JP3305943B2 - 菓子片の海苔巻き装置及び菓子片の海苔巻き方法 - Google Patents
菓子片の海苔巻き装置及び菓子片の海苔巻き方法Info
- Publication number
- JP3305943B2 JP3305943B2 JP03613396A JP3613396A JP3305943B2 JP 3305943 B2 JP3305943 B2 JP 3305943B2 JP 03613396 A JP03613396 A JP 03613396A JP 3613396 A JP3613396 A JP 3613396A JP 3305943 B2 JP3305943 B2 JP 3305943B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dough
- laver
- pieces
- confectionery
- confectionery dough
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Confectionery (AREA)
Description
装置、特に、海苔片とこれを巻き付ける菓子生地を重ね
合わせるに際し、これら両者を共に保持することにより
相対姿勢の安定化を図り、これにより、海苔片の斜め貼
り等の海苔巻き不良の発生頻度を低下させるものであ
る。
かき等の菓子生地に海苔片を順次巻き付けて行く海苔巻
き装置として、例えば図10に示す如きものがある。水
平配設された生地供給コンベア(11)の下流端の上面近傍
にはストッパー(12)が配設されている。前記ストッパー
(12)の上流側隣接部には、前記生地供給コンベア(11)の
走行方向に対して直交する方向に進退動作するプッシャ
ー(13)が配設されていると共に、該プッシャー(13)の進
出方向には前記生地供給コンベア(11)の走行方向と平行
な回転軸を有する上下一対の押圧ローラ(14a) (14b) の
境界部が対向している。又、前記生地供給コンベア(11)
と押圧ローラ(14a) (14b) の間の上方空間には海苔カッ
タ(15)とその上方の海苔供給ローラ(16a) (16b) が設け
られている。
菓子生地(10)が生地供給コンベア(11)で順次供給されて
これがストッパー(12)に当接すると、該菓子生地(10)は
プッシャー(13)で海苔カッタ(15)の下方に押し出され
る。一方、海苔供給ローラ(16a) (16b) から間欠的に繰
り出されるテープ状の海苔(17)は海苔カッタ(15)で一定
長さの海苔片に切断され、該海苔片と前記押し出された
菓子生地(10)が重合状態になって押圧ローラ(14a) (14
b) の間に侵入する。すると、図11に示すように、海
苔片(17a) が押圧ローラ(14a) (14b) で菓子生地(10)の
表面に押圧されて海苔巻き作業が完了する。
来のものでは、海苔片(17a) と菓子生地(10)の相対姿勢
をこれら両者の集合点で安定させる特別な対策が講じら
れていないから、海苔片(17a) に風が作用したり菓子生
地(10)に機械の振動が作用してこれらの姿勢が変化する
場合があり、これらの相対姿勢が適正に維持できないこ
とがある。このことから、上記従来のものでは、海苔片
(17a) が菓子生地(10)に対して斜めに貼られてしまって
海苔巻き不良が生じ易いという問題があった。
で、『菓子生地(10)に海苔片(17a) を巻き付ける海苔巻
き装置』であって、海苔片(17a) と菓子生地(10)が集合
する位置でのこれらの相対姿勢を安定させ得るように
し、これにより、海苔片(17a) の斜め貼り等の海苔巻き
不良を生じ難くすることをその課題とする。
為に、本発明は『水蒸気を菓子生地(10)の表裏の醤油等
の蜜に吹き付けることによって該蜜を溶解する蒸気噴射
器(74a)(74b)と、前記菓子生地(10)を両端方向から挟持
する前記生地挟持手段(2) と、前記生地挟持手段(2) で
挟持された菓子生地(10)の肉厚部に対面し、且つ前記生
地挟持手段(2) の挟持方向にほぼ直角な方向に対して平
行な方向の海苔片(17a) の両端部を各別に保持する海苔
保持手段(4) と、前記海苔保持手段(4) に保持された前
記海苔片(17a) に対して前記菓子生地(10)と反対側に配
設される海苔重合手段(5) と、前記菓子生地(10)で前記
海苔片(17a) を前記海苔重合手段(5) 側に押し出すべく
前記生地挟持手段(2) を走行させる駆動手段(3) とを設
け、前記菓子生地(10)とこれで押し出された前記海苔片
(17a) とを海苔重合手段(5) で相互に押圧させる』こと
を特徴とするものである。
a)(74b)によって、水蒸気を菓子生地(10)の表裏の醤油
等の蜜に吹き付けることによって該蜜が溶解し、これに
より、菓子生地(10)の表面に後述の海苔片(17a)が貼着
できる状態になる。表裏の密が溶解した上記菓子生地(1
0)は生地挟持手段(2) でその両端方向から挟持されるこ
とにより姿勢の安定化が図られる。一方、海苔片(17a)
は前記挟持状態にある菓子生地(10)の肉厚部に対向する
態様でその両端部が海苔保持手段(4) で保持されてい
る。具体的には、海苔片(17a) は前記菓子生地(10)の挟
持方向と直角な方向の両端部が海苔保持手段(4) で各別
に保持されており、これにより、その姿勢の安定化が図
られている。
生地挟持手段(2) に挟持状態となった菓子生地(10)と海
苔片(17a) の集合点、即ち、菓子生地(10)で海苔片(17
a) を海苔重合手段(5) 側に押し出す部分に於いては、
これらの相対姿勢が生地挟持手段(2) と海苔保持手段
(4) によって安定した状態になる。尚、前記海苔片(17
a)を保持する海苔保持手段(4) としては、例えば『海苔
片(17a) の両端部を吸引することによってこれを保持す
るもの』を採用することができる。
子生地(10)と海苔片(17a) が一体的に生地挟持手段(2)
及び海苔保持手段(4) から海苔重合手段(5) に供給され
るが、この海苔重合手段(5) としては、例えば『重ね合
わされた菓子生地(10)と海苔片(17a) を全体的に挟圧す
る一対の回転ベルト(51)(52)又は回転ローラ』を採用す
ることが可能である。
た菓子生地(10)と海苔片(17a) が、この海苔重合手段
(5) で相互に押圧されると、海苔片(17a) が菓子生地(1
0)に付着結合されて海苔巻き作業が完了する。
海苔片(17a) と菓子生地(10)の相対姿勢が生地挟持手段
(2) と海苔保持手段(4) によって安定させられるから、
海苔片(17a) の斜め貼り等の海苔巻き不良が生じ難い。
を記載する。図1に示すように、この実施の形態に於け
る菓子片の海苔巻き装置は、菓子生地(10)に水蒸気を噴
霧してその表面を湿潤化させる湿潤装置(7) と、その下
流側に配設された生地供給コンベア(11)及びこれから供
給される菓子生地(10)を適正姿勢に保持する姿勢決め手
段(6)と、該姿勢決め手段(6) に保持された菓子生地(1
0)を挟持してこれを下流側に移送する生地挟持手段(2)
及び駆動手段(3) と、前記生地挟持手段(2) で移送され
る菓子生地(10)の移動軌跡中に海苔片(17a) を保持する
海苔保持手段(4) と、更にその下流側の海苔重合手段
(5) を具備する。[湿潤装置(7) について]湿潤装置
(7) は、棒状コンベア(71)と、これをその走行域の途中
に於いて上下から間隔を置いて挟む態様で配設された蒸
気噴射器(74a) (74b) とから構成されており、該蒸気噴
射器(74a) (74b) から噴出される高温蒸気を菓子生地(1
0)の表面の醤油等の蜜に吹き付けることによって該蜜を
若干溶解するようにたものである。[生地供給コンベア
(11)及び姿勢決め手段(6) について]上記湿潤装置(7)
の下流側に連設された生地供給コンベア(11)は前記棒状
コンベア(71)より若干速い速度で走行するようになって
おり、これにより、棒状コンベア(71)から送られて来る
菓子生地(10)(10)の相互間隔が小さくても該間隔を拡大
させ得るようにしている。又、生地供給コンベア(11)の
下流側に続けて設けられた姿勢決め手段(6) は断面L状
の生地受け板(61)を有し、図2に示すように、この生地
受け板(61)の水平プレート(611) の一端部を屈曲起立さ
せて形成したストッパ(612) によって後述の菓子生地(1
0)が適正に姿勢決めされるようになっている。又、上記
生地受け板(61)はエアシリンダ(62)によって昇降動作さ
れる構成となっており、その降下位置の近傍には、生地
受け板(61)上の菓子生地(10)を検知する光学式の生地セ
ンサ(64)が設けられている。[生地挟持手段(2) 及び駆
動手段(3) について]上記姿勢決め手段(6) の上方に配
設された生地挟持手段(2) は、図2,図3に示すような
一対の挟持アーム(21a) (21b) を具備し、これら挟持ア
ーム(21a) (21b) は側面L状に形成されていると共にそ
の上端部は水平に屈曲されて取付け部(211a)(211b)が形
成されている。そして、これら取付け部(211a)(211b)の
先端部近傍には一対のローラ(212a)(212b)が対向配設さ
れていると共に、これら取付け部(211a)(211b)をその取
付け対象たるベース(22)に回動自在に軸支する為の軸孔
(213a)(213b)がこの取付け部(211a)(211b)の後端部近傍
に穿設されている。又、前記挟持アーム(21a) (21b) は
引っ張りバネ(24)で相互に接近する方向に付勢されてい
る。更に、上記挟持アーム(21a) (21b) はローラ(212a)
(212b)の間に強制的に押し込まれる三角頭部(25)を作動
させる開放シリンダ(26)で開放操作されるようになって
いる。そして、挟持アーム(21a) (21b) の取付け部(211
a)(211b)に穿設された軸孔(213a)(213b)部分とこれに対
応するベース(22)の軸孔(22a) (22b) 部分は結合ピン(2
7a) (27b) で回動自在に結合される構成となっており、
前記挟持アーム(21a) (21b) の先端部で後述のように菓
子生地(10)を挟持することによってその姿勢を安定させ
得るようにしている。
の駆動手段(3) は、図1に示す如くステッピングモータ
等の正逆転可能な駆動源(31)を具備し、その出力軸(31
1) に固定された回動アーム(312) の自由端部には該自
由端部に開放する溝(313) が形成されている。そして、
前記溝(313) 内には、生地挟持手段(2) を構成するベー
ス(22)の基端部から起立したスライダー(221) に設けた
水平な係合軸(222) が遊挿されている。又、前記スライ
ダー(221) の背面に形成された水平方向に走行するあり
みぞ(223) は固定壁に突設されたガイドレール(33)に摺
動自在に嵌合している。 [海苔保持手段(4) について]上記した生地挟持手段
(2) の移動軌跡内に配設された海苔保持手段(4) は、水
平に走行する一対の吸着ベルト(41a) (41b) から構成さ
れており、これら吸着ベルト(41a) (41b) は弾性合成樹
脂製の中空筒で形成されていると共にその外周表面には
海苔片(17a) を吸着保持する為の吸着孔(42a) (42b) が
小間隔を置いて穿設されている。又、図4に示すよう
に、吸着ベルト(41a) (41b) の一部には吸引ダクト(43
a) (43b) が接続されており、該吸引ダクト(43a) (43b)
で空気を吸引すると、その吸引力が中空筒状の吸着ベ
ルト(41a) (41b) 内を伝わり、吸着孔(42a) (42b) 部分
に接触する海苔片(17a) の上下部が吸着されるようにな
っている。そして、前記海苔片(17a) は吸着ベルト(41
a) (41b) で構成される前記海苔保持手段(4) によって
対向する上下両端部が共に保持されているから、片持ち
状態にある既述従来のものに比べて姿勢が安定する。 [海苔切断供給部(8) について]上記した海苔保持手段
(4) に海苔片(17a) を供給する海苔切断供給部(8) は、
上下に間隔を置いて直列配設された吸着ベルト(81)(82)
と、これらの間に配設された鋏(83)と、該鋏(83)の近傍
に配設されたプッシャー(84)から構成されている。そし
て、上記吸着ベルト(81)(82)は既述した海苔保持手段
(4) を構成する吸着ベルト(41a) (41b) と同様に、吸着
孔(81a) (82a) が穿設された中空筒で形成されていると
共に、その走行域の途中には吸引ダクト(85)(86)が接続
されている。 [海苔重合手段(5) について]上記海苔保持手段(4) の
下流側に配設された海苔重合手段(5) は、水平方向に走
行する上下一対の回転ベルト(51)(52)で構成されてい
る。尚、この回転ベルト(51)(52)に代えて一対の回転ロ
ーラを採用しても良いことはいうまでもない。 [海苔巻き動作の実際について]次に、上記実施の形態
に係る海苔巻き装置の動作を説明する。
生地(10)(10)を並べると、該菓子生地(10)(10)が棒状コ
ンベア(71)で蒸気噴射器(74a) (74b) 部分まで移動せし
められ、これら蒸気噴射器(74a) (74b) からの高温蒸気
が前記菓子生地(10)(10)に吹き付けられてその表面の蜜
が若干溶ける。棒状コンベア(71)の下流端に到達した菓
子生地(10)はその下流側に配設された生地供給コンベア
(11)上に落下するが、該生地供給コンベア(11)は前記棒
状コンベア(71)より若干高速で走行しており、これによ
り、棒状コンベア(71)から供給される菓子生地(10)の前
後間隔が広げられる。
ア(11)の下流端部から姿勢決め手段(6) たる生地受け板
(61)に移され、その後、該生地受け板(61)から屈曲起立
するストッパ(612) に当接した状態で該菓子生地(10)が
停止する。すると、矩形状の菓子生地(10)の外周の一辺
が前記ストッパ(612) に沿った状態になり、これによ
り、菓子生地(10)が適正姿勢にセットされる。
ットされると、生地センサ(64)の出力信号によってエア
シリンダ(62)が作動し、これにより、菓子生地(10)が生
地挟持手段(2) の挟持アーム(21a) (21b) の高さまで上
昇移動せしめられる。尚、前記生地挟持手段(2) は初期
状態では開放している。即ち、開放シリンダ(26)の出力
軸に具備させた三角頭部(25)が進出状態にあって挟持ア
ーム(21a) (21b) の上面のローラ(212a)(212b)の間隔が
押し広げられた状態になっている。
の挟持アーム(21a) (21b) の高さまで上昇すると、開放
シリンダ(26)に具備された前記三角頭部(25)が後退す
る。すると、引っ張りバネ(24)の付勢力で挟持アーム(2
1a) (21b) が閉動作して菓子生地(10)がその両端方向か
ら挟持される。
の出力軸(311) に固定された回動アーム(312) が一定角
度回動する。すると、スライダ(222) がガイドレール(3
3)に案内されて前方に移動することから、生地挟持手段
(2) に挟持された菓子生地(10)も海苔保持手段(4) 側に
移動し該菓子生地(10)が吸着ベルト(41a) (41b) の間に
侵入する(図4の想像線参照)。
明する。海苔片(17a) (17a) に切断される前のシート状
の海苔(17)は吸着ベルト(81)の吸着孔(81a) に吸着され
た状態で鋏(83)側に間欠的に移送され、その下方の吸着
ベルト(82)に前記海苔(17)の下端部が吸着されたときに
これら吸着ベルト(81)(82)の走行動作が一旦停止する。
すると、海苔(17)の下部が鋏(83)の切断刃間に位置した
状態になり、この状態で鋏(83)が作動して前記海苔(17)
が切断されると、図5に示すように海苔片(17a) が吸着
ベルト(82)に吸着された状態に保持される。次に、吸着
ベルト(82)による海苔片(17a) の吸着力を消失させる
(吸引ダクト(86)による空気吸引動作を停止させる)動
作を停止させると同時にプッシャー(84)を押し出すと、
海苔片(17a) がガイド(87)(88)で適正姿勢に維持されな
がら吸着ベルト(41a) (41b) に移される。尚、前記吸着
ベルト(41a) (41b) 用の吸引ダクト(43a) (43b) は常に
空気吸引状態に維持されており、従って、前記吸着ベル
ト(41a) (41b) は前記プッシャー(84)で押し出された海
苔片(17a) の上下端部を直ちに吸着保持する。そして、
前記海苔片(17a) は、前記吸着ベルト(41a) (41b) で既
述した生地挟持手段(2) 側に運ばれる。
(2) で挟持された状態で海苔保持手段(4) の近傍に移送
されると共に、この移送された菓子生地(10)の海苔片(1
7a)前方近傍部には海苔片(17a) が海苔保持手段(4) の
吸着ベルト(41a) (41b) で運ばれ、これにより、これら
菓子生地(10)と海苔片(17a) が対向した状態(図4の想
像線の状態)になる。従って、これら海苔片(17a) と菓
子生地(10)は吸着ベルト(41a) (41b) と生地挟持手段
(2) で相対姿勢が固定された状態で対向するから、風や
機械振動が生じても、前記海苔片(17a) が菓子生地(10)
に対して斜めに貼られる不都合が少なくなる。
地挟持手段(2) が進出せしめられると、図6に示すよう
に、該生地挟持手段(2) に挟持された菓子生地(10)が海
苔片(17a) を吸着ベルト(41a) (41b) から剥離させつつ
該海苔片(17a) と共に回転ベルト(51)(52)の間に押し込
まれ、その後生地挟持手段(2) を構成する開放シリンダ
(26)の進出によって挟持アーム(21a) (21b) が開放動作
せしめられる。すると、前記挟持アーム(21a) (21b) か
ら開放された菓子生地(10)は、海苔片(17a) と共に一体
となって回転ベルト(51)(52)内に送り込まれ、重合状態
にある海苔片(17a) と菓子生地(10)が上下から押圧され
てこれらを確実に貼着状態にする。
地(10)に対して海苔片(17a) を巻き付ける場合を例示的
に説明したが、円柱状の菓子生地を両端部から挟持して
これに上記と同様に海苔片(17a) を巻き付ける場合、又
は、円板状の菓子生地をその直径方向(両端方向)から
挟持してこれに上記と同様に海苔片(17a) を巻き付ける
ようにしてもよい。 [他の実施の形態]図7〜図9に示す実施の形態は、既
述した実施の形態に於ける姿勢決め手段(6) 及び海苔切
断供給部(8) を主として変更したもので、駆動手段(3)
及び海苔重合手段(5) は既述と同様に構成されている。
1,第2棒状コンベア(711) (712) から成り、これら第
1,第2棒状コンベア(711) (712) 相互間の下流端部近
傍から生地供給コンベア(11)が延びている。上記生地供
給コンベア(11)の下流端部近傍に配設された姿勢決め手
段(6) は、底板(66)とその両側部から対向状態で起立す
る生地受け腕(65a) (65b) とこれらを昇降駆動させるエ
アーシリンダ(67)から構成されており、前記生地受け腕
(65a) (65b) は既述生地供給コンベア(11)を横方向から
挟む態様で対向している。又、生地受け腕(65a) (65b)
には、生地供給コンベア(11)で運ばれて来た菓子生地(1
0)を受け止めるストッパ(68a) (68b) が立設されてい
る。又、上記姿勢決め手段(6) の上方には、装置本体に
固定されたガイド板(75)に昇降自在に装着された生地押
さえ板(76)が位置している。即ち、前記生地押さえ板(7
6)の上面に突設した一対のガイド軸(77)(77)が、前記ガ
イド板(75)に穿設した図示しない透孔を摺動自在に貫通
し、その上端が落下防止板(78)に固定されている。
供給コンベア(11)によって生地受け腕(65a) (65b) の部
分まで供給されると、図8の(イ)に示すように、菓子
生地(10)がストッパ(68a) (68b) で停止せしめられ、こ
れにより該菓子生地(10)が生地受け腕(65a) (65b) の上
面に載置された状態になる。次にエアーシリンダ(67)を
作動させると、(ロ)に示すように、、菓子生地(10)と
その上面に重なった生地押さえ板(76)が生地受け腕(65
a) (65b) によって一体的に持ち上げられる。即ち、菓
子生地(10)の上面が生地押さえ板(76)で押えられてその
姿勢の安定化が図られるのである。次に、生地挟持手段
(2) の挟持アーム(21a) (21b) で前記菓子生地(10)を挟
持した後に生地受け腕(65a) (65b) を降下させると、
(ハ)に示す状態になる。この状態で生地挟持手段(2)
を進出させて菓子生地(10)を既述実施の形態と同様に海
苔片側に移動させると、挟持アーム(21a) (21b) 相互の
間隔部に生地押さえ板(76)が侵入した状態になり、前記
間隔部から前記生地押さえ板(76)が落下して(ニ)の状
態になる。
る。吸着ベルト(81)の下方には、内部が図示しないダク
トで空気吸引状態に維持された吸引ボックス(90)が設け
られていると共に、該吸引ボックス(90)は前記吸着ベル
ト(81)に向けて開放する矩形箱状に形成されている。前
記吸引ボックス(90)内には上下に走行する平行な3本の
弾性リングから成るスターベルト(91)(91)(91)が設けら
れていると共に、これらスターベルト(91)(91)(91)は前
記吸引ボックス(90)の前方開放部より若干突出してい
る。又、上記スターベルト(91)(91)(91)の相互間には平
面コ状に形成されたプッシャー(92)の押出腕(92a) (92
b) が位置している。
と、図9に示すように、前記海苔(17)の下部が吸引ボッ
クス(90)で吸引されてスターベルト(91)(91)(91)上に弱
い力で吸着された状態になる。次に、海苔(17)の下部を
鋏(83)で切断し、該切断によって得られた海苔片(17a)
をプッシャー(92)で押し出すと、これが海苔保持手段
(4) を構成する吸着ベルト(41a) (41b) に吸着され、爾
後、既述実施の形態と同様に、生地保持手段(2) で挟持
されている菓子生地(10)側に供給される。
置の概略斜視図。
面図。
視図。
面図。
図。
説明図であり、(イ)は菓子生地(10)と海苔片(17a) が
結合される直前の状態を示し、(ロ)は海苔片(17a) と
菓子生地(10)が一体的に回転ベルト(51)(52)に送り込ま
れる状態を表している。
部の斜視図
図
り込まれる菓子生地(10)と海苔片(17a) の動作を説明す
る図。
Claims (1)
- 【請求項1】 菓子生地(10)に海苔片(17a) を巻き付け
る海苔巻き装置であって、 水蒸気を菓子生地(10)の表裏の醤油等の蜜に吹き付ける
ことによって該蜜を溶解する蒸気噴射器(74a)(74b)と、 前記菓子生地(10)を両端方向から挟持する前記生地挟持
手段(2) と、 前記生地挟持手段(2) で挟持された菓子生地(10)の肉厚
部に対面し、且つ前記生地挟持手段(2) の挟持方向にほ
ぼ直角な方向に対して平行な方向の海苔片(17a) の両端
部を各別に保持する海苔保持手段(4) と、 前記海苔保持手段(4) に保持された前記海苔片(17a) に
対して前記菓子生地(10)と反対側に配設される海苔重合
手段(5) と、 前記菓子生地(10)で前記海苔片(17a) を前記海苔重合手
段(5) 側に押し出すべく前記生地挟持手段(2) を走行さ
せる駆動手段(3) とを設け、 前記菓子生地(10)とこれで押し出された前記海苔片(17
a) とを海苔重合手段(5) で相互に押圧させる、菓子片
の海苔巻き装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03613396A JP3305943B2 (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 菓子片の海苔巻き装置及び菓子片の海苔巻き方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03613396A JP3305943B2 (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 菓子片の海苔巻き装置及び菓子片の海苔巻き方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09224576A JPH09224576A (ja) | 1997-09-02 |
JP3305943B2 true JP3305943B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=12461296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03613396A Expired - Lifetime JP3305943B2 (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 菓子片の海苔巻き装置及び菓子片の海苔巻き方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3305943B2 (ja) |
-
1996
- 1996-02-23 JP JP03613396A patent/JP3305943B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09224576A (ja) | 1997-09-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6223500B1 (en) | Apparatus and method for wrapping compressible articles with a web-like wrapping material | |
US6941994B2 (en) | Splicing tape for splicing webs used as wrapping material for rod-like article together and feeding device of the same | |
US6688082B1 (en) | Method for stopping and starting an automatic machine for collectively wrapping products, especially rolls of toilet or kitchen paper | |
JP5222318B2 (ja) | 搬送装置 | |
US20040194430A1 (en) | Method and machine for producing a package of tobacco articles complete with a folded coupon | |
JPH07205943A (ja) | 折畳み装置 | |
JP3305943B2 (ja) | 菓子片の海苔巻き装置及び菓子片の海苔巻き方法 | |
JP2749029B2 (ja) | 物品の折畳み方法および折畳み装置 | |
JPH0550924B2 (ja) | ||
JP3798104B2 (ja) | 複式麺線切出し装置 | |
JP3651978B2 (ja) | 段ボール箱の製凾装置 | |
JPH02286550A (ja) | 帯状材の接続装置 | |
JPH0754097Y2 (ja) | オーバーラップロール巻き袋の製造装置 | |
JP2000255517A (ja) | 封緘装置 | |
JPH063767Y2 (ja) | ストレッチ包装装置におけるフィルム切断装置 | |
WO2000068128A1 (en) | Device for joining together two packaging films for packaging machines of the 'flow-pack' type | |
JPH11314615A (ja) | シュリンク包装方法および装置 | |
JPH09311630A (ja) | 粘着テープの貼付装置 | |
JP2550453Y2 (ja) | 物品の供給装置 | |
JP2002211838A (ja) | シート加工装置及びシート集積装置 | |
JP3385956B2 (ja) | ストレッチ包装機 | |
JPH03177252A (ja) | 長尺シートの自動巻つけ装置 | |
JPH02297422A (ja) | ラミネータのためのフィルム仮付け部材におけるフィルム吸着保持方法およびフィルム仮付け部材 | |
JPH0327922Y2 (ja) | ||
JP2964026B2 (ja) | ケーキのフィルム巻付け装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080510 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090510 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100510 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100510 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110510 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130510 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130510 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140510 Year of fee payment: 12 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |