挿入
孔3は直線状のスリットにするのが簡便である。挿入体
が前記のような一般的なルアー形状であれば、スリット
の長さL0は弁1の挿入性や液密性の点から3.0〜
4.5mmが好ましい。また、弁1の外径D2とスリッ
トの長さL0についての比率は、後述するような理由で
1.1≦D2/L0≦4であるのが好ましい。弁1の肉
厚は弁の挿入性や逆止効果、経済性等の点から1〜2m
mであるのが好ましい。弁1を構成する材質としてはゴ
ム状の弾性材料であれば良いが、より限定するなら硬度
JIS−Aにおいて、20〜55のものが好ましい。具
体的な材質として、シリコンゴム、天然ゴム、ブチルゴ
ムやニトリルゴム等の合成ゴム、あるいは熱可塑性エラ
ストマー等が挙げられる。 【0028】以下、本発明の実施形態にかかる医療用混
注ポートについて、図面を参照して説明する。図1は、
本発明の実施形態にかかる医療用混注ポートの断面図を
示す。図1において、1はディスク状の弁、2はカバ
ー、3は挿入孔を示す。 【0029】弁1は、図2に示すように、その表面形状
がフラットであり、かつその表面に環状の切欠き部11
を有する。切欠き部11とカバー2の鉤部9が係合する
ことにより、ディスク弁を伸長する部分と圧縮する部分
とに分割する。すなわち、鉤部9でも弁1を固着するこ
とにより、挿入体が弁1に挿入された場合に、挿入孔3
(スリット)から鉤部9の間は挿入により弁1が伸長す
るが、鉤部9よりも外側の部分では逆に弁1を圧縮す
る。鉤部9がない場合には、挿入体を引き抜いた後、弁
1が元に戻ろうとするのを弁1の周縁保持部の気密性保
持のための圧縮により妨げ、挿入孔3が元に戻らないと
いう、弁の下方へのめり込み(まくれ)が発生し、前記
めり込みが正常状態に復帰しないことに起因する汚染、
残液性、気密性等の問題が生じる可能性もあった。しか
し、鉤部9を設けるにより、伸長部と圧縮部を分けるこ
とができ、圧縮部では従来どおり気密性の保持を図るこ
とができる。また、伸長部では弁1が容易に元に戻るこ
とができ、正常状態への復帰という課題を同時に満たす
ことを可能とした。さらに、挿入する際に、挿入体を鉤
部9でガイドしながら挿入することができるため、挿入
体の挿入容易性と嵌合性を向上させることも可能とな
る。 【0030】カバー2は、図3に示すように中心に嵌合
孔を有し、嵌合孔に向かって緩やかなテーパー(傾斜)
を有する。また、外部で固着できるように、カバー2の
外側部に少なくとも2つの切欠き部31を有し、混注ポ
ート本体側部に設けられている突起部と係合する。 【0031】挿入孔3は一本の直線のスリット状のもの
であっても良いし、中心で交わる3本の直線の切れ込み
であっても良い。図4は本発明の実施形態にかかる医療
用混注ポートをルアー等の挿入体を挿入する方向から見
た平面図を示す。図4において、カバー2の外周は円形
で示されているが、弁形状と同様に楕円形であっても良
い。弁1の中央部を残して、弁の周縁部と周縁上部とを
カバー2で覆い、かつ拘持することによって、外部に曝
される医療用混注ポートの挿入孔の表面を少なくして感
染の機会を減少することができる。また、このカバーに
よってディスク弁1への挿入体を医療用混注ポートにし
っかりと保持することができる。例えば、カバー中央部
に挿入体と同じか、或いはやや小さい径を有する円形の
嵌合孔6を形成すると、弁に挿入した導管やルアー等の
挿入体を嵌合孔6にはめ込んでしっかりと保持すること
ができる。挿入体を弁1に挿入しただけのものだと、安
定して保持できないだけでなく、長時間挿入された挿入
体が弾性を有するディスク弁1に押し戻され、弁1から
抜去するおそれがある。しかし、本実施形態において
は、挿入体がしっかりと保持され、その危険性が回避で
きる。 【0032】嵌合孔6は挿入されるものによってその形
状や寸法を調整すれば良いが、注射器や輸液・輸血セッ
ト等を混注ポートに接続する機会が多いのなら、その寸
法を標準ルアーに適合するように径3.9〜4.4m
m、肉厚0.3〜1.0mmの範囲にするのが好まし
く、径3.9〜4.2mm、肉厚0.5〜0.7mmの
範囲がさらに好ましい。また、上記の挿入体のテーパー
状のルアーに対応させて、嵌合孔6をテーパー状に形成
しても良い。混注ポートのカバー2の素材としては、弁
1や挿入体をしっかりと保持するために適当な硬さを有
することが必要である。特にカバー2は挿入体をその嵌
合孔6に挿入し易く(あまり硬過ぎると、挿入体を挿入
する際の許容度が小さくなってしまう)、かつしっかり
と嵌合させるため、適当な硬度を有し、また破損し難い
材料から形成されるのが望ましい。例えば、ポリアセタ
ール、ポリプロピレンの他、ポリアクリルアミド、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
等が望ましい。 【0033】また、カバー2において、図1に示すよう
に弁の裏側面の中央部を残して周縁下部を担持する台座
7を設けると、弁1を医療用混注ポート本体によりしっ
かりと拘持できる。台座7は弁形状に合わせて環状に形
成されている。図5からも判るように、弁1を拘持しつ
つ弁下部の滞留部分(デッドスペース)4を最小とする
ため、台座7の先端(台座7の最も内周の側端部)にお
ける肉厚L3は0.1〜1.0mmが望ましく、0.3
〜0.7mmがさらに望ましい。また、図1あるいは図
5に示すように台座7上部に有する孔を形成する台座7
の縁端部、すなわち弁の下部周縁部と接触する位置に環
状リブ5を形成すると、混注ポートへの挿入によって弁
が変形したときでも、弁1と台座7との間を通って混注
ポート内部から液が洩れるのを防止できる。成形し易
さ、再閉鎖性の確保、めり込み防止、液洩れ防止の観点
から、図5の混注ポートの環状リブ5のように、台座7
上部に有する孔を形成する台座7の縁端部に沿って環状
にリブを形成するのが好ましい。 【0034】図4に示すように、嵌合孔6の径をD1、
ディスク弁1の外径をD2、挿入孔3のスリットの長さ
をL0と表す。このとき、弁の挿入性や逆止効果等か
ら、1.1≦D2/L0≦4を満たすことが好ましい。
挿入孔の長さL0が弁の外径D2に比べて大きい場合、
即ちD2/L0が1.1より小さくなると、弁への挿入
によって弁の変形・破損(裂け)が懸念され、また挿入
孔3に対して弁周縁部の(挿入体を弁に挿入したとき
の)変形可能部分が小さくなって、弁に挿入することが
困難になる。逆に、D2/L0が4より大きくなると弁
に挿入し易くなるが、反面、混注ポートが大型化してコ
ストアップになり、また医療器具に混注ポートを装着し
にくくなる。また、挿入孔であるスリットの長さL0と
挿入体について述べる。挿入体をスリットに挿入した
際、弁1に埋接している挿入体の径を挿入部径とする
と、スリットの長さL0は挿入部径の0.7倍以上で、
かつ1.1倍以下のものが好ましい。L0がその範囲よ
り小さいと挿入体を挿入し難いし、大きいと混注ポート
から挿入体を抜去したときに挿入孔から液が漏れ易くな
る。 【0035】図5に示す弁の肉厚L1は挿入性や逆止効
果、経済性等の点から1〜2mmであるのが好ましい。
弁1を構成する材料としては、一般的なゴム状弾性を示
す材料であれば良く、より限定するなら硬度JIS−A
において、20〜55のものが好ましい。具体的な材質
として、シリコンゴム、天然ゴム、ブチルゴムやニトリ
ルゴム等の合成ゴム、あるいは熱可塑性エラストマー等
が挙げられる。 【0036】また、混注ポートから液の注入だけでな
く、液の採取も可能にするため、図1に示すように挿入
体が弁1を貫通して保持される必要がある。すなわち、
挿入体の挿入深さをDとすると、挿入深さの最大値Dma
xは混注ポート本体の底面までの深さとなり、弁の肉厚
L1および嵌合孔を形成するカバーにおける挿入体と接
する部分の肉厚L2との間で(L1+L2)≦D≦Dma
xの関係を満たす必要 がある。実際には、挿入体が混注
ポート本体の底面に密着しても、接触面がフラットでは
なく凹凸を有する形状であれば液の注入・採取は可能で
あるが、好ましくは(L1+L2)≦D≦2Dmax/3
の関係を満た すことが望ましい。 【0037】次に、本実施形態にかかる混注ポートを血
液回路に用いる場合には、図6に示すようなカバー2に
さらに係合することのできるカバーホルダー61を外側
に追加することが効果的である。混注ポート本体の材質
は、透明性の確保およびチューブの接着性を考慮してポ
リカーボネートを採用しているため、耐薬品性に乏し
い。したがって、混注ポート本体に設けている突起部
が、オートクレーブ滅菌等による塩ビチューブからのD
OP(ジオクチルフタレート)等により犯されて破損す
る可能性もある。かかる弊害を未然に防止すべく、図7
に示すように、混注ポート本体の外側を被包するよう
、別素材のカバーホルダー61を取り付け、カバーホ
ルダー61の上部にある鉤部62とカバー2の切欠き部
31を係合させて固着する。 【0038】また、挿入体の係止をより確実に行うため
に、図8に示すようなフリーロックナットを用いること
も効果的である。ロックアダプターキャップカバー81
は回転可能であり、下部に設置された切欠き部82を用
いてカバー2と固着する。すなわち、図9にロックアダ
プターキャップカバー81下部の拡大断面図を示すが、
ロックアダプターキャップカバー81の内側に、回転し
て係合するための切欠き部82が存在する。ロックアダ
プターキャップカバー81をこの切欠き部82とカバー
の周縁部に位置する突出部32とが嵌合するようにはめ
込み(図10(a))、さらに回転させることで、(図
10(b))のように係合して確実に固着することがで
きる。 【0039】 【発明の効果】以上のように、本発明にかかる医療用混
注ポートは、挿入体を混注ポートに一旦接続すると不用
意に抜去されることなく、確実に保持することができ
る。 【0040】また、混注ポートは挿入体との簡易な係止
手段を有しているため、混注ポートの弁や混注受け口の
形状・寸法は挿入体によって拘束される度合いが少な
く、混注ポート全体の設計は比較的自由になる。そのた
め、衛生的および機能的に好ましい形状・寸法を取るこ
とができる。その結果、本発明の混注ポートでは汚染の
機会を減少することができる。 【0041】また、挿入体が弁に十分に挿入した状態で
保持され、流路が確保されるため、投与した薬液が無駄
になる恐れがない。さらに混注ポートが簡易な構造であ
るため、安価に製造することができ、また各種の医療器
具に容易に混注ポートを装着することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明にかかる医療用混注ポートの説明図で
ある。 【図2】 本発明にかかる医療用混注ポートにおけるデ
ィスク弁の説明図である。 【図3】 本発明にかかる医療用混注ポートにおけるカ
バーの説明図である。 【図4】 本発明にかかる医療用混注ポートの平面図で
ある。 【図5】 本発明にかかる医療用混注ポートの断面図で
ある。 【図6】 本発明にかかる医療用混注ポートにおけるホ
ルダーの説明図である。 【図7】 本発明にかかる医療用混注ポートにおけるホ
ルダー使用時の説明図である。 【図8】 本発明にかかる医療用混注ポートにおける
リーロックナットの説明図である。 【図9】 ロックアダプターキャップカバー接続部の拡
大図である。 【図10】 ロックアダプターキャップカバー接続の概
念説明図である。 【図11】 挿入体挿入時の状態説明図である。 【符号の説明】 1 弁(ディスク弁) 2 カバー 3 挿入孔(スリット) 4 デッドスペース(滞留部分) 5 環状リブ 6 嵌合孔 7 台座 8 流路(流出入口) 9 鉤部 11 弁切欠き部 31 カバー切欠き部 32 結合用突出部 61 ホルダー本体 62 ホルダー鉤部 81 ロックアダプターキャップカバー 82 固着用切欠き部 D 挿入体の挿入深さ Dmax 最大挿入深さ D1 嵌合孔の径 D2 弁の外径 L0 挿入孔の長さ L1 弁の肉厚 L2 嵌合孔の肉厚 L3 台座の肉厚 L4 台座の孔径 H 混注ポートの高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−4685(JP,A) 実開 昭64−31752(JP,U) 実開 昭59−135(JP,U) 特表 平4−502570(JP,A) 特表 平9−502636(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 39/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 中央部に挿入孔の形成されたディスク状
    の弁と、前記弁の裏側面の中央部を残して周縁下部を担
    持する台座と、前記弁の表側面の中央部を残し少なくと
    も前記弁の周縁上部を覆う前記弁を拘持するカバーとを
    備え、挿入体を挿入孔に差し込んだ場合に、嵌合孔を形
    成する前記カバーの縁端部によって前記挿入体が混注ポ
    ートに係止される係止手段を有することを特徴とする医
    療用混注ポート。
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