JP2825084B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
- Publication number
- JP2825084B2 JP2825084B2 JP8228917A JP22891796A JP2825084B2 JP 2825084 B2 JP2825084 B2 JP 2825084B2 JP 8228917 A JP8228917 A JP 8228917A JP 22891796 A JP22891796 A JP 22891796A JP 2825084 B2 JP2825084 B2 JP 2825084B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor chip
- ground
- hole
- metal foil
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L23/00—Details of semiconductor or other solid state devices
- H01L23/58—Structural electrical arrangements for semiconductor devices not otherwise provided for, e.g. in combination with batteries
- H01L23/64—Impedance arrangements
- H01L23/645—Inductive arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L23/00—Details of semiconductor or other solid state devices
- H01L23/48—Arrangements for conducting electric current to or from the solid state body in operation, e.g. leads, terminal arrangements ; Selection of materials therefor
- H01L23/488—Arrangements for conducting electric current to or from the solid state body in operation, e.g. leads, terminal arrangements ; Selection of materials therefor consisting of soldered or bonded constructions
- H01L23/498—Leads, i.e. metallisations or lead-frames on insulating substrates, e.g. chip carriers
- H01L23/4985—Flexible insulating substrates
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/10—Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/15—Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
- H01L2224/16—Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/73—Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
- H01L2224/732—Location after the connecting process
- H01L2224/73251—Location after the connecting process on different surfaces
- H01L2224/73253—Bump and layer connectors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Wire Bonding (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置およびそ
の製造方法に関し、特にTABテープを用いてバンプに
より基板に実装された半導体装置およびその製造方法に
関する。
の製造方法に関し、特にTABテープを用いてバンプに
より基板に実装された半導体装置およびその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の半導体装置としては、本
発明者の提案した特開平8―31869号公報に記載し
たものがある。この半導体装置は、図3に示すように、
ポリイミド等の絶縁性ベースフィルム4に半導体チップ
2を固定することにより製作される。具体的には、ベー
スフィルム4の幅方向の両側に、このベースフィルム4
を搬送し、位置決めするためのスプロケットホール15
が設けられており、このスプロケットホール15を利用
してベースフィルム4をその長手方向に移送することが
できる。またベースフィルム4には、半導体チップ2を
位置ずけるための開口部、すなわちデバイスホール1が
その内側に設けられ、このデバイスホール1の外側には
カットホール16が形成されている。
発明者の提案した特開平8―31869号公報に記載し
たものがある。この半導体装置は、図3に示すように、
ポリイミド等の絶縁性ベースフィルム4に半導体チップ
2を固定することにより製作される。具体的には、ベー
スフィルム4の幅方向の両側に、このベースフィルム4
を搬送し、位置決めするためのスプロケットホール15
が設けられており、このスプロケットホール15を利用
してベースフィルム4をその長手方向に移送することが
できる。またベースフィルム4には、半導体チップ2を
位置ずけるための開口部、すなわちデバイスホール1が
その内側に設けられ、このデバイスホール1の外側には
カットホール16が形成されている。
【0003】このデバイスホール1とカットホール16
との間のベースフィルム4上には区画されたランド17
が形成されており、半導体チップ2と電気的に接続した
インナリード18に配線されている。またランド17上
には、外部接続電極部材として半田などにより形成され
たボール状のバンプ10が形成されている。
との間のベースフィルム4上には区画されたランド17
が形成されており、半導体チップ2と電気的に接続した
インナリード18に配線されている。またランド17上
には、外部接続電極部材として半田などにより形成され
たボール状のバンプ10が形成されている。
【0004】また図の破線で示すように、バンプ10以
外の区画された周辺領域はカバーレジスト9により被覆
されており、このカバーレジスト9によってインナリー
ド18等が汚染されるのを防止している。なお半導体チ
ップ2はその周辺部のインナリード18と共に樹脂封止
される。最終的には、ベースフィルム4をカットホール
16の部分から切り取ることにより、半導体チップ2と
ベースフィルム部材とからなる半導体装置を構成するこ
とができる。
外の区画された周辺領域はカバーレジスト9により被覆
されており、このカバーレジスト9によってインナリー
ド18等が汚染されるのを防止している。なお半導体チ
ップ2はその周辺部のインナリード18と共に樹脂封止
される。最終的には、ベースフィルム4をカットホール
16の部分から切り取ることにより、半導体チップ2と
ベースフィルム部材とからなる半導体装置を構成するこ
とができる。
【0005】この構成の半導体装置は、ランド17の上
のバンプ10が直接プリント基板20に実装することが
できるため、実質的にベースフィルム部材をパッケージ
部に使用できる。従ってセラミックパッケージ等からな
る半導体装置に比べて安価となる利点がある。またイン
ナリード18の配線領域をカットホール16の内部だけ
に限定できるため、小形化にためにも有利である。
のバンプ10が直接プリント基板20に実装することが
できるため、実質的にベースフィルム部材をパッケージ
部に使用できる。従ってセラミックパッケージ等からな
る半導体装置に比べて安価となる利点がある。またイン
ナリード18の配線領域をカットホール16の内部だけ
に限定できるため、小形化にためにも有利である。
【0006】さらに、別の従来例として放熱性を向上さ
せたものが、図4に示される。これは、デバイスホール
1内にインナリード18と同一面の配線によって吊られ
ている吊りリード22に放熱用バンプ25を形成してプ
リント基板20の側に放熱したり、放熱板24、ヒート
シンク21を取り付けることにより放熱性を向上させて
いた。
せたものが、図4に示される。これは、デバイスホール
1内にインナリード18と同一面の配線によって吊られ
ている吊りリード22に放熱用バンプ25を形成してプ
リント基板20の側に放熱したり、放熱板24、ヒート
シンク21を取り付けることにより放熱性を向上させて
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した半導体装置
は、インナリード18と半田バンプ10とが同一面上に
配置されでいるため、例えばパッケージの外側に配置さ
れた端子は、その配線長が長くなり、インダクタンス
(L)等の電気特性が劣ることになる。特に高速化が進
むグランド配線は、短かく配線してノイズの影響を低減
しないと誤動作を生ずるという問題もある。このため配
線長を出来るだけ短かくしてその電気特性を向上させる
必要がある。そのため、例えばベースフィルムの裏面に
メタルが配設された2メタルTABテープを用い、グラ
ンド配線をスルーホールにより接続し、接地を強化して
電気特性を向上させる方法もある。しかし、この2メタ
ルテープを用いるとTABテープのコストが高くなり、
その実用化が困難となる問題がある。
は、インナリード18と半田バンプ10とが同一面上に
配置されでいるため、例えばパッケージの外側に配置さ
れた端子は、その配線長が長くなり、インダクタンス
(L)等の電気特性が劣ることになる。特に高速化が進
むグランド配線は、短かく配線してノイズの影響を低減
しないと誤動作を生ずるという問題もある。このため配
線長を出来るだけ短かくしてその電気特性を向上させる
必要がある。そのため、例えばベースフィルムの裏面に
メタルが配設された2メタルTABテープを用い、グラ
ンド配線をスルーホールにより接続し、接地を強化して
電気特性を向上させる方法もある。しかし、この2メタ
ルテープを用いるとTABテープのコストが高くなり、
その実用化が困難となる問題がある。
【0008】本発明の目的は、このような問題を解決
し、安価な構成で、配線長を出来るだけ短かくしてその
電気特性を向上させた半導体装置およびその製造方法を
提供することにある。
し、安価な構成で、配線長を出来るだけ短かくしてその
電気特性を向上させた半導体装置およびその製造方法を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、半導体
チップを接続するデバイスホールを有するフィルムキァ
リアテープに、前記半導体チップの電極の接合されるイ
ンナリードおよびこのインナリードと同一平面上に外部
接続にため設けられたランドを有するTABテープを用
いた半導体装置において、前記デバイスホール内部に前
記インナリードと同一平面上に接地用配線とされた第1
の金属箔を設け、前記半導体チップのパッド電極と前記
インナリードとを接続し、前記ランドおよび前記第1の
金属箔をバンプを介して実装基板に接合したことを特徴
とする。
チップを接続するデバイスホールを有するフィルムキァ
リアテープに、前記半導体チップの電極の接合されるイ
ンナリードおよびこのインナリードと同一平面上に外部
接続にため設けられたランドを有するTABテープを用
いた半導体装置において、前記デバイスホール内部に前
記インナリードと同一平面上に接地用配線とされた第1
の金属箔を設け、前記半導体チップのパッド電極と前記
インナリードとを接続し、前記ランドおよび前記第1の
金属箔をバンプを介して実装基板に接合したことを特徴
とする。
【0010】また本発明の半導体装置の製造方法の構成
は、半導体チップを搭載するフィルムキャリアテープの
デバイスホールに、接地接続される接地配線をもつTA
Bテープを形成し、前記接地配線の中央に樹脂封入孔を
形成し、接地用パッド電極に接地配線を接続して前記樹
脂封入孔から樹脂を注入して前記半導体チップを樹脂封
止し、前記接地配線のカバーレジストを開孔した穴部に
バンプを形成した後、前記半導体チップごとのパッケー
ジに切断し、このパッケージを実装用基板に接合するこ
とにより、前記接地配線を前記半導体チップ内部に形成
したことを特徴とする。
は、半導体チップを搭載するフィルムキャリアテープの
デバイスホールに、接地接続される接地配線をもつTA
Bテープを形成し、前記接地配線の中央に樹脂封入孔を
形成し、接地用パッド電極に接地配線を接続して前記樹
脂封入孔から樹脂を注入して前記半導体チップを樹脂封
止し、前記接地配線のカバーレジストを開孔した穴部に
バンプを形成した後、前記半導体チップごとのパッケー
ジに切断し、このパッケージを実装用基板に接合するこ
とにより、前記接地配線を前記半導体チップ内部に形成
したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施の形態の半導体装置
を示す平面図およびそのA―A断面図である。本実施形
態の製造工程は、まずベースフィルム4のデバイスホー
ル1の内部に、グランド線(接地線)と接続されるグラ
ンド層3を有するTABテープを形成する。ここでグラ
ンド層3の中央部には、半導体チップ2とベースフィル
ム4とを固定し、かつ半導体チップ2の表面保護をする
樹脂6をコートする樹脂封入穴28が形成されている。
ただし半導体チップ2が小さく、例えば5mmsq程度
であると、デバイスホール1内のインナリード18の開
口部から樹脂を注入すれば、毛細管現象でグランド層3
と半導体チップ2との間に樹脂6が注入可能となるた
め、封入穴28を設けなくともよい場合がある。
て説明する。図1は本発明の一実施の形態の半導体装置
を示す平面図およびそのA―A断面図である。本実施形
態の製造工程は、まずベースフィルム4のデバイスホー
ル1の内部に、グランド線(接地線)と接続されるグラ
ンド層3を有するTABテープを形成する。ここでグラ
ンド層3の中央部には、半導体チップ2とベースフィル
ム4とを固定し、かつ半導体チップ2の表面保護をする
樹脂6をコートする樹脂封入穴28が形成されている。
ただし半導体チップ2が小さく、例えば5mmsq程度
であると、デバイスホール1内のインナリード18の開
口部から樹脂を注入すれば、毛細管現象でグランド層3
と半導体チップ2との間に樹脂6が注入可能となるた
め、封入穴28を設けなくともよい場合がある。
【0012】次いでグランドのパッド電極13にグラン
ド配線8を接続し、樹脂6により樹脂封止を行なう。こ
のような構成により、グランド配線が半導体チップ2の
中に含まれるため、その配線長を短かくでき、線路のイ
ンダクタンスを低減することができる。この樹脂6が硬
化する時、グランド層3が金属箔のみであると多少たわ
みができることがあるが、この場合には、補強用のレジ
スト29を予め金属箔下部に形成しておくと良い。この
レジスト29は、グランド層3の上面に形成したレジス
トと同一のものを用いれば熱膨張のバランスがとれる。
ド配線8を接続し、樹脂6により樹脂封止を行なう。こ
のような構成により、グランド配線が半導体チップ2の
中に含まれるため、その配線長を短かくでき、線路のイ
ンダクタンスを低減することができる。この樹脂6が硬
化する時、グランド層3が金属箔のみであると多少たわ
みができることがあるが、この場合には、補強用のレジ
スト29を予め金属箔下部に形成しておくと良い。この
レジスト29は、グランド層3の上面に形成したレジス
トと同一のものを用いれば熱膨張のバランスがとれる。
【0013】次にグランド層3の上にカバーレジスト9
の開口を設けて形成した穴に放熱、グランド用バンプ5
を形成する。この時デバイスホール1の外部のバンプ1
0と同時に形成することもできる。ここで放熱、グラン
ド用バンプ5を形成しないでパッケージを完成させ、プ
リント基板に実装する際に、導電性のある放熱性の接着
樹脂をグランド層3とプリント基板との間に形成する構
造でもよい。具体的には、プリント基板には接着樹脂を
ディスペンスし、その後パッケージをのせリフローして
接合する。
の開口を設けて形成した穴に放熱、グランド用バンプ5
を形成する。この時デバイスホール1の外部のバンプ1
0と同時に形成することもできる。ここで放熱、グラン
ド用バンプ5を形成しないでパッケージを完成させ、プ
リント基板に実装する際に、導電性のある放熱性の接着
樹脂をグランド層3とプリント基板との間に形成する構
造でもよい。具体的には、プリント基板には接着樹脂を
ディスペンスし、その後パッケージをのせリフローして
接合する。
【0014】ここで前述した補強用レジスト29があれ
ば、グランド層3の金属箔にインナリード18につなが
るパターンを独立に形成することが容易となるため、グ
ランド層3の内部ランドが全てグランドに配線しなくて
もよくる。つまり、デバイスホール1の外部のランド1
7と同様に、デバイスホール1の内部のグランド層3に
もグランド、電源、信号線を独立して配線できるため、
より自由度が多くなり最適化が図られる。
ば、グランド層3の金属箔にインナリード18につなが
るパターンを独立に形成することが容易となるため、グ
ランド層3の内部ランドが全てグランドに配線しなくて
もよくる。つまり、デバイスホール1の外部のランド1
7と同様に、デバイスホール1の内部のグランド層3に
もグランド、電源、信号線を独立して配線できるため、
より自由度が多くなり最適化が図られる。
【0015】このように形成したパッケージは、電気特
性が向上すると共に、低コストで製作することができ
る。このパッケージを実装用基板に実装することで、半
導体チップ2から発熱した熱をより効果的にプリント基
板側に放熱することができるという特徴もある。
性が向上すると共に、低コストで製作することができ
る。このパッケージを実装用基板に実装することで、半
導体チップ2から発熱した熱をより効果的にプリント基
板側に放熱することができるという特徴もある。
【0016】図2は本発明の第2の実施形態の平面図お
よびそのB―B,C―C,D―D断面図である。本実施
形態では、図2(a)に示すように、デバイスホール1
の外部のランド17の外周部にもグランド層11を形成
し、このデバイスホール1の内部のグランド層3に接続
した構造としている。またデバイスホール1の外部のグ
ランド層11はインナリード18に延びる配線間に全て
通した構造としている。この構造により、配線のインダ
クタンスを著しく低減することができ、これが1/2以
下になることが実験により確かめられた。例えば40m
msqのパッケージで、従来の構造では最大で25nH
あったものが、本実施形態では最大で7nHまで低減す
ることができた。
よびそのB―B,C―C,D―D断面図である。本実施
形態では、図2(a)に示すように、デバイスホール1
の外部のランド17の外周部にもグランド層11を形成
し、このデバイスホール1の内部のグランド層3に接続
した構造としている。またデバイスホール1の外部のグ
ランド層11はインナリード18に延びる配線間に全て
通した構造としている。この構造により、配線のインダ
クタンスを著しく低減することができ、これが1/2以
下になることが実験により確かめられた。例えば40m
msqのパッケージで、従来の構造では最大で25nH
あったものが、本実施形態では最大で7nHまで低減す
ることができた。
【0017】また図2(b)に示したように、デバイス
ホール1の内部のグランド層3の下部にベースフィルム
4を残し、その下に設けた接着層12に半導体チップ2
を接着してインナリード18のみを樹脂6でコートした
構造としてもよい。この構造では樹脂6をグランド層3
内部から注入する必要がないため、安定した平坦性が得
られる。
ホール1の内部のグランド層3の下部にベースフィルム
4を残し、その下に設けた接着層12に半導体チップ2
を接着してインナリード18のみを樹脂6でコートした
構造としてもよい。この構造では樹脂6をグランド層3
内部から注入する必要がないため、安定した平坦性が得
られる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、グ
ランド配線を短かくすることができるので、その電気特
性を改善することができると共に、従来のパッケージよ
りも低コストで製作することが可能となり、さらにプリ
ント基板に発熱を放熱できるため放熱性も著しく改善す
ることができるという効果がある。
ランド配線を短かくすることができるので、その電気特
性を改善することができると共に、従来のパッケージよ
りも低コストで製作することが可能となり、さらにプリ
ント基板に発熱を放熱できるため放熱性も著しく改善す
ることができるという効果がある。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す平面図およびそ
のA―A部の断面図である。
のA―A部の断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す平面図およびそ
のB―B,C―C,D―D部の断面図である。
のB―B,C―C,D―D部の断面図である。
【図3】従来例の半導体装置を説明する平面図およびそ
のA―A部の断面図である。
のA―A部の断面図である。
【図4】従来例の他の半導体装置を説明する断面図およ
びその平面図である。
びその平面図である。
1 デバイスホール 2 半導体チップ 3 内部グランド層(接地配線) 4 ベースフィルム 5 バンプ(放熱、接地用) 6 樹脂 7 接着材 8 グランド配線 9 カバーレジスト 10 バンプ 11 外部グランド層(接地配線) 12 接着層 13 パッド電極 14 カバーレジスト塗布線 15 スプロケットホール 16 カットホール 17 ランド 18 インナリード 19 OLBパッド 20 プリント基板 21 ヒートシンク 22 吊りリード 23 放熱性接着剤 24 放熱板 25 放熱用バンプ 26 放熱用OLBパッド 27 貫通孔 28 樹脂封入穴 29 補強用レジスト
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体チップを接続するデバイスホール
を有するフィルムキァリアテープに、前記半導体チップ
の電極の接合されるインナリードおよびこのインナリー
ドと同一平面上に外部接続にため設けられたランドを有
するTABテープを用いた半導体装置において、前記デ
バイスホール内部に前記インナリードと同一平面上に接
地用配線とされた第1の金属箔を設け、前記半導体チッ
プのパッド電極と前記インナリードとを接続し、前記ラ
ンドおよび前記第1の金属箔をバンプを介して実装基板
に接合したことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 デバイスホール内部の第1の金属箔と半
導体チップが実装される基板との間が、導電性部材によ
り接続された請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】 ランド周辺部に、接地用配線の第2の金
属箔が形成され、この第2の金属箔がデバイスホール内
部の金属箔と接続するよう配線された請求項1または2
記載の半導体装置。 - 【請求項4】 半導体チップを搭載するフィルムキャリ
アテープのデバイスホールに、接地接続される接地配線
をもつTABテープを形成し、前記接地配線の中央に樹
脂封入孔を形成し、接地用パッド電極に接地配線を接続
して前記樹脂封入孔から樹脂を注入して前記半導体チッ
プを樹脂封止し、前記接地配線のカバーレジストを開孔
した穴部にバンプを形成した後、前記半導体チップごと
のパッケージに切断し、このパッケージを実装用基板に
接合することにより、前記接地配線を前記半導体チップ
内部に形成したことを特徴とする半導体装置の製造方
法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8228917A JP2825084B2 (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 半導体装置およびその製造方法 |
US08/921,145 US6046495A (en) | 1996-08-29 | 1997-08-29 | Semiconductor device having a tab tape and a ground layer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8228917A JP2825084B2 (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1074795A JPH1074795A (ja) | 1998-03-17 |
JP2825084B2 true JP2825084B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=16883887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8228917A Expired - Fee Related JP2825084B2 (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6046495A (ja) |
JP (1) | JP2825084B2 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100459968B1 (ko) * | 1996-10-17 | 2005-04-28 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 반도체장치및그제조방법,회로기판및필름캐리어테이프 |
JPH11345905A (ja) * | 1998-06-02 | 1999-12-14 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
KR100401141B1 (ko) * | 1999-11-04 | 2003-10-10 | 앰코 테크놀로지 코리아 주식회사 | 반도체 패키지 제조용 부재 |
US6864574B1 (en) * | 1999-11-29 | 2005-03-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Semiconductor package |
US6621166B2 (en) * | 2000-05-19 | 2003-09-16 | International Rectifier Corporation | Five layer adhesive/insulator/metal/insulator/adhesive tape for semiconductor die packaging |
TW466720B (en) * | 2000-05-22 | 2001-12-01 | Siliconware Precision Industries Co Ltd | Semiconductor package with flash-prevention structure and manufacture method |
JP2002016175A (ja) * | 2000-06-29 | 2002-01-18 | Hitachi Cable Ltd | スティフナ付きtabテープ及びそれを用いた半導体装置 |
JP3813797B2 (ja) * | 2000-07-07 | 2006-08-23 | 株式会社ルネサステクノロジ | 半導体装置の製造方法 |
CA2390627C (en) * | 2001-06-18 | 2007-01-30 | Research In Motion Limited | Ic chip packaging for reducing bond wire length |
WO2003012863A1 (en) * | 2001-07-31 | 2003-02-13 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor device and its manufacturing method |
TW582100B (en) * | 2002-05-30 | 2004-04-01 | Fujitsu Ltd | Semiconductor device having a heat spreader exposed from a seal resin |
JP2004071670A (ja) * | 2002-08-02 | 2004-03-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | Icパッケージ、接続構造、および電子機器 |
JP2006510918A (ja) * | 2002-09-23 | 2006-03-30 | ターナー エンタープライジーズ アンド アソシエイツ | プロセス制御のためのトランスデューサパッケージ |
JP2007027287A (ja) * | 2005-07-14 | 2007-02-01 | Renesas Technology Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
JP2007128339A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置のパッケージ設計方法、これを実施するためのレイアウト設計ツール及びこれを用いた半導体訴追の製造方法 |
JP5574667B2 (ja) * | 2009-10-21 | 2014-08-20 | キヤノン株式会社 | パッケージ、半導体装置、それらの製造方法及び機器 |
KR20120063202A (ko) * | 2010-12-07 | 2012-06-15 | 삼성전자주식회사 | 반도체 패키지 및 이를 포함하는 디스플레이 패널 어셈블리 |
US9554453B2 (en) * | 2013-02-26 | 2017-01-24 | Mediatek Inc. | Printed circuit board structure with heat dissipation function |
JP2015015442A (ja) * | 2013-07-08 | 2015-01-22 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5468994A (en) * | 1992-12-10 | 1995-11-21 | Hewlett-Packard Company | High pin count package for semiconductor device |
US5397921A (en) * | 1993-09-03 | 1995-03-14 | Advanced Semiconductor Assembly Technology | Tab grid array |
JPH0851128A (ja) * | 1994-03-15 | 1996-02-20 | Texas Instr Inc <Ti> | バンプトアレイtabパッケージ |
JPH0830869A (ja) * | 1994-07-20 | 1996-02-02 | Nec Software Kansai Ltd | Posシステムにおける価格設定方式および価格設定方 法 |
JP3263256B2 (ja) * | 1994-09-22 | 2002-03-04 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置並びに半導体装置の絶縁フィルム並びに半導体装置の実装方法 |
JP3123638B2 (ja) * | 1995-09-25 | 2001-01-15 | 株式会社三井ハイテック | 半導体装置 |
-
1996
- 1996-08-29 JP JP8228917A patent/JP2825084B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-08-29 US US08/921,145 patent/US6046495A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1074795A (ja) | 1998-03-17 |
US6046495A (en) | 2000-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2825084B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
US6404049B1 (en) | Semiconductor device, manufacturing method thereof and mounting board | |
KR100304681B1 (ko) | 몰드bga형반도체장치및그제조방법 | |
EP1256980B1 (en) | Ball grid array package with a heat spreader and method for making the same | |
EP1374305B1 (en) | Enhanced die-down ball grid array and method for making the same | |
US6373131B1 (en) | TBGA semiconductor package | |
US6995448B2 (en) | Semiconductor package including passive elements and method of manufacture | |
JP3238004B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
KR960705357A (ko) | 반도체 장치 | |
US7049687B2 (en) | Tape carrier package having stacked semiconductor elements, and short and long leads | |
JPH0964099A (ja) | 半導体装置及びその実装構造 | |
US6323065B1 (en) | Methods for manufacturing ball grid array assembly semiconductor packages | |
KR100250562B1 (ko) | 반도체장치 | |
JP3312611B2 (ja) | フィルムキャリア型半導体装置 | |
JP2803656B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPH09330994A (ja) | 半導体装置 | |
KR100218633B1 (ko) | 캐리어 프레임이 장착된 볼 그리드 어레이 반도체 패키지 | |
JPH06140535A (ja) | テープキャリアパッケージ型半導体装置 | |
JP3033541B2 (ja) | Tabテープ、半導体装置及び半導体装置の製造方法 | |
KR100388293B1 (ko) | 반도체패키지 | |
JP3149836B2 (ja) | 半導体装置 | |
KR960000149Y1 (ko) | 반도체 장치 | |
KR940006578B1 (ko) | 반도체 패케이지 및 그 제조방법 | |
JPH0758160A (ja) | フィルムキャリヤ及びこのフィルムキャリヤを用いた半導体装置 | |
JPH098074A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980811 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |