JP3226020B2 - 動きベクトル検出装置 - Google Patents
動きベクトル検出装置Info
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Description
用いられる動きベクトルの検出装置に関する。
として、ブロックマッチングによる動き補償フレーム間
予測方式が標準化され、広く用いられている。しかし、
フレーム間予測のためには動きベクトルの検出が必要で
あり、広い領域を探索するには計算量が膨大となる。そ
のため、装置規模が膨大になったり、リアルタイム処理
が困難になる、といった問題がある。
度の向上を目指した装置としては、特開平1−1666
84に記載の装置が知られている。この装置では、予め
定めた動きベクトルの探索範囲に対して、探索中心位置
にオフセット値が設定できる。そして、探索範囲の端の
動きベクトルで検出されたとき、次のフレームのオフセ
ット値を探索範囲の端の位置に設定し、探索範囲をシフ
トすることで、動きベクトルの探索範囲を見かけ上拡大
している。
置のブロック図である。フレームメモリ201には参照
画面データが蓄積されている。動きベクトルの探索に
は、水平オフセット制御部206および垂直オフセット
制御部207により設定されるオフセットと探索動きベ
クトルに応じて参照する代表点を代表点設定部202に
設定し、差分器203において入力現画面との差分をと
る。フレーム差加算部204では参照画面と現画面との
差の総和を計算し、最小値検出部205において、前記
画面間の差の総和の最小値を与える動きベクトルを検出
し、水平・垂直それぞれの動きベクトル成分を出力す
る。前記出力の動きベクトルには、オフセットの指定に
応じて、選択器208,209により選択されたオフセ
ット値が加算器210,211により加算されて最終的
な動きベクトル値が計算される。また、前記出力動きベ
クトルは、その値に応じて、水平オフセット制御部20
6および垂直オフセット制御部207により、次の動き
ベクトル探索のためのオフセットが設定される。
だけに着目し、第nフレームのオフセット値をδV
(n)とすると、 δV(n+1)=δV(n)+α・ΔV ・・・・・・(1) で設定している。ΔVは探索範囲で、動きベクトルV
は、 −ΔV≦V≦ΔV ・・・・・・(2) の範囲で検出する。ここで、αの値は α=1 if V=ΔV α=−1 if V=−ΔV ・・・・・・(3) α=0 else と設定する。
−328333に記載の方法が知られている。この方法
では、過去の動きベクトルの結果から、探索範囲をブロ
ック毎に切り替えている。
置のブロック図である。動きベクトル検出回路301で
は、入力の現フレーム画像データと参照画像データとか
ら、選択器304で指定される探索範囲において、予測
誤差が最小となる動きベクトルを検出する。前記検出動
きベクトルは図示されない動き補償器へ出力されるとと
もに、動きベクトルメモリ302に入力される。
ルが1フレーム期間蓄えられ、前フレームの空間的に同
一位置にあるブロックの動きベクトルとして、探索範囲
判定器303に出力される。探索範囲判定器303で
は、前フレームの動きベクトルの大きさと向きに応じ
て、現フレームの対象ブロックの動きベクトルの探索端
範囲を決定し、その結果に応じて、選択器304では、
探索範囲305から探索範囲307までの中から1個を
選択し出力する。選択された探索範囲にしたがい、動き
ベクトル検出回路301では、動きベクトル探索を行
う。
うに、通常の探索範囲(図15(a))の他に、実線の
枠で示した水平方向重視の探索範囲(図15(b))、
垂直方法重視の探索範囲(図15(c))、斜め方向重
視の探索範囲(図15(d))などが用意されている。
あるいは、探索範囲の形状を変形し、図16に示すよう
に、通常の探索範囲(図16(a))の他に、実線の枠
で示した水平方向重視の探索範囲(図16(b))、垂
直方向重視の探索範囲(図16(c))などを使うこと
もできる。
動きベクトルが特定の値になったときだけ探索範囲をシ
フトする方法では、最適な動きベクトルを検出できない
ことがある。その理由は、動きベクトルの出現状態によ
っては、探索範囲が追従できないことがあり、最適な動
きベクトルを探索範囲内にカバーできないためである。
さと向きから探索領域を切り替える方法では、最適な動
きベクトルを検出できないことがある。その理由は、限
られた種類の探索領域の選択しかできないためである。
切り替える方法では、最適な動きベクトルを検出できな
いことがある。その理由は、動きの境界部分では、探索
領域の予測が外れることがあるためである。
された動きベクトルをそのまま用いる方法では、最適な
動きベクトルを検出できないことがある。その理由は、
参照画面と符号化画面との時間間隔が変化するような画
像符号化方法では、動きベクトルのスケールが画面によ
って適合しないためである。
する場合においても、適切な動きベクトルの検出が可能
な動きベクトル検出装置を提供することにある。
出装置は、動画像符号化で用いられる動きベクトルの検
出装置において、画像を複数の領域に分割し、前記分割
領域毎に、定められた動きベクトルの探索範囲内で、参
照画像データと現画像データとのマッチングをとり、差
分が最小となる動きベクトルを検出する動きベクトル検
出手段と、前記分割領域毎の検出動きベクトルの画面毎
の統計量を計算する動きベクトル統計処理手段と、時間
間隔の異なる複数の参照画面が使える場合、当該時間間
隔の平均値を動きベクトルを検出した画面の参照画面と
の時間間隔の値とし、すでに動きベクトル検出を行った
過去の符号化画面における前記計算された動きベクトル
の統計量から、前記動きベクトルを検出した画面の参照
画面との時間間隔と、次にシフト量を設定しようとする
画面の参照画面との時間間隔の比に応じて、次に符号化
する画面の動きベクトルの探索領域のシフト量を算出す
るシフト量設定手段と、前記算出されたシフト量にした
がって、前記動きベクトル検出手段に探索すべき動きベ
クトル候補を指定する探索範囲指定手段を有する。
に符号化した画面において検出された動きベクトルにつ
いて、画面毎の平均値、ヒストグラムといった動きベク
トルの統計量を計算し、これを用いて動きベクトルの探
索領域のシフト量を設定する。さらに、参照画面と現画
面との時間間隔に応じて、シフト量の調整を行う。
の統計量を用いて探索範囲を画面単位に制御しているの
で、動きベクトルが検出される範囲の予測が的確にで
き、適切な動きベクトルの検出が行える。また、検出し
た動きベクトルを大きさなどから分類することなしにそ
のままシフト量として用いることで、動きの追従性や自
由度の高い探索範囲のシフト設定ができる。
統計処理手段は、動きベクトルの統計量として、平均値
またはヒストグラムを計算する。
手段は、動きベクトルの平均値、または動きベクトルの
最頻値を示す動きベクトル、または動きベクトルのヒス
トグラムから、一定の頻度以上検出された動きベクトル
を抽出し、前記抽出動きベクトルの水平方向成分、垂直
方向成分のそれぞれにおいて、最大値と最小値との平均
値、または動きベクトルのヒストグラムから、一定の頻
度以上検出された動きベクトルを抽出し、抽出動きベク
トルの平均値をシフト量として設定する。
統計処理手段は、順方向予測のための動きベクトルと、
逆方向予測のための動きベクトルとを検出する場合、前
記それぞれの予測方向の検出動きベクトルの統計量を個
別に計算する。
手段は、順方向のための動きベクトルと、逆方向予測の
ための動きベクトルとを検出する場合、前記それぞれの
予測方向の探索範囲のシフト量を個別に設定する。
手段は、時間間隔の異なる複数の参照画面が使える場
合、当該時間間隔の平均値を時間間隔の値とするか、時
間間隔の異なる複数の参照画面が使える場合、当該時間
間隔の一つを選択して、時間間隔の値とするか、時間間
隔の異なる複数の参照画面が使える場合、前記分割領域
で選択された、当該参照画面の画面全体に対する比率に
応じて、当該時間間隔の平均値を計算し、前記平均値の
動きベクトルを検出した画面の参照画面との時間間隔の
値とする。
て図面を参照して説明する。
検出装置のブロック図である。
画像記憶部101と現画像記憶部102と動きベクトル
検出部103と動きベクトル統計処理部104とシフト
量設定部105と探索範囲指定部106で構成されてい
る。
明するための図である。図の丸印が動きベクトルの探索
点である。図の例では通常の探索範囲は、破線で囲んだ
ように、−4≦MVx≦+3,−4≦MVy≦+3の範
囲の動きベクトル探索を行う。いま、シフト量として、
(2,4)を指定すると、図の実線で囲まれたような、
−2≦MVx≦+5,0≦MVy≦+7の範囲の動きベ
クトル探索を行う。この場合、下方のやや右側からの動
きベクトルを中心に探索を行うことになる。このよう
に、シフト量を与えて、探索範囲を制御する。
理部104における統計量計算処理について説明する。
ここでは、検出した動きベクトルの平均値、ヒストグラ
ムといった統計量を計算する。平均値の計算では、検出
した動きベクトルが入力される毎に、動きベクトルの値
を累算していく。1画面の処理が終了した時点で、前記
累算値を検出した動きベクトルの数で割り、動きベクト
ルの平均値を求める。この際、必要な精度に丸め処理し
てもよい。
クトルが入力される毎に、そのベクトルに対応する頻度
の値をインクリメントしていく。1画面の処理が終了し
た時点で、それぞれの検出動きベクトルの頻度が確定
し、ヒストグラムが得られる。なお、発生頻度情報の保
存のためには、検出可能な動きベクトルの範囲だけの記
憶手段が必要であるが、記憶領域削減のために、動きベ
クトルの値を量子化して、量子化代表値の頻度を計数し
てもよい。
方向予測、というように予測方向の異なる動きベクトル
が検出される場合には、それぞれの予測方向毎に計算す
る。あるいは、一方の動きベクトルを逆にし、さらに参
照画面との時間間隔で正規化し、1種類の予測方向の動
きベクトルとして計算してもよい。
クに対して、同じ予測方向の動きベクトルが複数個検出
された場合検出した全ての動きベクトルをカウントに含
める。例えばMPEG−2(ISO/IEC1381
8)のフレーム構造におけるフィールド予測の場合、フ
ィールド構造における16×8予測の場合、デュアルラ
イム予測の場合などのとき発生する。このとき、検出し
た全ての動きベクトルの数によって、重み付けを調整し
てもよい。例えば、1ブロックで2つの動きベクトルが
検出されたとき、各々を1/2の重み付けで統計計算す
る。あるいは、同じ予測方向の動きベクトルが複数個検
出された場合、簡単のために、その中の一つの動きベク
トルだけを統計計算の対象としてもよい。
クトルが検出されない場合がある。例えばMPEG−2
などでは、フレーム内符号化をし、フレーム間予測をし
ないイントラ符号化モードが選択された場合に発生す
る。このような場合には、上記統計量計算において、動
きベクトルの累算や頻度更新などは行わない。あるい
は、イントラ/ノンイントラ判定のときに、ノンイント
ラモードの動きベクトルとして検出された動きベクトル
の値を統計計算の対象としてもよい。
105における、シフト量の設定方法について説明す
る。まず、動きベクトル統計量として、検出動きベクト
ルの画面あたりの平均値を計算した場合について説明す
る。画面あたりの平均値を計算している場合には、平均
値をそのままシフト量として設定する。なお、平均値計
算をシフト量を含まない相対動きベクトルで行った場合
は、シフト量を加味した値に変換して用いる。
ストグラムを計算した場合について説明する。例えば、
図3はヒストグラムの例である。このヒストグラムは、
探索範囲内の動きベクトル探索点について、当該動きベ
クトルが検出された頻度を示している。ヒストグラムか
らシフト量設定する一つの方法としては、最も頻度の高
い動きベクトルを選択する方法を使う。図3の例では、
(MVx’,MVy’=(−1,0)で最も高い頻度を
示しているので、これをシフト量として設定する。な
お、(MVx’,MVy’)がシフト量が含まれない相
対的な動きベクトルであるならば、シフト量を加味した
値に変換して用いる。また、最も頻度の高い動きベクト
ルが複数ある場合には、それらの重心位置をシフト量に
設定する。あるいは簡単のために、その中の一つ(例え
ばスキャン順で最もはじめに現われたもの、あるいは最
も後に現われたもの、(0,0)に最も近いものなど)
をシフト量に設定してもよい。
別な方法としては、一定の頻度以上のものだけを使用す
るという方法もある。例えば、まずヒストグラムにしき
い値処理を施し2値化する。図4は図3のヒストグラム
を頻度2以上を‘1’に、頻度2未満を‘0’に2値化
したものである。このように2値化した後、‘1’を示
す動きベクトルの平均値をシフト量として設定する。例
えば図4の例では、(−0.928,−0.357)と
なる。あるいは‘1’を示す動きベクトルの各成分の最
大値と最小値の平均値をシフト量として設定する。この
方法では、図4の例では、MVx’が最大値1、MV
x’の最小値が−3、MVy’の最大値が1、MVy’
の最小値が−2なので、(−1,−0.5)がシフト量
となる。以上ヒストグラムを2値化してシフト量を求め
る方法を説明したが、ヒストグラムを2値化せず、図3
の形態のまま、頻度のしきい値と比較しながら処理して
もよい。また、ヒストグラムを作成するときに頻度記録
の上限を設けて、一定数以上は最大値に張り付けたもの
を作って使用してもよい。
予測方向について統計量を計算し、その各々について上
記のようにシフト量を設定する。例えば、図5は順方向
予測だけを行う画面(Pピクチャ)と、順方向、逆方向
の両方から予測可能な画面(Bピクチャ)とを用いて符
号化する場合を示す図である。この図で、画面2のBピ
クチャに対しては、画面1のPピクチャを参照画面とす
る順方向予測と、画面4のPピクチャを参照画面とする
逆方向予測とを行う。このとき、順方向予測のために検
出された動きベクトルと逆方向予測のために検出された
動きベクトルとのそれぞれの統計量を計算する。また、
動きベクトル検出をするための探索範囲のシフト量も、
順方向予測用および逆方向予測用にそれぞれ設定する。
なお、順方向予測の検出結果だけから、逆方向予測の探
索範囲シフト量を決めるには、順方向予測のシフト量の
符号を反転すればよい。
との時間間隔が画面毎に変化する場合の、時間間隔に応
じて、シフト量の調整の方法について説明する。まず、
図5の例を用いて説明する。この例では、3画面毎にP
ピクチャとして符号化し、その間に挟まれた2画面をB
ピクチャとして符号化している。いま画面1が符号化済
みで、次に画面4、画面2、画面3、画面7、、、、と
いう順序で符号化処理されるものとする。この場合、連
続する2つの画面間隔を1とすると、画面4のPピクチ
ャ(P4)における動きベクトルは、時間間隔が3に対
応する動きベクトルである。また、その次に符号化され
る画面2のBピクチャ(B2)においては、順方向の動
きベクトルについては時間間隔が1であり、逆方向の動
きベクトルについては時間間隔が2である。このとき、
B2順方向予測のためのシフト量はP4で得られたシフ
ト量の1/3に、このとき、B2の逆方向予測のための
シフト量はP4で得られたシフト量の−2/3にすれば
よい。同様に、画面3のBピクチャ(B3)の順方向予
測のためのシフト量は、B2で得られた順方向予測のシ
フト量の2倍に、B3の逆方向予測のためのシフト量
は、B2で得られた逆方向予測のシフト量の1/2にす
ればよい。さらに、画面7のPピクチャ(P7)の順方
向予測のためのシフト量は、B3で得られた順方向予測
のシフト量の3/2倍にすればよい。
ス信号を扱う場合には、フィールドの単位の予測を使う
ことができる。このときはフィールドの画面間隔で調整
すればよい。例えば、図6のようにPピクチャの間隔が
3フレームであるとき、フレーム構造で画面4のPピク
チャ(P4)の動きベクトル検出をする場合を考える。
ここで、1フレームは2つのフィールドから構成されて
おり、P4の2つのフィールドはそれぞれ、画面1のP
ピクチャ(P1)の2つのフィールドが参照できる。そ
のため、フィールド予測が選択された場合は、P4の第
1フィールドについては、参照されるフィールドによっ
て、時間間隔は5および6、第2フィールドについて
は、時間間隔は6および7とする。なお、フレーム予測
が選択された場合には、時間間隔はフィールドの間隔で
数えて6とする。また、Bピクチャの場合も同様であ
り、それぞれ図7,8に示したようにする。例えば画面
2のBピクチャの順方向予測では、それぞれのフィール
ドはP1のフィールドを参照し、時間間隔は1および2
とする。
は、Pピクチャに関しては図9のような参照関係にな
る。すなわち、ピクチャP7は、ピクチャP1あるいは
ピクチャP2を参照する。同様に、ピクチャP8は、ピ
クチャP2あるいはピクチャP7を参照する。したがっ
て、ピクチャP7については、時間間隔は5および6、
ピクチャP8については、時間間隔は1および6とす
る。フィールド構造の場合のBピクチャの参照関係につ
いては、既に図7,8に示したように、フレーム構造で
符号化した場合と同様である。
用いないとき、同相のフィールドと異相のフィールドと
の平均予測を行うデュアルプライム予測が使える。この
場合も同様に、フレーム構造の場合は図10に示すよう
に、時間間隔を1および2あるいは2および3とする。
また、フィールド構造の場合は図11に示すように、時
間間隔1および2とする。
にも、上記のように設定した時間間隔を用いて、検出動
きベクトルに対応した時間間隔と、シフト量を設定しよ
うとする画面に対応する時間間隔との比を計算し、この
比率にしたがってシフト量を調整すればよい。ただし、
時間間隔の異なる複数の参照フィールドが使用できるの
で、統計量計算においては、ブロック毎に選択された参
照フィールドの画面全体に対する比率を考慮して計算す
る。ここで、これから動きベクトルを検出しようとする
画面では、参照されるフィールドの比率を予め知ること
はできない。そのため、複数の時間間隔の平均値を設定
することにする。例えば図7のB2の第1フィールドで
は、順方向の動きベクトルに対する時間間隔は1および
2であるが、それらの平均値1/2を時間間隔とみな
す。あるいは簡単のために、いずれか一つ(例えば常に
短い時間間隔を使う、常に同相のフィールドのものを使
う、など)を選択する方法でもよい。同様に統計量を計
算するときも、簡単のために選択したフィールドの情報
を使わずに計算することもできる。このときも時間間隔
については、前述のように、取り得る値の平均値あるい
はいずれか一つを選択する方法でよい。例えば、図9の
ピクチャP7の次に符号化されるピクチャP8の場合を
考える。時間間隔として複数の参照画面の平均をとると
すると、シフト量はP7の動きベクトル統計量から定ま
るシフト量を(1+6)/(6+5)倍する。同様に、
他のピクチャについても計算することが可能である。
Pピクチャとして符号化する構造について説明したが、
これと異なった構造で符号化する場合も同様に考えるこ
とができる。また、フレームスキップがある場合などの
ように、参照画面との時間間隔が変動する構成であって
も同様に考えることができる。また、動きベクトル検出
を行わずに、フレーム内符号化するピクチャが使用され
る場合もあるが、この場合は、当該ピクチャを除いて考
えればよい。
ため、時間調整前のシフト量を数フレーム間保存してお
き、同じ位置関係にあるピクチャのときに適用するよう
にしてもよい。例えば図5で、P4の処理の結果計算さ
れたシフト量はB2,B3には適用せず、数フレーム間
保存してP7にそのまま適用するようにしてもよい。同
様に、B2の処理の結果計算されたシフト量をB5に、
B3の処理の結果計算されたシフト量をB6に用いるこ
とにしてもよい。
面あるいは、数画面前の1画面分の情報だけから設定す
るだけでなく、過去の符号化した複数の画像の情報を用
いてもよい。例えば、直前の過去nフレーム(nは正整
数)のシフト量の平均値を、新たなシフト量として設定
するなどという方法を用いてもよい。
囲内に修正する。例えば、シフト量の各々の成分が設定
可能な最大値、最小値を超えていれば、最大値、最小値
に張り付ける。また、シフト量の設定可能な最小単位
(例えば画素単位など)への丸めを行う。
索範囲の大きさを変えずに、位置をシフトさせている。
シフト量は、過去の符号化画面において検出した動きベ
クトルの統計量に基づいて設定されているので、動きベ
クトルが検出される範囲の予測が的確にでき、限られた
探索範囲を使用する場合においても、適切な動きベクト
ルの検出が行える。実際、MPEG−2(ISO/IE
C−13813)の画像符号化方法に対し、本手法の探
索範囲シフト方法を適用した結果、探索範囲のシフトを
行わない場合に比べて、通常の探索範囲では検出できな
い動きを含む画像については、SN比の改善が得られて
いる。
12に示す。図は何種類かの画像に対して動画像を符号
化したとき、動きベクトル探索範囲をシフトさせた場合
に、それが固定位置にあるときと比較したSN比の改善
量を示したグラフである。グラフの左側はフレーム構造
で符号化した場合、右側はフィールド構造で符号化した
場合をそれぞれ示している。シミュレーションの条件と
しては、通常の探索範囲は最大で水平方向−47〜+4
7画素、垂直方向−15〜+15画素とし、ビットレー
トを4Mbit/秒とした。
shift Aの方法は、前に符号化した画像で検出した動き
ベクトルの画像あたりの平均値を、次の符号化画面のシ
フト量とする方式である。shift Bの方法は、検出した
動きベクトルの画像あたりの平均値を、さらに過去に符
号化した画像の全てにわたって平均した値を、次の符号
化画面のシフト量とする方式である。shift Cの方法
は、検出した動きベクトルの画像あたりの平均値を、さ
らに過去4画面にわたって平均した値を、次の符号化画
面のシフト量をする方式である。shift Dの方法は、前
に符号化した画像で検出した動きベクトルのヒストグラ
ムを観測し、頻度が15以上のものを抽出し、最も外側
にあるものの中心点を次の符号化画面のシフト量とする
方式である。すなわち、抽出した動きベクトル値の水平
方向成分、垂直方向成分それぞれの最大値、最小値の平
均値を使用する方法である。shift Eの方法は、前に符
号化した画像で検出した動きベクトルのヒストグラムを
観測し、頻度が15以上のものを抽出し、その平均値を
次の符号化画面のシフト量とする方式である。これらの
いずれの方法でも、“Bus ”,“Hockey”,“Carouse
l”といった速い動きがある画像に対しては、SN比で
測定した画質の改善効果がある。なお、Doubleの方法
は、探索範囲を通常の2倍とし、シフトを行わない方法
である。性能が高いが、計算量は4倍必要になる。
t A,shift Eの方法に対して、2つの時間調整の方法
を適用した結果を示している。まず、AdjustmentIの方
法は、フレーム構造と同じ時間間隔の調整をしたもので
ある。つまり、参照画面との時間間隔は、全て同相側の
距離とみなした方法である。一方、Adjustment II の方
法は、検出した動きベクトルの対応する複数の参照フレ
ームの時間間隔を、検出した比率によって調整した方法
である。結果はグラフからもわかるとおり、いずれの方
法でもSN比で測定した画質の改善効果がある。
り、通常の探索範囲ではカバーできない速い動きがある
画像に対して、探索範囲をシフトすることにより検出可
能となり、最適な動きベクトルが検出され、固定レート
のもとで符号化した場合の画質の改善効果が得られる。
動きベクトルの適切な検出が行える効果がある。
ブロック図である。
ある。
る。
した結果を説明する図である。
説明する図である。
説明する図である。
説明する図である。
説明する図である。
説明する図である。
な間隔を説明する図である。
な間隔を説明する図である。
ある。
ある。
ある。
囲を説明する図である。
囲を説明する図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 動画像符号化で用いられる動きベクトル
の検出装置において、 画像を複数の領域に分割し、前記分割領域毎に、定めら
れた動きベクトルの探索範囲内で、参照画像データと現
画像データとのマッチングをとり、差分が最小となる動
きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、 前記分割領域毎の検出動きベクトルの画面毎の統計量を
計算する動きベクトル統計処理手段と、時間間隔の異なる複数の参照画面が使える場合、当該時
間間隔の平均値を動きベクトルを検出した画面の参照画
面との時間間隔の値とし、 すでに動きベクトル検出を行
った過去の符号化画面における前記計算された動きベク
トルの統計量から、前記動きベクトルを検出した画面の
参照画面との時間間隔と、次にシフト量を設定しようと
する画面の参照画面との時間間隔の比に応じて、次に符
号化する画面の動きベクトルの探索領域のシフト量を算
出するシフト量設定手段と、 前記算出されたシフト量にしたがって、前記動きベクト
ル検出手段に探索すべき動きベクトル候補を指定する探
索範囲指定手段を有する動きベクトル検出装置。 - 【請求項2】 前記動きベクトル統計処理手段は、動き
ベクトルの統計量として、平均値を計算する、請求項1
記載の動きベクトル検出装置。 - 【請求項3】 前記動きベクトル統計処理手段は、動き
ベクトルの統計量として、ヒストグラムを計算する、請
求項1記載の動きベクトル検出装置。 - 【請求項4】 前記シフト量設定手段は、動きベクトル
の平均値をシフト量として設定する、請求項2記載の動
きベクトル検出装置。 - 【請求項5】 前記シフト量設定手段は、動きベクトル
のヒストグラムの最頻値を示す動きベクトルをシフト量
として設定する、請求項3記載の動きベクトル検出装
置。 - 【請求項6】 前記シフト量設定手段は、動きベクトル
のヒストグラムから、一定の頻度以上検出された動きベ
クトルを抽出し、前記抽出動きベクトルの水平方向成
分、垂直方向成分のそれぞれにおいて、最大値と最小値
との平均値をシフト量として設定する、請求項3記載の
動きベクトル検出装置。 - 【請求項7】 前記シフト量設定手段は、動きベクトル
のヒストグラムから、一定の頻度以上検出された動きベ
クトルを抽出し、前記抽出動きベクトルの平均値をシフ
ト量として設定する、請求項3記載の動きベクトル検出
装置。 - 【請求項8】 前記動きベクトル統計処理手段は、順方
向予測のための動きベクトルと、逆方向予測のための動
きベクトルとを検出する場合、前記それぞれの予測方向
の検出動きベクトルの統計量を個別に計算する、請求項
1記載の動きベクトル検出装置。 - 【請求項9】 前記シフト量設定手段は、順方向予測の
ための動きベクトルと、逆方向予測のための動きベクト
ルとを検出する場合、前記それぞれの予測方向の探索範
囲のシフト量を個別に設定する、請求項1記載の動きベ
クトル検出装置。 - 【請求項10】 前記シフト量設定手段は、時間間隔の
異なる複数の参照画面が使える場合、当該時間間隔の一
つを選択して、時間間隔の値とする、請求項1記載の動
きベクトル検出装置。 - 【請求項11】 前記シフト量設定手段は、時間間隔の
異なる複数の参照画面が使える場合、前記分割領域で選
択された、当該参照画面の画面全体に対する比率に応じ
て、当該時間間隔の平均値を計算し、前記平均値の動き
ベクトルを検出した画面の参照画面との時間間隔の値と
する、請求項1記載の動きベクトル検出装置。
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