JP2922489B1 - ピストン式高圧燃料ポンプのフィルタ - Google Patents
ピストン式高圧燃料ポンプのフィルタInfo
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- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 悪条件においても氷結によって目詰まりを起
こすことのないピストン式高圧燃料ポンプのフィルタを
得る。 【解決手段】 ピストン式高圧燃料ポンプの燃料吸入経
路26に設けられ、多数の矩形オープニングが形成さ
れ、オープニングの一辺の大きさが50μm以上かつ2
00μm以下である。また、フィルタは、燃料を吸入す
る吸入通路および燃料を吐出する吐出通路が形成された
ケーシング20、ケーシング内に形成されたシリンダ2
1、シリンダの一部に形成された燃料加圧室23、およ
びシリンダ内に往復移動可能に配設されたプランジャ2
2を有し、プランジャ22の往復移動により、燃料を吸
入通路から燃料加圧室23に吸入加圧し、加圧された燃
料を吐出通路から吐出するピストン式高圧燃料ポンプの
吸入通路に設けられている。
こすことのないピストン式高圧燃料ポンプのフィルタを
得る。 【解決手段】 ピストン式高圧燃料ポンプの燃料吸入経
路26に設けられ、多数の矩形オープニングが形成さ
れ、オープニングの一辺の大きさが50μm以上かつ2
00μm以下である。また、フィルタは、燃料を吸入す
る吸入通路および燃料を吐出する吐出通路が形成された
ケーシング20、ケーシング内に形成されたシリンダ2
1、シリンダの一部に形成された燃料加圧室23、およ
びシリンダ内に往復移動可能に配設されたプランジャ2
2を有し、プランジャ22の往復移動により、燃料を吸
入通路から燃料加圧室23に吸入加圧し、加圧された燃
料を吐出通路から吐出するピストン式高圧燃料ポンプの
吸入通路に設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ピストン式高圧
燃料ポンプの燃料吸入口に設けられるフィルタに関し、
特に氷結による目詰まりが発生することのないピストン
式高圧燃料ポンプのフィルタに関するものである。
燃料ポンプの燃料吸入口に設けられるフィルタに関し、
特に氷結による目詰まりが発生することのないピストン
式高圧燃料ポンプのフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】いわゆる筒内噴射式内燃機関とか直接噴
射式内燃機関とか呼ばれている、燃料をエンジンのシリ
ンダ内で噴射する方式の内燃機関としては、ディーゼル
エンジンが広く知られているが、近年、火花点火エンジ
ン(ガソリンエンジン)においても、筒内噴射式のもの
が提案されている。このような、ガソリン筒内直接噴射
式内燃機関では、エンジンの性能向上や排出ガスの低減
のために、燃料噴射圧を上げて燃料噴霧を微粒化し、燃
料噴射期間を短縮化する傾向にある。また、過給機構を
備えたエンジンでは、過給時には、過給圧に応じた高い
燃料噴射圧が要求される。そこで、ガソリン筒内直接噴
射式内燃機関における燃料供給システムは、十分に高い
例えば10気圧程度の燃料噴射圧が得られるようにされ
ている。
射式内燃機関とか呼ばれている、燃料をエンジンのシリ
ンダ内で噴射する方式の内燃機関としては、ディーゼル
エンジンが広く知られているが、近年、火花点火エンジ
ン(ガソリンエンジン)においても、筒内噴射式のもの
が提案されている。このような、ガソリン筒内直接噴射
式内燃機関では、エンジンの性能向上や排出ガスの低減
のために、燃料噴射圧を上げて燃料噴霧を微粒化し、燃
料噴射期間を短縮化する傾向にある。また、過給機構を
備えたエンジンでは、過給時には、過給圧に応じた高い
燃料噴射圧が要求される。そこで、ガソリン筒内直接噴
射式内燃機関における燃料供給システムは、十分に高い
例えば10気圧程度の燃料噴射圧が得られるようにされ
ている。
【0003】図7は従来の燃料供給系を示す模式的な構
成図である。図7において、デリバリパイプ1は、図示
しないガソリン筒内直接噴射式内燃機関の気筒数に対応
したインジェクタ1aを有している。デリバリパイプ1
と燃料タンク2との間には、高圧燃料ポンプ100が配
置されている。デリバリパイプ1と高圧燃料ポンプ10
0とは、高圧燃料配管3で接続されている。また、高圧
燃料ポンプ100と燃料タンク2とは、燃料吸入経路で
ある低圧燃料配管4で接続されている。高圧燃料ポンプ
100より上流の低圧燃料配管4には、フィルタ5が設
けられている。高圧燃料ポンプ100のドレイン6は、
燃料タンク2に戻されている。
成図である。図7において、デリバリパイプ1は、図示
しないガソリン筒内直接噴射式内燃機関の気筒数に対応
したインジェクタ1aを有している。デリバリパイプ1
と燃料タンク2との間には、高圧燃料ポンプ100が配
置されている。デリバリパイプ1と高圧燃料ポンプ10
0とは、高圧燃料配管3で接続されている。また、高圧
燃料ポンプ100と燃料タンク2とは、燃料吸入経路で
ある低圧燃料配管4で接続されている。高圧燃料ポンプ
100より上流の低圧燃料配管4には、フィルタ5が設
けられている。高圧燃料ポンプ100のドレイン6は、
燃料タンク2に戻されている。
【0004】低圧燃料配管4の燃料タンク2側の端部に
は、インタンク式の低圧燃料ポンプ7が設けられてい
る。低圧燃料ポンプ7の燃料取り入れ口には、フィルタ
8が設けられている。高圧燃料ポンプ100と低圧燃料
ポンプ7との間の低圧燃料配管4には、低圧レギュレー
タ10が設けられている。低圧レギュレータ10のドレ
イン11は、燃料タンク2に戻されている。
は、インタンク式の低圧燃料ポンプ7が設けられてい
る。低圧燃料ポンプ7の燃料取り入れ口には、フィルタ
8が設けられている。高圧燃料ポンプ100と低圧燃料
ポンプ7との間の低圧燃料配管4には、低圧レギュレー
タ10が設けられている。低圧レギュレータ10のドレ
イン11は、燃料タンク2に戻されている。
【0005】デリバリパイプ1は、高圧燃料ポンプ10
0と反対側にさらに高圧燃料通路12を有している。こ
の高圧燃料通路12には、高圧レギュレータ14が設け
られいる。高圧レギュレータ14のドレイン21は、燃
料タンク2に戻されている。
0と反対側にさらに高圧燃料通路12を有している。こ
の高圧燃料通路12には、高圧レギュレータ14が設け
られいる。高圧レギュレータ14のドレイン21は、燃
料タンク2に戻されている。
【0006】このような構成の燃料供給系においては、
低圧燃料ポンプ7である程度加圧された燃料は、高圧燃
料ポンプ100でさらに加圧されてデリバリパイプ1に
達し、インジェクタ1aから図示しないエンジンの気筒
内に噴射される。この際、低圧燃料ポンプ7からの吐出
圧は、低圧レギュレータ10により所定範囲に安定化さ
れ、また高圧燃料ポンプ100からの吐出圧は、高圧レ
ギュレータ14により所定範囲に安定化されている。そ
して、高圧燃料ポンプ100に供給される燃料において
は、フィルタ5で濾過され、燃料に混入したごみが、高
圧燃料ポンプ100に侵入することがないようにされて
いる。さらに、従来フィルタ5を形成する網状の複数の
オープニングにおいては、1個のオープニングが1辺が
30μmの矩形に形成されていた。
低圧燃料ポンプ7である程度加圧された燃料は、高圧燃
料ポンプ100でさらに加圧されてデリバリパイプ1に
達し、インジェクタ1aから図示しないエンジンの気筒
内に噴射される。この際、低圧燃料ポンプ7からの吐出
圧は、低圧レギュレータ10により所定範囲に安定化さ
れ、また高圧燃料ポンプ100からの吐出圧は、高圧レ
ギュレータ14により所定範囲に安定化されている。そ
して、高圧燃料ポンプ100に供給される燃料において
は、フィルタ5で濾過され、燃料に混入したごみが、高
圧燃料ポンプ100に侵入することがないようにされて
いる。さらに、従来フィルタ5を形成する網状の複数の
オープニングにおいては、1個のオープニングが1辺が
30μmの矩形に形成されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の燃料
供給系においては、高圧燃料ポンプ100の上流に設け
られたフィルタ5のオープニングは、1辺が30μmの
矩形とされてので、燃料(ガソリン)に混じった水分が
氷結し、目詰まりを起こすことがあった。
供給系においては、高圧燃料ポンプ100の上流に設け
られたフィルタ5のオープニングは、1辺が30μmの
矩形とされてので、燃料(ガソリン)に混じった水分が
氷結し、目詰まりを起こすことがあった。
【0008】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたもので、悪条件においても氷結によって目
詰まりを起こすことのないピストン式高圧燃料ポンプの
フィルタを得ることを目的とする。
めになされたもので、悪条件においても氷結によって目
詰まりを起こすことのないピストン式高圧燃料ポンプの
フィルタを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1のピストン式高
圧燃料ポンプのフィルタにおいては、ピストン式高圧燃
料ポンプの燃料吸入経路に設けられ、多数の矩形オープ
ニングが形成され、オープニングの一辺の大きさが50
μm以上かつ200μm以下である。
圧燃料ポンプのフィルタにおいては、ピストン式高圧燃
料ポンプの燃料吸入経路に設けられ、多数の矩形オープ
ニングが形成され、オープニングの一辺の大きさが50
μm以上かつ200μm以下である。
【0010】請求項2のピストン式高圧燃料ポンプのフ
ィルタにおいては、オープニングの一辺の大きさが50
μm以上かつ80μm以下である。
ィルタにおいては、オープニングの一辺の大きさが50
μm以上かつ80μm以下である。
【0011】請求項3のピストン式高圧燃料ポンプのフ
ィルタにおいては、ピストン式高圧燃料ポンプは、ガソ
リン筒内直接噴射式内燃機関に燃料を供給するものであ
る。
ィルタにおいては、ピストン式高圧燃料ポンプは、ガソ
リン筒内直接噴射式内燃機関に燃料を供給するものであ
る。
【0012】請求項4のピストン式高圧燃料ポンプのフ
ィルタにおいては、燃料を吸入する吸入通路および燃料
を吐出する吐出通路が形成されたケーシング、ケーシン
グ内に形成されたシリンダ、シリンダの一部に形成され
た燃料加圧室、およびシリンダ内に往復移動可能に配設
されたプランジャを有し、プランジャの往復移動によ
り、燃料を吸入通路から燃料加圧室に吸入加圧し、加圧
された燃料を吐出通路から吐出するピストン式高圧燃料
ポンプの吸入通路に設けられている。
ィルタにおいては、燃料を吸入する吸入通路および燃料
を吐出する吐出通路が形成されたケーシング、ケーシン
グ内に形成されたシリンダ、シリンダの一部に形成され
た燃料加圧室、およびシリンダ内に往復移動可能に配設
されたプランジャを有し、プランジャの往復移動によ
り、燃料を吸入通路から燃料加圧室に吸入加圧し、加圧
された燃料を吐出通路から吐出するピストン式高圧燃料
ポンプの吸入通路に設けられている。
【0013】請求項5のピストン式高圧燃料ポンプのフ
ィルタにおいては、ピストン式高圧燃料ポンプは、吸入
通路と燃料加圧室の間にリードバルブを有する。
ィルタにおいては、ピストン式高圧燃料ポンプは、吸入
通路と燃料加圧室の間にリードバルブを有する。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
フィルタが設けられたピストン式高圧燃料ポンプの断面
図である。図1において、ピストン式高圧燃料ポンプ2
00は、ケーシング20を有し、ケーシング20の図1
の下方には、シリンダ21が設けられている。このシリ
ンダ21内には、プランジャ22が往復運動可能に配設
されている。シリンダ21とケーシング20との間に
は、リードバルブ24が挟まれている。シリンダ21と
プランジャ22は燃料を加圧する燃料加圧室23を形成
している。
フィルタが設けられたピストン式高圧燃料ポンプの断面
図である。図1において、ピストン式高圧燃料ポンプ2
00は、ケーシング20を有し、ケーシング20の図1
の下方には、シリンダ21が設けられている。このシリ
ンダ21内には、プランジャ22が往復運動可能に配設
されている。シリンダ21とケーシング20との間に
は、リードバルブ24が挟まれている。シリンダ21と
プランジャ22は燃料を加圧する燃料加圧室23を形成
している。
【0015】ケーシング20の図1の右側の1側面に
は、低圧燃料ポンプから延びる図示しない低圧燃料配管
が接続される吸入ポート25が形成されている。吸入通
路26の途中には、ピストン式のダンパ29が設けられ
ている。吸入ポート25と燃料加圧室23との間には、
燃料吸入経路である吸入通路26が形成されている。吸
入ポート25は、図示しない低圧燃料配管が挿入されて
接続される為に、大径の円筒状に形成されている。一
方、吸入通路26は、吸入ポート25に比べて小径をな
し、吸入ポート25の底面に開口を有するように形成さ
れている。
は、低圧燃料ポンプから延びる図示しない低圧燃料配管
が接続される吸入ポート25が形成されている。吸入通
路26の途中には、ピストン式のダンパ29が設けられ
ている。吸入ポート25と燃料加圧室23との間には、
燃料吸入経路である吸入通路26が形成されている。吸
入ポート25は、図示しない低圧燃料配管が挿入されて
接続される為に、大径の円筒状に形成されている。一
方、吸入通路26は、吸入ポート25に比べて小径をな
し、吸入ポート25の底面に開口を有するように形成さ
れている。
【0016】吸入通路26の吸入ポート25に面した開
口部には、フィルタ27が配設されている。フィルタ2
7は、概略円錐形をなし、最大径部の外周には、全周に
渡って一部肉厚にされた縁部27aが形成されている。
吸入通路26の開口部は、座ぐりをするように一部がさ
らに大径に削られて段部26aが設けられている。フィ
ルタ27は、円錐の先端を吸入通路26側に向けて、吸
入ポート25側から挿入され、縁部27aを段部26a
内に収納されて固定されている。低圧燃料ポンプから供
給される燃料は、フィルタ27を通過し吸入通路26を
通って燃料加圧室23に送り込まれる。
口部には、フィルタ27が配設されている。フィルタ2
7は、概略円錐形をなし、最大径部の外周には、全周に
渡って一部肉厚にされた縁部27aが形成されている。
吸入通路26の開口部は、座ぐりをするように一部がさ
らに大径に削られて段部26aが設けられている。フィ
ルタ27は、円錐の先端を吸入通路26側に向けて、吸
入ポート25側から挿入され、縁部27aを段部26a
内に収納されて固定されている。低圧燃料ポンプから供
給される燃料は、フィルタ27を通過し吸入通路26を
通って燃料加圧室23に送り込まれる。
【0017】ケーシング20の1側面には、また、燃料
噴射器に至る図示しない高圧燃料配管が接続される吐出
ポート28が形成されている。吐出ポート28と燃料加
圧室23との間には、吐出通路30が形成されている。
燃料加圧室23で加圧された燃料は、吐出通路30を通
って外部に吐出される。吐出通路30の途中には、レゾ
ネータ31が設けられている。
噴射器に至る図示しない高圧燃料配管が接続される吐出
ポート28が形成されている。吐出ポート28と燃料加
圧室23との間には、吐出通路30が形成されている。
燃料加圧室23で加圧された燃料は、吐出通路30を通
って外部に吐出される。吐出通路30の途中には、レゾ
ネータ31が設けられている。
【0018】プランジャ22はシリンダ21内を往復運
動し、燃料加圧室23に燃料を吸い込んでは、加圧して
吐出通路30から外部へ吐出する。そしてこのピストン
式高圧燃料ポンプ200は、単気筒式でシリンダ21は
1本である。
動し、燃料加圧室23に燃料を吸い込んでは、加圧して
吐出通路30から外部へ吐出する。そしてこのピストン
式高圧燃料ポンプ200は、単気筒式でシリンダ21は
1本である。
【0019】図2はリードバルブ24の構造を示す断面
図である。また図3はリードバルブ24のバルブの上面
図である。リードバルブ24は、2枚のプレート33,
34と、これらに挟まれた薄板状のバルブ35とから構
成されている。2枚のプレート33,34には、燃料を
通すために、所定の位置に2個の貫通穴が形成されてい
る。2個の貫通穴は、それぞれケーシング20に形成さ
れた吸入通路26と吐出通路30に対応し、またバルブ
35の弁体が一方向のみに動作するように、片側の開口
部が大きくされている。バルブ35には、プレートの貫
通穴に対応した位置に、2個の弁体35a,35bが形
成されている。リードバルブ24は、燃料を燃料加圧室
23に、図2の矢印に示すように一方向のみに通過させ
る。吸入側に配設された弁体35aは、燃料を吸入する
ときリフト量L長さだけ移動して燃料を通過させる。リ
フト量Lは、弁体35aの疲労強度を考慮して約300
μmとされている。
図である。また図3はリードバルブ24のバルブの上面
図である。リードバルブ24は、2枚のプレート33,
34と、これらに挟まれた薄板状のバルブ35とから構
成されている。2枚のプレート33,34には、燃料を
通すために、所定の位置に2個の貫通穴が形成されてい
る。2個の貫通穴は、それぞれケーシング20に形成さ
れた吸入通路26と吐出通路30に対応し、またバルブ
35の弁体が一方向のみに動作するように、片側の開口
部が大きくされている。バルブ35には、プレートの貫
通穴に対応した位置に、2個の弁体35a,35bが形
成されている。リードバルブ24は、燃料を燃料加圧室
23に、図2の矢印に示すように一方向のみに通過させ
る。吸入側に配設された弁体35aは、燃料を吸入する
ときリフト量L長さだけ移動して燃料を通過させる。リ
フト量Lは、弁体35aの疲労強度を考慮して約300
μmとされている。
【0020】図4はフィルタ27の詳細を示す断面図で
ある。また図5はフィルタ27のオープニングの詳細を
示す図4のV部分の拡大図である。図4および図5にお
いて、フィルタ27は、概略円錐状をなし側部は全面に
わたって網状とされている。そして、網の形状としては
図5に示されるように、多数の矩形のオープニング27
bが全面にわたって穿孔されている。そして、オープニ
ング27bの一辺の大きさは、約60μmとされてい
る。
ある。また図5はフィルタ27のオープニングの詳細を
示す図4のV部分の拡大図である。図4および図5にお
いて、フィルタ27は、概略円錐状をなし側部は全面に
わたって網状とされている。そして、網の形状としては
図5に示されるように、多数の矩形のオープニング27
bが全面にわたって穿孔されている。そして、オープニ
ング27bの一辺の大きさは、約60μmとされてい
る。
【0021】図6は、燃料(ガソリン)に0.05%の
水を混ぜ、撹拌しながら−30°Cに冷却し一晩放置し
た後、この燃料をフィルタ27に1時間連続して通過さ
せた際のフィルタ27前後の圧力差を示すグラフであ
る。縦軸は、フィルタ27前後の圧力差であり、横軸は
矩形のオープニングの1辺の長さである。フィルタ27
前後の圧力差とは、図1において、吸入通路26内のフ
ィルタ27を中心とした吸入ポート25側とダンパ29
側の圧力差である。圧力差が大きいほど燃料がフィルタ
27を通過しづらいことを示す。実験の条件としては、
一般に日本国内においてガソリンに含まれる水の割合は
約0.01%であるが、世界各国の諸条件を考慮して
0.05%とした。また、−30°Cの条件も同様の理
由からこのようにした。
水を混ぜ、撹拌しながら−30°Cに冷却し一晩放置し
た後、この燃料をフィルタ27に1時間連続して通過さ
せた際のフィルタ27前後の圧力差を示すグラフであ
る。縦軸は、フィルタ27前後の圧力差であり、横軸は
矩形のオープニングの1辺の長さである。フィルタ27
前後の圧力差とは、図1において、吸入通路26内のフ
ィルタ27を中心とした吸入ポート25側とダンパ29
側の圧力差である。圧力差が大きいほど燃料がフィルタ
27を通過しづらいことを示す。実験の条件としては、
一般に日本国内においてガソリンに含まれる水の割合は
約0.01%であるが、世界各国の諸条件を考慮して
0.05%とした。また、−30°Cの条件も同様の理
由からこのようにした。
【0022】図6に示されるように、オープニングの1
辺の長さが50μm未満であると、オープニングが小さ
くなるにつれて圧力差が大きくなった。一方、オープニ
ングの1辺の長さが50μm以上になると圧力差は0で
あった。すなわち、圧力差がなかった。また、同じ燃料
をフィルタ27に1時間以上して通過させた場合におい
ては、グラフには示さなかったが、オープニングの1辺
の長さが50μm以上であると圧力差は引き続き0であ
るのに対し、オープニングの1辺の長さが50μm未満
であると圧力差は時間とともに大きくなった。
辺の長さが50μm未満であると、オープニングが小さ
くなるにつれて圧力差が大きくなった。一方、オープニ
ングの1辺の長さが50μm以上になると圧力差は0で
あった。すなわち、圧力差がなかった。また、同じ燃料
をフィルタ27に1時間以上して通過させた場合におい
ては、グラフには示さなかったが、オープニングの1辺
の長さが50μm以上であると圧力差は引き続き0であ
るのに対し、オープニングの1辺の長さが50μm未満
であると圧力差は時間とともに大きくなった。
【0023】このような実験から、オープニングの1辺
の長さが50μm以上であれば、上述のような悪条件に
おいても、フィルタ27が氷結して目詰まりすることが
ないことが解った。一方、オープニングの大きさは、大
きすぎては逆にフィルタとしての機能がなくなってしま
う。上述のように弁体35aのリフト量Lは、約300
μmとされている。そのため、約300μm前後の大き
さのごみが弁体35aに達すると、弁体35aに挟まっ
て動作を妨害させてしまう。このようなことから、弁体
35aを通過するごみは200μm以下くらいであるこ
とが望ましい。すなわち、フィルタ27のオープニング
の一辺の大きさは、200μm以下であることが良い。
したがって、上述のような悪条件においても目詰まりす
ることがなく、また、弁体35aの動作を妨害させない
為には、50μm以上かつ200μm以下であることが
良い。
の長さが50μm以上であれば、上述のような悪条件に
おいても、フィルタ27が氷結して目詰まりすることが
ないことが解った。一方、オープニングの大きさは、大
きすぎては逆にフィルタとしての機能がなくなってしま
う。上述のように弁体35aのリフト量Lは、約300
μmとされている。そのため、約300μm前後の大き
さのごみが弁体35aに達すると、弁体35aに挟まっ
て動作を妨害させてしまう。このようなことから、弁体
35aを通過するごみは200μm以下くらいであるこ
とが望ましい。すなわち、フィルタ27のオープニング
の一辺の大きさは、200μm以下であることが良い。
したがって、上述のような悪条件においても目詰まりす
ることがなく、また、弁体35aの動作を妨害させない
為には、50μm以上かつ200μm以下であることが
良い。
【0024】さらに、弁体35aを通過して燃料加圧室
23に至ってしまうごみにおいては、80μm以下であ
ればシリンダ21およびプランジャ22の摺動性をまっ
たく損なうことがない。したがって、フィルタ27のオ
ープニングの一辺の大きさは、50μm以上かつ80μ
m以下であればさらに良い。このことに関して、オープ
ニングの大きさが例えば200μmである場合、80μ
mを越えるごみが燃料加圧室23内に侵入してしまう
が、この場合、シリンダ21およびプランジャ22の摺
動性は多少損なわれることになるが実用上問題ないもの
である。
23に至ってしまうごみにおいては、80μm以下であ
ればシリンダ21およびプランジャ22の摺動性をまっ
たく損なうことがない。したがって、フィルタ27のオ
ープニングの一辺の大きさは、50μm以上かつ80μ
m以下であればさらに良い。このことに関して、オープ
ニングの大きさが例えば200μmである場合、80μ
mを越えるごみが燃料加圧室23内に侵入してしまう
が、この場合、シリンダ21およびプランジャ22の摺
動性は多少損なわれることになるが実用上問題ないもの
である。
【0025】尚、本実施の形態のフィルタ27において
は、高圧燃料ポンプ200のケーシング20に形成され
た吸入通路26に設けられたが、フィルタ27は必ずし
も高圧燃料ポンプ200に設けられる必要はなく、高圧
燃料ポンプ200に燃料を供給する低圧燃料配管に設け
られても良い。
は、高圧燃料ポンプ200のケーシング20に形成され
た吸入通路26に設けられたが、フィルタ27は必ずし
も高圧燃料ポンプ200に設けられる必要はなく、高圧
燃料ポンプ200に燃料を供給する低圧燃料配管に設け
られても良い。
【0026】
【発明の効果】請求項1のピストン式高圧燃料ポンプの
フィルタにおいては、ピストン式高圧燃料ポンプの燃料
吸入経路に設けられ、多数の矩形オープニングが形成さ
れ、オープニングの一辺の大きさが50μm以上かつ2
00μm以下である。そのため、悪条件においてもフィ
ルタが氷結により目詰まりすることがなく、かつ、ごみ
が侵入して、高圧燃料ポンプを損傷してしまうことがな
い。
フィルタにおいては、ピストン式高圧燃料ポンプの燃料
吸入経路に設けられ、多数の矩形オープニングが形成さ
れ、オープニングの一辺の大きさが50μm以上かつ2
00μm以下である。そのため、悪条件においてもフィ
ルタが氷結により目詰まりすることがなく、かつ、ごみ
が侵入して、高圧燃料ポンプを損傷してしまうことがな
い。
【0027】請求項2のピストン式高圧燃料ポンプのフ
ィルタにおいては、オープニングの一辺の大きさが50
μm以上かつ80μm以下である。そのため、シリンダ
およびプランジャの摺動性をさらに損なうことがない。
ィルタにおいては、オープニングの一辺の大きさが50
μm以上かつ80μm以下である。そのため、シリンダ
およびプランジャの摺動性をさらに損なうことがない。
【0028】請求項3のピストン式高圧燃料ポンプのフ
ィルタにおいては、ピストン式高圧燃料ポンプは、ガソ
リン筒内直接噴射式内燃機関に燃料を供給するものであ
る。そして、ガソリンに0.05%の水が混在しても、
フィルタが氷結により目詰まりすることがない。
ィルタにおいては、ピストン式高圧燃料ポンプは、ガソ
リン筒内直接噴射式内燃機関に燃料を供給するものであ
る。そして、ガソリンに0.05%の水が混在しても、
フィルタが氷結により目詰まりすることがない。
【0029】請求項4のピストン式高圧燃料ポンプのフ
ィルタにおいては、燃料を吸入する吸入通路および燃料
を吐出する吐出通路が形成されたケーシング、ケーシン
グ内に形成されたシリンダ、シリンダの一部に形成され
た燃料加圧室、およびシリンダ内に往復移動可能に配設
されたプランジャを有し、プランジャの往復移動によ
り、燃料を吸入通路から燃料加圧室に吸入加圧し、加圧
された燃料を吐出通路から吐出するピストン式高圧燃料
ポンプの吸入通路に設けられている。そして、ごみが侵
入して、シリンダあるいはプランジャを損傷してしまう
ことがない。
ィルタにおいては、燃料を吸入する吸入通路および燃料
を吐出する吐出通路が形成されたケーシング、ケーシン
グ内に形成されたシリンダ、シリンダの一部に形成され
た燃料加圧室、およびシリンダ内に往復移動可能に配設
されたプランジャを有し、プランジャの往復移動によ
り、燃料を吸入通路から燃料加圧室に吸入加圧し、加圧
された燃料を吐出通路から吐出するピストン式高圧燃料
ポンプの吸入通路に設けられている。そして、ごみが侵
入して、シリンダあるいはプランジャを損傷してしまう
ことがない。
【0030】請求項5のピストン式高圧燃料ポンプのフ
ィルタにおいては、ピストン式高圧燃料ポンプは、吸入
通路と燃料加圧室の間にリードバルブを有する。そし
て、リードバルブの動きを妨害することがない。
ィルタにおいては、ピストン式高圧燃料ポンプは、吸入
通路と燃料加圧室の間にリードバルブを有する。そし
て、リードバルブの動きを妨害することがない。
【図1】 この発明のフィルタが設けられたピストン式
高圧燃料ポンプの断面図である。
高圧燃料ポンプの断面図である。
【図2】 リードバルブの構造を示す断面図である。
【図3】 リードバルブのバルブの上面図である。
【図4】 フィルタの詳細を示す断面図である。
【図5】 フィルタのオープニングの詳細を示す図4の
V部分の拡大図である。
V部分の拡大図である。
【図6】 燃料(ガソリン)に0.05%の水を混ぜ、
撹拌しながら−30°Cに冷却し一晩放置した後、この
燃料をフィルタ27に1時間連続して通過させた際のフ
ィルタ前後の圧力差を示すグラフである。
撹拌しながら−30°Cに冷却し一晩放置した後、この
燃料をフィルタ27に1時間連続して通過させた際のフ
ィルタ前後の圧力差を示すグラフである。
【図7】 図7は従来の燃料供給系を示す模式的な構成
図である。
図である。
20 ケーシング、21 シリンダ、22 プランジ
ャ、23 燃料加圧室、24 リードバルブ、26 吸
入通路(燃料吸入経路)、30 吐出通路。
ャ、23 燃料加圧室、24 リードバルブ、26 吸
入通路(燃料吸入経路)、30 吐出通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02M 59/44 B01D 35/02 E F04B 53/20 F04B 21/06 B (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02M 37/22
Claims (5)
- 【請求項1】 ピストン式高圧燃料ポンプの燃料吸入経
路に設けられ、多数の矩形オープニングが形成され、該
オープニングの一辺の大きさが50μm以上かつ200
μm以下であることを特徴とするピストン式高圧燃料ポ
ンプのフィルタ。 - 【請求項2】 上記オープニングの一辺の大きさが50
μm以上かつ80μm以下であることを特徴とする請求
項1記載のピストン式高圧燃料ポンプのフィルタ。 - 【請求項3】 上記ピストン式高圧燃料ポンプは、ガソ
リン筒内直接噴射式内燃機関に燃料を供給するものであ
ることを特徴とする請求項1または2記載のピストン式
高圧燃料ポンプのフィルタ。 - 【請求項4】 燃料を吸入する吸入通路および燃料を吐
出する吐出通路が形成されたケーシング、上記ケーシン
グ内に形成されたシリンダ、上記シリンダの一部に形成
された燃料加圧室、および上記シリンダ内に往復移動可
能に配設されたプランジャを有し、上記プランジャの往
復移動により、燃料を上記吸入通路から上記燃料加圧室
に吸入加圧し、加圧された燃料を上記吐出通路から吐出
する上記ピストン式高圧燃料ポンプの上記吸入通路に設
けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
か記載のピストン式高圧燃料ポンプのフィルタ。 - 【請求項5】 上記ピストン式高圧燃料ポンプは、上記
吸入通路と上記燃料加圧室の間にリードバルブを有する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のピス
トン式高圧燃料ポンプのフィルタ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10031602A JP2922489B1 (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | ピストン式高圧燃料ポンプのフィルタ |
US09/128,784 US6190139B1 (en) | 1998-02-13 | 1998-08-04 | Filter for piston type high-pressure fuel pump |
FR9810012A FR2775025B1 (fr) | 1998-02-13 | 1998-08-04 | Filtre dispose au niveau de l'admission d'une pompe a carburant haute pression |
DE19837857A DE19837857C2 (de) | 1998-02-13 | 1998-08-20 | Kolben-Hochdruckkraftstoffpumpe |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2922489B1 true JP2922489B1 (ja) | 1999-07-26 |
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Family
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|---|
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JP3841054B2 (ja) * | 2002-08-08 | 2006-11-01 | 株式会社デンソー | フィルタおよびそれを用いた燃料噴射装置 |
US7156625B2 (en) * | 2002-10-31 | 2007-01-02 | Grant Barry S | Fuel pump with filter-absent safety valve and universal inlet and outlet |
JP4172422B2 (ja) * | 2003-09-03 | 2008-10-29 | 株式会社デンソー | 燃料噴射ポンプ |
KR100623314B1 (ko) | 2004-12-03 | 2006-09-19 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 고압펌프로 공급되는 연료 내의 이물질 제거용필터 |
JP4415884B2 (ja) * | 2005-03-11 | 2010-02-17 | 株式会社日立製作所 | 電磁駆動機構,電磁弁機構及び電磁駆動機構によって操作される吸入弁を備えた高圧燃料供給ポンプ,電磁弁機構を備えた高圧燃料供給ポンプ |
JP2007332842A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Toyota Motor Corp | 燃料供給システム及びその燃料供給システムに備えられた燃料フィルタ |
JP4174686B1 (ja) * | 2007-11-15 | 2008-11-05 | 孝治 鳥取 | 廃食油のディーゼル機関燃料システム、利用方法並びに廃食油燃料ディーゼル機関自動車 |
IT201600115346A1 (it) * | 2016-11-15 | 2018-05-15 | Bosch Gmbh Robert | Gruppo di pompaggio per alimentare combustibile, preferibilmente gasolio, ad un motore a combustione interna |
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CH648918A5 (ja) * | 1980-07-10 | 1985-04-15 | ||
JPS5724463A (en) * | 1980-07-16 | 1982-02-09 | Taisan Kogyo Kk | Automatic air extractor for electromagnetic plunger pump |
US4392612A (en) * | 1982-02-19 | 1983-07-12 | General Motors Corporation | Electromagnetic unit fuel injector |
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DE4325842A1 (de) * | 1993-07-31 | 1995-02-02 | Bosch Gmbh Robert | Brennstoffeinspritzventil |
US5492143A (en) * | 1993-09-02 | 1996-02-20 | Eaton Corporation | Filter screen and method of making same |
JP2795137B2 (ja) | 1993-09-10 | 1998-09-10 | 三菱自動車工業株式会社 | 内燃機関用燃料供給装置 |
US5338368A (en) * | 1993-09-22 | 1994-08-16 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Method for removing oil or asphalt from inorganic particles having pigment in an outer layer thereof |
US5443209A (en) * | 1994-08-02 | 1995-08-22 | Diesel Technology Company | High pressure diesel fuel injector for internal combustion engines |
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DE19549108A1 (de) | 1995-12-29 | 1997-07-03 | Bosch Gmbh Robert | System zur Kraftstoffhochdruckerzeugung für ein in Brennkraftmaschinen eingesetztes Kraftstoffeinspritzsystem |
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JP3505962B2 (ja) * | 1997-07-11 | 2004-03-15 | 三菱電機株式会社 | 高圧燃料ポンプのレゾネータ装置 |
-
1998
- 1998-02-13 JP JP10031602A patent/JP2922489B1/ja not_active Expired - Fee Related
- 1998-08-04 FR FR9810012A patent/FR2775025B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1998-08-04 US US09/128,784 patent/US6190139B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-08-20 DE DE19837857A patent/DE19837857C2/de not_active Expired - Fee Related
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FR2775025B1 (fr) | 2004-11-26 |
US6190139B1 (en) | 2001-02-20 |
DE19837857C2 (de) | 2003-07-03 |
FR2775025A1 (fr) | 1999-08-20 |
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