JP2987530B2 - さらさら氷入り冷菓 - Google Patents
さらさら氷入り冷菓Info
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- JP2987530B2 JP2987530B2 JP3139515A JP13951591A JP2987530B2 JP 2987530 B2 JP2987530 B2 JP 2987530B2 JP 3139515 A JP3139515 A JP 3139515A JP 13951591 A JP13951591 A JP 13951591A JP 2987530 B2 JP2987530 B2 JP 2987530B2
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- JP
- Japan
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- ice
- layer
- frozen dessert
- syrup
- molasses
- Prior art date
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Classifications
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23G—COCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
- A23G9/00—Frozen sweets, e.g. ice confectionery, ice-cream; Mixtures therefor
- A23G9/44—Frozen sweets, e.g. ice confectionery, ice-cream; Mixtures therefor characterised by shape, structure or physical form
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23G—COCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
- A23G9/00—Frozen sweets, e.g. ice confectionery, ice-cream; Mixtures therefor
- A23G9/04—Production of frozen sweets, e.g. ice-cream
- A23G9/045—Production of frozen sweets, e.g. ice-cream of slush-ice, e.g. semi-frozen beverage
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23G—COCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
- A23G9/00—Frozen sweets, e.g. ice confectionery, ice-cream; Mixtures therefor
- A23G9/44—Frozen sweets, e.g. ice confectionery, ice-cream; Mixtures therefor characterised by shape, structure or physical form
- A23G9/48—Composite products, e.g. layered, laminated, coated, filled
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Confectionery (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アイスクリームや氷
菓等の冷菓の構造に関するものである。
菓等の冷菓の構造に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする問題点】従来の細かく砕いた
氷のみの層と、細かく砕いた氷と糖蜜シロップを混在さ
せた層の二層の存在する冷菓では、製造途中で糖蜜シロ
ップが氷のみの層へ移行するため、氷のみの層をさらさ
らの状態に保つことができなかった。
氷のみの層と、細かく砕いた氷と糖蜜シロップを混在さ
せた層の二層の存在する冷菓では、製造途中で糖蜜シロ
ップが氷のみの層へ移行するため、氷のみの層をさらさ
らの状態に保つことができなかった。
【0003】そのため、糖蜜シロップ層を完全に凍結さ
せた後、氷のみの層を加える製造方法によりさらさらの
状態を保つことは可能ではあるが、製造効率は悪く大量
生産を行なうのには大規模な生産設備が必要となる。
せた後、氷のみの層を加える製造方法によりさらさらの
状態を保つことは可能ではあるが、製造効率は悪く大量
生産を行なうのには大規模な生産設備が必要となる。
【0004】また、糖蜜シロップ層における糖蜜シロッ
プの融点は低く、配送途中等に製品の品温の上昇により
糖蜜シロップが溶解し、さらさらの氷のみの層へ移行、
再凍結により氷のみの層が堅く固まってしまうことが認
められた。
プの融点は低く、配送途中等に製品の品温の上昇により
糖蜜シロップが溶解し、さらさらの氷のみの層へ移行、
再凍結により氷のみの層が堅く固まってしまうことが認
められた。
【0005】この発明は、常温室内での連続生産におい
ても氷のみの層への糖蜜シロップの移行を防ぎ、氷のさ
らさらの状態を保ち、さらに配送時等の品温の上昇によ
る品質の劣化を防止することを目的としている。
ても氷のみの層への糖蜜シロップの移行を防ぎ、氷のさ
らさらの状態を保ち、さらに配送時等の品温の上昇によ
る品質の劣化を防止することを目的としている。
【0006】
【問題点を解決するための手段】この発明の冷菓は、第
1図にその例を示すように、細かく砕いた氷のみの層
と細かく砕いた氷と糖蜜シロップを混在させた層の間
に、冷菓クリーム層を配した構造をしている。すなわ
ち、この発明の冷菓は氷の二層の間に冷菓クリーム層を
配することにより、製造時および配送途中での糖蜜シロ
ップの氷のみの層への移行を防止し、氷のみの層がさら
さらの状態に保たれている。
1図にその例を示すように、細かく砕いた氷のみの層
と細かく砕いた氷と糖蜜シロップを混在させた層の間
に、冷菓クリーム層を配した構造をしている。すなわ
ち、この発明の冷菓は氷の二層の間に冷菓クリーム層を
配することにより、製造時および配送途中での糖蜜シロ
ップの氷のみの層への移行を防止し、氷のみの層がさら
さらの状態に保たれている。
【0007】この発明の冷菓を連続生産するためには、
細かく砕いた氷と糖蜜シロップを混在させた層に流動性
を与えなければならない。そのため糖蜜シロップの全固
形分は35〜70%とし、重量比でシロップ1に対して
細かく砕いた氷を1.0〜2.5加え混合する。混合後
は流動性があり、かつできるだけ堅い状態で充填するの
が望ましく、糖蜜シロップ層の流動性が激しい場合シロ
ップの移行を防止するのは困難である。
細かく砕いた氷と糖蜜シロップを混在させた層に流動性
を与えなければならない。そのため糖蜜シロップの全固
形分は35〜70%とし、重量比でシロップ1に対して
細かく砕いた氷を1.0〜2.5加え混合する。混合後
は流動性があり、かつできるだけ堅い状態で充填するの
が望ましく、糖蜜シロップ層の流動性が激しい場合シロ
ップの移行を防止するのは困難である。
【0008】細かく砕いた氷のみの層は、冷菓を食べた
とき違和感を与えないように氷の大きさを直径10mm以
下、できれば5mm以下の小さな粒子とする。氷はできる
だけ冷えた状態のものを細かく砕いた方が充填後の状態
が良く、−15℃以下に冷却された氷粒子を充填するこ
とによりさらさらの状態を保つことは容易である。
とき違和感を与えないように氷の大きさを直径10mm以
下、できれば5mm以下の小さな粒子とする。氷はできる
だけ冷えた状態のものを細かく砕いた方が充填後の状態
が良く、−15℃以下に冷却された氷粒子を充填するこ
とによりさらさらの状態を保つことは容易である。
【0009】常温室内での連続生産の場合、以上の二層
が直接接すると製品が硬化されるまで糖蜜シロップの移
行を防止できず、細かく砕いた氷のみの層をさらさらの
状態に保つことはできない。したがって、氷の二層の間
に糖蜜シロップの移行を防止する層を設けなければなら
ない。この層の温度は氷の二層の溶解を防ぐため、少な
くとも氷の融点である0℃以下でなければならず、連続
生産を行なうためには流動性が必要であり、さらにこの
層への糖蜜シロップの移行はあってはならない。また、
糖蜜シロップに対して比重は小さい方が望ましく、硬化
後の堅さも食べるとき違和感を与えないためスプーンの
簡単にささる堅さが必要である。
が直接接すると製品が硬化されるまで糖蜜シロップの移
行を防止できず、細かく砕いた氷のみの層をさらさらの
状態に保つことはできない。したがって、氷の二層の間
に糖蜜シロップの移行を防止する層を設けなければなら
ない。この層の温度は氷の二層の溶解を防ぐため、少な
くとも氷の融点である0℃以下でなければならず、連続
生産を行なうためには流動性が必要であり、さらにこの
層への糖蜜シロップの移行はあってはならない。また、
糖蜜シロップに対して比重は小さい方が望ましく、硬化
後の堅さも食べるとき違和感を与えないためスプーンの
簡単にささる堅さが必要である。
【0010】冷菓クリームは通常充填温度が−3.0℃
〜−7.0℃であるため、これに氷が接しても溶解する
ことはなく、、流動性があるため連続生産にも適してい
る。また、クリームが溶解しなければこの層への移行も
なく、比重もクリームミックスへの空気の混合比率によ
り、小さい方向への調節は自由に行なうことができる。
さらに、冷菓クリームは凍った状態でも軟らかいので、
食感に違和感を与えるものではなく、乳製品であるため
味の組み合わせの範囲を幅広く取ることが可能である。
充填量は、製品が完全に凍結されるまで下層を覆うこと
ができる量以上であれば、その目的に応じて容易に選択
できる。
〜−7.0℃であるため、これに氷が接しても溶解する
ことはなく、、流動性があるため連続生産にも適してい
る。また、クリームが溶解しなければこの層への移行も
なく、比重もクリームミックスへの空気の混合比率によ
り、小さい方向への調節は自由に行なうことができる。
さらに、冷菓クリームは凍った状態でも軟らかいので、
食感に違和感を与えるものではなく、乳製品であるため
味の組み合わせの範囲を幅広く取ることが可能である。
充填量は、製品が完全に凍結されるまで下層を覆うこと
ができる量以上であれば、その目的に応じて容易に選択
できる。
【0011】配送途中の製品の品温上昇に対しても、ク
リームの成分に安定剤を添加することにより、保形性、
保水性を高め、その劣化をある程度押さえることが認め
られる。
リームの成分に安定剤を添加することにより、保形性、
保水性を高め、その劣化をある程度押さえることが認め
られる。
【0012】このようにして得た細かく砕いた氷のみの
層と、細かく砕いた氷と糖蜜シロップを混在させた冷菓
層の間に、冷菓クリーム層を配した冷菓とする。
層と、細かく砕いた氷と糖蜜シロップを混在させた冷菓
層の間に、冷菓クリーム層を配した冷菓とする。
【図1】本発明に基づく冷菓の構造を示した断面図であ
る。
る。
1 細かく砕いた氷のみの層 2 細かく砕いた氷と糖蜜シロップを混在させた冷菓層 3 冷菓クリーム層
Claims (1)
- 【請求項1】 細かく砕いた氷のみの層と、細かく砕い
た氷と糖蜜シロップを混在させた冷菓層の間に、冷菓ク
リームが存在する構造を特徴とする冷菓。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3139515A JP2987530B2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | さらさら氷入り冷菓 |
US07/785,083 US5194274A (en) | 1991-05-16 | 1991-10-30 | Ice confectionery |
GB9123589A GB2255704B (en) | 1991-05-16 | 1991-11-06 | Ice confectionery |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3139515A JP2987530B2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | さらさら氷入り冷菓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04341143A JPH04341143A (ja) | 1992-11-27 |
JP2987530B2 true JP2987530B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=15247097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3139515A Expired - Lifetime JP2987530B2 (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | さらさら氷入り冷菓 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5194274A (ja) |
JP (1) | JP2987530B2 (ja) |
GB (1) | GB2255704B (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE201303T1 (de) * | 1995-10-16 | 2001-06-15 | Nestle Sa | Mehrschichtdessert, sowie verfahren und vorrichtung zu seiner herstellung |
ES2663773T3 (es) | 2003-04-11 | 2018-04-17 | Cargill, Incorporated | Sistemas granulares para preparar bebidas |
AU2005263383B2 (en) * | 2004-07-19 | 2008-08-21 | Unilever Plc | Ice-containing products |
BRPI0513624B1 (pt) * | 2004-07-19 | 2020-03-31 | Unilever Nv | método de fabricação de um produto alimentício que contém gelo |
AU2005201557A1 (en) | 2004-08-17 | 2006-03-09 | Smoo Pty Limited | Apparatus, methods and packaging for preparing compositions |
AT7780U1 (de) * | 2004-09-01 | 2005-08-25 | Stefan Krichbaum | Computermaus |
EP2071963A1 (en) * | 2007-12-21 | 2009-06-24 | Nestec S.A. | Frozen confectionery product |
EP2130439B1 (en) * | 2008-06-05 | 2013-04-10 | Unilever PLC | Frozen Confection |
US20100028500A1 (en) * | 2008-08-01 | 2010-02-04 | William Towne Sander | Article of manufacture for packaging edible liquid and solid components together and process for making same |
JP6076644B2 (ja) * | 2012-08-03 | 2017-02-08 | 森永製菓株式会社 | 冷菓シェルの製造方法 |
JP6318493B2 (ja) * | 2013-07-31 | 2018-05-09 | ハーゲンダッツジャパン株式会社 | 表面模様付き冷菓の製造方法及び装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1167563A (en) * | 1914-08-08 | 1916-01-11 | John B Ingram | Fruit-snow. |
US2747525A (en) * | 1948-02-20 | 1956-05-29 | Clinton O Lund | Process of making frozen confections |
DK93978C (da) * | 1960-11-04 | 1962-07-23 | Gram Brdr As | Fremgangsmåde til fyldning af en ispindefrysemaskines fryselommer. |
US3411921A (en) * | 1968-01-03 | 1968-11-19 | Gerald A. Shifrin | Method of making a food package |
BE790100A (fr) * | 1971-10-14 | 1973-04-13 | Unilever Nv | Porduit comestible a plusieurs couches avec moindre diffusion |
JPS6019976B2 (ja) * | 1978-02-08 | 1985-05-18 | 雪印乳業株式会社 | 氷片入り冷菓の製造法 |
US4507326A (en) * | 1983-06-27 | 1985-03-26 | Friendly Ice Cream Corporation | Stratified chromatically distinct sherbet confection and method of making same |
-
1991
- 1991-05-16 JP JP3139515A patent/JP2987530B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1991-10-30 US US07/785,083 patent/US5194274A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-06 GB GB9123589A patent/GB2255704B/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB9123589D0 (en) | 1992-01-02 |
JPH04341143A (ja) | 1992-11-27 |
US5194274A (en) | 1993-03-16 |
GB2255704A (en) | 1992-11-18 |
GB2255704B (en) | 1994-06-22 |
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