JP3322187B2 - コード編集装置と記録媒体 - Google Patents

コード編集装置と記録媒体

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JP3322187B2
JP3322187B2 JP28446197A JP28446197A JP3322187B2 JP 3322187 B2 JP3322187 B2 JP 3322187B2 JP 28446197 A JP28446197 A JP 28446197A JP 28446197 A JP28446197 A JP 28446197A JP 3322187 B2 JP3322187 B2 JP 3322187B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コード進行デー
タの部分的変更等を行なうのに好適なコード編集装置及
び記録媒体に関し、特にいずれかのコード区間において
複数のコードを並列的に表示すると共に該複数のコード
を選択中か否かにより異なる表示態様で表示してコード
指示操作だけでコード変更を行なうことによりコード編
集作業を容易にしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、メロディを複数区間に分割して各
区間毎にコードを決定することにより自動的にコード進
行データを生成する装置は知られている(例えば、特開
平9−26790号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術によ
ると、自動的に生成されたコード進行データについて部
分的にコード名、コード区間長等を変更するためにコー
ド編集作業を行なうのが通例である。コード編集作業
は、自動生成されたコード進行データに関する何等の付
加情報もない環境において、例えばマウス、キーボード
等の操作によりコード名を変更したり、コード区間長を
変更したりする形で行なわれる。しかし、初心者等にと
っては、適切なコード名やコード区間長が不明であった
り、操作が煩雑であったりして作業が容易でなかった。
【0004】この発明の目的は、初心者等であっても簡
単にコード編集作業を行なうことができる新規なコード
編集装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る第1のコ
ード編集装置は、表示面を有する表示装置と、一連のコ
ード区間のうちの各コード区間毎に選択状態を有するコ
ードデータを記憶すると共に前記一連のコード区間のう
ちの少なくとも1つのコード区間において非選択状態を
有するコードデータを記憶する記憶手段と、前記各コー
ド区間毎に選択状態を有するコードデータに対応するコ
ードを選択状態に対応する第1の表示態様で前記表示面
に表示してコード進行表示を行なうように前記表示装置
を制御する表示制御手段であって、前記少なくとも1つ
のコード区間において選択状態を有する第1のコードデ
ータに対応する第1のコードと非選択状態を有する第2
のコードデータに対応する第2のコードとを並列的に表
示すると共に該第2のコードを前記第1の表示態様とは
異なり且つ非選択状態に対応する第2の表示態様で表示
するように前記表示装置を制御するものと、前記表示面
にて前記第2のコードが指示されるのに応答して前記第
2のコードデータを選択状態にすると共に前記第1のコ
ードデータを非選択状態にする選択手段とを備え、前記
選択手段で選択状態にされた前記第2のコードデータに
基づいて前記第2のコードを前記第1の表示態様で表示
すると共に前記選択手段で非選択状態にされた前記第1
のコードデータに基づいて前記第1のコードを前記第2
の表示態様で表示するように前記表示装置を制御する処
理を前記表示制御手段に実行させる構成にしたものであ
る。
【0006】第1のコード編集装置によれば、表示面に
は、一連のコード区間に対応してコード進行が表示され
ると共に少なくとも1つのコード区間には選択中の第1
のコードと選択中でない第2のコードとが表示態様を異
にして並列的に表示される。ユーザが表示面にて第2の
コードを指示すると、第2のコードが選択状態となり、
それに対応する第1の表示態様で表示されると共に、第
1のコードが非選択状態となり、それに対応する表示態
様で表示される。
【0007】従って、ユーザとしては、各コードが選択
又は非選択のいずれの状態にあるかを容易に目視確認で
きると共にコード指示操作だけで簡単にコード変更が可
能である。
【0008】この発明に係る第2のコード編集装置は、
表示面を有する表示装置と、一連のコード区間のうちの
各コード区間毎に選択状態を有するコードデータを記憶
すると共に前記一連のコード区間のうちの少なくとも1
つのコード区間において非選択状態を有するコードデー
タを記憶する記憶手段であって、前記少なくとも1つの
コード区間において選択状態を有する第1のコードデー
タと非選択状態を有する第2のコードデータとが互いに
異なるコード区間長を有するものと、前記各コード区間
毎に選択状態を有するコードデータに対応するコードを
選択状態に対応する第1の表示態様で前記表示面に表示
してコード進行表示を行なうように前記表示装置を制御
する表示制御手段であって、前記少なくとも1つのコー
ド区間において前記第1のコードデータに対応する第1
のコードと前記第2のコードデータに対応する第2のコ
ードとを互いに異なるコード区間長で並列的に表示する
と共に該第2のコードを前記第1の表示態様とは異なり
且つ非選択状態に対応する第2の表示態様で表示するよ
うに前記表示装置を制御するものと、前記表示面にて前
記第2のコードが指示されるのに応答して前記第2のコ
ードデータを選択状態にする選択手段であって、前記第
1のコードデータのコード区間長Xと前記第2のコード
データのコード区間長Yとを比較し、X<Yであれば前
記第1のコードデータを非選択状態にし、X>Yであれ
ば前記第1のコードデータを前記第2のコードデータと
重複する重複区間でのみ非選択状態にするものとを備
え、前記選択手段で選択状態にされた前記第2のコード
データに基づいて前記第2のコードを前記第1の表示態
様で表示するように前記表示装置を制御する一方、前記
選択手段での比較結果がX<Yであったときは前記選択
手段で非選択状態にされた前記第1のコードデータに基
づいて前記第1のコードを前記第2の表示態様で表示す
るように前記表示装置を制御し、前記選択手段での比較
結果がX>Yであったときは前記選択手段で前記重複区
間のみが非選択状態にされた第1のコードデータに基づ
いて前記第1のコードを前記重複区間でのみ非選択を表
わす表示態様で表示するように前記表示装置を制御する
処理を前記表示制御手段に実行させる構成にしたもので
ある。
【0009】第2のコード編集装置によれば、表示面に
は、一連のコード区間に対応してコード進行が表示され
ると共に少なくとも1つのコード区間には選択中の第1
のコードと選択中でない第2のコードとが表示態様を異
にして且つコード区間長を異にして並列的に表示され
る。ユーザが表示面にて第2のコードを指示すると、第
2のコードが選択状態となり、それに対応する表示態様
で表示される。また、第1のコードは、第2のコードに
比べてコード区間長が短かければ(X<Yであれば)、
非選択状態とされ、それに対応する表示状態で表示さ
れ、第2のコードに比べてコード区間長が長ければ(X
>Yであれば)、第2のコードと重複する重複区間での
み非選択状態とされ、重複区間でのみ非選択を表わす表
示態様(例えば網掛け表示)で表示される。
【0010】従って、ユーザとしては、各コードが全区
間又は一部区間で選択又は非選択のいずれの状態にある
かを容易に目視確認できると共にコード指示操作だけで
簡単にコード区間長の変更を伴うコード変更が可能であ
る。
【0011】この発明に係る第3のコード編集装置は、
表示面を有する表示装置と、一連のコード区間のうちの
各コード区間毎に選択状態を有するコードデータを記憶
すると共に前記一連のコード区間のうちの少なくとも1
つのコード区間において非選択状態を有するコードデー
タを記憶する記憶手段であって、前記少なくとも1つの
コード区間において追加表示用の複数のコードデータを
記憶するものと、前記各コード区間毎に選択状態を有す
るコードデータに対応するコードを選択状態に対応する
第1の表示態様で前記表示面に表示してコード進行表示
を行なうように前記表示装置を制御する表示制御手段で
あって、前記少なくとも1つのコード区間において選択
状態を有する第1のコードデータに対応する第1のコー
ドと非選択状態を有する第2のコードデータに対応する
第2のコードとを並列的に表示すると共に該第2のコー
ドを前記第1の表示態様とは異なり且つ非選択状態に対
応する第2の表示態様で表示するように前記表示装置を
制御するものと、前記表示面にて前記第2のコードの一
方側が指示されるのに応答して前記第2のコードデータ
を選択状態にすると共に前記第1のコードデータを非選
択状態にする選択手段とを備え、前記選択手段で選択状
態にされた前記第2のコードデータに基づいて前記第2
のコードを前記第1の表示態様で表示すると共に前記選
択手段で非選択状態にされた前記第1のコードデータに
基づいて前記第1のコードを前記第2の表示態様で表示
するように前記表示装置を制御する処理を前記表示制御
手段に実行させ、前記表示面にて前記第1のコードの他
方側が指示されるのに応答して前記追加表示用の複数の
コードデータに対応する複数のコードを前記表示面に表
示するように前記表示装置を制御する処理を前記表示制
御手段に実行させ、前記表示面にて前記複数のコードの
うちの1つが指示されるのに応答してその指示に係る第
3のコードに対応する第3のコードデータを選択状態に
すると共に前記第1のコードデータを非選択状態にする
処理を前記選択手段に実行させ、前記選択手段で選択状
態にされた前記第3のコードデータに基づいて前記第3
のコードを前記第1のコードの代りに前記第1の表示態
様で前記表示面に表示するように前記表示装置を制御す
る処理を前記表示制御手段に実行させる構成としたもの
である。
【0012】第3のコード編集装置によれば、表示面に
は、一連のコード区間に対応してコード進行が表示され
ると共に少なくとも1つのコード区間には選択中の第1
のコードと選択中でない第2のコードとが表示態様を異
にして並列的に表示される。ユーザが表示面にて第2の
コードの一方側(例えば左側)を指示すると、第1のコ
ード編集装置の場合と同様にして第1のコードの代りに
第2のコードを選択し、表示することができる。また、
ユーザが第1のコードの他方側(例えば右側)を指示す
ると、表示面には、第1のコードの代りに選択可能な複
数のコードが追加表示される。ユーザが、追加表示に係
る複数のコードのうちの1つを指示すると、その指示に
係る第3のコードが選択状態になると共に第1のコード
が非選択状態となり、表示面には第1のコードの代りに
第3のコードが選択状態に対応する表示態様で表示され
る。
【0013】従って、ユーザとしては、コード指示操作
だけで簡単にコード変更を行なえると共により多くのコ
ードの中から所望のコードを選択するのが容易となる。
【0014】この発明に係る第4のコード編集装置は、
表示面を有する表示装置と、所望のメロディデータを記
憶すると共に該メロディデータに関して一連のコード区
間のうちの各コード区間毎に選択状態を有するコードデ
ータを記憶する記憶手段であって、前記一連のコード区
間のうちの少なくとも1つのコード区間において非選択
状態を有するコードデータを記憶するものと、前記各コ
ード区間毎に選択状態を有するコードデータに対応する
コードを選択状態に対応する第1の表示態様で前記表示
面の第1の画面に表示して該第1の画面でコード進行表
示を行なうと共に前記各コード区間毎に選択状態を有す
るコードデータに対応するコードを前記表示面の第2の
画面に表示して該第2の画面でコード進行表示を行なう
ように前記表示装置を制御する表示制御手段であって、
前記第1の画面には前記少なくとも1つのコード区間に
おいて選択状態を有する第1のコードデータに対応する
第1のコードと非選択状態を有する第2のコードデータ
に対応する第2のコードとを並列的に表示すると共に該
第2のコードを前記第1の表示態様とは異なり且つ非選
択状態に対応する第2の表示態様で表示するように前記
表示装置を制御し、前記第2の画面には前記メロディデ
ータを表示するように前記表示装置を制御するものと、
前記第1の画面にて前記第2のコードが指示されるのに
応答して前記第2のコードデータを選択状態にすると共
に前記第1のコードデータを非選択状態にする選択手段
とを備え、前記選択手段で選択状態にされた前記第2の
コードデータに基づいて前記第2のコードを前記第1の
画面に前記第1の表示態様で表示すると共に前記選択手
段で非選択状態にされた前記第1のコードデータに基づ
いて前記第1のコードを前記第1の画面に前記第2の表
示態様で表示するように前記表示装置を制御する処理
と、前記選択手段で選択状態にされた前記第2のコード
データに基づいて前記第2のコードを前記第2の画面の
コード進行表示において前記第1のコードの代りに表示
するように前記表示装置を制御する処理とを前記表示制
御手段に実行させる構成にしたものである。
【0015】第4のコード編集装置によれば、表示面に
は、第1及び第2の画面が表示される。第1の画面に
は、一連のコード区間に対応してコード進行が表示され
ると共に少なくとも1つのコード区間には選択中の第1
のコードと選択中でない第2のコードとが表示態様を異
にして並列的に表示される。ユーザが表示面にて第2の
コードを指示すると、第1のコード編集装置の場合と同
様にして第1のコードの代りに第2のコードを選択し、
表示することができる。また、第2の画面には、メロデ
ィデータと共に第1の画面と同様のコード進行が表示さ
れる。第1の画面において上記のように第1のコードの
代りに第2のコードが選択されると、第2の画面のコー
ド進行表示においても第1のコードの代りに第2のコー
ドが表示される。
【0016】従って、ユーザとしては、コード指示操作
だけで簡単にコード変更を行なえると共にメロディとの
関連でコード変更を行なうのが容易となる。
【0017】この発明を実施する際には、前記表示制御
手段と、前記選択手段とにそれぞれ相当する処理ステッ
プを含むプログラムを記録した記録媒体を用いてもよ
い。すなわち、記録媒体のプログラムを読取って各処理
ステップを実行するコンピュータによりコード編集装置
の機能を実現することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態に
係るコード編集装置を示すもので、このコード編集装置
は、パーソナルコンピュータ10と、表示装置12と、
電子楽器14とを含んでいる。
【0019】パーソナルコンピュータ10において、バ
ス16には、検出回路18,20、CPU(中央処理装
置)22、ROM(リード・オンリィ・メモリ)24、
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)26、タイマ2
8、表示回路30、インターフェイス32、外部記憶装
置34等が接続されている。
【0020】検出回路18は、入力操作子としてのマウ
ス36から操作情報を検出するものである。マウス36
では、各種の指示又は選択操作を行なうことができる。
【0021】検出回路20は、文字入力及び数字入力が
可能なキーボード38から操作情報を検出するものであ
る。キーボード38では、各種の指示又は選択操作、メ
ロディデータ入力操作等を行なうことができる。
【0022】CPU22は、ROM24にストアされた
プログラムに従ってコード編集に関する各種処理を実行
するもので、これらの処理については図3〜7を参照し
て後述する。
【0023】ROM24は、上記したプログラムの他
に、多数のコードデータをコードデータベース24Aと
して記憶するものである。
【0024】RAM26は、CPU22による各種処理
に際して使用される種々の記憶部を含むもので、これら
の記憶部については、図2を参照して後述する。
【0025】タイマ28は、与えられるテンポデータに
対応する周期でテンポクロック信号を発生するもので、
テンポクロック信号を割込命令信号としてCPU22に
供給する。テンポクロック信号に基づく割込処理を利用
することにより選択に係る曲データに基づく自動演奏を
行なうことができる。
【0026】表示回路30は、表示装置12の表示動作
を制御することにより各種の表示を可能にするものであ
る。この発明を実施する際には、表示装置12の画面が
上下に分割され、上部画面12Aには図8に示すような
トラック画面が、下部画面12Bには図9に示すような
コード処理画面がそれぞれ表示される。
【0027】インターフェイス32は、MIDI(Music
al Instrument Digital Interface)規格に適合したもの
で、電子楽器14との間で演奏情報等の送受信を行なう
ために設けられたものである。電子楽器14の鍵盤操作
に基づいてインターフェース32を介してパーソナルコ
ンピュータ10にメロディデータを入力可能である。
【0028】外部記憶装置34は、HD(ハードディス
ク)、FD(フロッピィディスク)、CD(コンパクト
ディスク)、DVD(ディジタル多目的ディスク)、M
O(光磁気ディスク)等のうち1又は複数種類の記録媒
体を着脱可能なものである。外部記憶装置34に所望の
記録媒体を装着した状態では、記録媒体からRAM26
へデータを転送可能である。また、装着した記録媒体が
HDやFDのように書込可能なものであれば、RAM2
6のデータを記録媒体に転送可能である。
【0029】外部記憶装置34に装着する記録媒体に
は、多数の楽曲の曲データが曲データベース34Aとし
て記録されている。各曲データは、メロディデータ、各
種伴奏データ等を含むもので、MIDI規格に従って作
成されたものである。
【0030】図2は、RAM26内の各種記憶部を示す
ものである。RAM26において、記憶部MDは、入力
に係るメロディデータを記憶するもの、記憶部CDは、
抽出に係るコード候補データを記憶するもの、記憶部C
Pは、コード進行データを記憶するものである。
【0031】記憶部CDに記憶される各コード候補デー
タUCDは、選択フラグデータSFと、区間長データL
Gと、コード名データCNとを含んでいる。選択フラグ
データSFは、選択中(選択状態)であれば1であり、
選択中でないならば(非選択状態であれば)0である。
【0032】区間長データLGは、コード区間長を表わ
すもので、一例として4つの半小節に対応する4ビット
のデータからなっている。例えば、2小節のコード区間
長を「1111」で表わし、1小節のコード区間長を
「1100」で表わし、半小節のコード区間長を「10
00」で表わす。
【0033】コード名データCNは、半小節のコード区
間長については1個のコード名を表わし、1小節のコー
ド区間長については1又は2個のコード名を表わし、2
小節のコード区間長については1〜4個のいずれかのコ
ード名を表わす。
【0034】コード候補データUCDに基づいて図9に
示すようなコードボックスCBが表示される。例えば
「EminAmin7」を枠で囲んだ形のコードボック
スは、選択フラグデータSFを1とすると共に区間長デ
ータLGを「1100」としてコード名データCNで
「Emin」及び「Amin7」の2つのコード名を表
わすコード候補データに基づいて表示される。
【0035】記憶部CPに記憶されるコード進行データ
は、図2の右部に示すように半小節毎に「Bmin」等
のコード名データをコード進行順に記憶し、最後にエン
ドデータENを記憶したものである。
【0036】図3は、メインルーチンを示すもので、ス
テップ40では、初期設定処理を行なう。この処理で
は、表示装置12の上部画面12Aに初期画面としてト
ラック画面を表示する。このとき表示されるトラック画
面は、図8において、曲名「春」と、小節番号「2
5」、「29」、「33」、「37」と、4分音符及び
「Block1」〜「Block7」を含む破線部のデ
ータ表示と、コード進行表示部GCのコード進行表示と
を削除したものに相当する。
【0037】次に、ステップ42では、メロディデータ
選択処理を行なう。この処理では、マウス36、キーボ
ード38等の操作に応じて曲データベース34Aから所
望の曲データを選択して読出す。そして、読出しに係る
曲データに基づいて表示装置12の上部画面12Aとし
てのトラック画面に図8に示すように曲名と、メロディ
パート及び各種伴奏パートの演奏区間を表示する。ま
た、読出しに係る曲データ中のメロディデータをRAM
26内の記憶部MDに記憶させる。メロディデータを入
力するための他の方法としては、電子楽器14の鍵盤で
の鍵操作又はキーボード38のキー操作に応じて所望の
メロディデータを入力し、記憶部MDに記憶させてもよ
い。
【0038】次に、ステップ44では、コード処理画面
を表示するか判定する。マウス36、キーボード38等
の操作により表示する旨の指示を行なうと、ステップ4
4の判定結果が肯定的(Y)となり、ステップ46に移
る。
【0039】ステップ46では、選択されたメロディデ
ータがあるか判定する。図8のトラック画面に表示され
た複数トラックの中からマウス36、キーボード38等
の操作によりメロディトラック(Block1)が選択
されているときは、ステップ46の判定結果が肯定的
(Y)となり、ステップ48に移る。
【0040】ステップ48では、コード編集を含むコー
ド処理を行なうが、詳細については図4を参照して後述
する。
【0041】ステップ48の処理が終ったときあるいは
ステップ44又は46の判定結果が否定的(N)であっ
たときは、ステップ50に移り、その他の処理を行な
う。その他の処理としては、選択に係る曲データを五線
譜形式でトラック画面に表示する処理等が行なわれる。
【0042】この後、ステップ52で処理終了か判定
し、判定結果が否定的(N)であればステップ42に戻
る。そして、ステップ42以降の処理を上記したと同様
に繰返す。ユーザーがマウス36、キーボード38等の
操作により終了の指示を与えると、ステップ52の判定
結果が肯定的(Y)となり、処理エンドとする。
【0043】図4は、コード処理のサブルーチンを示す
もので、ステップ60では、表示装置12の下部画面1
2Bにコード処理画面を表示する。このとき表示される
コード処理画面は、図9において、表示枠CTD内の表
示事項と、小節表示部MPの表示事項と、コード進行表
示部DCの表示事項と、お勧めコード群表示部RCの表
示事項と、カーソルCL ,CR とを削除したものに相当
する。このとき、表示枠MS内には、選択に係るメロデ
ィトラック名(例えば「Block1」)が表示され
る。
【0044】次に、ステップ62では、コード候補デー
タを抽出して記憶部CDに記憶する。すなわち、図9の
コード処理画面において、コード傾向ボタンCTにカー
ソル(図示せず)をあててマウス36でワンクリックす
ることにより表示枠CTDの下に複数のコード傾向名を
示すリストボックス(図示せず)を表示した後、マウス
36、キーボード38等の操作に応じてリストボックス
内から所望のコード名を選択する。そして、コード候補
抽出スタートボタンCSにカーソルをあててマウス36
でワンクリックすることによりコード候補抽出処理をス
タートさせる。
【0045】コード候補抽出処理では、コードデータベ
ース24Aにおいて、先に選択されたコード傾向名に対
応したコードデータ群中から記憶部MDのメロディデー
タに適合したコードデータをメロディの流れに従って次
々に選択し、コード候補データとして記憶部CDに記憶
させる。この場合、一連のコード区間は、半小節、1小
節及び2小節の3種類の長さのコード区間を含んでお
り、各コード候補データ毎に区間長データLGでコード
区間の長さ(コード区間長)を表わす。
【0046】次に、ステップ64では、お勧めのコード
候補データの選択フラグデータSFを1にする。すなわ
ち、一連のコード区間では、各コード区間毎に1又は複
数のコード候補データが存在する。1つしかコード候補
データが存在しないコード区間では、そのコード候補デ
ータのSFを1とする。また、複数のコード候補データ
が存在するコード区間では、該複数のコード候補データ
のうちで最もメロディ及びコード傾向に適合した1つの
コード候補データのSFを1とし、他のコード候補デー
タのSFを0とする。
【0047】次に、ステップ66では、記憶部CD中の
コード候補データに対応したコードボックス群を図9に
示すようにコード処理画面のお勧めコード群表示部RC
に表示する。このとき、小節表示部MPには、表示部R
Cのコード進行に対応する小節進行が表示される。
【0048】表示部RCにおいて、SF=1のコード候
補データに対応するコード名は、枠で囲んだ形のコード
ボックスCB内に表示する。また、SF=0のコード候
補データに対応するコード名は、SF=1に対応するコ
ード名とは表示態様を異ならせ、枠の一部が切れた形の
コードボックスCB’で表示する。実際には、コードボ
ックスCBは、黒地に「Emin」等のコード名が白文
字で表示されると共に、コードボックスCB’は、白地
に「G Maj」等のコード名が黒文字で表されるもの
であり、以下では、CB及びCB’をそれぞれ黒いコー
ドボックス及び白いコードボックスと称する。
【0049】コード候補データが1つしか存在しないコ
ード区間では、そのコード候補データに対応するコード
名が黒いコードボックス内に表示される。コード候補デ
ータが複数存在するコード区間では、SF=1に対応す
るコード名が黒いコードボックス内に表示されると共に
SF=0に対応するコード名が黒いコードボックスに並
列に白いコードボックス内に表示され、コード区間長が
長いコード名ほど上方に位置するように表示される。こ
のような表示形式によれば、選択中のコードと選択中で
ないコードとを目視確認するのが容易となる。
【0050】次に、ステップ68では、記憶部CDから
SF=1のコード候補データ中のコード名データCNを
抽出してコード進行データとして記憶部CPに記憶させ
る。そして、記憶部CPのコード進行データに基づいて
図9に示すようにコード進行表示部DCにコード進行を
表示すると共に図8に示すようにトラック画面のコード
進行表示部GCに記憶部CPのコード進行データに基づ
いてコード進行を表示する。表示部DC及びGCに表示
されるコード進行は、表示部RCにおいて一連の黒いコ
ードボックス内のコード名で表わされるコード進行と等
しい。
【0051】次に、ステップ70では、コードボックス
上にカーソルが移動したか判定する。所望のコードボッ
クスにカーソルをあてると、ステップ70の判定結果が
肯定的(Y)となり、ステップ72に移る。
【0052】ステップ72では、コードボックス上でカ
ーソルが右半分又は左半分のいずれを指示するかに応じ
てカーソル表示を変更する。一例として、カーソルがコ
ードボックスの右半分を指示するときは、図9に示すカ
ーソルCR を表示し、カーソルがコードボックスの左半
分を指示するときは、図9に示すカーソルCL を表示す
る。
【0053】次に、ステップ74では、コードボックス
に関してマウス36によるワンクリックがなされたか判
定する。カーソルCR 又はCL を図9に示すように表示
した状態でマウス36でワンクリックすると、ステップ
74の判定結果が肯定的(Y)となり、ステップ76に
移る。
【0054】ステップ76では、マウス36によるクリ
ックがコードボックスの右部(カーソルCR を表示した
状態)でなされたか判定する。この判定の結果が肯定的
(Y)であれば、コードボックスの右部でクリックがな
されたことになり、ステップ78に移る。ステップ78
では、リストボックス内に表示されたコードを選択する
ための右部クリック処理が行なわれるが、詳細について
は図7を参照して後述する。
【0055】ステップ76の判定結果が否定的(N)で
あったときは、コードボックスの左部(カーソルCL
表示された状態)でクリックがなされたことになり、ス
テップ80に移る。ステップ80では、黒いコードボッ
クスの代りに白いコードボックスを選択するための左部
クリック処理が行なわれるが、詳細については図5を参
照して後述する。
【0056】ステップ70又は74の判定結果が否定的
(N)であったときあるいはステップ78又は80の処
理が終ったときは、ステップ82でその他の処理を行な
う。その他の処理としては、所望のコード区間において
コードボックスを消去する(コード休止状態にする)処
理等が行なわれる。ステップ82の後は、図3のルーチ
ンにリターンする。
【0057】図5は、左部クリック処理のサブルーチン
を示すもので、ステップ90では、クリックされたコー
ドボックスのSF値及び表示色を反転する。例えば図9
の画面において、黒いコードボックスCBをクリックし
たときは、記憶部CDにおいてコードボックスCBに対
応するコード候補データのSFを0にすると共にコード
ボックスCBを白いコードボックスとする。また、白い
コードボックスCB’をクリックしたときは、記憶部C
DにおいてコードボックスCB’に対応するコード候補
データのSFを1とすると共にコードボックスCB’を
黒いコードボックスとする。なお、黒いコードボックス
(例えば図10のCB3 )をクリックして白いコードボ
ックスにしたとき、上方のコードボックス(例えば図1
0のCB2 )に網掛け表示があれば、その網掛け表示を
消去する。
【0058】次に、ステップ92では、反転後のコード
ボックスのSFが1か(白いコードボックスが黒いコー
ドボックスになったか)判定する。この判定の結果が肯
定的(Y)であれば、ステップ94に移る。ステップ9
4では、クリックされたコードボックスと同列にSF=
1のコードボックスがあるか判定する。この判定結果が
肯定的(Y)であれば、ステップ96に移る。
【0059】同列にSF=1のコードボックスがあると
は、例えば図9のコード処理画面では、第25小節及び
第26小節のコード区間において黒いコードボックスC
1の下の白いコードボックスCB2 をクリックしたと
ころ、コードボックスCB2が黒いコードボックスにな
った場合、コードボックスCB2 と同列にSF=1のコ
ードボックスCB1 があることになる。また、コードボ
ックスCB3 を黒いコードボックスにした後、その上の
白いコードボックスCB2 をクリックしたところ、コー
ドボックスCB2 が黒いコードボックスになると、コー
ドボックスCB2 と同列にSF=1のコードボックスC
3 があることになる。
【0060】次に、ステップ96では、SF=1のコー
ドボックスがあるのは上方か判定する。この判定は、ク
リックされたコードボックスの長さ(コード区間長)よ
り長いSF=1のコードボックスがあるか判定するもの
であり、この判定結果が肯定的(Y)であればステップ
98に移る。ステップ98では、記憶部CDにおいて、
上方のコードボックス対応のコード候補データの区間長
データをクリックされたコードボックス対応のコード候
補データと重複する区間でのみビット値が0になるよう
に変更する。そして、変更された区間長データに基づい
て上方のコードボックスをクリックされたコードボック
スと重複する区間でのみ網掛け表示する。
【0061】例えば、上記例のように黒いコードボック
スCB1 の下の白いコードボックスCB2 をクリックし
たときは、CB1 対応のコード候補データの区間長デー
タ「1111」を「0011」に変更し、この変更され
た区間長データに基づいて図10に示すようにコードボ
ックスCB1 においてコードボックスCB2 と重複する
区間でのみ網掛け表示する。図10には、黒いコードボ
ックスCB2 の下の白いコードボックスCB3 をクリッ
クしたところ、コードボックスCB3 が黒いコードボッ
クスになると共にコードボックスCB2 においてコード
ボックスCB3と重複する区間でのみ網掛け表示が行な
われる例も示されている。
【0062】ステップ96の判定結果が否定的(N)で
あったとき又はステップ98の処理が終ったときは、ス
テップ99に移る。ステップ99では、SF=1のコー
ドボックスが下方にあるか判定する。この判定は、クリ
ックされたコードボックスの長さより短いSF=1のコ
ードボックスがあるか判定するものであり、この判定結
果が肯定的(Y)であればステップ100に移る。ステ
ップ100では、記憶部CDにおいて、下方のコードボ
ックス対応のコード候補データのSFを0にすると共
に、SF=0に応じて下方のコードボックスの表示色を
反転する。
【0063】例えば、上記例のように白いコードボック
スCB3 を黒いコードボックスにした後、コードボック
スCB3 の上の白いコードボックスCB2 をクリックし
たときは、CB3 対応のコード候補データのSFを0に
すると共にコードボックスCB3 を白いコードボックス
にする。このとき、コードボックスCB2 は、ステップ
90の処理で黒いコードボックスとなる。
【0064】ステップ94又は99の判定結果が否定的
(N)であったときあるいはステップ100の処理が終
ったときは、ステップ102に移る。ステップ102で
は、左部クリック処理におけるコード変更に対応して記
憶部CP内のコードデータ等を変更するデータ変更処理
を行なうが、詳細については図6を参照して後述する。
ステップ102の後は、図4のルーチンにリターンす
る。
【0065】ステップ92の判定結果が否定的(N)で
あったときは、黒いコードボックスをクリックしたとこ
ろ、黒いコードボックスが白いコードボックスになった
場合であり、ステップ104に移る。ステップ104で
は、記憶部CDにおいて、クリックされたコードボック
ス対応のコード候補データのコード名データCNを変更
する。コード名データCNが表わす新たなコード名とし
ては、クリックされたコードボックスの直前の半小節の
コード区間のコード名を採用する。ただし、直前の半小
節のコード区間が存在しない場合は、コード名データC
Nを変更しない。また、クリックされたコードボックス
と同列に黒いコードボックスが存在すれば、その黒いコ
ードボックスに対応するコード名をクリックされたコー
ドボックスのコード名とし、クリックされたコードボッ
クスを黒いコードボックス(網掛けなし)とする。
【0066】例えば、図9のコード処理画面において、
コードボックスCB1 をクリックしたところ、コードボ
ックスCB1 が白いコードボックスとなり、同列に黒い
コードボックスが存在しなくなったときは、コードボッ
クスCB1 対応のコード候補データのコード名データC
Nは、「Bmin」の代りに直前の半小節のコード区間
のコード名「Emin」を表わすように変更される。
【0067】次に、ステップ106では、記憶部CD内
のコード変更に対応してコード処理画面の表示部RCの
コード表示を変更する。上記したようにCB1 対応のコ
ード候補データのコード名データCNを「Emin」に
変更したときは、コードボックスCB1 内のコード名
は、「Bmin」から「Emin」に変更される。この
変更に係る「Emin」の白いコードボックスCB1
は、この後再び左部クリックを行なうことによりステッ
プ90で黒いコードボックスとなる。ステップ106の
後は、ステップ102のデータ変更処理を行なってから
図4のルーチンにリターンする。
【0068】図6は、データ変更処理のサブルーチンを
示すもので、ステップ110では、図5の左部クリック
処理におけるコード変更に対応して記憶部CP内のコー
ドを変更する。すなわち、白から黒に変更されたコード
ボックスについては、そのコードボックスに対応するコ
ードに変更し、黒から白に変更されたコードボックスに
ついては、そのコードボックスに対応するコードを消去
するか又は新たなコード名を書込む。
【0069】次に、ステップ112では、記憶部CP内
のコード進行データに基づいてコード処理画面の表示部
DC及びトラック画面の表示部GCのコード進行表示を
変更する。例えば、コード処理画面の表示部RCのコー
ド進行表示が図10に示す通りであったときは、表示部
DCのコード進行表示は、図10に示すようになり、表
示部GCのコード進行表示は、図12に示すようにな
る。図12には、図10とは小節位置がわずかにずれた
コード進行を示したが、第25小節及び第26小節のコ
ード区間のコード進行Qは、図10のコード進行Q’と
同じになっている。また、図8の表示部GCと図12の
表示部GCとを対比すると、コード進行Q”がコード進
行Qに変更されたことがわかる。
【0070】ステップ110で記憶部CPから消去され
たデータについては、表示部DC,GCで非選択である
旨表示される。そして、白いコードボックスを左部クリ
ックすることにより白いコードボックスが黒いコードボ
ックスに変更されたとき、その黒いコードボックスに対
応するコードが表示部RC,DC,GCに表示される。
【0071】図7は右部クリック処理のサブルーチンを
示すもので、ステップ120では、右部クリックされた
コードボックスの下方にリストボックスを表示する。例
えば、図9のコード処理画面においてコードボックスC
3 を左部クリックして黒いコードボックスにした後コ
ードボックスCB3 を右部クリックすると、図11に示
すようにコードボックスCB3 の下方にリストボックス
LBが表示されると共にリストボックスLB内にコード
ボックスCB3 内のコード「C Maj」の代りに選択
可能な複数のコードが表示される。
【0072】次に、ステップ122では、リストボック
スLB内の所望のコードを選択する処理を行なう。例え
ば、リストボックスLB内の所望のコードにカーソルを
あててマウス36でワンクリックする。そして、ステッ
プ124に移る。
【0073】ステップ124では、右部クリックに係る
コードボックスのSFが1か(黒いコードボックスか)
判定する。この判定の結果が否定的(N)であったとき
は、白いコードボックスを右部クリックしたことにな
り、コード変更を行なわずに図4のルーチンにリターン
する。
【0074】ステップ124の判定結果が肯定的(Y)
であったときは、黒いコードボックスを右部クリックし
たことになり、ステップ126に移る。ステップ126
では、ステップ122で選択されたコードに従って記憶
部CD内のコードを変更する。すなわち、右部クリック
に係るコードボックスに対応するコード候補データの代
りに、ステップ122で選択されたコードに対応するコ
ード候補データをSF=1の状態で記憶する。そして、
ステップ128に移る。
【0075】ステップ128では、記憶部CD内の変更
に係るコード候補データに基づいてコードボックス上に
選択に係るコードを表示する。例えば、図11に示すよ
うにリストボックスLB内で「Bmin」のコードを選
択したときは、コードボックスCB3 内に「Bmin」
が表示される。このとき、リストボックスLBは、消去
される。
【0076】次に、ステップ130では、右部クリック
されたコードボックス(選択に係るコードが表示されて
いるもの)の同列下方にSF=1のコードボックスがあ
るか判定する。この判定の結果が肯定的(Y)であれば
ステップ132に移る。ステップ132では、前述のス
テップ100と同様にして記憶部CDにおいて下方のコ
ードボックス対応のコード候補データのSFを0にする
と共に、SF=0に応じて下方のコードボックスの表示
色を反転(黒いコードボックスを白いコードボックス
に)する。
【0077】ステップ130の判定結果が否定的(N)
であったとき又はステップ132の処理が終ったとき
は、ステップ134に移り、図6について前述したと同
様にデータ変更処理を行なう。この結果、記憶部CPで
は、新たに選択されたコードに対応してコード変更が行
なわれると共に、表示部DC,GCでは、新たに選択さ
れたコードに対応してコード進行表示が変更される。
【0078】上記した実施形態によれば、各コードボッ
クスが選択又は非選択のいずれの状態にあるか確認しつ
つコード指示操作だけで簡単にコード変更を行なうこと
ができる。また、コード区間長を異にするコードを選択
可能であり、コード区間長の変更を伴うコード変更も簡
単に行なうことができる。さらに、コードボックスの左
部クリックでコード選択を行なうと共にコードボックス
の右部クリックでコードの追加表示を行なうので、簡単
な操作でより多くのコードの中からコード選択を行なう
ことができる。その上、メロディデータを表示するトラ
ック画面にもコード処理画面と同じコード進行を表示す
るので、メロディ進行を考慮してコード編集を行なうこ
とができる。
【0079】この発明は、上記した実施形態に限定され
るものではなく、種々の改変形態で実施可能なものであ
る。例えば、次のような変更が可能である。
【0080】(1)コード進行データは、半小節毎のコ
ードデータをコード進行順に記憶するフォーマットに限
らず、コード変更タイミング毎にコードデータとタイミ
ングデータとを記憶するフォーマットにしてもよい。
【0081】(2)入力に係るメロディデータからコー
ド候補を決定した後編集を行なうようにしたが、予め記
憶したコード候補データに関して編集を行なうようにし
てもよい。
【0082】(3)コードボックスの左部クリックでコ
ード選択を行なうと共にコードボックスの右部クリック
でリストボックス表示を行なうようにしたが、これら2
種類の操作に限らず、例えばコードボックスの左部、中
央部及び右部をクリック可能とし、中央部をクリックし
たときはコードボックスの長さ(コード区間長)を変更
するようにしてもよい。
【0083】(4)表示色は、選択状態を黒、非選択状
態を白としたが、これに限らず、選択状態をブルー、非
選択状態をグレーにするなどしてもよい。また、コード
ボックスの一部区間の非選択状態を網掛け表示で表わす
ようにしたが、着色表示等の他の表示にしてもよい。
【0084】(5)コード名は、リストボックスを用い
て表示する代りに、別ウィンドウを開いてそこに表示す
るようにしてもよい。
【0085】(6)コード区間長を異にするコードを表
示し、選択するようにしたが、コード区間長が例えば1
小節等で一定のコードを表示し、選択するようにしても
よい。
【0086】(7)メロディデータを入力する手段とし
ては、鍵盤式電子楽器に限らず、弦楽器式、管楽器式等
の任意の形式の電子楽器を用いてもよい。また、外部記
憶装置34から入力する代りに、ROM24に記憶した
メロディデータを選択して入力するようにしてもよい。
【0087】(8)表示面での指示は、マウス等のカー
ソル移動型の指示手段による指示に限らず、手等のタッ
チによる指示でもよい。
【0088】(9)プログラムを記録する記録媒体とし
ては、ROM24に限らず、外部記憶装置34に装着す
る記録媒体(前述のHD、FD、CD、DVD、MO
等)を用いることができる。この場合、記録媒体に記録
したプログラムは、外部記憶装置34からRAM26へ
転送する。そして、RAM26に記憶したプログラムに
従ってCPU22を動作させる。このようにすると、プ
ログラムの追加やバージョンアップ等を容易に行なうこ
とができる。
【0089】(10)この発明の実施に必要なプログラ
ムや各種データは、サーバコンピュータ等から通信ネッ
トワーク(例えばLAN(ローカル・エリア・ネットワ
ーク)、インターネット、電話回線等)及び通信インタ
ーフェイスを介してRAM26又は外部記憶装置34へ
ダウンロード要求に応じて取込むようにしてもよい。
【0090】(11)パーソナルコンピュータ10に相
当する小型コンピュータは、電子楽器14に内蔵させた
り、電子楽器14と一体化させたりしてもよい。
【0091】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、いず
れかのコード区間において複数のコードを並列的に表示
すると共に該複数のコードを選択中か否かにより異なる
表示態様で表示し、選択中でないコードが指示されるの
に応答して指示に係るコードを選択状態とし且つ選択状
態対応の表示態様で表示する一方、選択中であったコー
ドを非選択状態とし且つ非選択状態対応の表示態様で表
示するようにしたので、各コードが選択又は非選択のい
ずれの状態にあるかを容易に目視確認できると共にコー
ド指示操作だけで簡単にコード変更が可能となり、コー
ド編集作業が容易となる効果が得られる。
【0092】また、いずれかのコード区間においてコー
ド区間長を異にする複数のコードを並列的に表示すると
共に該複数のコードを選択中か否かにより異なる表示態
様で表示し、選択中でないコードが指示されるのに応答
して指示に係るコードを選択状態とし且つ選択状態対応
の表示態様で表示する一方、選択中であったコードは、
選択状態になったコードに比べてコード区間長が短かけ
れば非選択状態とし且つ非選択状態対応の表示態様で表
示し、選択状態になったコードに比べてコード区間長が
長ければ選択状態となったコードと重複する区間でのみ
非選択状態とし且つ非選択を表わす表示態様で表示する
ようにしたので、各コードが全区間又は一部区間で選択
又は非選択のいずれの状態にあるかを容易に目視確認で
きると共にコード指示操作だけでコード区間長の変更を
伴うコード変更が可能となり、コード編集作業が容易と
なる効果もある。
【0093】さらに、表示されたコードの一方側が指示
されるのに応答してコード選択を行なうと共に選択され
たコードの他方側が指示されるのに応答して表示中のコ
ードとは別のコードを表示し、選択可能としたので、よ
り多くのコードの中から所望のコードを選択するのが容
易となり、コード編集作業が簡単となる効果もある。
【0094】その上、コード編集を行なう第1の画面の
他に、メロディ表示及びコード進行表示を行なう第2の
画面を設け、第1の画面におけるコード進行表示の変更
に対応して第2の画面におけるコード進行表示を変更す
るようにしたので、メロディとの関連でコード変更を行
なうのが容易となり、コード編集作業が簡単となる効果
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係るコード編集装置
を示すブロック図である。
【図2】 RAM内の各種記憶部を示す図である。
【図3】 メインルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図4】 コード処理のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図5】 左部クリック処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図6】 データ変更処理のサブルーチンを示すフロー
チャートである。
【図7】 右部クリック処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図8】 選択した曲データを表示した状態のトラック
画面を示す図である。
【図9】 コードボックスを表示した状態のコード処理
画面を示す図である。
【図10】 コード変更した状態のコード処理画面を示
す図である。
【図11】 リストボックスを表示した状態のコード処
理画面を示す図である。
【図12】 コード変更した状態のトラック画面を示す
図である。
【符号の説明】 10:パーソナルコンピュータ、12:表示装置、1
4:電子楽器、16:バス、18,20:検出回路、2
2:CPU、24:ROM、26:RAM、28:タイ
マ、30:表示回路、32:インターフェイス、34:
外部記憶装置、36:マウス、38:キーボード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/36 - 1/42 G10H 1/00 101 - 102 G10H 1/18

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示面を有する表示装置と、 一連のコード区間のうちの各コード区間毎に選択状態を
    有するコードデータを記憶すると共に前記一連のコード
    区間のうちの少なくとも1つのコード区間において非選
    択状態を有するコードデータを記憶する記憶手段と、 前記各コード区間毎に選択状態を有するコードデータに
    対応するコードを選択状態に対応する第1の表示態様で
    前記表示面に表示してコード進行表示を行なうように前
    記表示装置を制御する表示制御手段であって、前記少な
    くとも1つのコード区間において選択状態を有する第1
    のコードデータに対応する第1のコードと非選択状態を
    有する第2のコードデータに対応する第2のコードとを
    並列的に表示すると共に該第2のコードを前記第1の表
    示態様とは異なり且つ非選択状態に対応する第2の表示
    態様で表示するように前記表示装置を制御するものと、 前記表示面にて前記第2のコードが指示されるのに応答
    して前記第2のコードデータを選択状態にすると共に前
    記第1のコードデータを非選択状態にする選択手段とを
    備え、 前記選択手段で選択状態にされた前記第2のコードデー
    タに基づいて前記第2のコードを前記第1の表示態様で
    表示すると共に前記選択手段で非選択状態にされた前記
    第1のコードデータに基づいて前記第1のコードを前記
    第2の表示態様で表示するように前記表示装置を制御す
    る処理を前記表示制御手段に実行させる構成にしたコー
    ド編集装置。
  2. 【請求項2】表示面を有する表示装置と、 一連のコード区間のうちの各コード区間毎に選択状態を
    有するコードデータを記憶すると共に前記一連のコード
    区間のうちの少なくとも1つのコード区間において非選
    択状態を有するコードデータを記憶する記憶手段とを備
    えたコード編集装置において使用される記録媒体であっ
    て、 前記各コード区間毎に選択状態を有するコードデータに
    対応するコードを選択状態に対応する第1の表示態様で
    前記表示面に表示してコード進行表示を行なうように前
    記表示装置を制御するステップであって、前記少なくと
    も1つのコード区間において選択状態を有する第1のコ
    ードデータに対応する第1のコードと非選択状態を有す
    る第2のコードデータに対応する第2のコードとを並列
    的に表示すると共に該第2のコードを前記第1の表示態
    様とは異なり且つ非選択状態に対応する第2の表示態様
    で表示するように前記表示装置を制御するものと、 前記表示面にて前記第2のコードが指示されるのに応答
    して前記第2のコードデータを選択状態にすると共に前
    記第1のコードデータを非選択状態にする選択ステップ
    と、 この選択ステップで選択状態にされた前記第2のコード
    データに基づいて前記第2のコードを前記第1の表示態
    様で表示すると共に前記選択ステップで非選択状態にさ
    れた前記第1のコードデータに基づいて前記第1のコー
    ドを前記第2の表示態様で表示するように前記表示装置
    を制御するステップとを含むプログラムを記録した記録
    媒体。
  3. 【請求項3】表示面を有する表示装置と、 一連のコード区間のうちの各コード区間毎に選択状態を
    有するコードデータを記憶すると共に前記一連のコード
    区間のうちの少なくとも1つのコード区間において非選
    択状態を有するコードデータを記憶する記憶手段であっ
    て、前記少なくとも1つのコード区間において選択状態
    を有する第1のコードデータと非選択状態を有する第2
    のコードデータとが互いに異なるコード区間長を有する
    ものと、 前記各コード区間毎に選択状態を有するコードデータに
    対応するコードを選択状態に対応する第1の表示態様で
    前記表示面に表示してコード進行表示を行なうように前
    記表示装置を制御する表示制御手段であって、前記少な
    くとも1つのコード区間において前記第1のコードデー
    タに対応する第1のコードと前記第2のコードデータに
    対応する第2のコードとを互いに異なるコード区間長で
    並列的に表示すると共に該第2のコードを前記第1の表
    示態様とは異なり且つ非選択状態に対応する第2の表示
    態様で表示するように前記表示装置を制御するものと、 前記表示面にて前記第2のコードが指示されるのに応答
    して前記第2のコードデータを選択状態にする選択手段
    であって、前記第1のコードデータのコード区間長Xと
    前記第2のコードデータのコード区間長Yとを比較し、
    X<Yであれば前記第1のコードデータを非選択状態に
    し、X>Yであれば前記第1のコードデータを前記第2
    のコードデータと重複する重複区間でのみ非選択状態に
    するものとを備え、 前記選択手段で選択状態にされた前記第2のコードデー
    タに基づいて前記第2のコードを前記第1の表示態様で
    表示するように前記表示装置を制御する一方、前記選択
    手段での比較結果がX<Yであったときは前記選択手段
    で非選択状態にされた前記第1のコードデータに基づい
    て前記第1のコードを前記第2の表示態様で表示するよ
    うに前記表示装置を制御し、前記選択手段での比較結果
    がX>Yであったときは前記選択手段で前記重複区間の
    みが非選択状態にされた第1のコードデータに基づいて
    前記第1のコードを前記重複区間でのみ非選択を表わす
    表示態様で表示するように前記表示装置を制御する処理
    を前記表示制御手段に実行させる構成にしたコード編集
    装置。
  4. 【請求項4】表示面を有する表示装置と、 一連のコード区間のうちの各コード区間毎に選択状態を
    有するコードデータを記憶すると共に前記一連のコード
    区間のうちの少なくとも1つのコード区間において非選
    択状態を有するコードデータを記憶する記憶手段であっ
    て、前記少なくとも1つのコード区間において選択状態
    を有する第1のコードデータと非選択状態を有する第2
    のコードデータとが互いに異なるコード区間長を有する
    ものとを備えたコード編集装置において使用される記録
    媒体であって、 前記各コード区間毎に選択状態を有するコードデータに
    対応するコードを選択状態に対応する第1の表示態様で
    前記表示面に表示してコード進行表示を行なうように前
    記表示装置を制御するステップであって、前記少なくと
    も1つのコード区間において前記第1のコードデータに
    対応する第1のコードと前記第2のコードデータに対応
    する第2のコードとを互いに異なるコード区間長で並列
    的に表示すると共に該第2のコードを前記第1の表示態
    様とは異なり且つ非選択状態に対応する第2の表示態様
    で表示するように前記表示装置を制御するものと、 前記表示面にて前記第2のコードが指示されるのに応答
    して前記第2のコードデータを選択状態にする選択ステ
    ップであって、前記第1のコードデータのコード区間長
    Xと前記第2のコードデータのコード区間長Yとを比較
    し、X<Yであれば前記第1のコードデータを非選択状
    態にし、X>Yであれば前記第1のコードデータを前記
    第2のコードデータと重複する重複区間でのみ非選択状
    態にするものと、 前記選択ステップで選択状態にされた前記第2のコード
    データに基づいて前記第2のコードを前記第1の表示態
    様で表示するように前記表示装置を制御する一方、前記
    選択ステップでの比較結果がX<Yであったときは前記
    選択ステップで非選択状態にされた前記第1のコードデ
    ータに基づいて前記第1のコードを前記第2の表示態様
    で表示するように前記表示装置を制御し、前記選択ステ
    ップでの比較結果がX>Yであったときは前記選択ステ
    ップで前記重複区間のみが非選択状態にされた第1のコ
    ードデータに基づいて前記第1のコードを前記重複区間
    でのみ非選択を表わす表示態様で表示するように前記表
    示装置を制御するステップとを含むプログラムを記録し
    た記録媒体。
  5. 【請求項5】表示面を有する表示装置と、 一連のコード区間のうちの各コード区間毎に選択状態を
    有するコードデータを記憶すると共に前記一連のコード
    区間のうちの少なくとも1つのコード区間において非選
    択状態を有するコードデータを記憶する記憶手段であっ
    て、前記少なくとも1つのコード区間において追加表示
    用の複数のコードデータを記憶するものと、 前記各コード区間毎に選択状態を有するコードデータに
    対応するコードを選択状態に対応する第1の表示態様で
    前記表示面に表示してコード進行表示を行なうように前
    記表示装置を制御する表示制御手段であって、前記少な
    くとも1つのコード区間において選択状態を有する第1
    のコードデータに対応する第1のコードと非選択状態を
    有する第2のコードデータに対応する第2のコードとを
    並列的に表示すると共に該第2のコードを前記第1の表
    示態様とは異なり且つ非選択状態に対応する第2の表示
    態様で表示するように前記表示装置を制御するものと、 前記表示面にて前記第2のコードの一方側が指示される
    のに応答して前記第2のコードデータを選択状態にする
    と共に前記第1のコードデータを非選択状態にする選択
    手段とを備え、 前記選択手段で選択状態にされた前記第2のコードデー
    タに基づいて前記第2のコードを前記第1の表示態様で
    表示すると共に前記選択手段で非選択状態にされた前記
    第1のコードデータに基づいて前記第1のコードを前記
    第2の表示態様で表示するように前記表示装置を制御す
    る処理を前記表示制御手段に実行させ、 前記表示面にて前記第1のコードの他方側が指示される
    のに応答して前記追加表示用の複数のコードデータに対
    応する複数のコードを前記表示面に表示するように前記
    表示装置を制御する処理を前記表示制御手段に実行さ
    せ、 前記表示面にて前記複数のコードのうちの1つが指示さ
    れるのに応答してその指示に係る第3のコードに対応す
    る第3のコードデータを選択状態にすると共に前記第1
    のコードデータを非選択状態にする処理を前記選択手段
    に実行させ、 前記選択手段で選択状態にされた前記第3のコードデー
    タに基づいて前記第3のコードを前記第1のコードの代
    りに前記第1の表示態様で前記表示面に表示するように
    前記表示装置を制御する処理を前記表示制御手段に実行
    させる構成にしたコード編集装置。
  6. 【請求項6】表示面を有する表示装置と、 一連のコード区間のうちの各コード区間毎に選択状態を
    有するコードデータを記憶すると共に前記一連のコード
    区間のうちの少なくとも1つのコード区間において非選
    択状態を有するコードデータを記憶する記憶手段であっ
    て、前記少なくとも1つのコード区間において追加表示
    用の複数のコードデータを記憶するものとを備えたコー
    ド編集装置において使用される記録媒体であって、 前記各コード区間毎に選択状態を有するコードデータに
    対応するコードを選択状態に対応する第1の表示態様で
    前記表示面に表示してコード進行表示を行なうように前
    記表示装置を制御するステップであって、前記少なくと
    も1つのコード区間において選択状態を有する第1のコ
    ードデータに対応する第1のコードと非選択状態を有す
    る第2のコードデータに対応する第2のコードとを並列
    的に表示すると共に該第2のコードを前記第1の表示態
    様とは異なり且つ非選択状態に対応する第2の表示態様
    で表示するように前記表示装置を制御するものと、 前記表示面にて前記第2のコードの一方側が指示される
    のに応答して前記第2のコードデータを選択状態にする
    と共に前記第1のコードデータを非選択状態にする第1
    の選択ステップと、 この第1の選択ステップで選択状態にされた前記第2の
    コードデータに基づいて前記第2のコードを前記第1の
    表示態様で表示すると共に前記第1の選択ステップで非
    選択状態にされた前記第1のコードデータに基づいて前
    記第1のコードを前記第2の表示態様で表示するように
    前記表示装置を制御するステップと、 前記表示面にて前記第1のコードの他方側が指示される
    のに応答して前記追加表示用の複数のコードデータに対
    応する複数のコードを前記表示面に表示するように前記
    表示装置を制御するステップと、 前記表示面にて前記複数のコードのうちの1つが指示さ
    れるのに応答してその指示に係る第3のコードに対応す
    る第3のコードデータを選択状態にすると共に前記第1
    のコードデータを非選択状態にする第2の選択ステップ
    と、 この第2の選択ステップで選択状態にされた前記第3の
    コードデータに基づいて前記第3のコードを前記第1の
    コードの代りに前記第1の表示態様で前記表示面に表示
    するように前記表示装置を制御するステップとを含むプ
    ログラムを記録した記録媒体。
  7. 【請求項7】表示面を有する表示装置と、 所望のメロディデータを記憶すると共に該メロディデー
    タに関して一連のコード区間のうちの各コード区間毎に
    選択状態を有するコードデータを記憶する記憶手段であ
    って、前記一連のコード区間のうちの少なくとも1つの
    コード区間において非選択状態を有するコードデータを
    記憶するものと、 前記各コード区間毎に選択状態を有するコードデータに
    対応するコードを選択状態に対応する第1の表示態様で
    前記表示面の第1の画面に表示して該第1の画面でコー
    ド進行表示を行なうと共に前記各コード区間毎に選択状
    態を有するコードデータに対応するコードを前記表示面
    の第2の画面に表示して該第2の画面でコード進行表示
    を行なうように前記表示装置を制御する表示制御手段で
    あって、前記第1の画面には前記少なくとも1つのコー
    ド区間において選択状態を有する第1のコードデータに
    対応する第1のコードと非選択状態を有する第2のコー
    ドデータに対応する第2のコードとを並列的に表示する
    と共に該第2のコードを前記第1の表示態様とは異なり
    且つ非選択状態に対応する第2の表示態様で表示するよ
    うに前記表示装置を制御し、前記第2の画面には前記メ
    ロディデータを表示するように前記表示装置を制御する
    ものと、 前記第1の画面にて前記第2のコードが指示されるのに
    応答して前記第2のコードデータを選択状態にすると共
    に前記第1のコードデータを非選択状態にする選択手段
    とを備え、 前記選択手段で選択状態にされた前記第2のコードデー
    タに基づいて前記第2のコードを前記第1の画面に前記
    第1の表示態様で表示すると共に前記選択手段で非選択
    状態にされた前記第1のコードデータに基づいて前記第
    1のコードを前記第1の画面に前記第2の表示態様で表
    示するように前記表示装置を制御する処理と、 前記選択手段で選択状態にされた前記第2のコードデー
    タに基づいて前記第2のコードを前記第2の画面のコー
    ド進行表示において前記第1のコードの代りに表示する
    ように前記表示装置を制御する処理とを前記表示制御手
    段に実行させる構成にしたコード編集装置。
  8. 【請求項8】表示面を有する表示装置と、 所望のメロディデータを記憶すると共に該メロディデー
    タに関して一連のコード区間のうちの各コード区間毎に
    選択状態を有するコードデータを記憶する記憶手段であ
    って、前記一連のコード区間のうちの少なくとも1つの
    コード区間において非選択状態を有するコードデータを
    記憶するものとを備えたコード編集装置において使用さ
    れる記録媒体であって、 前記各コード区間毎に選択状態を有するコードデータに
    対応するコードを選択状態に対応する第1の表示態様で
    前記表示面の第1の画面に表示して該第1の画面でコー
    ド進行表示を行なうと共に前記各コード区間毎に選択状
    態を有するコードデータに対応するコードを前記表示面
    の第2の画面に表示して該第2の画面でコード進行表示
    を行なうように前記表示装置を制御するステップであっ
    て、前記第1の画面には前記少なくとも1つのコード区
    間において選択状態を有する第1のコードデータに対応
    する第1のコードと非選択状態を有する第2のコードデ
    ータに対応する第2のコードとを並列的に表示すると共
    に該第2のコードを前記第1の表示態様とは異なり且つ
    非選択状態に対応する第2の表示態様で表示するように
    前記表示装置を制御し、前記第2の画面には前記メロデ
    ィデータを表示するように前記表示装置を制御するもの
    と、 前記第1の画面にて前記第2のコードが指示されるのに
    応答して前記第2のコードデータを選択状態にすると共
    に前記第1のコードデータを非選択状態にする選択ステ
    ップと、 この選択ステップで選択状態にされた前記第2のコード
    データに基づいて前記第2のコードを前記第1の画面に
    前記第1の表示態様で表示すると共に前記選択ステップ
    で非選択状態にされた前記第1のコードデータに基づい
    て前記第1のコードを前記第1の画面に前記第2の表示
    態様で表示するように前記表示装置を制御するステップ
    と、 前記選択ステップで選択状態にされた前記第2のコード
    データに基づいて前記第2のコードを前記第2の画面の
    コード進行表示において前記第1のコードの代りに表示
    するように前記表示装置を制御するステップとを含むプ
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