JP3191852U

JP3191852U - 受領済シール付き配送伝票

Info

Publication number: JP3191852U
Application number: JP2014001794U
Authority: JP
Inventors: 近志益塚
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Filing date: 2014-03-19
Publication date: 2014-07-17
Anticipated expiration: 2024-03-19

Abstract

【課題】受取人に渡す伝票の一部分に受領印やサインより容易に受領したことを示せる受領済シール付き伝票を提供する。
【解決手段】受領済シール付き伝票１０は、商品配達時に受取人が受け取る伝票であって、受取人名が示された納品書１と、納品書に貼付され、受取人が商品を受領したことの証しとして、納品書から剥がし、商品の配達人に渡される受領済シール部２と、を備える。受領済シール部が納品書に貼付された状態において、受領済シール部と納品書とに跨がって配置された封印部６を、備えるのが好ましい。受取人が商品を受領した時に、サインや印を付する代わりに、納品書から受領済シール部を剥がし、配達人に渡すことで、受領したことを示すことができる。
【選択図】図１

Description

本考案は、商品の受け渡しに用いられる受領済シール付き伝票に関するものである。

従来の伝票は受取人において、物品の受け取り時に確かにうけとった証として伝票に受領印またはサインをして配達人に伝票を渡していた。
このような伝票として、荷主が発行した貼付票に対応付けられた配達票に、物品を届けた顧客から受領印を受ける技術が提案されている（特許文献１）。

特開平０５−０６７１１６号公報

しかしながら、従来の技術では、受領印に押すべき印鑑を取りに行ったりサインをする場合に筆記用具を探したり取り出したりして手間が掛かった。また、サインを記入しようとするとうまく書けないこともあった。

本考案は、上述したような問題点を解決するためのもので、受取人に渡す伝票の一部分に受領印やサインより容易に受領したことを示せる受領済シール付き伝票を提供することを目的とする。

（１）商品配達時に受取人が受け取る伝票であって、
受取人名が示された納品書と、
納品書に貼付され、受取人が商品を受領したことの証しとして、納品書から剥がし、商品の配達人に渡される受領済シール部と、を備える受領済シール付き伝票。

（１）の考案によれば、商品配達時に受取人が受け取る伝票は、納品書と、受領済シール部と、を備える。
納品書は、受取人名が示されている。
受領済シール部は、納品書に貼付され、受取人が商品を受領したことの証しとして、納品書から剥がし、商品の配達人に渡される。
これにより、受取人が商品を受領した時に、サインや印を付する代わりに、納品書から受領済シール部を剥がし、配達人に渡すことで、受領したことを示すことができる。
よって、受取人に渡す伝票の一部分に受領印やサインより容易に受領したことを示せる受領済シール付き伝票を提供できる。

（２）受領済シール部が納品書に貼付された状態において、受領済シール部と納品書とに跨がって配置された封印部を、更に備える（１）に記載の受領済シール付き伝票。

（２）の考案によれば、封印部により、第三者が故意に受領済シール部を剥がした否かを確認できる。

本考案は、受取人に渡す伝票の一部分に受領印やサインより容易に受領したことを示せる受領済シール付き伝票を提供できる。

本考案の実施形態に係る伝票の斜視図である。前記実施形態に係る伝票の正面図である。前記実施形態に係る伝票の側面図である。

本考案の実施形態に係る受領済シール付き伝票１０の構成を図面に基づいて説明する。
図１は、本考案の実施形態に係る伝票の斜視図である。
図２は、前記実施形態に係る伝票の正面図である。
図３は、前記実施形態に係る伝票の側面図である。

受領済シール付き伝票１０は、商品発送時に受取人が受け取り、納品書１と、受領済シール部２と、貼り付け部３と、粘着部４と、剥離紙５と、封印部６と、を備える。

納品書１は、受取人名が示されている。
受領済シール部２は、納品書１に貼付され、受取人が商品を受領したことの証しとして、納品書１から剥がし、商品の配達人に渡される。

貼り付け部３は、受領済シール部２を設けてある主な部分であり、その面には受領シール部２が封印部６を除く部分で切りかかれている。

粘着部４は、貼り付け部３の裏面に粘着されており、貼り付け部３の輪郭線とほぼ同様な形となっている。貼り付け部３は、粘着部４により、納品書１に貼り付けられている。

剥離紙５は、受領シール部２が納品書１に粘着されないように保護するためのものであり、尚且つ、受領シール部２がはがれやすくするために納品書１と貼り付け部３の中間に設けられるものである。

封印部６は、受領済シール部２が納品書１に貼付された状態において、受領済シール部２と納品書１とに跨がって配置されてい。
封印部６は、封印とかかれた部分の半分だけ納品書１に粘着され、受領シール部２がはがされたときには剥離紙５からはがれる部分と、納品書１に粘着された部分とに２分割されるものである。
封印部６は、受領シール部２がはがされたときに、半分程度、貼り付け部３に残るように切りさかれる。

偽造防止部７は、受領シール部２と貼り付け部３にわたって、英数字等が印刷されたものであり、受領シール部２と貼り付け部３の照合ができるようになっている。
送付票８は、貼り付け部３からはがされた受領済シール部２が貼付され、配達人が持ち帰る伝票である。

本考案の実施形態によれば、受取人が商品を受け取った際に、従来の印鑑やサインの代わりに納品書に貼付された受領済シール部２を、例えば、従来の受領印の部分に貼ることで、配達人は商品の配達を完結できる。受領済シール部２には、封印部６が配置され、第三者が故意にはずしたかどうか確認できるようになっている。
このように、受領済シール部２により、受取人と配達人の両人とも文房用具なしで商品の受け渡しを完結できる。

なお、偽造防止の観点から、貼り付け部３全体に、背景や英数字の連番を施してもよい。また、図１及び図２に示す英数字は、偽造防止部７の一例であり、偽造防止部７は受領シール部２と貼り付け部３の照合ができれば任意の形態とすることができる。

また、剥離紙５には、受領シール部２をはがすと、受取人にメッセージが出るように、あらかじめ受取人へのメッセージを印刷してもよい。

受領シール部２は、複数枚設けられ、本人が不在時に、家族やそれ以外の人が本人の代理として受け取った場合も含めて、どのシールがはがされたかで、本人か否かが、納品書１および送付票８をみれば容易にわかるように構成してもよい。

受領シール部２や貼り付け部３には、受取人情報を入力したＩＤタグをつけてもよい。また、光学読取機で読める暗号を記載してもかまわない。

なお、受領済シール部２を配達される商品に直接貼付してもよい。また、本考案は前記実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本考案に含まれるものである。

本考案の伝票は、宅配便などに使用できるほか、一般の納品伝票にも使用することができる。

１納品書
２受領済シール部
３貼り付け部
４粘着部
５剥離紙
６封印部
７偽造防止部
８送付票
１０受領済シール付き伝票

Claims

商品配達時に受取人が受け取る伝票であって、
受取人名が示された納品書と、
納品書に貼付され、受取人が商品を受領したことの証しとして、納品書から剥がし、商品の配達人に渡される受領済シール部と、を備える受領済シール付き伝票。
受領済シール部が納品書に貼付された状態において、受領済シール部と納品書とに跨がって配置された封印部を、更に備える請求項１に記載の受領済シール付き伝票。