JP3234389B2 - 電子写真装置 - Google Patents
電子写真装置Info
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式による複
写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関
し、さらに詳しくいえばクリーニング装置により感光体
から回収されたトナーを現像装置内へ戻すトナーリサイ
クル機構を有する電子写真装置に関するものである。
写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関
し、さらに詳しくいえばクリーニング装置により感光体
から回収されたトナーを現像装置内へ戻すトナーリサイ
クル機構を有する電子写真装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、電子写真方式の画像形成装置、
例えば複写機、ファクシミリ、プリンタ等において、現
像装置により現像されたトナー像を記録媒体上に転写し
た後、感光体に残留したトナーはクリーニング装置によ
り除去され、感光体表面の清掃が行なわれる。
例えば複写機、ファクシミリ、プリンタ等において、現
像装置により現像されたトナー像を記録媒体上に転写し
た後、感光体に残留したトナーはクリーニング装置によ
り除去され、感光体表面の清掃が行なわれる。
【０００３】従来、クリーニング装置により除去された
トナーは、クリーニング装置内に貯留され、クリーニン
グ装置内のトナーが満杯になると回収され廃棄されてい
た。しかし、近年では資源の有功利用のために、クリー
ニング装置により除去したトナーを再び現像装置に送り
再利用するようにした装置が提案されている。
トナーは、クリーニング装置内に貯留され、クリーニン
グ装置内のトナーが満杯になると回収され廃棄されてい
た。しかし、近年では資源の有功利用のために、クリー
ニング装置により除去したトナーを再び現像装置に送り
再利用するようにした装置が提案されている。
【０００４】一般的に、このようなトナーのリサイクル
機構を有する装置においては、感光体ドラムの周囲に配
置されたクリーニング装置と現像装置との間にトナー搬
送機構が設けられており、クリーニング装置内のトナー
を現像装置まで搬送するようにしている。あるいは、現
像装置の上方にクリーニング装置を設け、両者の一部を
連通させてクリーニング装置により除去したトナーが現
像装置に落下もしくは送られるようにしたものもある。
機構を有する装置においては、感光体ドラムの周囲に配
置されたクリーニング装置と現像装置との間にトナー搬
送機構が設けられており、クリーニング装置内のトナー
を現像装置まで搬送するようにしている。あるいは、現
像装置の上方にクリーニング装置を設け、両者の一部を
連通させてクリーニング装置により除去したトナーが現
像装置に落下もしくは送られるようにしたものもある。
【０００５】ところで、現像装置のトナーが終了した場
合には、トナーの補給あるいはトナーカートリッジの交
換等のメンテナンスを行なう必要があるが、現像装置に
セットされるトナーの量が少ない場合には、頻繁にメン
テナンスを行なわなければならず、手間が掛かるのみな
らず、装置可動率も低下してしまう。これを解決するた
めには、現像装置にセットするトナー量を増やしてやれ
ばよい。
合には、トナーの補給あるいはトナーカートリッジの交
換等のメンテナンスを行なう必要があるが、現像装置に
セットされるトナーの量が少ない場合には、頻繁にメン
テナンスを行なわなければならず、手間が掛かるのみな
らず、装置可動率も低下してしまう。これを解決するた
めには、現像装置にセットするトナー量を増やしてやれ
ばよい。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子写
真装置においては、一般的に、感光体上に静電潜像を形
成するための光書き込みは現像装置の直前（感光体の回
転方向において上流側）の位置に行なわれることが多
く、そのため、現像装置の近傍に書き込み用の光の通路
を確保しなければならず、トナーカートリッジ等を大き
くした場合には光路を妨げる恐れがあり、現像装置にセ
ットできるトナー量が制限されてしまう場合も多い。
真装置においては、一般的に、感光体上に静電潜像を形
成するための光書き込みは現像装置の直前（感光体の回
転方向において上流側）の位置に行なわれることが多
く、そのため、現像装置の近傍に書き込み用の光の通路
を確保しなければならず、トナーカートリッジ等を大き
くした場合には光路を妨げる恐れがあり、現像装置にセ
ットできるトナー量が制限されてしまう場合も多い。
【０００７】そこで、本発明者らは、トナーリサイクル
機構を有する電子写真装置において、現像装置だけでな
く、クリーニング装置にもトナーを補給できるようにし
てトナー量を増やすことを提案しているが、その場合に
おいても、現像装置とクリーニング装置の双方に個別に
トナーカートリッジを装着した場合には、各トナーカー
トリッジ内のトナーが終了する度にその交換をしたので
は、手間が掛かり装置可動率も低下するという問題があ
る。
機構を有する電子写真装置において、現像装置だけでな
く、クリーニング装置にもトナーを補給できるようにし
てトナー量を増やすことを提案しているが、その場合に
おいても、現像装置とクリーニング装置の双方に個別に
トナーカートリッジを装着した場合には、各トナーカー
トリッジ内のトナーが終了する度にその交換をしたので
は、手間が掛かり装置可動率も低下するという問題があ
る。
【０００８】また、トナーカートリッジだけでなく、感
光体の周囲に配置された帯電装置のように比較的寿命の
短い部品を交換する必要が生じた場合にも、それらを個
別に交換することは、メンテナンスの手間が掛かり装置
可動率も低下するという問題がある。
光体の周囲に配置された帯電装置のように比較的寿命の
短い部品を交換する必要が生じた場合にも、それらを個
別に交換することは、メンテナンスの手間が掛かり装置
可動率も低下するという問題がある。
【０００９】本発明は、従来の、トナーのリサイクル機
構を有する電子写真装置における上述の問題を解決し、
メンテナンス性を向上させた電子写真装置を提供するこ
とを課題とする。
構を有する電子写真装置における上述の問題を解決し、
メンテナンス性を向上させた電子写真装置を提供するこ
とを課題とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、感光体と、該感光体の周囲に配置された像形成プ
ロセス手段としての現像装置及びクリーニング装置とを
備え、前記クリーニング装置により感光体から回収され
たトナーを前記現像装置内へ戻すトナーリサイクル機構
を有する電子写真装置において、前記現像装置に補給す
るためのトナーを収納したトナーカートリッジと前記ク
リーニング装置に補給するためのトナーを収納したトナ
ーカートリッジとを一体的に構成して設けるとともに、
該一体的に構成したトナーカートリッジに、前記感光体
へ書き込み光を導くための通路が形成されていることに
より解決される。
より、感光体と、該感光体の周囲に配置された像形成プ
ロセス手段としての現像装置及びクリーニング装置とを
備え、前記クリーニング装置により感光体から回収され
たトナーを前記現像装置内へ戻すトナーリサイクル機構
を有する電子写真装置において、前記現像装置に補給す
るためのトナーを収納したトナーカートリッジと前記ク
リーニング装置に補給するためのトナーを収納したトナ
ーカートリッジとを一体的に構成して設けるとともに、
該一体的に構成したトナーカートリッジに、前記感光体
へ書き込み光を導くための通路が形成されていることに
より解決される。
【００１１】また、本発明は、前記の課題を解決するた
めに、前記感光体を帯電させる帯電装置を前記トナーカ
ートリッジと一体的に設けることを提案する。
めに、前記感光体を帯電させる帯電装置を前記トナーカ
ートリッジと一体的に設けることを提案する。
【００１２】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、前記感光体を帯電させる帯電装置を前記トナー
カートリッジに脱着可能に装着することを提案する。
ために、前記感光体を帯電させる帯電装置を前記トナー
カートリッジに脱着可能に装着することを提案する。
【００１３】
【作用】トナーカートリッジを現像装置だけでなく、ク
リーニング装置にも装着して現像動作に使用できるトナ
ー量を増大させる。しかも、その両トナーカートリッジ
を一体的に構成することによりトナーカートリッジの交
換頻度を少なくし、メンテナンス性を向上させる。
リーニング装置にも装着して現像動作に使用できるトナ
ー量を増大させる。しかも、その両トナーカートリッジ
を一体的に構成することによりトナーカートリッジの交
換頻度を少なくし、メンテナンス性を向上させる。
【００１４】その他の作用については、以下の実施例の
説明で明らかとなるであろう。
説明で明らかとなるであろう。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【００１６】図１は、本発明の一実施例である電子写真
装置の作像部付近を示す概略構成図である。図１におい
て、感光体ドラム１を挾んで現像装置３及びクリーニン
グ装置５が対向して配置されている。現像装置３とクリ
ーニング装置５の間にはリサイクルトナーを搬送するた
めのトナー搬送機構６が設けられている。また、現像装
置３及びクリーニング装置５には、それぞれの装置へ補
給するためのトナーを収納したトナーカートリッジ７ａ
及び７ｂとを一体的に構成したトナーカートリッジ７が
装着されている。そして、そのトナーカートリッジ７に
帯電器２が一体的に設けられている。帯電器２は、ブラ
シ上の導電繊維により構成された接触帯電装置である。
また、トナーカートリッジ７には、書き込み用のレーザ
光９を感光体１に導くためのビーム通路８が形成されて
いる。一方、感光体ドラム１のほぼ真下には転写ローラ
４が設置されている。その他、感光体ドラム１の周囲に
は図示しない分離チャージャ等が配置されている。
装置の作像部付近を示す概略構成図である。図１におい
て、感光体ドラム１を挾んで現像装置３及びクリーニン
グ装置５が対向して配置されている。現像装置３とクリ
ーニング装置５の間にはリサイクルトナーを搬送するた
めのトナー搬送機構６が設けられている。また、現像装
置３及びクリーニング装置５には、それぞれの装置へ補
給するためのトナーを収納したトナーカートリッジ７ａ
及び７ｂとを一体的に構成したトナーカートリッジ７が
装着されている。そして、そのトナーカートリッジ７に
帯電器２が一体的に設けられている。帯電器２は、ブラ
シ上の導電繊維により構成された接触帯電装置である。
また、トナーカートリッジ７には、書き込み用のレーザ
光９を感光体１に導くためのビーム通路８が形成されて
いる。一方、感光体ドラム１のほぼ真下には転写ローラ
４が設置されている。その他、感光体ドラム１の周囲に
は図示しない分離チャージャ等が配置されている。
【００１７】本実施例の電子写真装置の動作について簡
単に説明すると、感光体ドラム１は図中時計回りに回転
し、その外周面を帯電器２により正または負に一様に帯
電される。そしてレーザ光９が照射され、感光体ドラム
１上に静電潜像が形成される。その静電潜像は現像装置
３によりトナー像として可視像化される。一方、感光体
ドラム１と転写ローラ４との間の転写位置に、図示しな
い給紙装置から記録紙がタイミングをとって搬送され、
感光体ドラム１上のトナー像が記録紙に転写される。ト
ナー像を転写された記録紙は、図示しない分離チャージ
ャにより感光体ドラム１から分離され、図示しない定着
装置により記録紙上の未定着トナー像が定着された後、
機外に排出される。
単に説明すると、感光体ドラム１は図中時計回りに回転
し、その外周面を帯電器２により正または負に一様に帯
電される。そしてレーザ光９が照射され、感光体ドラム
１上に静電潜像が形成される。その静電潜像は現像装置
３によりトナー像として可視像化される。一方、感光体
ドラム１と転写ローラ４との間の転写位置に、図示しな
い給紙装置から記録紙がタイミングをとって搬送され、
感光体ドラム１上のトナー像が記録紙に転写される。ト
ナー像を転写された記録紙は、図示しない分離チャージ
ャにより感光体ドラム１から分離され、図示しない定着
装置により記録紙上の未定着トナー像が定着された後、
機外に排出される。
【００１８】トナー像を記録紙に転写した後の感光体ド
ラム１は、その表面をクリーニング装置５により清掃さ
れ、残留トナーはクリーニング装置５内に回収される。
クリーニング装置５内では、回収されたトナー（リサイ
クルトナー）とクリーニング装置５にセットされた（カ
ートリッジ７ｂの）トナーが混合され、トナー搬送機構
６により現像装置３に搬送される。現像装置３へ搬送さ
れたトナーは、さらに現像装置３へセットされた（カー
トリッジ７ａの）トナーと撹拌混合され現像動作に供さ
れる。
ラム１は、その表面をクリーニング装置５により清掃さ
れ、残留トナーはクリーニング装置５内に回収される。
クリーニング装置５内では、回収されたトナー（リサイ
クルトナー）とクリーニング装置５にセットされた（カ
ートリッジ７ｂの）トナーが混合され、トナー搬送機構
６により現像装置３に搬送される。現像装置３へ搬送さ
れたトナーは、さらに現像装置３へセットされた（カー
トリッジ７ａの）トナーと撹拌混合され現像動作に供さ
れる。
【００１９】装置の使用により、トナーカートリッジ７
内のトナーが終了した（カートリッジ７ａ及び７ｂのト
ナーが双方とも終了した）場合、トナーカートリッジ７
を現像装置３及びクリーニング装置５から取り外し、新
しいトナーカートリッジすなわちトナーが充填されたト
ナーカートリッジと交換する。本実施例においては、現
像装置３、クリーニング装置５及びそれらに装着された
トナーカートリッジ７等は、プロセスユニットとして機
外に取り出すことができる。従って、トナーカートリッ
ジ７の現像装置３及びクリーニング装置５への脱着は、
機外で容易に行なうことが可能である。なお、現像装置
３及びクリーニング装置５にそれぞれセットされたトナ
ーのうち、どちらか一方のトナーが先に終了した場合で
も現像動作に支障はない。従って、カートリッジ７ａ及
び７ｂのトナーが同時に終了しなくとも、両カートリッ
ジのトナーが終了した時点でトナーカートリッジ７を交
換してやればよい。
内のトナーが終了した（カートリッジ７ａ及び７ｂのト
ナーが双方とも終了した）場合、トナーカートリッジ７
を現像装置３及びクリーニング装置５から取り外し、新
しいトナーカートリッジすなわちトナーが充填されたト
ナーカートリッジと交換する。本実施例においては、現
像装置３、クリーニング装置５及びそれらに装着された
トナーカートリッジ７等は、プロセスユニットとして機
外に取り出すことができる。従って、トナーカートリッ
ジ７の現像装置３及びクリーニング装置５への脱着は、
機外で容易に行なうことが可能である。なお、現像装置
３及びクリーニング装置５にそれぞれセットされたトナ
ーのうち、どちらか一方のトナーが先に終了した場合で
も現像動作に支障はない。従って、カートリッジ７ａ及
び７ｂのトナーが同時に終了しなくとも、両カートリッ
ジのトナーが終了した時点でトナーカートリッジ７を交
換してやればよい。
【００２０】図２及び図３は、本実施例に装着されるト
ナーカートリッジを示す図である。これらの図に示すよ
うに、トナーカートリッジ７は、そのトナー収納部１３
の底部がシート材１２により密閉されている。このシー
ト材１２は、トナーカートリッジ７の底部において、カ
ートリッジケースの１辺にシート材１２の１端部が固着
されており、カートリッジケースの他の辺にシート材１
２の他辺が接着されている。また、シート材１２は途中
で折り返され、カートリッジケースに固着された辺と反
対側の端部がシート巻き取りローラ１１に固着されてい
る。
ナーカートリッジを示す図である。これらの図に示すよ
うに、トナーカートリッジ７は、そのトナー収納部１３
の底部がシート材１２により密閉されている。このシー
ト材１２は、トナーカートリッジ７の底部において、カ
ートリッジケースの１辺にシート材１２の１端部が固着
されており、カートリッジケースの他の辺にシート材１
２の他辺が接着されている。また、シート材１２は途中
で折り返され、カートリッジケースに固着された辺と反
対側の端部がシート巻き取りローラ１１に固着されてい
る。
【００２１】トナーカートリッジ７を図３に示すよう
に、現像装置３及びクリーニング装置５に装着しハンド
ル１０を矢印ｍの方向に回転させると、シート材１２が
シート巻き取りローラ１１に巻き取られ、トナー収納部
に収納されたトナーＴが現像装置３またはクリーニング
装置５内に落下し、トナーの補給が行なわれる。
に、現像装置３及びクリーニング装置５に装着しハンド
ル１０を矢印ｍの方向に回転させると、シート材１２が
シート巻き取りローラ１１に巻き取られ、トナー収納部
に収納されたトナーＴが現像装置３またはクリーニング
装置５内に落下し、トナーの補給が行なわれる。
【００２２】本実施例においては、現像装置３だけでな
くクリーニング装置５にもトナーがセットされるので、
現像装置３にセットできるトナーカートリッジ７ａの大
きさがビーム通路８を確保する必要から制限されていて
も、クリーニング装置５にもトナーカートリッジ７ｂが
セットされるので、現像動作に使用できるトナー量を増
大させ、トナーの補給頻度を少なくすることができる。
しかも、現像装置３のトナーカートリッジ７ａとクリー
ニング装置５のトナーカートリッジ７ｂとを一体的に構
成しているので、両カートリッジ内のトナーが終了した
時点でカートリッジの交換を１度で行なうことができ、
メンテナンス性をより向上させている。なお、ビーム通
路の確保以外にも、装置内の部品レイアウトの関係から
現像装置にセットできるトナーカートリッジの大きさが
制限された場合でも、本発明によれば現像動作に供する
トナー量を増やすことができるので、メンテナンス性の
向上に有効である。
くクリーニング装置５にもトナーがセットされるので、
現像装置３にセットできるトナーカートリッジ７ａの大
きさがビーム通路８を確保する必要から制限されていて
も、クリーニング装置５にもトナーカートリッジ７ｂが
セットされるので、現像動作に使用できるトナー量を増
大させ、トナーの補給頻度を少なくすることができる。
しかも、現像装置３のトナーカートリッジ７ａとクリー
ニング装置５のトナーカートリッジ７ｂとを一体的に構
成しているので、両カートリッジ内のトナーが終了した
時点でカートリッジの交換を１度で行なうことができ、
メンテナンス性をより向上させている。なお、ビーム通
路の確保以外にも、装置内の部品レイアウトの関係から
現像装置にセットできるトナーカートリッジの大きさが
制限された場合でも、本発明によれば現像動作に供する
トナー量を増やすことができるので、メンテナンス性の
向上に有効である。
【００２３】さらに、本実施例においては、画像形成動
作によりトナーカートリッジ７のトナーが消費される期
間と帯電器の寿命とがほぼ同じくらいになっているの
で、トナーカートリッジ７を交換するときに、それと一
体的に設けられている帯電器２が交換されることにな
り、帯電器２を単独で交換する手間が省け、メンテナン
ス性をより高めている。
作によりトナーカートリッジ７のトナーが消費される期
間と帯電器の寿命とがほぼ同じくらいになっているの
で、トナーカートリッジ７を交換するときに、それと一
体的に設けられている帯電器２が交換されることにな
り、帯電器２を単独で交換する手間が省け、メンテナン
ス性をより高めている。
【００２４】ところで、トナーカートリッジ７と一体的
に設けた帯電器２を、トナーカートリッジ７から脱着可
能に設けてやれば、トナーが終了して現像装置３及びク
リーニング装置５から取り外したトナーカートリッジを
再利用することができる。すなわち、空になって取り外
したトナーカートリッジからほぼ寿命に達した帯電器を
取外し、新しい帯電器を装着するとともにカートリッジ
内にトナーを充填してやれば、そのトナーカートリッジ
が再利用可能となり資源及びコストを節約することがで
きる。なお、新しいトナーを充填する場合、カートリッ
ジ底部を前述したシート部材１２で密閉する必要がある
ので、取り外したトナーカートリッジをサービスセンタ
等に回収して帯電器の交換及びトナーの充填を行なえば
よい。
に設けた帯電器２を、トナーカートリッジ７から脱着可
能に設けてやれば、トナーが終了して現像装置３及びク
リーニング装置５から取り外したトナーカートリッジを
再利用することができる。すなわち、空になって取り外
したトナーカートリッジからほぼ寿命に達した帯電器を
取外し、新しい帯電器を装着するとともにカートリッジ
内にトナーを充填してやれば、そのトナーカートリッジ
が再利用可能となり資源及びコストを節約することがで
きる。なお、新しいトナーを充填する場合、カートリッ
ジ底部を前述したシート部材１２で密閉する必要がある
ので、取り外したトナーカートリッジをサービスセンタ
等に回収して帯電器の交換及びトナーの充填を行なえば
よい。
【００２５】図４及び図５は、それぞれ本発明の他の実
施例を示すものであり、図４に示した電子写真装置にお
いては、帯電器１４は薄板状弾性体により構成された接
触帯電装置となっている。また、図５に示す電子写真装
置においては、帯電器１５はローラ状の接触帯電装置と
なっている。どちらの実施例も、帯電器以外の構成は図
１〜３により説明した前記実施例と同様であるので、説
明を省略する。
施例を示すものであり、図４に示した電子写真装置にお
いては、帯電器１４は薄板状弾性体により構成された接
触帯電装置となっている。また、図５に示す電子写真装
置においては、帯電器１５はローラ状の接触帯電装置と
なっている。どちらの実施例も、帯電器以外の構成は図
１〜３により説明した前記実施例と同様であるので、説
明を省略する。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子写真
装置によれば、現像装置だけでなくクリーニング装置に
もトナーがセットされるので、現像装置にセットできる
トナー量に制限がある場合でも、現像動作に使用できる
トナー量を増大させ、トナーの補給頻度を少なくするこ
とができる。しかも、現像装置のトナーカートリッジと
クリーニング装置のトナーカートリッジとを一体的に構
成しているので、カートリッジの交換が１度で簡単にで
き、メンテナンス性を向上させることができる。
装置によれば、現像装置だけでなくクリーニング装置に
もトナーがセットされるので、現像装置にセットできる
トナー量に制限がある場合でも、現像動作に使用できる
トナー量を増大させ、トナーの補給頻度を少なくするこ
とができる。しかも、現像装置のトナーカートリッジと
クリーニング装置のトナーカートリッジとを一体的に構
成しているので、カートリッジの交換が１度で簡単にで
き、メンテナンス性を向上させることができる。
【００２７】請求項２の構成により、帯電装置がトナー
カートリッジと一体的に設けられるので、トナーカート
リッジの交換時に帯電装置も交換される。従って、帯電
装置を単独で交換する手間が省け、メンテナンス性をよ
り高めている。
カートリッジと一体的に設けられるので、トナーカート
リッジの交換時に帯電装置も交換される。従って、帯電
装置を単独で交換する手間が省け、メンテナンス性をよ
り高めている。
【００２８】請求項３の構成により、帯電装置がトナー
カートリッジに脱着可能に取り付けられるので、使用済
みトナーカートリッジにトナーを充填するとともに帯電
装置を交換してやれば、トナーカートリッジの再利用が
可能となり、資源及びコストを節約することができる。
カートリッジに脱着可能に取り付けられるので、使用済
みトナーカートリッジにトナーを充填するとともに帯電
装置を交換してやれば、トナーカートリッジの再利用が
可能となり、資源及びコストを節約することができる。
【図１】図１は、本発明電子写真装置の一実施例におけ
る作像部付近を示す側面構成図である。
る作像部付近を示す側面構成図である。
【図２】図２は、その電子写真装置のトナーカートリッ
ジの一部を示す斜視図である。
ジの一部を示す斜視図である。
【図３】図３は、そのトナーカートリッジが現像装置又
はクリーニング装置に装着された様子示す断面図であ
る。
はクリーニング装置に装着された様子示す断面図であ
る。
【図４】図４は、本発明の他の実施例を示す側面構成図
である。
である。
【図５】図５は、本発明のさらに他の実施例を示す側面
構成図である。
構成図である。
１ 感光体 ２，１４，１５ 帯電器 ３ 現像装置 ４ 転写ローラ ５ クリーニング装置 ６ トナー搬送機構 ７ トナーカートリッジ ８ ビーム通路 ９ レーザ光 Ｔ トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｇ０３Ｇ 21/00 ３２６ (72)発明者 中里 保史 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株 式会社リコー内 (72)発明者 甲斐 創 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株 式会社リコー内 (72)発明者 村松 智 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株 式会社リコー内 (72)発明者 鈴木 雅子 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株 式会社リコー内 (72)発明者 横川 信人 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平５−19664（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−313493（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−19312（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−274452（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−15864（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−116667（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−73554（ＪＰ，Ａ) 実開 平３−92643（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G03G 15/08 G03G 15/02 G03G 21/10
Claims (3)
- 【請求項１】 感光体と、該感光体の周囲に配置された
像形成プロセス手段としての現像装置及びクリーニング
装置とを備え、前記クリーニング装置により感光体から
回収されたトナーを前記現像装置内へ戻すトナーリサイ
クル機構を有する電子写真装置において、 前記現像装置に補給するためのトナーを収納したトナー
カートリッジと前記クリーニング装置に補給するための
トナーを収納したトナーカートリッジとを一体的に構成
して設けるとともに、 該一体的に構成したトナーカートリッジに、前記感光体
へ書き込み光を導くための通路が形成されていることを
特徴とする電子写真装置。 - 【請求項２】 前記感光体を帯電させる帯電装置を前記
トナーカートリッジと一体的に設けたことを特徴とす
る、請求項１に記載の電子写真装置。 - 【請求項３】 前記感光体を帯電させる帯電装置を前記
トナーカートリッジに脱着可能に装着したことを特徴と
する、請求項１に記載の電子写真装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01450194A JP3234389B2 (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01450194A JP3234389B2 (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | 電子写真装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07219328A JPH07219328A (ja) | 1995-08-18 |
| JP3234389B2 true JP3234389B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=11862816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01450194A Expired - Fee Related JP3234389B2 (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3234389B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017134297A (ja) | 2016-01-29 | 2017-08-03 | キヤノン株式会社 | 現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
-
1994
- 1994-02-08 JP JP01450194A patent/JP3234389B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07219328A (ja) | 1995-08-18 |
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